JPWO2013001587A1 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

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Abstract

ダブルデッキエレベータにおいては、上かごと、上かごの下方に配置された下かごとが、昇降路内を昇降可能な主枠の内側で上下動可能になっている。主枠の上部には、かご位置調整用駆動シーブを有し、上かご及び下かごを上下動させる駆動力を発生するかご位置調整用駆動装置が設けられている。上かごには第1の上かご吊り車及び第2の上かご吊り車が、下かごには第1の下かご吊り車及び第2の下かご吊り車が、主枠の上部には上かご側返し車及び下かご側返し車がそれぞれ設けられている。上かご及び下かごは、主枠の上部に接続された一端部及び他端部を有するかご位置調整用懸吊体により主枠に対して吊り下げられている。かご位置調整用懸吊体は、一端部から、第1の上かご吊り車、上かご側返し車、第2の上かご吊り車、かご位置調整用駆動シーブ、第1の下かご吊り車、下かご側返し車及び第2の下かご吊り車の順に巻き掛けられ、他端部に達している。

Description

この発明は、上かごと下かごとの間の間隔調整が可能なダブルデッキエレベータに関するものである。
従来、上かごと下かごとの間の間隔を調整するために、主枠に設けられたかご位置調整用の巻上機の駆動シーブに、上かご及び下かごを吊り下げるロープを巻き掛け、駆動シーブを回転させることにより、主枠に対して上かご及び下かごを上下動させるようにしたダブルデッキエレベータが知られている。ロープの一端部及び他端部は、主枠の上部にそれぞれ接続されている。また、ロープは、駆動シーブとロープの一端部との間で上かごの吊り車に巻き掛けられ、駆動シーブとロープの他端部との間で下かごの吊り車に巻き掛けられている。従って、ロープによる上かご及び下かごの吊り下げ方式は、2:1ローピング方式とされている(特許文献1及び2参照)。
特開2007−331871号公報 特開2000−309482号公報
しかし、エレベータの大容量化に伴って上かご及び下かごの乗車定員が増えると、かご位置調整用の巻上機にかかる負荷が大きくなるので、かご位置調整用の巻上機が大形化してしまう。これにより、ダブルデッキエレベータ全体が大形化してしまうとともに、コストも増大してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、上かご及び下かごの乗車定員が増えても大形化及びコストの増大を抑制することができるダブルデッキエレベータを得ることを目的とする。
この発明によるダブルデッキエレベータは、昇降路内を昇降可能な主枠、主枠の内側で上下動可能な上かご、主枠の内側で上かごの下方に配置され、上下動可能な下かご、かご位置調整用駆動シーブを有し、主枠の上部に設けられ、上かご及び下かごを上下動させる駆動力を発生するかご位置調整用駆動装置、上かごにそれぞれ設けられた第1の上かご吊り車及び第2の上かご吊り車、下かごにそれぞれ設けられた第1の下かご吊り車及び第2の下かご吊り車、主枠の上部にそれぞれ設けられた上かご側返し車及び下かご側返し車、及び主枠の上部にそれぞれ接続された一端部及び他端部を有し、一端部から、第1の上かご吊り車、上かご側返し車、第2の上かご吊り車、かご位置調整用駆動シーブ、第1の下かご吊り車、下かご側返し車及び第2の下かご吊り車の順に巻き掛けられ、他端部に達しており、上かご及び下かごを主枠に対して吊り下げるかご位置調整用懸吊体を備えている。
この発明によるダブルデッキエレベータでは、上かご及び下かごを吊り下げるかご位置調整用懸吊体が、主枠の上部にそれぞれ接続された一端部及び他端部を有し、一端部から、第1の上かご吊り車、上かご側返し車、第2の上かご吊り車、かご位置調整用駆動シーブ、第1の下かご吊り車、下かご側返し車及び第2の下かご吊り車の順に巻き掛けられ、他端部に達しているので、上かご及び下かごの乗車定員が増えても、かご位置調整用駆動装置にかかる負荷を小さくすることができる。これにより、上かご及び下かごの乗車定員の増加によるかご位置調整用駆動装置の大形化を抑制することができ、ダブルデッキエレベータ全体の大形化を抑制することができる。また、かご位置調整用駆動装置の大形化を抑制することができるので、コストの増大も抑制することができる。
