JPWO2004046007A1 - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、主策の両端に連結されている第1および第2かごが同時に着床できるエレベータ装置を得ることを目的としてなされたものである。その構成は、第1および第2かごが綱車とソラセ車とに掛け渡された主策の両端にそれぞれ連結され、第2かごのかご室をかご枠に対して昇降させる着床補正装置がかご室とかご枠との間に配設され、第1かごが設定着床階に着床した後、着床補正装置によりかご室をかご枠に対して昇降させて第2かごの着床ずれを補正するようになっている。
Description
この発明は、2つのかごが1:1ローピングで懸架されているエレベータ装置に関し、特に2つのかごを同時に正規着床させるための着床補正装置を具備したエレベータ装置に関するものである。
従来の1:1ローピング方式のエレベータ装置は、例えば特開2001−240343号公報に示されているように、かごが昇降路の上部に設置された駆動綱車およびソラセ車に掛け渡された主策の両端にそれぞれ連結されて構成されている。そして、主策が駆動綱車の駆動により走行され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するようになっている。
ここで、経時的変化に起因する主策の伸び、あるいは温度や荷重に起因する主策の伸縮が発生すると、一方のかごが着床したときに、他方のかごの着床位置が主策の伸縮分ずれることになり、両かごが同時に正規着床できなくなる。そこで、一方のかごが着床し、戸開・戸閉した後、他方のかごを着床させて戸開する必要があり、サービスが著しく低下してしまうという問題があった。
同様に、階間距離が異なる場合、特に3停止以上(エレベータ装置の乗り場階数が3つ以上)の場合においても、両かごが同時に正規着床できなくなるという問題が発生する。
このような不具合を解決するために、機械室内の主策の両固定端側に油圧ジャッキを配置し、油圧ジャッキにより主策の長さを調整できるようにした従来の2:1ローピング方式のDuo−Liftsが、例えばELEVETOR WORLD(26 February 92)に提案されている。
しかしながら、このDuo−Liftsは2:1ローピング方式を採用していることから構造が複雑となるとともに、2つの油圧ジャッキを用いることになり、低価格化が図られない。
ここで、経時的変化に起因する主策の伸び、あるいは温度や荷重に起因する主策の伸縮が発生すると、一方のかごが着床したときに、他方のかごの着床位置が主策の伸縮分ずれることになり、両かごが同時に正規着床できなくなる。そこで、一方のかごが着床し、戸開・戸閉した後、他方のかごを着床させて戸開する必要があり、サービスが著しく低下してしまうという問題があった。
同様に、階間距離が異なる場合、特に3停止以上(エレベータ装置の乗り場階数が3つ以上)の場合においても、両かごが同時に正規着床できなくなるという問題が発生する。
このような不具合を解決するために、機械室内の主策の両固定端側に油圧ジャッキを配置し、油圧ジャッキにより主策の長さを調整できるようにした従来の2:1ローピング方式のDuo−Liftsが、例えばELEVETOR WORLD(26 February 92)に提案されている。
しかしながら、このDuo−Liftsは2:1ローピング方式を採用していることから構造が複雑となるとともに、2つの油圧ジャッキを用いることになり、低価格化が図られない。
本発明は、着床補正装置を用いて主策の伸縮量や階間距離の相違に応じてかごの着床位置を補正し、両かごを同時に着床できるようにした1:1ローピング方式のエレベータ装置を得るものである。
本発明によるエレベータ装置は、第1および第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の両端にそれぞれ連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、上記第2かごを構成するかご室とかご枠との間に配設され、上記かご室を上記かご枠に対して昇降させて上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えているものである。
また、本発明によるエレベータ装置は、第1および第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の両端にそれぞれ連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、上記第2かごの主策連結部に配設され、上記主策の長さを調整して上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えているものである。
