JP3148610B2 - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JP3148610B2
JP3148610B2 JP32202395A JP32202395A JP3148610B2 JP 3148610 B2 JP3148610 B2 JP 3148610B2 JP 32202395 A JP32202395 A JP 32202395A JP 32202395 A JP32202395 A JP 32202395A JP 3148610 B2 JP3148610 B2 JP 3148610B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は昇降路の頂部また
は昇降路の底部に設けられた巻上機を搭載したエレベー
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日照権等の問題で昇降路頂部に設
けられたエレベータの機械室をなくす目的で、ロープ式
エレベータの機械室をなくしたリニアモータエレベータ
が開示されている。その一例として公開特許公報平2−
233492「エレベータのかごの横吊り構造」等に記
載されている従来の釣合おもりに円筒形リニアモータの
電機子を組み込んだ、エレベータ装置の概要を図32に
示す。図32において、1は昇降路、2は返し車、3は
釣合おもりとかごを吊るすロープ、4はエレベータのか
ご、5は釣合おもりである。6は円筒形リニアモータの
電機子、7は釣合おもりに組み込まれたガイドレール挟
み式ブレーキ装置、8は円筒形リニアモータの2次導体
カラム、9は円筒形リニアモータの2次導体カラム8の
上部の固定機構である。10はかご用ガイドレール、1
1は釣合おもり用ガイドレール、12は円筒形リニアモ
ータの2次導体カラム8の下部の固定機構である。この
式では、釣合おもりに組み込まれたリニアモータによ
り、昇降するため、昇降路上部の巻上機が不用となる。
従って返し車を昇降路上部に敷設する構成となってい
た。また、通常のロープ式エレベータ装置により、昇降
路頂部の機械室をなくしたエレベータ装置として、通常
の巻上機を昇降路のとなりに設けた機械室に敷設した図
33に示したサイドマシンタイプ、図34に示したベー
スメントタイプが公知であった。図33、図34におい
て、13、14は釣合おもりを吊る側の昇降路頂部の返
し車、15、16はかごを吊る側の昇降路頂部の返し
車、17はサイドマシンタイプの昇降路頂部近傍に設け
られた機械室、17aはサイドマシンタイプの駆動モー
タ、減速機、ブレーキ装置を含む巻上機、18はベース
メントタイプの昇降路低部近傍に設けられた機械室、1
8aはベースメントタイプの駆動モータ、減速機、ブレ
ーキ装置を含む巻上機、18b、18cはベースメント
タイプの昇降路低部近傍に設けられた反らせ車である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図32に説明したリニ
アモータエレベータは昇降路上部の機械室が不要である
という大きな長所を持つが一方、昇降路全長に二次導体
を配置する必要があるために、据え付け精度を高くする
必要があり据え付けが難しく、リニアモータの一次側と
二次側間のギャップ維持が難しい等の問題があった。
【0004】また、図33、34に示した従来の巻上機
を使用したロープ式のサイドマシンタイプ、またはベー
スメントタイプでも昇降路上部の機械室が不要であると
いう大きな長所を持つが一方、巻上機を置く別の機械室
スペースが必要であり、また、主ロープを引き回し、巻
上機に加わる荷重方向も不特定であり、構造的に複雑に
なり、効率の低下を招いていた。
【0005】このような不具合を除くために、昇降路の
釣合おもりの下部または上部に敷設された薄形円盤状の
偏平モータ(フラットモータ)、(トラクションシーブ
を有する駆動装置)を使用し、昇降路頂部の機械室を不
要にしたエレベータ装置の一例として、例えば特開平7
−10434の図1及び図6図に開示されたものを図3
5、図36に、特開平7−10437の図1に開示され
たものを、図37に示す。図において101はトラクシ
ョンシーブを有する駆動装置、102は固定子、103
は回転子、104はトラクションシーブである。これら
はいずれも、モータの形式、或いはブレーキ装置の配置
等に関し、巻上機の内部にあるという概念図のみで詳細
内容が不明確であり、実現性に問題があった。
【0006】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたもので、据え付けが容易で、巻上機の駆動効率が
高いエレベータ装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明におけるエレベ
ータ装置は、エレベータの昇降路内をかご用ガイドレー
ルに沿って昇降するエレベータかごと、上記昇降路内を
おもり用ガイドレールに沿って昇降する釣合おもりと、
上記昇降路内の上部に配設され、ロープが巻 付けられる
シーブを有する巻上機と、上記昇降路内の上部に配設さ
れた第1の返し車と、この第1の返し車の上方の昇降路
内上部に配設された第2の返し車と、上記かごの上方の
昇降路内上部に配設された第3の返し車とを備え、上記
ロープは上記釣合おもりから上記巻上機のシーブに至
り、次に上記第1の返し車に至り、さらに上記第2の返
し車に至り、その後第3の返し車を経て上記かごに至る
ものである。この発明に対応する実施の形態として実施
の形態4(図8)がある。
【0008】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記昇降路内の上
部に配設され、ロープが巻付けられるシーブを有する巻
上機と、上記昇降路内の下部に配設された第1の返し車
と、この第1の返し車の上方の昇降路内上部に配設され
た第2の返し車と、上記かごの上方の昇降路内上部に配
設された第3の返し車と、を備え、上記ロープは上記釣
合おもりから上記巻上機のシーブに至り、次に上記第1
の返し車に至り、さらに上記第2の返し車に至り、その
後第3の返し車を経て上記かごに至るものである。この
発明に対応する実施の形態として実施の形態4(図9)
がある。
