WO2007102196A1 - エレベータの吊り下げ装置 - Google Patents

エレベータの吊り下げ装置 Download PDF

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Abstract

 エレベータの吊り下げ装置は、昇降体を吊り下げる主索と、主索を昇降体に繋ぐための綱止め装置とを有している。綱止め装置は、昇降体に設けられている。また、綱止め装置は、主索の端部が接続され、主索の端部に対する昇降体の上下方向への変位により昇降体に対して回動される回動レバーと、回動レバーの回動により昇降体に対して水平方向へ変位される変位体と、主索の端部に対する昇降体の下方への変位に逆らう方向へ変位体を付勢する付勢体とを有している。

Description

エレベータの吊り下げ装置 技術分野
[0001] この発明は、例えばかご等の昇降体を吊り下げるためのエレベータの吊り下げ装置 に関するものである。
背景技術
[0002] 従来、力ごの高さ寸法を小さくするために、主索を水平方向に偏向するガイドローラ をかごの上部に設け、主索の端部に設けられたシンブルロッドをかごに水平に設置 するようにしたエレベータ主索の連結装置が提案されて!ヽる(特許文献 1参照)。
[0003] 特許文献 1 :特開 2005— 212941号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] しかし、主索がガイドローラによって常に曲げられているので、主索の寿命が短くな つてしまう。
[0005] この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降体の高さ 方向の寸法の縮小化を図ることができるとともに、昇降体を吊り下げる主索の長寿命 化を図ることができるエレベータの吊り下げ装置を得ることを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006] この発明によるエレベータの吊り下げ装置は、昇降体を吊り下げる主索、及び主索 の端部が接続され、主索の端部に対する昇降体の上下方向への変位により昇降体 に対して回動される回動レバーと、回動レバーの回動により昇降体に対して水平方 向へ変位される変位体と、主索の端部に対する昇降体の下方への変位に逆らう方向 へ変位体を付勢する付勢体とを有し、昇降体に設けられた綱止め装置を備えて 、る 図面の簡単な説明
[0007] [図 1]この発明の実施の形態 1によるエレベータを示す構成図である。
[図 2]図 1のかごを示す正面図である。 [図 3]図 2のかごの上部を示す正面図である。
[図 4]図 3の主索の各張力が調整されているときの綱止め装置を示す正面図である。
[図 5]この発明の実施の形態 2によるエレベータの吊り下げ装置を示す正面図である
[図 6]この発明の実施の形態 3によるエレベータの吊り下げ装置を示す正面図である
[図 7]この発明の実施の形態 4によるエレベータを示す斜視図である。
[図 8]図 7のかごの上部を示す正面図である。
[図 9]この発明の実施の形態 5によるエレベータを示す斜視図である。
[図 10]図 9のかごの上部を示す正面図である。
発明を実施するための最良の形態
[0008] 以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態 1.