さらに、本発明によるエレベータ装置は、第1かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の該綱車側の端部に連結され、第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の該ソラセ車側の端部に連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、固定ソラセ車と可動ソラセ車とが上記綱車と上記ソラセ車との間の主策経路上に配設され、可動ソラセ車を固定ソラセ車に対して接離させて上記ソラセ車と上記第2かごとの間の上記主策の長さを調整して上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えているものである。
本発明によるエレベータ装置は、第1および第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の両端にそれぞれ連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、上記第2かごを構成するかご室とかご枠との間に配設され、上記かご室を上記かご枠に対して昇降させて上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えているものである。
また、本発明によるエレベータ装置は、第1および第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の両端にそれぞれ連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、上記第2かごの主策連結部に配設され、上記主策の長さを調整して上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えているものである。
さらに、本発明によるエレベータ装置は、第1かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の該綱車側の端部に連結され、第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の該ソラセ車側の端部に連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、固定ソラセ車と可動ソラセ車とが上記綱車と上記ソラセ車との間の主策経路上に配設され、可動ソラセ車を固定ソラセ車に対して接離させて上記ソラセ車と上記第2かごとの間の上記主策の長さを調整して上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えているものである。
図1は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図2は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置のシステム図である。
図3は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置の動作を説明するフロー図である。
図4は本発明による実施の形態2に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図5は本発明による実施の形態3に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図2は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置のシステム図である。
図3は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置の動作を説明するフロー図である。
図4は本発明による実施の形態2に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図5は本発明による実施の形態3に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図1は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図、図2は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置のシステム図、図3は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置の動作を説明するフロー図である。
図1において、駆動装置3およびソラセ車4が昇降路1の上部に構成された機械室2内に設置され、主策5が駆動装置3の綱車3aおよびソラセ車4に掛け渡されている。また、第1かご6が主策5の綱車側に連結され、第2かご7が主策5のソラセ車側に連結されている。そして、第1かご6および第2かご7の一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床できるようになっている。
