JPWO2007148540A1 - 発光表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

補助配線の構成によらず、低消費電力を確保すると共に表示品質を向上させることが可能な発光表示装置を提供する。第2電極20と補助配線18Bとの間を、導電性のコンタクト部15Bを介して電気的に接続させる。また、補助配線18Bの一部のみを、コンタクト部15Bと接続するようにする。補助配線18Bの表面が酸化しても、接続抵抗の増大が回避される。また、コンタクト部15Bを形成する際に、レイアウト上の制限を受けることもない。

Description

本発明は、上面発光方式の発光表示装置およびそのような発光表示装置の製造方法に関する。
近年、フラットパネルディスプレイの1つとして、有機EL(Electro Luminescence)現象を利用して映像を表示する有機EL表示装置が注目されている。この有機EL表示装置は有機発光素子自体の発光現象を利用しているために視野角が広く、また消費電力が低いなどの優れた特徴を備えている。さらに、この有機EL表示装置は高精細度の高速ビデオ信号に対しても高い応答性を示すことから、特に映像分野等において、実用化に向けた開発が進められている。
有機EL表示装置における駆動方式のうち、駆動素子として薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)が用いられるアクティブマトリックス方式は、パッシブマトリックス方式と比べて応答性や解像力の点で優れており、前述した特長を有する有機EL表示装置において、特に適した駆動方式と考えられている。このアクティブマトリックス型の有機EL表示装置は、有機発光層を含む有機EL素子とこの有機EL表示素子を駆動させるための駆動素子(上記薄膜トランジスタ)とが配設された駆動パネルを有しており、この駆動パネルと封止パネルとが有機EL素子を挟むようにして、互いに接着層により貼り合わされた構成となっている。また、有機EL素子は、一対の電極間に有機発光層が形成された構成となっている。
有機EL表示装置には、各有機EL素子からの光を上記駆動パネル側に射出する下面発光(ボトム・エミッション)方式と、逆にこの光を上記封止パネル側に射出する上面発光(トップエミッション)方式とがあるが、後者のほうが開口率を高くすることができるため、開発の主流となっている。
ここで、上面発光方式の有機EL表示装置では、光取り出し側、すなわち封止パネル側の電極は、各有機EL素子に共通の電極であると共に、例えばITO(Indium Tin Oxide;酸化インジウムスズ)などの光透過性の導電材料により構成されている。ところが、このような光透過性の導電材料は通常の金属材料などと比べ、抵抗率が2〜3桁程度高くなっている。よって、この光取り出し側の電極へ印加された電圧が面内で不均一となるため、各有機EL素子間の発光輝度に位置ばらつきが生じ、表示品質が低下してしまうという問題があった。
そこで、例えば特許文献1には、駆動パネル側の電極と同じ層に同じ材料によって、光取り出し側の電極と接続するための補助配線を形成するようにした技術が開示されている。
特開2002―318556号公報
このように、光取り出し側の電極と比べ抵抗率の低い材料によって補助配線を形成し、これを光取り出し側の電極と接続するようにすれば、上述した電極電圧の面内不均一性がある程度緩和されるとも考えられる。
ところが、上記特許文献1の技術では、駆動パネル側の電極の表面に例えばアルミニウム(Al)やAl合金を用いるようにした場合、その電極と同一材料で補助配線を形成すると、補助配線の表面が酸化されやすくなってしまう。表面が酸化されると、補助配線と光取り出し側の電極との間の接続抵抗が増加し、この部分で大きな電圧降下が生じてしまうことになる。よって、この電圧降下の増加に起因して、装置の消費電力も増大してしまう。
このように従来の技術では、補助配線の構成によらずに消費電力の増大が生じないようにし、光取り出し側の電極電圧の面内均一化を実現して表示品質を向上させるのが困難であった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、補助配線の構成によらず、低消費電力を確保すると共に表示品質を向上させることが可能な発光表示装置、およびそのような発光表示装置の製造方法を提供することにある。
本発明の発光表示装置は、複数の駆動素子とこれら駆動素子に電気的に接続された配線部とを備えたものであって、駆動素子および配線部上に各駆動素子と対応して形成された複数の第1電極と、これら第1電極上にそれぞれ形成された複数の発光部と、これら発光部からの光を透過可能な材料により形成されると共に複数の発光部上に設けられた共通の第2電極と、この第2電極よりも低抵抗の補助配線部と、第2電極と補助配線部との間を電気的に接続する導電性のコンタクト部とを備えたものである。
本発明の発光表示装置では、第2電極と補助配線との間が導電性のコンタクト部を介して電気的に接続されているので、仮に補助配線の表面が酸化しても、接続抵抗の増大が回避される。
本発明の発光表示装置の製造方法は、基板上に複数の駆動素子および配線部を形成してこれら複数の駆動素子と配線部との間を電気的に接続する工程と、駆動素子および配線部上に第1導電層を形成する工程と、この第1導電層をパターニングすることにより、複数の駆動素子にそれぞれ対応する複数の第1電極を形成すると共に補助配線部を形成する工程と、第1電極上にそれぞれ発光部を形成する工程と、これら複数の発光部上に、各発光部からの光を透過可能な材料によって第2電極を共通に形成する工程と、導電性のコンタクト部を形成すると共にこのコンタクト部によって第2電極と補助配線部との間を電気的に接続する工程とを含み、上記補助配線部を第2電極よりも低抵抗の材料により形成するようにしたものである。
本発明の発光表示装置および発光表示装置の製造方法では、1つの導電層を形成すると共にこの導電層をパターニングすることにより、上記配線部およびコンタクト部をそれぞれ形成するようにするようにするのが好ましい。このように形成した場合、配線層とコンタクト部とが同じ工程で形成され得るため、製造工程が簡素化する。
