JP2013103831A - エレベータ装置 - Google Patents

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Masayuki Azuma
雅之 東
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】メインシーブとそらせシーブとの垂直方向の寸法を充分に採って所望のトラクションを得ることができるエレベータ装置を提供する。
【解決手段】昇降路11内に乗りかご12及び釣合錘13を昇降可能に設け、昇降路11の天井部15の上方に設けられた機械室16内に、メインシーブ17を有する巻上機を設けている。メインシーブ17には、天井部15を貫通して乗りかご12と釣合錘13とを接続するロープ18が巻き掛けられており、このメインシーブ17の回転により、ロープ18によって吊支された乗りかご12及び釣合錘13を相互に昇降させる。メインシーブ17に巻きかけられたロープ18を乗りかご12又は釣合錘13に導くそらせシーブ19を昇降路11内に設けて、メインシーブ17に対する巻き掛け角度を大きくした。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、そらせシーブの取り付け構造を改良したエレベータ装置に関する。
エレベータ装置は、建物内に縦方向に形成された昇降路の天井部の上方に機械室を設けており、昇降路内には乗りかご及び釣合錘が、それぞれガイドレールによって昇降可能に設置されている。機械室内には、マシンビーム受け梁やマシンビームが、さらに、その上にはマシンベースが設置され、このマシンベース上に取り付けられたマシンベッド上(機械室内の比較的高い位置)には、メインシーブ(トラクションシーブとも言う)を備えた巻上機が設置されている。
このメインシーブには昇降路の天井部を移動可能に貫通するロープが巻き掛けられている。このロープは昇降路内に設けられた乗りかごと釣合錘とを接続し、これら乗りかご及び釣合錘を吊支している。これら乗りかご及び釣合錘は、巻上機によりメインシーブを回転させることにより、昇降路内において相互に昇降駆動される。
また、機械室内の比較的低い位置には、そらせシーブが設けられている。このそらせシーブは、メインシーブに巻きかけられたロープを、吊支された乗りかご又は釣合錘に導くためのものである。
ここで、ロープとメインシーブとの間には摩擦すなわちトラクションがあり、メインシーブを回転させると、この間のトラクションによりロープが長さ方向に駆動され、乗りかご及び釣合錘を相互に上下動させることができる。このため、ロープとメインシーブとの間には充分なトラクションが生じている必要がある。
トラクションの改善方法の一つとして、メインシーブの直径と、メインシーブを経てそらせシーブに巻き掛けられるロープの角度(以下、メインシーブに対する巻き掛け角度と呼ぶ)の増加がある。メインシーブは機械室内の比較的高い位置に設置され、そらせシーブは機械室内の比較的低い位置に設置されており、これらの位置関係によりメインシーブに対する巻き掛け角度が決まる。
ここで、乗りかご及び釣合錘の平面位置が決定している場合、メインシーブが比較的小径の場合は、大径の場合よりメインシーブに対するロープの巻き掛け角度が小さくなる。すなわち、図7で示すように、乗りかご12と釣合錘13との水平方向(平面方向)の距離xが決まっている場合、メインシーブ17の中心とそらせシーブ19の中心との垂直方向の距離yが一定であれば、大径のメインシーブ17Aに対する巻き掛け角度aより、小径のメインシーブ17Bに対する巻き掛け角度bは小さくなる。
小径のメインシーブ17Bに対する巻き掛け角度bを大きくするためには、メインシーブ17の中心とそらせシーブ19の中心との垂直方向の距離yを大きく採らなければならない。すなわち、図8で示すように、垂直方向の距離をy2と大きくすれば、メインシーブ17bに対する巻き掛け角度をb2と大きくすることができる。
特開2011−140356号公報
しかしながら、機械室内の高さ寸法には限度がありメインシーブ17の中心とそらせシーブ19の中心との垂直方向の距離を大きく採ることが困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、メインシーブとそらせシーブとの垂直方向の距離を充分に採って所望のトラクションを得ることができるエレベータ装置を提供することにある。