第2かご7はかご室7aがかご枠7bに昇降可能に取り付けられている。そして、パンタグラフ構造体8がかご室7aの床とかご枠7bとの間に配設されている。さらに、パンタグラフ構造体8を昇降駆動させる駆動モータ9がかご枠7bに取り付けられている。そこで、駆動モータ9によりパンタグラフ構造体8を昇降駆動させることで、かご室7aがかご枠7bに対して昇降移動することになる。ここで、パンタグラフ構造体8と駆動モータ9とが着床補正装置を構成している。
呼び釦10が各階の乗り場に設置され、第1位置検出スイッチ11および第2位置検出スイッチ12が昇降路1の各階の内壁面に配設されている。また、第1位置スイッチ作動カム13および第2位置スイッチ作動カム14がそれぞれ第1かご6および第2かご7に配設されている。そして、第1位置スイッチ作動カム13および第2位置スイッチ作動カム14は、第1かご6および第2かご7の着床動作時に、第1位置検出スイッチ11および第2位置スイッチ12をそれぞれ動作させるようになっている。ここで、第2位置スイッチ作動カム14はかご枠7bに対するかご室7aの昇降動作に連動して昇降するようになっている。
主制御装置15は機械室2内に配設され、図2に示されるように、制御部16とメモリ17とを備えている。この主制御装置15は、呼び釦10からのかご呼び信号に基づいて駆動装置3を駆動制御して、第1かご6および第2かご7を昇降運転するとともに、第1位置検出スイッチ11および第2位置検出スイッチ12からの第1かご6および第2かご7の位置信号に基づいて駆動モータ9を駆動制御して、第2かご7の着床位置を補正する。
つぎに、図3に示されるフロー図を参照しつつ、このように構成されたエレベータ装置の動作を制御部16の動作として説明する。なお、各階間距離のデータが予めメモリ17に格納されている。
制御部16は、第1および第2位置検出スイッチ11、12からの第1および第2かご6、7の位置信号に基づいて、第1および第2かご6、7の停止位置をメモリ17に書き込む。そして、このメモリ17に記憶されている第1および第2かご6、7の停止位置は、第1および第2位置検出スイッチ11、12からの第1および第2かご6、7の位置信号に基づいて逐次更新される。
そして、制御部16は、呼び釦10からのかご呼び信号をモニターし(ステップ100)、呼び釦10が押されると、かご呼びが発生した階を特定し、メモリ17に記憶されている第1および第2かご6、7の停止位置のデータからかご呼び発生階に近距離のかごを判別し、近距離のかごがかご呼び発生階に着床するように駆動装置3を駆動制御する(ステップ101)。
そして、制御部16が、第1かご6の設定着床階における第1位置検出スイッチ13から第1かご6が設定着床階に着床したか否かを判定する(ステップ102)。制御部16は、第1かご6が設定着床階に正規着床したと判定すると、駆動装置3の駆動を停止する(ステップ103)。
そこで、制御部16は、メモリ17に格納されている階間距離のデータに基づいて第2かご7の着床位置を補正する必要があるか否かを演算処理する(ステップ104)。このステップ104において、第2かご7の着床位置の補正が必要ないと判断されると、ステップ107に移り、第2かご7の設定着床階における第2位置検出スイッチ14から第2かご7が設定着床階に着床したか否かを判定する。そして、ステップ107おいて、第2かご7が設定着床階に正規着床したと判定されると、制御部16は第1および第2かご6、7を戸開させる。
また、ステップ107において、第2かご7が設定着床階に着床していないと判定されると、ステップ108に移り、駆動モータ9を駆動してパンタグラフ構造体8を昇降させる。これにより、第2かご7のかご室7aが昇降する。そして、制御部16が、第2かご7の設定着床階における第2位置検出スイッチ14から第2かご7が設定着床階に着床したか否かを判定する(ステップ109)。そして、ステップ109おいて、第2かご7が設定着床階に正規着床したと判定されると、制御部16は駆動モータ9の駆動を停止し(ステップ110)、第1および第2かご6、7を戸開させる。ステップ109おいて、第2かご7が設定着床階に着床していないと判定されると、ステップ108に戻る。このステップ108〜110が、経時的な主策5の伸びや荷重による主策5の伸縮に起因する第2かご7の着床ずれの補正工程となる。
また、このステップ104おいて、第2かご7の着床位置の補正が必要と判断されると、ステップ105に移り、メモリ17に格納されている階間距離のデータに基づいて第2かご7の着床位置の補正量を演算処理する。そして、パンタグラフ構造体8の移動量がこの演算処理された補正量に一致するように駆動モータ9を駆動し(ステップ106)、ステップ109に移る。このステップ104〜106が、階間距離が異なること、あるいは階間距離が不均等であることに起因する第2かご7の着床ずれの補正工程となる。
