JP6738964B2 - エレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、建築構造物に設けた昇降路内を昇降移動する乗りかごを有するエレベーターに関するものである。
従来、エレベーターは、乗りかごと、釣合おもりと、乗りかごと釣合おもりに設けたプーリに掛けられる主ロープと、この主ロープが巻き掛けられる巻上機と、を備えている。また、乗りかごと釣合おもりに主ロープを2回掛け渡す4:1ローピング方式のエレベーターが知られている。
従来の、4:1ローピング方式のエレベーターとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1では、駆動ユニットと第1の偏向ローラがキャリヤに配置されている。更に、特許文献1には、第1のケーブル固定点と第2のケーブル固定点が、キャリヤに配置されることが記載されている。
また、従来の、4:1ローピング方式のエレベーターの他の例としては、例えば、特許文献2に記載されているようなものがある。特許文献2では、昇降路内の上部に、かご側返し車装置及び釣合重り側返し車装置が配置されていることが記載されている。そして、主索体の第1のかご吊り車装置から第1の端部へ延びる部分と、主索体の第2のかご吊り車装置から駆動綱車へ延びる部分とは、垂直投影面内でかごの幅方向中央部分に対して互いに反対側に配置されていることが記載されている。
特開2005−263490号公報 国際公開第2003/064309号
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された技術では、巻上機が乗りかごにおける昇降方向の上方に張り出して配置されていた。そのため、乗りかごを巻上機の近傍まで昇降移動させることができず、保守作業や部品の交換作業が大変煩雑なものとなっていた。
さらに、特許文献1に記載された技術では、おもり側返しプーリを示す第1の偏向ローラが巻上機と同じ高さに設置されていた。そのため、保守作業や部品の交換作業を行うためには、第1の偏向ローラと巻上機の位置を水平方向においてずらして配置する必要があった。その結果、特許文献1に記載された技術では、巻上機及び第1の偏向ローラを支持するキャリヤの長さが長くなると共に、昇降路の寸法が増大する、というおそれがあった。
本目的は、上記の問題点を考慮し、昇降路の寸法が増大することを抑制し、かつ保守作業や部品の交換作業を容易に行うことができるエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するため、エレベーターは、綱車を有する巻上機と、マシンビームと、主ロープと、乗りかごと、釣合おもりと、かご側返しプーリと、おもり側返しプーリと、を備えている。マシンビームは、巻上機を支持する。主ロープは、綱車に巻き掛けられる。また、主ロープは、軸方向の一端部である第1ロープエンド及び軸方向の他端部である第2ロープエンドがマシンビームに固定される。乗りかごは、主ロープが掛けられる複数のかご側プーリを有し、昇降路を昇降移動する。釣合おもりは、主ロープが掛けられる第1おもり側プーリ及び第2おもり側プーリを有する。かご側返しプーリは、乗りかごを間に挟んで、マシンビームとは反対側に設置され、主ロープが掛けられる。おもり側返しプーリは、マシンビームに設置され、第1おもり側プーリ及び第2おもり側プーリに掛けられた主ロープが掛けられる。マシンビームは、水平方向において乗りかごと昇降路の壁面との間に配置される。そして、巻上機は、マシンビームにおける昇降方向の上面部に固定され、おもり側返しプーリは、マシンビームにおける昇降方向の下面部に設置される。
上記構成のエレベーターによれば、昇降路の寸法が増大することを抑制し、かつ保守点検作業や部品の交換作業を容易に行うことができる。
実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。 実施の形態例にかかるエレベーターにおける釣合おもり側の構成を示す側面図である。 実施の形態例にかかるエレベーター及び乗りかご側の構成を示す側面図である。 実施の形態例にかかるエレベーターの平面図である。
