JP5040363B2 - 解析装置、解析方法及び解析プログラム - Google Patents
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解析対象物を複数の要素に分割する分割手段と、
前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
前記要素が、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料及び前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料を含む複合材料から構成されている場合に、前記要素を、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる第1の層と、前記第1の層の両面に形成され前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料からなる2つの第2の層とからなる3層構造体と擬制する擬制手段と、
を有し、
前記シミュレーション手段は、前記擬制手段による擬制が行われた場合には、擬制後の要素を用いることを特徴とする解析装置。
前記擬制手段は、前記第1及び第2の層の厚さを前記複合材料中の前記ガラス転移点温度を有する材料の含有量から算出することを特徴とする付記1に記載の解析装置。
前記擬制手段は、前記弾性率としてせん断弾性率を用いることを特徴とする付記2に記載の解析装置。
前記シミュレーション手段は、前記挙動のシミュレーションとして、前記解析対象物の変形量のシミュレーションを行うことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の解析装置。
解析対象物を複数の要素に分割する分割工程と、
前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション工程と、
前記要素が、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料及び前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料を含む複合材料から構成されている場合に、前記要素を、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる第1の層と、前記第1の層の両面に形成され前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料からなる2つの第2の層とからなる3層構造体と擬制する擬制工程と、
を有し、
前記シミュレーション工程では、前記擬制工程における擬制を行った場合には、擬制後の要素を用いることを特徴とする解析方法。
前記擬制工程において、前記第1及び第2の層の厚さを前記複合材料中の前記ガラス転移点温度を有する材料の含有量から算出することを特徴とする付記5に記載の解析方法。
前記擬制工程において、前記弾性率としてせん断弾性率を用いることを特徴とする付記6に記載の解析方法。
前記シミュレーション工程において、前記挙動のシミュレーションとして、前記解析対象物の変形量のシミュレーションを行うことを特徴とする付記5乃至7のいずれか1項に記載の解析方法。
コンピュータに、
解析対象物を複数の要素に分割する分割手順と、
前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション手順と、
前記要素が、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料及び前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料を含む複合材料から構成されている場合に、前記要素を、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる第1の層と、前記第1の層の両面に形成され前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料からなる2つの第2の層とからなる3層構造体と擬制する擬制手順と、
を実行させる解析プログラムであって、
前記シミュレーション手順では、前記擬制手順における擬制を行った場合には、擬制後の要素を用いることを特徴とする解析プログラム。
前記擬制手順において、前記第1及び第2の層の厚さを前記複合材料中の前記ガラス転移点温度を有する材料の含有量から算出することを特徴とする付記9に記載の解析プログラム。
前記擬制手順において、前記弾性率としてせん断弾性率を用いることを特徴とする付記10に記載の解析プログラム。
前記シミュレーション手順において、前記挙動のシミュレーションとして、前記解析対象物の変形量のシミュレーションを行うことを特徴とする付記9乃至11のいずれか1項に記載の解析プログラム。
2:フレーム
3:溝
4:リブ
5:銅張積層板
6:銅箔
7:ソルダレジスト
8:コア材
9:プリプレグ
10:めっき膜
11:ビア
12:配線
13:BGA受け部
14:SOP受け部
15:QFP受け部
Claims (6)
- 解析対象物を複数の要素に分割する分割手段と、
前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
前記要素が、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料及び前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料を含む複合材料から構成されている場合に、前記要素を、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる第1の層と、前記第1の層の両面に形成され前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料からなる2つの第2の層とからなる3層構造体と擬制する擬制手段と、
を有し、
前記シミュレーション手段は、前記擬制手段による擬制が行われた場合には、擬制後の要素を用いることを特徴とする解析装置。 - 前記擬制手段は、前記第1及び第2の層の厚さを前記複合材料中の前記ガラス転移点温度を有する材料の含有量から算出することを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
- 前記擬制手段は、前記複合材料の厚さ及び弾性率、前記第1の層の厚さ及び弾性率、並びに前記第2の層の厚さから前記第2の層の弾性率を求めることを特徴とする請求項2に記載の解析装置。
- 前記シミュレーション手段は、前記挙動のシミュレーションとして、前記解析対象物の変形量のシミュレーションを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の解析装置。
- 解析装置による解析方法であって、
前記解析装置に設けられた分割手段が、解析対象物を複数の要素に分割する分割工程と、
前記解析装置に設けられたシミュレーション手段が、前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション工程と、
前記解析装置に設けられた擬制手段が、前記要素が、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料及び前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料を含む複合材料から構成されている場合に、前記要素を、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる第1の層と、前記第1の層の両面に形成され前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料からなる2つの第2の層とからなる3層構造体と擬制する擬制工程と、
を有し、
前記シミュレーション工程では、前記擬制工程における擬制を行った場合には、擬制後の要素を用いることを特徴とする解析方法。 - コンピュータに、
解析対象物を複数の要素に分割する分割手順と、
前記要素を用いて、任意の温度範囲内での前記解析対象物の挙動のシミュレーションを行うシミュレーション手順と、
前記要素が、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料及び前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料を含む複合材料から構成されている場合に、前記要素を、前記温度範囲内にガラス転移点温度を有しない材料からなる第1の層と、前記第1の層の両面に形成され前記温度範囲内にガラス転移点温度を有する材料からなる2つの第2の層とからなる3層構造体と擬制する擬制手順と、
を実行させる解析プログラムであって、
前記シミュレーション手順では、前記擬制手順における擬制を行った場合には、擬制後の要素を用いることを特徴とする解析プログラム。
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