JP3902423B2 - フロアコンソールボックスの組付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロアコンソールボックスの組付構造及びその組付方法に関し、さらに詳しくは、フロアコンソールボックスの上面に設けられた開口部にパーキングブレーキレバーを挿通させた状態で前記フロアコンソールボックスを前記パーキングブレーキレバーに組付けるようにしたフロアコンソールボックスの組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来においては、パーキングブレーキレバーとフロアコンソールボックスとをそれぞれ単体で車体に取付けるようにしている。従って、パーキングブレーキレバーとフロアコンソールボックスとは互いに関連をもって配設される部品であるが、これらの部品の取付位置に関連性がない状態での組付けとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、車体自体の寸法誤差、パーキングブレーキレバーの車体への取付寸法誤差、及びフロアコンソールボックスの車体への取付寸法誤差等が積み重なって、パーキングブレーキレバーとフロアコンソールボックスとの間の位置寸法誤差が大きくなり、その結果、フロアコンソールボックスに設けられたパーキングブレーキレバー挿通用の開口部内におけるパーキングブレーキレバーの位置にバラツキを生じ、ひいては前記開口部の両側辺とパーキングブレーキレバーとの間に形成される左右一対の隙間にバラツキを生じるのに伴い左右の隙間の大きさ(間隔幅)が互いに異なって外観を損なう等の不具合を来すおそれがある。
【0004】
本発明は、このような不具合を解消すべくなされたものであって、その目的は、パーキングブレーキレバーに対してフロアコンソールボックスを容易かつ確実に位置決めすることができて、フロアコンソールボックスの開口部の両側辺とパーキングブレーキレバーとの間に形成される左右一対の隙間の大きさ(間隔幅)を均等に設定することができるようにしたフロアコンソールボックスの組付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明では、フロアコンソールボックスの上面に設けられた開口部にパーキングブレーキレバーを挿通させた状態で前記フロアコンソールボックスをフロアパネルに組付けるようにしたフロアコンソールボックスの組付構造において、前記フロアコンソールボックスの前記開口部を車幅方向に横切るように、前記フロアコンソールボックスの両側壁を互いに連結する連結部を設けると共に、前記パーキングブレーキレバーの長手方向の中間部分に車幅方向で嵌合する嵌合部を有する位置決め形状部を前記連結部に設け、前記パーキングブレーキレバーの回動中心と操作部との間で、前記フロアコンソールボックスの嵌合部を前記パーキングブレーキレバーに嵌合させることにより、前記フロアコンソールボックスの開口部の両側辺と前記パーキングブレーキレバーとの間の相対的な位置決めをした状態で、前記フロアコンソールボックスを前記フロアパネルに組付けるようにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
【0007】
図1は、本発明の一実施形態に係るフロアコンソールボックス(センターコンソールボックス)1の組付構造を備えた自動車の車室内部を示すものである。図1に示すように、後部座席2の前方に配置された運転席3と助手席4との間のフロアパネル(車体フロア)5上の位置であって、かつ、運転席3及び助手席4の前方に配置されたインストルメントパネル6の後方位置に、フロアコンソールボックス1が配設されている。そして、フロアパネル5上に回動可能に取付けられたパーキングブレーキレバー7の基部(回動中心部)がこのフロアコンソールボックス1にて覆われると共に、フロアコンソールボックス1の上面に設けられた開口部8にパーキングブレーキレバー7の長手方向の中間部分が挿通され、その先端側の操作部Sが開口部8を通してフロアコンソールボックス1から車両前方側に向けて斜め上方に突出されてフロアコンソールボックス1の外部に露出されるようになっている。
【0008】
上述のフロアコンソールボックス1は、図2及び図3に示すように、フロアパネル5上に固定される合成樹脂製のフロアコンソールボックス本体10と、フロアコンソールボックス本体10の前方上部に取付られる合成樹脂製のフロントガーニッシュ11と、フロアコンソールボックス本体10の後方上部に取付られる合成樹脂製のリヤガーニッシュ12とから構成されている。また、フロアコンソールボックス本体10の後方側の上面部分は開放部13となされる一方(図3参照)、リヤガーニッシュ12には上述の開放部13に対応する位置にパーキングブレーキレバー挿通用の前記開口部8が設けられている。なお、このリヤガーニッシュ12の開口部8は、車体前後方向にほぼ沿って長手状に延びるように形成されている。
