JPWO2008107983A1 - 解析装置、解析方法及び解析プログラム - Google Patents

解析装置、解析方法及び解析プログラム Download PDF

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Abstract

第1生成部(311)は、解析対象物を複数の有限要素に分割し、要素分割データ(334)を生成する。第1算出部(312)は、有限要素よりも大きな単位で解析対象物を分割するメッシュを複数定義し算出する。第2生成部(313)は、導電材と複合材との界面に、厚さが「0」であり、導電材と複合材との間の摩擦係数を1未満の所定の値にする摩擦層が存在すると擬制した上で、メッシュデータ(335)を生成する。第2算出部(314)は、種々のソルバーを利用し、メッシュデータ(335)に基づいて解析対象物に生じる物理量を算出し、解析結果を出力する。つまり、第2算出部(314)は、解析対象物の挙動のシミュレーションを行う。このシミュレーションは、ユーザにより設定された任意の温度範囲内におけるものである。

Description

本発明は、有限要素法を採用して解析対象物の構造解析を行う解析装置、解析方法及び解析プログラムに関する。
マスク技術を利用して基板上に集積回路パターンが形成されたプリント配線基板は、電子機器のマザーボード等に使用されている。マスク技術は、例えば特許文献1等に開示されている。
但し、プリント配線基板に電子部品(例えば、LSI:Large Scale Integration)を実装するリフロープロセスにおいて、その温度条件によっては、プリント配線基板に反りが生じることがある。このような反りが生じると、電子部品のバンプ接合部等に未着及びショート等が引き起こされ、製品の歩留まりが低下してしまう。
そこで、コンピュータ援用設計(CAD:Computer Aided Design)システム及び有限要素法を組み合せてプリント配線基板の構造解析を行い、上述のようなプリント配線基板に生じる反りを事前に予測する技術が考え出されている(特許文献2、3、4)。これらの従来技術によれば、事前予測によって、実装過程において生じる反りが少ないプリント配線基板へと設計変更することができる。
しかしながら、これらの従来技術によっても十分な精度で予測を行うことができず、実装過程において生じる反りを十分に抑制することはできない。
特許文献5にも関連する技術が開示されており、所期の目的は達成される。しかしながら、実装過程において生じる反りを十分に抑制することは困難である。
特開平9−218032号公報 特開2004−13437号公報 特許第3329667号公報 特開2000−231579号公報 特開2006−209629号公報
本発明は、高い精度の予測を可能とし、実装過程において生じる反りを十分に検証することができる解析装置、解析方法及び解析プログラムを提供することを目的とする。
本願発明者等は、従来技術の問題点を解明すべく検討を行ったところ、プリント配線基板には、ガラス繊維に樹脂を含浸した複合材が使用されているにも拘らず、従来技術では、このような複合材の材料物性が均一なものとして扱われていることに気付いた。このような複合材では、樹脂のガラス転移点温度以上の温度範囲において、樹脂のみが一時的に流動化し応力が緩和される。このため、ガラス転移点温度の前後における材料物性の挙動は複雑である。しかしながら、従来技術では、このような挙動を予測することができず、ガラス転移点温度前後での予測精度が低いのである。
そして、本願発明者等は、このような知見に基づいて鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本願発明に係る解析装置には、解析対象物を複数の要素に分割する分割手段と、前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、が設けられている。更に、前記複数の要素のうちで、隣り合う複数の要素の一方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料を含み、他方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる場合に、当該要素間の摩擦係数を1未満であると擬制する擬制手段も設けられている。前記シミュレーション手段は、前記擬制手段による擬制が行われた場合には、擬制後の摩擦係数を用いる。
本願発明に係る解析方法では、解析対象物を複数の要素に分割し、その後、前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行う。また、前記複数の要素のうちで、隣り合う複数の要素の一方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料を含み、他方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる場合に、当該要素間の摩擦係数を1未満であると擬制する。そして、前記シミュレーションでは、前記擬制を行った場合には、擬制後の摩擦係数を用いる。
