JPWO2005082767A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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修喜 濱口
光井 厚
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Abstract

エレベータ装置においては、かご及び釣合おもりを昇降させる駆動装置が昇降路内に配置されている。駆動装置は、駆動シーブを有している。駆動シーブには、かご及び釣合おもりを吊り下げる主ロープが巻き掛けられている。また、駆動装置は、駆動シーブの回転軸が水平になるように配置されている。駆動装置の近傍には、主ロープが巻き掛けられた遊び車が設けられている。遊び車に主ロープが巻き掛けられていることにより、主ロープの駆動シーブへの巻き付け角度が増大されている。

Description

この発明は、かごを昇降させる駆動装置が昇降路内に配置されているエレベータ装置に関するものである。
例えば特開2001−192191号公報には、昇降路内の下部に巻上機が配置されている従来のエレベータ装置が示されている。巻上機の駆動シーブには、かご及び釣合おもりを吊り下げる主ロープが巻き掛けられている。主ロープは、駆動シーブから垂直に上方へ延びており、主ロープの駆動シーブへの巻き付け角度は約180度である。
しかし、従来のエレベータ装置では、主ロープの駆動シーブへの巻き付け角度は約180度であるため、トラクション力が不足する場合がある。このような場合、直径の大きな駆動シーブを用いる必要があり、巻上機が大形化して、レイアウトが制限される。また、主ロープの食い込み量の大きいアンダカット溝を駆動シーブのロープ溝に設ける必要があり、コストが高くなるとともに、主ロープの寿命が短くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、駆動装置の小形化及び主ロープの長寿命化を図ることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内に配置され、駆動シーブを有する駆動装置、駆動シーブに巻き掛けられている主ロープ、及び主ロープにより昇降路内に吊り下げられ、駆動装置の駆動力により昇降されるかご及び釣合おもりを備え、駆動装置は、駆動シーブの回転軸が水平になるように配置されており、駆動装置の近傍には、主ロープが巻き掛けられた遊び車が設けられており、遊び車に主ロープが巻き掛けられていることにより、主ロープの駆動シーブへの巻き付け角度が増大されている。
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図、
図2は図1のエレベータ装置の要部を示す平面図、
図3は図1の駆動シーブのロープ溝の断面図、
図4はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す斜視図、
図5は図4のエレベータ装置の要部を示す平面図、
図6はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す斜視図、
図7は図6のエレベータ装置の要部を示す平面図、
図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す斜視図、
図9はこの発明の実施の形態5によるエレベータ装置を示す斜視図、
図10は図9のエレベータ装置の要部を示す平面図、
図11はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す斜視図、
図12は図11のエレベータ装置の要部を示す平面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置(機械室レスエレベータ装置)を示す斜視図、図2は図1のエレベータ装置の要部を示す平面図である。
図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2a,2bと一対の釣合おもりガイドレール3a,3bとが設置されている。かご4は、かごガイドレール2a,2bに案内されて昇降路1内を昇降される。釣合おもり5は、釣合おもりガイドレール3a,3bに案内されて昇降路1内を昇降される。
