JP5577275B2 - 床高さ調節機構付きエレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、同一昇降路内で2つ以上の乗りかごのかご室を駆動させ、さらにかご室間同士の距離を調整可能なエレベーターに関する。
巻上機に巻き掛けられたロープで2台以上の乗りかごを駆動させるエレベーターが従来知られている(例えば特許文献1参照)。このようなエレベーターにおいて、巻上機の制御のみで、常に全ての乗りかごの床と目的階の床のずれが生じないよう制御することはできない。これは、主索の経時的な伸び、または乗りかご荷重に起因する主索の伸縮、利用者が乗降動作を行うことによる乗客負荷変動による主索の伸縮等のためである。
そこで従来では、一方の乗りかごに着床位置を補正する床位置補正装置として、パンタグラフ構造体や、電動ウインチ,油圧ジャッキなどを用い、第1かごが着床した後、かご室をかご枠に対して昇降させて第2かごの着床ずれを補正する構成としていた。
WO2004/046007
上記従来技術においては、乗りかごの高さ方向の寸法制限について特に検討がされていない。乗りかごの高さ寸法が増大すると、昇降路を上下方向に延長しなければならない。
またマルチカーエレベーターでは、輸送効率を最大限発揮するには、乗りかご同士を例えば2階と3階や5階と6階等のように、縦方向に連続したいくつかの階床に止める必要があるが、従来技術では乗りかご高さが高くなってしまい、安全なかご間距離を確保すると、縦方向に連続した階床に乗りかごを停止させることが困難となる場合があった。
上記目的を達成するために、本発明は、昇降路内を昇降する昇降体と、前記昇降体を吊る主索と、前記主索を巻き掛けて駆動する巻上機を備えた床高さ調節機構付きエレベーターにおいて、前記昇降体は、前記主索に吊持される外枠と、前記外枠内を昇降する内かごと、環状に配されて前記外枠に対して前記内かごを吊持する副索と、前記副索に掛けられる1箇所以上の静掛点と、前記副索に掛けられて水平方向に移動可能な2箇所以上の動掛点と、前記2箇所以上の動掛点の水平方向距離を変化させる開閉装置と、前記内かごを昇降方向に案内する垂直ガイド装置と、前記2箇所以上の動掛点の水平方向への移動を案内する水平ガイド装置とを備え、前記副索と、前記静掛点と、前記動掛点と、前記水平ガイド装置は、前記昇降体側面の向かい合う2面にそれぞれに設けられ、前記昇降体の向かい合う2面に配された前記動掛点のうち、互いに向かい合う動掛点を接合部材で繋ぎ、前記開閉装置により前記接合部材間距離を変えることにより前記2箇所以上の動掛点間の水平方向距離を変化させることで、前記静掛点と前記動掛点の高さ方向の距離を変えて前記外枠内の前記内かごの位置を変えるのである。
上記目的を達成するために、本発明は、昇降路内を昇降する昇降体と、前記昇降体を吊る主索と、前記主索を巻き掛けて駆動する巻上機を備えた床高さ調節機構付きエレベーターにおいて、前記昇降体は、前記主索に吊持される外枠と、前記外枠内を昇降する内かごと、環状に配されて前記外枠に対して前記内かごを吊る副索と、前記副索に掛けられる1箇所以上の静掛点と、前記副索に掛けられて水平方向に移動可能な2箇所以上の動掛点と、前記2箇所以上の動掛点の水平方向距離を変化させる開閉装置を備えたのである。
このように、ストロークが必要な駆動装置のストロークの方向を水平として配置することができるので、乗りかごの高さ寸法を抑えることができ、昇降路スペースを増大させず、さらにマルチカーエレベーターでは乗りかごの停止間隔を短縮することができる。
本発明によれば、高さ寸法を抑え、昇降路スペースを増大させない、さらにマルチカーエレベーターではかご間距離を短縮可能な、床高さ調節機構付きエレベーターを得ることができる。
本発明による一実施の形態の乗りかご斜視図である。 本発明による一実施の形態の乗りかご右側面図である。 本発明による他の実施の形態の乗りかご斜視図である。 本発明による他の実施の形態の乗りかご右側面図である。 本発明による一実施の形態のマルチカーエレベーター斜視図である。 本発明による一実施の形態のダブルデッキエレベーター斜視図である。
