JP5875571B2 - ロールバー付き車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、第1シートおよび第2シートの車体後方にロールバーが設けられ、ロールバーが樹脂製のロールバーガーニッシュで覆われたロールバー付き車体構造に関する。
車両のなかには、車室の後方にロールバーを備え、ロールバーの左湾曲部および右湾曲部が車幅方向に所定間隔をおいて配置されたロールバー付き車体構造が知られている。
このロールバー付き車体構造は、左湾曲部が左シートの車体後方で上方に膨出され、右湾曲部が右シートの車体後方で上方に膨出されている。さらに、左右の湾曲部間(すなわち、車幅方向中央)に窓パネル(透明な板)が設けられている。
窓パネルは上端部が左湾曲部および右湾曲部の各上端部と略同じ高さに位置している(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3868037号公報
特許文献1のロールバー付き車体構造は、左湾曲部および右湾曲部間に設けられた窓パネルの上端部が外部に露出され、外観性(見栄え)の観点から改良の余地が残されている。
例えば、外観性(見栄え)の向上を図る手段として、窓パネルの上端部を装飾用のガーニッシュ(以下、ロールバーガーニッシュという)で覆うことが考えられる。
具体的には、左湾曲部から窓パネルの上端部を経て右湾曲部までロールバーガーニッシュを延ばすことにより、ロールバーガーニッシュで左湾曲部や右湾曲部の上端部に加えて、窓パネルの上端部を車幅方向全域において覆うことが考えられる。
しかし、左湾曲部、窓パネルや右湾曲部の各上端部全域を車幅方向においてロールバーガーニッシュで覆うためには、ロールバーガーニッシュの全長寸法(すなわち、車幅方向寸法)が大きくなる。ロールバーガーニッシュは、樹脂製の装飾部材であり、温度変化による伸縮量が大きい。
このため、ロールバーガーニッシュの位置ずれが大きく、左湾曲部、窓パネルおよび右湾曲部の各上端部全域(すなわち、ロールバー)に安定的に保持することが難しい。
本発明は、外観性(見栄え)の向上を図り、かつ、ロールバーガーニッシュを安定的に保持できるロールバー付き車体構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車室内に車幅方向に並べて配置される第1シートおよび第2シートと、前記第1シートの車体後方に位置する第1部分、および前記第2シートの車体後方に位置する第2部分を備えたロールバーと、前記第1部分および前記第2部分間に配置される後窓部と、前記ロールバーおよび前記後窓部を覆う樹脂製のロールバーガーニッシュと、を含み、前記ロールバーガーニッシュは、前記第1部分を覆う第1カバー部と、
前記第2部分を覆う第2カバー部と、前記第1カバー部および前記第2カバー部に架け渡され、前記後窓部の上方を覆う連結部と、を備え、前記連結部は、前記第1カバー部および前記第2カバー部にそれぞれ車幅方向へ向けて相対移動可能に連結されることを特徴とする。
請求項2は、前記連結部にストップランプが設けられることを特徴とする。
請求項3は、前記ストップランプは、光源を支持するハウジングを備え、前記ハウジングが前記第1カバー部および前記第2カバー部に連結されることを特徴とする。
請求項4は、前記連結部は、前記ハウジングの後部に取り付けられ、前記光源を覆うレンズ部と、前記レンズ部の上面の少なくとも一部を覆い、かつ、前記ハウジングの上面に取り付けられる表面部と、を備え、前記表面部の車幅方向側端部および前記レンズ部の車幅方向側端部が、前記第1カバー部、第2カバー部の少なくとも一方の下方に位置することを特徴とする。
請求項5は、前記表面部の車幅方向側端部は、下方に延びる延出壁と、前記延出壁から車幅方向外側に張り出され、前記第1カバー部、前記第2カバー部の少なくとも一方の下方に位置するフランジ部と、を備え、前記フランジ部の上面と前記レンズ部の上面とを面一にすることを特徴とする。
請求項6は、前記ロールバーは、前記第1部分および前記第2部分を接続する接続部を備え、前記接続部に前記連結部が取り付けられることを特徴とする。
請求項7は、前記ロールバーガーニッシュは、前記後窓部の下縁を覆う下連結部を備え、前記下連結部は、前記第1カバー部および前記第2カバー部に連結されることを特徴とする。
請求項8は、前記ロールバーの車体後方に設けられた後部室を覆うフードと、前記後部室において前記後窓部の下縁の近傍に設けられ、前記フードを保持するラッチ部材と、を備え、前記ラッチ部材が前記下連結部で覆われることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、樹脂製のロールバーガーニッシュに第1カバー部、第2カバー部および連結部を備えている。さらに、第1カバー部および第2カバー部でロールバー(第1部分および第2部分)を覆い、連結部で後窓部の上方を覆うようにした。
