JP5823450B2 - エレベータのリニューアル方法およびエレベータ - Google Patents

エレベータのリニューアル方法およびエレベータ Download PDF

Info

Publication number
JP5823450B2
JP5823450B2 JP2013141831A JP2013141831A JP5823450B2 JP 5823450 B2 JP5823450 B2 JP 5823450B2 JP 2013141831 A JP2013141831 A JP 2013141831A JP 2013141831 A JP2013141831 A JP 2013141831A JP 5823450 B2 JP5823450 B2 JP 5823450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counterweight
car
rope
elevator
roping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013141831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015013728A (ja
Inventor
夏美 塚田
夏美 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2013141831A priority Critical patent/JP5823450B2/ja
Priority to CN201420098111.6U priority patent/CN203820242U/zh
Publication of JP2015013728A publication Critical patent/JP2015013728A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5823450B2 publication Critical patent/JP5823450B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明の実施形態は、1:1ローピングのロープ式エレベータを2:1ローピングにリニューアルするエレベータのリニューアル方法およびエレベータに関する。
既設の中低速ロープ式エレベータでは、歯車減速機を設けた巻上機が設けられおり、歯車減速機によりモータの回転を減速しメインシーブに伝える構成になっている。この構成では、低回転、高トルクが得られるため、1:1ローピングにされている場合が多い。
ところで、ロープ式エレベータをリニューアルする際、巻上機を主流のギアレス巻上機に変更して省エネルギー化を図ることが考えられる。ギアレス巻上機は歯車減速機を、用いずに、モータの回転を直接にメインシーブに伝えるので機械効率が高く、省エネルギーの観点で好ましい。
一般的に、ギアレス巻上機では、乗りかごおよび釣合いおもりにシーブを設けてロープを巻きかける2:1ローピングとする場合が多い。1:1ローピングを2:1ローピングとすることにより、ギアレス巻上機でエレベータを駆動することが可能となる。
特開2012-201484号公報
1:1ローピングのロープ式エレベータを2:1ローピングにリニューアルする際、巻上機が設置される床に設けられた開口部にロープを往復させる必要があるため、この開口部にロープを2回通す必要がある。しかし、1:1ローピングのロープ式エレベータの既設の開口部は、ロープを1回通すための寸法とされている。このため、開口部を拡大する、あるいは巻上機が設置されている床に新たに開口部を形成する、などの床工事を追加で行う必要があり、リニューアル工事に時間がかかるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、巻上機が設置されている床の追加工事を行わなくても1:1ローピングのロープ式エレベータを2:1ローピングにリニューアルすることができるエレベータのリニューアル方法およびエレベータを提供することを課題とする。
本発明の実施形態に係るエレベータのリニューアル方法は、1:1ローピングのエレベータを2:1ローピングにリニューアルするエレベータのリニューアル方法である。巻上機に巻きかけられた1:1ローピング用のロープを取り外す工程と、2:1ローピングで吊るすようにかごおよび釣合いおもりの吊下げ可能化工事を行うとともに、2:1ローピング用のロープの端部をそれぞれ固定する固定手段を巻上機が設置される機械室の床下に形成された昇降路内に設ける工程と、床に形成されたかご側開口部と床に形成された釣合いおもり側開口部とに2:1ローピング用のロープを一回ずつ通してかごおよび釣合いおもりを2:1ローピングで吊るすように巻上機、かご、および、釣合いおもりに巻きかけるとともに、ロープの端部を固定手段に固定する工程と、を備える。
また、本発明の実施形態に係るエレベータは、2:1ローピングのエレベータである。巻上機に巻きかけられるロープの端部を固定する固定手段を昇降路内に有し、巻上機が設置される機械室の床に形成されたかご側開口部と、床に形成された釣合いおもり側開口部とにロープが一回ずつ通され、かごおよび釣合いおもりが2:1ローピングで吊るされているとともにロープの端部がいずれも固定手段に固定されている。
