JP2001138957A - 後部車体構造 - Google Patents

後部車体構造

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JP2001138957A
JP2001138957A JP32554399A JP32554399A JP2001138957A JP 2001138957 A JP2001138957 A JP 2001138957A JP 32554399 A JP32554399 A JP 32554399A JP 32554399 A JP32554399 A JP 32554399A JP 2001138957 A JP2001138957 A JP 2001138957A
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JP
Japan
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trunk room
vehicle body
body structure
cross member
vehicle
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JP32554399A
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English (en)
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Teruyuki Minami
輝之 南
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体が大型化することなく、トランクルーム
内の収納スペースを大きくする。 【解決手段】 リヤフロアパン20はリヤクロスメンバ
18の後方位置で下方に拡張した凹形状となっており、
トランクルーム26の底部を構成している。また、トラ
ンクルーム26の前壁26Aはリヤクロスメンバ18下
方で、車体前方に突出し前方突出部26Bを形成してお
り、前方突出部26Bにスペアタイヤ40の一部40A
を挿入することで、トランクルーム26内にスペアタイ
ヤ40を配置できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は後部車体構造に関
し、特に、自動車等の車体において後部にトランクルー
ムを備えた後部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車体において後部にト
ランクルームを備えた後部車体構造が知られており、そ
の一例が特開平11−11359号公報に記載されてい
る。
【0003】図5に示される如く、この後部車体構造
は、車両後部のフロアパネル100に凹状のトランクル
ーム(スペアタイヤパンともいう)102を形成し、こ
のトランクルーム102内にスペアタイヤ104を格納
している。また、トランクルーム102の下面に沿って
荷重伝達メンバ106を車体前後方向に沿って取り付け
ており、荷重伝達メンバ106の前方に取り付けられた
フランジ108にスペアタイヤ104を固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示される如く、この後部車体構造では、左右のリヤサイ
ドメンバ110に架設された、車幅方向に延びるリヤク
ロスメンバ(リヤサスペンションクロスメンバともい
う)112の車体後方に、凹状のトランクルーム102
が形成されている。この結果、トランクルーム102内
の収納スペース、特に前後長を確保しようとすると、ト
ランクルーム102が車体後方に張り出し、車体が大型
化する。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、車体が大型化
することなく、トランクルーム内の収納スペースを大き
くできる後部車体構造を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、トランクルームをリヤクロスメンバの後方位置で車
体下方に拡張した後部車体構造において、前記トランク
ルームの前壁を前記リヤクロスメンバの下方で車体前方
に突出させ、前方突出部としたことを特徴とする。
【0007】従って、トランクルームの前壁をリヤクロ
スメンバの下方で車体前方に突出させ、前方突出部とす
ることによって、スペアタイヤ等の搭載スペースを確保
したまま、トランクルームが車体後方に張り出す(リヤ
オーバーハングが大きくなる)のを防止できる。即ち、
車体が大型化することなく、トランクルーム内の収納ス
ペースを大きくできる。トランクルームが車体後方に張
り出し、車体が大型化することなく、トランクルーム内
の収納スペースを大きくできる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
後部車体構造において、トランクルームにおける少なく
とも前記前方突出部を樹脂製としたことを特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の内容に加えて、ト
ランクルームにおける少なくとも前方突出部を樹脂製と
したことにより、トランクルームの成形が容易になる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
後部車体構造において、前記前方突出部にスペアタイヤ
を配置したことを特徴とする。
【0011】従って、請求項1記載の内容に加えて、ス
ペアタイヤをトランクルーム内に効率的に搭載すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る後部車体構造の一実
施形態を図1〜図4を用いて説明する。
【0013】なお、図中矢印UPは車両上方方向を示
し、図中矢印FRは車両前方方向を示し、図中矢印IN
は車幅内側方向を示している。
【0014】図3に示される如く、本実施形態では、車
体10の後部に車体前後方向に沿って左右一対のリヤサ
イドメンバ12(車体左側のリヤサイドメンバは図示省
略)が配設されている。リヤサイドメンバ12における
リヤホイルハウスインナ13の車幅方向内側となる部位
は、開口部を車幅方向外側へ向けた断面ハット形状とさ
れており、リヤホイルハウスインナ13に溶着され、車
体前後方向に延びる閉断面構造を形成している。
【0015】図2に示される如く、リヤサイドメンバ1
2の前端部12Aは、ロッカ14の後部14Aの車幅方
向内側に連結されている。また、左右一対のリヤサイド
メンバ12の前部には、センタフロアパン16が架設さ
れており、センタフロアパン16の車幅方向両端縁部1
6Aは、リヤサイドメンバ12の上面に溶着されてい
る。
【0016】図1に示される如く、センタフロアパン1
6の後端縁部16Bの下面側には、リヤクロスメンバ1
8が車幅方向に沿って配設されている。リヤクロスメン
バ18は、開口部を上方へ向けた断面ハット形状とされ
ており、センタフロアパン16の下面に溶着され、車幅
方向に延びる閉断面構造を形成している。なお、リヤク