なお、第1および第2かご6、7内に設置されているかご行き先釦(図示せず)によるかご呼び発生についても同様に動作するので、ここでは省略する。
このように、この実施の形態1によれば、パンタグラフ構造体8と駆動モータ9とからなる着床補正装置を第2かご7に配設しているので、第1かご6が正規着床したときに、第2かご7に着床ずれが発生しても、着床補正装置により第2かご7の着床ずれが速やかに補正され、第1および第2かご6、7を同時に戸開動作させることができる。従って、経時的な主策5の伸びや荷重による主策5の伸縮が発生した場合でも、階間距離が異なったり、階間距離が不均等な3停止以上の場合でも、第1および第2かご6、7を正規着床させ、同時に戸開させることができ、サービスの向上が図られる。
また、この実施の形態1によるエレベータ装置は、1:1ローピング方式であるので、構造が簡単となり、低価格化が図られる。さらに、着床補正装置が第2かご7にのみ設置されているので、着床補正装置の個数が1個となり、その分低価格化が図られる。
また、主制御装置15の制御部16が第1かご6を設定着床階に正規着床させるように駆動装置3を駆動制御し、第2かご7を設定着床階に正規着床させるようにパンタグラフ構造体8および駆動モータ9を駆動制御するようになっているので、主策5の経時的な伸びや荷重による伸縮が発生しても、着床ずれを発生させることなく第1および第2かご6、7をほぼ同時に着床させて、同時に戸開させることができる。
また、階間距離をメモリ17に格納させておき、制御部16が、第1かご6が正規着床したときに第2かご7に発生する着床ずれを、メモリ17に格納されている階間距離のデータに基づいて算出し、算出された着床ずれ量を補正するようにパンタグラフ構造体8および駆動モータ9を駆動制御するようになっているので、階間距離が異なっている3停止以上の場合でも、着床ずれを発生させることなく第1および第2かご6、7をほぼ同時に着床させて、同時に戸開させることができる。
なお、上記実施の形態1において、ステップ108〜110の着床ずれの補正工程で得られた着床ずれの補正量に基づいてメモリ17に格納されている階間距離のデータを補正するようにしてもよい。この場合、経時的な主策5の伸びや荷重による主策5の伸縮が発生した時点で、メモリ17に格納されている階間距離のデータが更新されるので、主策5の伸縮に起因する第2かご7の着床ずれの発生が抑制される。
また、上記実施の形態1では、第1かご6が正規着床した後にステップ104〜106における階間距離の相違に起因する着床ずれの補正工程を実施するように説明しているが、この着床ずれの補正工程を第1および第2かご6、7の昇降運転前、あるいは昇降運転中に実施してもよい。
実施の形態2.
図4は本発明による実施の形態2に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図4において、第2かご7Aはかご室7aがかご枠7bに固定されており、着床補正装置としての電動ウインチ20が第2かご7Aの主策連結部に配設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2においても、図3に示されるフロー図に基づいて動作する。そして、ステップ108〜110における主策7の伸縮に起因する着床ずれの補正工程およびステップ104〜106における階間距離の相違に起因する着床ずれの補正工程において、制御部16が電動ウインチ20を駆動制御して主策5を巻き取り、あるいは繰り出し、第2かご7Aの着床ずれを補正することになる。
従って、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態2においては、着床補正装置として電動ウインチ20を用い、電動ウインチ20を第2かご7Aの主策連結部に配設しているので、第2かご7Aの補正量を大きくでき、広範囲な着床補正に対応することができる。また、上記実施の形態1のようにかご室7aをかご枠7bに昇降自在に構成する必要がなく、第2かご7Aを簡易な構造とすることができる。即ち、第1かご6と同構造のかごを第2かご7Aに用いることができる。
実施の形態3.
図5は本発明による実施の形態3に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図5において、固定ソラセ車21は、回転軸の軸心をソラセ車4の回転軸に軸心に一致させて、ソラセ車4に近接して機械室2内に配設されている。また、可動ソラセ車22は、回転軸の軸心を固定ソラセ車21の回転軸の軸心に平行として、固定ソラセ車21に対して接離可能に機械室2内に配設されている。さらに、可動ソラセ車駆動部としての油圧ジャッキ23が機械室2内に設置され、可動ソラセ車22を固定ソラセ車21に対して接離できるようになっている。ここで、固定ソラセ車21、可動ソラセ車22および油圧ジャッキ23が着床補正装置を構成している。そして、主策5は、第1かご6に連結されて上昇し、綱車3aに掛けられ、固定ソラセ車21、可動ソラセ車22およびソラセ車4に順次掛けられた後下降し、第2かご7Aに連結されている。つまり、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22とは、綱車3aとソラセ車4との間の主策5の経路上に配設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態2と同様に構成されている。