以下、本発明の実施例を挙げて、本発明について詳しく説明する。
<実施例1>
図1に乗りかごの斜視図を示す。本実施形態における乗りかごは内かご1と外枠2から構成されている。図示しないが、内かご1上部に、ドア開閉用モータ、および乗りかご内の電源制御,階床表示,ドア開閉制御等を行う制御盤4を配している。内かご1は、左右の側面の上下部に内かごガイドローラ5a,5bを有している。外枠2は、左右側面の上下部に内かごガイドレール6a,6bを有している。内かご1は、外枠2内に内かごガイドレール6a,6bに内かごガイドローラ5a,5bで昇降方向に案内可能な様に設置する。即ち、内かごに設けられた内かごガイドローラ5a,5bと、外枠2に設けられた内かごガイドレール6a,6bによって、外枠2に対して、内かご1を上下(昇降方向)に案内する垂直ガイド装置が構成されている。
内かご1下部に、床高さ調節機構を配置する。床高さ調節機構は、ビーム7a,7b,ビーム開閉機構8,スプロケット9a,9b,9c,9d,ビームガイドローラ10a,10b,10c,10d,ビームガイドレール11a,11b,チェーン12,プーリ13で構成されている。
ビーム開閉機構8は、平行にならべた2つのビーム7a,7bの間にパンタグラフ14を介設させ、パンタグラフ14を電動モータ15にて正転逆転可能なスクリューシャフト16で拡開・縮小可能となっている。ビーム開閉機構8は、内かご1の下部に、スクリューシャフト16が、内かご1前後方向の中心線と同一直線上に重なるよう配置される。
ビーム7aの両端にはスプロケット9a,9bが設置されている。スプロケット9a,9bは同一軸で接続され、回転が同期する構造となっている。スプロケット9a,9bのパンタグラフ14側には、同一軸上にビームガイドローラ10a,10b、が回転自在に取り付けられる。ビーム7bにも同様にスプロケット9c,9dとビームガイドローラ10c,10dが設置されている。このようにビーム7aは、スプロケット9aとスプロケット9bの回転が同期するように同一軸で接合する接合部材となっている。同様にビーム7bはスプロケット9cとスプロケット9dの回転が同期するように同一軸で接合する接合部材となっている。
ビームガイドレール11a,11bは内かご1下部の左右両端に平行に設置される。ビーム7a,7bは、ビームガイドローラ10a,10b,10c,10dがビームガイドレール11a,11bに沿って転がるよう調整されている。
ビーム7a,7bは、スプロケット9a,9b,9c,9dが、内かご1の左右側面から突出するよう調整されている。
外枠2の左右両面には、それぞれ内かご1の前後方向の中心線上に静掛点としてのプーリ13が配置され、副索である同じ長さの環状のチェーン12が掛けられている。
プーリ13に掛けられた環状チェーン12に、内かご1の側面に突出した動掛点としてのスプロケット9b,9dを掛け、内かご1を吊持する。図示しないが、反対側の側面も同様の構成となっている。
プーリ13の固定位置は、チェーン12の伸び分だけ高さ方向に調整可能であり、内かご1の床面が水平になるよう調整されている。
図2は、乗りかごを右側面から見た図である。図2(a)は、パンタグラフ14を縮小させ、スプロケット9b,9d間距離を最小にした状態である。図2(b)は、パンタグラフ14を拡開させ、スプロケット9b,9d間距離を最大にした状態である。パンタグラフ14を縮小させた状態から、拡開させスプロケット9b,9dの間隔Lsを広げると、環状チェーン12のLs部の増大により、その他のチェーン長が短くなり、スプロケット9b,9dとプーリ13の高さ方向の軸間距離Hsが縮小する。これにより、外枠2内の内かご1の位置が上昇する。
