JPWO2007088780A1 - ワイパブレードにおける連結部材 - Google Patents
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Abstract
ブレード本体8をワイパアーム2に連結するための連結部材9を、プライマリレバー4に形成の開口4aに内嵌する状態で支軸3に揺動自在に取り付けるにあたり、連結部材9を、左右側壁部10間に架け渡すようにして一体形成される上側片12と、切欠き溝13aを存する状態で左右側壁部10から切り離された状態で形成される下側片13とを備えたものとしたときに、左右側壁部10の外側面を開口内側面4bに確実に摺動させる。前記連結部材9の外側面には、開口内側面4bに摺接する上下の突出部14、15を、上側突出部14の突出量が下側突出部15の突出量より小さくして内側への変形が大きい下側突出部15の摺接を確実にする。
Description
本発明は、ワイパブレードをワイパアームに連結取付けするためブレード本体に取付けられる連結部材の技術分野に属するものである。
一般に、ブレード本体には、該ワイパブレードをワイパアーム先端部に連結するための連結部材(Uクリップ)が取付けられているが、該連結部材は、ブレード本体側の支軸に揺動自在に取付けられるものであって、その左右両側壁部間に形成したU字形の連結部にワイパアーム先端部に形成のU字形をした先端部を外嵌状に連結するようにし、これによってワイパーブレードをワイパアームに対して揺動自在となるように取付けるものが広く採用されている(例えば特許文献1、2参照。)。ところがこのものは、ワイパブレードの払拭方向側の振れ(ガタ)を防止するため、連結部材の左右側壁部の外面をブレード本体側の側板に摺動させるようにしているが、前記連結部材は、外面形状がU字形をした連結部の上下方向が開放した構造、つまり左右側壁部の上下部位がリップ状になって開口した構造になっているため、樹脂成形後、樹脂の引け等によって内側に引っ張られ、この結果、ブレード本体側との摺動が不充分になって払拭時に振れが発生する等の問題がある。
この改善策として、連結部材左右側壁部の外面に、ブレード本体側の側板に接触して摺動を確保するため、突出量が同じ状態の突出部を形成することが提唱されている(例えば特許文献3参照。)。
実用新案登録第2569487号公報
特開平11−310110号公報
特開2004−330835号公報
この改善策として、連結部材左右側壁部の外面に、ブレード本体側の側板に接触して摺動を確保するため、突出量が同じ状態の突出部を形成することが提唱されている(例えば特許文献3参照。)。
ところが前記左右側壁部間に形成される連結部は、ブレード本体に設けた支軸を揺動自在に外嵌支持する軸支部と、該軸支部から続く状態でワイパアームのアーム長方向基端側に延設される上下側片部とで形成されていて、外面形状がU字形になっているものであるが、そのうち軸支部と上側片とは左右側壁部に対して架け渡された状態で一体形成されている。これに対し、下側片は、ワイパアーム先端部との着脱をするため、左右側壁部から切り離されていて弾性変形可能なものになっている。この結果、前記左右側壁部の上半部については、該左右側壁部と一体になった上側片による支持を受けるため変形が少なくブレード本体側との摺動を確保できるが、下半部については、前記切り離されていることにより下側片による支持を得られないことになって内側に変形しやすく、この結果、前記突出部を形成した連結部材であっても、下半部についてはブレード本体側との摺動が充分に確保できず、ワイパブレードの振れ解消機能が依然として損なわれるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、ブレード本体側に形成の開口に内嵌する状態で揺動自在に取り付けられ、該ブレード本体をワイパアームに連結するための連結部材を備えたものであって、該連結部材を、左右側壁部と、ブレード本体側に設けた支軸に揺動自在に外嵌する軸支部と、該軸支部から続く状態で形成される上下両側片とで構成し、軸支部と上側片とは左右側壁部間を掛け渡すようにして一体形成し、下側片は切欠き溝により左右側壁部から切り離されるようにして形成してなるワイパブレードにおける連結部材において、前記連結部材の左右側壁部の外側面には、開口内側面に摺接する突出部が形成され、突出部の外側突出量が上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう異ならして形成したことを特徴とするワイパブレードにおける連結部材である。
請求項2の発明は、突出部は、外側突出量が上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう段差状に異ならして形成したことを特徴とする請求項1記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項3の発明は、段差状に異ならしめた突出部同志は、横方向の凹溝により上側に区画された上側突出部と下側に区画された下側突出部を有していることを特徴とする請求項2記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項4の発明は、突出部は、外側突出量が上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう傾斜状に異ならして形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項5の発明は、下側突出部は、上側突出部よりも突出量が大きい状態を維持しながら、軸支部側の突出量が小さく設定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