この実施の形態3においても、図3に示されるフロー図に基づいて動作する。そして、ステップ108〜110における主策7の伸縮に起因する着床ずれの補正工程およびステップ104〜106における階間距離の相違に起因する着床ずれの補正工程において、制御部16が油圧ジャッキ23を駆動制御して可動ソラセ車22をソラセ車4および固定ソラセ車21に対して接近、あるいは離反するように移動させ、第2かご7Aの着床ずれを補正することになる。
従って、この実施の形態3においても、上記実施の形態2と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態3においては、着床補正装置を機械室2内に設置しているので、第2かご7Aを特殊な構造とする必要もなく、また第2かご7Aの自重が軽くなり、荷重による主策5の伸縮の発生を抑制できる。
また、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22との対を綱車3aとソラセ車4との間の主策経路上に配設しているので、ローピング比率が上がり、可動ソラセ車22の少ない移動量で広範囲な着床補正を行うことができる。
なお、上記実施の形態3では、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22との対数が1対として説明しているが、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22との対を綱車3aとソラセ車4との間の主策経路上に複数対配設するようにしてもよい。この場合、ローピング比率がさらに上がり、より広範囲な着床補正に対応することができる。
また、上記実施の形態3では、可動ソラセ車駆動部として油圧ジャッキ23を用いるものとして説明しているが、可動ソラセ車駆動部は油圧ジャッキ23に限定されるものではなく、可動ソラセ車22を固定ソラセ車21に対して接離させることができるものであればよく、例えば電動モータとこの電動モータの回転トルクを直線移動力に変換する機構とを用いてもよい。
また、上記実施の形態1、2では、主策5の綱車3a側に連結されたかごを正規着床させ、主策5のソラセ車4側に連結されたかごに発生する着床ずれを補正するようにするものとしているが、主策5のソラセ車側に連結されたかごを正規着床させ、主策5の綱車側に連結されたかごに発生する着床ずれを補正するようにしてもよい。
実施の形態1
図1は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図、図2は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置のシステム図、図3は本発明による実施の形態1に係るエレベータ装置の動作を説明するフロー図である。
図1において、駆動装置3およびソラセ車4が昇降路1の上部に構成された機械室2内に設置され、主策5が駆動装置3の綱車3aおよびソラセ車4に掛け渡されている。また、第1かご6が主策5の綱車側に連結され、第2かご7が主策5のソラセ車側に連結されている。そして、第1かご6および第2かご7の一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床できるようになっている。
第2かご7はかご室7aがかご枠7bに昇降可能に取り付けられている。そして、パンタグラフ構造体8がかご室7aの床とかご枠7bとの間に配設されている。さらに、パンタグラフ構造体8を昇降駆動させる駆動モータ9がかご枠7bに取り付けられている。そこで、駆動モータ9によりパンタグラフ構造体8を昇降駆動させることで、かご室7aがかご枠7bに対して昇降移動することになる。ここで、パンタグラフ構造体8と駆動モータ9とが着床補正装置を構成している。
呼び釦10が各階の乗り場に設置され、第1位置検出スイッチ11および第2位置検出スイッチ12が昇降路1の各階の内壁面に配設されている。また、第1位置スイッチ作動カム13および第2位置スイッチ作動カム14がそれぞれ第1かご6および第2かご7に配設されている。そして、第1位置スイッチ作動カム13および第2位置スイッチ作動カム14は、第1かご6および第2かご7の着床動作時に、第1位置検出スイッチ11および第2位置スイッチ12をそれぞれ動作させるようになっている。ここで、第2位置スイッチ作動カム14はかご枠7bに対するかご室7aの昇降動作に連動して昇降するようになっている。
