JP2004098977A - グローブボックスの組立構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】グローブボックス本体3が大容量化した場合でも容易に支持剛性を確保することができるようにする。
【解決手段】爪部4を二股形状とすることにより、爪部4の全体を幅広くして容易に支持剛性を確保することができ、且つ、スリットによって嵌め易さを確保することができるようにしている。また、軸部5の軸線方向中央部に、リブ22を設けたことにより、軸部5の補強効果を得ることができるようにしている。更に、少なくともグローブボックス本体3の閉時に爪部4の二股形状のスリット部21へ軸部5のリブ22が入り込み、重合するようにしたことにより、グローブボックス本体3を大容量化した場合でも、ガタ付きを防止することができるようにしている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、グローブボックスの組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両には車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。そして、このインストルメントパネルには助手席側の部分にグローブボックスが設けられている。
【0003】
このようなグローブボックスは、例えば、インストルメントパネル(取付相手部材)またはグローブボックス本体の一方に設けられた爪部を、他方に設けられた軸部に回動可能に係合した構造を有している。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2000−108800号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のグローブボックスの組立構造では、グローブボックス本体が大容量化するに伴い支持剛性の確保が困難になって行くという問題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、グローブボックス本体が大容量化した場合でも容易に支持剛性を確保することのできるグローブボックスの組立構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、グローブボックスまたは取付相手部材の一方に設けられた爪部を、他方に設けられた軸部に回動可能に係合するグローブボックスの組立構造において、前記爪部をスリット部を有する二股形状に形成し、前記軸部の軸線方向中央部に、前記爪部の二股形状のスリット部へ、少なくともグローブボックス本体の閉時に入り込み、重合するリブをグローブボックスまたは取付相手部材の他方とつながるように設けたグローブボックスの組立構造を特徴としている。
【0008】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、爪部を二股形状とすることにより、爪部の全体を幅広くして容易に支持剛性を確保することができ、且つ、スリットによって嵌め易さを確保することができる。また、軸部の軸線方向中央部に、リブを設けたことにより、軸部の補強効果を得ることができる。更に、少なくともグローブボックス本体の閉時に爪部の二股形状のスリット部へ軸部のリブが入り込み、重合するようにしたことにより、グローブボックス本体を大容量化した場合でも、ガタ付きを防止することができる。
【0009】
請求項2に記載された発明では、二股形状の前記爪部の各々の爪に、爪長手方向へ伸びる溝を形成した請求項1記載のグローブボックスの組立構造を特徴としている。
【0010】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、二股形状の前記爪部の各々の爪に形成した、爪長手方向へ伸びる溝により、爪部の軽量化と、成形時のヒケ防止効果およびR部の精度出し効果と、組立時の嵌め易さの向上とを得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
【0012】
図1〜図8は、この発明の実施の形態を示すものである。
【0013】
まず、全体的な構成を説明すると、一般に、車両には車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。そして、このインストルメントパネルには助手席側の部分にグローブボックス1が設けられている。
【0014】
このようなグローブボックス1は、例えば、図1〜図4に示すように、ハウジング2(取付相手部材)と、このハウジング2に収容されるグローブボックス本体3とを有している。そして、グローブボックス1は、ハウジング2またはグローブボックス本体3の一方に設けられた爪部4を、他方に設けられた軸部5に回動可能に係合した構造を有している。
【0015】
図1〜図4の場合、大容量のグローブボックス本体3の側に爪部4が設けられている。爪部4は、グローブボックス本体3の下部に設けられている。また、爪部4は、グローブボックス本体3の手前側に設けられている。即ち、爪部4は、グローブボックス本体3の手前側下部に設けられている。そして、爪部4は、グローブボックス本体3の両側部に一対設けられている。この爪部4は、図5、図6に示すように、軸部5を上側から係止可能なフック形状を呈している。
【0016】
そして、ハウジング2の側に軸部5が設けられている。軸部5は、グローブボックス本体3の爪部4と対応する位置に取付けられている。軸部5は、軸線方向を略左右方向(車幅方向6)へ向けて延設されている。また、各軸部5の両端部には、図7、図8に示すように、車両前後方向7へ延びる垂直壁8が設けられている。