以下、実施の形態例にかかるエレベーターについて、図1〜図4を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.エレベーターの構成例
まず、実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーターの構成について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーターの構成例を示す概略構成図である。図2は、本例のエレベーターにおける釣合おもり側の構成を示す側面図、図3は、本例のエレベーターにおける乗りかご側の構成を示す側面図である。また、図4は、本例のエレベーターを示す平面図である。
図1に示すエレベーター1は、建築構造物内に形成された一つの昇降路110内を乗りかごが昇降動作するエレベーターである。また、図1に示すエレベーター1は、4:1ローピング方式のエレベーターである。
図1及び図2に示すように、エレベーター1は、人や荷物を載せる乗りかご120と、釣合おもり140と、主ロープ130と、かご側返しプーリ13と、おもり側返しプーリ14と、巻上機100とを備えている。また、図2及び図3に示すように、エレベーター1は、昇降路110の頂部に設置されたマシンビーム150と、2つの2つのかご側ガイドレール160A、160Bと、2つのおもり側ガイドレール170A、170Bと、を有している。
[乗りかご]
乗りかご120は、中空の略直方体状に形成されている。図4に示すように、乗りかご120の一面には、開口部が設けられている。乗りかご120には、開口部を開閉可能に塞ぐかご側ドア121が設けられている。また、乗りかご120のかご側ドア121は、建築構造物に設けた出入り口201と対向する。出入り口201には、建屋側ドア202が開閉可能に取り付けられている。
ここで、乗りかご120の昇降方向と直交し、かつかご側ドア121と建屋側ドア202が対向する方向とも直交する方向を第1の方向Xとする。また、乗りかご120の昇降方向と直交し、かつ第1の方向Xとも直交する方向、すなわちかご側ドア121と建屋側ドア202が対向する方向と平行をなす方向を第2の方向Yとする。
また、乗りかご120の第1の方向Xの両側には、かご側ガイドレール160A、160Bが配置されている。ここで、2つのかご側ガイドレール160A、160Bを第1の方向Xに沿って結んだ線をガイド線160Cとする。
図2及び図3に示すように、かご側ガイドレール160A、160Bは、昇降路110内において昇降方向に沿って立設されている。乗りかご120は、かご側ガイドレール160A、160Bに摺動可能に支持される。そして、乗りかご120Aは、かご側ガイドレール160A、160Bに沿って昇降方向に移動する。
図3に示すように、乗りかご120の昇降方向の上部には、作業枠123が設置されている。また、乗りかご120の昇降方向の下部には、第1かご側プーリ15と、第2かご側プーリ16と、第3かご側プーリ17と、第4かご側プーリ18が回転可能に設けられている。第1かご側プーリ15、第2かご側プーリ16、第3かご側プーリ17及び第4かご側プーリ18の軸方向は、第2の方向Yと平行に配置される。
第1かご側プーリ15と第3かご側プーリ17は、乗りかご120の第1の方向Xの一端部に配置され、第2かご側プーリ16と第4かご側プーリ18は、乗りかご120の第1の方向Xの他端部に配置されている。第1かご側プーリ15と第3かご側プーリ17は、第2の方向Yに対向し、第2かご側プーリ16と第4かご側プーリ18は、第2の方向Yに対向している。
さらに、第1かご側プーリ15と第2かご側プーリ16は、乗りかご120を間に挟んで第1の方向Xで対向して配置されている。また、第3かご側プーリ17と第4かご側プーリ18は、乗りかご120を間に挟んで第1の方向Xで対向して配置されている。
また、第1かご側プーリ15と第2かご側プーリ16におけるガイド線160Cまでの第2の方向Yの距離t1と、第3かご側プーリ17と第3かご側プーリ18におけるガイド線160Cまでの第2の方向Yの距離t2は、同じ長さに設定されている。これにより、乗りかご120を2つのかご側ガイドレール160A、160Bと、第1かご側プーリ15、第2かご側プーリ16、第3かご側プーリ17及び第4かご側プーリ18でバランスよく支持することができる。