主制御装置15は機械室2内に配設され、図2に示されるように、制御部16とメモリ17とを備えている。この主制御装置15は、呼び釦10からのかご呼び信号に基づいて駆動装置3を駆動制御して、第1かご6および第2かご7を昇降運転するとともに、第1位置検出スイッチ11および第2位置検出スイッチ12からの第1かご6および第2かご7の位置信号に基づいて駆動モータ9を駆動制御して、第2かご7の着床位置を補正する。
つぎに、図3に示されるフロー図を参照しつつ、このように構成されたエレベータ装置の動作を制御部16の動作として説明する。なお、各階間距離のデータが予めメモリ17に格納されている。
制御部16は、第1および第2位置検出スイッチ11、12からの第1および第2かご6、7の位置信号に基づいて、第1および第2かご6、7の停止位置をメモリ17に書き込む。そして、このメモリ17に記憶されている第1および第2かご6、7の停止位置は、第1および第2位置検出スイッチ11、12からの第1および第2かご6、7の位置信号に基づいて逐次更新される。
そして、制御部16は、呼び釦10からのかご呼び信号をモニターし(ステップ100)、呼び釦10が押されると、かご呼びが発生した階を特定し、メモリ17に記憶されている第1および第2かご6、7の停止位置のデータからかご呼び発生階に近距離のかごを判別し、近距離のかごがかご呼び発生階に着床するように駆動装置3を駆動制御する(ステップ101)。
そして、制御部16が、第1かご6の設定着床階における第1位置検出スイッチ13から第1かご6が設定着床階に着床したか否かを判定する(ステップ102)。制御部16は、第1かご6が設定着床階に正規着床したと判定すると、駆動装置3の駆動を停止する(ステップ103)。
そこで、制御部16は、メモリ17に格納されている階間距離のデータに基づいて第2かご7の着床位置を補正する必要があるか否かを演算処理する(ステップ104)。このステップ104において、第2かご7の着床位置の補正が必要ないと判断されると、ステップ107に移り、第2かご7の設定着床階における第2位置検出スイッチ14から第2かご7が設定着床階に着床したか否かを判定する。そして、ステップ107おいて、第2かご7が設定着床階に正規着床したと判定されると、制御部16は第1および第2かご6、7を戸開させる。
また、ステップ107において、第2かご7が設定着床階に着床していないと判定されると、ステップ108に移り、駆動モータ9を駆動してパンタグラフ構造体8を昇降させる。これにより、第2かご7のかご室7aが昇降する。そして、制御部16が、第2かご7の設定着床階における第2位置検出スイッチ14から第2かご7が設定着床階に着床したか否かを判定する(ステップ109)。そして、ステップ109おいて、第2かご7が設定着床階に正規着床したと判定されると、制御部16は駆動モータ9の駆動を停止し(ステップ110)、第1および第2かご6、7を戸開させる。ステップ109おいて、第2かご7が設定着床階に着床していないと判定されると、ステップ108に戻る。このステップ108〜110が、経時的な主策5の伸びや荷重による主策5の伸縮に起因する第2かご7の着床ずれの補正工程となる。
また、このステップ104おいて、第2かご7の着床位置の補正が必要と判断されると、ステップ105に移り、メモリ17に格納されている階間距離のデータに基づいて第2かご7の着床位置の補正量を演算処理する。そして、パンタグラフ構造体8の移動量がこの演算処理された補正量に一致するように駆動モータ9を駆動し(ステップ106)、ステップ109に移る。このステップ104〜106が、階間距離が異なること、あるいは階間距離が不均等であることに起因する第2かご7の着床ずれの補正工程となる。
なお、第1および第2かご6、7内に設置されているかご行き先釦(図示せず)によるかご呼び発生についても同様に動作するので、ここでは省略する。
このように、この実施の形態1によれば、パンタグラフ構造体8と駆動モータ9とからなる着床補正装置を第2かご7に配設しているので、第1かご6が正規着床したときに、第2かご7に着床ずれが発生しても、着床補正装置により第2かご7の着床ずれが速やかに補正され、第1および第2かご6、7を同時に戸開動作させることができる。従って、経時的な主策5の伸びや荷重による主策5の伸縮が発生した場合でも、階間距離が異なったり、階間距離が不均等な3停止以上の場合でも、第1および第2かご6、7を正規着床させ、同時に戸開させることができ、サービスの向上が図られる。
また、この実施の形態1によるエレベータ装置は、1:1ローピング方式であるので、構造が簡単となり、低価格化が図られる。さらに、着床補正装置が第2かご7にのみ設置されているので、着床補正装置の個数が1個となり、その分低価格化が図られる。