本発明の発光表示装置または発光表示装置の製造方法によれば、第2電極と補助配線との間を導電性のコンタクト部を介して電気的に接続させるようにしたので、仮に補助配線の表面が酸化しても、接続抵抗の増大を回避することができる。よって、補助配線の構成によらず、低消費電力を確保すると共に表示品質を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る発光表示装置の構成を表す平面図である。 図1に示した発光表示装置の構成を表す断面図である。 図1に示した発光表示装置の製造方法の主要な工程の一部を表す断面図である。 図3に続く工程を表す断面図である。 図4に続く工程を表す断面図である。 比較例に係る発光表示装置の構成を表す断面図である。 電極間に流れる電流と補助配線での電圧降下との関係を表す特性図である。 他の比較例に係る発光表示装置の構成を表す断面図である。 第2の実施の形態に係る発光表示装置の構成を表す断面図である。 図9に示した発光表示装置の製造方法の主要な工程の一部を表す断面図である。 図10に続く工程を表す断面図である。 図11に続く工程を表す断面図である。 図12に続く工程を表す断面図である。 第3の実施の形態に係る発光表示装置の構成を表す断面図である。 図14に示した発光表示装置の製造方法の主要な工程の一部を表す断面図である。 図15に続く工程を表す断面図である。 図16に続く工程を表す断面図である。 第3の実施の形態の変形例に係る発光表示装置の構成を表す断面図である。 本発明の変形例に係る発光表示装置の製造方法に使用されるマスクの構成を表す断面図である。 図19に示したマスクを使用した場合に対応する第1の実施の形態の変形例に係る発光表示装置の構成を表す断面図である。 図19に示したマスクを使用した場合に対応する第2の実施の形態の変形例に係る発光表示装置の構成を表す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係る発光表示装置(有機EL表示装置1)の構成を表すものであり、図1は平面構成を示し、図2は図1におけるII−II線に沿った断面構成を示している。
この有機EL表示装置1は、一対の絶縁性の透明基板10A,10B間に多層膜が積層された積層構造をなしている。具体的には、透明基板10A側からゲート電極11、ゲート絶縁膜12、シリコン膜13、ストッパ絶縁膜14および配線層15Aが積層され、薄膜トランジスタTrを構成している。また、薄膜トランジスタTr上には、パッシベーション絶縁膜16および平坦化絶縁膜17Aが積層されている。この平坦化絶縁膜17A上には、薄膜トランジスタTrの形成領域に対応して、有機EL素子ELが形成されている。
各有機EL素子ELは、平坦化絶縁膜17A側から第1電極18A、有機発光層19および第2電極20の順に積層された積層構造をなしている。このうち、第1電極18Aおよび有機発光層19は、平坦化絶縁膜17A上の電極間絶縁膜21によって互いに分離され、例えば図2に示したような矩形状によって透明基板10A,10B内でマトリクス状に配置されている。一方、第2電極20は、各有機EL素子ELに対して共通の電極であり、図2に示したように、透明基板10A,10B内に一様に形成されている。
図1および図2に示したように、各薄膜トランジスタTr、各第1電極18Aおよび各有機発光層19の間に対応する領域には、第1電極18Aと同一の層に補助配線18Bが形成されている。また、平坦化絶縁膜17Aおよび電極間絶縁膜21には、この補助配線18Bの形成領域の一部(図1参照)に、上が広く下が狭い順テーパ状の開口が設けられている。この開口の底部とゲート絶縁膜12との層間では、配線層15Aと同一の層に導電性のコンタクト部15Bが形成され、このコンタクト部15B上で、第2電極20と補助配線18Bとが電気的に接続されている。
また、第2電極20上には保護膜23が一様に形成され、この保護膜23と透明基板10Bとの層間には、封止樹脂17Bが一様に形成されている。このような構成により有機EL表示装置1は、有機発光層19から発せられた光を、最終的に第2電極20側(透明基板10B側)、すなわち上方から射出するようになっており、いわゆる上面発光型の構造をなしている。
透明基板10A,10Bは、例えばガラス材料やプラスチック材料などの絶縁性材料により構成される。
薄膜トランジスタTrは、各有機EL素子ELを発光駆動させるための駆動素子である。このうち、ゲート電極11は、例えばモリブデン(Mo)などにより構成される。また、シリコン膜13は薄膜トランジスタTrのチャネル領域を形成する部分であり、例えばアモルファスシリコン膜などにより構成される。
配線層15Aは、薄膜トランジスタTrのゲート電極およびドレイン電極を構成すると共に、信号線などの配線としても機能している。この配線層15Aは、後述するようにコンタクト部15Bと同一の材料から構成されている。具体的には、例えば表面が酸化されにくく、第2電極20との間で良好な接続(望ましくは、オーミック接続)をとれる導電性材料により構成される。また、後述するように、第1電極18Aに対して高いエッチング選択比を示す材料であるのが望ましい。より具体的には、例えばチタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、タングステン(W)、クロム(Cr)、金(Au)、白金(Pt)、銅(Cu)、ITO、IZO(Indium Zinc Oxide;酸化インジウム亜鉛)もしくは銀(Ag)、またはこれらの金属材料を主成分とする合金などが挙げられる。また、この配線層15Aを、Ti/Al(アルミニウム)、Ti/Al/Ti、Ti/(AlSi合金)、Ti/(AlSiCu合金)またはTi/(AlCe(セリウム)合金)などのTiを最上層とする多層膜によって構成するようにしてもよい。なお、配線層15の構成材料は、第1電極18Aの構成材料やエッチング方法などによって適宜選択される。
パッシベーション絶縁膜16は、薄膜トランジスタTrを保護するためのものであり、例えばSiO、SiNまたはSiONのうちの少なくとも1種からなる絶縁材料により構成される。また、平坦化絶縁膜17Aは、層構造を平坦化してその上に有機EL素子ELを形成するためのものであり、例えば感光性のポリイミド樹脂、ポリベンズオキサゾール樹脂、ノボラック樹脂、ポリヒドロキシスチレンまたはアクリル樹脂などの絶縁性材料により構成される。
有機発光層19は、図示しない正孔輸送層、発光層および電子輸送層を順次堆積させたものであり、第1電極18Aおよび第2電極20によって挟持されている。そしてこれら第1電極18Aと第2電極20との間に所定の電圧を印加すると、発光層内に注入された正孔および電子のキャリア再結合によって、発光が得られるようになっている。