【0009】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記昇降路内の上
部に配設され、ロープが巻付けられるシーブを有する巻
上機と、上記釣合おもりに設けられた第1の返し車と、
上記昇降路内の下部に配設された第2の返し車と、この
第2の返し車の上方に配設された第3の返し車と、上記
かごに設けられた第4、第5の返し車と、を備え、上記
ロープは上記第1の返し車から上記巻上機のシーブに至
り、その後下降して上記第2の返し車に至り、その後上
昇して第3の返し車に至りさらに下降して上記第4及び
第5の返し車に至るものである。この発明に対応する実
施の形態として実施の形態4(図10)がある。
【0010】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイド レールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記かごと上記釣
合おもりとを吊る第1のロープと、上記釣合おもりの上
部と下部に連結された第2のロープと、上記昇降路内の
上部に配設され、当該第2のロープが巻付けられるシー
ブを有する巻上機と、上記かごの上方に配設された第1
の返し車と、上記釣合おもりの上方に配設された第2の
返し車と、上記昇降路内の下部に配設された第3の返し
車と、を備え、上記第1のロープは上記かごから上昇
し、上記第1、第2の返し車を介して下降して上記釣合
おもりに至り、上記第2のロープは上記釣合おもりの上
部から上記巻上機のシーブ及び第3の返し車を介して上
記釣合おもりの下部に至ることを特徴とするものであ
る。この発明に対応する実施の形態として実施の形態5
(図13)がある。
【0011】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記かごと上記釣
合おもりを吊る第1のロープと、上記釣合おもりの上部
と下部に連結された第2のロープと、上記昇降路内の下
部に配設され、上記第2のロープが巻付けられるシーブ
を有する巻上機と、上記昇降路内の上部に配設された第
1、第2および第3の返し車と、を備え、上記第1のロ
ープは上記かごから上昇し、上記第1、第2の返し車を
介して下降して上記釣合おもりに至り、上記第2のロー
プは上記釣合おもりの上部から上記第3の返し車及び上
記巻上機のシーブを介して上記釣合おもりの下部に至る
ものである。この発明に対応する実施の形態として実施
の形態6(図16)がある。
【0012】また、上記昇降路内の下部に配設された上
記第3の返し車または上記昇降路内の下部に配設された
上記巻上機は所定のバネを介して固定されたものであ
る。この発明に対応する実施の形態として実施の形態5
(図13)、実施の形態6(図17)がある。
【0013】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレ ールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記エレベータか
ごと上記釣合おもりを吊るロープと、上記ロープが巻付
けられるシーブを有する巻上機とを有するエレベータ装
置において、上記釣合いおもりに貫通穴を形成し、当該
貫通穴に上記ロープを通したものである。この発明に対
応する実施の形態として実施の形態7(図19)があ
る。
【0014】また、上記昇降路内の上部に配設された第
1、第2および第3の返し車とを備え、上記巻上機を上
記昇降路内の下部に配設し、上記ロープは上記かごから
上昇して上記第1、第2の返し車に至り、その後下降し
て上記巻上機のシーブに至り、さらに上昇して上記貫通
穴を通り、上記第3の返し車を介して上記釣合いおもり
に至るものである。この発明に対応する実施の形態とし
て実施の形態7(図19)がある。
【0015】さらに、上記巻上機は、回転子に永久磁石
を有し、固定子に上記永久磁石とのギャップが軸に対し
て平行となるよう配置された巻線を有する回転界磁形モ
ータと、上記回転子に設けられたブレーキ被押圧部と、
上記ブレーキ被押圧部を押圧し制動するブレーキ手段
と、上記回転子に設けられたシーブとを有し、上記巻上
機は上記軸方向の厚みが径方向の寸法よりも薄いもので
ある。この発明に対応する実施の形態として実施の形態
10(図31)がある。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
により説明する。なお、各実施の形態に共通する部材に
関しては同一の符号を付し説明を省略する。
【0024】実施の形態1. 図1はこの発明のエレベータ装置の構成図であり、図2
は昇降路頂部から見たエレベータ装置の上面図、図3は
全体構成図である。図1において52はエレベータのか
ご54のドア57の反対側を昇降する報釣合おもり、5
3は釣合おもりの第1の返し車、49は昇降路の釣合お
もり側の頂部に配設された梁19、19aに設けられ、
シーブ部と一体化したモータの二次側を有する薄型の巻
上機、50、51は釣合おもりのガイドガイドレール、
55、56はかご54の底部に設けられた第2、第3の
返し車、25は一端が昇降路頂部61に固定され、釣合
おもり52に取り付けられた返し車53を経由して、薄
型の巻上機49、エレベータのかご底に配置された返し
車55、56を経由して昇降路頂部の固定点61aに固
定されているエレベータロープである。
【0025】図2、図3において28aは薄型の巻上機
49に設けられたブレーキ用被押圧部であるブレーキつ
ば、7aは梁19、19a上で巻上機49の左側に固定
されたブレーキ取付板62に設けられ、ブレーキ用のつ
ば28aを挟むブレーキ手段である挟み式ブレーキ装置
である。38は電磁石の蓋側に取り付けられているバネ
圧調整ネジ、58、59はかご側のガイドレール、59
aはかごドア側から見て左側の昇降路の壁、59bはか
ごドア側から見てドアの反対側の昇降路の壁、60はか
ごドア側からみて右側の昇降路の壁である。
【0026】次に、動作について説明する。巻上機49
が、例えば図1で右まわりに回転すると第2、第3の返
し車55、56側のロープ25は、かご側に送られるこ
とになりてかごは下降し、巻上機49が逆に左まわりに
回転すれば、第2、第3の返し車55、56側のロープ
25は、釣合おもり16側に送られることになりかごは
上昇する。挟み式ブレーキ装置7aは、巻上機49が回