【0017】
更に、図1、図2に示すように、グローブボックス本体3にはガイド突起11が突設されている。このガイド突起11は、グローブボックス本体3の上部から突設されている。このガイド突起11は、グローブボックス本体3の奥側から突設されている。即ち、ガイド突起11は、グローブボックス本体3の奥側上部から突設されている。そして、ガイド突起11は、グローブボックス本体3の両側部から一対突設されている。ガイド突起11は略左右方向(車幅方向6)に延設されている。これに対し、ハウジング2には、ガイド突起11を収容・案内するガイド溝12が形成されている。ガイド溝12は、軸部5を中心とする円弧状を呈している。
【0018】
上記した構成に対しこの発明では、図5、図6に示すように、爪部4をスリット部21を有する二股形状に形成する。また、図7、図8に示すように、軸部5の軸線方向中央部に、爪部4の二股形状のスリット部21へ、少なくともグローブボックス本体3の閉時に入り込み、重合するリブ22をハウジング2またはグローブボックス本体3(この場合には、ハウジング2)とつながるように設ける。
【0019】
そして、図5、図6に示すように、二股形状の爪部4の各々の爪23に、爪長手方向へ伸びる溝24を形成する。
【0020】
更に、軸部5は、図4に示すように、小判型の断面を有している。
【0021】
次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0022】
グローブボックス1を組立てるには、ハウジング2の軸部5にグローブボックス本体3の爪部4を係止させる。
【0023】
この際、爪部4の二股形状のスリット部21へ軸部5のリブ22が入り込むようにする。
【0024】
このように、この実施の形態によれば、爪部4を二股形状とすることにより、爪部4の全体を幅広くして容易に支持剛性を確保することができ、且つ、スリットによって嵌め易さを確保することができる。また、軸部5の軸線方向中央部に、リブ22を設けたことにより、軸部5の補強効果を得ることができる。更に、少なくともグローブボックス本体3の閉時に爪部4の二股形状のスリット部21へ軸部5のリブ22が入り込み、重合するようにしたことにより、グローブボックス本体3を大容量化した場合でも、ガタ付きを防止することができる。
【0025】
また、二股形状の爪部4の各々の爪23に形成した、爪長手方向へ伸びる溝24により、爪部4の軽量化と、成形時のヒケ防止効果およびR部の精度出し効果と、組立時の嵌め易さの向上とを得ることができる。
【0026】
更に、図4に示すように、軸部5の断面を小判型とすることにより、所要の強度を保持しつつ爪部4と軸部5との嵌め易さを向上することができる。
【0027】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
【0028】
例えば、グローブボックス本体3の側に軸部5を設け、ハウジング2の側に爪部4を設けるようにしても良い。
【0029】
また、上記の実施の形態では、インストルメントパネルに取付相手部材となるハウジング2を介し、グローブボックス本体3を組付ける構造としたが、インストルメントパネル自体に軸部5または爪部4を設けるようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、爪部を二股形状とすることにより、爪部の全体を幅広くして容易に支持剛性を確保することができ、且つ、スリットによって嵌め易さを確保することができる。また、軸部の軸線方向中央部に、リブを設けたことにより、軸部の補強効果を得ることができる。更に、少なくともグローブボックスの閉時に爪部の二股形状のスリット部へ軸部のリブが入り込み、重合するようにしたことにより、グローブボックスを大容量化した場合でも、ガタ付きを防止することができる。
【0031】
請求項2の発明によれば、二股形状の爪部の各々の爪に形成した、爪長手方向へ伸びる溝により、爪部の軽量化と、成形時のヒケ防止効果およびR部の精度出し効果と、組立時の嵌め易さの向上とを得ることができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の分解斜視図である。
【図2】図1の組立状態における背面側から見た斜視図である。
【図3】図2のA部分拡大図である。
【図4】爪部と軸部との嵌合状態を示す概略側面図である。
【図5】爪部を正面から見た斜視図である。
【図6】図5を下面側から見た斜視図である。
【図7】図2のB部分拡大図である。
【図8】図7を裏面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1  グローブボックス
2  ハウジング(取付相手部材)
3  グローブボックス本体
4  爪部
5  軸部
21 スリット部
22 リブ
23 爪
24 溝

Claims (2)

  1. グローブボックスまたは取付相手部材の一方に設けられた爪部を、他方に設けられた軸部に回動可能に係合するグローブボックスの組立構造において、
    前記爪部をスリット部を有する二股形状に形成し、
    前記軸部の軸線方向中央部に、前記爪部の二股形状のスリット部へ、少なくともグローブボックス本体の閉時に入り込み、重合するリブをグローブボックスまたは取付相手部材の他方とつながるように設けたことを特徴とするグローブボックスの組立構造。
  2. 二股形状の前記爪部の各々の爪に、爪長手方向へ伸びる溝を形成したことを特徴とする請求項1記載のグローブボックスの組立構造。
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