この発明の実施の形態1によるダブルデッキエレベータを示す構成図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 図1のIII-III線に沿った断面図である。 図1のIV-IV線に沿った断面図である。 図1のV-V線に沿った断面図である。 図1のVI-VI線に沿った断面図である。 図4のVII部を示す拡大図である。 図7の下かごの下部の一部を示す上面図である。 図7の下かごの下部の一部を示す側面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるダブルデッキエレベータを示す構成図である。また、図2は図1のII-II線に沿った断面図、図3は図1のIII-III線に沿った断面図、図4は図1のIV-IV線に沿った断面図、図5は図1のV-V線に沿った断面図、図6は図1のVI-VI線に沿った断面図である。図において、昇降路1の上部には、主駆動シーブ2aを有する巻上機(主駆動装置)2と、主駆動シーブ2aから離して配置されたそらせ車3とが設けられている。主駆動シーブ2a及びそらせ車3には、複数本の主索(例えばロープやベルト等)4が巻き掛けられている。主索4には、昇降路1内を昇降可能なかご装置5及び釣合おもり6が吊り下げられている。かご装置5は主索4の一端部に接続され、釣合おもり6は主索4の他端部に接続されている。従って、主索4によるかご装置5及び釣合おもり6の吊り下げ方式は、1:1ローピング方式となっている。
昇降路1内には、かご装置5の昇降を案内する一対のかご装置ガイドレールと、釣合おもり6の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレールとが設置されている(いずれも図示せず)。巻上機2の駆動力によって主駆動シーブ2aが回転されると、かご装置5は各かご装置ガイドレールに案内されながら昇降され、釣合おもり6は各釣合おもりガイドレールに案内されながら昇降される。
かご装置5は、主索4に接続された主枠7と、主枠7の内側で上下動可能な上かご8と、主枠7の内側で上かご8の下方に配置され、上下動可能な下かご9とを有している。上かご8及び下かご9は、それぞれの幅方向をかご装置5の幅方向に一致させて主枠7の内側に配置されている。
主枠7は、一対の縦枠10と、上かご8の上方に配置され、各縦枠10の上端部間に水平に固定された上梁11と、下かご9の下方に配置され、各縦枠10の下端部間に水平に固定された下梁12と、上かご8と下かご9との間に配置され、各縦枠10の中間部間に水平に固定された中間梁13とを有している。主索4は、上梁11に接続されている。
主枠7には、上かご8の上下動を案内する一対の上かごガイドレール(かご位置調整用ガイドレール)14と、下かご9の上下動を案内する一対の下かごガイドレール(かご位置調整用ガイドレール)15とが固定されている。各上かごガイドレール14は、上かご8の幅方向について上かご8の両側に配置されている。各下かごガイドレール15は、下かご9の幅方向について下かご9の両側に配置されている。
上梁11の上部(即ち、主枠7の上部)には、上かご8及び下かご9を上下動させる駆動力を発生するかご位置調整用駆動装置16が設けられている。かご位置調整用駆動装置16は、かご位置調整用駆動シーブ17を有している。かご位置調整用駆動シーブ17は、かご位置調整用駆動装置16の駆動力により回転される。かご位置調整用駆動シーブ17の回転軸は、上かご8及び下かご9の奥行き方向と平行になっている。
上かご8の上部には、図5に示すように、上かご8の幅方向に互いに離して配置された一対の第1の上かご吊り車18と、上かご8の幅方向に互いに離して配置された一対の第2の上かご吊り車19とが取り付けられている。各第1の上かご吊り車18及び各第2の上かご吊り車19のそれぞれの回転軸は、上かご8の奥行き方向に沿って配置されている。
第1の上かご吊り車18と第2の上かご吊り車19とは、図5に示すように、昇降路1の垂直投影面(即ち、昇降路1を上下方向に沿って投影したときの水平面)内において、各上かごガイドレール14間を結ぶ直線Aを挟んで配置されている。この例では、第1の上かご吊り車18と第2の上かご吊り車19とが、昇降路1の垂直投影面内において、各上かごガイドレール14間を結ぶ直線Aに関して対称位置に配置されている。