転する前に解放し、停止後にブレーキつば28aを挟
み、エレベータを停止保持させる。
【0027】エレベータロープは2:1ローピングされ
ており、釣合おもり52の長手方向の幅、すなわち釣合
おもりのガイドレール50、51の幅はエレベータのか
ご54の幅よりも小さく構成されており、薄型の巻上機
49からエレベータのかご底に配置された返し車55へ
のエレベータロープ25はガイドレール51の外側を通
る。薄型の巻上機49を支持する梁19、19a間の幅
は釣合おもり25に許容される幅以下になっており、エ
レベータのかごは昇降路頂部では梁19、薄型の巻上機
49の横に配置可能であるため、エレベータのかご上の
頂部隙間を小さくできる。
【0028】また、エレベータロープ25がかご54の
底部をエレベータのかごのドアの反対側の側面から、ド
アの左側の側面に渡されるため、エレベータのかごの中
心を通すことができないため、かご吊りが偏芯吊りとな
ったり、薄型の巻上機49からかご底部の返し車55へ
のローピングにひねりが必要となる。従って、薄型の巻
上機49は可能な限り昇降路の釣合おもり頂部の右サイ
ドに配置し、ロープのひねり角を小さくすると同時にで
きるだけエレベータのかごの中心近傍をエレベータロー
プを通し偏芯吊りの度合いを低減する必要がある。従っ
て、挟み式ブレーキ装置7aは一般に薄型の巻上機49
の左側片側に配置される。
【0029】挟み式ブレーキ装置7aに取り付けられて
いるブレーキの手動開放手段であるバネ圧調整ネジ38
はかご側、または、かご上で調整可能なように昇降路側
を向いて配置されているので、このバネ圧調整ネジ38
によりブレーキ装置の手動開放も可能となる。バネ圧調
整ネジ38を壁側に向けた場合には壁側にメンテナンス
用の窓をつける必要が生じ現実的でない。
【0030】また、一台のブレーキ装置ではブレーキ力
が不足する場合は薄型の巻上機49の径が大きいため、
図4に示すように挟み式ブレーキ装置7a、7b、7
c、7dのように2台の挟み式ブレーキ装置を上下に配
置することも可能である。なお、本実施の形態では薄型
の巻上機49の左側にブレーキ装置を配置したが、全体
を左右逆にした構成でもよい。
【0031】以上のように、ブレーキ装置が狭い薄型の
巻上機の外部に敷設されるため、定期点検の必要なブレ
ーキシュー等の点検が容易でかつ、昇降路頂部機械室が
不要になると同時に巻上機を設置する別スペースを必要
としない。また、リニアモータエレベータと比較し昇降
路全長に二次導体がないために、据え付け精度が不要な
ため、据え付けが容易となる。また、ブレーキ圧の調
整、開放等を、昇降路側から行うことができる。
【0032】実施の形態2. 本実施の形態は、実施の形態1と基本構成は同一である
が、薄型の巻上機をエレベータのかごのドアから見て右
側に配設したものである。図5はこの発明のエレベータ
装置の構成図であり、図6は昇降路頂部から見たエレベ
ータ装置の上面図である。この構成では釣合おもり52
のガイドレールとエレベータのかご54の右側ガイドレ
ールは51aのごとく共用化されている。また62はか
ご側の他の側のガイドレールである。
【0033】このようにエレベータのかご54のドア側
から見て左側に配置された釣合おもり52、薄型の巻上
機49の配置では、ブレーキ用のつば28aを挟むブレ
ーキ装置7a、7bを薄型の巻上機49の両側に配置し
てもエレベータのかご下に通されるエレベータロープ2
5をドア側から見て左右に通す構成となり、エレベータ
のかごの中心を通すことが可能である。従って、り重心
吊りが容易となる。
【0034】図6に示すように薄型の巻上機49の両側
に配置された挟み式ブレーキ装置7a、7bの通常ブレ
ーキ装置の電磁石の蓋側に取り付けられているバネ圧調
整ネジ38は両者ともかご側、或いはかご上にて調整可
能なように昇降路側を向いて配置されている。このバネ
圧調整ネジ38によりブレーキ装置の手動開放も可能と
なる。
【0035】また、一台のブレーキ装置ではブレーキ力
が不足する場合は薄型の巻上機49の径が大きいため、
図4に示すように挟み式ブレーキ装置7a、7b、7
c、7dのように2台の挟み式ブレーキ装置を上下に配
置することも可能である。
【0036】以上のように、ブレーキ装置が狭い薄型の
巻上機の外部に敷設されるため、定期点検の必要なブレ
ーキシュー等の点検が容易でかつ、昇降路頂部機械室が
不要になると同時に巻上機を設置する別スペースを必要
としない。 またリニアモータエレベータと比較し昇降
路全長に二次導体がないために、据え付け精度が不要な
ため、据え付けが容易となる。また、かごの重心の設定
を容易にすることができる。また、巻上機の両側にブレ
ーキ装置を複数台配置することができる。
【0037】実施の形態3. 本実施の形態は実施の形態1及び実施の形態2に示した
エレベータ装置に挟み式ブレーキ装置を釣合おもり設
け、釣合おもりのガイドレールを拘束するようにしたも
のである。図7はこの発明のエレベータ装置の構成図で
あり、7は釣合おもり52に設けられた挟み式ブレーキ
装置、49aはブレーキ装置用つばのない薄型の巻上機
である。このようなエレベータ装置では、図32に示し
た従来のリニアモータエレベータと同様に昇降路釣合お
もりの頂部の機器配置が簡単化されると同時にブレーキ
装置重量が一部釣合おもり重量として使用可能となる。
また、図示していないが、実施の形態1の図3に示した
ブレーキ用つばのある薄型の巻上機49とのブレーキ装
置用つばを掴むブレーキ7装置7a、7bと釣合おもり
側のガイドレール挟みブレーキ装置7を各々取り付ける
ことにより、薄型の巻上機のシーブ部のスリップ等に対
してもより信頼性を向上させることができる。
【0038】以上のように、釣合おもりの頂部の機器配
置が簡単化されると同時にブレーキ装置重量が一部釣合
おもり重量として使用することができる。また、、薄型
の巻上機のシーブ部のスリップ等に対してもより信頼性
を向上することができる。
【0039】なを、本実施の形態では釣合おもり側にガ
イドレール挟み式ブレーキ装置7を配置したがエレベー
タのかご側に配置してもよい。
【0040】実施の形態4. 図8はこの発明のエレベータ装置の構成図であり、65
は薄型の巻上機49の右側の梁19、19a上に配置さ
れた第1の返し車、63は第1の返し車65の上部の昇