項6の発明は、突出部は上下の突出部とし、上側突出部は、上側片に対してワイパアームのアーム長方向に沿いながら上下方向に延びる平面形状をし、下側突出部は、下側片に対しアーム長方向に沿いながら上下方向に延びる平面状態をしていることを特徴とする請求項1記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項7の発明は、下側突出部は、アーム長方向中間部に位置する縦方向の凹溝によって先後に区画されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項2の発明は、突出部は、外側突出量が上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう段差状に異ならして形成したことを特徴とする請求項1記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項3の発明は、段差状に異ならしめた突出部同志は、横方向の凹溝により上側に区画された上側突出部と下側に区画された下側突出部を有していることを特徴とする請求項2記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項4の発明は、突出部は、外側突出量が上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう傾斜状に異ならして形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項5の発明は、下側突出部は、上側突出部よりも突出量が大きい状態を維持しながら、軸支部側の突出量が小さく設定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項6の発明は、突出部は上下の突出部とし、上側突出部は、上側片に対してワイパアームのアーム長方向に沿いながら上下方向に延びる平面形状をし、下側突出部は、下側片に対しアーム長方向に沿いながら上下方向に延びる平面状態をしていることを特徴とする請求項1記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項7の発明は、下側突出部は、アーム長方向中間部に位置する縦方向の凹溝によって先後に区画されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材である。
請求項1の発明とすることにより、下側片が左右側壁部から切り離されることで該左右側壁部の下側が大きく変形しても、突出量の多い下側突出部が確実に開口内側面に摺接することになってワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮することができる。
請求項2の発明とすることにより、段差状に異なる突出部によりワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項3の発明とすることにより、段差状に異なる各突出部の内側への変形が容易になってワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項4の発明とすることにより、傾斜状になった突出部によりワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項5の発明とすることにより、変形量が大きい左右側壁部の下側部位軸支部側については、該軸支部による支持機能が発揮されるため変形量が少ない部位についての突出量は少なく、最も変形量が大きいアーム長方向基端側部位の突出量が大きくなって摺動を確実にでき、ワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項6の発明とすることにより、左右各側に形成される四つの突出部によって摺動を確実にでき、ワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項7の発明とすることにより、左右側壁部の下側部位は、軸支部があることで先後で異なる変形量に対応した変形ができることになって、ワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項2の発明とすることにより、段差状に異なる突出部によりワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項3の発明とすることにより、段差状に異なる各突出部の内側への変形が容易になってワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項4の発明とすることにより、傾斜状になった突出部によりワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項5の発明とすることにより、変形量が大きい左右側壁部の下側部位軸支部側については、該軸支部による支持機能が発揮されるため変形量が少ない部位についての突出量は少なく、最も変形量が大きいアーム長方向基端側部位の突出量が大きくなって摺動を確実にでき、ワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項6の発明とすることにより、左右各側に形成される四つの突出部によって摺動を確実にでき、ワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
請求項7の発明とすることにより、左右側壁部の下側部位は、軸支部があることで先後で異なる変形量に対応した変形ができることになって、ワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮できる。
