JP3642453B2 - グローブボックス構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、意匠面のヒケを防止し、剛性の向上を図り得るグローブボックス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の室内には、運転席の前方に、計器類を装備したインストルメントパネルが設けられており、このインストルメントパネルの助手席側には、物入れとして、合成樹脂製のグローブボックスが設けられている。
このグローブボックスは、通常、インストルメントパネルに形成された開口穴に、上面を開口したボックス状のグローブボックス本体を、その両側面を介して回動可能に軸支し、グローブボックス本体を開口穴の外側に回動させて収納物の出し入れを行うようにしている。
【0003】
図5および図6は、従来のグローブボックスを示したもので、グローブボックス100は、表面に設けられる意匠面101の裏側に両側面102が突き当たるようにして一体成形されている。これら側面102が意匠面101の裏側に突き当たる部分では、図7に示すように、成形に際して意匠面101に、いわゆる、ヒケ103が発生する虞がある。このため、従来では、意匠面101の裏側に突き当たる両側面102部分に薄肉部104を形成して両側面102を薄くし、意匠面101にヒケ103が発生するのを防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような、従来の、グローブボックス構造によると、意匠面101に対する側面102の接続部分が弱いので、図6の二点鎖線で示すように、変形する虞がある。
【0005】
本発明は上記課題を解決し、意匠面のヒケを防止し、かつ、剛性の向上を図ることができるグローブボックス構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、インストルメントパネルに設けられた前面開口部内に、回動可能に軸支して設けられるグローブボックス本体における表面の意匠面と両側面を一体成形したグローブボックス構造において、上記グローブボックス本体の意匠面の裏側に接続される両側面に、成形時のヒケ防止用の薄肉部を設け、かつ、意匠面と側面との接続部に補強用リブを設け、上記グローブボックス本体をインストルメントパネルに設けられた前面開口部内に収納したときに、インストルメントパネルの開口部内壁面に規制されるように上記補強用リブの高さを設定するとともに上記補強用リブの上記グローブボックス本体の意匠面の裏側との接続部を、車体後方に向けて車幅方向に広がる方向の斜面に形成し、かつ上記補強用リブの車体前方側端部を車体前方に向けて車幅方向に狭くなる斜面に形成したことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1ないし図4は、本発明のグローブボックス構造を示したもので、図1は、インストルメントパネルとグローブボックスを示す斜視図、図2は、図1のグローブボックスのC方向矢視図、図3は、図2のD−D線断面図、図4は、図2のE−E線断面図である。
【0008】
図1ないし図4において、運転席前方に設けられたインストルメントパネル1には、助手席側に物入れとして合成樹脂製のグローブボックス本体2が設けられている。
このグローブボックス本体2は、インストルメントパネル1に設けられた開口穴内壁面1aに、その両側面3を回動可能に軸支させて装着されている。
グローブボックス本体2の側面3には、意匠面4との接続部に薄肉部5が設けられて、成形時の意匠面4に対する、ヒケを防止している。
【0009】
この薄肉部5が設けられた側面3の接続部分には、意匠面4側から車体前方側に向けて、補強用リブ6が複数本形成されている。この補強用リブ6は、その高さhを、図3に示すように、インストルメントパネル1の開口穴内壁面1aに規制されるように形成している。こうして、グローブボックス本体2の意匠面4の両端部4aとインストルメントパネル1の開口穴入り口1bとが一定の間隙Fを形成するようにしている。
上記補強用リブ6の意匠面4との接続部は、車体後方に向けて車幅方向に広がる方向の斜面6aに形成され、かつ、補強用リブ6の車体前方側端部は、車体前方に向けて車幅方向に狭くなる斜面6bに形成されている。
【0010】
また、補強用リブ6と並んで、補強用リブ6よりも高さが低く、かつ、薄肉部5を避けて複数の凸条7(図示例では6本)が形成されている。補強用リブ6は、凸条7の両側に、それぞれ複数本ずつ形成されている。凸条7は、インストルメントパネル1の開口穴内壁面1aとの間隙を保つために設けられており、補強用リブ6と同様の働きをする。
【0011】
上記構成によると、グローブボックス本体2の側面3の接続部分には、複数の補強用リブ6が形成されているので、意匠面4との接続部に薄肉部5を形成しているにもかかわらず、充分な剛性を確保することができる。また、グローブボックス本体2をインストルメントパネル1に設けられた開口穴内に閉じる際にも、補強用リブ6がインストルメントパネル1の開口穴内壁面1aによって車幅方向の位置が規制されるので、グローブボックス本体2の意匠面4の車幅方向両端部4aの位置決めを図ることができる。さらに、グローブボックス本体2を閉じる際にも、斜面6bがガイドの役をするので、グローブボックス本体2をスムーズに開口穴内に収納することができる。
【0012】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるグローブボックス構造によれば次のような効果を奏することができる。
インストルメントパネルに設けられた前面開口部内に、回動可能に軸支して設けられるグローブボックス本体における表面の意匠面と両側面を一体成形したグローブボックス構造において、上記グローブボックス本体の意匠面の裏側に接続される両側面に、成形時のヒケ防止用の薄肉部を設け、かつ、意匠面と側面との接続部に補強用リブを設けたので、意匠面との接続部に薄肉部を形成しているにもかかわらず、充分な剛性を確保することができる。また、グローブボックスをインストルメントパネルに設けられた開口穴内壁面に閉じる際にも、インストルメントパネルの開口部内壁面に規制されるように補強用リブが形成されているので、グローブボックス本体の意匠面の車幅方向両端部の位置決めを図ることができる。
グローブボックス本体をインストルメントパネルに設けられた前面開口部内に収納したときに、インストルメントパネルの開口部内壁面に規制されるように上記補強用リブの高さを設定したので、グローブボックス本体の意匠面の車幅方向両端部の位置決めを図ることができる。
上記補強用リブの上記グローブボックス本体の意匠面の裏側との接続部を、車体後方に向けて車幅方向に広がる方向の斜面に形成し、かつ上記補強用リブの車体前方側端部を車体前方に向けて車幅方向に狭くなる斜面に形成したので、グローブボックス本体2を閉じる際にも、斜面がガイドの役をするので、グローブボックス本体2をスムーズに開口穴内に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のインストルメントパネルとグローブボックス本体を示す斜視図である。
【図2】図1のグローブボックス本体のC方向矢視図である。
【図3】図2のD−D線断面図である。
【図4】図2のE−E線断面図である。
【図5】従来のグローブボックスを示す斜視図である。
【図6】図5のグローブボックスのA方向矢視図である。
【図7】図6のB部分拡大図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
2 グローブボックス本体
3 側面
4 意匠面
5 薄肉部
6 補強用リブ
7 凸条
Claims (1)
- インストルメントパネルに設けられた前面開口部内に、回動可能に軸支して設けられるグローブボックス本体における表面の意匠面と両側面を一体成形したグローブボックス構造において、上記グローブボックス本体の意匠面の裏側に接続される両側面に、成形時のヒケ防止用の薄肉部を設け、かつ、意匠面と側面との接続部に補強用リブを設け、上記グローブボックス本体をインストルメントパネルに設けられた前面開口部内に収納したときに、インストルメントパネルの開口部内壁面に規制されるように上記補強用リブの高さを設定するとともに上記補強用リブの上記グローブボックス本体の意匠面の裏側との接続部を、車体後方に向けて車幅方向に広がる方向の斜面に形成し、かつ上記補強用リブの車体前方側端部を車体前方に向けて車幅方向に狭くなる斜面に形成したことを特徴とするグローブボックス構造。
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