このように、2箇所以上の動掛点の水平方向への移動を案内する水平ガイド装置として、本実施形態では内かご1下部の左右両端に平行に設置されたビームガイドレール11a,11bと、ビーム7a,7bに設けられたビームガイドローラ10a,10b,10c,10dによって構成されている。また動掛点の水平距離を変化させる開閉装置としては、ビーム7a,7bとビーム開閉機構8であるパンタグラフ14,電動モータ15,スクリューシャフト16によって構成されている。
このように、外枠2の縦方向に内かご1を駆動させる構成を横方向に向けて配置し、その駆動方向も横方向とすることで、外枠2の高さ方向を抑えながら高さ方向の可動範囲を大きくすることができる。
<実施例2>
図3に乗りかごの斜視図を示す。乗りかごは内かご1と外枠2から構成されている。図示しないが、内かご1上部の床高さ調節機構の干渉しない位置に、ドア開閉用モータ、および乗りかご内の電源制御,階床表示,ドア開閉制御等を行う制御盤4を配置する。内かご1は、左右の側面の上下部に内かごガイドローラ5a,5bを有している。外枠2は、左右側面の上下部に内かごガイドレール6を有している。内かご1は、外枠2内に内かごガイドレール6に内かごガイドローラ5a,5bで昇降方向に案内可能な様に設置する。
外枠2の上部に、床高さ調節機構を配置する。床高さ調節機構は、ビーム7a,7b,ビーム開閉機構8,スプロケット9a,9b,9c,9d,ビームガイドローラ10a,10b,10c,10d,ビームガイドレール11a,11b,チェーン12,プーリ13で構成されている。
ビーム開閉機構8は、平行にならべた2つのビーム7a,7bの間にパンタグラフ14を介設させ、パンタグラフ14を電動モータ15にて正転逆転可能なスクリューシャフト16で拡開・縮小可能となっている。ビーム開閉機構8は、外枠2上部に、スクリューシャフト16が、内かご1前後方向の中心線と同一直線上に重なるよう配置される。
接合部材としてのビーム7aの両端には動掛点であるスプロケット9a,9bが設置されている。スプロケット9a,9bは同一軸で接続され、回転が同期する構造となっている。スプロケット9a,9bのパンタグラフ14側には、同一軸上にビームガイドローラ10a,10b、が回転自在に取り付けられる。接合部材としてのビーム7bにも同様に動掛点であるスプロケット9c,9dとビームガイドローラ10c,10dが設置されている。
ビームガイドレール11a,11bは外枠2上部の左右両端に平行に設置される。ビーム7a,7bは、ビームガイドローラ10a,10b,10c,10dがビームガイドレール11a,11bに沿って転がるよう調整されている。
ビーム7a,7bは、スプロケット9a,9b,9c,9dが、外枠2の左右側面から突出するよう調整されている。
このように、2箇所以上の動掛点の水平方向への移動を案内する水平ガイド装置として、本実施形態では外枠2上部の左右両端に平行に設置されたビームガイドレール11a,11bと、ビーム7a,7bに設けられたビームガイドローラ10a,10b,10c,10dによって構成されている。また動掛点の水平距離を変化させる開閉装置としては、ビーム7a,7bとビーム開閉機構8であるパンタグラフ14,電動モータ15,スクリューシャフト16によって構成されている。
内かご1の左右両面には、それぞれ内かご1の前後方向の中心線上に静掛点であるプーリ13が配置されている。
外枠2の側面に突出したスプロケット9b,9dには、副索である環状のチェーン12が掛けられている。スプロケット9b,9dに掛けられた環状チェーン12にプーリ13を掛け、内かご1を吊持する。図示しないが、反対側の側面も同じ長さの環状のチェーン12がスプロケット9a,9cとプーリ13に掛けられた同様の構成となっている。
プーリ13の固定位置は、チェーン12の伸び分だけ高さ方向に調整可能であり、内かご1の床面が水平になるよう調整されている。