第1電極18Aは、有機発光層19に電圧を印加するための電極(アノード電極またはカソード電極)であると共に、この有機発光層19からの光を反射して上方へ導くための反射電極としても機能している。よって、この第1電極18Aは、反射率の高い金属、例えばAlや、AlNd(ネオジウム)合金またはAlCe合金などのAlを主成分とする合金などにより構成される。なお、このような第1電極18Aの構成材料は、表面が酸化されやすいという性質(表面酸化性)を有している。
第2電極20も、有機発光層19に電圧を印加するための電極(アノード電極またはカソード電極)である。第2電極20は、この有機発光層19からの光を透過して上方へ射出するため、透明または半透明の電極となっている。よって、この第2電極20は、例えば、透明材料であるITOやIZO、または半透明材料であるMg(マグネシウム)Ag合金やCu、Ag、Mg、Alなどにより構成される。
補助配線18Bは、前述のように各薄膜トランジスタTr、各第1電極18Aおよび各有機発光層19の間に対応する領域に形成されており、抵抗の高い透過性の第2電極20における電極電圧の面内不均一性を抑制するためのものである。よって、この補助配線18Bは第2電極20よりも低抵抗となるように(例えば、抵抗率の低い材料により)構成され、具体的には、上述した第1電極18Aの構成材料と同一の材料により構成される。
コンタクト部15Bは、第2電極20と補助配線18Bとの間を、例えば図1に示したように部分的に電気的接続をするためのものであり、前述のように配線層15Aと同一の層に、配線層15Aと同一材料によって形成される。すなわち、表面が酸化されにくく、第2電極20との間で良好な接続(望ましくは、オーミック接続)をとれる導電性材料であり、さらに第1電極18Aに対して高いエッチング選択比を示す材料であるのが望ましい。なお、第1電極18Aに対して高いエッチング選択比を示す材料にするのは、詳細は後述するが、エッチングにより第1電極18Aおよび補助配線18Bを形成する際に、コンタクト部15Bも一緒にエッチングされないようにするためである。
電極間絶縁膜21は、各有機EL素子EL同士を分離するためのものであり、その側面は上が広く下が狭い順テーパ形状となっている。ここで、この順テーパ形状は、なるべく緩やかであるのが望ましい。また、この電極間絶縁膜21間の開口の幅は、コンタクト部15Bが形成されている平坦化絶縁膜17Aでの開口よりも広くなるように構成され、図2に示したように、第2電極20がこれらの開口部分において、上が広く下が狭い階段状をなすようになっている。このように順テーパ形状をなるべく緩やかにしたり開口部分を階段状に形成するのは、詳細は後述するが、そのほうが第2電極20を形成する際に断線したり抵抗値増加を招いたりするのを回避するためである。なお、この電極間絶縁膜21は、例えば感光性のポリイミド樹脂などの絶縁性材料により構成される。
保護膜23は、第2電極20を保護するためのものであり、例えばSiO、SiNまたはSiONのうちの少なくとも1種からなる絶縁材料により構成される。また、封止樹脂17Bは、層構造を平坦化して透明基板10Bで挟み込むようにするためのものである。
ここで、薄膜トランジスタTrが本発明における「駆動素子」の一具体例に対応し、有機発光層19が本発明における「発光部」の一具体例に対応する。また、平坦化絶縁膜17Aおよび電極間絶縁膜21が本発明における「絶縁層」の一具体例に対応する。
次に図3〜図5を参照して、この有機EL表示装置1の製造方法について説明する。図3〜図5はそれぞれ、有機EL表示装置1の製造工程の一部を断面図で表したものである。
まず、図3(A)に示したように、前述した材料よりなる透明基板10A上に、例えばスパッタ法、(Chemical Vapor Deposition;化学気相成長)法およびフォトリソグラフィ法を用いて、前述した材料よりなるゲート電極11、ゲート絶縁膜12、シリコン膜13、ストッパ絶縁膜14および配線層15Aをこの順に積層させ、例えば透明基板10A上でマトリクス状をなす複数の薄膜トランジスタTrをそれぞれ形成する。
ここで、配線層15Aを例えばスパッタ法により形成する際に、この配線層15Aと同一の材料を用いて、ゲート絶縁膜12上、すなわち配線層15Aと同一の層における、図1に示したような薄膜トランジスタTr間に対応する領域の一部に、コンタクト部15Bを一緒に形成する。なお、これら配線層15Aおよびコンタクト部15Bの材料は、後述する金属層18のエッチング方法により適宜選択され、例えば後述するようにリン酸、硝酸および酢酸の混合酸を用いてウエットエッチングにより行う場合、Ti/Al/Tiの多層膜とすることができ、その場合の膜厚としては、例えばTi/Al/Ti=50nm/500nm/50nm程度とする。なお、Ti/Al/Tiの多層膜の場合、RIE(Reactive Ion Etching;反応性イオンエッチング)によるエッチング方法が考えられるが、その場合にはパタン不良欠陥が発生しやすくなってしまうため、好ましくない。
次いで、同じく図3(A)に示したように、これら薄膜トランジスタTrおよびコンタクト部15B上に、前述した材料よりなるパッシベーション絶縁膜16を、例えばCVD法により一様に形成する。
次に、図3(B)に示したように、パッシベーション絶縁膜16上に、前述した材料よりなる平坦化絶縁膜17Aを、例えばスピンコート法やスリットコート法により一様に塗布形成する。そしてコンタクト部15Bに対応する領域を例えばフォトリソグラフィ法によって露光および現像を行って開口を形成し、その後焼成を行うことにより、図中の符号P1で示したような順テーパ形状の側面を有する開口を形成する。この際、平坦化絶縁膜17Aとして用いる感光性樹脂には、この傾斜がなるべく緩やかになるような感光性樹脂を適宜選択する。なお、この傾斜をより緩やかなものとするため、ハーフトーンマスクを用いて開口を形成したり、この開口部分の大きさが異なる複数枚のマスクを用いて複数回の露光処理を行うようにしてもよい。なお、この順テーパ形状の斜度は、後に形成する第2電極20の膜厚や形成方法によって適宜設定する。
次に、図4(A)に示したように、平坦化絶縁膜17Aおよびコンタクト部15B上に、例えば前述した第1電極18Aおよび補助配線18Bの構成材料(この例では、金属材料)を用いて、例えばスパッタ法により金属層18を、例えば300nm程度の厚さで一様に形成する。