降路天井に取り付けられたエレベータロープの方向転換
用の第2の返し車、64はエレベータのかご54側上部
の昇降路天井に取り付けられた第3の返し車である。薄
型の巻上機49は実施の形態1と同様に、昇降路釣合お
もり52の頂部に梁19、19aを通し、その上に配置
されている。エレベータロープ25は釣合おもり52、
薄型の巻上機49、第1の返し車65、第2の返し車6
3、第3の返し車64を経由してエレベータのかご54
の頂部に結ばれる。
【0041】また、図9は図8に示した第1の返し車6
5を昇降路の底部に配置し、薄型の巻上機49、第1の
返し車65、第2の返し車63を結ぶエレベータロープ
を釣合おもりのガイドレール51の右、すなわち、釣合
おもりの昇降路の外側に配置したものである。このエレ
ベータの構成では、エレベータロープ長は長くなるが、
第1の返し車65と第2の返し車63の距離は長い方が
返し車63でのロープ方向転換を容易にすることができ
る。従って第1の返し車65は釣合おもりのガイドレー
ル51の右、すなわち釣合おもりの昇降路の外側の昇降
路の中間部等に配置することができる。
【0042】また、図10は図9に示した薄型の巻上機
を使用したエレベータ装置のエレベータロープ構成を釣
合おもり52に返し車53、エレベータのかごの下部に
返し車55、56を配置し2:1ローピング構成にした
ものである。この構成の場合、かごの底部を通過するエ
レベータロープ25は実施の形態1の図1、2と異なり
エレベータのかご側のドア57の右側面後部から左側面
前部に通すことができるため、エレベータのかご重心を
吊ることが可能となる。
【0043】以上のエレベータ構成でも実施の形態2の
図6に示した構成と同様に挟み式ブレーキ装置7a、7
bをブレーキ用のつばを持つ薄型の巻上機49の左右側
面に配置したり、実施の形態3の図7に示したように釣
合おもり52にガイドレール挟み式ブレーキ装置7を取
り付けることもできる。この全体構成図を図11、12
に示す。図12では釣合おもり側にガイドレール挟み式
ブレーキ装置7を配置したがエレベータのかご側に配置
してもよい。また、第1、第2の返し車65、63の位
置を釣合おもり52の左側ガイドレール50の釣合おも
りの昇降路の外側に配置しても同様な効果を奏する。
【0044】以上のように、かごの重心を容易に設定す
ることができる。
【0045】実施の形態5. 図13はこの発明のエレベータ装置の構成図であり、6
8は薄型の巻上機49の左側上部に回転軸、薄型の巻上
機49とほぼ90度異なるような返し車、69はエレベ
ータのかご側昇降路頂部に配置された返し車、66、6
7は昇降路釣合おもり52の底部に薄型の巻上機49と
回転軸が平行に、ロープテンションをかけるためのバネ
70経由して配置されている返し車である。
【0046】薄型の巻上機49は実施の形態1と同様
に、昇降路釣合おもり52の頂部に梁19、19aを通
し、その上に配置されている。25a、25bはエレベ
ータロープであり、第1のロープであるエレベータロー
プ25aにより釣合おもり52と第1、第2の返し車6
9、68を経由してエレベータのかご54を吊るす。第
2のロープであるエレベータロープ25bは一端を釣合
おもり52の上部に固定し、昇降路釣合おもりの頂部の
薄型の巻上機49、釣合おもり52の底部の第3の返し
車66、67を経由して釣合おもりの下部に他の一端を
固定する。
【0047】この構成では前述した実施の形態1の図1
及び実施の形態4の図9等の構成と同様、エレベータロ
ープ25bの薄型の巻上機と返し車66を結ぶ部分は釣
合おもりの右側ガイドレール51の右側すなわち、釣合
おもり昇降路の外部を通過しているように配置されてい
る。エレベータロープ25bには昇降路底部に敷設され
た返し車66、67に取り付けられたバネ70によりテ
ンションがかけられているために、薄型の巻上機49の
シーブのトラクションを増すことができエレベータの駆
動力を向上させることができる。
【0048】以上のエレベータ構成でも挟み式ブレーキ
装置7a、7bをブレーキ用のつばを持つ薄型の巻上機
49の左右側面に配置したり、釣合おもり52にガイド
レール挟み式ブレーキ装置7を取り付けることもでき
る。この全体構成図を図14、15に示す。また、この
ような構成では全体を左右逆にした構成、釣合おもりを
エレベータのかごのドア57からみて左側、右側への配
置も容易に可能となる。
【0049】以上のように、エレベータロープにひねり
をもたせずにロープの方向転換を容易にすることができ
る。また、シーブのトラクションを増すことができエレ
ベータの駆動力を向上させることができる。
【0050】実施の形態6. 本実施の形態は実施の形態5で示したエレベータ装置の
釣合おもり頂部に設けられた薄型の巻上機と昇降路底部
に設けられた返し車を上下逆にしたものである。 図1
6はこの発明のエレベータ装置の構成図であり、71
a、71bは昇降路の釣合おもり頂部に設けられた回転
軸が薄型の巻上機と平行となる第3の返し車である。7
2は昇降路釣合おもり下部に設けられた薄型の巻上機の
取り付け台である。エレベータロープ25bにテンショ
ンをかけるため、バネ72a等を経由して取り付けられ
ている。このエレベータ装置にても図17、18に示し
たブレーキ構成とすることができる。
【0051】以上のように、釣合おもりをエレベータの
かごのドア57からみて左側、右側への配置も容易に可
能となる。また、シーブのトラクションを増すことがで
きエレベータの駆動力を向上させることができる。ま
た、所定の重量を持つ薄型の巻上機の設置が容易になる
と同時に交換保守が容易となる。
【0052】実施の形態7. 本実施の形態は実施の形態6の他の実施の形態である。
図19この発明のエレベータ装置の構成図であり、80
は釣合おもり52に設けられたロープ25を通すための
貫通穴、74、73は貫通穴80内部を通るエレベータ
ロープがゆれて釣合おもりに接触しても問題のないよう
にするためのローラである。エレベータロープ25の一
端は釣合おもり中心部に固定され、釣合おもり上方に設
けられた薄型の巻上機49と回転軸が平行となる第3の
返し車71を経由して、釣合おもり52の貫通穴80経
由し、薄型の巻上機49、釣合おもりのガイドレール5
0の昇降路の外側を経由して昇降路頂部に設けられた第