釣合おもり5は、かご4と同じ高さに位置するときにかご4の側面4aと対向するように配置されている(釣合おもり横落ち式)。
かご4の下部には、一対のかご吊り車6a,6bが搭載されている。釣合おもり5の上部には、釣合おもり吊り車7が搭載されている。
釣合おもりガイドレール3aの背面には、支持部材(取付梁)8が固定されている。支持部材8と釣合おもりガイドレール3aとの間には、補強用の斜め部材9が設けられている。
釣合おもりガイドレール3a及び斜め部材9と支持部材8との間には、防振部材10a,10bが設けられている。即ち、支持部材8は、防振部材10a,10bを介して釣合おもりガイドレール3aに固定されている。防振部材10a,10bとしては、例えばゴム板等の弾性体が用いられる。
支持部材8の下面には、かご4及び釣合おもり5を昇降させる駆動装置(巻上機)11が取り付けられている。駆動装置11は、モータ及びブレーキを含む駆動装置本体12と、駆動装置本体12により回転される駆動シーブ13とを有している。
駆動装置11としては、軸方向寸法が駆動シーブ13又は駆動装置本体10の外径寸法(軸方向寸法に直角な方向の寸法)よりも小さい薄形巻上機が用いられている。
また、駆動装置11は、最下停止階に停止したときのかご4の床面よりも高く、かつ最上停止階に停止したときのかご4の天井よりも低い位置に配置されている。具体的には、実施の形態1では、駆動装置11は、かご4が最下停止階に停止したときに、かご4の側面4aと対向するように配置されている。さらに、駆動装置11は、駆動シーブ13の回転軸が水平、かつかご4の間口方向と平行(又はほぼ平行)となるように配置されている。
さらにまた、駆動装置11は、垂直投影面において、かご4の側面4aと昇降路壁1aとの間で、昇降路壁1a及び側面4aに対して平行に配置されている。そして、駆動装置本体12はかご4側に配置され、駆動シーブ13は昇降路壁1a側に配置されている。
また、駆動装置11の一部は、垂直投影面において、かご4に対して駆動装置11と同じ側に位置するかごガイドレール2bの背面よりもかご4側に突出するように配置されている。
駆動シーブ13には、かご4及び釣合おもり5を吊り下げる複数本(図2では1本のみ示す)の主ロープ14が巻き掛けられている。
駆動装置11の近傍には、主ロープ14が巻き掛けられた遊び車15が設けられている。具体的には、遊び車15は、駆動装置11と共通の支持部材8の昇降路壁1aに対向する側面に取り付けられている。遊び車15に主ロープ14が巻き掛けられていることにより、主ロープ14の駆動シーブ13への巻き付け角度は230〜280度に増大されている。
遊び車15の回転軸は、駆動シーブ13の回転軸に対して平行である。また、遊び車15の直径は、駆動シーブ13の直径よりも小さい。さらに、遊び車15は、垂直投影面において、駆動シーブ13と重なるように配置されている。
昇降路1内の上部(頂部)には、上部支持梁16が配置されている。上部支持梁16は、かごガイドレール2b及び釣合おもりガイドレール3a,3bに固定されている。
上部支持梁16上には、かご側返し車17及び釣合おもり側返し車18が搭載されている。かご側返し車17は、垂直投影面において、駆動装置本体12を斜めに横切るように配置されている。即ち、かご側返し車17は、垂直投影面において駆動装置11と部分的に重なっている。また、釣合おもり側返し車18は、垂直投影面において、釣合おもり吊り車7と駆動シーブ13との間に配置されている。
また、上部支持梁16には、釣合おもり側綱止め部19が設けられている。かごガイドレール3aの上端部には、綱止め梁20が固定されている。綱止め梁20には、かご側綱止め部21が設けられている。
主ロープ14は、かご側綱止め部21に接続された第1端部14aと、釣合おもり側綱止め部19に接続された第2端部14bとを有している。また、主ロープ14は、第1端部14a側から順に、かご吊り車6a,6b、かご側返し車17、駆動シーブ13、遊び車15、釣合おもり側返し車18及び釣合おもり吊り車7に巻き掛けられている。
かご4及び釣合おもり5は、主ロープ14により2:1ローピング方式で昇降路1内に吊り下げられている。
なお、図2では、支持部材8、上部支持梁16及び綱止め梁20の図示を省略している。
このようなエレベータ装置では、遊び車15により主ロープ14の駆動シーブ13への巻き付け角度が増大されているので、駆動シーブ13の大径化を抑えつつトラクション力を大きくすることができる。これにより、駆動装置11の小形化を図ることができ、コストを低減できるとともに、レイアウトの自由度を高くすることができる。