第1実施形態で、リニューアル前のエレベータの構成を説明する正面図である。 第1実施形態で、リニューアル前のエレベータの構成を説明する側面図である。 第1実施形態で、リニューアル前のエレベータの構成を説明する背面図である。 第1実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する正面図である。 第1実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する側面図である。 第1実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する背面図である。 第1実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する平面図である。 第1実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する平面断面図である。 第1実施形態で、エレベータのリニューアル方法の手順を説明するフローチャート図である。 第2実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する正面図である。 第2実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する背面図である。 第2実施形態で、リニューアル後のエレベータの構成を説明する平面図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態のエレベータのリニューアル方法およびエレベータについて説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明したものと同様のものには同じ符号を付してその説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1〜図3は、それぞれ、リニューアル前のエレベータの構成を説明する正面図、側面図、および、背面図である。
リニューアル前のエレベータEBでは、機械室1の床2にマシンビーム3が2列に配置されており、その上にマシンベッド4が設置され、マシンベッド4の上に巻上機としてギアード巻上機5が設置されている。
リニューアル前のエレベータEBでは、ギアード巻上機5は、歯車減速機によりモータの回転を減速して、メインシーブ6に回転を伝達している。さらに、マシンベッド4には、巻上機側そらせシーブ7が取り付けられている。機械室1の床2にはロープ8Bが1回通る寸法の開口部として、かご側開口部9および釣合いおもり側開口部10が形成されている。
ロープ8Bは、一端部でかご11上部に、他端部で釣合いおもり12上部に、それぞれ締結されている。ロープ8Bは、かご11上部からかご側開口部9を通り、ギアード巻上機5のメインシーブ6に巻きかけられ、巻上機側そらせシーブ7にガイドされ、釣合いおもり側開口部10を通り、釣合いおもり12上部に繋がっている。この構成により、ロープ8Bを介して、昇降路13内のかご11はかご用ガイドレール14に沿って、昇降路13内の釣合いおもり12は釣合いおもり用ガイドレール15に沿って、相互に昇降するようになっている。リニューアル前のエレベータEBでは、このように1:1ローピングとなっている。
図4〜図8は、それぞれ、リニューアル後のエレベータの構成を説明する正面図、側面図、背面図、平面図、および、平面断面図である。なお、図7では昇降路壁を断面で示しており、図8は図4の矢視P1−P1断面図である。
リニューアル後のエレベータERでは、機械室1の床2には、マシンビーム3が2列に配列されており、その上にマシンベッド4が設置され、マシンベッド4上に巻上機としてギアレス巻上機16が設置されている。ギアレス巻上機16には、モータの回転を直接に伝えるメインシーブ17が取り付けられている。さらに、マシンベッド4には、巻上機側そらせシーブ7、18が取り付けられている。
機械室1の床2にはロープ8Rが1回通過するための寸法のかご側開口部9、および、釣合いおもり側開口部10が形成されている。
リニューアル後のエレベータERでは、2:1ローピングとするために、かご11にはかごシーブ19が設けられ、釣合いおもり12には釣合いおもりシーブ20が設けられている。そして、昇降路13内には、ロープ8Rの端部を固定する固定手段Fが設けられている。本実施形態では、固定手段Fは、昇降路13内のかご用ガイドレール14に固定されたかご用ビーム21と、昇降路13内の釣合いおもり用ガイドレール15に固定された釣合いおもり用ビーム24とで構成されている。
かご用ビーム21には、かご用そらせシーブ22(ロープガイド手段G)が設置されているとともにかご用ヒッチ23が固定されている。昇降路13内のかご用ガイドレール14にかご用ビーム21を設けることで、昇降路13内にかご用そらせシーブ22とかご用ヒッチ23とを設置することが可能となっている。
釣合いおもり用ビーム24には、釣合いおもり用そらせシーブ25(ロープガイド手段G)が設置されているとともに釣合いおもり用ヒッチ26が固定されている。昇降路13内の釣合いおもり用ガイドレール15に釣合いおもり用ビーム24を設けることで、昇降路13内に釣合いおもり用そらせシーブ25と釣合いおもり用ヒッチ26とを設置することが可能となっている。
ロープ8Rの端部は、かご用ヒッチ23と釣合いおもり用ヒッチ26とに締結されている。ロープ8Rは、端部でかご用ヒッチ23に固定され、かごシーブ19に巻きかけられ、かご用そらせシーブ22によりガイドされ、かご側開口部9を通過し、ギアレス巻上機16のメインシーブ17に巻きかけられ、巻上機側そらせシーブ18、7にガイドされ、釣合いおもり側開口部10を通過し、釣合いおもり用そらせシーブ25にガイドされ、釣合いおもりシーブ20に巻きかけられ、釣合いおもり用ヒッチ26に固定されている。