また、主制御装置15の制御部16が第1かご6を設定着床階に正規着床させるように駆動装置3を駆動制御し、第2かご7を設定着床階に正規着床させるようにパンタグラフ構造体8および駆動モータ9を駆動制御するようになっているので、主策5の経時的な伸びや荷重による伸縮が発生しても、着床ずれを発生させることなく第1および第2かご6、7をほぼ同時に着床させて、同時に戸開させることができる。
また、階間距離をメモリ17に格納させておき、制御部16が、第1かご6が正規着床したときに第2かご7に発生する着床ずれを、メモリ17に格納されている階間距離のデータに基づいて算出し、算出された着床ずれ量を補正するようにパンタグラフ構造体8および駆動モータ9を駆動制御するようになっているので、階間距離が異なっている3停止以上の場合でも、着床ずれを発生させることなく第1および第2かご6、7をほぼ同時に着床させて、同時に戸開させることができる。
なお、上記実施の形態1において、ステップ108〜110の着床ずれの補正工程で得られた着床ずれの補正量に基づいてメモリ17に格納されている階間距離のデータを補正するようにしてもよい。この場合、経時的な主策5の伸びや荷重による主策5の伸縮が発生した時点で、メモリ17に格納されている階間距離のデータが更新されるので、主策5の伸縮に起因する第2かご7の着床ずれの発生が抑制される。
また、上記実施の形態1では、第1かご6が正規着床した後にステップ104〜106における階間距離の相違に起因する着床ずれの補正工程を実施するように説明しているが、この着床ずれの補正工程を第1および第2かご6、7の昇降運転前、あるいは昇降運転中に実施してもよい。
実施の形態2.
図4は本発明による実施の形態2に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図4において、第2かご7Aはかご室7aがかご枠7bに固定されており、着床補正装置としての電動ウインチ20が第2かご7Aの主策連結部に配設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2においても、図3に示されるフロー図に基づいて動作する。そして、ステップ108〜110における主策7の伸縮に起因する着床ずれの補正工程およびステップ104〜106における階間距離の相違に起因する着床ずれの補正工程において、制御部16が電動ウインチ20を駆動制御して主策5を巻き取り、あるいは繰り出し、第2かご7Aの着床ずれを補正することになる。
従って、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態2においては、着床補正装置として電動ウインチ20を用い、電動ウインチ20を第2かご7Aの主策連結部に配設しているので、第2かご7Aの補正量を大きくでき、広範囲な着床補正に対応することができる。また、上記実施の形態1のようにかご室7aをかご枠7bに昇降自在に構成する必要がなく、第2かご7Aを簡易な構造とすることができる。即ち、第1かご6と同構造のかごを第2かご7Aに用いることができる。
実施の形態3.
図5は本発明による実施の形態3に係るエレベータ装置の構成を模式的に示す縦断面図である。
図5において、固定ソラセ車21は、回転軸の軸心をソラセ車4の回転軸に軸心に一致させて、ソラセ車4に近接して機械室2内に配設されている。また、可動ソラセ車22は、回転軸の軸心を固定ソラセ車21の回転軸の軸心に平行として、固定ソラセ車21に対して接離可能に機械室2内に配設されている。さらに、可動ソラセ車駆動部としての油圧ジャッキ23が機械室2内に設置され、可動ソラセ車22を固定ソラセ車21に対して接離できるようになっている。ここで、固定ソラセ車21、可動ソラセ車22および油圧ジャッキ23が着床補正装置を構成している。そして、主策5は、第1かご6に連結されて上昇し、綱車3aに掛けられ、固定ソラセ車21、可動ソラセ車22およびソラセ車4に順次掛けられた後下降し、第2かご7Aに連結されている。つまり、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22とは、綱車3aとソラセ車4との間の主策5の経路上に配設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態2と同様に構成されている。
この実施の形態3においても、図3に示されるフロー図に基づいて動作する。そして、ステップ108〜110における主策7の伸縮に起因する着床ずれの補正工程およびステップ104〜106における階間距離の相違に起因する着床ずれの補正工程において、制御部16が油圧ジャッキ23を駆動制御して可動ソラセ車22をソラセ車4および固定ソラセ車21に対して接近、あるいは離反するように移動させ、第2かご7Aの着床ずれを補正することになる。
従って、この実施の形態3においても、上記実施の形態2と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態3においては、着床補正装置を機械室2内に設置しているので、第2かご7Aを特殊な構造とする必要もなく、また第2かご7Aの自重が軽くなり、荷重による主策5の伸縮の発生を抑制できる。