よって、樹脂製のロールバーガーニッシュでロールバー(第1部分、第2部分)および後窓部を連続させた状態に覆うことができる。これにより、ロールバーおよび後窓部のデザイン上(意匠上)の一体感が増して車両の外観性(見栄え)が向上する。
さらに、第1カバー部および第2カバー部に連結部を車幅方向へ向けて相対移動可能に連結した。よって、第1カバー部および連結部間で温度変化によるロールバーガーニッシュの伸縮量を吸収し、かつ、第2カバー部および連結部間で温度変化によるロールバーガーニッシュの伸縮量を吸収できる。
ロールバーガーニッシュの伸縮量を吸収することにより、ロールバーガーニッシュの車幅方向に対する全体の位置ずれを小さく抑えることができる。これにより、ロールバー(第1部分、第2部分)および後窓部に樹脂製のロールバーガーニッシュを安定的に保持できる。
加えて、ロールバーガーニッシュの伸縮量を、第1カバー部および連結部間で吸収し、かつ、第2カバー部および連結部間で吸収することにより、第1部分、第2部分および後窓部に対する第1カバー部、第2カバー部および連結部のそれぞれの位置ずれを小さく抑えることができる。
これにより、第1部分および第1カバー部間の一体感、さらに、第2部分および第2カバー部間の一体感、加えて、後窓部および連結部間の一体感を高めることができる。
請求項2に係る発明では、連結部にストップランプを設けた。ここで、連結部は後窓部の上方を覆う部材である。さらに、後窓部は第1部分および第2部分間に設けられることにより車幅方向中央に配置されている。
これにより、ストップランプを車幅方向中央の上方に配置できるので、車体後方からのストップランプの視認性を高めることができる。
ここで、ストップランプは視認性の高い部材であり、ストップランプの位置ずれは車両の外観性(見栄え)に大きな影響を与える。そこで、連結部にストップランプを設けるようにした。
よって、第1カバー部や第2カバー部の影響によるストップランプの位置ずれを抑えることができる。これにより、ストップランプを車幅方向中央の上方の取付位置に配置できるので、車両の見栄えを確保できる。
加えて、ストップランプは比較的剛性の高い部材である。比較的剛性の高いストップランプを連結部に設けることにより、連結部の剛性をストップランプで高めることができる。これにより、ロールバーガーニッシュの剛性を連結部で高めることができる。
請求項3に係る発明では、光源をハウジングに支持し、ハウジングを第1カバー部および第2カバー部に連結させた。すなわち、第1カバー部および第2カバー部にハウジングを直接連結することができる。
これにより、第1カバー部および第2カバー部にハウジングを連結する部材を不要にでき、部品点数を削減できる。
さらに、ハウジングは比較的剛性の高い部材である。比較的剛性の高いハウジングを第1カバー部および第2カバー部に連結することにより、ロールバーガーニッシュの剛性をハウジングで高めることができる。
請求項4に係る発明では、連結部にレンズ部と表面部とを備えた。さらに、レンズ部をハウジングの後部に取り付け、表面部をハウジングの上面に取り付けた。
よって、レンズ部および表面部を同一部材(すなわち、ハウジング)に取り付けることができる。これにより、レンズ部および表面部の「ばらつき」による「ずれ」を抑えることができる。
さらに、表面部の車幅方向側端部およびレンズ部の車幅方向側端部を、第1カバー部、第2カバー部の少なくとも一方の下方に位置させた。よって、表面部およびレンズ部の各車幅方向側端部を、第1カバー部、第2カバー部の少なくとも一方の下方に重ね合わせることができる。
よって、第1カバー部や第2カバー部に対してハウジングに位置ずれが生じた場合でも、各車幅方向側端部の重ね合わされた部位で位置ずれを吸収できる。これにより、各車幅方向側端部と各カバー部(第1カバー部、第2カバー部)との間に隙間が発生することを防止できる。
請求項5に係る発明では、表面部の車幅方向側端部に延出壁を備え、延出壁からフランジ部を車幅方向外側に張り出した。さらに、フランジ部の上面をレンズ部の上面と面一にした。
ここで、フランジ部の上面とレンズ部の上面とに段差が存在する場合、段差に合わせて第1カバー部や第2カバー部を形成する必要があり、第1カバー部や第2カバー部の形状が複雑になる。
そこで、フランジ部の上面をレンズ部の上面と面一にした。これにより、第1カバー部や第2カバー部を、フランジ部の上面とレンズ部の上面との段差に合わせて形成する必要がなく、形状の簡素化を図ることができる。
請求項6に係る発明では、ロールバーの第1部分および第2部分を接続部で接続した。よって、ロールバーの車幅方向の剛性を高めることができる。