図 1は、この発明の実施の形態 1によるエレベータを示す構成図である。図におい て、昇降路 1内には、かご (昇降体) 2及び釣合おもり(昇降体) 3が昇降可能に設けら れている。昇降路 1の上部に設けられた機械室 4内には、支持台 5が設けられている 。支持台 5には、駆動装置である卷上機 6とそらせ車 7とが支持されている。
[0009] 卷上機 6は、モータを含む卷上機本体 8と、卷上機本体 8により回転される駆動シー ブ 9とを有している。駆動シーブ 9及びそらせ車 7には、力ご 2及び釣合おもり 3を吊り 下げる主索群 10が巻き掛けられている。力ご 2及び釣合おもり 3は、駆動シーブ 9の 回転により昇降路 1内を昇降される。
[0010] 図 2は、図 1のかご 2を示す正面図である。図において、昇降路 1内には、一対のガ イドレール 11が設置されている。かご 2は、各ガイドレール 11間に配置されている。 力ご 2の上部及び下部には、各ガイドレール 11に案内されるガイド装置 12がそれぞ れ設けられている。力ご 2は、各ガイド装置 12がガイドレール 11に案内されることによ り、各ガイドレール 11に沿って昇降される。
[0011] 力ご 2は、力ご室 13と、力ご室 13を支持するかご枠 14とを有している。かご枠 14は 、力ご室 13が載せられた下枠 15と、力ご室 13の上方に配置された上枠 16と、下枠 1 5及び上枠 16の各端部間を結ぶ一対の縦枠 17とを有している。
[0012] 主索群 10は、複数 (この例では一対)の主索 18, 19により構成されている。主索 18 , 19の各端部には、主索止め金具 (端末金具) 20による端末処理が施されている。 上枠 16、即ちかご 2の上部には、一方の主索 18の端部をかご 2に留めるための綱止 め装置 21と、他方の主索 19の端部をかご 2に留めるための綱止め装置 22とが設け られている。
[0013] 図 3は、図 2のかご 2の上部を示す正面図である。図において、綱止め装置 21, 22 は、水平方向について互いに隣り合った状態で配置されている。主索 18, 19の各端 部は、綱止め装置 21, 22間に配置されている。また、主索 18, 19の端部及び綱止 め装置 21, 22は、上枠 16に設けられた一対の受け部材 23, 24間に配置されている
[0014] 一方の綱止め装置 21は、かご 2に対して回動可能な回動レバー 25と、回動レバー
25に接続され、回動レバー 25の回動によりかご 2に対して水平方向へ変位される変 位体 26と、変位体 26と受け部材 23との間で縮められ、弾性復元力を発生する付勢 ばね (付勢体) 27とを有して 、る。
[0015] 回動レバー 25は、上枠 16に設けられた支持軸 28を中心に回動可能になっている 。また、回動レバー 25は、支持軸 28の綱止め装置 22側(即ち、支持軸 28の受け部 材 23側と反対側)〖こ位置する主索用取付部 25aと、支持軸 28の上方に位置する変 位体用取付部 25bとを有している。主索用取付部 25aには、主索 18の端部に設けら れた端末金具 20がピン 29により接続されている。変位体用取付部 25bには、変位体 26の一端部がピン 29により接続されている。
[0016] 回動レバー 25は、主索 18の端部に対するかご 2の下方への変位により、主索用取 付部 25aが上方へ変位される方向(図 3において、反時計方向)へ回動され、主索 1 8の端部に対するかご 2の上方への変位により、主索用取付部 25aが下方へ変位さ れる方向(図 3において、時計方向)へ回動される。
[0017] また、変位体 26は、主索用取付部 25aが上方へ変位される方向へ回動レバー 25 が回動されることにより、受け部材 23に近づく方向へ変位され、主索用取付部 25aが 下方へ変位される方向へ回動レバー 25が回動されることにより、受け部材 23から離 れる方向へ変位される。