本発明の実施の形態によるエレベータ装置では、昇降路と、この昇降路内に、それぞれガイドレールによって昇降可能に設けられた乗りかご及び釣合錘と、前記昇降路の天井部の上方に設けられた機械室と、この機械室内に設置され、前記昇降路の天井部を移動可能に貫通して前記乗りかごと釣合錘とを接続するロープが巻き掛けられるメインシーブを有し、このメインシーブの回転により、前記ロープによって吊支された前記乗りかご及び釣合錘を相互に昇降させる巻上機と、前記昇降路内に設けられ、前記メインシーブに巻きかけられたロープを前記乗りかご又は釣合錘に導くそらせシーブとを備えたことを特徴とする。
本発明の一実施の形態に係るエレベータ装置をリニューアル前とリニューアル後とについて説明する模式図である。 本発明の一実施の形態に係るエレベータ装置におけるソラセシーブを梁に取り付ける場合の模式図である。 本発明の一実施の形態に係るエレベータ装置におけるソラセシーブを釣合錘用ガイドレールに取り付ける場合の模式図である。 本発明の一実施の形態に係るエレベータ装置におけるソラセシーブを乗かご用ガイドレールに取り付ける場合の模式図である。 本発明の一実施の形態に係るエレベータ装置におけるソラセシーブと取り付け構造材との間に緩衝材を設けた場合の模式図である。 本発明の一実施の形態に係るエレベータ装置におけるソラセシーブを壁面に取り付ける場合の模式図である。 エレベータ装置におけるメインシーブに対するロープの巻き掛け角度を大径の場合と小径の場合について説明する模式図である。 エレベータ装置における小径のメインシーブに対するロープの巻き掛け角度の改善策を説明する模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1の実施の形態は、エレベータ装置をリニューアルした場合を例によっており、図示左側はリニューアル前(サフィックスAを付している)、図示右側はリニューアル後(サフィックスBを付している)を示している。
図1は機械室と昇降路との関係を模式的に表している。図1において、図示しない建物に形成された昇降路11内には、乗りかご12及び釣合錘13が、それぞれ図示しないガイドレールによって昇降可能に設けられている。この昇降路11の天井部15の上方には機械室16が設けられている。機械室16内には、図示しないがマシンビーム受け梁やマシンビーム、さらに、その上にはマシンベースが設置され、このマシンベースに取り付けられたマシンベッド上、すなわち、機械室16内の比較的高い位置には、メインシーブ17を備えた巻上機が設置されている。
このメインシーブ17には昇降路11の天井部15に穿設された図示しない開口を移動可能に貫通するロープ18が巻き掛けられている。このロープ18は昇降路11内に設けられた乗りかご12と釣合錘13とを接続し、これら乗りかご12及び釣合錘13を吊支する。これら乗りかご12及び釣合錘13は、巻上機によりメインシーブ17が回転されることにより、昇降路11内において相互に昇降駆動される。
メインシーブ17に巻きかけられたロープ18を、吊支される釣合錘13に導くそらせシーブ19は、メインシーブ17より低い位置に配置されている。このため、ロープ18はメインシーブ17に対して所望の巻き掛け角度で巻き掛けられている。
ここで、リニューアル前のメインシーブ17Aの直径は、リニューアル後のメインシーブ17Bの直径より大きい。通常、メインシーブ17の直径はローブ18の直径の5倍以上と定められており、リニューアル前では比較的太いロープ18Aが用いられていたため、メインシーブ17Aも大径であった。しかしながら、近年は比較的小径のロープ18Bの使用が可能となり、それに連れてリニューアル後のメインシーブ17Bも、その分、図示のように小径となった。
リニューアル前では、メインシーブ17Aが大径であるため、このメインシーブ17Aを経てそらせシーブ19Aに至るロープ18Aの、メインシーブに対する巻き掛け角度は、図7で説明したように、大きな巻き掛け角度となり、充分なトラクションが得られる。このため、そらせシーブ19Aは、図示のように機械室16内に配置でき、図示しないマシンベースなどに取り付けられている。
これに対して、リニューアル後のメインシーブ17Bは比較的小径のため、大径のメインシーブ17Aに対する巻き掛け角度aと同等以上の巻き掛け角度bを得るためには、図8で説明したように、メインシーブ17の中心とそらせシーブ19の中心との垂直方向の距離を大きく採らなければならない。この場合、メインシーブ17Bを有する巻上機を上方に変位させることは、機械室16における構造上の制約から実質的に困難である。
そこで、この実施の形態では、リニューアル後におけるそらせシーブ19Bを昇降路11内に配置した。このように構成することにより、メインシーブ17Bの中心とそらせシーブ19Bの中心との垂直方向の距離を大きくでき、ロープ18Bの、メインシーブ17B対する充分な巻き掛け角度を得ることができる。
