JP4270018B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、巻上機を昇降路の上部に設置したエレベーター装置に関するものである。
従来から、機械室のないエレベーター装置が提案されているが、このエレベーター装置は、建物の屋上に機械室を設ける必要がないことから、建物の景観を自由に設計でき、また、高さ制限の許す限り建物を高くすることもできるといった利点がある。したがって、今後の主流になる製品として、さまざまな構造のものが既に考えられている。
例えば、特許文献1には、巻上機と2つの返し車を昇降路の上部に設置し、ロープの寿命を伸ばすために、ロープの方向転換を連続して同一の方向とすることが記載されている。その他、巻上機を昇降路の上部に設置した機械室レスエレベーターとして、特許文献2などが提案されている。
特開平6−156952号公報(第1図) 特開2002−80178号公報(第1図,第6図)
しかしながら、上記特許文献1には、かごへロープを取付けるための上枠は記載されておらず、この上枠と巻上機との位置関係について何ら考慮されていない。したがって、上枠と巻上機が接触しないように、高さ方向のスペースを確保する必要性が生じ、結果として、昇降路の高さ寸法が大きくなってしまう可能性がある。また、上記特許文献2では、かごの綱止め部の鉛直投影と巻上機の鉛直投影が重なるような配置であるため、やはり、昇降路の高さ寸法が大きくなってしまう可能性がある。
本発明の目的は、巻上機を昇降路の上部に設置しても、昇降路の高さ寸法を小さく保つことのできるエレベーター装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごから前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりへと至り、前記巻上機の鉛直投影の少なくとも一部が前記かごの鉛直投影と重なる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影とは重ならないように配置され、乗場側から見て、前記かごの後方に前記つり合いおもりが配置され、前記巻上機,前記第1の返し車,前記第2の返し車を固定するベースを共用とし、前記かごを案内する一対のガイドレールの上部及び前記つり合いおもりを案内する一対のガイドレールの上部に取付台を連結し、この取付台に前記ベースを取付けている。
また、本発明では、主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごから前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりへと至り、前記巻上機の鉛直投影の少なくとも一部が前記かごの鉛直投影と重なる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影とは重ならないように配置され、乗場側から見て、前記かごの左右のいずれか一方に前記つり合いおもりが配置されている。
本発明によれば、巻上機を昇降路の上部に設置しても、昇降路の高さ寸法を小さく保つことのできるエレベーター装置を提供することが可能である。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を示すエレベーター装置であり、昇降路を圧縮して、頂部及び最下部に着目した断面図である。図1に示す通り、昇降路1内で、かご2とつり合いおもり13が主索5によってつるべ式に連結され、夫々が吊り上げられている。また、かご2が最上階にあるときのかご2の上端よりも上に、第1の返し車6が設置される一方、かご2が最下階にあるときのつり合いおもり13の上端よりも上に、第2の返し車9が設置されている。この第1の返し車6と第2の返し車9の位置関係を調整することで、かご2とつり合いおもり13の位置関係を容易に調整することが可能となっている。
さらに、巻上機8が、かご2が最上階にあるときのかご2の上端よりも上に設置されているが、巻上機8の駆動シーブ7の中心の高さは、第1の返し車6の中心の高さ及び第2の返し車9の中心の高さよりも低くなっている。尚、巻上機8の駆動シーブ7への主索1の巻き掛け角度が十分に確保できれば、巻上機8の設置位置が、第1の返し車6又は第2の返し車9と同じ高さであっても構わない。ここで、巻上機8は、駆動シーブ7と巻上機本体で構成されており、駆動シーブ7の径は、巻上機本体の外径よりも小さいか又は同じとなっている。そして、巻上機本体は、駆動シーブを駆動させるモータ部と、制動させるブレーキ部等を有している。
また、図2に示す通り、かご2の上部に設けられた上枠3に、かご側綱止め4が固定されており、このかご側綱止め4によって、主索5が上枠3を介してかご2に連結されている。同様に、つり合いおもり13にも、つり合いおもり側綱止め20が設けられており、これにより、主索5がつり合いおもり13に連結されている。