次に、図4(B)に示したように、金属層18を例えばフォトリソグラフィ法によって選択的にエッチングすることにより、図1および図2に示した形状からなる第1電極18Aおよび補助配線18Bをそれぞれ形成する。この際、第1電極を各薄膜トランジスタTrに対応する位置に形成すると共に、補助配線18Bを各薄膜トランジスタTr間に対応する領域に形成する。また、この補助配線18Bの一部がコンタクト部15Bと電気的に接続されるようにパターニングする。ここで、コンタクト部15Bは、前述のように金属層18に対してエッチング選択比の高い材料から構成されているため、この金属層18をエッチングする際に、コンタクト部15Bも一緒にエッチングされるおそれはない。なお、このときのエッチングは、例えばリン酸、硝酸および酢酸の混合酸を用いたウエットエッチングにより行う。
次に、図5(A)に示したように、平坦化絶縁膜17A、第1電極18Aおよび補助配線18B上に、前述した材料よりなる電極間絶縁膜21を、例えばスピンコート法やスリットコート法により一様に塗布形成し、例えばフォトリソグラフィ法によって所定の形状、すなわち各第1電極18Aおよび後に形成する各有機発光層19が互いに分離されるようにパターニングする。また、この際も図中の符号P2で示したように、コンタクト部15Bに対応する領域を例えばフォトリソグラフィ法によって選択的に除去し、順テーパ形状の側面を有する開口を形成する。そして同様にこの傾斜がなるべく緩やかになるように、ハーフトーンマスクを用いて開口を形成したり、この開口部分の大きさが異なる複数枚のマスクを用いて複数回の露光処理を行うようにする。また、この電極間絶縁膜21間の開口の幅を、平坦化絶縁膜17Aでの開口よりも広くなるように構成し、開口部の側面が階段状となるように形成する。
次に、図5(B)に示したように、各第1電極18A上に有機発光層19を、例えば真空蒸着法により形成する。そしてこの有機発光層19、電極間絶縁膜21、平坦化絶縁膜17A、コンタクト部15Bおよび補助配線18B上に、例えば真空蒸着法により前述した材料よりなる第2電極20を、例えば10nm程度の厚さで一様に形成する。
最後に、第2電極20上に、例えばCVD法により前述した材料によりなる保護膜23を一様に形成すると共に、この保護膜23上に封止樹脂17Bを、例えば滴下注入法により一様に形成し、これを前述した材料よりなる透明基板10Bで挟み込むことにより、図1および図2に示した本実施の形態の有機EL表示装置1が製造される。
この有機EL表示装置1では、配線層15Aおよび薄膜トランジスタTrを介して第1電極18Aに電圧が印加されると、第2電極20との間の電位差に応じた輝度で有機発光層19が発光する。この有機発光層19からの光は、第1電極18Aで反射されつつ第2電極を透過することにより、図2に上方、すなわち透明基板10B側に射出される。そして各画素に配置された有機EL素子ELから画素信号に応じた光が射出されることで、有機EL表示装置1に所定の画像が表示される。
ここで、この有機EL表示装置1では、第2電極20と補助配線18Bとの間が、表面が酸化されにくく第2電極20との間で良好な接続(望ましくは、オーミック接続)をとれる導電性のコンタクト部15Bを介して電気的に接続されているため、仮に第1電極18Aと同一材料からなる補助配線18Bの表面が酸化したとしても、これら第2電極20と補助配線18Bとの間の接続抵抗の増大が回避される。
これに対して、例えば図6に示した従来の有機EL表示装置101(比較例1)では、補助配線118Bが、第1電極118Aと同一の層に同一材料により形成されると共に第2電極120と直接接続されているため、補助配線118Bの表面が酸化されると、第2電極120と補助配線118Bとの間の接続抵抗が増大してしまうことになる。
よって、例えば図7に示したように、符号G101で示した比較例1では、薄膜トランジスタTrの実使用領域(ドレイン電流Id=1μA〜10μA程度の領域)において、上記接続抵抗の増大に起因して約1Vもの電圧降下が生じているのに対して、符号G1で示した本実施の形態では、同じ実使用領域において、約10μV〜100μV程度しか電圧降下が生じず、その結果、比較例1と比べ有機EL表示装置全体での消費電力が大幅に減少することになる。
また、例えば図8に示したように、従来の別の有機EL表示装置201(比較例2)では、補助配線218Bが配線層15Aと同一の層に同一材料により形成されていることから、上記したような接続抵抗増大の問題は回避されるものの、薄膜トランジスタTrや配線層15Aによってレイアウト上の制限を受け、補助配線218Bを形成するのが困難である。そして仮に補助配線218Bを形成できたとしても、各配線間の距離が非常に短いことから、この補助配線218Bを介した配線間のショート不良を招きやすくなり、装置の歩留まりが低下してしまうことになる。
これに対して本実施の形態の有機EL表示装置1では、補助配線18Bが第1電極18Aと同一の層に形成されると共に、第1電極18A間に対応する領域に位置する補助配線18Bの一部のみが配線層15Aと同一層のコンタクト部15Bと接続されているため、このコンタクト部15Bを形成する際に、薄膜トランジスタTrや配線層15Aによってレイアウト上の制限を受けるおそれはない。
以上のように、本実施の形態では、第2電極20と補助配線18Bとの間を導電性のコンタクト部15Bを介して電気的に接続させると共に、補助配線18Bの一部のみをこのコンタクト部15Bと接続させるようにしたので、補助配線18Bの表面が酸化しても接続抵抗の増大を回避することができると共に、コンタクト部15Bを形成する際にレイアウト上の制限を受けることもない。よって、レイアウト上の自由度と低消費電力を確保しつつ、有機EL表示装置の表示品質を向上させることが可能となる。
また、コンタクト部15Bを形成する際にレイアウト上の制限を受けることもないことから、無理なレイアウトによって配線層15Aとの間でショート不良などを引き起こすこともなく、従来の有機EL表示装置と比べて製造歩留まりを向上させることが可能となる。
また、コンタクト部15Bを、配線層15Aと同一層に同一材料によって形成するようにしたので、このコンタクト部15Bの形成によって製造工程が増えることもなく、製造コストも維持することができる。すなわち、配線層15Aとコンタクト部15Bとを同じ工程で形成することができるため、後述する第2の実施の形態と比べ、製造工程を簡素化することができる。