また、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22との対を綱車3aとソラセ車4との間の主策経路上に配設しているので、ローピング比率が上がり、可動ソラセ車22の少ない移動量で広範囲な着床補正を行うことができる。
なお、上記実施の形態3では、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22との対数が1対として説明しているが、固定ソラセ車21と可動ソラセ車22との対を綱車3aとソラセ車4との間の主策経路上に複数対配設するようにしてもよい。この場合、ローピング比率がさらに上がり、より広範囲な着床補正に対応することができる。
また、上記実施の形態3では、可動ソラセ車駆動部として油圧ジャッキ23を用いるものとして説明しているが、可動ソラセ車駆動部は油圧ジャッキ23に限定されるものではなく、可動ソラセ車22を固定ソラセ車21に対して接離させることができるものであればよく、例えば電動モータとこの電動モータの回転トルクを直線移動力に変換する機構とを用いてもよい。
また、上記実施の形態1、2では、主策5の綱車3a側に連結されたかごを正規着床させ、主策5のソラセ車4側に連結されたかごに発生する着床ずれを補正するようにするものとしているが、主策5のソラセ車側に連結されたかごを正規着床させ、主策5の綱車側に連結されたかごに発生する着床ずれを補正するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかるエレベータ装置は、主策の両端に連結された両かごを同時に正規着床できるので、サービスを向上できるエレベータ装置として有用である。
Claims (6)
- 駆動装置の綱車とソラセ車とが昇降路の上部に配設され、第1および第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の両端にそれぞれ連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、
上記第2かごを構成するかご室とかご枠との間に配設され、上記かご室を上記かご枠に対して昇降させて上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えていることを特徴とするエレベータ装置。 - 駆動装置の綱車とソラセ車とが昇降路の上部に配設され、第1および第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の両端にそれぞれ連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、
上記第2かごの主策連結部に配設され、上記主策の長さを調整して上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えていることを特徴とするエレベータ装置。 - 駆動装置の綱車とソラセ車とが昇降路の上部に配設され、第1かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の該綱車側の端部に連結され、第2かごが上記綱車とソラセ車とに懸架された主策の該ソラセ車側の端部に連結され、一方のかごが最上階に着床したときに、他方のかごが最下階に着床するように構成されているエレベータ装置において、
固定ソラセ車と可動ソラセ車とが上記綱車と上記ソラセ車との間の主策経路上に配設され、可動ソラセ車を固定ソラセ車に対して接離させて上記ソラセ車と上記第2かごとの間の上記主策の長さを調整して上記第2かごの着床位置を補正する着床補正装置を備えていることを特徴とするエレベータ装置。 - 上記固定ソラセ車と上記可動ソラセ車との対が上記綱車と上記ソラセ車との間の主策経路上に複数対配設されていることを特徴とする請求項3記載のエレベータ装置。
- かご呼び登録の発生に基づいて上記第1および第2かごの着床階を設定し、該第1かごが設定着床階に着床するように上記駆動装置を駆動制御するとともに、該第1かごが設定着床階に着床した後、該第2かごが設定着床階に着床するように上記着床補正装置を駆動制御する制御部を有する主制御装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベータ装置。
- 上記主制御装置は階間距離データが格納されたメモリを備え、上記制御部は、上記第1かごが設定着床階に着床したときに階間距離に起因して上記第2かごに発生する着床ずれを上記メモリに格納されている上記階間距離データに基づいて演算し、演算された該着床ずれを補正するように上記着床補正装置を駆動制御するように構成されていることを特徴とする請求項5記載のエレベータ装置。
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