これにより、ロールバーに車幅方向から荷重が入力した際に、入力した荷重をロールバーで支えることが可能になり、車室内保護能力が向上する。
さらに、接続部に連結部を取り付けた。連結部は、後窓部の上方を覆う樹脂製の部材であり、入力した荷重で撓みなどが生じることが考えられる。よって、連結部の剛性を確保することが好ましい。
そこで、接続部に連結部を取り付けて連結部の剛性を確保するようにした。これにより、連結部に入力した荷重で連結部に撓みなどが生じることを防止できる。
請求項7に係る発明では、ロールバーガーニッシュに、後窓部の下縁を覆う下連結部を備えた。さらに、下連結部で第1カバー部および第2カバー部を連結するようにした。すなわち、第1カバー部および第2カバー部の上下2箇所を、連結部、下連結部でそれぞれ連結できる。
よって、ロールバーガーニッシュを一体に組み付けた状態において、ロールバーガーニッシュの変形(弾性変形)を抑えることが可能になり、ロールバーガーニッシュの形状の安定性を確保できる。
これにより、ロールバーガーニッシュの運搬や、ロールバーへの取付作業が容易になる。
請求項8に係る発明では、ラッチ部材を下連結部で覆うようにした。よって、下連結部を着脱することにより、ラッチ部材のメンテナンス(保守)をおこなうことができる。
これにより、ラッチ部材のメンテナンスを、ロールバーガーニッシュの全体を着脱することなく容易におこなうことができる。
本発明に係るロールバー付き車体構造を車体後方から見た状態を示す斜視図である。 図1のロールバー付き車体構造を示す分解斜視図である。 図1の3矢視図である。 図2の4矢視図である。 図1の5−5線断面図である。 図5の6部拡大図である。 図6の分解断面図である。 図2のロールバーガーニッシュを車体後上方から見た状態を示す斜視図である。 図8のロールバーガーニッシュを示す分解斜視図である。 図9の第1連結部およびストップランプを示す分解斜視図である。 図8の11部拡大図である。 図11の12−12線断面図である。 図8の13矢視図である。 図11の14−14線断面図である。 図11の15−15線断面図である。 図13の第2連結部を示す正面図である。 図13のハウジング前部および第1カバー部との関係を示す斜視図である。 図17のハウジング前部および第1カバー部との関係を示す分解斜視図である。 図18の19矢視図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係るロールバー付き車体構造10について説明する。
図1、図2に示すように、ロールバー付き車体構造10は、車室12内に車幅方向に並べて配置される第1シート13および第2シート14と、第1、第2のシート13,14の車体後方に設けられた左右のリヤバルクヘッド16(左リヤバルクヘッド16は図3参照)と、左右のリヤバルクヘッド16の車体後方に設けられた後部動力室(後部室)17と、後部動力室17の左右側を覆う左右のリヤアウタサイドパネル18とを含む。
さらに、ロールバー付き車体構造10は、左右のリヤバルクヘッド16に設けられたロールバー20と、ロールバー20に設けられた後窓ガラスユニット25と、ロールバー20を覆う装飾用のロールバーガーニッシュ30と、ロールバーガーニッシュ30に設けられたストップランプ35と、ロールバーガーニッシュ30の車体後方に設けられて後部動力室17を覆うフード(リッド)38とを含む。
図3、図4に示すように、第1シート13は、車室12内において車幅方向左側寄りに設けられている。
第2シート14は、車室12内において車幅方向右側寄り(すなわち、第1シート13の車幅方向右側)に設けられている。
左右のリヤバルクヘッド16は、車室12の後方において車幅方向左右側にそれぞれ設けられている。左リヤバルクヘッド16の上端部16aおよび右リヤバルクヘッド16の上端部16aにリヤクロスメンバー41が架け渡されている。
左右のリヤバルクヘッド16やリヤクロスメンバー41の車体後方に後部動力室17が設けられている。
左リヤバルクヘッド16および右リヤバルクヘッド16は略左右対称の部材である。
図2に戻って、後部動力室17は、ロールバー20の車体後方(すなわち、車両後部11)に設けられ、内部に動力源(図示せず)やラッチ部材43が収容されている。この後部動力室17の車体前方に車室12を備える。
動力源は、例えば、エンジンおよびトランスミッションが一体に構成されたユニット、モータや燃料電池スタックなどを含む。
図5に示すように、後部動力室17にラッチ部材43が設けられている。ラッチ部材43は、後窓ガラスユニット25(後中央窓部29)の下縁29cの車体後方近傍に配置されている。