[0018] 変位体 26は、変位体用取付部 25bに接続されたロッド (変位体本体) 30と、ロッド 3 0に設けられ、ロッド 30に対する水平方向(変位体 26が変位される方向)についての 位置を調整可能な調整部材(ばね受け) 31と、ロッド 30に螺合され、調整部材 31の ロッド 30に対する位置を固定する(即ち、位置決めを行う)ためのダブルナット (位置 決め装置) 32とを有して 、る。
[0019] 付勢ばね 27は、調整部材 31と受け部材 23との間で縮められている。即ち、付勢ば ね 27は、変位体 26の受け部材 23に近づく方向への変位に逆らう方向(即ち、主索 1 8の端部に対する力ご 2の下方への変位に逆らう方向)へ変位体 26を付勢するように なっている。これにより、ロッド 30は、付勢ばね 27の付勢力を圧縮力として受ける。ま た、受け部材 23は、変位体 26に対する付勢力の反力を付勢ばね 27から受ける。
[0020] 付勢ばね 27の付勢力は、ロッド 30に対する調整部材 31の位置の調整により調整 される。主索 18の張力は、付勢ばね 27の付勢力の調整により調整される。
[0021] 他方の綱止め装置 22は、かご 2に対して回動可能な回動レバー 33と、回動レバー 33に接続され、回動レバー 33の回動によりかご 2に対して水平方向へ変位される変 位体 34と、変位体 34と受け部材 24との間で縮められ、弾性復元力を発生する付勢 ばね (付勢体) 35とを有して 、る。
[0022] 回動レバー 33は、上枠 16に設けられた支持軸 36を中心に回動可能になっている 。回動レバー 33は、支持軸 36の綱止め装置 21側(即ち、支持軸 36の受け部材 24 側と反対側)〖こ位置する主索用取付部 33aと、支持軸 36の上方に位置する変位体 用取付部 33bとを有している。主索用取付部 33aには、主索 19の端部に設けられた 端末金具 20がピン 29により接続されている。変位体用取付部 33bには、変位体 34 の一端部がピン 29により接続されている。
[0023] 回動レバー 33は、主索 19の端部に対するかご 2の下方への変位により、主索用取 付部 33aが上方へ変位される方向(図 3において、時計方向)へ回動され、主索 19の 端部に対する力ご 2の上方への変位により、主索用取付部 33aが下方へ変位される 方向(図 3において、反時計方向)へ回動される。
[0024] また、変位体 34は、主索用取付部 33aが上方へ変位される方向へ回動レバー 33 が回動されることにより、受け部材 24に近づく方向へ変位され、主索用取付部 33aが 下方へ変位される方向へ回動レバー 33が回動されることにより、受け部材 24から離 れる方向へ変位される。
[0025] 変位体 34は、変位体用取付部 33bに接続され水平に配置されたロッド (変位体本 体) 37と、ロッド 37に設けられ、ロッド 37に対する水平方向(変位体 34が変位される 方向)についての位置を調整可能な調整部材(ばね受け) 38と、ロッド 37に螺合され 、調整部材 38のロッド 37に対する位置を固定する(即ち、位置決めを行う)ためのダ ブルナット (位置決め装置) 39とを有して 、る。
[0026] 付勢ばね 35は、調整部材 38と受け部材 24との間で縮められている。即ち、付勢ば ね 35は、変位体 34の受け部材 24に近づく方向への変位に逆らう方向(即ち、主索 1 9の端部に対する力ご 2の下方への変位に逆らう方向)へ変位体 34を付勢するように なっている。これにより、ロッド 37は、付勢ばね 35の付勢力を圧縮力として受ける。ま た、受け部材 24は、変位体 34に対する付勢力の反力を付勢ばね 35から受ける。
[0027] 付勢ばね 35の付勢力は、ロッド 37に対する調整部材 38の位置の調整により調整 される。主索 19の張力は、付勢ばね 35の付勢力の調整により調整される。なお、各 ピン 29には、接続の外れを防止するための抜け止め 40が設けられている。
