JP4301105B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガイドレールに沿って昇降する乗りかごを複数有するエレベーター装置に関するものである。
従来から、例えば特許文献1に記載されているように、1台の巻上機で2つの乗りのかごを走行させるダブルデッキエレベーターが提案されている。また、例えば特許文献2に記載されているように、乗りかごと釣合いおもりを懸垂する第1のロープとは別に、釣合い重りと連結された第2のロープを設け、この第2のロープを巻き掛けて駆動する巻上機を備えたエレベーター装置が提案されている。
特開平5−238661号公報(第1図) 特許第3148610号明細書(第14図)
しかしながら、上記ダブルデッキエレベーターのように、2つの乗りかごを単に1台の巻上機で昇降させる場合、大きな駆動力の巻上機が必要となる。一方、乗りかごと釣合い重りを懸垂する第1のロープとは別に、第2のロープを巻上機に巻き掛けて駆動するエレベーター装置の場合、巻上機の駆動力は小さくてすむが、輸送効率を向上させることはできない。
本発明の目的は、駆動力が小さくても輸送効率が向上するエレベーター装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のエレベーター装置は、同一昇降路内をガイドレールに沿って昇降する第1の乗りかごと第2の乗りかごを有するエレベーター装置において、第1のロープと、第2のロープと、前記第2のロープを巻き掛けて駆動する巻上機を備え、前記第1のロープは、一端が前記第1の乗りかごに設けられたプーリを経由して昇降路の上部に取付けられ、他端が前記第1の乗りかごに設けられたプーリから上方へ延びて返し車により方向転換され下方へ延びて前記第2の乗りかごに設けられたプーリを経由して昇降路の上部に取付けられており、前記第1の乗りかごに設けられたプーリ,前記返し車,前記第2の乗りかごに設けられたプーリの鉛直投影が直線状となるように昇降路内に配置され、前記第2のロープは、一端が前記第1の乗りかごに取付けられ、他端が前記巻上機を経由して再び前記第1の乗りかごに取付けられており、前記巻上機の鉛直投影が、前記第1の乗りかごの鉛直投影と前記第2の乗りかごの鉛直投影の間に位置する。
本発明によれば、駆動力が小さくても輸送効率が向上するエレベーター装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を示すエレベーター装置の概略図である。また、図2は、本実施例を示すエレベーター装置の昇降路の水平断面図である。図1は、滑車の向きや巻上機の位置など、昇降路内の機器の配置が図2とは異なるが、本実施例のエレベーター装置の全体構成が理解しやすいように示したものである。
本実施例のエレベーター装置は、図1,図2の通り、第1の乗りかご4と第2の乗りかご3が昇降路1内に配置され、この昇降路1の上部には、梁23が水平方向に設けられている。そして、第1の乗りかご4が、ガイドレール9に沿って昇降し、第2の乗りかご3が、ガイドレール10に沿って昇降するように構成されている。また、本実施例のエレベーター装置は、第1の乗りかご4と第2の乗りかご3を連結する第1のロープ5と、この第1のロープ5とは別に第1の乗りかご4と連結された第2のロープ17と、この第2のロープ17を巻き掛けて駆動する巻上機6を備えている。
ここで、第1のロープ5の一端は、梁23に設けられたロープヒッチ21に取付けられている。一方、第1のロープ5の他端は、ロープヒッチ21から下方へ延びて第1の乗りかご4の下に設けられたプーリ12a,12bを経由した後、上方へ延びて梁23に設けられた返し車13へ至る。返し車13により方向転換された第1のロープ5の他端は、下方へ延びて第2の乗りかご3の下に設けられたプーリ11b,11aを経由した後、上方へ延びて梁23に設けられたロープヒッチ20に取付けられている。
また、第2のロープ17の一端は、第1の乗りかご4に設けられたロープヒッチ22に取付けられている。一方、第2のロープ17の他端は、ロープヒッチ22から上方へ延びて梁23に設けられた返し車14aを経由した後、下方へ延びて転向プーリ19を介して巻上機6のシーブ7に巻き掛けられる。シーブ7に巻き掛けられた第2のロープ17の他端は、転向プーリ18を介して下方へ延び、昇降路1の下部に設けられた返し車14bへ至る。返し車14bにより方向転換された第2のロープ17の他端は、上方へ延びて第1の乗りかご4に設けられたロープヒッチ22に取付けられている。
上述のエレベーター装置において、巻上機6で第2のロープ17を駆動することにより、第1の乗りかご4を昇降させ、この第1の乗りかご4に従動して、第2の乗りかご3が昇降するようになっている。また、本実施例によれば、第1の乗りかご4と第2の乗りかご3を第1のロープ5で懸垂することにより重量バランスが取られ、結果的に、巻上機6に必要な駆動力を低減させることができる。更に、本実施例では、釣合いおもりがないため、昇降路1内スペースの有効利用が可能となり、エレベーター装置の乗客輸送効率が向上する。