下かご9の下部には、図6に示すように、下かご9の幅方向に互いに離して配置された一対の第1の下かご吊り車20と、下かご9の幅方向に互いに離して配置された一対の第2の下かご吊り車21とが取り付けられている。各第1の下かご吊り車20及び各第2の下かご吊り車21のそれぞれの回転軸は、下かご9の奥行き方向に沿って配置されている。
第1の下かご吊り車20と第2の下かご吊り車21とは、図6に示すように、昇降路1の垂直投影面内において、各下かごガイドレール15間を結ぶ直線Bを挟んで配置されている。この例では、第1の下かご吊り車20と第2の下かご吊り車21とが、昇降路1の垂直投影面内において、各下かごガイドレール15間を結ぶ直線Bに関して対称位置に配置されている。
上梁11(主枠7の上部)には、図1に示すように、上かご側返し車22及び下かご側返し車23がそれぞれ取り付けられている。上かご側返し車22及び下かご側返し車23のそれぞれの回転軸は、かご装置5の幅方向に沿って配置されている。
上かご8及び下かご9は、かご位置調整用ロープ(かご位置調整用懸吊体)24により主枠7に対して吊り下げられている。なお、上かご8及び下かご9を吊り下げるかご位置調整用懸吊体は、ベルトであってもよい。上梁11(主枠7の上部)には、第1の綱止め装置25及び第2の綱止め装置26が設けられている。かご位置調整用ロープ24は、第1の綱止め装置25を介して上梁11に接続された一端部24aと、第2の綱止め装置26を介して上梁11に接続された他端部24bとを有している。
かご位置調整用ロープ24は、一端部24aから、各第1の上かご吊り車18、上かご側返し車22、各第2の上かご吊り車19、かご位置調整用駆動シーブ17、各第1の下かご吊り車20、下かご側返し車23、各第2の下かご吊り車21の順に巻き掛けられ、他端部24bに達している。即ち、かご位置調整用ロープ24による上かご8及び下かご9の吊り下げ方向は、4:1ローピング方式となっている。上かご8及び下かご9は、かご位置調整用駆動シーブ17が回転されることにより、上かご8と下かご9との間の距離が変化する方向へそれぞれ上下動される。
上かご8は、上かご枠27と、上かご枠27に支持され、上かご枠27に囲まれた上かご室28とを有している。各第1の上かご吊り車18及び各第2の上かご吊り車19は、上かご枠27の上部に設けられている。
下かご9は、下かご枠29と、下かご枠29に支持され、下かご枠29に囲まれた下かご室30とを有している。各第1の下かご吊り車20及び各第2の下かご吊り車21は、下かご枠29の下部に設けられている。
上かご枠27の下部(上かご8の下部)には、各上かごガイドレール14を把持することにより上かご8に制動力を与える一対の上かご用非常止め部31が設けられている。上かご用非常止め部31は、図5に示すように、昇降路1の垂直投影面内において、各上かごガイドレール14間を結ぶ直線A上に配置されている。
下かご枠29の下部(下かご9の下部)には、各下かごガイドレール15を把持することにより下かご9に制動力を与える一対の下かご用非常止め部32が設けられている。下かご用非常止め部32は、図6に示すように、昇降路1の垂直投影面内において、第1の下かご吊り車20と第2の下かご吊り車21との間に配置され、かつ各下かごガイドレール15間を結ぶ直線B上に配置されている。
図7は、図4のVII部を示す拡大図である。また、図8は図7の下かご9の下部の一部を示す上面図、図9は図7の下かご9の下部の一部を示す側面図である。図において、下かご用非常止め部32は、水平方向について、第1の下かご吊り車20と第2の下かご吊り車21との間に配置されている。また、下かご用非常止め部32は、水平方向について下かごガイドレール15の両側に配置された一対の案内部33と、各案内部33のそれぞれと下かごガイドレール15との間に配置された一対の楔(制動部材)34と、下かごガイドレール15を避けて各案内部33間に配置された弾性ばね35とを有している。
各案内部33は、下かごガイドレール15に沿った軸を中心にそれぞれ回動可能になっている。各案内部33の一端部間の距離は、各案内部33の他端部間の距離が小さくなる方向へ各案内部33が回動されることにより大きくなり、各案内部33の他端部間の距離が大きくなる方向へ各案内部33が回動されることにより小さくなる。各案内部33の一端部間には、下かごガイドレール15が通されているとともに、各楔34が配置されている。各案内部33の他端部間には、弾性ばね35が配置されている。