本願発明に係る解析プログラムは、コンピュータに、解析対象物を複数の要素に分割する手順と、前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行う手順と、を実行させる。また、解析プログラムは、コンピュータに、前記複数の要素のうちで、隣り合う複数の要素の一方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料を含み、他方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる場合に、当該要素間の摩擦係数を1未満であると擬制する手順も実行させる。そして、前記シミュレーションを行う手順では、前記擬制の手順における擬制を行った場合には、擬制後の摩擦係数を用いる。
なお、要素として、細分化により得られたものだけでなく、細分化により得られた複数のものをまとめたものを用いてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る構造解析装置の解析対象物の例を示す図である。 図2は、プリント配線基板1の電子部品が搭載される面を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る構造解析装置の構成を示すブロック図である。 図4は、材料物性表332のデータ構成の例を示す図である。 図5は、厚さ表333のデータ構成の例を示す図である。 図6は、構造解析装置30の構成を示す機能ブロック図である。 図7は、本発明の実施形態に係る構造解析装置30の動作を示すフローチャートである。 図8Aは、有限要素である立方体を示す図である。 図8Bは、要素分割データ334のデータ構成の例を示す図である。 図9は、メッシュデータ335を生成する方法を示すフローチャートである。 図10は、積層シェルデータ336を生成する方法を示すフローチャートである。 図11は、積層シェルデータ336のデータ構成の例を示す図である。 図12Aは、解析対象物を示す平面図である。 図12Bは、図12A中のI−I線に沿った断面図である。 図13は、実際に行った解析(シミュレーション)の結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。本発明の実施形態に係る構造解析装置は、プリント配線基板等の構造解析を行う装置である。つまり、この構造解析装置による構造解析の対象物(解析対象物)はプリント配線基板等である。
先ず、解析対象物について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る構造解析装置の解析対象物の例を示す図である。
この例では、解析対象物に、プリント配線基板1及びこれを囲むフレーム2が含まれている。プリント配線基板1とフレーム2との間には、溝3が存在し、溝3の複数箇所に、プリント配線基板1とフレーム2とを繋ぐリブ4が設けられている。リブ4を切断することにより、プリント配線基板1とフレーム2とを分離することができる。
プリント配線基板1、フレーム2及びリブ4は、多層構造を有している。具体的には、コア材8の両面に銅箔6が選択的に形成された銅張積層板5とプリプレグ9とが交互に複数積層されている。コア材8及びプリプレグ9としては、ガラス繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた複合材が用いられている。従って、銅箔6の材料は導体であり、コア材8及びプリプレグ9の材料は誘電体である。
このような多層構造は、銅張積層板5及びプリプレグ9を積み重ねた後に加熱プレスを行うことにより得られる。更に、最も外側の銅張積層板5の表面には、はんだの付着を防止するソルダレジスト7が選択的に形成されている。
また、プリント配線基板1にはビア11が形成されている。ビア11の内壁には、めっき膜10が形成されている。このめっき膜10を介して、複数の配線層(銅箔6の層)が互いに接続されている。ビア11の内側は空洞となっており、ここには空気が存在する。
図2は、プリント配線基板1の電子部品が搭載される面を示す図である。図2に示すように、電子部品が搭載される面には、ビア11、BGA(Ball Grid Array)受け部13、SOP(Small Outline
Package)受け部14、及びQFP(Quad Flat Package)受け部15等が設けられている。また、ビア11、BGA受け部13、SOP受け部14、及びQFP受け部15は、配線12により接続されている。なお、他の電子部品用の受け部及び配線等が設けられていてもよい。
次に、構造解析装置について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る構造解析装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る構造解析装置30には、制御部31、RAM(Random
