JP5055229B2 - リアトレイ構造 - Google Patents
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Description
また、近年の車両においては、後部座席にチャイルドシートを固定するための複数のアンカー部材をシートバックの後方側の車体部材に固定設置し、リアトレイ上の各アンカー部材に対応する位置にアンカー部材を外側に露出するための開口を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のリアトレイ構造は、アンカー部材を外部に露出させるための複数の開口がリアトレイ本体に形成されるとともに、各開口に脱着可能な蓋部材が設けられている。このリアトレイ構造においては、チャイルドシートを使用する場合には蓋部材を外してアンカー部材を外部に露出させ、チャイルドシートの不使用時には開口を蓋部材で閉じることによって車内側からの見栄えを良好にする。
また、チャイルドシート固定用のアンカー部材を備えた車両仕様と備えない車両仕様でリアトレイ本体を共用しない場合には、それぞれ専用の成形型でリアトレイ本体を成形しなければならないため、生産効率の向上を図ることができない。
そこで、この発明は、見栄えの低下を招くことなく、アンカー部材を備えた車両仕様と備えない車両仕様で同じリアトレイ本体を共用できるようにして、生産効率の向上を図ることのできるリアトレイ構造を提供しようとするものである。
これにより、一体のカバー部材で複数の開口が覆われ、車室内からの見栄えが向上する。また、複数の開口が一体のカバー部材で覆われるため、アンカー部材を備えない車両仕様で同じリアトレイ本体を用いた場合であっても、使用しないリアトレイ本体上の複数の開口が車室内に露出することがなくなる。
これにより、アンカー部材を使用する場合には、カバー部材上の蓋部材を開き、アンカー部材を使用しない場合には、蓋部材を閉じることによってアンカー部材を覆い隠す。
後部座席のシートバック1と補強パネル6の間には、車幅方向に延出する設定幅の隙間8が設けられている。リアトレイ2は、補強パネル6の後方側から前方に延出してこの隙間8の上方を覆うようになっている。
補強パネル6は、図4に示すように略水平な上壁6aの前端部に斜め下方に傾斜した前部壁6bが連設されている。前部壁6bの上縁部には、車幅方向に離間して2つのボルト挿通孔9が形成され、前部壁6bの後面側には、各ボルト挿通孔9の孔位置と合致するようにウェルドナット10が設けられている。
スペーサ12は、図示しないクリップ等によって側壁パネル5上の設定位置に係止固定され、側壁パネル5と内装材3A,3Bの間にあって内装材3A,3Bの背面を支持する支持壁13と、この支持壁13のほぼ中央部から車室内側に段差状に突出する車内突出壁14とを備えている。車内突出壁14は、2つの内装材3A,3Bに跨って形成された貫通孔15(図1参照)に嵌合され、貫通孔15を貫通した突出面14aが内装材3A,3Bの車内側面16a,16bとほぼ面一になるように設定されている。突出面14aは、内装材3A,3Bが側壁パネル6に取り付けられた状態において車室内に露出するようになっている。また、左右の各スペーサ12は、室内突出壁14においてリアトレイ本体11の前端部と一体化されている。
なお、図2,図3において、17は、各スペーサ12の支持壁13に形成され、内装材3A,3Bの背部の図示しない係止突起が嵌合される嵌合孔である。また、リアトレイ本体11のスペーサ12よりも車体後方側の両側の側縁部には複数の位置決め突起18が一体に形成され、内装材3Aが側壁パネル5に取り付けられたときに、内装材3Aの下縁がこれらの位置決め突起18と係合するようになっている。
また、ブラケット27と補強パネル6のボルト挿通孔30,9にはボルト33が挿入され、そのボルト33をウェルドナット10に締め込むことによってブラケット27の屈曲片27aが補強パネル6に固定されるようになっている。
図7に示すように、補強パネル6の上壁6a上には車幅方向に離間してチャイルドシート固定用の略コ字状の3つのアンカー部材36が固定設置されており、リアトレイ本体11上の3つの開口34は、各アンカー部材36の設置位置に対応して設けられている。
したがって、このリアトレイ2の構造を採用する場合には、アンカー部材36を備えた車両仕様と備えない車両仕様において、見栄えの低下を招くことなく同じリアトレイ本体11を共用することができる。これにより、生産効率の向上を図ることができる。
6…補強パネル(車体部材)
11…リアトレイ本体
34…開口
35…カバー部材
36…アンカー部材
37…窪み部
38…スリット
39…蓋部材
Claims (2)
- チャイルドシート固定用の複数のアンカー部材を支持する車体部材の上方にリアトレイ本体が配置され、このリアトレイ本体に、前記複数のアンカー部材に対応した複数の開口が設けられているリアトレイ構造において、
前記複数の開口を一体に覆うカバー部材を設け、
このカバー部材の前記複数の開口に対応する位置に窪み部を設け、
この窪み部の底壁に、前記開口を通して上方に突出したアンカー部材が貫通するスリットを設けたことを特徴とするリアトレイ構造。 - 前記カバー部材の前記各開口に対応する位置に、開閉可能な蓋部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のリアトレイ構造。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2008120356A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Suzuki Motor Corp | チャイルドシートアンカー装置及びパーテーショントリム |
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