また、乗りかご120の第1の方向Xの一側には、マシンビーム150が配置されており、乗りかご120の第1の方向Xの他側には、かご側返しプーリ13が配置されている。マシンビーム150及びかご側返しプーリ13は、昇降路110の昇降方向の頂部に設置されている。
かご側返しプーリ13は、昇降路110の頂部において乗りかご120の昇降路110の壁面111の間に配置される。かご側返しプーリ13は、昇降方向の上方において、第2かご側プーリ16と第4かご側プーリ18の間に配置される。また、かご側返しプーリ13の軸方向は、第1の方向Xと平行に配置されている。
[マシンビーム]
マシンビーム150は、昇降路110の頂部において乗りかご120の昇降路110の壁面111の間に配置される。そのため、マシンビーム150は、乗りかご120の昇降方向における第1の方向X及び第2の方向Yの外側に配置される。マシンビーム150には、巻上機100と、おもり側返しプーリ14が設置されている。さらに、マシンビーム150には、主ロープ130の軸方向の一端部である第1ロープエンド11と、主ロープ130の軸方向の他端部である第2ロープエンド12が固定されている。
[巻上機]
図2及び図3に示すように、巻上機100は、マシンビーム150の上面部150aに支持され、おもり側返しプーリ14は、マシンビーム150の下面部150bに回転可能に支持されている。おもり側返しプーリ14の軸方向は、第1の方向Xと平行に配置されている。これにより、巻上機100が、おもり側返しプーリ14の保守点検や、交換作業の妨げになることを防ぐことができ、おもり側返しプーリ14に対して、保守点検作業や部品の交換作業を行うことができる。
図2及び図4に示すように、巻上機100は、マシンビーム150における乗りかご120側、すなわち第1の方向Xの他端部に配置されている。そして、おもり側返しプーリ14は、マシンビーム150における昇降路110の壁面111側、すなわち第1の方向Xの一端部に配置されている。
巻上機100は、主ロープ130が巻き掛けられる綱車101を有している。綱車101の軸方向は、第1の方向Xと平行に配置されている。そして、巻上機100は、綱車101を昇降路110の壁面111とは反対側である乗りかご120側、すなわち第1の方向Xの他側を向けてマシンビーム150に固定されている。
また、綱車101は、乗りかご120を摺動可能に支持するかご側ガイドレール160Aよりも第1の方向Xの一側、すなわち昇降路110の壁面111側に配置されている。すなわち、綱車101が乗りかご120と干渉することを防ぐことができる。その結果、乗りかご120を巻上機100の近傍まで上昇させることができる。巻上機100の保守点検作業や部品の交換作業を容易に行うことができる。さらに、乗りかご120を巻上機100の近傍まで上昇させることができるため、巻上機100から昇降路110の天井部までの寸法が増大することを抑制することができる。
第1ロープエンド11は、マシンビーム150における第2の方向Yの一端部に配置されており、第2ロープエンド12は、マシンビーム150における第2の方向Yの他端部に配置されている。そのため、巻上機100とおもり側返しプーリ14は、第1ロープエンド11と第2ロープエンド12の間に配置される。
さらに、第1ロープエンド11及び第2ロープエンド12は、巻上機100と同様に、マシンビーム150における乗りかご120側、すなわち第1の方向Xの他端部に配置されている。また、第1ロープエンド11における第1の方向Xでの乗りかご120までの間隔h3と、第2ロープエンド12における第1の方向Xでの乗りかご120までの間隔h4は、等しく設定されている。
これにより、第1ロープエンド11、第2ロープエンド12及び巻上機100を乗りかご120に近づけることができ、乗りかご120から容易に保守点検作業や部品の交換作業を行うことができる。
上述したように、本例のエレベーター1では、第1ロープエンド11、第2ロープエンド12及びおもり側返しプーリ14を、巻上機100が固定されるマシンビーム150にまとめて配置している。巻上機100、第1ロープエンド11、第2ロープエンド12及びおもり側返しプーリ14の保守点検作業や備品の交換作業をまとめて行うことができる。
