JP4992281B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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この発明は、かご停止中において、地震等による主ロープの振れを抑制するための拘束装置を備えたエレベータ装置に関するものである。
従来、地震等の揺れによる主ロープの揺れを抑制するために、複数の振れ止め機構を昇降路内に設置するもの(例えば、特許文献1参照)、張り車の上昇を防ぎ、主ロープやつり合いロープの揺れの増加を抑えるもの(例えば、特許文献2参照)、ガイドレールを把持することによりかごの鉛直方向の変位を拘束するもの(例えば、特許文献3参照)、地震発生時にガイドレールを把持し、脱レールを防止したもの(例えば、特許文献4参照)が知られている。
特開2001−316058号公報 特開平11−106160号公報 特開2003−63756号公報 特開平9−202558号公報
特許文献1記載の従来のエレベータ装置では、複数の振れ止め機構を昇降路内に設置する必要があるため、設置スペースおよび設置コストが増大するという問題がある。また、振れ止めと主ロープが衝突するため、主ロープの損傷や衝突音の発生という問題もある。 また、特許文献2記載の従来のエレベータ装置では、張り車やつり合いロープが適用されないエレベータでは効果を得ることができないという問題がある。近年の昇降路スペース縮小化に伴い、昇降路内各機器と主ロープとの隙間は狭まっているため、つり合いロープを必要としない低行程のエレベータにおいても、主ロープの振れ止め機構を設置することが求められている。
また、特許文献3記載の従来のエレベータ装置では、停止中のかごの揺れを防止することはできるが、つり合いおもりの鉛直方向の変位は拘束できないため、地震等の揺れによる主ロープの振れを抑制することはできない。
また、特許文献4記載の従来のエレベータ装置は、地震発生時にかごが揺れてガイドレールとガイドとのかみ合いが外れないように、地震検知時にガイドレールを把持するようにしたものであり、地震検知時に停止中のかごの揺れを防止することはできるが、つり合いおもりの鉛直方向の変位は拘束できないため、地震等の揺れによる主ロープの振れを抑制することはできない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、かご停止中において、地震等による主ロープの振れを抑制するため、停止中のかごの鉛直方向の変位を拘束するかご用拘束装置と、停止中のつり合いおもりの鉛直方向の変位を拘束するつり合いおもり用拘束装置とを備えたエレベータ装置を提供することを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置においては、エレベータのかごと、このかごを昇降案内するかご側ガイドレールと、つり合いおもりと、このつり合いおもりを昇降案内するおもり側ガイドレールと、かごおよびつり合いおもりを懸架する懸架手段と、懸架手段が巻き掛けられた巻上機とを備えたものにおいて、かごに設けられ、停止中におけるかごの鉛直方向の変位を拘束するかご用拘束装置と、つり合いおもりに設けられ、停止中におけるつり合いおもりの鉛直方向の変位を拘束するつり合いおもり用拘束装置とを備えたものである。
この発明によれば、かご停止中において、地震等によって主ロープ等の懸架手段に水平方向の変位を与える力が加えられても、かご用拘束装置とつり合いおもり用拘束装置によって、例えば1:1ローピングの場合は、かご(かご側ロープ端部)と巻上機間距離、巻上機とそらせ車間距離、そらせ車とつり合いおもり(つり合いおもり側ロープ端部)間距離が固定されるため、主ロープの弛みが発生せず、主ロープの水平方向の振れを小さく抑えることができる。これにより、主ロープと昇降路内機器との干渉を防止することができるので、近年の昇降路スペース縮小化に伴い、昇降路内各機器と主ロープとの隙間は狭まっている場合は、極めて有用なものとなる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の1:1ローピングの場合の全体構成を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の要部構造を示すかごおよびつり合いおもりの停止中の平面図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の要部構造を示すかごおよびつり合いおもりの走行中の平面図である。
図1において、1は昇降路、2は昇降路1の上部に設けられた機械室、3は機械室2に設置された巻上機で、綱車を有している。4は機械室2に設置された綱車構造のそらせ車、5は巻上機3の綱車および綱車構造のそらせ車4に巻き掛けられた主ロープやベルト等からなる懸架手段、6は主ロープ5の一端により懸架されたエレベータのかご、7はかご6を案内するかご側ガイドレール、8はかご6の上下端部に設けられたかご側ガイド、9は主ロープ5の他端により懸架されたつり合いおもり、10はつり合いおもり9を案内するおもり側ガイドレール、11はつり合いおもり9の上下端部に設けられたおもり側ガイドである。
そして、かご停止中において、地震等による主ロープ5の振れを抑制するため、かご側ガイドレール7を把持することにより、停止中のかご6の鉛直方向の変位を拘束するかご用拘束装置12をかご6に設けるとともに、おもり側ガイドレール10を把持することにより、停止中のつり合いおもり9の鉛直方向の変位を拘束するつり合いおもり用拘束装置13をつり合いおもり9に設けている。
かご用拘束装置12およびつり合いおもり用拘束装置13は、停止中に、かご側ガイドレール7およびおもり側ガイドレール10をそれぞれ把持することにより、停止中におけるかご6およびつり合いおもり9の鉛直方向の変位を拘束する。これにより、地震や強風などにより、停止中の主ロープ5に水平方向横向きの力が加えられても、各綱車間距離、および各綱車と各ロープ端部間距離が変化しないため、主ロープ5の水平方向の振幅を最小限に留めることができる。
図2および図3は、かご側ガイドレール7およびおもり側ガイドレール10をそれぞれ把持するかご用拘束装置12およびつり合いおもり用拘束装置13の具体的な構成例を示すものであり、電磁式レール把持装置であるので、停止中におけるかご6およびつり合いおもり9の鉛直方向の変位を拘束する動作を同時に働かせることができる。なお、図2は停止中の状態を示し、図3は走行中の状態を示す。