[0028] 図 4は、図 3の主索 18, 19の各張力が調整されているときの綱止め装置 21, 22を 示す正面図である。図に示すように、調整部材 31のロッド 30に対する位置、及び調 整部材 38のロッド 37に対する位置は、主索 18, 19のそれぞれの張力が等しくなるよ うに調整されている。この例では、主索 18の長さが主索 19の長さよりも長くなつており 、主索 18の端部のかご 2に対する位置が主索 19の端部のかご 2に対する位置よりも 下位にある状態で、主索 18, 19のそれぞれの張力が等しくなつている。
[0029] このようなエレベータの吊り下げ装置では、主索 18の端部に対するかご 2の上下方 向への変位により回動レバー 25が回動され、回動レバー 25の回動により変位体 26 が水平方向へ変位されるようになっており、主索 18の端部に対するかご 2の下方へ の変位に逆らう方向へ付勢ばね 27が変位体 26を付勢するようになっているので、変 位体 26及び付勢ばね 27を水平方向へ配置することができ、綱止め装置 21の高さ方 向についての寸法を小さくすることができる。また、主索 18の端部に設けられた端末 金具 20の寸法も小さくすることができる。これにより、綱止め装置 21及び端末金具 20 の上枠 16からの突出量を小さくすることができ、かご 2の高さ方向についての寸法の 縮小化を図ることができる。また、変位体 26及び付勢ばね 27を水平方向へ配置する ために主索 18を曲げることはないので、主索 18の長寿命化も図ることができる。
[0030] また、変位体 26は、回動レバー 25に接続されたロッド 30と、ロッド 30に設けられ、口 ッド 30に対する水平方向についての位置を調整可能な調整部材 31とを有し、付勢 ばね 27の付勢力は、調整部材 31のロッド 30に対する位置の調整により調整されるよ うになつているので、主索 18の張力の調整のために調整部材 31のロッド 30に対する 位置を変えても、調整部材 31の位置が水平方向へ変わるだけで、綱止め装置 21の 高さ方向についての寸法が変わることはない。従って、かご 2の高さ方向についての 寸法の縮小化を図ることができる。
[0031] また、変位体 26は、付勢ばね 27の付勢力を圧縮力として受けるようになっているの で、付勢体 27及び変位体 26を水平方向へ並べて配置することができ、綱止め装置 21の高さ方向についての寸法の増大を防止することができる。なお、綱止め装置 22 も、綱止め装置 21と同様の効果を奏する。
[0032] 実施の形態 2.
図 5は、この発明の実施の形態 2によるエレベータの吊り下げ装置を示す正面図で ある。図において、回動レバー 25は、主索 18の端部が接続された主索用取付部 25 aと、変位体 26の一端部が接続された変位体用取付部 25bとを有している。主索用 取付部 25aは、支持軸 28の綱止め装置 22側 (支持軸 28の受け部材 23側と反対側) に位置している。変位体用取付部 25bは、支持軸 28の下方に位置している。
[0033] 受け部材 23は、調整部材 31と回動レバー 25との間に配置されている。ロッド 30は 、受け部材 23を貫通している。また、ロッド 30は、受け部材 23に対して水平方向へ 変位可能になっている。付勢ばね 27は、調整部材 31と受け部材 23との間で縮めら れている。
[0034] 回動レバー 25は、主索 18の端部に対するかご 2の下方への変位により、主索用取 付部 25aが上方へ変位される方向へ回動され、主索 18の端部に対する力ご 2の上 方への変位により、主索用取付部 25aが下方へ変位される方向へ回動される。 [0035] 変位体 26は、主索用取付部 25aが上方へ変位される方向へ回動レバー 25が回動 されることにより、受け部材 23に近づく方向へ変位され、主索用取付部 25aが下方へ 変位される方向へ回動レバー 25が回動されることにより、受け部材 23から離れる方 向へ変位される。