1、第2の返し車69、68にかけられ、エレベータロ
ープの他の一端はエレベータのかご54の中心部に固定
されている。この構成は釣合おもりの幅と薄型の巻上機
のシーブ径の関係が比較的任意に構成ができ、また、図
20、21に示したブレーキ構成とすることができる。
【0053】以上のように、所定の重量を持つ薄型の巻
上機の設置が容易になると同時に交換保守が容易とな
る。また、釣合おもりの幅と薄型の巻上機のシーブ径の
関係が比較的任意に構成ができ、巻上機の径と釣合おも
りの長手方向の幅の自由度を増加することができる。ま
た、巻上機の周囲の構造をシンプルな構成とすることが
できる。
【0054】実施の形態8. 本エレベータ装置は実施の形態7の他の実施の形態であ
る。図22はこの発明のエレベータ装置の構成図であ
り、図19に示した釣合おもり52の長手方向(エレベ
ータのかご壁と平行方向)及び釣合おもりのガイドレー
ル50、51との間隔を巻上機49のシーブ径よりも狭
くし、薄型の巻上機49と昇降路頂部の返し車68を結
ぶエレベータロープ部、昇降路頂部の返し車71と、薄
型の巻上機49を結ぶエレベータロープ部の両側とも釣
合おもりのガイドレール50、51の昇降路の外側を通
すようにしている。このエレベータ装置でも図23、2
4に示したブレーキ構成とすることができる。
【0055】以上のように、所定の重量を持つ薄型の巻
上機の設置が容易になると同時に交換保守が容易とな
る。
【0056】実施の形態9. 本実施の形態はモータの二次側がシーブと一体化した巻
上機の一実施の形態である。図25はこの発明のエレベ
ータ装置に使用されるモータの二次側がシーブと一体化
した巻上機の斜視図、図26は一次側の拡大図、図27
は一次側の断面図、図28は二次側の永久磁石の配置図
である。図において20は永久磁石を使用した偏平モー
タを使用したブレーキ用のつばを持つ薄型の巻上機、2
1は二次側界磁永久磁石、21aはシーブと一体化した
二次側ヨーク、22は一次側巻き線、23は一次側の固
定子である一次側ヨーク、24は固定軸、25はエレベ
ータロープ、26は二次側のベアリング、28aは一次
側ヨーク23の半径、すなわち、モータの駆動径よりも
大きい径を持つブレーキ用のつばである。
【0057】以上の構成は一次側ヨーク23と二次側界
磁永久磁石21の間のギャップg0 が固定軸24と直交
しており、二次側界磁永久磁石21は図28に示される
ように8極であり、材料は希土類、例えばNd−Fe−
B系の永久磁石等を使用し、一次側巻き線は図26に示
すように8極分布巻きであり、回転界磁形の同期モータ
タイプとなっている。このような偏平モータではモータ
の軸方向厚みdはモータ直径Lと比較すると、著しく短
くd<<Lとなっているため、円盤形状をしている。直
径Lを長くする理由は極数を非常に大きく、例えば20
極程度と多極として、必要トルクを発生させるためであ
る。更に発生トルクに寄与する巻線ヨーク幅(≒磁石
幅)L1を大きくするためである。図1においてd1は
一次側ヨーク23の厚みであり、d2は二次側24の厚
みである。
【0058】次にエレベータの昇降路に敷設される巻上
機の具体的な構成の断面図を図29(a)、(b)、
(c)に示す。図において19は建物側に固定された薄
型の巻上機20のかご側の支持部材、19aは建物側に
固定された薄型の巻上機20の壁側の支持部材、27は
シーブと一体化された偏平モータの二次側の内部空間、
28はシーブ部と一体化された偏平モータの一次、二次
間の空隙である。支持部材である梁の厚み2×d3 +梁
間隔d4 (≒薄型の巻上機の幅d)はこの発明ではかご
側とのギャップを考慮した釣合おもり部の断面の短い辺
の厚みよりも薄く設定される。
【0059】また、壁側の梁19aは昇降路の壁と接触
していてもよい。また、偏平モータの一次側23も壁側
の梁19aに接触、固定してもよい。回転側の二次側2
1aはかご側の梁21とは接触しないように所定のギャ
ップが設けられている。またブレーキ用つば28aの半
径rbはモータのトルク発生部の半径rmと比較し大き
くなっている。
【0060】以上の構造によりブレーキ力が半径比率分
小さくできるため、つばを挟むブレーキ装置が小形とな
る。また、巻上機の配線が昇降路の壁側から行うことが
できる。なお、内部空間26は二次側の材料低減による
モータ重量を下げるために設けるもので必ずしも必要で
はない。
【0061】図29(b)は図29(a)に示したブレ
ーキ用つば28aを除いた薄型の巻上機20aの軸方向
薄型の巻上機の断面を示す。この構成の場合はブレーキ
装置は釣合おもりに敷設される挟み式のレールガイド用
ブレーキ装置が使用され、巻上機の周囲がシンプルな構
成とすることができる。
【0062】また、図29(c)に図29(a)に示し
た薄型の巻上機20、20aの別の構成をした薄型の巻
上機40を示す。図29(c)ではロープをかける(シ
ーブ半径r1)(薄形モータトルク発生部の半径r
m )<(ブレーキ用つば半径rb )となっている。この
構成により、シーブと薄形モータの径比率分だけモータ
トルクを小さくすることができる。また、前述したよう
に、シーブとブレーキ用つばの径比率分、及び薄形モー
タとブレーキ用つばの径比率分ブレーキ装置を小形化で
き、巻上機を小形にすることができる。
【0063】次に、この発明に使用する薄型の巻上機の
ブレーキ用のつば、または、昇降路の釣合おもり、また
は、かご側のガイドレールを挟むバネ圧拘束と電磁石励
磁により開放する挟み式ブレーキ装置の一例を図30に
示す。図において29はブレーキ作動時無励時となり、
ブレーキ動作時励磁されるブレーキ用電磁石、30はブ
レーキ用アーム、31はブレーキ用アームの支持ピン、
32はブレーキ用アームと支持ピン部の保持機構、33
は電磁石29とブレーキ用アーム30の連結ピン、34
は電磁石29内に設けられているブレーキ用のバネ、3
5は電磁石29の磁路となる蓋、37は電磁石巻線、3
8はバネ圧調整用のボルトであり、ブレーキ用のバネ3
4の動作距離を調整できるため、ブレーキの手動開放ボ
ルトとしても使用される。39はブレーキ用のシューで
ある。
【0064】実施の形態10. 本実施の形態はモータの二次側がシーブと一体化した巻
上機の他の実施の形態であり、一次、二次間のギャップ
が回転軸と平行しているアウターロータモータの二次側