かご6およびつり合いおもり9に取り付けられた筐体24は、かご側ガイドレール7およびつり合いおもり側ガイドレール10を両側から挟み込む形状に形成されている。また、筐体24内には、かご側ガイドレール7およびつり合いおもり側ガイドレール10の両側面に圧接される摩擦材20が設けられた摩擦板21が設けられており、この摩擦板21を常時かご側ガイドレール7およびつり合いおもり側ガイドレール10の方向に付勢するばね23が設けられている。22は摩擦板21の中央部に設けられた軸であり、筐体24を貫通している。25は筐体24内に設けられた電磁コイルである。
したがって、停止中は、図2に示すように、ばね23の力によって摩擦材20はかご側ガイドレール7およびつり合いおもり側ガイドレール10に押し付けられ、このばね23の押し付け力によってかご6およびつり合いおもり9はそれぞれのガイドレールを把持し、停止中のかご6およびつり合いおもり9の鉛直方向の変位を拘束する。また、図3に示すように、走行中は筐体24内の電磁コイル25に電流を流し、発生する磁力によって摩擦板21を筐体24側に押し付けることにより、摩擦材20とそれぞれのガイドレール7、10間に隙間を作り、かご6およびつり合いおもり9の昇降を可能にする。このような構成とすることで、かご6およびつり合いおもり9の昇降可否を電磁コイル25に流す電流によって自在に操作することができ、電磁コイル25により同時に動作させることができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の2:1ローピングの場合の全体構成を示す縦断面図である。
図4において、1は昇降路、3は昇降路1内下部に設置された巻上機で、綱車を有している。30は昇降路1の頂部に設けられたかご側ロープ端部、31は昇降路1の頂部に設けられたつり合いおもり側ロープ端部、32は綱車構造のかご側吊り車、33は綱車構造のつり合いおもり側吊り車、34は昇降路1の頂部に設けられた綱車構造の返し車、5は巻上機3の綱車、綱車構造のかご側吊り車32、つり合いおもり側吊り車33及び返し車34に巻き掛けられた主ロープやベルト等からなる懸架手段である。この懸架手段である主ロープ5は、かご側ロープ端部30及びつり合いおもり側ロープ端部31が上記のように昇降路1の頂部に固定されている。6は主ロープ5によりかご側吊り車32を介して懸架されたエレベータのかご、7はかご6を案内するかご側ガイドレール、8はかご6の上下端部に設けられたかご側ガイド、9は主ロープ5によりつり合いおもり側吊り車33を介して懸架されたつり合いおもり、10はつり合いおもり9を案内するおもり側ガイドレール、11はつり合いおもり9の上下端部に設けられたおもり側ガイドである。
そして、かご停止中において、地震等による主ロープ5の振れを抑制するため、かご側ガイドレール7を把持することにより、停止中のかご6の鉛直方向の変位を拘束するかご用拘束装置12をかご6に設けるとともに、おもり側ガイドレール10を把持することにより、停止中のつり合いおもり9の鉛直方向の変位を拘束するつり合いおもり用拘束装置13をつり合いおもり9に設けている。
かご用拘束装置12およびつり合いおもり用拘束装置13は、停止中に、かご側ガイドレール7およびおもり側ガイドレール10をそれぞれ把持することにより、停止中におけるかご6およびつり合いおもり9の鉛直方向の変位を拘束する。これにより、地震や強風などにより、停止中の主ロープ5に水平方向横向きの力が加えられても、各綱車間距離、および各綱車と各ロープ端部間距離が変化しないため、主ロープ5の水平方向の振幅を最小限に留めることができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の1:1ローピングの場合の全体構成を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の要部構造を示すかごおよびつり合いおもりの停止中の平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の要部構造を示すかごおよびつり合いおもりの走行中の平面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の2:1ローピングの場合の全体構成を示す縦断面図である。
符号の説明
1 昇降路
2 機械室
3 巻上機
4 そらせ車
5 主ロープ(懸架手段)
6 かご
7 かご側ガイドレール
8 かご側ガイド
9 つり合いおもり
10 おもり側ガイドレール
11 おもり側ガイド
12 かご用拘束装置
13 つり合いおもり用拘束装置
20 摩擦材
21 摩擦板
22 軸
23 ばね
24 筐体
25 電磁コイル
30 かご側ロープ端部
31 つり合いおもり側ロープ端部
32 かご側吊り車
33 つり合いおもり側吊り車
34 返し車

Claims (3)

  1. エレベータのかごと、このかごを昇降案内するかご側ガイドレールと、つり合いおもりと、このつり合いおもりを昇降案内するおもり側ガイドレールと、前記かごおよびつり合いおもりを懸架する懸架手段と、前記懸架手段が巻き掛けられた巻上機とを備えたエレベータ装置において、
    前記かごに設けられ、停止中における前記かごの鉛直方向の変位を拘束するかご用拘束装置と、
    前記つり合いおもりに設けられ、停止中における前記つり合いおもりの鉛直方向の変位を拘束するつり合いおもり用拘束装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. かご用拘束装置はかご側ガイドレールを把持する機構であり、つり合いおもり用拘束装置はおもり側ガイドレールを把持する機構であることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. かご用拘束装置およびつり合いおもり用拘束装置は、電磁式レール把持機構であり、電磁コイルにより同時に動作することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ装置。
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