ラッチ部材43は、リヤクロスメンバー41の車幅方向中央41a(図2も参照)に設けられた操作ボックス部44と、操作ボックス部44の後端部44aに設けられたラッチ部45とを備えている。
ラッチ部45のラッチ爪46にフード38のストライカ39が係止される。ストライカ39はフード38の前端部38aに設けられている。フード38は、後端部38bが車両後部11(図1参照)にヒンジ部材を介して上下方向に開閉自在に支持されている。
よって、フード38のストライカ39をラッチ部材43で係止することにより、フード38が後部動力室17の開口部19(図2参照)を閉じた状態に保持される。
リヤクロスメンバー41の車幅方向中央41aに、操作ボックス部44の上接合部44bが接合されている。上接合部44bおよびリヤクロスメンバー41の車幅方向中央41aに一対の係止孔48(図4参照)が形成されている。
一対の係止孔48を用いてロールバーガーニッシュ30の第2連結部34がリヤクロスメンバー41に係止される。
図4に戻って、ロールバー20は、鋼製の部材であり、第1シート13の車体後方に位置する第1部分21と、第2シート14の車体後方に位置する第2部分22と、第1部分21および第2部分22を接続する接続部23とを備えている。
ロールバー20は、第1部分21、第2部分22および接続部23で正面視略門型に形成された剛性の高い部材である(図2も参照)。
このロールバー20は、後部動力室17の車体前方に位置し、車室12の後部12a(図5参照)を覆うように設けられている。
図3、図5に示すように、車室12の後部12aには、第1シート13のシートバック51やヘッドレスト52と、第2シート14のシートバック53やヘッドレスト54とが設けられている。
よって、第1シート13のヘッドレスト52や第2シート14のヘッドレスト54がロールバー20で覆われている。これにより、車室12内の保護能力をロールバー20で向上させることができる。
図4に示すように、第1部分21は、左リヤバルクヘッド16の上端部16aから立設された左ロール側壁56と、左ロール側壁56の上端部56aから車幅方向中央に向けて横向きに延ばされた左ロール頂部57とを備えている。
左ロール側壁56および左ロール頂部57で第1部分21が略L字状に形成されている。
左ロール側壁56に取付孔58が形成されている。取付孔58は、左ロール側壁56にロールバーガーニッシュ30(具体的には、第1カバー部31)の左カバー外壁73(図3参照)を取り付ける孔である。
左ロール頂部57(具体的には、アウタパネル)に係止孔59(図17も参照)が形成されている。係止孔59は、左ロール頂部57にロールバーガーニッシュ30(第1カバー部31)の左カバー頂部74(図3参照)を取り付ける孔である。
第2部分22は、第1部分21と略左右対称の部材である。すなわち、第2部分22は、右リヤバルクヘッド16の上端部16aから立設された右ロール側壁61と、右ロール側壁61の上端部61aから車幅方向中央に向けて横向きに延ばされた右ロール頂部62とを備えている。
右ロール側壁61および右ロール頂部62で第2部分22が略L字状に形成されている。
右ロール側壁61に取付孔63が形成されている。取付孔63は、右ロール側壁61にロールバーガーニッシュ30(具体的には、第2カバー部32)の右カバー外壁83(図3参照)を取り付ける孔である。
右ロール頂部62(具体的には、アウタパネル)に係止孔64が形成されている。係止孔64は、右ロール頂部62に第2カバー部32の右カバー頂部84(図3参照)を取り付ける孔である。
第1部分21(左ロール頂部57)の車幅方向内側の内端部57aおよび第2部分22(右ロール頂部62)の車幅方向内側の内端部62aが接続部23で接続されている。
左ロール頂部57、右ロール頂部62および接続部23は一体に形成された部材である。第1部分21、第2部分22および接続部23でロールバー20が正面視略門型に形成され、ロールバー20の車幅方向の剛性が高められる。
これにより、ロールバー20に車幅方向から荷重が入力した際に、入力した荷重をロールバー20で支えることが可能になり、車室12内の保護能力が向上する。
図6、図7に示すように、接続部23は、車外側に対向するアウタパネル66と、車室12側に対向するインナパネル67とを備えている。アウタパネル66の前フランジ66aおよびインナパネル67の前フランジ67aが接合され、アウタパネル66の後フランジ66bおよびインナパネル67の後フランジ67bが接合されている。
これにより、アウタパネル66およびインナパネル67で接続部23が中空状の閉断面に形成されている。
アウタパネル66には係止孔68が形成されている(図4も参照)。係止孔68は、接続部23にロールバーガーニッシュ30の第1連結部33を取り付ける孔である。