図4は、乗りかごを右側面から見た図である。図4(a)は、パンタグラフ14を縮小させ、スプロケット9b,9d間距離を最小にした状態である。図4(b)は、パンタグラフ14を拡開させ、スプロケット9b,9d間距離を最大にした状態である。パンタグラフ14を縮小させた状態から、拡開させスプロケット9b,9dの間隔Lsを広げると、環状チェーン12のLs部の増大により、その他のチェーン長が短くなり、スプロケット9b,9dとプーリ13の高さ方向の軸間距離Hsが縮小する。これにより、外枠2内の内かご1の位置が上昇する。
<実施例3>
図5は、昇降路17内を6台の乗りかご18a〜20a,18b〜20bが循環状に移動するマルチカーエレベーターの斜視図を示す。乗りかご18a〜20aは、実施例1で示した床高さ調節機構付きの乗りかごである。図示しないが、実施例2で示した床高さ調節機構付きの乗りかごを用いてもよい。
床高さ調節機構の床高さ調節ストロークは、乗りかごと目的階の床の最大ずれ量以上となっている。1組の乗りかご18a,18bは、主索21,22によってつるべ式に連結されており、一方の乗りかご18aが最上階に着床したときに他方の乗りかご18bが最下階に着床する位置に設置されている。主索21,22は、乗りかご18aの前後に配置され、乗りかご18a上部の対角位置に取り付けた2つの主索締結部23a,24aを用いて乗りかご18aを固定する。乗りかご18bについても同様に固定する。
巻上機25aの駆動シーブ26aで主索21を駆動し、巻上機25bの駆動シーブ26bで主索22を駆動し、これら2つの駆動機構で1組の乗りかご18a,18bを動かす。
図5では、主索21,22をそれぞれ1本の線で描いているが、実際には乗りかごの組数だけの主索,巻上機、および駆動シーブで構成される(本実施例では3組で構成)。よって、3組の乗りかご18a,18bと、19a,19bと、20a,20bは独立して駆動することができ、図示されていないガイドレールに案内されて時計回りに循環移動する。しかし、先行する乗りかごを追い越すことはできない。
次に乗りかご床位置合わせ動作について説明する。目的階が指定されると、エレベーターの制御装置(図示せず)は、乗りかごを目的階へ向けて動作させる。
床高さ調節機構のない乗りかご18b〜20bを目的階に移動する場合、制御装置は、乗りかご18b〜20bが目的階に近づくと、乗りかご18b〜20bに取り付けられた位置検出センサ(図示せず)を用いて、目的階の床と乗りかご18b〜20bの床の段差が設定誤差内に収まるよう巻上機25を制御する。
床高さ調節機構のついた乗りかご18a〜20aを目的階に移動する場合、制御装置は、乗りかご18a〜20aが目的階に停止する際に乗りかご18b〜20bが停止する階を疑似目的階として設定する。制御装置は、乗りかご18b〜20bが疑似目的階に近づくと、乗りかご18b〜20bに取り付けられた位置検出センサ(図示せず)を用いて、疑似目的階の床と乗りかご18b〜20bの床の段差が設定誤差内に収まるよう巻上機25を制御する。乗りかご18a〜20aの床と、目的階の床の段差に、主索21,22の伸びによるずれが生じる場合、制御装置は、床高さ調節機構を用いてずれを補償する。
実施例では、乗りかご18a〜20aのみに床高さ調節機構を取り付けたが、すべての乗りかごに床高さ調節機構を取り付けてもよい。
本実施形態におけるマルチカーエレベーターでは、床高さ調整機構を備えながら外枠2の高さ方向を抑えることが可能となるので、安全なかご間距離を確保し易くなり、縦方向に連続した階床に乗りかごを停止させること乗りかご同士を例えば2階と3階や5階と6階等のように、縦方向に連続したいくつかの階床に止めることも可能とし易く、輸送効率を向上させることが可能となる。
<実施例4>
図6は、外枠27に2つの内かごが上下に重ねられてなる乗りかご28をもつ、ダブルデッキエレベーターの斜視図を示す。外枠27には、上部内かご29および下部内かご30が上下二段に配設されており、外枠27には主索31の一端が止着され、この主索31は巻上機32の駆動シーブ33に掛けられた後、釣り合い重り34に他端が止着されている。乗りかご28の両側にはメインガイドレール(図示せず)が昇降路35内に立設され、乗りかご28を上下方向へ移動可能に案内している。上部内かご29には床高さ調節機構が取り付けられている。図6の外枠27と上部内かご29の構成は、実施例1で示した床高さ調節機構付きの乗りかごの構成である。図示しないが、実施例2で示した床高さ調節機構付きの乗りかごの構成を用いてもよい。床高さ調節機構の床高さ調節ストロークは、隣接する階床間距離の最大値と最小値の差とする。
