JP5823450B2 - エレベータのリニューアル方法およびエレベータ - Google Patents
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Description
まず、第1実施形態について説明する。図1〜図3は、それぞれ、リニューアル前のエレベータの構成を説明する正面図、側面図、および、背面図である。
図9は、本実施形態で、エレベータのリニューアル方法の手順を説明するフローチャート図である。以下、本実施形態で行うリニューアル作業を図9を参照しつつ説明する。
以上説明したように、本実施形態では、1:1ローピングから2:1ローピングのエレベータにリニューアルする際、昇降路13内のかご用ガイドレール14にかご用ビーム21を固定し、かご用ビーム21にかご用そらせシーブ22とかご用ヒッチ23とを設けるとともに、昇降路13内の釣合いおもり用ガイドレール15に釣合いおもり用ビーム24を固定し、釣合いおもり用ビーム24に釣合いおもり用そらせシーブ25と釣合いおもり用ヒッチ26とを設けることにより、昇降路13内にロープ8Rの両端部を固定することができる。従って、ロープ8Rがかご側開口部9を2回通過することなく、1:1ローピングを2:1ローピングに変更することが可能になる。よって、かご側開口部9を拡大する工事や新たな開口部を床2に形成する工事などの建屋工事をする必要がないので、短時間でリニューアル作業を完了させることができ、しかも、巻上機としてギアレス巻上機16を用いることが可能になる。
次に、第2実施形態について説明する。図10〜図12は、それぞれ、リニューアル後のエレベータの構成を説明する正面図、背面図、および、平面図である。なお、図12では昇降路壁を断面で示している。
2 床
5 ギアード巻上機
8B ロープ
8R ロープ
9 かご側開口部
10 釣合いおもり側開口部
11 かご
12 釣合いおもり
13 昇降路
14 かご用ガイドレール
15 釣合いおもり用ガイドレール
16 ギアレス巻上機
21 かご用ビーム
24 釣合いおもり用ビーム
27 かご側支持部材
28 釣合いおもり側支持部材
EB エレベータ
ER エレベータ
F 固定手段
G ロープガイド手段
Claims (4)
- 1:1ローピングのエレベータを2:1ローピングにリニューアルするエレベータのリニューアル方法であって、
巻上機に巻きかけられた1:1ローピング用のロープを取り外す工程と、
2:1ローピングで吊るすようにかごおよび釣合いおもりの吊下げ可能化工事を行うとともに、2:1ローピング用のロープの端部をそれぞれ固定する固定手段を前記巻上機が設置される機械室の床下に形成された昇降路内に設ける工程と、
前記床に形成されたかご側開口部と前記床に形成された釣合いおもり側開口部とに2:1ローピング用のロープを一回ずつ通して前記かごおよび前記釣合いおもりを2:1ローピングで吊るすように前記巻上機、前記かご、および、前記釣合いおもりに巻きかけるとともに、前記ロープの端部を前記固定手段に固定する工程と、
を備え、
前記吊下げ可能化工事では、
前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記機械室内のマシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記かご側開口部の外方へ延びて、かご側のロープ端部を固定しているかご用ビームを下部で固定する、断面コの字状のかご側支持部材と、
前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記マシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記釣合いおもり側開口部の外方へ延びて、釣合おもり側のロープ端部を固定している釣合おもり用ビームを下部で固定する断面コの字状のおもり側支持部材と、
を設けることを特徴とするエレベータのリニューアル方法。 - リニューアル前の前記巻上機がギアード巻上機であり、
前記ギアード巻上機をギアレス巻上機に交換した後に2:1ローピング用のロープを前記ギアレス巻上機に巻きかけることを特徴とする請求項1記載のエレベータのリニューアル方法。 - 2:1ローピングのエレベータであって、
巻上機に巻きかけられるロープの端部を固定する固定手段が昇降路内に設けられ、
前記巻上機が設置される機械室の床に形成されたかご側開口部と、前記床に形成された釣合いおもり側開口部とに前記ロープが一回ずつ通され、かごおよび釣合いおもりが2:1ローピングで吊るされているとともに前記ロープの端部がいずれも前記固定手段に固定され、
前記機械室に固定され、前記かご側開口部から前記昇降路内に延び出している断面コの字状のかご側支持部材と、
前記機械室に固定され、前記釣合いおもり側開口部から前記昇降路内に延び出している断面コの字状の釣合いおもり側支持部材と、
が設けられ、
前記かご側支持部材は、前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記機械室内のマシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記かご側開口部の外方へ延びて、かご側のロープ端部を固定しているかご用ビームを下部で固定しており、
前記釣合いおもり側支持部材は、前記機械室内では前記床に沿った方向に延びるとともに前記マシンビームに固定され、更に、断面L字状に曲がって前記昇降路内に延び出し、更に、断面L字状に曲がって前記釣合いおもり側開口部の外方へ延びて、釣合おもり側のロープ端部を固定している釣合おもり用ビームを下部で固定しており、
前記ロープが前記かご側開口部および前記釣合いおもり側開口部に干渉することを防止するロープガイド手段が前記固定手段に設けられていることを特徴とするエレベータ。 - 前記巻上機のメインシーブと、前記釣合いおもり側開口部から前記ロープを吊下げるように配置された巻上機側そらせシーブとの間のロープ部分に当接する巻上機側第2そらせシーブが配置されていることを特徴とする請求項3記載のエレベータ。
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JP2013141831A JP5823450B2 (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | エレベータのリニューアル方法およびエレベータ |
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Family Applications (1)
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2013
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