Access Memory)32、記憶部33、周辺機器接続用インタフェース(周辺機器I/F)35、情報が入力される入力部36及び情報を表示する表示部37が設けられている。そして、制御部31、RAM32、記憶部33、周辺機器I/F35、入力部36及び表示部37がバス34を介して互いに接続されている。
制御部31には、CPU(Central Processing Unit)が含まれており、RAM32に格納されているプログラムを実行し、構造解析装置30に含まれる各部を制御する。
RAM32は、構造解析装置30の処理における演算結果及びプログラムを一時的に記憶する記憶手段として機能する。
記憶部33としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体が用いられ、記憶部33は、各種データ及びRAM32に記憶される前のOS(Operating System)等のプログラム等を記憶している。この記憶部33には、解析対象物(プリント配線基板等)に含まれる材料とその物性とが対応付けられた材料物性表332も記憶されている。更に、この記憶部33には、解析対象物の表面における2次元座標(図1又は図2のxy座標)により特定される点と、その点における解析対象物の厚さ(図1のz軸方向の寸法)とが対応付けられた厚さ表333も記憶されている。
周辺機器I/F35は、周辺機器が接続されるインタフェースである。周辺機器I/Fとしては、例えば、パラレルポート、USB(Universal Serial Bus)ポート、及びPCIカードスロットが挙げられる。周辺機器としては、例えば、プリンタ、TVチューナ、SCSI(Small Computer System Interface)機器、オーディオ機器、ドライブ装置、メモリカードリーダライタ、ネットワークインタフェースカード、無線LANカード、モデムカード、キーボード、マウス及び表示装置が挙げられる。周辺機器と構造解析装置30との間の通信は、有線通信又は無線通信のいずれでもよい。
入力部36としては、例えば、キーボード、マウス等のユーザからの指示要求が入力される入力装置が用いられる。
表示部37としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等のユーザに情報を提示する表示装置が用いられる。
そして、構造解析装置30としては、例えば、デスクトップ型PC、ノートブック型PC、PDA(Personal Digital Assistance)、サーバ等を用いることができる。
ここで、材料物性表332及び厚さ表333について説明する。図4は、材料物性表332のデータ構成の例を示す図であり、図5は、厚さ表333のデータ構成の例を示す図である。
材料物性表332には、図4に示すように、「材料」及び「物性値リスト」の欄が設けられている。「材料」の欄には、解析対象物を構成する材料の名称が値又は記号に変換されて格納される。材料の名称としては、例えば、導体、複合材料及び空気が挙げられる。「物性値リスト」の欄には、「材料」の欄に格納された材料の物性値を連ねたものが値又は記号に変換されて格納される。物性値としては、例えば、誘電率、透磁率、導電率、磁気抵抗及び密度が挙げられる。このような材料物性表332を参照することにより、「材料」が特定されれば、その物性値が得られる。
厚さ表333には、図5に示すように、「位置情報」及び「厚さ」の欄が設けられている。「位置情報」の欄には、解析対象物の表面における点の位置を特定する情報として、2次元座標(図1及び図2のxy座標)が格納される。「厚さ」の欄には、「位置情報」の欄に格納された位置における構造解析時の厚さ(図3のz軸方向の寸法)が、設計時における解析対象物の厚さを100%とした百分率に換算されて格納される。例えば、設計段階における厚さが5mmであり、厚さ表333において「厚さ」が80%である場合、その点での厚さは、構造解析に使用される際に4mmに修正される。「厚さ」を、割合に代えて長さとして指定してもよい。
次に、構造解析装置30の機能構成について説明する。図6は、構造解析装置30の構成を示す機能ブロック図である。
構造解析装置30の制御部31には、第1生成部311、第1算出部312、第2生成部313、第2算出部314、及び第3生成部315が含まれている。これらの各部は、本実施形態では、制御部31のCPU及びこれが実行するプログラムから構成されているが、ハードウェアにより構成されていてもよい。
第1生成部311は、解析対象物を複数の有限要素に分割し、有限要素の位置と材料とを対応付けた要素分割データ334を生成する。この要素分割データ334は、図3に示すように、記憶部33に記憶される。
第1算出部312は、有限要素よりも大きな単位で解析対象物を分割するメッシュを複数定義し、算出する。
第2生成部313は、導電材(銅箔6)と複合材(コア材8及びプリプレグ9)との界面に、厚さが「0」であり、導電材と複合材との間の摩擦係数を1未満の所定の値にする摩擦層が存在すると擬制した上で、メッシュデータ335を生成する。メッシュデータ335を生成する方法の詳細については後述する。このメッシュデータ335は、図3に示すように、記憶部33に記憶される。