ロスメンバ18の車幅方向両端部は、リヤサイドメンバ
12に溶着されている。
【0017】図2に示される如く、左右一対のリヤサイ
ドメンバ12の後部には、樹脂製のリヤフロアパン20
が架設されており、リヤフロアパン20の車幅方向両端
縁部20Aは、リヤサイドメンバ12の上面に固定され
ている。
【0018】図1に示される如く、リヤフロアパン20
の前端縁部20Bは、センタフロアパン16の後端縁部
16Bの上面に固定されており、リヤフロアパン20の
後端縁部20Cは、バンパリインフォースメント22の
上面22Aに固定されている。なお、バンパリインフォ
ースメント22は開口部を後方へ向けた断面ハット形状
とされており、ロアバックパネル24の前面に溶着さ
れ、車幅方向に延びる閉断面構造を形成している。
【0019】リヤフロアパン20はリヤクロスメンバ1
8の後方位置で下方に拡張した凹形状となっており、ト
ランクルーム26の底部を構成している。また、トラン
クルーム26の前壁26Aはリヤクロスメンバ18下方
で、車体前方に突出し前方突出部26Bを形成してお
り、前方突出部26Bにスペアタイヤ40の一部40A
を挿入することで、トランクルーム26内にスペアタイ
ヤ40を配置できるようになっている。
【0020】トランクルーム26の前壁26Aの前方に
は、燃料タンク30が配設されており、トランクルーム
26の前壁26Aと燃料タンク30との間には、中間ビ
ームサスペンション32が配設されている。
【0021】なお、図2の符号41はリヤサスペンショ
ンを示しており、図3の符号42はホイルハウスアウタ
を、符号44はクォータパネルを示している。
【0022】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0023】本実施形態では、図1に示される如く、リ
ヤフロアパン20がリヤクロスメンバ18の後方位置で
下方に膨張した凹形状となっており、トランクルーム2
6の底部を構成している。また、トランクルーム26の
前壁26Aはリヤクロスメンバ18下方で、車体前方に
突出し前方突出部26Bを形成している。この結果、ス
ペアタイヤ40等の搭載スペースを確保したまま、トラ
ンクルーム26が車体後方に張り出す(リヤオーバーハ
ングが大きくなる)のを防止できる。即ち、車体が大型
化することなく、トランクルーム26内の収納スペース
を大きくできる。
【0024】また、リヤオーバーハングを短縮すること
ができるため、リヤサイドメンバ12、ホイルハウスア
ウタ42、クォータパネル44等の部品も小型化できる
ため、車体の軽量化が可能となる。
【0025】また、本実施形態では、トランクルーム2
6を構成するリヤフロアパン20を樹脂製としたことに
より、成形時に負角形状となる前方突出部26Bの成形
が容易になる。
【0026】また、本実施形態では、前方突出部26B
にスペアタイヤ40の一部40Aを挿入することで、ス
ペアタイヤ40をトランクルーム26内に効率的に搭載
することができる。
【0027】また、本実施形態では、トランクルーム2
6の底部26Cが車体後方へ向けて上方へ傾斜してい
る。この結果、底部26Cの前後方向に沿った載置可能
長さL1に比べ、実際の前後長L2を短くできるため、
この点においても、リヤオーバーハングを短縮すること
ができる。更に、車両走行時に車体の下方を通過する風
が図1に矢印Wで示すように、トランクルーム26の底
部26Cに沿って、車体後方へ向けて上方へ流れるた
め、車体の空気抵抗を低減させることもできる。
【0028】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記実施形態では、図1に示される如
く、トランクルーム26の底部26Cを車体後方へ向け
て上方へ傾斜させたが、これに代えて、図4に示される
如く、トランクルーム26の底部26Cを略水平として
も良い。
【0029】また、上記実施形態では、トランクルーム
26を構成するリヤフロアパン20の全体を樹脂製とし
たが、これに代えて、少なくとも成形時に負角形状とな
る前方突出部26Bのみを樹脂製とした構成としても良
い。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、トランクルー
ムをリヤクロスメンバの後方位置で車体下方に拡張した
後部車体構造において、トランクルームの前壁をリヤク
ロスメンバの下方で車体前方に突出させ、前方突出部と
したため、車体が大型化することなく、トランクルーム
内の収納スペースを大きくできるという優れた効果を有
する。
【0031】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
後部車体構造において、トランクルームにおける少なく
とも前方突出部を樹脂製としたため、請求項1記載の効
果に加えて、トランクルームの成形が容易になるという
優れた効果を有する。
【0032】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
後部車体構造において、前記前方突出部にスペアタイヤ
を配置したため、請求項1記載の効果に加えて、スペア
タイヤをトランクルーム内に効率的に搭載することがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る後部車体構造を示す
側断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る後部車体構造を示す
車両斜め前方内側から見た斜視図である。
【図3】図1の3−3線に沿った拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る後部車体構造を示
す側断面図である。
【図5】従来の後部車体構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 車体 12 リヤサイドメンバ 18 リヤクロスメンバ 20 リヤフロアパン 26 トランクルーム 26A トランクルームの前壁 26B トランクルームの前方突出部 26C トランクルームの底部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランクルームをリヤクロスメンバの後
    方位置で車体下方に拡張した後部車体構造において、 前記トランクルームの前壁を前記リヤクロスメンバの下
    方で車体前方に突出させ、前方突出部としたことを特徴
    とする後部車体構造。
  2. 【請求項2】 トランクルームにおける少なくとも前記
    前方突出部を樹脂製としたことを特徴とする請求項1記
    載の後部車体構造。
  3. 【請求項3】 前記前方突出部にスペアタイヤを配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の後部車体構造。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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