[0036] 付勢ばね 27は、変位体 26の受け部材 23に近づく方向への変位に逆らう方向(即 ち、主索 18の端部に対するかご 2の下方への変位に逆らう方向)へ変位体 26を付勢 する。これにより、ロッド 30は、付勢ばね 27の付勢力を引っ張り力として受ける。また 、受け部材 23は、変位体 26に対する付勢力の反力を付勢ばね 27から受ける。
[0037] 回動レバー 33は、主索 19の端部が接続された主索用取付部 33aと、変位体 34の 一端部が接続された変位体用取付部 33bとを有している。主索用取付部 33aは、支 持軸 36の綱止め装置 21側(支持軸 36の受け部材 24側と反対側)に位置している。 変位体用取付部 33bは、支持軸 36の下方に位置している。
[0038] 受け部材 24は、調整部材 38と回動レバー 33との間に配置されている。ロッド 37は 、受け部材 24を貫通している。また、ロッド 37は、受け部材 24に対して水平方向へ 変位可能になっている。付勢ばね 35は、調整部材 38と受け部材 24との間で縮めら れている。
[0039] 回動レバー 33は、主索 19の端部に対するかご 2の下方への変位により、主索用取 付部 33aが上方へ変位される方向へ回動され、主索 19の端部に対する力ご 2の上 方への変位により、主索用取付部 33aが下方へ変位される方向へ回動される。
[0040] 変位体 34は、主索用取付部 33aが上方へ変位される方向へ回動レバー 33が回動 されることにより、受け部材 24に近づく方向へ変位され、主索用取付部 33aが下方へ 変位される方向へ回動レバー 33が回動されることにより、受け部材 24から離れる方 向へ変位される。
[0041] 付勢ばね 35は、変位体 34の受け部材 24に近づく方向への変位に逆らう方向(即 ち、主索 19の端部に対するかご 2の下方への変位に逆らう方向)へ変位体 34を付勢 する。これにより、ロッド 37は、付勢ばね 35の付勢力を引っ張り力として受ける。また 、受け部材 24は、変位体 34に対する付勢力の反力を付勢ばね 35から受ける。他の 構成は実施の形態 1と同様である。 [0042] このようなエレベータの吊り下げ装置では、変位体 34が付勢ばね 27の付勢力を引 つ張り力として受けるようになって!/、るので、綱止め装置 21の高さ方向にっ 、ての寸 法の増大を防止することができるとともに、変位体 26の水平方向への変位を安定さ せることができる。なお、綱止め装置 22も、綱止め装置 21と同様の効果を奏する。
[0043] 実施の形態 3.
図 6は、この発明の実施の形態 3によるエレベータの吊り下げ装置を示す正面図で ある。図において、各回動レバー 25, 33は、上枠 16に設けられた共通の支持軸 45 を中心に回動可能になっている。支持軸 45は、主索 18, 19の各端部間に配置され ている。
[0044] 回動レバー 25は、主索 18の端部が接続された主索用取付部 25aと、変位体 26の 一端部が接続された変位体用取付部 25bとを有している。主索用取付部 25aは、支 持軸 45の綱止め装置 22側(支持軸 45の受け部材 23側と反対側)に位置している。 変位体用取付部 25bは、支持軸 28の下方に位置している。
[0045] 回動レバー 33は、主索 19の端部が接続された主索用取付部 33aと、変位体 34の 一端部が接続された変位体用取付部 33bとを有している。主索用取付部 33aは、支 持軸 45の綱止め装置 21側(支持軸 45の受け部材 24側と反対側)に位置している。 変位体用取付部 33bは、支持軸 45の下方に位置している。他の構成は実施の形態 2と同様である。
[0046] このようなエレベータの吊り下げ装置では、各回動レバー 25, 33が共通の支持軸 4 5を中心に回動可能になっているので、部品点数を削減することができ、構造の複雑 化やコストの上昇の防止を図ることができる。
[0047] なお、上記の例では、実施の形態 2における回動レバー 25, 33が共通の支持軸 4 5を中心に回動可能になっている力 実施の形態 1における回動レバー 25, 33が共 通の支持軸を中心に回動可能になって 、てもよ 、。
[0048] 実施の形態 4.