第2算出部314は、構造解析ソルバー、流体解析ソルバー及び衝撃解析ソルバー等のソルバーを利用し、メッシュデータ335に基づいて解析対象物に生じる物理量を算出し、解析結果を出力する。つまり、第2算出部314は、解析対象物の挙動のシミュレーションを行う。このシミュレーションは、例えば、ユーザにより設定された任意の温度範囲内におけるものである。また、第2算出部314は、第3生成部315により生成された積層シェルデータ336に基づいて構造解析を行うこともできる。
第3生成部315は、メッシュデータから、2次元座標が同一となるメッシュの厚さ方向に、同一の材料が連続する区間を特定することにより、その連続する材料と連続する材料の厚さとをメッシュの位置に対応付けた積層シェルデータ336を生成する。この積層シェルデータ336は、図3に示すように、記憶部33に記憶される。
次に、構造解析装置30の動作について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る構造解析装置30の動作を示すフローチャートである。
先ず、ユーザ等により、解析対象物の形状を特定するCADデータが構造解析装置30に与えられる。その後、与えられたCADデータから、第1生成部311が解析対象物を有限要素に分割し、要素分割データ334を生成する(ステップS1)。そして、生成された要素分割データ334が記憶部33に格納される。このとき、第1生成部311は有限要素として立方体を用いる。例えば、CADツールのCADデータを市販の電磁場解析ツールである富士通株式会社製の「Poynting」等にインポートすれば、解析対象物(プリント配線基板1及びフレーム2)を微小な立方体に分割することは可能である。図8Aは、有限要素である立方体を示す図であり、図8Bは、要素分割データ334のデータ構成の例を示す図である。
第1生成部311は、図8Aに示すように、解析対象物を微小な立方体70に分割する。このとき、各立方体70(有限要素)の大きさは、その材料を特定することが可能な程度とする。即ち、1つの立方体70に対し、図4に示す「材料」が1つのみ定まる大きさとし、1つの立方体70内に2以上の「材料」が含まれないようにする。従って、銅箔6の厚さが立方体70の高さと一致する場合もあり、また、銅箔6の厚さが立方体70の高さの倍数と一致する場合もある。
各有限要素の位置は、例えば、立方体70の頂点の座標を特定することにより特定される。以下、立方体の頂点を節点とよぶこととし、厚さ方向(z軸方向)の位置に応じて、上側節点(第1節点71〜第4節点74)と下側節点(第5節点75〜第8節点78)とに区別する。
図8Bの要素分割データ334には、「要素ID」、「層番号」、「第1節点」〜「第8節点」、及び「材料」に関する情報が含まれている。
「要素ID」は、その有限要素を特定するための識別子を示す。
「層番号」は、「要素ID」の欄に示された識別子により特定される有限要素が含まれる層の番号を特定する識別子が格納される。ここで、1つの層の厚さは、有限要素である立法体70を1つ積み上げる高さ分とする。従って、有限要素が含まれる層は、具体的には、各有限要素の上側節点(例えば、第1節点71)のz座標及びその直下の下側節点(例えば、第5節点75)のz座標により決定される。
「第1節点」〜「第8節点」は、「要素ID」の欄に示された識別子により特定される有限要素である立法体70の各頂点を特定する座標を示す。なお、有限要素の位置を、立法体70の頂点の座標により特定するのではなく、例えば、第1節点71(図8A中の●)及び立方体70の一辺の長さにより特定してもよい。
「材料」は、「要素ID」の欄に示された識別子により特定される有限要素を構成する材料の名称(図4の材料表における「材料」)を示す。なお、図8B中の「要素ID」が「2」、「3」の有限要素のように、同一の材料が連続している場合には、「要素ID」が異なっても「材料」が同一になることがある。
上述のような要素分割データ334が生成されると(ステップS1)、第1算出部312が、第1生成部311により分割された有限要素よりも大きな単位で解析対象物を分割するメッシュを定義する(ステップS2)。このとき、第1算出部312は、先ず、有限要素に分割された解析対象物を層毎に分け、各層の2次元平面(図1のxy座標)におけるレイアウトを把握する。次に、その2次元平面内において、1つのメッシュには1種類の「材料」のみが含まれるように、有限要素よりも大きなメッシュを定義する。
次に、第2生成部313が、第1算出部312により定義されたメッシュを用いてメッシュデータ335を生成する(ステップS3)。ここで、ステップS3の詳細について、図9を参照しながら説明する。図9は、メッシュデータ335を生成する方法を示すフローチャートである。
第2生成部313は、先ず、厚さ方向で互いに隣接する任意の2つのメッシュについて、それらが相違する材料から構成されているか判断する(ステップS31)。つまり、つまり、当該1組のメッシュの「材料」が相違しているか判断する。