第1ロープエンド11から垂下された主ロープ130は、釣合おもり140に設けた第1おもり側プーリ21に掛けられる。
[釣合おもり]
釣合おもり140は、乗りかご120の第1の方向Xの一側に配置されている。釣合おもり140は、2つのおもり側ガイドレール170A、170Bに摺動可能に支持されている。2つのおもり側ガイドレール170A、170Bは、釣合おもり140の第2の方向Yの両側に配置される。ここで、2つのおもり側ガイドレール170A、170Bを第2の方向Yに沿って結んだ線をガイド線170Cとする。
2つのおもり側ガイドレール170A、170Bは、昇降路110内において昇降方向に沿って立設されている。これにより、釣合おもり140は、おもり側ガイドレール170A、170Bに沿って昇降方向に移動する。
また、釣合おもり140は、第1おもり側プーリ21と第2おもり側プーリ22を有している。第1おもり側プーリ21と第2おもり側プーリ22は、釣合おもり140の昇降方向の上部に回転可能に支持されている。第1おもり側プーリ21は、釣合おもり140の第2の方向Yの他端部に配置され、第2おもり側プーリ22は、釣合おもり14の第2の方向Yの一端部に配置されている。
また、図4に示すように、第1おもり側プーリ21の軸心21c及び第2おもり側プーリ22の軸心22cは、第1の方向X及び第2の方向Yやガイド線170Cに対して傾斜して配置されている。また、第1おもり側プーリ21の軸心21c及び第2おもり側プーリ22の軸心22cは、互いに平行に配置される。
また、ガイド線170Cは、第1おもり側プーリ21の軸心21c及び第2おもり側プーリ22の軸心22cを通る。これにより、釣合おもり140を2つのおもり側ガイドレール170A、170Bと、第1おもり側プーリ21及び第2おもり側プーリ22でバランスよく支持することができる。
2.主ロープの掛け順
次に、主ロープ130の掛け順について説明する。
主ロープ130の第1ロープエンド11は、マシンビーム150から昇降方向の下方に向けて垂下している。マシンビーム150から垂下した主ロープ130は、第3かご側プーリ17に掛けられる。そして、第3かご側プーリ17に掛けられた主ロープ130は、第1の方向Xに沿って乗りかご120の昇降方向の下方を通過し、第4かご側プーリ18に掛けられる。
第4かご側プーリ18に掛けられた主ロープ130は、昇降方向に沿って上昇し、かご側返しプーリ13に掛けられる。主ロープ130は、かご側返しプーリ13から昇降方向に沿って垂下し、第2かご側プーリ16に掛けられ、第1の方向Xに沿って乗りかご120の昇降方向の下方を通過し、第1かご側プーリ15に掛けられる。
第1かご側プーリ15に掛けられた主ロープ130は、昇降方向に沿って上昇し、巻上機100の綱車101に巻き掛けられる。綱車101に巻き掛けられた主ロープ130は、昇降方向に沿って垂下し、釣合おもり140の第2おもり側プーリ22に掛けられる。主ロープ130は、第2おもり側プーリ22から昇降方向に沿って上昇し、おもり側返しプーリ14に掛けられる。
おもり側返しプーリ14に掛けられた主ロープ130は、昇降方向に沿って垂下し、釣合おもり140の第1おもり側プーリ21に掛けられる。そして、第1おもり側プーリに掛けられた主ロープ130は、昇降方向に沿って上昇し、その他端部である第2ロープエンド12がマシンビーム150に固定される。これにより、巻上機100が駆動することで、乗りかご120及び釣合おもり140が昇降方向に移動する。
3.プーリの詳細な位置関係
次に、上述した構成を有するエレベーター1の各プーリの詳細な位置関係について説明する。ここで、各プーリにおける掛けられた主ロープ130が出入りする端部を第1導出出入部及び第2導出出入部と称す。第1導出入部及び第2導出入部は、それぞれのプーリの半径方向の両端部に位置している。
第1おもり側プーリ21の第1導出入部21aと第2おもり側プーリ22の第2導出入部22bは、第1の方向Xにおいて昇降路110の壁面111よりも乗りかご120に接近して配置されている。