また、大きなトラクション力が確保できるため、例えば図3に示すように、駆動シーブ13のロープ溝13aの底部に設けられるアンダカット溝13bの幅を細くすることができる。また、得られるトラクション力が十分であれば、アンダカット溝13bを省略することもできる。従って、ロープ溝13aの底面と主ロープ14との接触面積を増大させ、主ロープ14と駆動シーブ13との接触圧力を許容値内に軽減することができる。これにより、主ロープ14の長寿命化を図ることができる。
さらに、遊び車15により、主ロープ14の駆動シーブ13への巻き付け角度を230〜280度としたので、より最適なトラクション力を確保することができる。
さらにまた、駆動装置11は、最下停止階に停止したときのかご4の床面よりも高い位置に配置されているので、万一昇降路1のピット(底部)が冠水した場合にも、駆動装置11が浸水するのが防止される。
また、駆動装置11及び遊び車15は、共通の支持部材8に支持されているので、部品点数を削減して構成を簡単にすることができるとともに、駆動シーブ13に対する遊び車15の位置調整(芯出し)を容易にすることができる。また、巻き付け角度を増大させたことにより駆動シーブ13及び遊び車15に作用する主ロープ14の張力が、支持部材8内で吸収され、釣合おもりガイドレール3aに負担がかかるのを防止することができる。
さらに、支持部材8の下面に駆動装置11を取り付け、支持部材8の側面に遊び車15を取り付けたので、駆動装置11及び遊び車15を効率良くコンパクトに配置することができる。
さらにまた、支持部材8は防振部材10a,10bを介して釣合おもりガイドレール3aに固定されているので、駆動装置11や遊び車15の振動がガイドレール3aを介して建物やかご4に伝達されるのを防止することができる。
また、遊び車15は主ロープ14の経路を変更するだけであり、主ロープ14の遊び車15への巻き付け角度は小さくてよい。このため、遊び車15の径は駆動シーブ13の径よりも小さくてよく、遊び車15を設けることによるコストアップを抑えることができる。
なお、遊び車と駆動装置とは、それぞれ別の支持部材に取り付けてもよい。
また、上記の例では、駆動シーブ13と釣合おもり側返し車18との間に遊び車15を配置したが、駆動シーブ13とかご側返し車17との間に配置してもよい。さらに、2個の遊び車を用いて、駆動シーブとかご側返し車との間、及び駆動シーブと釣合おもり側返し車との間の両方に遊び車を配置してもよい。
さらに、上記の例では、最下停止階に停止したときのかご4の床面よりも高い位置に駆動装置11を配置したが、1階又は基準階(玄関階)の床面よりも高い位置に駆動装置11を配置してもよい。
実施の形態2.
次に、図4はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す斜視図、図5は図4のエレベータ装置の要部を示す平面図である。
図において、釣合おもり5は、かご4と同じ高さに位置するときにかご4の背面4bと対向するように配置されている(釣合おもり後ろ落ち式)。駆動装置11は、垂直投影面において、釣合おもり5に並んで配置されている。即ち、駆動装置11の半分以上の部分は、垂直投影面において、かご4の背面4bと昇降路壁1bとの間で、昇降路壁1b及び背面4bに対して平行に配置されている。
また、駆動装置11は、駆動シーブ13の回転軸がかご4の奥行き方向と平行になるように配置されている。
支持部材8は、かごガイドレール2b及び釣合おもりガイドレール3bに固定されている。遊び車15は、支持部材8の昇降路壁1bに対向する側面に取り付けられている。
上部支持梁16は、かごガイドレール2b及び釣合おもりガイドレール3aの上端部に固定されている。支持部材8及び上部支持梁16は、略L字形である。
かご側返し車17は、上部支持梁16の下部に取り付けられている。また、かご側返し車17は、その回転軸がかご4の幅方向と平行(又はほぼ平行)となるように配置されている。さらに、かご側返し車17は、垂直投影面において、駆動装置11をほぼ直角に横切っている。他の構成は、実施の形態1とほぼ同様である。
このような構成によっても、駆動装置11の小形化を図ることができ、レイアウトの自由度を高くすることができる。また、主ロープ14の長寿命化を図ることができる。
実施の形態3.