(リニューアルの作業手順の説明)
図9は、本実施形態で、エレベータのリニューアル方法の手順を説明するフローチャート図である。以下、本実施形態で行うリニューアル作業を図9を参照しつつ説明する。
まず、かご11と釣合いおもり12とを昇降路13内のフック等に取り付け、巻きかけられたロープ8Bを取り外し、既設のギアード巻上機5を撤去する(ステップS1)。次に、マシンベッド4の上に新設のギアレス巻上機16を設置し(ステップS2)、更に、そらせシーブ18を追加設置する(ステップS3)。
そして、2:1ローピングを行うために、かご11および釣合いおもり12の工事を行う。本実施形態では、かご11上部にかごシーブ19を取り付け、釣合いおもり12上部に釣合いおもりシーブ20を取り付ける(ステップS4)。
また、既設のかご用ガイドレール14のレール間にかご用ビーム21を固定し、釣合いおもり用ガイドレール15のレール間に釣合いおもり用ビーム24を固定する(ステップS5)。
そして、かご用ビーム21にかご用そらせシーブ22およびかご用ヒッチ23を設置し、釣合いおもり用ビーム24に釣合いおもり用そらせシーブ25および釣合いおもり用ヒッチ26を設置する(ステップS6)。
更に、ロープ8Rの端部をかご用ヒッチ23に固定し、かごシーブ19、かご用そらせシーブ22に巻きかけ、かご側開口部9を通し、メインシーブ17、巻上機側そらせシーブ18、7に巻きかけ、釣合いおもり側開口部10を通し、釣合いおもり用そらせシーブ25、釣合いおもりシーブ20を介し、釣合いおもり用ヒッチ26に固定する(ステップS7)。
このようにして、かご側開口部9と、釣合いおもり側開口部10とにロープ8Rを一回ずつ通し、ロープ8Rの端部を固定手段Fであるかご用ビーム21および釣合いおもり用ビーム24にそれぞれ固定して、2:1ローピングにリニューアルしたエレベータERとすることができる。
なお、リニューアルする際の作業手順は、上記以外の他の手順であってもよく、例えば、ステップS7で、巻上機5にロープ8Rを巻きかけ、かご側開口部9および釣合いおもり側開口部10にロープ8Rをそれぞれ通し、その後、かご11側、釣合いおもり12側でそれぞれ2:1ローピングとなるように巻きかけ、ロープ端部をそれぞれかご用ヒッチ23、釣合いおもり用ヒッチ26に固定してもよい。
(効果)
以上説明したように、本実施形態では、1:1ローピングから2:1ローピングのエレベータにリニューアルする際、昇降路13内のかご用ガイドレール14にかご用ビーム21を固定し、かご用ビーム21にかご用そらせシーブ22とかご用ヒッチ23とを設けるとともに、昇降路13内の釣合いおもり用ガイドレール15に釣合いおもり用ビーム24を固定し、釣合いおもり用ビーム24に釣合いおもり用そらせシーブ25と釣合いおもり用ヒッチ26とを設けることにより、昇降路13内にロープ8Rの両端部を固定することができる。従って、ロープ8Rがかご側開口部9を2回通過することなく、1:1ローピングを2:1ローピングに変更することが可能になる。よって、かご側開口部9を拡大する工事や新たな開口部を床2に形成する工事などの建屋工事をする必要がないので、短時間でリニューアル作業を完了させることができ、しかも、巻上機としてギアレス巻上機16を用いることが可能になる。
また、2:1ローピングのエレベータを新設する場合であっても、かご側開口部9の寸法を従来よりも大きくする必要はないという効果が得られる。
また、昇降路13内のかご用ビーム21にかご用そらせシーブ22が取り付けられている。これにより、ロープ8Rがかご側開口部9と干渉することを防止できるとともに、かご用そらせシーブ22をロープ8Rが経由することで、ロープ8Rをかごシーブ19にスムーズに精度良く案内することができる。また、かご用そらせシーブ22で巻きつけ角度を調整できるので、かご用そらせシーブ22とロープ8Rとの間で作用する摩擦力を増大させることができ、巻上機としてギアレス巻上機16を用いる上で好都合である。
また、かご用ビーム21がかご用ガイドレール14に固定されているため、かご用ガイドレール14間の任意の位置にかご用ヒッチ23を設置可能である。従って、かご用ヒッチ23からかごシーブ19へ垂直にロープ8Rを吊り下げることができる。
同様に、昇降路13内の釣合いおもり用ビーム24に釣合いおもり用そらせシーブ25が取り付けられており、ロープ8Rが釣合いおもり側開口部10と干渉することを防止できるとともに、釣合いおもり用そらせシーブ25をロープ8Rが経由することで、ロープ8Rを釣合いおもりシーブ20にスムーズに精度良く案内することができる。また、釣合いおもり用そらせシーブ25で巻きつけ角度を調整できるので、釣合いおもり用そらせシーブ25とロープ8Rとの間で作用する摩擦力を増大させることができ、巻上機としてギアレス巻上機16を用いる上で好都合である。
また、釣合いおもり用ビーム24が釣合いおもり用ガイドレール15に固定されているため、釣合いおもり用ガイドレール15間の任意の位置に釣合いおもり用ヒッチ26を設置可能である。従って、釣合いおもり用ヒッチ26から釣合いおもりシーブ20へ垂直にロープ8Rを吊り下げることができる。
なお、ロープ8Rは、断面が円状のものに限らず、断面が楕円状や平面状のものを用いることも可能である。