さらに、第1おもり側プーリ21の第1導出入部21aと第2おもり側プーリ22の第2導出入部22bは、2つのおもり側ガイドレール170A、170Bのガイド線170Cよりも、第1の方向Xにおいて乗りかご120に接近して配置されている。また、第1おもり側プーリ21の第1導出入部21aは、第2ロープエンド12の昇降方向の下方に配置される。そのため、第2ロープエンド12をおもり側ガイドレール170A、170Bよりも乗りかご120に近づけることができ、保守点検作業や部品の交換作業を容易に行うことができる。
上述したように、第1ロープエンド11における第1の方向Xでの乗りかご120までの間隔h3と、第2ロープエンド12における第1の方向Xでの乗りかご120までの間隔h4は、等しく設定されている。そのため、第1ロープエンド11も、おもり側ガイドレール170A、170Bよりも乗りかご120に近づけることができ、保守点検作業や部品の交換作業を容易に行うことができる。
さらに、第2ロープエンド12を乗りかご120に近づけることで、第2ロープエンド12から壁面111までの第2の方向Yの間隔t3を短くすることができる。その結果、昇降路110の寸法が増大することを抑制することも可能となる。
また、第1おもり側プーリ21及び第2おもり側プーリ22は、その軸心21c、22cは、第1の方向X及び第2の方向Yやガイド線170Cに対して傾斜して配置されている。これにより、第1おもり側プーリ21及び第2おもり側プーリ22の軸心21c、22cを第2の方向Yと平行に配置した場合より、乗りかご120と昇降路110の壁面111における第1の方向Xでの間隔h1を短くすることができる。
さらに、第1おもり側プーリ21の第2導出入部21bと第2おもり側プーリ22の第1導出入部22aは、2つのおもり側ガイドレール170A、170Bのガイド線170Cよりも、第1の方向Xにおいて壁面111に接近して配置される。そのため、2つのおもり側ガイドレール170A、170Bの間隔を短くすることができると共に、釣合おもり140における第1の方向Xの長さh2を、長くすることができる。
また、2つのおもり側ガイドレール170A、170Bを基準にすることで、第1おもり側プーリ21と第2おもり側プーリ22の位置と傾きを容易に決定することができる。
また、第1おもり側プーリ21の第2導出入部21bの昇降方向の上方には、おりも側返しプーリ14の第1導出入部14aが配置される。第2おもり側プーリ22の第1導出入部22aの昇降方向の上方には、おもり側返しプーリ14の第2導出入部14bが配置される。
上述したように、第1おもり側プーリ21及び第2おもり側プーリ22の軸心21c、22cを第1の方向X及び第2の方向Yに対して傾斜して配置したことで、おもり側返しプーリ14を乗りかご120に第1の方向Xで近づけることができる。これにより、おもり側返しプーリ14の保守点検作業や部品の交換作業を容易に行うことができる。
また、図2及び図4に示すように、おもり側返しプーリ14をマシンビーム150において巻上機100の昇降方向の下方に配置することができる。その結果、マシンビーム150における第2の方向Yの長さを短くすることができ、マシンビーム150が設置される昇降路110の寸法が増大することを抑制することができる。
さらに、第2おもり側プーリ22の第2導出入部22bの昇降方向の上方には、巻上機100の綱車101の第1導出入部101aが配置されている。また、綱車101の第2導出入部101bの昇降方向の下方には、第1かご側プーリ15の第1導出入部15aが配置される。第1かご側プーリ15の第2導出入部15bと、第2かご側プーリ16の第1導出入部16aは、第1の方向Xで対向する。
第2かご側プーリ16の第2導出入部16bの昇降方向の上方には、かご側返しプーリ13の第1導出入部13aが配置され、かご側返しプーリ13の第2導出入部13bの昇降方向の下方には、第4かご側プーリ18の第1導出入部18aが配置される。そして、第4かご側プーリ18の第2導出入部18bは、第3かご側プーリ17の第1導出入部17aと第1の方向Xで対向する。第3かご側プーリ17の第2導出入部17bの昇降方向の上方には、第1ロープエンド11が配置されている。
