JP2008025850A - 車両用熱交換器取付構造 - Google Patents

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年春 渡辺
Hidetaka Kobayashi
英貴 小林
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伸二 荒木
Osamu Ito
修 伊藤
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Abstract

【課題】 成形装置の簡略化とアッパブラケットにおける熱交換器取付部の強度確保が可能な車両用熱交換器取付構造の提供。
【解決手段】 アッパブラケット5側にはインシュレータ4を車幅方向に挟むように平行に対向配置された一対の取付部51、51が備えられ、該一対の取付部51、51の対向面にはキャップ6の両側縁部を車両前後方向に差し込み係合可能なスライド係合溝51a、51aが形成され、ラジエータコアサポートアッパ11における一対の取付部51、51の基部相互間には車両前後方向に貫通する係合孔53が形成され、キャップ6側には係合孔53に差し込むことによりキャップ6の抜けを阻止する係合部61が突出形成されている
【選択図】 図2

Description

本発明は、ラジエータコアサポートに対しインシュレータを介して熱交換器を取り付ける車両用熱交換器取付構造に関する。
従来、車両用熱交換器の取付構造としては、熱交換器の下端部にそれぞれ突設した支持ピンをラジエータコアサポート側のロアブラケットに設けた係止孔にそれぞれインシュレータを介して上方より挿入係止する一方、該熱交換器の上端部に突設した支持ピンをインシュレータを介して前記ラジエータコアサポート側に設けたアッパブラケットと該アッパブラケットに対して前後方向に差し込み固定されるキャップとによって抱持固定するように構成され、前記アッパブラケット側には前記インシュレータを車幅方向に挟むように平行に突出された左右一対の係合アームが備えられ、該両係合アームの先端部には外向きに係合フック部が突設される一方、前記キャップ側には前記係合アームを挿入することにより前記両係合フック部に対しそれぞれ弾性的に係合することにより前記キャップの抜けを阻止する一対の弾性係合片が備えられている構造としたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−279285号公報
しかしながら、従来例の車両用熱交換器取付構造にあっては、上述のように、一対の係合アームの先端部にそれぞれ車幅方向の外向きに突設された係合フック部に対し、キャップ側に備えた一対の弾性係合片が弾性係合することによりキャップの抜けが阻止されるように構成されたものであったため、一対の係合アームをラジエータコアサポートのアッパブラケットと一体に樹脂成形する場合、係合フック部が車幅方向の外向きに突設されているため、前後方向抜き型の他に上下方向の抜き型が必要になる。
従って、金型の上下方向のスライド機構が必要で成形装置が複雑化し、コストが高く付くと共に、上下方向の抜き型により、アッパブラケットにおける係合アームの上方、即ち、ラジエータコアサポートアッパの上部に切り欠きが入るため、ラジエータコアサポートアッパの必要強度を確保することが困難になるという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、成形装置の簡略化とラジエータコアサポートアッパの強度確保が可能な車両用熱交換器取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の車両用熱交換器取付構造は、熱交換器に突設した支持ピンをインシュレータを介して前記ラジエータコアサポート側に設けた樹脂製のアッパブラケットと該アッパブラケットに対して前後方向に差し込み固定されるキャップとによって抱持固定するように構成され、前記アッパブラケット側には前記インシュレータを車幅方向に挟むように平行に対向配置された一対の取付部が備えられ、前記一対の取付部の対向面には前記キャップの両側縁部を車両前後方向に差し込み係合可能なスライド係合溝が形成され、前記アッパブラケットにおける前記一対の取付部の基部相互間には車両前後方向に貫通する係合孔が形成され、前記キャップ側には前記係合孔に差し込むことにより前記キャップの抜けを阻止する係合部が突出形成されていることを特徴とする手段とした。
請求項1記載の車両用熱交換器取付構造では、上述のように、アッパブラケット側にはインシュレータを車幅方向に挟むように平行に対向配置された取付部が備えられ、該一対の取付部の対向面にはキャップの両側縁部を車両前後方向に差し込み係合可能なスライド係合溝が形成され、アッパブラケットにおける一対の取付部の基部相互間には車両前後方向に貫通する係合孔が形成され、キャップ側には係合孔に差し込むことによりキャップの抜けを阻止する係合部が突出形成されている構成としたことで、スライド係合溝や係合孔をアッパブラケットと一体に樹脂成形する場合、前後方向抜き型のみで成型することができるようになるため、成形装置の簡略化によるコストダウンが可能になるという効果が得られる。
また、係合孔が形成されるアッパブラケットの縦壁部の上端縁部側に、少なくとも両スライド係合溝の上面を覆う状態で上壁部を一体に形成することが可能になるため、ラジエータコアサポートアッパの強度確保が可能になるという効果が得られる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例の車両用熱交換器取付構造は、請求項1〜3に記載の発明に対応する。
まず、この実施例の車両用熱交換器取付構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例の車両用熱交換器取付構造を示す要部拡大斜視図、図2は同要部の分解斜視図、図3は図1のA−A線における拡大縦断面図、図4はラジエータコアサポートの全体を示す斜視図、図5は熱交換器の全体を示す斜視図である。
この実施例の車両用熱交換器取付構造は、ラジエータコアサポート1と、熱交換器2が備えられている。
さらに詳述すると、上記熱交換器2は、図5に示すように、車両前方側のコンデンサ21と、このコンデンサ21の車両後方側に配置されたラジエータ22が連結された一体型熱交換器である。