また、かご用ビーム21と釣合いおもり用ビーム24とを連結部材で連結して例えば枠状部材にして、かご用ビーム21および釣合いおもり用ビーム24がかご用ガイドレール14および釣合いおもり用ガイドレール15に更に強固に固定される構成にしてもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図10〜図12は、それぞれ、リニューアル後のエレベータの構成を説明する正面図、背面図、および、平面図である。なお、図12では昇降路壁を断面で示している。
本実施形態では、図10、図12に示すように、リニューアル後のエレベータERでは、マシンビーム3によって機械室1内に固定され、かご側開口部9から昇降路13内に延び出しているかご側支持部材27と、マシンビーム3によって機械室1内に固定され、釣合いおもり側開口部10から昇降路13内に延び出している釣合いおもり側支持部材28と、が設けられている。
また、本実施形態では、ロープ8Rの端部を固定する固定手段Fとして、昇降路13内に、かご側ビーム21と、釣合いおもり側ビーム24と、が設けられている。昇降路13内で、かご側ビーム21はかご側支持部材27に固定され、釣合いおもり側ビーム24は釣合いおもり側支持部材28に固定されている。
本実施形態では、第1実施形態で奏する効果に加え、機械室1側から固定手段F(かご側ビーム21および釣合いおもり側ビーム24)を支持しているため、昇降路13内のオーバーヘッド寸法が比較的短くても昇降路13内に固定手段Fが設置可能であるという効果も奏する。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲はそれらに限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 機械室
2 床
5 ギアード巻上機
8B ロープ
8R ロープ
9 かご側開口部
10 釣合いおもり側開口部
11 かご
12 釣合いおもり
13 昇降路
14 かご用ガイドレール
15 釣合いおもり用ガイドレール
16 ギアレス巻上機
21 かご用ビーム
24 釣合いおもり用ビーム
27 かご側支持部材
28 釣合いおもり側支持部材
EB エレベータ
ER エレベータ
F 固定手段
G ロープガイド手段

Claims (4)

  1. 1:1ローピングのエレベータを2:1ローピングにリニューアルするエレベータのリニューアル方法であって、
    巻上機に巻きかけられた1:1ローピング用のロープを取り外す工程と、
    2:1ローピングで吊るすようにかごおよび釣合いおもりの吊下げ可能化工事を行うとともに、2:1ローピング用のロープの端部をそれぞれ固定する固定手段を前記巻上機が設置される機械室の床下に形成された昇降路内に設ける工程と、
    前記床に形成されたかご側開口部と前記床に形成された釣合いおもり側開口部とに2:1ローピング用のロープを一回ずつ通して前記かごおよび前記釣合いおもりを2:1ローピングで吊るすように前記巻上機、前記かご、および、前記釣合いおもりに巻きかけるとともに、前記ロープの端部を前記固定手段に固定する工程と、
    を備え、
    前記吊下げ可能化工事では、
    前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記機械室内のマシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記かご側開口部の外方へ延びて、かご側のロープ端部を固定しているかご用ビームを下部で固定する、断面コの字状のかご側支持部材と、
    前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記マシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記釣合いおもり側開口部の外方へ延びて、釣合おもり側のロープ端部を固定している釣合おもり用ビームを下部で固定する断面コの字状のおもり側支持部材と、
    を設けることを特徴とするエレベータのリニューアル方法。
  2. リニューアル前の前記巻上機がギアード巻上機であり、
    前記ギアード巻上機をギアレス巻上機に交換した後に2:1ローピング用のロープを前記ギアレス巻上機に巻きかけることを特徴とする請求項1記載のエレベータのリニューアル方法。
  3. 2:1ローピングのエレベータであって、
    巻上機に巻きかけられるロープの端部を固定する固定手段が昇降路内に設けられ、
    前記巻上機が設置される機械室の床に形成されたかご側開口部と、前記床に形成された釣合いおもり側開口部とに前記ロープが一回ずつ通され、かごおよび釣合いおもりが2:1ローピングで吊るされているとともに前記ロープの端部がいずれも前記固定手段に固定され、
    前記機械室に固定され、前記かご側開口部から前記昇降路内に延び出している断面コの字状のかご側支持部材と、
    前記機械室に固定され、前記釣合いおもり側開口部から前記昇降路内に延び出している断面コの字状の釣合いおもり側支持部材と、
    が設けられ、
    前記かご側支持部材は、前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記機械室内のマシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記かご側開口部の外方へ延びて、かご側のロープ端部を固定しているかご用ビームを下部で固定しており、