次に、図6はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す斜視図、図7は図6のエレベータ装置の要部を示す平面図である。実施の形態3では、垂直投影面において、釣合おもり5がかご4の背面4bに対向するのに対して、駆動装置11がかご4の側面4aに対向している。
また、駆動装置11は、垂直投影面において、かご4の側面4aと駆動装置本体12との間で、側面4aに平行又はほぼ平行に配置されている。そして、駆動シーブ13はかご4側に配置され、駆動装置本体12は昇降路壁1a側に配置されている。
さらに、駆動装置11は、かごガイドレール2bと釣合おもりガイドレール3bとの間に配置されている。さらにまた、駆動装置11の一部は、かご4に対して駆動装置11と同じ側に位置するかごガイドレール2bの背面よりもかご4側に突出するように配置されている。
上部支持梁16は、かごガイドレール2b及び釣合おもりガイドレール3a,3bの上端部に固定されている。かご側返し車17は、上部支持梁16の下部に取り付けられている。また、かご側返し車17は、垂直投影面において、かご4の側面4aと駆動装置本体12との間で、側面4aに平行又はほぼ平行に配置されている。
釣合おもり側返し車18は、上部支持梁16の下部に取り付けられている。また、釣合おもり側返し車18は、垂直投影面において、かご4と重ならないようにかご4の領域外に配置されている。
このような構成によっても、駆動装置11の小形化を図ることができ、レイアウトの自由度を高くすることができる。また、主ロープ14の長寿命化を図ることができる。
また、駆動装置11と釣合おもり5とは、かご4の異なる面に対向するように配置されているため、釣合おもり5の幅寸法を大きくして厚さ寸法を縮小することができるとともに、駆動装置11をかごガイドレール2bと釣合おもりガイドレール3bとの間の空間に配置することができ、昇降路1内のスペースをより有効に利用し、昇降路1の平面寸法を縮小することができる。
実施の形態4.
次に、図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す斜視図である。実施の形態4では、駆動装置11及び遊び車15が取り付けられた支持部材8が昇降路1内の上部に配置されている。また、支持部材8の上部には、かご側返し車17及び釣合おもり側返し車18が取り付けられている。即ち、支持部材8は、上部支持梁を兼ねている。
駆動装置11は、最上停止階に停止したときのかご4の床面よりも高く、天井よりも低い位置に配置されている。即ち、かご4が最上停止階に停止したとき、駆動装置11はかご4の側面4aに対向する。
駆動装置本体12はかご4側に配置され、駆動シーブ13は昇降路壁1a側に配置されている。遊び車15は、支持部材8の昇降路壁1aに対向する側面に取り付けられている。
釣合おもり側綱止め部19は、かごガイドレール3aの上端部に固定された綱止め梁22に設けられている。他の構成は、実施の形態3と同様である。
このような構成によれば、かご返し車17、釣合おもり側返し車18、駆動装置11及び遊び車15が共通の支持部材8に取り付けられているので、かご返し車17、釣合おもり側返し車18、駆動シーブ13及び遊び車15の位置調整(芯出し)を容易に行うことができる。また、部品点数を削減することができる。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5によるエレベータ装置を示す斜視図、図10は図9のエレベータ装置の要部を示す平面図である。図において、釣合おもり5は、かご4と同じ高さに位置するときにかご4の側面4aと対向するように配置されている。
駆動装置11及び遊び車15が取り付けられた支持部材8は、昇降路1内の頂部に配置されている。また、支持部材8は、かごガイドレール2b及び釣合おもりガイドレール3a,3bの上端部に防振部材(図示せず)を介して固定されている。
駆動装置11は、支持部材8の上部に取り付けられている。また、駆動装置11は、垂直投影面においてかご4と部分的に重なっている。具体的には、垂直投影面において、駆動装置本体12の一部がかご4と重なっており、駆動シーブ13はかご4の領域外に配置されている。
また、駆動装置11及び支持部材8は、釣合おもり5が昇降路1の最下移動位置まで移動し、かご4が突き上げられても、かご4との干渉を避けられる高さに配置されている。
主ロープ14は、駆動シーブ13及び遊び車15から下方へ延びている。即ち、主ロープ14は、駆動シーブ13及び遊び車15から、返し車を介さずに、かご吊り車6b及び釣合おもり吊り車7に延びている。
このような構成によっても、駆動装置11の小形化を図ることができ、レイアウトの自由度を高くすることができる。また、主ロープ14の長寿命化を図ることができる。
また、返し車を省略したので、部品点数を削減して、コストを低減することができる。
なお、駆動装置11の向きを図10とは逆にして、垂直投影面において駆動装置11をかご4の側面4aと昇降路壁1aとの間に配置してもよい。
実施の形態6.