がロープをかけ駆動するシーブ部と一体化したものであ
る。図31(a)はブレーキ用のつばを持たないアウタ
ーロータモータを使用した薄型の巻上機41の断面図で
あり、図31(b)はブレーキ用のつばがシーブ部の端
部に設けられた薄型の巻上機47の断面図、図31
(c)はブレーキ用のつばがシーブ部の中央部に設けら
れた薄型の巻上機48の断面図である。
【0065】図において42はアウターロータモータの
一次側巻線、43はアウターロータモータの一次側ヨー
ク、43aは二次側の界磁用永久磁石、44はアウター
ロータモータの回転二次側の支持枠、45はアウターロ
ータモータの一次側ヨークの支持枠、46は回転二次側
のベアリングであり、g1 は一次側ヨーク43と二次側
の界磁用永久磁石43aとの間のギャップである。一次
側ヨーク43は実施の形態9の薄型の巻上機と同様に固
定軸24に固定され、シーブ部と一体化された二次側バ
ックヨーク44a及び二次側の界磁用永久磁石43aを
支持する回転二次側の支持枠はベアリング46を介し回
転される。
【0066】これらの構成では回転半径(≒モータトル
ク発生部の半径)rm が非常に大きく、多極にすること
により必要トルクを発生させることができるこの薄型の
巻上機では当然ではあるが、かご側の梁19、壁側の梁
19aとは所定のギャップを設け、(梁間隔d4 )>
(薄型の巻上機の厚みd)となっている。また、図31
(a)、(b)、(c)に示した薄型の巻上機41、4
7、48は実施の形態9と同様に建物側に敷設された梁
19、19aの上に取り付けられており、梁の厚み2×
3 +梁間隔d4 (≒薄型の巻上機の幅d)はこの発明
ではかご側とのギャップを考慮した釣合おもり部の断面
の短い辺の厚みよりも薄く設定される。
【0067】図31(a)に示した巻上機41ははブレ
ーキ用のつばを除いたもので、釣合おもりに設けられた
挟み式のレ−ルガイド用ブレーキ装置が使用され、巻上
機の周囲がシンプルな構成とすることができる。図31
(b)に示した巻上機47はブレーキ用のつばをシーブ
部の端部に設けたもので、ブレーキ用つば28aの半径
rbはモータのトルク発生部の半径rmと比較し大きく
なっている。この構造によりブレーキ力が半径比率分小
さくできるため、つばを挟むブレーキ装置が小形とな
る。図31(c)に示した巻上機48ははブレーキ用の
つばをシーブ部の中央部に設けたもので、図34の巻上
機47と比較して挟み式ブレーキ装置7aのアーム等の
厚みを大きくすることができるのでブレーキ特性を向上
させることができる。
【0068】以上の実施の形態ではモータとして、二次
側に永久磁石を使用した回転界磁形の同期電動機タイプ
として示したが、永久磁石のかわりに同一トルクを発生
させるために外形は大きくなるがアルミニウム、銅等の
導電体を二次側に使用し誘導電動機タイプとすること
ができる。
【0069】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので以下のような効果を奏する。
【0070】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ルに沿って昇降する釣合おもりと、上記昇降路内の上
部に配設され、ロープが巻付けられるシーブを有する巻
上機と、上記昇降路内の上部に配設された第1の返し車
と、この第1の返し車の上方の昇降路内上部に配設され
た第2の返し車と、上記かごの上方の昇降路内上部に配
設された第3の返し車とを備え、上記ロープは上記釣合
おもりから上記巻上機のシーブに至り、次に上記第1の
返し車に至り、さらに上記第2の返し車に至り、その後
第3の返し車を経て上記かごに至るため、かごの重心を
吊ることができる。
【0071】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記昇降路内の上
部に配設され、ロープが巻付けられるシーブを有する巻
上機と、上記昇降路内の下部に配設された第1の返し車
と、この第1の返し車の上方の昇降路内上部に配設され
た第2の返し車と、上記かごの上方の昇降路内上部に配
設された第3の返し車と、を備え、上記ロープは上記釣
合おもりから上記巻上機のシーブに至り、次に上記第1
の返し車に至り、さらに上記第2の返し車に至り、その
後第3の返し車を経て上記かごに至るため、ロープの方
向転換を容易にすることができる。
【0072】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記昇降路内の上
部に配設され、ロープが巻付けられるシーブを有する巻
上機と、上記釣合おもりに設けられた第1の返し車と、
上記昇降路内の下部に配設された第2の返し車と、この
第2の返し車の上方に配設された第3の返し車と、上記
かごに設けられた第4、第5の返し車と、を備え、上記
ロープは上記第1の返し車から上記巻上機のシーブに至
り、その後下降して上記第2の返し車に至り、その後上
昇して第3の返し車に至りさらに下降して上記第4及び
第5の返し車に至るため、かごの重心を容易に設定する
ことができる。
【0073】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記かごと上記釣
合おもりとを吊る第1のロープと、上記釣合おもりの上
部と下部に連結された第2のロープと、上記昇降路内の
上部に配設され、当該第2のロープが巻付けられるシー
ブを有する巻上機と、上記かごの上方に配設された第1
の返し車と、上記釣合おもりの上方に配設された第2の
返し車と、上記昇降路内の下部に配設された第3の返し
車と、を備え、上記第1のロープは上記かごから上昇
し、上記第1、第2の返し車を介して下降して上記釣合
おもりに至り、上記第2のロープは上記釣合おもりの上
部から上記巻上機のシーブ及び第3の返し車を介して上
記釣合おもりの下部に至るため、ロープにひねりをもた
せずにロープの方向変換を容易にすることができる。
【0074】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ールに沿って昇降する釣合おもりと、上記かごと上記釣
合おもりを吊る第1のロープと、上記釣合おもりの上部
と下部に連結された第2のロープと、上記昇降路内の下
部に配設され、上記第2のロープが巻付けられるシーブ