また、コンタクト部15Bを、第1電極18Aに対してエッチング選択比の高い材料により形成するようにしたので、金属層18をエッチングして第1電極18Aおよび補助配線18Bを形成する際に、コンタクト部15Bも一緒にエッチングしてしまうおそれもない。よって、上記したようなコンタクト部15Bを確実に形成することができる。
さらに、平坦化絶縁膜17Aおよび電極間絶縁膜21における開口の側面を、上が広く下が狭い順テーパ形状とすると共に、電極間絶縁膜21での開口の幅のほうが平坦化絶縁膜17Aでの開口の幅よりも広くなるようにしたので、これら開口の側面部分における第2電極20の断線や抵抗値増大を回避し、これに起因した製造歩留まりの低下も回避することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る発光表示装置について説明する。なお、第1の実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る発光表示装置(有機EL表示装置2)の断面構成を表すものである。この有機EL表示装置2では、コンタクト部22Aが、配線層15Aではなく第1電極18Aおよび補助配線18Cと同一の層に形成されている。ただし、このコンタクト部22Aは、これら第1電極18Aおよび補助配線18Cとは別個の材料により構成されている。具体的には、このコンタクト部22Aとしては、第1電極18Aおよび補助配線18Cのエッチング時に選択比が大きくなるような材料が用いられる。そして第1の実施の形態と同様に、第2電極20と補助配線18Cとの間がコンタクト部22Aを介して接続されている。なお、その他の部分の構成については、第1の実施の形態で説明した有機EL表示装置1と同様である。
次に図10〜図13を参照して、この有機EL表示装置2の製造方法について説明する。図10〜図13はそれぞれ、有機EL表示装置2の製造工程の一部を断面図で表したものである。
まず、図10(A)に示したように、第1の実施の形態と同様にして透明基板10A上に薄膜トランジスタTrを形成し、その上にパッシベーション絶縁膜16を一様に形成する。ただし第1の実施の形態とは異なり、配線層15Aと同一の層に、コンタクト部22Aを形成しない。
次に、図10(B)に示したように、パッシベーション絶縁膜16上に、第1の実施の形態と同様にして平坦化絶縁膜17Aを一様に形成する。
次に、図11(A)に示したように、コンタクト部22Aを形成するための金属層22を、例えばスパッタ法により、例えば50nm程度の厚さで一様に形成する。そして図11(B)に示したように、例えばフォトリソグラフィ法によって選択的にエッチングすることにより、第1の実施の形態と同様に薄膜トランジスタTr間に対応する領域の一部に、コンタクト部22Aを形成する。
次に、図12(A)に示したように、このコンタクト部22Aおよび平坦化絶縁膜17Aの上に、第1の実施の形態と同様にして、第1電極18Aおよび補助配線18Cを形成するための金属層22を一様に形成する。そして図12(B)に示したように、例えばフォトリソグラフィ法によって選択的にエッチングすることにより、薄膜トランジスタTrの形成領域に対応して第1電極18Aを形成すると共に、各薄膜トランジスタTr間に対応する領域においてコンタクト部22Aと部分的に電気的接続するようにして、補助配線18Cを形成する。なお、この金属層22のエッチングの際にも、第1の実施の形態と同様に、コンタクト部22Aは金属層22に対してエッチング選択比の高い材料により構成されていることから、コンタクト部22Aが一緒にエッチングされてしまうおそれはない。
次に、図13(A)に示したように、平坦化絶縁膜17A、第1電極18A、補助配線18Cおよびコンタクト部22A上に、第1の実施の形態と同様にして、電極間絶縁膜21を所定の形状、すなわち各第1電極18Aおよび後に形成する各有機発光層19が互いに分離されるように形成する。また、この際も図中の符号P3で示したように、コンタクト部22Aに対応する領域を例えばフォトリソグラフィ法によって選択的に除去し、順テーパ形状の側面を有する開口を形成する。そして同様にこの傾斜がなるべく緩やかになるように、ハーフトーンマスクを用いて開口を形成したり、この開口部分の大きさが異なる複数枚のマスクを用いて複数回の露光処理を行うようにする。
次に、図13(B)に示したように、第1の実施の形態と同様にして各第1電極18A上に有機発光層19を形成した後、この有機発光層19、電極間絶縁膜21、平坦化絶縁膜17Aおよびコンタクト部22A上に、第1の実施の形態と同様にして第2電極20を一様に形成する。この際も同様に、電極間絶縁膜21における開口の順テーパ形状の傾斜角などを考慮して、この開口の傾斜部分で第2電極20が断線したり抵抗値が増大したりしないよう、第2電極20の厚みを調整するようにする。
そして最後に、第2電極20上に保護膜23および封止樹脂17Bをこの順に一様に形成し、これを透明基板10Bで挟み込むことにより、図9に示した本実施の形態の有機EL表示装置2が製造される。
以上のように、本実施の形態においても、第2電極20と補助配線18Cとの間を導電性のコンタクト部22Aを介して接続させるようにすると共に、補助配線18Cの一部のみをこのコンタクト部22Aと接続させるようにしたので、第1の実施の形態と同様の作用・効果を生ずる。すなわち、補助配線18Cの表面が酸化しても接続抵抗の増大を回避することができると共にコンタクト部22Aを形成する際にレイアウト上の制限を受けることもないので、レイアウト上の自由度と低消費電力を確保しつつ有機EL表示装置の表示品質を向上させることが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る発光表示装置について説明する。なお、第1および第2の実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図14は、本実施の形態に係る発光表示装置(有機EL表示装置3)の断面構成を表すものである。この有機EL表示装置3では、配線層15Aおよびコンタクト部15Bがそれぞれ、透明基板10Aの側から順に、層15A1,15A2,15A3および層15B1,15B2,15B3のように積層された多層膜となっている。