【0009】
一方、フロアコンソールボックス本体10へのリヤガーニッシュ12の取付けは、リヤガーニッシュ12の下面側の両側部に一体成形された例えば6個の係合爪15(図3では、そのうちの4個の係合爪15のみを図示)を、フロアコンソールボックス本体10の上面側の両側部に形成された例えば6個の係合孔16(図3では、そのうちの4個の係合孔16のみを図示)にそれぞれ差し込んでクリック係合させることにより行われるようになっている。かくして、リヤガーニッシュ12がフロアコンソールボックス本体10に取付けられた状態の下では、リヤガーニッシュ12の開口部8とフロアコンソールボックス本体10の開放部13とが互いに対応した位置に配置されるように構成されている。
【0010】
また、図3,図4及び図5に示すように、フロアコンソールボックス本体10の内部には、上述の開放部13に対応する箇所にパーキングブレーキレバー位置決め用の位置決め形状部20が一体成形により設けられている。すなわち、フロアコンソールボックス本体10の両側壁10a,10bを互いに連結する左右一対の連結部(フロアコンソールボックス1の開口部8を車幅方向に横切るように(図3参照)、両側壁10a,10b間に架設された架設部)21a,21bが一体成形されており、連結部21a,21bの間にコ字形状の嵌合部22を有する位置決め形状部20が設けられている。なお、このコ字形状の嵌合部22は、パーキングブレーキレバー7に嵌合させて位置決め(位置規制)を行なうために設けられるものであって、その位置決め機能を果たし得るようにコ字形状の嵌合部22の左右方向(車幅方向)の幅は、前記開口部8に挿通配置されるパーキングブレーキレバー7の中間部分の寸法に適合するように設定されている。
【0011】
さらに、連結部21a,21bとフロアコンソールボックス本体10の両側壁(両内壁)10a,10bとの間に、フロアコンソールボックス本体10の両側壁10a,10bから前記嵌合部22に向かって突出する段部23a,23bがそれぞれ設けられている。そして、これらの段部23a,23bの上面に連続する位置に前記連結部21a,21bが設けられている。かくして、本実施形態においては、位置決め形状部20は、コ字形状の嵌合部22と、フロアコンソールボックス本体10の両内壁10a,10bに設けた段部23a,23bと、前記嵌合部22と段部23a,23bとをそれぞれ繋ぐ連結部21a,21bとで構成されている。
【0012】
次に、パーキングブレーキレバー7にフロアコンソールボックス1を組付ける際の手順及び操作につき述べると、以下の通りである。まず、フロアパネル5上に回動可能に取付けられたパーキングブレーキレバー7の上方側から下方に向けてフロアコンソールボックス本体10を移動させて、フロアコンソールボックス本体10の開放部13にパーキングブレーキレバー7を挿通配置させた状態でフロアコンソールボックス本体10をパーキングブレーキレバー7に組付ける。
【0013】
パーキングブレーキレバー7へのフロアコンソールボックス本体10の組付けに当たっては、パーキングブレーキレバー7の長手方向の中間部分に、フロアコンソールボックス本体10の位置決め形状部20に設けられたコ字形状の嵌合部22を図4及び図5に示すように嵌合させ、この嵌合部22の左右両側壁とパーキングブレーキレバー7との間の相対的な位置決め(位置規制)作用により、固定状態のパーキングブレーキレバー7に対するフロアコンソールボックス本体10の車幅方向(開口部8の左右幅方向)の位置決めを行なった状態で、フロアコンソールボックス本体10をフロアパネル5上に載置する。そして、フロアコンソールボックス本体10をスクリュー,ナット又はクリップ(図示せず)等でフロアパネル5上に固定する。
【0014】
次いで、フロアコンソールボックス本体10にフロントガーニッシュ11を取付けると共に、フロアコンソールボックス本体10にリヤガーニッシュ12を取付ける。フロアコンソールボックス本体10へのリヤガーニッシュ12の取付けは、リヤガーニッシュ12の開口部8にパーキングブレーキレバー7を挿通させた状態の下でリヤガーニッシュ12の係合爪15をフロアコンソールボックス本体10の係合孔16にクリック係合させることにより行なう。この場合、既述のような位置決め形状部20の嵌合部22とパーキングブレーキレバー7との間の相対的な位置決め作用により、フロアコンソールボックス本体10とパーキングブレーキレバー7との相対的な位置関係が常に一定に保たれることとなるため、フロアコンソールボックス本体10上に取付けられるリヤガーニッシュ12の開口部8の左右の両側辺とパーキングブレーキレバー7との間の隙間も一定(均等)に保たれることとなる。すなわち、パーキングブレーキレバー7が前記開口部8の左右中央位置に配置されることとなる。
【0015】