そして、ラジエータ22の左右に配置されたラジエータタンク22a、22bの上下端部には上下方向に突出した上側支持ピン23と下側支持ピン24が設けられている。
上記ラジエータコアサポート1は、図4に示すように、その全体がファンシュラウド1aと共に合成樹脂で一体成形されており、略横長の長方形状に形成されたファンシュラウド1aには円形の開口部1bが設けられている。そして、この開口部1bにはステー1cが一体に形成され、このステー1cに電動ファン(図示せず)が取り付けられるようになっている。
また、ラジエータコアサポート1は、ファンシュラウド1aの外周を囲む状態で補強された断面形状のラジエータコアサポートアッパ11と、ラジエータコアサポートアッパ11と並行するラジエータコアサポートロア12と、ラジエータコアサポートアッパ11とラジエータコアサポートロア12の両端部同士を結合するラジエータコアサポートサイド13、14が形成されている。
そして、ラジエータコアサポートロア12の左右両側には、熱交換器2の下側支持ピン24をインシュレータ(図示せず)を介して挿入係止させる係止孔31を有するロアブラケット3が備えられている。
また、図1〜3に示すように、熱交換器2の上端部に突設した支持ピン23をインシュレータ4を介してラジエータコアサポート1の左右両側に設けたアッパブラケット5と該アッパブラケット5に対して前後方向に差し込み固定されるキャップ6とによって抱持固定した状態で取り付けられるようになっている。
即ち、アッパブラケット5側にはインシュレータ4を車幅方向に挟むように平行に対向配置された取付部51、51が備えられ、該両取付部51、51の対向面にはキャップ6の両側縁部を車両前後方向に差し込み係合可能なスライド係合溝51a、51aが形成されている。
そして、アッパブラケット5における両取付部51、51の基部相互間の縦壁部52には、車両前後方向に貫通する係合孔53が2箇所に形成され、キャップ6側には係合孔53に差し込むことによりキャップ6の抜けを阻止する係合突起部61aを有する係合部61が突出形成されている。
また、両係合部51、51の対向面に形成されたスライド係合溝51a、51aの幅と該スライド係合溝51a、51aに差し込み係合されるキャップ6の両側縁部の厚みが、縦壁部52に近付くにつれて小さくなるように楔状に形成されている。
また、インシュレータ4は、大径基部41の上部に小径係合部42が形成され、キャップ6側には、この小径係合部42を下から圧入可能な係合孔62が形成されている。
また、両スライド係合溝51a、51aが形成された取付部51、51の上面を覆う状態でアッパブラケット5の縦壁部52の上端縁部側に上壁部54が一体に形成されている。
次に、この実施例の作用・効果を説明する。
この実施例の車両用熱交換器取付構造では、上述のように構成されるため、まず、ラジエータコアサポートロア12のロアブラケット5に形成された係止孔31に対し、ラジエータタンク22a、22bの下端部に突設した下側支持ピン24をインシュレータ(図示せず)を介して挿入係止させ、次いで、ラジエータタンク22a、22bの上端部に突設した上側支持ピン23にインシュレータ4を介してキャップ6を装着させた状態で、該キャップ6の両端縁部をアッパブラケット5における両取付部51、51のスライド係合溝51a、51aに差し込んで行くことにより、キャップ6の先端部に形成された係合部61がアッパブラケット5における縦壁部52に形成された係合孔53に圧入され、係合突起部61aが係合することによりキャップ6の抜けが阻止された状態になり、これにより、ラジエータコアサポート1に対する熱交換器2の取り付けが完了する。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例の車両用熱交換器取付構造にあっては、上述のように、アッパブラケット5側にはインシュレータ4を車幅方向に挟むように平行に対向配置された一対の取付部51、51が備えられ、該一対の取付部51、51の対向面にはキャップ6の両側縁部を車両前後方向に差し込み係合可能なスライド係合溝51a、51aが形成され、アッパブラケット5における一対の取付部51、51の基部相互間には車両前後方向に貫通する係合孔53が形成され、キャップ6側には係合孔53に差し込むことによりキャップ6の抜けを阻止する係合部61が突出形成されている構成としたことで、スライド係合溝51a、51aや係合孔53をアッパブラケット5と一体に樹脂成形する場合、前後方向抜き型のみで成型することができるようになるため、成形装置の簡略化によるコストダウンが可能になるという効果が得られる。
また、係合孔53が形成されるアッパブラケット5の縦壁部52の上端縁部側に、両取付部51、51の上面を覆う状態で上壁部54を一体に形成することが可能になるため、ラジエータコアサポートアッパ11における熱交換器取付部の強度確保が可能になるという効果が得られる。
また、両係合部51、51の対向面に形成されたスライド係合溝51a、51aの幅と該スライド係合溝51a、51aに差し込み係合されるキャップ6の両側縁部の厚みが、縦壁部52に近付くにつれて小さくなるように楔状に形成されることにより、係合状態における両者のガタツキをなくすことができるようになる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例では、キャップ6の係合部61とこの係合部61が係合するアッパブラケット5側の係合孔53を2箇所に設けたが、1箇所のみ、または3箇所以上であってもよい。
実施例の車両用熱交換器取付構造を示す要部拡大斜視図である。 実施例の車両用熱交換器取付構造を示す要部の分解斜視図である。 で図1のA−A線における拡大縦断面図ある。 ラジエータコアサポートの全体を示す斜視図である。 熱交換器の全体を示す斜視図である。
符号の説明
1 ラジエータコアサポート
1a ファンシュラウド
1b 開口部
1c ステー
11 ラジエータコアサポートアッパ
12 ラジエータコアサポートロア
13 ラジエータコアサポートサイド
14 ラジエータコアサポートサイド
2 熱交換器
21 コンデンサ
22 ラジエータ
23 上側支持ピン
24 下側支持ピン
3 ロアブラケット
31 係止孔
4 インシュレータ
41 大径基部
42 小径係合部
5 キャップ
51 取付部
51a スライド係合溝
52 縦壁部
53 係合孔
6 キャップ
61 係合部
61a 係合突起部
62 係合孔