そして、第2生成部313は、当該1組のメッシュが相違する材料から構成されていると判断した場合、その一方が「導電材料」から構成され、かつ他方が「解析対象の温度範囲内にガラス転移点温度を有する複合材料」から構成されているか判断する(ステップS32)。なお、以下の説明では、「解析対象の温度範囲内にガラス転移点温度を有する複合材料」を単に「複合材料」と記載する。
第2生成部313は、一方が「導電材料」から構成され、かつ他方が「複合材料」から構成されていると判断した場合、これらの界面に、厚さが「0」であり、「導電材料」と「複合材料」との間の摩擦係数を1未満の所定の値とする摩擦層が存在すると定義する(ステップS33)。このとき、摩擦係数としては、例えば、「複合材料」のDMA(Dynamic Mechanical Analysis)温度走査における損失値(貯蔵弾性率と損失弾性率との比)を「1」から減じて得られた値とする。ここで、「1」という値は、摩擦が全くない場合の損失値である。このような摩擦係数は、0.3乃至0.4程度であり、その詳細な値は、「複合材料」及び「導電材料」の種類等に応じて測定しておき、予め記憶部33に記憶させておけばよい。また、DMA温度走査における損失値の値としては、例えば、「複合材料」のせん断方向における損失値が用いられる。せん断方向における損失値は、力の作用軸が一軸である引張方向及び圧縮方向における損失値とは異なり、屈曲及び湾曲等の力の作用軸が複数存在する場合における構造物の三次元的な定数(変形量及び応力の定数等)として好ましいからである。ステップS33の処理は、主に、コア材8又はプリプレグ9と銅箔6との界面に対して行われることになる。
一方、第2生成部313は、ステップS32において、少なくとも一方が「導電材料」又は「複合材料」から構成されていないと判断した場合には、全てのメッシュの組み合わせについての判断が終了したか判断し(ステップS34)、終了していなければ、ステップS31に戻り、終了していない組み合わせについての判断を行う。第2生成部313は、ステップS31において、当該1組のメッシュが互いに同一の材料から構成されていると判断した場合にも、ステップS36の処理を行う。
このようにして、メッシュデータ335が生成される。なお、第2生成部313は、ステップS33の後にも、ステップS34の処理を行う。
メッシュデータ334が生成されると、第2算出部314が、厚さ表333を参照しながら厚さの修正を行う(ステップS4)。即ち、第2算出部314は、層毎の厚さとして、立法体70の辺の長さに「厚さ」で特定される割合を掛けた数値を算出する。
次に、第2算出部314は、メッシュデータ335に基づいてソルバープログラム(剛性方程式の解法)を用いて、構造解析を行う(ステップS5)。このとき、第2算出部314は、ステップS4において厚さが修正されている場合には、修正後の厚さを反映させたメッシュデータ335を用いる。ソルバープログラムとしては、例えば、構造解析ソルバー、流体解析ソルバー、及び衝撃解析ソルバーが挙げられ、解析対象物における熱伝導解析、熱応力解析、及び衝撃解析等が行われる。特に、本実施形態では、電子部品が実装される際にどのような反りがプリント配線基板1に生じるかという解析が行われる。
本実施形態では、このように、コア材8及びプリプレグ9等の複合材料からなる部分と銅箔6等の導電材料からなる部分との間に所定の摩擦層が存在すると擬制して解析が行われる。一方、従来の方法では、複合材料と導電材料との間の摩擦係数は、常に1とされている。このような相違があるため、本実施形態によれば、複合材料中のガラス転移点温度前後での複雑な挙動を単純化して解析に取り入れることが可能となり、構造解析の精度が向上する。つまり、ガラス転移点温度での流動性増加による応力緩和を反映させた構造解析に必要な計算を実行することができる。
なお、構造解析に当たり、メッシュデータ335の代わりに積層シェルデータ336を用いてもよい。この場合には、第3生成部315が、ステップS3とステップS4との間に、積層シェルデータ336を生成する。図10は、積層シェルデータ336を生成する方法を示すフローチャートである。
第3生成部315は、先ず、メッシュデータ335から2次元シェルモデルを作成する(ステップS51)。2次元シェルモデルは、異なる層において、第1節点71から第4節点74までの2次元座標が同一の複数のメッシュを1つに集約したものを、z座標の小さいものから並べたモデルである。つまり、xy平面に各層を射影したときに、重なり合う複数のメッシュを集約したモデルである。
次に、第3生成部315は、2次元メッシュモデルに集約された各メッシュにおいて、厚さ方向(z軸方向)において連続している材料を特定する(ステップS52)。
そして、第3生成部315は、各材料が何層分連続するかによって各材料の厚さを算出し、積層シェルデータ336を生成する(ステップS53)。図11は、積層シェルデータ336のデータ構成の例を示す図である。
図11の積層シェルデータ336には、「2次元メッシュID」、「第1節点」〜「第4節点」、及び「材料・厚さリスト」に関する情報が含まれている。
「2次元メッシュID」は、2次元メッシュモデルにおいて、2次元座標が同一の複数のメッシュを1つに集約して得られたメッシュを特定するための識別子を示す。