図4に再度戻って、ロールバー20は、接続部23と同様に、第1部分21および第2部分22が中空状の閉断面に形成されている。すなわち、第1部分21は、アウタパネルおよびインナパネルで中空状の閉断面に形成されている。また、第2部分22は、アウタパネルおよびインナパネルで中空状の閉断面に形成されている。
ロールバー20は、ロールバーガーニッシュ30(図2参照)で外部71側から覆われている。
図2、図3に示すように、ロールバー20の車室12側に後窓ガラスユニット25が設けられている。後窓ガラスユニット25は、ロールバー20の車室12側に設けられた仕切パネル26と、仕切パネル26の左上部に設けられた後左窓部27と、仕切パネル26の右上部に設けられた後右窓部28と、後左窓部27および後右窓部28間に配置される後中央窓部(後窓部)29とを備えている。
仕切パネル26は、ロールバー20の内壁(インナパネル)に上端部26a、左側部26bおよび右側部26cが設けられ、さらに、リヤクロスメンバー41に下端部26d(図4も参照)が設けられている。
これにより、車室12が仕切パネル26で後部動力室17や外部71から仕切られている。仕切パネル26に後左窓部27、後右窓部28および後中央窓部29が設けられている。
後左窓部27は、第1部分21で覆われている。後左窓部27は、仕切パネル26の左上部に設けられた後左窓枠27aと、後左窓枠27aに嵌め込まれた後左窓ガラス27bとを備えている。
後右窓部28は、後左窓部27と略左右対称の部材であり、第2部分22で覆われている。この後右窓部28は、仕切パネル26の右上部に設けられた後右窓枠28aと、後右窓枠28aに嵌め込まれた後右窓ガラス28bとを備えている。
後中央窓部29は、後左窓部27および後右窓部28間に配置されることにより、第1部分21および第2部分22間に配置されている。
この後中央窓部29は、後左窓部27および後右窓部28間(すなわち、第1部分21および第2部分22間)に配置された後中央窓枠29aと、後中央窓枠29aに取り付けられた後中央窓ガラス29bとを備えている。後中央窓ガラス29bは、後中央窓枠29aに上下方向に移動自在(開閉自在)に取り付けられている。
後窓ガラスユニット25およびロールバー20が樹脂製のロールバーガーニッシュ30で覆われる。
図8に示すように、ロールバーガーニッシュ30は、ロールバー20の第1部分21(図2参照)を覆う第1カバー部31と、ロールバー20の第2部分22(図2参照)を覆う第2カバー部32と、第1カバー部31および第2カバー部32の上側に架け渡された第1連結部(連結部)33と、第1カバー部31および第2カバー部32の下側に架け渡された第2連結部(下連結部)34とを備えている。
図4、図9に示すように、第1カバー部31は、樹脂材で一体に形成された部材である。第1カバー部31は、ロールバー20の左ロール側壁56に取り付けられる左カバー外壁73と、左カバー外壁73の上端部73aから車幅方向中央に向けて横向きに延ばされた左カバー頂部74と、左カバー頂部74の内端部74aから下方に向けて延ばされた左カバー内壁75と、左カバー外壁73および左カバー内壁75を連結する左カバー下部76とを備えている。
左カバー外壁73、左カバー頂部74、左カバー内壁75および左カバー下部76で略矩形状の左開口部77が形成されている。
左カバー外壁73の内面にナットがインサート成形で設けられている。このナットは左ロール側壁56の取付孔58に対して同軸上に位置する。よって、取付孔58を貫通したボルトをナットにねじ結合することにより、左ロール側壁56に左カバー外壁73が外方から取り付けられる。
また、左カバー頂部74の内面にクリップ78(図17参照)の頭部が取り付けられる。クリップ78を左ロール頂部57(アウタパネル)の係止孔59に係止することにより、左ロール頂部57に左カバー頂部74が上方(外部71)から取り付けられる。
この状態において、第1部分21が第1カバー部31で外部71側から覆われ、第1カバー部31の左開口部77が後左窓ガラス27b(図1参照)の後面に対向する位置に配置される。
第2カバー部32は、第1カバー部31と略左右対称の部材であり、樹脂材で一体に形成された部材である。第2カバー部32は、ロールバー20の右ロール側壁61に取り付けられる右カバー外壁83と、右カバー外壁83の上端部83aから車幅方向中央に向けて横向きに延ばされた右カバー頂部84と、右カバー頂部84の内端部84aから下方に向けて延ばされた右バー内壁85と、右カバー外壁83および右バー内壁85を連結する右カバー下部86とを備えている。
右カバー外壁83、右カバー頂部84、右バー内壁85および右カバー下部86で略矩形状の右開口部87が形成されている。右カバー外壁83の内面にナットがインサート成形で設けられている。このナットは右ロール側壁61の取付孔63に対して同軸上に位置する。