昇降路11内におけるそらせシーブ19Bの取り付け構造は、例えば、図2で示すように、そらせシーブ19Bを、昇降路11の内側面から持ち出された梁21に取り付ける。
また、昇降路11内には、前述のように乗りかご12及び釣合錘13用のガイドレールが設けられているので、例えば、図3で示すように、そらせシーブ19Bを、釣合錘13用のガイドレール22(乗りかご12用のガイドレールは図示を省略している)から持ち出された梁23に取り付けてもよい。
同様に、図4で示すように、そらせシーブ19Bを、乗りかご12用のガイドレール25(釣合錘13用のガイドレールは図示を省略している)から持ち出された梁26に取り付けてもよい。
これらの場合、図5で示すようにガイドレール22,25と梁23,26との間に防振ゴムや樹脂などによる緩衝材28を設けてもよい。
さらに、図6で示すように、そらせシーブ19Bを、ブラケットを介して昇降路11の内側面を構成する壁面11aにアンカー30を用いて固定し、直接的に取り付けてもよい。この場合も、壁面11aまでの間に、緩衝材28を介在させてもよい。
要するに、そらせシーブ19Bと、このそらせシーブ19Bが取り付けられる構造材との間に緩衝材28を設ければよく、このように構成することにより昇降路11内における防振効果を実現することができる。
このように上述した実施の形態では、機械室16内に設けられたメインシーブ17に対して、そらせシーブ19を昇降路11内に配置したので、メインシーブ17を経てそらせシーブ19に巻き掛けられるロープ18の、メインシーブ17に対する巻き掛け角度を大きくすることができ、所望のトラクションを得ることができる。
なお、上記実施の形態では、エレベータ装置をリニューアルする場合の例を説明したが、リニューアルではなくエレベータ装置を新設する場合であっても勿論かまわない。すなわち、機械室16の高さを大きく構成できず、メインシーブ17が小径の場合等、そらせシーブ19との垂直方向の距離を大きく採る必要がある場合には、本実施の形態をそのまま適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…昇降路
12…乗りかご
13…釣合錘
15…天井部
17…メインシーブ
18…ロープ
19…そらせシーブ
21…梁
22…釣合錘用ガイドレール
25…乗りかご用ガイドレール
28…緩衝材

Claims (6)

  1. 昇降路と、
    この昇降路内に、それぞれガイドレールによって昇降可能に設けられた乗りかご及び釣合錘と、
    前記昇降路の天井部の上方に設けられた機械室と、
    この機械室内に設置され、前記昇降路の天井部を移動可能に貫通して前記乗りかごと釣合錘とを接続するロープが巻き掛けられるメインシーブを有し、このメインシーブの回転により、前記ロープによって吊支された前記乗りかご及び釣合錘を相互に昇降させる巻上機と、
    前記昇降路内に設けられ、前記メインシーブに巻きかけられたロープを前記乗りかご又は釣合錘に導くそらせシーブと、
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記そらせシーブは、前記昇降路の内側面から持ち出された梁に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記そらせシーブは、前記釣合錘用のガイドレールから持ち出された梁に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 前記そらせシーブは、前記乗りかご用のガイドレールから持ち出された梁に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  5. 前記そらせシーブは、前記昇降路の内側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  6. 前記そらせシーブと、このそらせシーブが取り付けられる構造材との間に緩衝材を設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のエレベータ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6321255B1 (ja) * 2017-03-28 2018-05-09 東芝エレベータ株式会社 リニューアルシステム、及び、エレベータ装置
CN111792494A (zh) * 2019-06-21 2020-10-20 李安生 下置曳引机的单立柱多层楼房电梯

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