    前記釣合いおもり側支持部材は、前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記マシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記釣合いおもり側開口部の外方へ延びて、釣合おもり側のロープ端部を固定している釣合おもり用ビームを下部で固定しており、
    前記ロープが前記かご側開口部および前記釣合いおもり側開口部に干渉することを防止するロープガイド手段が前記固定手段に設けられていることを特徴とするエレベータ。
  4. 前記巻上機のメインシーブと、前記釣合いおもり側開口部から前記ロープを吊下げるように配置された巻上機側そらせシーブとの間のロープ部分に当接する巻上機側第2そらせシーブが配置されていることを特徴とする請求項3記載のエレベータ。
JP2013141831A 2013-07-05 2013-07-05 エレベータのリニューアル方法およびエレベータ Active JP5823450B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013141831A JP5823450B2 (ja) 2013-07-05 2013-07-05 エレベータのリニューアル方法およびエレベータ
CN201420098111.6U CN203820242U (zh) 2013-07-05 2014-03-05 电梯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013141831A JP5823450B2 (ja) 2013-07-05 2013-07-05 エレベータのリニューアル方法およびエレベータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015013728A JP2015013728A (ja) 2015-01-22
JP5823450B2 true JP5823450B2 (ja) 2015-11-25

Family

ID=51475762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013141831A Active JP5823450B2 (ja) 2013-07-05 2013-07-05 エレベータのリニューアル方法およびエレベータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5823450B2 (ja)
CN (1) CN203820242U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016147741A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 三菱電機株式会社 エレベータの改修方法および改修されたロープ式エレベータ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107765A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN203820242U (zh) 2014-09-10
JP2015013728A (ja) 2015-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8448323B2 (en) Method for modernizing an elevator
KR20080003787A (ko) 엘리베이터 장치
WO2015025396A1 (ja) エレベータ装置
JP2014526427A (ja) エレベータの懸架構造およびガイドシュー構造
JPWO2013190615A1 (ja) エレベータ、及びエレベータの改修方法
JP4919359B2 (ja) エレベータの乗りかご
JP6738964B2 (ja) エレベーター
JP5823450B2 (ja) エレベータのリニューアル方法およびエレベータ
JP2013107765A (ja) エレベータ装置
JP4770241B2 (ja) エレベーター装置
JP6432926B1 (ja) エレベータ装置
JP6218158B2 (ja) 機械室レスエレベータ
JP2010105770A (ja) エレベータシステム
JP2012025581A (ja) エレベーター
JP2012017165A (ja) エレベータ装置のリニューアル方法及びエレベータ装置
JP2007290815A (ja) エレベーター装置
JP2008120478A (ja) エレベーター装置
JP6095026B2 (ja) エレベータ装置
JP5996593B2 (ja) エレベータのテールコードの取付構造
JP2013103831A (ja) エレベータ装置
JP2006168862A (ja) エレベーター装置
JP2011162291A (ja) ロープ式エレベータ
JP2008044744A (ja) エレベータ装置
JP4498759B2 (ja) エレベータ装置
JP6064023B1 (ja) エレベータ巻上機のリニューアル方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5823450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150