図 7は、この発明の実施の形態 4によるエレベータを示す斜視図である。図におい て、卷上機 6は、卷上機本体 8と、卷上機本体 8によりそれぞれ回転される第 1の駆動 シーブ 51及び第 2の駆動シーブ 52を有している。卷上機本体 8は、第 1及び第 2の 駆動シーブ 51, 52間に配置されている。第 1及び第 2の駆動シーブ 51, 52は、共通 の回転軸を中心に回転される。また、第 1の駆動シーブ 51の近傍には第 1のそらせ 車 53が設けられ、第 2の駆動シーブ 52の近傍には第 2のそらせ車 54が設けられて いる。
[0049] 第 1の駆動シーブ 51及び第 1のそらせ車 53には、一方の主索 18が巻き掛けられて いる。また、第 2の駆動シーブ 52及び第 2のそらせ車 54には、他方の主索 19が巻き 掛けられている。力ご 2及び釣合おもり 3は、主索 18, 19により吊り下げられている。
[0050] 図 8は、図 7のかご 2の上部を示す正面図である。図において、主索 18, 19の各端 部は、水平方向について互いに間隔を置いて配置されている。綱止め装置 21, 22 は、主索 18, 19の各端部間に配置されている。
[0051] 綱止め装置 21, 22は、主索用取付部 25aの支持軸 28に対する位置と、主索用取 付部 33aの支持軸 36に対する位置とが水平方向について互いに反対側になるよう に、配置されている。また、綱止め装置 21, 22は、変位体用取付部 25bの支持軸 28 に対する位置と、変位体用取付部 33bの支持軸 36に対する位置とが上下方向につ いてそれぞれ同一側になるように、配置されている。これにより、変位体 26, 34は、 主索 18, 19の各端部に対するかご 2の上下方向への変位により、互いに反対方向 へ変位される。
[0052] この例では、主索用取付部 25a, 33aは、互いに離れる方向へ支持軸 28, 36から それぞれ突出し、変位体用取付部 25b、 33bは、支持軸 28, 36の上方へそれぞれ 突出している。また、変位体 26, 34は、主索 18, 19の各端部に対するかご 2の下方 への変位により互いに近づく方向へ変位され、主索 18, 19の各端部に対するかご 2 の上方への変位により互いに離れる方向へ変位される。
[0053] 綱止め装置 21, 22間には、各付勢ばね 27, 35を介して各変位体 26, 34に連結さ れた共通の受け部材 55が設けられている。即ち、受け部材 55は、変位体 26に対す る付勢力の反力と、変位体 34に対する付勢力の反力とを付勢ばね 27, 35のそれぞ れカも受ける。また、受け部材 55は、力ご 2に対して水平方向へ変位可能になってい る。
[0054] 上枠 16には、受け部材 55の水平方向への変位を案内するための筒状の案内部材 56が設けられている。受け部材 55は、案内部材 56内をスライドされることにより水平 方向へ案内される。他の構成は実施の形態 1と同様である。
[0055] このようなエレベータの吊り下げ装置では、各付勢ばね 27, 35を介して各変位体 2 6, 34に連結された共通の受け部材 55がかご 2に設けられ、受け部材 55がかご 2に 対して水平方向へ変位可能になっているので、付勢ばね 27, 35の各付勢力が互い に釣り合うこととなり、主索 18, 19の各張力が偏ることを防止することができる。従って 、例えば乗客の位置がかご室 13内の隅に集中し、力ご 2に偏荷重が発生している場 合であっても、主索 18, 19の各張力の偏りの発生を防止することができる。
[0056] 実施の形態 5.
図 9は、この発明の実施の形態 5によるエレベータを示す斜視図である。図におい て、力ご 2及び釣合おもり 3は、第 1の卷上機 61及び第 2の卷上機 62のそれぞれの 駆動力により昇降路 1内を昇降される。第 1の卷上機 61は、卷上機本体 63と、卷上 機本体 63により回転される第 1の駆動シーブ 64とを有している。第 2の卷上機 62は、 卷上機本体 65と、卷上機本体 65により回転される第 2の駆動シーブ 66とを有してい る。第 1及び第 2の駆動シーブ 64, 66は、互いに同期して回転されるように制御され る。
[0057] 第 1及び第 2の卷上機 61, 62は、第 1及び第 2の駆動シーブ 64, 66を対向させて 配置されている。また、第 1の駆動シーブ 64の近傍には第 1のそらせ車 67が設けら れ、第 2の駆動シーブ 66の近傍には第 2のそらせ車 68が設けられている。