よって、取付孔63を貫通したボルトをナットにねじ結合することにより、右ロール側壁61に右カバー外壁83が外方から取り付けられる。
また、右カバー頂部84の内面にクリップ(図示せず)の頭部が取り付けられる。クリップを右ロール頂部62(アウタパネル)の係止孔64に係止することにより、右ロール頂部62に右カバー頂部84が上方(外部71)から取り付けられる。
この状態において、第2部分22が第2カバー部32で外部71側から覆われ、第2カバー部32の右開口部87が後右窓ガラス28b(図1参照)の後面に対向する位置に配置される。
第1カバー部31(左カバー頂部74)の内端部74aおよび第2カバー部32(右カバー頂部84)の内端部84aに第1連結部33が架け渡されている(図8も参照)。第1連結部33にストップランプ35が設けられている。
第1連結部33は、左カバー頂部74の内端部74aおよび右カバー頂部84の内端部84aに架け渡される表面部91と、表面部91の車体後方に設けられたレンズ部96とを備えている。
図10に示すように、表面部91は、略矩平板状に形成され、ストップランプ35のハウジング125(具体的には、前部本体131)の上面131cに沿って取り付けられている(接合されている)。
表面部91は、上面131cに沿って取り付けられる表面部本体92と、表面部本体92の左端92aに設けられた左重ね部(車幅方向側端部)93と、表面部本体92の右端92bに設けられた右重ね部(車幅方向側端部)94とを有する。
図11、図12に示すように、左重ね部93は、ハウジング125(前部本体131)の左端131aから車幅方向左側に平面視略L字状に張り出されている。
左重ね部93は、表面部本体92の左端92aから下方に延びる延出壁101と、延出壁101の下端101aから車幅方向外側に張り出されるフランジ部102とを備えている。
フランジ部102は、上面102aが表面部本体92の上面92dに対して高さ寸法H1だけ下方に配置される。よって、フランジ部102は、第1カバー部31(左カバー頂部74)の内端部74aの下方に位置する。
すなわち、フランジ部102(上面102a)に左カバー頂部74の内端部74aが上方から重ね合わされる。
図13に示すように、右重ね部94は、左重ね部93と略左右対称の部位であり、各構成部位に左重ね部93と同じ符号を付して説明を省略する。
右重ね部94のフランジ部102は、上面102aが表面部本体92の上面92dに対して高さ寸法H1だけ下方に位置し、左重ね部93のフランジ部102(上面102a)と面一に配置されている。
右重ね部94のフランジ部102(上面102a)が第2カバー部32(右カバー頂部84)の内端部84a下方に位置し、右側のフランジ部102(上面102a)に右カバー頂部84の内端部84aが上方から重ね合わされる。
このように、第1連結部33は、左側のフランジ部102(上面102a)に左カバー頂部74の内端部74aが重ね合わされ、右側のフランジ部102(上面102a)に右カバー頂部84の内端部84aが重ね合わされる。
これにより、左カバー頂部74の内端部74aおよび右カバー頂部84の内端部84aに第1連結部33が架け渡されている。
図6、図7に示すように、表面部91(表面部本体92)の後端92cは、ハウジング125(前部本体131)の後端131dから車体後方に張り出されている。後端131dから張り出された後端92cは、レンズ部96(レンズ上部97)の上面97e(上方)のうち前端部(少なくとも一部)97fを覆うように配置されている。
すなわち、レンズ上部97(上面97e)の前端部97fに表面部本体92の後端92cが上方から重ね合わされる(図11も参照)。
レンズ部96は、前部97aがハウジング125のハウジング後部127に重ね合わされた状態に取り付けられるレンズ上部97と、レンズ上部97の後端97gから下方に延ばされたレンズ後部98と、レンズ後部98の下端98aから車体前方に向けてハウジング125のハウジング後壁128まで延ばされたレンズ下部99とを有する。
レンズ上部97、レンズ後部98およびレンズ下部99でレンズ部96が断面略V字状に形成されている。レンズ上部97の後部97b、レンズ後部98およびレンズ下部99でストップランプ35の光源129が覆われている。
図10、図14に示すように、レンズ上部97は、左側のフランジ部102(後端102b)から車体後方に連続して配置される左レンズ端部(車幅方向側端部)97cと、右側のフランジ部102(後端102b)から車体後方に連続して配置される右レンズ端部(車幅方向側端部)97dとを有する。
左レンズ端部97cは、上面97e(すなわち、レンズ上部97の上面97e)が左側のフランジ部102の上面102aに対して面一に配置されている。