Claims (3)

  1. 熱交換器に突設した支持ピンをインシュレータを介して前記ラジエータコアサポート側に設けた樹脂製のアッパブラケットと該アッパブラケットに対して前後方向に差し込み固定されるキャップとによって抱持固定するように構成され、
    前記アッパブラケット側には前記インシュレータを車幅方向に挟むように平行に対向配置された一対の取付部が備えられ、
    前記一対の取付部の対向面には前記キャップの両側縁部を車両前後方向に差し込み係合可能なスライド係合溝が形成され、
    前記アッパブラケットにおける前記一対の取付部の基部相互間には車両前後方向に貫通する係合孔が形成され、
    前記キャップ側には前記係合孔に差し込むことにより前記キャップの抜けを阻止する係合部が突出形成されていることを特徴とする車両用熱交換器取付構造。
  2. 請求項1に記載の車両用熱交換器取付構造において、前記両係合部の対向面に形成されたスライド係合溝の幅と該スライド係合溝に差し込み係合される前記キャップの両側縁部の厚みが、前記嵌合孔に近付くにつれて小さくなるように楔状に形成されていることを特徴とする車両用熱交換器取付構造。
  3. 請求項1または2に記載の車両用熱交換器取付構造において、前記係合孔がアッパブラケットの縦壁部に形成され、
    少なくとも前記両スライド係合溝の上面を覆う状態で前記アッパブラケットの縦壁部の上端縁部側に上壁部が一体に形成されていることを特徴とする車両用熱交換器取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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