を有する巻上機と、上記昇降路内の上部に配設された第
1、第2および第3の返し車と、を備え、上記第1のロ
ープは上記かごから上昇し、上記第1、第2の返し車を
介して下降して上記釣合おもりに至り、上記第2のロー
プは上記釣合おもりの上部から上記第3の返し車及び上
記巻上機のシーブを介して上記釣合おもりの下部に至る
ため、巻上機の設置および交換を容易にすることができ
る。
【0075】また、上記昇降路内の下部に配設された上
記第3の返し車または上記昇降路内の下部に配設された
上記巻上機は所定のバネを介して固定されたため、巻上
機の駆動力を向上させることができる。
【0076】この発明におけるエレベータ装置は、エレ
ベータの昇降路内をかご用ガイドレールに沿って昇降す
るエレベータかごと、上記昇降路内をおもり用ガイドレ
ール に沿って昇降する釣合おもりと、上記エレベータか
ごと上記釣合おもりを吊るロープと、上記ロープが巻付
けられるシーブを有する巻上機とを有するエレベータ装
置において、上記釣合いおもりに貫通穴を形成し、当該
貫通穴に上記ロープを通したため、巻上機の径と釣合い
おもりの長手方向の幅の自由度を増加することができ
る。
【0077】また、上記巻上機は、回転子に永久磁石を
有し、固定子に上記永久磁石とのギャップが軸に対して
平行となるよう配置された巻線を有する回転界磁形モー
タと、上記回転子に設けられたブレーキ被押圧部と、上
記ブレーキ被押圧部を押圧し制動するブレーキ手段と、
上記回転子に設けられたシーブとを有し、上記巻上機は
上記軸方向の厚みが径方向の寸法よりも薄いため、巻上
機を小形にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すエレベータ装
置の構成図である。
【図2】 図1の上面図である。
【図3】 図1のブレーキ装置を示す全体構成図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1を示すブレーキ装置
である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示すエレベータ装
置の構成図である。
【図6】 図5の上面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示すエレベータ装
置の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4を示すエレベータ装
置の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態4を示すエレベータ装
置の構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態4を示すエレベータ
装置の構成図である。
【図11】 図9のブレーキ装置を示す全体構成図であ
る。
【図12】 図10のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図13】 この発明の実施の形態5を示すエレベータ
装置の構成図である。
【図14】 図13のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図15】 図13のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図16】 この発明の実施の形態6を示すエレベータ
装置の構成図である。
【図17】 図16のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図18】 図16のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図19】 この発明の実施の形態7を示すエレベータ
装置の構成図である。
【図20】 図19のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図21】 図19のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図22】 この発明の実施の形態8を示すエレベータ
装置の構成図である。
【図23】 図22のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図24】 図22のブレーキ装置を示す全体構成図で
ある。
【図25】 この発明の実施の形態9を示す巻上機の斜
視図である。
【図26】 図25の巻上機一次側巻き線部の拡大図で
ある。
【図27】 図26の横断面図である。
【図28】 図25の巻上機のモータの2次側永久磁石
の配置図である。
【図29】 この発明の実施の形態9を示す巻上機の断
面図である。
【図30】 この発明の実施の形態9の挟み式ブレーキ
装置の断面図である。
【図31】 この発明の実施の形態10を示す巻上機の
断面図である。
【図32】 従来の円筒式リニアモータを使用したエレ
ベータ装置の斜視図である。
【図33】 従来のサイドマシンタイプのエレベータ装
置の部分断面図である。
【図34】 従来のベースメントタイプのエレベータ装
置の部分断面図である。
【図35】 従来のトラクションシーブを有する駆動装
置を使用したエレベータ装置である。
【図36】 従来のトラクションシーブを有する駆動装
置の断面図である。
【図37】 従来のトラクションシーブを有する駆動装
置を使用したエレベータ装置である。
【符号の説明】
7 挟み式ブレーキ、28a ブレーキつば、19
梁、20、20a、40、41、47、48 巻上機、
21a 二次側ヨーク、23 一次側ヨーク、25 エ
レベータロープ、38 バネ圧調整ネジ、43 一次側
ヨーク、43a二次側の界磁永久磁石、49 巻上機、
50、51 釣合おもりのガイドレール、52 釣合お
もり、53 釣合おもりの返し車、54 かご、55、
56 かごの返し車、、58、59 かごのガイドレー
ル、63 昇降路上部の返し車、64 昇降路上部の返
し車、65 返し車、66、67 昇降路底部の返し
車、68、69、71 昇降路頂部の返し車、70、7
2a バネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 11/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの昇降路内をかご用ガイドレ
