JP2005212941A - エレベータ主索の連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗かご上部機器の上端の高さ寸法を抑えることのできるエレベータ主索の連結装置の提供。
【解決手段】昇降路1を昇降する乗かご2とこの乗かご2を懸垂する複数の主索4とを複数のシンブルロッド20を介して連結するエレベータ主索の連結装置において、乗かご2の上部に、主索4を水平方向に偏向するガイドローラ10を備え、シンブルロッド40を乗かご2の上部に水平に設置した構成にしてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ主索の連結装置に係り、特に、昇降路を昇降する昇降体とこの昇降体を懸垂する主索とをシンブルロッドを介して連結するエレベータ主索の連結装置に関する。
この種の従来技術として、昇降路を昇降する昇降体とこの昇降体を懸垂する複数の主索とを連結する複数のシンブルロッドは、昇降体の上部に垂直に設置されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−32385号公報 (段落番号0008、第1図)
しかしながら、上述した従来技術では、比較的大きな長さ寸法を有するシンブルロッドが昇降体、例えば乗かご上部に垂直に設置されており、他の乗かご上部機器から突出して配置されることとなる。とろころで、乗かごが最上階に停止したときの乗かご上部機器の上端と昇降路頂部機器の下端との間隔は所定寸法を確保するように規定されており、したがって、従来、省スペース化を図るために昇降路頂部の高さ寸法を低減することが好ましい一方、シンブルロッドの長さ寸法を考慮に入れる必要があることから、著しい省スペース化を望むことは難しかった。
本発明は、上述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、乗かご上部機器の高さ寸法を抑えることのできるエレベータ主索の連結装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、昇降路を昇降する昇降体とこの昇降体を懸垂する複数の主索とを複数のシンブルロッドを介して連結するエレベータ主索の連結装置において、前記昇降体の上部に、前記主索を水平方向に偏向するガイドローラを備え、前記シンブルロッドを前記昇降体の上部に水平に設置したことを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項1に係る発明は、昇降体の上部に備えたガイドローラにより主索を水平方向に偏向するとともに、主索に連結されるシンブルロッドを昇降体の上部に水平に設置する。このように比較的大きな長さ寸法を有するシンブルロッドを昇降体上部に水平に設置することにより、昇降体上部にシンブルロッドを垂直に設置した従来のものと比較し、シンブルロッドを含む乗かご上部機器の高さ寸法を抑えることができる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記請求項1記載の発明において、前記シンブルロッドを偶数本で構成し、これらのシンブルロッドを左右対称に並列したことを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項2に係る発明は、偶数本のシンブルロッドを昇降体上部に左右対称に並列し、主索をシンブルロッドの本数に対応して分割して接続する。これによって、偶数本のシンブルロッドを介して昇降体をバランスよく懸垂することができる。
さらに、本発明の請求項3に係る発明は、前記請求項1記載の発明において、前記シンブルロッドを放射状に配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項3に係る発明は、3本以上のシンブルロッドを昇降体上部に放射状に配置し、主索をシンブルロッドの本数に対応して分割して接続する。これによって、偶数本あるいは奇数本のシンブルロッドを介して昇降体をバランスよく懸垂することができる。
本発明は、シンブルロッドを昇降体上部に水平に設置することにより、シンブルロッドを含む乗かご上部機器の上端部の高さ寸法を抑えることができ、これによって、昇降路頂部の高さ寸法を低減し省スペース化を図ることができる。
以下、本発明に係るエレベータ主索の連結装置の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示すエレベータの断面図、図2は本発明の要部構成を示す乗かご上部の側面図、図3は本発明の要部構成を示す乗かご上部の平面図である。
エレベータは図1に示すように、昇降路1を昇降する昇降体、例えば乗かご2およびつり合いおもり3と、これらの乗かご2およびつり合いおもり3を連結する主索4と、昇降路1上方に設置され、主索4の中間位置に巻き掛けられる巻上機5およびそらせシーブ6とを有しており、乗かご2が最上階7に停止したときの乗かご上部機器の上端と昇降路頂部機器の下端との間隔Hは所定寸法を確保するように規定されている。