各案内部33には、下かごガイドレール15との距離が下方に向かって広がりながら傾斜する傾斜部が設けられている。楔34は、案内部33の傾斜部と下かごガイドレール15との間に配置されている。
楔34は、案内部33の傾斜部に沿って案内されながら下かご9に対して上下方向へ変位可能になっている。各楔34は、下かご9に対する上方への変位により下かごガイドレール15に接触し、下かご9に対する下方への変位により下かごガイドレール15から離れる。下かご9が下方へ移動しているときに各楔34が下かごガイドレール15に接触すると、各楔34は、各案内部33の一端部間の距離を広げながら各案内部33のそれぞれと下かごガイドレール15との間に噛み込む。
弾性ばね35は、各楔34が下かごガイドレール15から離れているときに、伸び縮みしていない自然長の状態となっている。また、弾性ばね35は、各楔34が各案内部33のそれぞれと下かごガイドレール15との間に噛み込んで各案内部33の一端部が広がると、各案内部33の他端部同士の変位によって縮められて弾性反発力を発生する。これにより、各楔34は、下かごガイドレール15に両側から押し付けられて下かごガイドレール15を把持する。下かご用非常止め部32は、下かごガイドレール15を各楔34で把持することにより制動力を与える。
上かご用非常止め部31の構成は、下かご用非常止め部32の構成と同様である。上かご用非常止め部31は、上かご用非常止め部31の各楔で上かごガイドレール14を把持することにより上かご8に制動力を与える。
上かご用非常止め部31には、上かご用非常止め部31の楔を上下方向へ変位させる上かご用作動レバー(図示せず)が設けられている。下かご用非常止め部32には、楔34を上下方向へ変位させる下かご用作動レバー(図示せず)が設けられている。上かご用作動レバー及び下かご用作動レバー間には、上かご8及び下かご9が主枠7に対して同時に下方へ変位したときに上かご用作動レバー及び下かご用作動レバーを操作する非常止め操作装置(図示せず)が設けられている。上かご用非常止め部31及び下かご用非常止め部32は、非常止め操作装置による上かご用作動レバー及び下かご用作動レバーの操作によりそれぞれ動作される。
次に、動作について説明する。かご装置5及び釣合おもり6は、巻上機2の駆動力により昇降路1内を昇降される。上かご8及び下かご9は、上下に隣接した乗場階に同時に着床されるが、建物の階床間隔は必ずしも一定ではなく、階によって異なっていることがある。
この場合、かご位置調整用駆動装置16の駆動力によって上かご8及び下かご9が主枠7に対して昇降され、上かご8及び下かご9間の間隔が階床間隔に応じて調整される。即ち、上かご8が上昇し下かご9が下降することにより、上かご8及び下かご9間の間隔が拡大する。また、上かご8が下降し下かご9が上昇することにより、上かご8及び下かご9間の間隔が縮小する。
例えばかご位置調整用ロープ24が破断すると、上かご8及び下かご9のそれぞれが重力により下方へ変位される。上かご8及び下かご9のそれぞれが下方へ変位されると、上かご用非常止め部31及び下かご用非常止め部32のそれぞれが動作され、上かご8及び下かご9に制動力が与えられる。これにより、上かご8及び下かご9の落下が防止される。
このようなダブルデッキエレベータでは、上かご8及び下かご9が主枠7に対してかご位置調整用ロープ24により吊り下げられ、かご位置調整用ロープ24による上かご8及び下かご9の吊り下げ方式が4:1ローピング方式となっているので、上かご8及び下かご9の乗車定員が増えても、かご位置調整用駆動装置16にかかる負荷を小さくすることができる。これにより、上かご8及び下かご9の乗車定員の増加によるかご位置調整用駆動装置16の大形化を抑制することができ、ダブルデッキエレベータ全体の大形化を抑制することができる。また、かご位置調整用駆動装置16の大形化を抑制することができるので、コストの増大も抑制することができる。