次に、主索5のかけ方、ローピングについて説明する。図1に示す通り、かご側綱止め4に一端が連結された主索5は、昇降路1を上昇して第1の返し車6を経由して下降し、第1の返し車6に近い側から巻上機8の駆動シーブ7に巻き掛けられた後、再び上昇して第2の返し車9を経由してつり合いおもり側綱止め20へと至る。
上記のようなローピングにより、巻上機8の鉛直投影とかご2の鉛直投影とを重ねたので、巻上機8が大きい場合であっても、かご2及びつり合いおもり13の鉛直投影に対し、巻上機8を設置するために要する部分の鉛直投影が出張ることを最小限に抑えることができる。また、巻上機8が小さい場合には、かご2及びつり合いおもり13の鉛直投影に対し、巻上機8を設置するために要する部分の鉛直投影が完全に含まれるようにでき、昇降路1の面積を最小限にすることが可能となる。
図3は、昇降路1の上部における、巻上機8の設置部分の拡大図であり、この図3を用いて、巻上機8,第1の返し車,第2の返し車の設置方法を説明する。まず、かご2の昇降を案内する一対のガイドレール15a,15bの上部に、かご側ベース取付台11が設置され、つり合いおもり13の昇降を案内する一対のガイドレール14a,14bの上部に、つり合いおもり側ベース取付台12が設置されている。また、かご側ベース取付台
11とつり合いおもり側ベース取付台12の上に、直接又は防振ゴム等を介して固定ベース10a,10bが固定されている。この固定ベース10a,10bは、第1の返し車6,第2の返し車9,巻上機8を固定するための共通のベースとなっている。これにより、ユニット化が可能となり、現地での組立作業が容易になる。
そして、第1の返し車6及び第2の返し車9から下方へ伸びた主索5の延長上には、かご側綱止め4及びつり合いおもり側綱止め20がある。したがって、つり合いおもり13が下方へ移動すると、かご側綱止め4がかご側ベース取付台11に接近し、かご2が下方へ移動すると、つり合いおもり側綱止め20がつり合いおもり側ベース取付台12に接近することになる。例えば、前者の場合には、かご側綱止め4が固定されている上枠3と巻上機8が接近することになる。
そこで、巻上機8の鉛直投影が、かご2の上枠3の鉛直投影やつり合いおもり13の鉛直投影と重ならないように、巻上機が設置される。これにより、巻上機8と上枠3等が干渉することはなく、固定ベース10a,10bの取付高さを必要最低限とすることができ、結果として、昇降路1の高さを抑制することが可能となる。
図4は、昇降路の平面図を示すものであり、乗場側から見て、かご2の後方につり合いおもり13が配置されている。そして、駆動シーブ7,第1の返し車6,第2の返し車9とは互いの鉛直投影が重ならないように配置されている。また、この図4から分かるように、かご側ベース取付台11及びつり合いおもり側ベース取付台12のほぼ中央に懸垂荷重が作用するため、かご用ガイドレール15a,15bやつり合いおもり用ガイドレール14a,14bでは、均一に圧縮荷重を分担できる。そのため、必要最低限のガイドレール性能で、第1の返し車6,第2の返し車9,巻上機8を安定的に設置できる。尚、本実施例は、巻上機8の鉛直投影が、かご2の鉛直投影内に完全に含まれる構成であるが、巻上機8が大きい場合等は、その鉛直投影の一部が、かご2の鉛直投影と重なっていれば十分である。
以上の通り、本実施例によれば、構造を複雑にすることなく、昇降路の面積及び高さを小さく抑えることができ、据付性も満足できるエレベーター装置を、安価で容易に提供できる。
図5は、本発明の第2の実施例を示すエレベーター装置であり、昇降路1の上部における、巻上機8の設置部分の拡大図である。本実施例は、かご2が大きな場合を想定し、巻上機8が固定ベース10a,10bの上端に固定され、第1の返し車6と第2の返し車9との間の距離が、図3に示す第1の実施例の場合と比べて、広くされたものである。ただし、駆動シーブ7への主索5の巻き掛け角度を確保するために、巻き掛け角度調整用返し車6aが追加して設けられている。これにより、巻上機8を下方へ移動させなくても、駆動シーブ7への主索5の巻き掛け角度を十分に確保できるので、昇降路1の高さを抑制することが可能である。
図6は、本発明の第3の実施例を示すエレベーター装置であり、昇降路の平面図を示すものである。本実施例では、上記実施例と異なり、乗場側から見てかご2の右側につり合いおもり13が配置されており、駆動シーブ7,巻上機8,第1の返し車6,第2の返し車9は、昇降路1の壁に対して鉛直投影が斜めに配置されている。そして、かご側綱止め4に一端が連結された主索5は、昇降路1を上昇して第1の返し車6を経由して下降し、第1の返し車6に近い側から巻上機8の駆動シーブ7に巻き掛けられた後、再び上昇して第2の返し車9を経由してつり合いおもり側綱止め20へと至る。その他、第1の実施例と重複する説明は省略する。このように、つり合いおもり13の配置が変わっても、上記の実施例と同様の効果が達成できるので、昇降路1の大きさや形が変化しても、エレベーター装置の構成を柔軟に対応させることが可能である。尚、当然ながら、つり合いおもり13は、乗場側から見てかご2の左側に配置されていても構わない。