次に、図11はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す斜視図、図12は図11のエレベータ装置の要部を示す平面図である。
図において、釣合おもり5は、かご4と同じ高さに位置するときにかご4の背面4bと対向するように配置されている。
昇降路1内の頂部には、支持部材8が配置されている。支持部材8は、かごガイドレール2b及び釣合おもりガイドレール3a,3bの上端部に防振部材(図示せず)を介して固定されている。
駆動装置11は、支持部材8の上部に設置されている。また、駆動装置11は、垂直投影面においてかご4と部分的に重なるように配置されている。遊び車15は、駆動装置本体12の筐体に搭載されている。
支持部材8の上部には、主ロープ14を遊び車15から釣合おもり吊り車7に導くそらせ車23が設けられている。そらせ車23は、垂直投影面において釣合おもり5と部分的に重なるように、釣合おもり5の真上に配置されている。
支持部材8には、主ロープ14を通す複数の主ロープ逃がし孔8a,8bが設けられている。
このような構成によっても、駆動装置11の小形化を図ることができ、レイアウトの自由度を高くすることができる。また、主ロープ14の長寿命化を図ることができる。
また、返し車を省略したので、部品点数を削減して、コストを低減することができる。
さらに、そらせ車23を用いたので、釣合おもり5のレイアウトの自由度を向上させることができる。
なお、上記の例では、支持部材とガイドレールとの間に防振部材を設けたが、駆動装置や遊び車と支持部材との間に防振部材を設けてもよい。
また、支持部材、上部支持梁及び綱止め梁等は、ガイドレールではなく、建物に直接又は間接的に固定してもよい。

Claims (10)

  1. 昇降路内に配置され、駆動シーブを有する駆動装置、
    上記駆動シーブに巻き掛けられている主ロープ、及び
    上記主ロープにより上記昇降路内に吊り下げられ、上記駆動装置の駆動力により昇降されるかご及び釣合おもり
    を備え、
    上記駆動装置は、上記駆動シーブの回転軸が水平になるように配置されており、
    上記駆動装置の近傍には、上記主ロープが巻き掛けられた遊び車が設けられており、
    上記遊び車に上記主ロープが巻き掛けられていることにより、上記主ロープの上記駆動シーブへの巻き付け角度が増大されているエレベータ装置。
  2. 上記主ロープの上記駆動シーブへの巻き付け角度は、230〜280度である請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 上記駆動装置は、最下停止階に停止したときの上記かごの床面よりも高く、かつ最上停止階に停止したときの上記かごの天井よりも低い位置に配置されている請求項1記載のエレベータ装置。
  4. 上記駆動装置は、上記昇降路の頂部に配置されている請求項1記載のエレベータ装置。
  5. 上記昇降路内には、上記かご及び上記釣合おもりを案内する複数のガイドレールが設置されており、上記駆動装置及び上記遊び車の少なくともいずれか一方は、上記ガイドレールのうちの少なくとも一部のガイドレールに取り付けられた支持部材により支持されている請求項1記載のエレベータ装置。
  6. 上記駆動装置及び上記遊び車は、上記昇降路内に固定された共通の支持部材に取り付けられている請求項1記載のエレベータ装置。
  7. 上記支持部材は、防振部材を介して上記昇降路内に固定されている請求項6記載のエレベータ装置。
  8. 上記駆動装置は、上記支持部材の下面に取り付けられ、上記遊び車は、上記支持部材の側面に取り付けられている請求項6記載のエレベータ装置。
  9. 上記遊び車は、上記駆動装置の筐体に搭載されている請求項1記載のエレベータ装置。
  10. 上記遊び車の直径は、上記駆動シーブの直径よりも小さい請求項1記載のエレベータ装置。
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