第1かご側プーリ15の第1導出入部15aと第3かご側プーリ17の第2導出入部17bは、第2の方向Yに沿って対向する。そのため、巻上機100の綱車101の第2導出入部101bから乗りかご120までの第1の方向Xでの間隔h5を、第1ロープエンド11における乗りかご120までの第1の方向Xでの間隔h3とほぼ等しくすることができる。これにより、巻上機100の綱車101、第1ロープエンド11及び第2ロープエンド12における乗りかご120までの間隔をほぼ等しくすることができる。その結果、乗りかご120から巻上機100、第1ロープエンド11及び第2ロープエンド12に対する作業を容易に行うことができる。
また、上述した実施の形態例では、乗りかごを鉛直方向である上下方向に昇降移動させる例を説明したが、これに限定されるものではない。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…エレベーター、 11…第1ロープエンド、 12…第2ロープエンド、 13…かご側返しプーリ 14…おもり側返しプーリ、 14a…第1導出入部、 14b…第2導出入部、 15、16、17、18…かご側プーリ、 21…第1おもり側プーリ、 21a…第1導出入部、 21b…第2導出入部、 21c…軸心、 22…第2おもり側プーリ、 22a…第1導出入部、 22b…第2導出入部、 22c…軸心、 100…巻上機、 101…綱車、 101a…第1導出入部、 101b…第2導出入部、 110…昇降路、 111…壁面、120…乗りかご、 121…かご側ドア、 130…主ロープ、 150…マシンビーム、 150a…上面部、 150b…下面部、 160A、160B…かご側ガイドレール、 170A、170B…おもり側ガイドレール、 170C…ガイド線、 201…出入り口、 202…建屋側ドア、 X…第1の方向、 Y…第2の方向

Claims (5)

  1. 綱車を有する巻上機と、
    前記巻上機を支持するマシンビームと、
    前記綱車に巻き掛けられ、軸方向の一端部である第1ロープエンド及び軸方向の他端部である第2ロープエンドが前記マシンビームに固定される主ロープと、
    前記主ロープが掛けられる複数のかご側プーリを有し、昇降路を昇降移動する乗りかごと、
    前記主ロープが掛けられる第1おもり側プーリ及び第2おもり側プーリを有する釣合おもりと、
    前記乗りかごを間に挟んで、前記マシンビームとは反対側に設置され、前記主ロープが掛けられるかご側返しプーリと、
    前記マシンビームに設置され、前記第1おもり側プーリ及び第2おもり側プーリに掛けられた主ロープが掛けられるおもり側返しプーリと、を備え、
    前記マシンビームは、水平方向において前記乗りかごと前記昇降路の壁面との間に配置され、
    前記巻上機は、前記マシンビームにおける昇降方向の上面部に固定され、
    前記おもり側返しプーリは、前記マシンビームにおける昇降方向の下面部に設置され、
    前記乗りかごの昇降方向と直交し、かつかご側ドアが建築構造物の建屋側ドアと対向する方向とも直交する第1の方向と、前記第1の方向及び前記昇降方向とも直交する第2の方向において、
    前記巻上機、前記第1ロープエンド及び前記第2ロープエンドは、前記マシンビームの前記第1の方向おける前記昇降路の壁面側の端部よりも前記乗りかご側の端部に配置され、
    前記おもり側返しプーリは、前記マシンビームの前記第1の方向における前記乗りかご側の端部よりも前記昇降路の壁面側の端部に配置され
    レベーター。
  2. 前記第1おもり側プーリ及び前記第2おもり側プーリの軸心は、前記第1の方向及び前記第2の方向とも傾斜して配置される
    請求項に記載のエレベーター。
  3. 前記第1おもり側プーリと前記第2おもり側プーリは、その軸心が互いに平行に配置される
    請求項に記載のエレベーター。
  4. 前記第1おもり側プーリは、前記第2ロープエンドから垂下した前記主ロープが掛けられる導出入部を有し、
    前記第1おもり側プーリの前記導出入部は、前記釣合おもりを摺動可能に支持するおもり側ガイドレールよりも前記第1の方向において前記乗りかごに接近して配置される
    請求項に記載のエレベーター。
  5. 前記巻上機の前記綱車の軸心と、前記おもり側返しプーリの軸心は、前記第1の方向と平行に配置される
    請求項に記載のエレベーター。
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