また、昇降路1の垂直投影面内において、第1の上かご吊り車18及び第2の上かご吊り車19が、各上かごガイドレール14間を結ぶ直線Aを挟んで配置されているとともに、上かご用非常止め部31が直線A上に配置され、第1の下かご吊り車20及び第2の下かご吊り車21が、各下かごガイドレール15間を結ぶ直線Bを挟んで配置されているとともに、下かご用非常止め部32が直線B上に配置されているので、上かご用非常止め部31の重心と上かご8の吊り芯とを一致させることができるとともに、下かご用非常止め部32の重心と下かご9の吊り芯とを一致させることができる。これにより、上かごガイドレール14及び下かごガイドレール15のそれぞれが上かご8及び下かご9から受ける偏荷重を小さくすることができ、上かごガイドレール14及び下かごガイドレール15の強度を小さくすることができる。これにより、上かごガイドレール14及び下かごガイドレール15の軽量化を図ることができ、ダブルデッキエレベータのコストの低減を図ることができる。
なお、上記の例では、かご位置調整用駆動装置16が上梁11の上部に設けられているが、上梁11の下部にかご位置調整用駆動装置16を設けてもよい。
また、上記の例では、第1の上かご吊り車18及び第2の上かご吊り車19が上かご8の上部に設けられているが、第1の上かご吊り車18及び第2の上かご吊り車19を上かご8の下部に設けてもよい。
また、上記の例では、第1の下かご吊り車20及び第2の下かご吊り車21が下かご9の下部に設けられているが、第1の下かご吊り車20及び第2の下かご吊り車21を下かご9の上部に設けてもよい。
1 昇降路、7 主枠、8 上かご、9 下かご、14 上かごガイドレール(かご位置調整用ガイドレール)、15 下かごガイドレール(かご位置調整用ガイドレール)、16 かご位置調整用駆動装置、17 かご位置調整用駆動シーブ、18 第1の上かご吊り車、19 第2の上かご吊り車、20 第1の下かご吊り車、21 第2の下かご吊り車、22 上かご側返し車、23 下かご側返し車、24 かご位置調整用ロープ(かご位置調整用懸吊体)、24a 一端部、24b 他端部、31 上かご用非常止め部、32 下かご用非常止め部。

Claims (2)

  1. 昇降路内を昇降可能な主枠、
    上記主枠の内側で上下動可能な上かご、
    上記主枠の内側で上記上かごの下方に配置され、上下動可能な下かご、
    かご位置調整用駆動シーブを有し、上記主枠の上部に設けられ、上記上かご及び上記下かごを上下動させる駆動力を発生するかご位置調整用駆動装置、
    上記上かごにそれぞれ設けられた第1の上かご吊り車及び第2の上かご吊り車、
    上記下かごにそれぞれ設けられた第1の下かご吊り車及び第2の下かご吊り車、
    上記主枠の上部にそれぞれ設けられた上かご側返し車及び下かご側返し車、及び
    上記主枠の上部にそれぞれ接続された一端部及び他端部を有し、上記一端部から、上記第1の上かご吊り車、上記上かご側返し車、上記第2の上かご吊り車、上記かご位置調整用駆動シーブ、上記第1の下かご吊り車、上記下かご側返し車及び上記第2の下かご吊り車の順に巻き掛けられ、上記他端部に達しており、上記上かご及び上記下かごを上記主枠に対して吊り下げるかご位置調整用懸吊体
    を備えていることを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  2. 上記上かご及び上記下かごの両側に配置された状態で上記主枠に固定され、上記上かご及び上記下かごの上下動を案内する一対のかご位置調整用ガイドレール、
    上記上かごに設けられ、各上記かご位置調整用ガイドレールを把持することにより上記上かごに制動力を与える上かご用非常止め部、及び
    上記下かごに設けられ、各上記かご位置調整用ガイドレールを把持することにより上記下かごに制動力を与える下かご用非常止め部
    をさらに備え、
    上記第1の上かご吊り車及び上記第2の上かご吊り車は、上記昇降路の垂直投影面内において、各上記かご位置調整用ガイドレール間を結ぶ直線を挟んで配置され、
    上記第1の下かご吊り車及び上記第2の下かご吊り車は、上記昇降路の垂直投影面内において、各上記かご位置調整用ガイドレール間を結ぶ直線を挟んで配置され、
    上記上かご用非常止め部及び上記下かご用非常止め部は、上記昇降路の垂直投影面内において、各上記かご位置調整用ガイドレール間を結ぶ直線上にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
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