「第1節点」〜「第4節点」は、「2次元メッシュID」の欄に示された識別子により特定されるメッシュの各頂点を特定する2次元座標を示す。
「材料・厚さリスト」は、厚さ方向に連続している材料の名称とその厚さとを対にしたリストを示す。厚さは、実際の長さでも、連続する層の数でもよい。後者の場合、有限要素である立法体70の辺の長さが分かれば、実際の長さに換算することができる。
なお、構造解析の際に積層シェルデータ336を使用する場合には、ステップS4において、第2算出部314は、メッシュを構成する材料毎の厚さとして、当該材料に対応する「材料・厚さリスト」内の厚さに、当該メッシュの中央における「厚さ」(図5の厚さ表333参照)の割合を乗算する。例えば、図11の「2次元メッシュID」が「1」であるメッシュについては、当該メッシュの中央における「厚さ」が80%と設定されている場合、第2算出部314は、材料「M1」に対応する厚さ「T11」に0.8を乗じて得られた値を、材料「M1」の厚さとする。同様に、「2次元メッシュID」が「1」であるメッシュに含まれる他の材料「M2」及び「M3」に対しても、厚さ「T12」、「T13」に0.8を乗じて得られた値を、材料「M2」及び「M3」の厚さとする。
なお、構造解析装置30の解析対象物を、プリント配線基板1のみとしてもよい。また、また、プリント配線基板1及び/又はフレーム2の一部を解析対象物としてもよい。
次に、本願発明者等が実際に行った構造解析の内容及び結果について説明する。図12Aは、解析対象物を示す平面図であり、図12Bは、図12A中のI−I線に沿った断面図である。
この構造解析では、図12A及び図12Bに示す解析対象物を用いた。この解析対象物においては、複合材21上に銅箔22が形成され、この銅箔22の上に、他の複合材21及び他の銅箔22が形成されている。複合材21の厚さは0.08mmであり、銅箔22の厚さは0.012mmである。そして、上側の銅箔22上に厚さが0.384mmの複合材23が形成されている。複合材23中には、幅が1mm、高さが0.012mmの複数の銅箔24が、横方向の間隔を1mmとして2層にわたって埋め込まれている。下側の銅箔24と上側の銅箔22との間隔は0.2mmであり、2層の銅箔24の間隔は0.08mmである。従って、上側の銅箔24と複合材23の最表面との距離は0.08mmである。また、解析対象物の平面形状は、一辺の長さが100mmの正方形である。
そして、構造解析装置30を用いて、種々の実装温度における解析対象物の反り量を解析した。この解析では、市販構造解析ソフトウエア(ABAQUAS)を用いて所定温度における応力の解析を行い、応力から反り量を求めた。この結果を図13に示す。
図13に示すように、解析値が実測値とほぼ一致した。つまり、高精度の構造解析が行われたといえる。従来の方法では、極小値の近傍で、解析値が実測値よりも非常に小さくなってしまうが、本実施形態に係る構造解析装置30によれば、このようなずれを防止することができる。これは、複合材23と銅箔24との間に所定の摩擦層が介在すると擬制しているからである。
本発明によれば、所定温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料を含む有限要素とガラス転移点温度を有しない材料からなる有限要素との間の摩擦係数を1未満であると擬制してシミュレーションが行われるため、複合材料等の所定温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料における複雑な挙動を反映させることができる。この結果、高い精度の解析を行うことができる。

Claims (18)

  1. 解析対象物を複数の要素に分割する分割手段と、
    前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
    前記複数の要素のうちで、隣り合う複数の要素の一方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料を含み、他方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる場合に、当該要素間の摩擦係数を1未満であると擬制する擬制手段と、
    を有し、
    前記シミュレーション手段は、前記擬制手段による擬制が行われた場合には、擬制後の摩擦係数を用いることを特徴とする解析装置。
  2. 前記擬制手段は、当該要素間に、厚さが0であり、当該要素間の摩擦係数を1未満とする仮想の層が存在すると擬制することを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
  3. 前記擬制手段は、前記摩擦係数として、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料のDMA温度走査における損失値を1から減じて得られた値を用いることを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