これらの多層膜のうちの少なくとも最上層(例えば、層15A3,15A2や層15B3,15B2)は、第1電極18Aおよび補助配線18Bのエッチング時に選択比が小さくなる(第1電極18A等に対して低いエッチング選択性を示す)ような材料(例えば、MoやAl)により構成されると共に、このような低いエッチング選択性を示す材料からなる層の下層(例えば、層15A2,15A1や層15B2,15B1)に、第1電極18Aおよび補助配線18Bのエッチング時に選択比が大きくなる(第1電極18A等に対して高いエッチング選択性を示す)ような材料(例えば、Ti)により構成されている。具体的には、層15A3,A2,A1および層15B3,B2,B1の順に、例えばMo/Al/Tiのように構成される。これにより、後述するように、コンタクト部15Bのうちの上層(この場合、層15B3,15B2)の一部が、第1電極18Aおよび補助配線18Bのエッチング時に選択的に除去されている。また、この有機EL表示装置3では、図中の符号P41で示したように、電極間絶縁膜21の開口が、平坦化絶縁膜17Aの開口よりも内側に形成されるようになっている。なお、その他の部分の構成については第1の実施の形態で説明した有機EL表示装置1と同様であり、第2電極20と補助配線18Bとの間がコンタクト部15Bを介して接続されている。
次に図15〜図17を参照して、この有機EL表示装置3の製造方法について説明する。図15〜図17はそれぞれ、有機EL表示装置3の製造工程の一部を断面図で表したものである。
まず、図15(A)に示したように、第1の実施の形態と同様にして、透明基板10A上に、ゲート電極11、ゲート絶縁膜12、シリコン膜13、ストッパ絶縁膜14および配線層15Aをこの順に積層させ、例えば透明基板10A上でマトリクス状をなす複数の薄膜トランジスタTrをそれぞれ形成する。また、この配線層15Aを形成する際に、この配線層15Aと同一の材料を用いて、第1の実施の形態と同様にして、コンタクト部15Bを一緒に形成する。ただし、本実施の形態においては、これら配線層15Aおよびコンタクト部15Bを、前述のように、層15A1〜15A3および層15B1〜15B3からなる多層膜により形成する。具体的には、後述する金属層18をRIEおよびウエットエッチングの組み合わせによりエッチングする場合、例えばMo/Al/Tiの多層膜とすることができ、その場合の膜厚としては、例えばMo/Al/Ti=50nm/500nm/50nm程度とする。なお、これら薄膜トランジスタTrおよびコンタクト部15B上には、第1の実施の形態と同様にして、パッシベーション絶縁膜16を一様に形成する。
次に、図15(B)に示したように、パッシベーション絶縁膜16上に、第1の実施の形態と同様にして、平坦化絶縁膜17Aを一様に形成する。そして第1の実施の形態と同様にして、コンタクト部15Bに対応する領域に対し、図中の符号P5で示したような順テーパ形状の側面を有する開口を形成する。
次に、図16(A)に示したように、平坦化絶縁膜17Aおよびコンタクト部15B上に、第1の実施の形態と同様にして、第1電極18Aおよび補助配線18Bの構成材料を用いて金属層18を一様に形成する。
次に、図16(B)に示したように、金属層18を例えばフォトリソグラフィ法によって選択的にエッチングするために、図中に示したような選択的なパターンからなるフォトレジスト膜24を、金属層18上に形成する。そして前述のように例えばRIEおよびウエットエッチングの組み合わせによって金属層18をエッチングすることにより、例えば図17(A)に示した形状からなる第1電極18Aおよび補助配線18Bがそれぞれ形成される。ここで、コンタクト部15Bのうちの上層部分である層15B3,15B2はそれぞれ、前述のように金属層18に対してエッチング選択比の低い材料から構成されているため、この金属層18をエッチングする際に、これらの層15B3,15B2の一部(具体的には、フォトレジスト膜24が形成されていなかった部分)も一緒にエッチングされる。一方、コンタクト部15Bのうちの下層部分である層15B1は前述のように金属層18に対してエッチング選択比の高い材料から構成されているため、この金属層18をエッチングする際に、この層15B1は一緒にエッチングされない。なお、このエッチングの際には、図中の符号P6で示したように、サイドエッチングも生じるようになっている。
次に、図17(B)に示したように、平坦化絶縁膜17A、第1電極18Aおよび補助配線18B上に、第1の実施の形態と同様にして、電極間絶縁膜21を一様に形成すると共に、各第1電極18Aおよび後に形成する各有機発光層19が互いに分離されるようにパターニングする。この際、第1の実施の形態と同様にしてコンタクト部15Bに対応する領域を選択的に除去し、順テーパ形状の側面を有する開口を形成する。ただし、本実施の形態では、図17(A)中の符号P6で示したようなサイドエッチングが生じていることから、後に形成する第2電極20における断線や抵抗値増大を回避するため、図17(B)中の符号P7で示したように、電極間絶縁膜21間の開口を平坦化絶縁膜17Aの開口よりも内側に形成するようにする。
その後は、第1の実施の形態と同様にして、各第1電極18A上に有機発光層19を形成すると共に、この有機発光層19、電極間絶縁膜21、平坦化絶縁膜17A、コンタクト部15Bおよび補助配線18B上に第2電極20を一様に形成する。そしてこの第2電極20上に保護膜23を一様に形成すると共に、この保護膜23上に封止樹脂17Bを一様に形成し、これを透明基板10Bで挟み込むことにより、図14に示した本実施の形態の有機EL表示装置3が製造される。
以上のように、本実施の形態においても、第2電極20と補助配線18Bとの間を導電性のコンタクト部15Bを介して接続させるようにすると共に、補助配線18Bの一部のみをこのコンタクト部15Bと接続させるようにしたので、第1の実施の形態と同様の作用・効果を生ずる。すなわち、補助配線18Bの表面が酸化しても接続抵抗の増大を回避することができると共にコンタクト部15Bを形成する際にレイアウト上の制限を受けることもないので、レイアウト上の自由度と低消費電力を確保しつつ有機EL表示装置の表示品質を向上させることが可能となる。