    ールに沿って昇降するエレベータかごと、 上記昇降路内をおもり用ガイドレールに沿って昇降する
    釣合おもりと、 上記昇降路内の上部に配設され、ロープが巻付けられる
    シーブを有する巻上機と、 上記昇降路内の上部に配設された第1の返し車と、 この第1の返し車の上方の昇降路内上部に配設された第
    2の返し車と、 上記かごの上方の昇降路内上部に配設された第3の返し
    車とを備え、 上記ロープは上記釣合おもりから上記巻上機のシーブに
    至り、次に上記第1の返し車に至り、さらに上記第2の
    返し車に至り、その後第3の返し車を経て上記かごに至
    ることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 【請求項2】 エレベータの昇降路内をかご用ガイドレ
    ールに沿って昇降するエレベータかごと、 上記昇降路内をおもり用ガイドレールに沿って昇降する
    釣合おもりと、 上記昇降路内の上部に配設され、ロープが巻付けられる
    シーブを有する巻上機と、 上記昇降路内の下部に配設された第1の返し車と、 この第1の返し車の上方の昇降路内上部に配設された第
    2の返し車と、 上記かごの上方の昇降路内上部に配設された第3の返し
    車と、を備え、 上記ロープは上記釣合おもりから上記巻上機のシーブに
    至り、次に上記第1の返し車に至り、さらに上記第2の
    返し車に至り、その後第3の返し車を経て上記かごに至
    ることを特徴とするエレベータ装置。
  3. 【請求項3】 エレベータの昇降路内をかご用ガイドレ
    ールに沿って昇降するエレベータかごと、 上記昇降路内をおもり用ガイドレールに沿って昇降する
    釣合おもりと、 上記昇降路内の上部に配設され、ロープが巻付けられる
    シーブを有する巻上機と、 上記釣合おもりに設けられた第1の返し車と、 上記昇降路内の下部に配設された第2の返し車と、 この第2の返し車の上方に配設された第3の返し車と、 上記かごに設けられた第4、第5の返し車と、を備え、 上記ロープは上記第1の返し車から上記巻上機のシーブ
    に至り、その後下降して上記第2の返し車に至り、その
    後上昇して第3の返し車に至りさらに下降して上記第4
    及び第5の返し車に至ることを特徴とするエレベータ装
    置。
  4. 【請求項4】 エレベータの昇降路内をかご用ガイドレ
    ールに沿って昇降するエレベータかごと、 上記昇降路内をおもり用ガイドレールに沿って昇降する
    釣合おもりと、 上記かごと上記釣合おもりとを吊る第1のロープと、 上記釣合おもりの上部と下部に連結された第2のロープ
    と、 上記昇降路内の上部に配設され、当該第2のロープが巻
    付けられるシーブを有する巻上機と、 上記かごの上方に配設された第1の返し車と、 上記釣合おもりの上方に配設された第2の返し車と、 上記昇降路内の下部に配設された第3の返し車と、を備
    え、 上記第1のロープは上記かごから上昇し、上記第1、第
    2の返し車を介して下降して上記釣合おもりに至り、上
    記第2のロープは上記釣合おもりの上部から上記巻上機
    のシーブ及び第3の返し車を介して上記釣合おもりの下
    部に至ることを特徴とするエレベータ装置。
  5. 【請求項5】 エレベータの昇降路内をかご用ガイドレ
    ールに沿って昇降するエレベータかごと、 上記昇降路内をおもり用ガイドレールに沿って昇降する
    釣合おもりと、 上記かごと上記釣合おもりを吊る第1のロープと、 上記釣合おもりの上部と下部に連結された第2のロープ
    と、 上記昇降路内の下部に配設され、上記第2のロープが巻
    付けられるシーブを有する巻上機と、 上記昇降路内の上部に配設された第1、第2および第3
    の返し車と、を備え、 上記第1のロープは上記かごから上昇し、上記第1、第
    2の返し車を介して下降して上記釣合おもりに至り、上
    記第2のロープは上記釣合おもりの上部から上記第3の
    返し車及び上記巻上機のシーブを介して上記釣合おもり
    の下部に至ることを特徴とするエレベータ装置。
  6. 【請求項6】 上記昇降路内の下部に配設された上記第
    3の返し車または上記昇降路内の下部に配設された上記
    巻上機は所定のバネを介して、固定されたことを特徴と
    する請求項4または請求項5記載のエレベータ装置。
  7. 【請求項7】 エレベータの昇降路内をかご用ガイドレ
    ールに沿って昇降するエレベータかごと、 上記昇降路内をおもり用ガイドレールに沿って昇降する
    釣合おもりと、 上記エレベータかごと上記釣合おもりを吊るロープと、 上記ロープが巻付けられるシーブを有する巻上機とを有
    するエレベータ装置において、 上記釣合いおもりに貫通穴を形成し、当該貫通穴に上記
    ロープを通したことを特徴とするエレベータ装置。
  8. 【請求項8】 上記昇降路内の上部に配設された第1、
    第2および第3の返し車とを備え、 上記巻上機を上記昇降路内の下部に配設し、上記ロープ
    は上記かごから上昇して上記第1、第2の返し車に至
    り、その後下降して上記巻上機のシーブに至り、さらに
    上昇して上記貫通穴を通り、上記第3の返し車を介して
    上記釣合いおもりに至ることを特徴とする請求項7記載
    のエレベータ装置。
  9. 【請求項9】 上記巻上機は、回転子に永久磁石を有
    し、固定子に上記永久磁石とのギャップが軸に対して平
    行となるよう配置された巻線を有する回転界磁形モータ
    と、上記回転子に設けられたブレーキ被押圧部と、上記
    ブレーキ被押圧部を押圧し制動するブレーキ手段と、上
    記回転子に設けられたシーブとを有し、上記巻上機は上
    記軸方向の厚みが径方向の寸法よりも薄いことを特徴と
    する請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のエレベー
    タ装置。
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