図7は、本発明の第4の実施例を示すエレベーター装置であり、昇降路を圧縮して、頂部及び最下部に着目した断面図である。本実施例は、上記実施例と異なり、かご2の上部の上枠に返し車21が設置され、つり合いおもり13の上部に返し車22が設置されている。また、かご側綱止め4及びつり合いおもり側綱止め20が、固定ベース10a,10bに設けられている。これにより、巻上機8等への荷重負担を軽減させることが可能となるだけでなく、かご2が大きい場合であっても、上記他の実施例と同様の効果を達成することが可能となる。
更に、金属製の素線又は合成繊維製の素線を撚り合わせて、その外周を樹脂材料で被覆したロープが、主索5として利用されている。これにより、駆動シーブ7の径を小さくしても、主索5のロープ寿命や強度の低下が抑制できる。そして、シーブ径を小さくすれば、駆動トルクも小さくなり、巻上機8全体の寸法も小さくなる。したがって、昇降路1の高さ低減など、上述した実施例の効果がより大きくなる。
本発明の第1の実施例を示すエレベーター装置の頂部及び最下部に着目した断面図である。 図1の矢印から見たときのかごを示す側面図である。 図1における巻上機8の設置部分の拡大図である。 図1におけるエレベーター装置の昇降路の平面図である。 本発明の第2の実施例を示すエレベーター装置における巻上機8の設置部分の拡大図である。 本発明の第3の実施例を示すエレベーター装置における昇降路の平面図である。 本発明の第4の実施例を示すエレベーター装置に頂部及び最下部に着目した断面図である。
符号の説明
1…昇降路、2…かご、3…上枠、4…かご側綱止め、5…主索、6…第1の返し車、7…駆動シーブ、8…巻上機、9…第2の返し車、10a,10b…固定ベース、11…かご側ベース取付台、12…つり合いおもり側ベース取付台、13…つり合いおもり、
14a,14b…つり合いおもり用ガイドレール、15a,15b…かご用ガイドレール、16…かご用緩衝器台、20…つり合いおもり側綱止め、21…かご上部返し車、22…つり合いおもり上部返し車。

Claims (8)

  1. 主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごから前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりへと至り、前記巻上機の鉛直投影の少なくとも一部が前記かごの鉛直投影と重なる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影とは重ならないように配置され、乗場側から見て、前記かごの後方に前記つり合いおもりが配置され、前記巻上機,前記第1の返し車,前記第2の返し車を固定するベースを共用とし、前記かごを案内する一対のガイドレールの上部及び前記つり合いおもりを案内する一対のガイドレールの上部に取付台を連結し、この取付台に前記ベースを取付けたことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごの上枠に設けられた綱止め部から前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりに設けられた綱止め部へと至り、前記巻上機の鉛直投影の少なくとも一部が前記かごの鉛直投影と重なる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影及びつり合いおもりの鉛直投影と重ならないように配置されており、前記駆動シーブの径が、巻上機本体の外径よりも小さいか又は同じであり、前記駆動シーブと前記第1の返し車と前記第2の返し車とは、互いの鉛直投影が重ならないように配置され、乗場側から見て、前記かごの後方に前記つり合いおもりが配置され、前記巻上機,前記第1の返し車,前記第2の返し車を固定するベースを共用とし、前記かごを案内する一対のガイドレールの上部及び前記つり合いおもりを案内する一対のガイドレールの上部に取付台を連結し、この取付台に前記ベースを取付けたことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごの上枠に設けられた綱止め部から前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記第1の返し車に近い側から前