また、配線層15Aおよびコンタクト部15Bをそれぞれ多層膜(層15A1〜15A3および層15B1〜15B3)により形成すると共に、これらの多層膜のうちの少なくとも最上層を、第1電極18A等に対して低いエッチング選択性を示す材料により構成すると共に、このような低いエッチング選択性を示す材料からなる層の下層を、第1電極18A等に対して高いエッチング選択性を示す材料により構成するようにしたので、コンタクト部15Bのうちの上層(図14の場合、層15B3,15B2)の一部が第1電極18Aおよび補助配線18Bのエッチング時に選択的に除去されるものの、コンタクト部15Bのうちの下層(図14の場合、層15B1)は、第1電極18Aおよび補助配線18Bのエッチング時に選択的に除去されるおそれがない。よって、配線層15Aやコンタクト部15Bを多層膜とすることにより、その多層膜のうちの一部の層を、第1電極18A等に対して低いエッチング選択性を示す材料により構成することができるようになり、第1の実施の形態と比べ、配線層15Aやコンタクト部15Bの材料選択の幅を広げることが可能となる。よって、例えば、第1電極18Aおよび補助配線18Bのエッチングの際にエッチング不良の発生しにくい材料を選択することなどが可能となり、その場合には歩留まりを向上させることが可能となる。
さらに、平坦化絶縁膜17Aおよび電極間絶縁膜21における開口の側面を、上が広く下が狭い順テーパ形状とすると共に、電極間絶縁膜21の開口を、平坦化絶縁膜17Aの開口よりも内側に形成するようにしたので、金属層18をエッチングする際に生じたサイドエッチングに起因した第2電極20の断線や抵抗値増大を回避し、これに起因した製造歩留まりの低下も回避することが可能となる。
なお、本実施の形態では、図14に示した有機EL表示装置3のように、配線層15Aおよびコンタクト部15Bをそれぞれ多層膜により形成すると共に、これらの多層膜のうちの少なくとも最上層を、第1電極18A等に対して低いエッチング選択性を示す材料により構成すると共に、このような低いエッチング選択性を示す材料からなる層の下層を、第1電極18A等に対して高いエッチング選択性を示す材料により構成する場合について説明したが、例えば図18に示した有機EL表示装置4のように、配線層15Aおよびコンタクト部15Bをそれぞれ、第1電極18A等に対して低いエッチング選択性を示す材料からなる単層(例えば、層15A3および層15B3)により構成すると共に、これらの層15A3,15B3の厚みを、第1電極18のパターニング形成の際にコンタクト部15Bのうちの上層部分のみが部分的に除去されるように(言い換えると、コンタクト部15Bの一部が貫通して除去されない程度の厚みに)設定するようにしてもよい。このように構成した場合も、配線層15Aやコンタクト部15Bの全体を、第1電極18A等に対して低いエッチング選択性を示す材料により構成することができるようになり、第1の実施の形態と比べ、配線層15Aやコンタクト部15Bの材料選択の幅を広げることが可能となる。なお、この有機EL表示装置4においても、有機EL表示装置3の場合と同様に、図中の符号P42で示したように、平坦化絶縁膜17Aおよび電極間絶縁膜21における開口の側面を上が広く下が狭い順テーパ形状とすると共に、電極間絶縁膜21の開口を平坦化絶縁膜17Aの開口よりも内側に形成するようにするのが好ましい。
以上、第1〜第3の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態で説明した平坦化絶縁膜17Aや電極間絶縁膜21に開口を形成する際に、例えば図19(A),(B)にそれぞれ示したように、露光光L1を通過させる部分や露光光L0を遮光する遮光部51,61に加え、露光光L21のうちの一部を露光光L22として部分的に透過させる部分透過部52,62を有するハーフトーンマスク5やグレイトーンマスク6を用いるようにしてもよい。また、例えば図19(C),(D)に示したように、露光光L1を通過させる部分の面積の異なる複数のマスク(この例では、2つのマスク7A,7B)を用いて、複数回に分けて露光するようにしてもよい。これらのように構成した場合、例えば図20や図21にそれぞれ示した有機EL表示装置1A,2A(それぞれ、第1および第2の実施の形態の有機EL表示装置1,2の変形例に対応する。なお、第3の実施の形態の有機EL表示装置3,4の変形例については図示していないが、有機EL表示装置1Aの場合と同様となる。)のように、平坦化絶縁膜17Aや電極間絶縁膜21における開口の側面部分を、図中の符号P81,P82,P9で示したようにさらに多段の階段状に形成することができ、これにより傾斜角度をより緩やかにすることが可能となる。よって、上記実施の形態における効果に加え、さらに第2電極20での断線や抵抗値増大の発生を防止することが可能となる。
また、コンタクト部の形成位置は、上記実施の形態で説明した図1,図9などの位置、すなわち配線層15Aとの同一層や、第1電極18Aおよび補助配線18Bとの同一層には限られず、他の層に形成するようにしてもよい。
また、本発明の発光表示装置は、上記実施の形態で説明したような有機EL素子を備えた有機EL表示装置には限られず、他の発光表示装置にも適用することが可能である。
また、上記実施の形態において説明した各構成要素の材料および厚み、または成膜方法および成膜条件などは限定されるものではなく、他の材料および厚みとしてもよく、また他の成膜方法および成膜条件としてもよい。
さらに、上記実施の形態では、有機EL表示装置の構成を具体的に挙げて説明したが、全ての層を備える必要はなく、また、例えば透明基板10B側にカラーフィルタ層を設けるなどして、他の層を備えるようにしてもよい。

Claims (19)

  1. 複数の駆動素子と、前記駆動素子に電気的に接続された配線部とを備えた発光表示装置であって、
    前記駆動素子および前記配線部上に各駆動素子と対応して形成された複数の第1電極と、
    前記第1電極上にそれぞれ形成された複数の発光部と、
    前記発光部からの光を透過可能な材料により形成されると共に前記複数の発光部上に設けられた共通の第2電極と、
    前記第2電極よりも低抵抗の補助配線部と、
    前記第2電極と前記補助配線部との間を電気的に接続する導電性のコンタクト部と
    を備えたことを特徴とする発光表示装置。
  2. 前記配線部および前記コンタクト部は、1つの導電層をパターニングすることにより形成されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光表示装置。
  3. 前記第2電極と前記補助配線部との間は、前記コンタクト部によって部分的に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光表示装置。
  4. 前記導電層が、