図15に示すように、左レンズ端部97cの上面97eが第1カバー部31(左カバー頂部74)の内端部74a下方に位置する。左レンズ端部97cの上面97eに左カバー頂部74の内端部74aが上方から重ね合わされる。
図10に示すように、右レンズ端部97dは、左レンズ端部97cと同様に、上面97e(すなわち、レンズ上部97の上面97e)が右側のフランジ部102の上面102aに対して面一に配置されている。
右レンズ端部97dの上面97eが第2カバー部32(右カバー頂部84)の内端部84a(図8参照)下方に位置する。右レンズ端部97dの上面97eに右カバー頂部84の内端部84aが上方から重ね合わされる。
図11に示すように、第1連結部33の左端部(フランジ部102の上面102a、左レンズ端部97cの上面97e)に、第1カバー部31(左カバー頂部74)の内端部74aが重ね合わされる。
また、図9に示すように、第1連結部33の右端部(フランジ部102の上面102a、右レンズ端部97dの上面97e)に、第2カバー部32(右カバー頂部84)の内端部84aが上方から重ね合わされる。
図13に戻って、第1カバー部31や第2カバー部32に対してハウジング125に位置ずれが生じすことが考えられる。この場合でも、第1連結部33(左側のフランジ部102)および第1カバー部31(内端部74a)の重ね合わされた部位や、第1連結部33(右側のフランジ部102)および第2カバー部32(内端部84a)の重ね合わされた部位でハウジング125の位置ずれを吸収できる。
これにより、第1連結部33(左側のフランジ部102)と第1カバー部31(内端部74a)との間や、第1連結部33(右側のフランジ部102)と第2カバー部32(内端部84a)との間に隙間が発生することを防止できる。
ところで、図13に示す左レンズ端部97cの上面97eと左側のフランジ部102の上面102aとに段差が存在し、右レンズ端部97dの上面97eと右側のフランジ部102の上面102aとに段差が存在することが考えられる。この場合、段差に合わせて第1カバー部31(左カバー頂部74)の内端部74aや第2カバー部32(右カバー頂部84)の内端部84a(図8参照)を形成する必要がある。このため、第1カバー部31や第2カバー部32の形状が複雑になる。
そこで、左レンズ端部97cの上面97eを左側のフランジ部102の上面102aに対して面一に配置し、右レンズ端部97dの上面97eを右側のフランジ部102の上面102aに対して面一に配置した。
よって、第1カバー部31(左カバー頂部74)の内端部74aを左レンズ端部97cの上面97eと左側のフランジ部102の上面102aに合わせて平坦に形成することができる。
さらに、図8に示す第2カバー部32(右カバー頂部84)の内端部84aを右レンズ端部97dの上面97eと右側のフランジ部102の上面102aとに合わせて平坦に形成することができる。
これにより、第1カバー部31や第2カバー部32(すなわち、ロールバーガーニッシュ30)の形状の簡素化を図ることができる。
さらに、図11に示すように、左カバー頂部74の内端部74aは、表面部91(表面部本体92)および左レンズ端部97cに重ね合わされる表面部を形成する部位である。
よって、左レンズ端部97cの上面97eを左側のフランジ部102の上面102aに対して面一に配置することにより、左カバー頂部74の内端部74a、すなわち左カバー頂部74の表面部を平坦状に形成することができる。
同様に、図8に示す右カバー頂部84の内端部84a、すなわち右カバー頂部84の表面部を平坦状に形成することができる。
これにより、ロールバーガーニッシュ30の外観性(見栄え)を高めることができる。
図13、図16に示すように、第2連結部34は、第1カバー部31(左カバー内壁75)の左下張出部75aおよび第2カバー部32(右バー内壁85)の右下張出部85aに架け渡されている(図8も参照)。
左下張出部75aに左係止孔105が形成されている。また、右下張出部85aに右係止孔106が形成されている。
第2連結部34は、左右の下張出部75a,85aに上方から重ね合わされる連結プレート111と、連結プレート111の左側部111aから下方に向けて突出された左係止突部112と、連結プレート111の右側部111bから下方に向けて突出された右係止突部113と、左係止突部112および右係止突部113間に設けられた係止手段114とを備えている。
左係止突部112が左下張出部75aの左係止孔105に差し込まれることにより、左係止孔105の周縁に左係止突部112が係止される。また、右係止突部113が右下張出部85aの右係止孔106に差し込まれることにより、右係止孔106の周縁に右係止突部113が係止される。