かくして、フロアコンソールボックス1の組付完了後には、パーキングブレーキレバー7の基部(フロアパネル5への取付部分)がフロアコンソールボックス本体1にて覆われ、パーキングブレーキレバー7の操作部Sが前記開口部8から突出されてフロアコンソールボックス本体1の外部に露出状態で配置せしめられるため、運転者が操作可能となる。
【0016】
なお、本実施形態においては、フロアコンソールボックス本体10を組付けた後にフロントガーニッシュ11及びリヤガーニッシュ12をフロアコンソールボックス本体10に取付けるようにしたが、フロントガーニッシュ11及びリヤガーニッシュ12を予めフロアコンソールボックス本体10に取付けてフロアコンソールボックス1を完成させておいてから、このフロアコンソールボックス1をパーキングブレーキレバー7に組付けるようにしてもよい。
【0017】
このような構成のフロアコンソールボックス1の組付構造及びその組付方法によれば、パーキングブレーキレバー嵌合用の嵌合部22を有する位置決め形状部20をフロアコンソールボックス本体10に設けるようにしたので、パーキングブレーキレバー7とフロアコンソールボックス1のパーキングブレーキレバー挿通用の開口部8との相対的な位置関係を常に一定に設定することができ、ひいては前記開口部8の左右の両側辺とパーキングブレーキレバー7との間の隙間を常に一定(均等)に保つことができる。
【0018】
また、上述の位置決め形状部20は、フロアコンソールボックス1の内部に配設されることとなるため、外部に露呈されることがなく、従って外観を損なうことなく上述の如き位置決め機能を果たすことが可能である。しかも、位置決め形状部20をフロアコンソールボックス本体10に一体成形するようにしているので、部品点数や組付工数の増加を招くことなく位置決め形状部20を設けることが可能である。
【0019】
さらに、本実施形態では、位置決め形状部20に段部23a,23bを設けるようにしているので、これらの段部23a,23bの存在により、連結部21a,21bの長さ(連結方向の長さ)が短く設定されることとなってその剛性を高めることができる。また、段部23a,23bの上面に合わせて連結部21a,21bを設けるようにしているので、これらの連結部21a,21bを段部23a,23bの上下方向の途中箇所に設けるようにした場合に比べて、フロアコンソールボックス本体10の樹脂成形の離型時に連結部21a,21bの根元(付け根部分)にかかる負担を軽減させることが可能となり、従ってこれらの連結部21a,21bを細くしても破損(破断)を防ぐことが可能となる。
【0020】
また、連結部21a,21bの剛性を高めるのに応じて、パーキングブレーキレバー7に嵌合された嵌合部22の位置ずれを防ぐことが可能となり、ひいてはパーキングブレーキレバー7に対するフロアコンソールボックス1の位置決め精度をより高めることができる。
【0021】
次に、本発明の別の実施形態に係るフロアコンソールボックス30の組付構造を図6及び図7に示す。なお、図6及び図7において、図1〜図5と同様の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0022】
本実施形態においては、リヤガーニッシュ12を省略すると共に、フロアコンソールボックス本体10の上方後部の上面10cにパーキングブレーキレバー7を挿通配置するための開口部31が設けられている。そして、この開口部31を跨ぐように前記開口部31の左右の両側辺に連設された連結部32a,32bがフロアコンソールボックス本体10に一体成形されており、これらの連結部32a,32b間にパーキングブレーキレバー7に嵌合する断面ほぼコ字形状の嵌合部33が一体成形されている。かくして、上述の連結部32a,32bと嵌合部33とから成る断面ハット形状の位置決め形状部34が形成されている。さらに、前記位置決め形状部34と前記開口部31との間の連結部32a,32bには、図7に示す如く、薄肉状の脆弱部(切取可能部)35a,35bがそれぞれ形成されている。
【0023】
かくして、本実施形態においては、フロアコンソールボックス本体10の嵌合部33を図7に示すようにパーキングブレーキレバー7に嵌合させることにより、フロアコンソールボックス本体10(ひいてはフロアコンソールボックス30)とパーキングブレーキレバー7との間の相対的な位置決めがなされた状態でフロアコンソールボックス30がパーキングブレーキレバー7に組付けられるようになっている。
【0024】
フロアコンソールボックス30をパーキングブレーキレバー7に組付けるに当たっては、前記開口部31を跨ぐように(すなわち、図6に示す如くフロアコンソールボックス30の開口部31を車幅方向に横切るように)フロアコンソールボックス30に連結された断面ハット形状の位置決め形状部34の嵌合部33をパーキングブレーキレバー7に嵌合させ、これによりフロアコンソールボックス30とパーキングブレーキレバー7との間の相対的な位置決めを行なう。次いで、この状態の下でフロアコンソールボックス30をフロアパネル5上にスクリュー等で固定した後に、位置決め形状部34と開口部31との間に設けられた脆弱部35a,35bを手又は鋏み等の工具にて切取ることにより、位置決め形状部34をフロアコンソールボックス30から切除する。