    その少なくとも最上層に形成されると共に前記第1電極に対して低いエッチング選択性を示す材料からなる低エッチング選択性膜と、
    前記低エッチング選択性膜の下層に形成されると共に前記第1電極に対して高いエッチング選択性を示す材料からなる高エッチング選択性膜と
    を含む多層膜により構成され、
    前記コンタクト部における前記低エッチング選択性膜が、部分的に除去されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光表示装置。
  5. 前記コンタクト部と前記第2電極との層間に、前記コンタクト部に対応する領域にそれぞれ開口を有する平坦化絶縁層および電極間絶縁層が形成され、
    前記電極間絶縁層が前記平坦化絶縁層の上に形成されると共に、前記電極間絶縁層の開口は、前記平坦化絶縁層の開口よりも内側に形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の発光表示装置。
  6. 前記導電層が、前記第1電極に対して低いエッチング選択性を示す材料により構成され、
    前記コンタクト部のうちの上層部分が、部分的に除去されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光表示装置。
  7. 前記コンタクト部と前記第2電極との層間に、前記コンタクト部に対応する領域にそれぞれ開口を有する平坦化絶縁層および電極間絶縁層が形成され、
    前記電極間絶縁層が前記平坦化絶縁層の上に形成されると共に、前記電極間絶縁層の開口は、前記平坦化絶縁層の開口よりも内側に形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の発光表示装置。
  8. 前記コンタクト部と前記第2電極との層間に、前記コンタクト部に対応する領域にそれぞれ開口を有する絶縁層が形成され、
    前記開口の側面は、上が広く下が狭い階段状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光表示装置。
  9. 前記コンタクト部は、前記第1電極に対して高いエッチング選択性を示す材料により構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光表示装置。
  10. 基板上に複数の駆動素子および配線部を形成してこれら複数の駆動素子と配線部との間を電気的に接続する工程と、
    前記駆動素子および前記配線部上に第1導電層を形成する工程と、
    前記第1導電層をパターニングすることにより、前記複数の駆動素子にそれぞれ対応する複数の第1電極を形成すると共に補助配線部を形成する工程と、
    前記第1電極上にそれぞれ発光部を形成する工程と、
    前記複数の発光部上に、各発光部からの光を透過可能な材料によって第2電極を共通に形成する工程と、
    導電性のコンタクト部を形成すると共にこのコンタクト部によって前記第2電極と前記補助配線部との間を電気的に接続する工程と
    を含み、
    前記補助配線部を、前記第2電極よりも低抵抗の材料により形成する
    ことを特徴とする発光表示装置の製造方法。
  11. 1つの第2導電層を形成すると共にこの第2導電層をパターニングすることにより、前記配線部および前記コンタクト部をそれぞれ形成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の発光表示装置の製造方法。
  12. 前記第2電極と前記補助配線部との間を電気的に接続する工程において、これらの間を部分的に接続させる
    ことを特徴とする請求項11に記載の発光表示装置の製造方法。
  13. 前記第2導電層を、前記第1電極に対して低いエッチング選択性を示す材料からなる低エッチング選択性膜を少なくとも最上層とすると共に前記第1電極に対して高いエッチング選択性を示す材料からなる高エッチング選択性膜を前記低エッチング選択性膜の下層とする多層膜により形成する
    ことを特徴とする請求項11に記載の発光表示装置の製造方法。
  14. 前記コンタクト部と前記第2電極との層間に、前記コンタクト部に対応する領域にそれぞれ開口を有する平坦化絶縁層を形成する工程と、
    前記平坦化絶縁層と前記第2電極との層間に、前記コンタクト部に対応する領域にそれぞれ開口を有する電極間絶縁層を形成する工程と
    を含み、
    前記電極間絶縁層の開口を、前記平坦化絶縁層の開口よりも内側に形成する
    ことを特徴とする請求項13に記載の発光表示装置の製造方法。
  15. 前記第2導電層を、前記第1電極に対して低いエッチング選択性を示す材料により形成すると共に、前記第2導電層の厚みを、前記第1電極のパターニング形成の際に前記コンタクト部のうちの上層部分のみが部分的に除去されるように設定する
    ことを特徴とする請求項11に記載の発光表示装置の製造方法。
  16. 前記コンタクト部と前記第2電極との層間に、前記コンタクト部に対応する領域にそれぞれ開口を有する平坦化絶縁層を形成する工程と、
    前記平坦化絶縁層と前記第2電極との層間に、前記コンタクト部に対応する領域にそれぞれ開口を有する電極間絶縁層を形成する工程と
    を含み、
    前記電極間絶縁層の開口を、前記平坦化絶縁層の開口よりも内側に形成する
    ことを特徴とする請求項15に記載の発光表示装置の製造方法。
  17. 前記コンタクト部と前記第2電極との層間に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層における前記コンタクト部に対応する領域を選択的に除去することにより、上が広く下が狭い階段状の側面をなす開口を形成する工程とを含む
    ことを特徴とする請求項10に記載の発光表示装置の製造方法。
  18. 前記階段状の側面をなす開口を、ハーフトーンマスクまたはグレイトーンマスクを用いて形成する
    ことを特徴とする請求項17に記載の発光表示装置の製造方法。
  19. 前記コンタクト部を、前記第1電極に対して高いエッチング選択性を示す材料により形成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の発光表示装置の製造方法。
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