1 ワイパブレード
2 ワイパアーム
2a アーム先端部
3 支軸
4a 開口
4b 内側面
8 ブレード本体
9 連結部材
10 左右側壁部
11 軸支部
14 上側突出部
15 下側突出部
16 横方向の凹溝
17 縦方向の凹溝
2 ワイパアーム
2a アーム先端部
3 支軸
4a 開口
4b 内側面
8 ブレード本体
9 連結部材
10 左右側壁部
11 軸支部
14 上側突出部
15 下側突出部
16 横方向の凹溝
17 縦方向の凹溝
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図中、1はワイパブレードであって、該実施の形態のワイパブレード1は、ワイパアーム2を揺動自在に支持するための支軸3が設けられたプライマリレバー4、該プライマリレバー4の両端に揺動自在に取り付けられたセカンダリレバー5、該セカンダリレバー5の両端に揺動自在に取り付けられたヨーク6、該ヨーク6に支持されるブレードラバー7を備えたブレード本体8によって構成されていること等は何れも従来どおりであるのでその詳細については省略する。
前記プライマリレバー4の支軸3が設けられる長さ方向中央部位上面には開口4aが形成され、該開口4aに内嵌する状態で後述する連結部材9が支軸3に揺動自在に取り付けられ、該連結部材9にワイパアーム2のU字形に折り返し形成した先端部2aを着脱自在に取り付けることで、ワイパブレード1のワイパアーム2への取り付けができるようになっている。
前記連結部材9は、ワイパアーム2のアーム長方向に長く形成された左右側壁部10を備えて構成されているが、該左右側壁部10間には、左右側壁部10のアーム長方向先端側に偏倚し、かつ上下方向中央部に位置していて、左右側壁部10のアーム長方向先端側部位および上下部位がリップ状になる状態で、前記支軸3に揺動自在に外嵌して取り付け支持される軸支部11が横筒状に架け渡される状態で一体形成されている。尚、軸支部11および左右側壁部10には支軸3の無理嵌め状の着脱ができるよう開口11a、10aが切欠き状に形成されている。
さらに左右側壁部10間には、前記軸支部11から続いて左右側壁部10のアーム長方向基端位置にまで至る状態で延設された上下側片12、13が上下に間隔を存して形成されており、これら軸支部11および上下側片12、13で形成される連結部Xは、外面がU字形となってワイパアーム先端部2aを外嵌組み込みできるようになっているが、左右側壁部10は、上側片12の上方および下側片13の下方がそれぞれリップ状、つまり開口状になっている。
そして上側片12は、左右側壁部10間に掛け渡される状態で該左右側壁部10と一体形成されている。これに対し、下側片13には、軸支部11のアーム長方向基端側近傍位置から該基端位置に至るまでのあいだ左右一対の切欠き溝13aを存することで左右側壁部10から切り離されていて上下方向に弾性変形可能な操作片(リリースレバー)13bが形成されているが、該操作片13bには、ワイパアーム先端部2aに形成の係止孔2bが係脱自在に嵌合する係止突起13cと、左右側壁部10の基端部よりも外方に突出した操作爪13dとが形成され、操作爪13dを上側に向けて操作することで、係止突起13cの係止孔2bからの係止が解除され、これによって前記外嵌組込みしたワイパアーム先端部2aの連結部Xからの抜き操作ができるようになっている。尚、ワイパアーム先端部2aの連結部Xへの組み込みは、先端部2aの開口を軸支部11側から嵌め込んだ状態でワイパブレード1をアーム長方向先端側に強制移動させることで係止突起13cが係止孔2bに係合すべく操作片13bが弾性変形することで、該操作片13bの操作をすることなくできるようになっている。
前記左右側壁部10の外側面には、アーム長方向基端側半部に位置する状態で上下の突出部14、15が外側に突出する状態で形成されるが、上側突出部14は、左右側壁部10の内面に形成される前記連結部Xの上側片12に対してアーム長方向に沿いながらさらに上下方向に延びる平面状態となり、下側突出部15は連結部Xの下側片13に対してアーム長方向に沿いながら上下方向に延びる平面状態となっていて、前記プライマリレバー開口4aの左右内側面4bに摺接するようになっている。
前記上下突出部14、15間には、上側片12と下側片13とのあいだの位置に位置する横方向の凹溝16で上下に区画されているが、さらに上下各突出部14、15は、アーム長方向中間部に位置する縦方向の凹溝17によってそれぞれ先後に区画されている。しかも上側突出部14の左右側壁部10からの突出量Yは、下側突出部15の左右側壁部10からの突出量Zに対して小さく(Y<Z)設定されている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、ブレード本体8側の支軸3に揺動自在に軸支されていて、ワイパアーム先端部2aに着脱自在に取り付けられる連結部材9は、該連結部材9の構成部材である左右側壁部10の軸支部11部位よりもアーム長方向基端側部位の外側面に形成された突出部14、15がブレード本体8側の内側面、本実施の形態ではプライマリレバー4の内側面4bに摺接して払拭作動時の振れ防止をすることになるが、下側突出部15は、連結部材9に形成される連結部Xの下側片13に切欠き溝13aが形成されていて左右側壁部10から切り離されたものであって、上側片12のように左右側壁部10のあいだに一体に架け渡されたもののように左右側壁部10の支持機能がないものであるため、左右側壁部10の下側部位はより内側に変形しやすくなるが、このものでは、下側突出部15が上側突出部14よりも突出量が大きくなっている結果、左右側壁部10の下側部位が上側部位に対してより内側に変形したとしても、プライマリレバー内側面4bとのあいだの摺動が確実になって払拭作動時の振れを低減できることになる。