次に乗りかご28の床位置合わせ動作について説明する。目的階が指定されると、エレベーターの制御装置(図示せず)は、乗りかご28を目的階へ向けて動作させる。床高さ調節機構は、目的階の階床間隔と一致するよう、上部内かご29と下部内かご30の床間隔を調節する。制御装置は、乗りかご28が目的階に近づくと、乗りかご28に取り付けられた位置検出センサ(図示せず)を用いて、目的階の床と上部内かご29の床の段差が設定誤差内に収まるよう巻上機32を制御する。
実施例では、上部内かご29のみに床高さ調節機構を取り付けたが、下部内かご30のみ、もしくは上下両方の内かごに床高さ調節機構を取り付けてもよい。
本実施形態におけるダブルデッキエレベーターでは、床高さ調整機構を備えながら外枠2の高さ方向を抑えることを可能とし、床高さ調節機構の床高さ調節ストロークも大きく取れる。そしてそのため、乗りかご28の小型軽量化に貢献でき、それにより、巻上機32や釣り合い重り34等も小型化が図れるので、昇降路35のスペースを有効に利用することも可能となる。
1 内かご
2,27 外枠
5a,5b 内かごガイドローラ
6a,6b 内かごガイドレール
7a,7b ビーム
8 ビーム開閉機構
9a,9b,9c,9d スプロケット
10a,10b,10c,10d ビームガイドローラ
11a,11b ビームガイドレール
12 チェーン
13 プーリ
14 パンタグラフ
15 電動モータ
16 スクリューシャフト
17,35 昇降路
18a〜20a,18b〜20b,28 乗りかご
21,22,31 主索
23a,23b,24a,24b 主索締結部
25a,25b,32 巻上機
26a,26b,33 駆動シーブ
29 上部内かご
30 下部内かご
34 釣り合い重り

Claims (3)

  1. 昇降路内を昇降する昇降体と、前記昇降体を吊る主索と、前記主索を巻き掛けて駆動する巻上機を備えた床高さ調節機構付きエレベーターにおいて、
    前記昇降体は、前記主索に吊持される外枠と、前記外枠内を昇降する内かごと、環状に配されて前記外枠に対して前記内かごを吊持する副索と、前記副索に掛けられる1箇所以上の静掛点と、前記副索に掛けられて水平方向に移動可能な2箇所以上の動掛点と、前記2箇所以上の動掛点の水平方向距離を変化させる開閉装置と、前記内かごを昇降方向に案内する垂直ガイド装置と、前記2箇所以上の動掛点の水平方向への移動を案内する水平ガイド装置とを備え、
    前記副索と、前記静掛点と、前記動掛点と、前記水平ガイド装置は、前記昇降体側面の向かい合う2面にそれぞれに設けられ、
    前記昇降体の向かい合う2面に配された前記動掛点のうち、互いに向かい合う動掛点を接合部材で繋ぎ、前記開閉装置により前記接合部材間距離を変えることにより前記2箇所以上の動掛点間の水平方向距離を変化させることで、前記静掛点と前記動掛点の高さ方向の距離を変えて前記外枠内の前記内かごの位置を変えることを特徴とする床高さ調節機構付きエレベーター。
  2. 請求項1に記載の床高さ調節機構付きエレベーターにおいて、前記昇降体は、前記外枠に前記静掛点を備え、前記内かごに前記2箇所以上の動掛点と、前記開閉装置を備えたことを特徴とする床高さ調節機構付きエレベーター。
  3. 請求項1に記載の床高さ調節機構付きエレベーターにおいて、前記昇降体は、前記内かごに前記静掛点を備え、前記外枠に前記2箇所以上の動掛点と、前記開閉装置を備えたことを特徴とする床高さ調節機構付きエレベーター。
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