このように、第1のロープ5とは別個に、第2のロープ17を設けることにより、巻上機6のシーブ7による摩擦力が第1のロープ5には加わらず、この第1のロープ5の寿命を延ばすことができる。また、第1のロープ5について、繰り返し曲げに対する条件を厳しくしても、具体的には、方向転換回数を多くしたり、逆向きの方向転換させたり、返し車等の径を小さくしても、十分な寿命が維持できる。そして、返し車の径を小さくすれば、昇降路1上部の空間の省スペース化が実現できる。
もちろん、シーブ7に作用する荷重も低減されるので、第2のロープ17の許容破断荷重は、第1のロープ5と比較して、小さなもので良い。そして、第2のロープ17の径を小さくすれば、シーブ7の径も小さくでき、また、駆動力も小さくて済むことから、巻上機6の小型化,軽量化も可能であり、巻上機6の据付性の改善にもつながる。したがって、昇降路1内の省スペース化が実現できる。
また、巻上機6として、胴長型または薄型のものを用いることで、巻上機6の鉛直投影を、第1の乗りかご4の鉛直投影と第2の乗りかご3の鉛直投影の間の余分なスペースに位置させることができる。したがって、昇降路1の面積に対する乗りかごの面積の割合を大きく保つことができ、輸送能力も十分に確保できる。
更に、第1の乗りかご4または第2の乗りかご3のいずれかが最上階にあるとき、その乗りかごの上端よりも低い位置に巻上機6の下端が設置され、いずれかの乗りかごが最下階にあるとき、その乗りかごの下端よりも高い位置に巻上機6の上端が設置されている。これにより、昇降路1の高さ方向に巻上機6等が出張ることがなくなり、高さ方向の省スペース化が可能となる。特に、本実施例では、最上階にあるときの乗りかごの上端よりも低い位置に巻上機6の上端が設置され、最下階にあるときの乗りかごの下端よりも高い位置に巻上機6の下端が設置されているので、高さ方向の省スペースの効果がより大きくなっている。
次に、本発明の第2の実施例について、図3および図4を用いて説明する。本実施例では、巻上機6を梁23に取付けることにより、昇降路1内の上部に巻上機6を設置することが可能となる。また、本実施例のように、転向プーリを介さず、巻上機6のシーブ7へ第2のロープ17を直接巻き掛けても良い。もちろん、図5のように、巻上機6を昇降路1内の下部に配置しても構わない。
上述の実施例は、巻上機6を昇降路1内に設けた、いわゆる機械室レスエレベーターであるが、図6のように、機械室2内に巻上機6等を設ける構成であっても良い。本実施例によれば、上述の実施例と同様に、巻上機6の小型化が可能であるから、機械室2内の省スペース化が実現できる。
更に、上述のいずれの実施例も、2つの乗りかごを連結したエレベーター装置であるが、3つ以上の乗りかごを連結したエレベーター装置であっても同様である。尚、乗りかごをロープで連結するというのは、乗りかごにロープを直接固定せずに、乗りかごの下方のプーリ等を介して荷重を支えるものも含まれる。
本発明の第1の実施例を示すエレベーター装置の概略図である。 本発明の第1の実施例を示すエレベーター装置の昇降路の水平断面図である。 本発明の第2の実施例を示すエレベーター装置の概略図である。 本発明の第2の実施例を示すエレベーター装置の昇降路の水平断面図である。 他の実施例を示すエレベーター装置の概略図である。 機械室がある場合の実施例を示すエレベーター装置の概略図である。
符号の説明
1…昇降路、2…機械室、3…第2の乗りかご、4…第1の乗りかご、5…第1のロープ、6…巻上機、7…シーブ、8a,8b…反らせ車、9,10…ガイドレール、11a,11b,12a,12b…プーリ、13,14a,14b,15,16…返し車、17…第2のロープ、18,19…転向プーリ、20,21,22…ロープヒッチ、23…梁。

Claims (3)

  1. 同一昇降路内をガイドレールに沿って昇降する第1の乗りかごと第2の乗りかごを有するエレベーター装置において、第1のロープと、第2のロープと、前記第2のロープを巻き掛けて駆動する巻上機を備え、前記第1のロープは、一端が前記第1の乗りかごに設けられたプーリを経由して昇降路の上部に取付けられ、他端が前記第1の乗りかごに設けられたプーリから上方へ延びて返し車により方向転換され下方へ延びて前記第2の乗りかごに設けられたプーリを経由して昇降路の上部に取付けられており、前記第1の乗りかごに設けられたプーリ,前記返し車,前記第2の乗りかごに設けられたプーリの鉛直投影が直線状となるように昇降路内に配置され、前記第2のロープは、一端が前記第1の乗りかごに取付けられ、他端が前記巻上機を経由して再び前記第1の乗りかごに取付けられており、前記巻上機の鉛直投影が、前記第1の乗りかごの鉛直投影と前記第2の乗りかごの鉛直投影の間に位置することを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1において、前記第1または第2の乗りかごのいずれかが最上階にあるとき、その乗りかごの上端よりも低い位置に前記巻上機の下端が設置され、前記乗りかごのいずれかが最下階にあるとき、その乗りかごの下端よりも高い位置に前記巻上機の上端が設置されていることを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項1又は2のいずれかにおいて、前記巻上機は、胴長型または薄型の巻上機であることを特徴とするエレベーター装置。
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