しかもこのものでは、突出量が異なる上下両突出部14、15とのあいだに凹溝17が形成されているため、左右側壁部10の上半部と下半部とで異なる内側変形量があったときの積極的な変形がこの凹溝17でなされることになって無理のない変形がなされる。
また、上側突出部14、下側突出部15についても、縦方向の凹溝18によって先後に区画されているため、左右側壁部に架け渡されるようにして一体形成される軸支部11の存在によりアーム長方向基端側の方が変形量が少なくなるが、この変形についても凹溝18で積極的になされることになって無理のない変形がなされる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものでないことは勿論であって、図5(A)に示す第二の実施の形態の連結部材9のように下側ほど突出量が大きい三段の突出部20、21、22を各凹溝23によって区画形成したものとしても実施でき、さらに四段以上にすることもできる。また図5(B)に示す第三の実施の形態の連結部材9のように、突出部24を下側ほど突出量が大きくなる連続した傾斜面にすることもでき、さらにまた図5(C)に示す第四の実施の形態の連結部材9のように、下側ほど突出量が大きくなる傾斜状(または弧状)の突出部25、26を凹溝27で区切るものとすることができ、またさらに図5(D)に示す第五の実施の形態の連結部材9のように、凹溝28で区切られた上側突出部29は平面状とし、下側突出部30は下側ほど突出量が大きくなった傾斜面とすることができる。
さらには下側突出部について、図6に示す実施の形態のように、軸支部11から遠くなるアーム長方向基端側のものの突出量を大きくしたものにすることもできる。つまり、図6(A)に示す第六の実施の形態の連結部材9は、凹溝31で先後に区切られる下側突出部32、33について、上側突出部34の突出量よりは突出量が大きいものに維持されるが、下側突出部のうち、先端側突出部33の突出量の方が基端側突出部32の突出量よりも小さくしたもので、このようにすることにより、軸支部11から遠いため変形量が多くなる下側でかつ基端側突出部33のブレード本体側との摺接を縒り確実なものになるように配慮されている。このようなものの変形として、図6(B)に示す第七の実施の形態の連結部材9の下側突出部34、35のように、上側突出部36の突出量より大きい状態を維持しながら、軸支部11から遠くなるほど突出量が大きくなる傾斜面にすることができ、この場合先後を凹溝37で区切っても区切らなくてもよい。
本発明は、ワイパブレードをワイパアームに連結取付けするためにブレード本体に取り付けられる連結部材に有用であって、連結部材の左右側壁部の外側面に、開口内側面に摺接する突出部を外側突出量が上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう異ならして形成することで、ワイパアーム先端部との着脱をするために左右側壁部から切り離されて弾性変形可能なものとされている下側片が内側に大きく変形しても、下側突出部が確実に開口内側面に摺接することができ、ワイパブレードの優れた振れ防止機能を発揮することができる。
Claims (7)
- ブレード本体側に形成された開口に内嵌する状態で揺動自在に取り付けられ、該ブレード本体をワイパアームに連結するための連結部材を備えたものであって、該連結部材を、左右側壁部と、ブレード本体側に設けた支軸に揺動自在に外嵌する軸支部と、該軸支部から続く状態で形成される上下両側片とで構成し、軸支部と上側片とは左右側壁部間を掛け渡すようにして一体形成し、下側片は切欠き溝により左右側壁部から切り離されるようにして形成してなるワイパブレードにおける連結部材において、前記連結部材の左右側壁部の外側面には、開口内側面に摺接する突出部が形成され、該突出部の外側突出量が左右側壁部の上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう異ならして形成したことを特徴とするワイパブレードにおける連結部材。
- 突出部は、外側突出量が左右側壁部の上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう段差状に異ならして形成したことを特徴とする請求項1記載のワイパブレードにおける連結部材。
- 段差状に異ならしめた突出部同志は、横方向の凹溝により上側に区画された上側突出部と下側に区画された下側突出部を有していることを特徴とする請求項2記載のワイパブレードにおける連結部材。
- 突出部は、外側突出量が左右側壁部の上側片側で小さく下側片側で大きくなるよう傾斜状に異ならして形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材。
- 下側突出部は、上側突出部よりも突出量が大きい状態を維持しながら、軸支部側の突出量が小さく設定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材。
- 突出部は上下の突出部とし、上側突出部は、上側片に対してワイパアームのアーム長方向に沿いながら上下方向に延びる平面形状をし、下側突出部は、下側片に対しアーム長方向に沿いながら上下方向に延びる平面状態をしていることを特徴とする請求項1記載のワイパブレードにおける連結部材。
- 下側突出部は、アーム長方向中間部に位置する縦方向の凹溝によって先後に区画されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載のワイパブレードにおける連結部材。
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