  4. 前記擬制手段は、前記DMA温度走査における損失値の値として、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料のせん断方向における損失値を用いることを特徴とする請求項3に記載の解析装置。
  5. 前記シミュレーション手段は、前記挙動のシミュレーションとして、前記解析対象物の変形量のシミュレーションを行うことを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
  6. 前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料は、熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
  7. 解析対象物を複数の要素に分割する工程と、
    前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行う工程と、
    前記複数の要素のうちで、隣り合う複数の要素の一方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料を含み、他方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる場合に、当該要素間の摩擦係数を1未満であると擬制する工程と、
    を有し、
    前記シミュレーションを行う工程では、前記擬制の工程における擬制を行った場合には、擬制後の摩擦係数を用いることを特徴とする解析方法。
  8. 前記擬制の工程において、当該要素間に、厚さが0であり、当該要素間の摩擦係数を1未満とする仮想の層が存在すると擬制することを特徴とする請求項7に記載の解析方法。
  9. 前記擬制の工程において、前記摩擦係数として、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料のDMA温度走査における損失値を1から減じて得られた値を用いることを特徴とする請求項7に記載の解析方法。
  10. 前記擬制の工程において、前記DMA温度走査における損失値の値として、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料のせん断方向における損失値を用いることを特徴とする請求項9に記載の解析方法。
  11. 前記シミュレーションを行う工程において、前記挙動のシミュレーションとして、前記解析対象物の変形量のシミュレーションを行うことを特徴とする請求項7に記載の解析方法。
  12. 前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料は、熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項7に記載の解析方法。
  13. コンピュータに、
    解析対象物を複数の要素に分割する手順と、
    前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行う手順と、
    前記複数の要素のうちで、隣り合う複数の要素の一方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料を含み、他方が前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる場合に、当該要素間の摩擦係数を1未満であると擬制する手順と、
    を実行させる解析プログラムであって、
    前記シミュレーション手順では、前記擬制の手順における擬制を行った場合には、擬制後の摩擦係数を用いることを特徴とする解析プログラム。
  14. 前記擬制の手順において、当該要素間に、厚さが0であり、当該要素間の摩擦係数を1未満とする仮想の層が存在すると擬制することを特徴とする請求項13に記載の解析プログラム。
  15. 前記擬制の手順において、前記摩擦係数として、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料のDMA温度走査における損失値を1から減じて得られた値を用いることを特徴とする請求項13に記載の解析プログラム。
  16. 前記擬制手順において、前記DMA温度走査における損失値の値として、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料のせん断方向における損失値を用いることを特徴とする請求項15に記載の解析プログラム。
  17. 前記シミュレーションを行う手順において、前記挙動のシミュレーションとして、前記解析対象物の変形量のシミュレーションを行うことを特徴とする請求項13に記載の解析プログラム。
  18. 前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料は、熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項13に記載の解析プログラム。
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