そして、第1実施形態の連結装置は図2に示すように、乗かご2の上梁2aに取付けられ主索4を水平方向に偏向するガイドローラ10と、一端が主索4に連結されるとともに上梁2aに水平に固定されるシンブルロッド20とを備えている。また、ガイドローラ10は、上梁2aに固定されガイドローラ10を軸支する支持体10aと、主索4の屈曲位置に配置されるローラカバー10bが設けられている。さらに、シンブルロッド20は、一端が主索4に連結されるロッド20aと、上梁2aに固定されロッド20aが挿通されるブラケット20bと、一端がブラケット20bに当接されその中央部にロッド20aが挿通されるばね20cと、このばね20cの他端が係止されロッド20aが挿通されるばね受け20dと、ロッド20aの他端に螺合さればね受け20dを介してばね20cを押圧するナット20eとを備えている。さらにまた、本実施形態でシンブルロッド20は図3に示すように乗かご2上部に偶数本、例えば4本設置され、それぞれが左右対称に並列されている。すなわち、主索4との連結側が乗かご2の中央に位置するようにして2本のシンブルロッド20が互いに向き合うようにして配置されるとともに、これと同様にして他の2本のシンブルロッド20が並列されている。
このように構成した第1実施形態によれば、比較的大きな長さ寸法を有するシンブルロッド20を乗かご2上部に水平に設置することにより、乗かご2上部にシンブルロッドを垂直に設置した従来のものと比較し、シンブルロッド20を含む乗かご上部機器の高さ寸法を抑えることができ、これに応じて昇降路頂部の高さ寸法を低減し省スペース化を図ることができる。また、偶数本のシンブルロッド20を乗かご2上部に左右対称に並列することにより、偶数本に分割した主索4および偶数本のシンブルロッド20により乗かご2をバランスよく懸垂することができる。
なお、前述した第1実施形態ではシンブルロッド20を4本としたが、本発明はこれに限らず乗かご2の積載荷重等に応じシンブルロッドの本数を適宜設定することができることは言うまでもない。
図4は本発明の第2実施形態を示す乗かご上部の平面図である。なお、前述した図3に示すものと同等のものには同一符号が付してある。すなわち、2は乗かご、2aは上梁、4は主索である。
第2実施形態の連結装置は図4に示すように、乗かご2の上梁2aに取付けられ3分割された主索4をそれぞれ水平方向に偏向するガイドローラ30と、一端が主索4に連結されるとともに上梁2aに水平、かつ放射状に固定される3本のシンブルロッド40とを備えている。また、ガイドローラ10は、上梁2aに固定されガイドローラ10を軸支する支持体30aと、主索4の屈曲位置に配置される図示しないローラカバーが設けられている。さらに、シンブルロッド40は、一端が主索4に連結されるロッド40aと、上梁2aに設けられた台座2bに固定されロッド40aが挿通されるブラケット40bと、一端がブラケット40bに当接されその中央部にロッド40aが挿通されるばね40cと、このばね40cの他端が係止されロッド40aが挿通されるばね受け40dと、ロッド40aの他端に螺合さればね受け40dを介してばね40cを押圧するナット40eとを備えている。
このように構成した第2実施形態によれば、奇数本、すなわち3本のシンブルロッド40を乗かご2上部に放射状に並列することにより、3本に分割した主索4および3本のシンブルロッド40により乗かご2をバランスよく懸垂することができる。また、第2実施形態ではシンブルロッドを3本としたが、本発明はこれに限らず乗かご2の積載荷重等に応じシンブルロッドの本数を適宜設定することができるとともに、シンブルロッドを放射状に乗かご2上に等間隔で配置することにより、このシンブルロッドの本数が偶数、奇数であることを問わず乗かご2をバランスよく懸垂することができる。
本発明の第1実施形態を示すエレベータの断面図である。 本発明の要部構成を示す乗かご上部の側面図である。 本発明の要部構成を示す乗かご上部の平面図である。 本発明の第2実施形態を示す乗かご上部の平面図である。
符号の説明
1 昇降路
2 乗かご(昇降体)
4 主索
10、30 ガイドローラ
20、40 シンブルロッド

Claims (3)

  1. 昇降路を昇降する昇降体とこの昇降体を懸垂する複数の主索とを複数のシンブルロッドを介して連結するエレベータ主索の連結装置において、
    前記昇降体の上部に、前記主索を水平方向に偏向するガイドローラを備え、前記シンブルロッドを前記昇降体の上部に水平に設置したことを特徴とするエレベータ主索の連結装置。
  2. 前記請求項1記載の発明において、
    前記シンブルロッドを偶数本で構成し、これらのシンブルロッドを左右対称に並列したことを特徴とするエレベータ主索の連結装置。
  3. 前記請求項1記載の発明において、
    前記シンブルロッドを放射状に配置したことを特徴とするエレベータ主索の連結装置。
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