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりに設けられた綱止め部へと至り、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの鉛直投影内に含まれる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影及びつり合いおもりの鉛直投影と重ならないように配置されており、前記駆動シーブの径が、巻上機本体の外径よりも小さいか又は同じであり、前記駆動シーブと前記第1の返し車と前記第2の返し車とは、互いの鉛直投影が重ならないように配置されており、前記主索は、素線を撚り合わせてその外周を樹脂材料で被覆して形成され、乗場側から見て、前記かごの後方に前記つり合いおもりが配置され、前記巻上機,前記第1の返し車,前記第2の返し車を固定するベースを共用とし、前記かごを案内する一対のガイドレールの上部及び前記つり合いおもりを案内する一対のガイドレールの上部に取付台を連結し、この取付台に前記ベースを取付けたことを特徴とするエレベーター装置。
  4. 主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごから前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりへと至り、前記巻上機の鉛直投影の少なくとも一部が前記かごの鉛直投影と重なる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影とは重ならないように配置され、乗場側から見て、前記かごの左右のいずれか一方に前記つり合いおもりが配置されていることを特徴とするエレベーター装置。
  5. 主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごの上枠に設けられた綱止め部から前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりに設けられた綱止め部へと至り、前記巻上機の鉛直投影の少なくとも一部が前記かごの鉛直投影と重なる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影及びつり合いおもりの鉛直投影と重ならないように配置されており、前記駆動シーブの径が、巻上機本体の外径よりも小さいか又は同じであり、前記駆動シーブと前記第1の返し車と前記第2の返し車とは、互いの鉛直投影が重ならないように配置され、乗場側から見て、前記かごの左右のいずれか一方に前記つり合いおもりが配置されていることを特徴とするエレベーター装置。
  6. 主索によって吊り上げられるかごと、前記主索によって吊り上げられるつり合いおもりと、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された第1の返し車と、前記かごが最下階にあるときの前記つり合いおもりの上端よりも上に設置された第2の返し車と、前記かごが最上階にあるときの前記かごの上端よりも上に設置された巻上機を備えたエレベーター装置において、前記巻上機が、前記第1の返し車及び前記第2の返し車よりも低い位置又は同じ高さにあり、前記主索は、前記かごの上枠に設けられた綱止め部から前記昇降路を上昇して前記第1の返し車を経由して下降し、前記第1の返し車に近い側から前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられた後、再び上昇して前記第2の返し車を経由して前記つり合いおもりに設けられた綱止め部へと至り、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの鉛直投影内に含まれる一方、前記巻上機の鉛直投影が前記かごの上枠の鉛直投影及びつり合いおもりの鉛直投影と重ならないように配置されており、前記駆動シーブの径が、巻上機本体の外径よりも小さいか又は同じであり、前記駆動シーブと前記第1の返し車と前記第2の返し車とは、互いの鉛直投影が重ならないように配置されており、前記主索は、素線を撚り合わせてその外周を樹脂材料で被覆して形成され、乗場側から見て、前記かごの左右のいずれか一方に前記つり合いおもりが配置されていることを特徴とするエレベーター装置。
  7. 請求項4乃至6において、前記巻上機,前記第1の返し車,前記第2の返し車を固定するベースを共用としたことを特徴とするエレベーター装置。
  8. 請求項において、前記かごを案内する一対のガイドレールの上部及び前記つり合いおもりを案内する一対のガイドレールの上部に取付台を連結し、この取付台に前記ベースを取付けたことを特徴とするエレベーター装置。
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