【0025】
このような構成によれば、既述の実施形態のように位置決め形状部20をフロアコンソールボックス30の内部に設ける場合に比べて、リヤガーニッシュ12をフロアコンソールボックス本体10に一体にしたフロアコンソールボックス30であっても、スライド型等を用いずに、簡易な型構造のものでその製造が可能となる。
【0026】
また、フロアコンソールボックス30の組付後に位置決め形状部34を切除することにより、組付後の機能に関与しない部品の重量増加を抑えることが可能である。
【0027】
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、位置決め形状部20,34の全体形状は、パーキングブレーキレバー7に嵌合する嵌合部22,33を有する形状であればどのような形状であってもよい。また、薄肉状の脆弱部35a,35bに限らず、例えば多数の小径の貫通孔を狭い間隔で設けることにより脆弱部(切取可能部)を設けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明は、フロアコンソールボックスの開口部を車幅方向に横切るように、フロアコンソールボックスの両側壁を互いに連結する連結部を設けると共に、パーキングブレーキレバーの長手方向の中間部分に車幅方向で嵌合する嵌合部を有する位置決め形状部を連結部に設け、パーキングブレーキレバーの回動中心と操作部との間で、フロアコンソールボックスの嵌合部をパーキングブレーキレバーに嵌合させることにより、フロアコンソールボックスの開口部の両側辺とパーキングブレーキレバーとの間の相対的な位置決めをした状態で、フロアコンソールボックスをフロアパネルに組付けるようにしたものであるから、フロアコンソールボックスの位置決め形状部(嵌合部)とパーキングブレーキレバーとの間の位置決め作用によって、パーキングブレーキレバーに対してフロアコンソールボックスを容易かつ確実に位置決めすることができてパーキングブレーキレバーに対するフロアコンソールボックスの位置を常に一定に保つことができ、ひいては、フロアコンソールボックスに設けられるパーキングブレーキレバー挿通用の開口部の両側辺とパーキングブレーキレバーとの間の左右一対の隙間の大きさ(間隔幅)を均等に設定することができる。さらに、位置決め形状部をフロアコンソールボックスの内部に設けることが可能であり、このようにした場合には、フロアコンソールボックスの外観を損なうことなく、上述の如き位置決め機能を果たし得る組付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るフロアコンソールボックスの組付構造を備えた自動車の車室内部を示す斜視図である。
【図2】フロアコンソールボックスの斜視図である。
【図3】フロアコンソールボックスの後部部分の分解斜視図である。
【図4】フロアコンソールボックス本体に設けられた位置決め形状部を示す斜視図である。
【図5】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るフロアコンソールボックスの組付構造を示す斜視図である。
【図7】図6におけるB−B線拡大断面図である。
【符号の説明】
1,30 フロアコンソールボックス(センターコンソールボックス)
5 フロアパネル
7 パーキングブレーキレバー
8,31 開口部
10 フロアコンソールボックス本体
11 フロントガーニッシュ
12 リヤガーニッシュ
20,34 位置決め形状部
21a,21b,32a,32b 連結部
22,33 嵌合部
23a,23b 段部
35 脆弱部
Claims (1)
- フロアコンソールボックスの上面に設けられた開口部にパーキングブレーキレバーを挿通させた状態で前記フロアコンソールボックスをフロアパネルに組付けるようにしたフロアコンソールボックスの組付構造において、前記フロアコンソールボックスの前記開口部を車幅方向に横切るように、前記フロアコンソールボックスの両側壁を互いに連結する連結部を設けると共に、前記パーキングブレーキレバーの長手方向の中間部分に車幅方向で嵌合する嵌合部を有する位置決め形状部を前記連結部に設け、前記パーキングブレーキレバーの回動中心と操作部との間で、前記フロアコンソールボックスの嵌合部を前記パーキングブレーキレバーに嵌合させることにより、前記フロアコンソールボックスの開口部の両側辺と前記パーキングブレーキレバーとの間の相対的な位置決めをした状態で、前記フロアコンソールボックスを前記フロアパネルに組付けるようにしたことを特徴とするフロアコンソールボックスの組付構造。
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