[0058] 第 1の駆動シーブ 64及び第 1のそらせ車 67には、一方の主索 18が巻き掛けられて いる。また、第 2の駆動シーブ 66及び第 2のそらせ車 68には、他方の主索 19が巻き 掛けられている。力ご 2及び釣合おもり 3は、主索 18, 19により吊り下げられている。
[0059] 図 10は、図 9のかご 2の上部を示す正面図である。図において、上枠 16には、各付 勢ばね 27, 35を介して各変位体 26, 34に連結された共通の受け部材 69が設けら れている。受け部材 69は、力ご 2に対して水平方向へ変位可能になっている。また、 上枠 16には、受け部材 69の水平方向への変位を案内するための案内部材 70が設 けられている。
[0060] 受け部材 69は、回動レバー 25と調整部材 31との間に配置された第 1の受け部 69a と、回動レバー 33と調整部材 38との間に配置された第 2の受け部 69bと、各回動レ バー 25, 33を避けて第 1及び第 2の受け部 69a, 69bを互いに繋ぐ繋ぎ部 69cとを有 している。第 1の受け部 69aにはロッド 30が変位可能に貫通し、第 2の受け部 69bに はロッド 37が変位可能に貫通している。
[0061] 案内部材 70は、受け部材 69の上下に配置された複数の突起部材である。受け部 材 69は、各突起部材をスライドされることにより水平方向へ案内される。他の構成は 実施の形態 2と同様である。
[0062] このようなエレベータの吊り下げ装置では、各付勢ばね 27, 35を介して各変位体 2 6, 34に連結された共通の受け部材 69がかご 2に設けられ、受け部材 69がかご 2に 対して水平方向へ変位可能になっているので、付勢ばね 27, 35の各付勢力が互い に釣り合うこととなり、主索 18, 19の各張力が偏ることを防止することができる。従って 、例えば第 1及び第 2の駆動シーブ 64, 66の各回転の同期がずれた場合であっても 、主索 18, 19の各張力の偏りの発生を防止することができ、第 1及び第 2の卷上機 6 1, 62のいずれか一方に負荷が偏ることを防止することができる。
[0063] なお、各上記実施の形態では、綱止め装置 21, 22がかご 2に設けられているが、 釣合おもり 3に綱止め装置 21, 22を設けてもよい。

Claims

請求の範囲
[1] 昇降体を吊り下げる主索、及び
上記主索の端部が接続され、上記主索の端部に対する上記昇降体の上下方向へ の変位により上記昇降体に対して回動される回動レバーと、上記回動レバーの回動 により上記昇降体に対して水平方向へ変位される変位体と、上記主索の端部に対す る上記昇降体の下方への変位に逆らう方向へ上記変位体を付勢する付勢体とを有 し、上記昇降体に設けられた綱止め装置
を備えて 、ることを特徴とするエレベータの吊り下げ装置。
[2] 上記変位体は、上記回動レバーに接続された変位体本体と、上記変位体本体に 設けられ、上記変位体本体に対する水平方向につ!、ての位置を調整可能な調整部 材とを有し、
上記付勢体の付勢力は、上記調整部材の上記変位体本体に対する位置の調整に より調整されるようになって 、ることを特徴とする請求項 1に記載のエレベータの吊り 下げ装置。
[3] 上記変位体は、上記付勢体の付勢力を圧縮力として受けるようになつていることを 特徴とする請求項 1に記載のエレベータの吊り下げ装置。
[4] 上記変位体は、上記付勢体の付勢力を引っ張り力として受けるようになつていること を特徴とする請求項 1に記載のエレベータの吊り下げ装置。
[5] 上記昇降体は、複数本の上記主索により吊り下げられ、
上記昇降体には、各上記主索が接続された複数の上記綱止め装置が設けられて おり、
各上記回動レバーは、共通の支持軸を中心に回動可能になっていることを特徴と する請求項 1乃至請求項 4の何れかに記載のエレベータの吊り下げ装置。
[6] 上記昇降体は、一対の上記主索により吊り下げられ、
一方の上記主索が接続された上記綱止め装置と、他方の上記主索が接続された 上記綱止め装置とは、上記一対の主索の各端部に対する上記昇降体の上下方向へ の変位により各上記変位体が互いに反対方向へ変位されるように配置されており、 上記昇降体には、各上記付勢体を介して各上記変位体に連結された共通の受け 部材が設けられ、
上記受け部材は、上記昇降体に対して水平方向へ変位可能になっていることを特 徴とする請求項 1乃至請求項 4の何れかに記載のエレベータの吊り下げ装置。
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