よって、左下張出部75aに連結プレート111の左側部111aが左係止突部112を介して連結され、右下張出部85aに連結プレート111の右側部111bが右係止突部113を介して連結される。
すなわち、第1カバー部31(左カバー内壁75)および第2カバー部32(右カバー内壁85)が第2連結部34で連結される。
第1カバー部31および第2カバー部32を第2連結部34で連結することにより、第1カバー部31および第2カバー部32の上下2箇所が、第1連結部33、第2連結部34でそれぞれ連結される。
よって、ロールバーガーニッシュ30が一体に組み付けられる(図8参照)。
ロールバーガーニッシュ30が一体に組み付けられた状態において、左カバー内壁75、右バー内壁85、第1カバー部31および第2カバー部32で中央開口部88が形成される。中央開口部88は後中央窓ガラス29b(図1参照)の後面に対向する位置に配置される。
図8に示すように、第1カバー部31および第2カバー部32の上下2箇所が、第1連結部33、第2連結部34でそれぞれ連結されることにより、ロールバーガーニッシュ30が一体に組み付けられる。この状態において、ロールバーガーニッシュ30の変形(弾性変形など)を抑えることが可能になり、ロールバーガーニッシュ30の形状の安定性を確保できる。
これにより、ロールバーガーニッシュ30の運搬や、ロールバー20への取付作業が容易になる。
図13、図16に戻って、係止手段114は、連結プレート111から下方に向けて延ばされた一対の脚部121と、一対の脚部121の下端部に取り付けられたクリップ122とを備えている。
クリップ122が係止孔48に係止されることにより、第2連結部34が係止手段114を介してリヤクロスメンバー41の車幅方向中央41aに係止される(図5も参照)。
すなわち、左下張出部75aおよび右下張出部85aに第2連結部34が架け渡された状態において、第2連結部34がリヤクロスメンバー41に係止される。
図5に戻って、リヤクロスメンバー41に第2連結部34が係止手段114を介して係止された状態において、後中央窓部29(後中央窓枠29a)の下縁29cが第2連結部34で車体後方から覆われている。
さらに、リヤクロスメンバー41に第2連結部34が係止手段114を介して係止された状態において、第2連結部34がラッチ部材43(具体的には、操作ボックス部44の上方に配置される。
よって、操作ボックス部44が第2連結部34で上方から覆われる。これにより、第2連結部34を左下張出部75aおよび右下張出部85a(左下張出部75aは図16参照)から着脱することにより、ラッチ部材43のメンテナンス(保守)をおこなうことができる。
すなわち、ラッチ部材43のメンテナンスを、ロールバーガーニッシュ30の全体を着脱することなく容易におこなうことができる。
また、図13、図16に示すように、左係止孔105に左係止突部112が係止され、右係止孔106に右係止突部113が係止され、さらに係止孔48にクリップ122が係止されることにより、第2連結部34を手間をかけないで容易に取り付けることができる。
一方、左係止孔105から左係止突部112が外され、右係止孔106から右係止突部113が外され、さらに係止孔48からクリップ122が外されることにより、第2連結部34を手間をかけないで容易に外すことができる。
これにより、ラッチ部材43(図5参照)のメンテナンスを一層容易におこなうことができる。
図6、図10に示すように、第1連結部33(表面部本体92)の下面92e(図7も参照)にストップランプ35が設けられている。ストップランプ35は、表面部本体92の下面92eに設けられる(接合される)ハウジング125と、ハウジング125のハウジング後壁128に設けられた光源(灯体)129とを備えている。
ハウジング125は、表面部本体92の下面92eに設けられる(接合される)ハウジング前部(ハウジングの前部)126と、ハウジング前部126の車体後方に設けられたハウジング後部(ハウジングの後部)127と、ハウジング後部127の後端部127aに設けられたハウジング後壁128とを有する。
ハウジング前部126は、表面部本体92の下面92eに設けられる(接合される)前部本体131と、前部本体131の左端131aに設けられた左支持部132と、前部本体131の右端131bに設けられた右支持部137とを備えている。
前部本体131に複数の突部141(図13も参照)が設けられている。突部141が下向きに突出されることにより、突部141が前部本体131の上面(ハウジングの上面)131cより下方に凹むように形成される。
突部141にクリップ142の頭部142aが取り付けられることにより、クリップ142の係止部142bがロールバー20の接続部23(アウタパネル66)に向けて突出される。
クリップ142の頭部142aが前部本体131の上面131cより下方に配置される。よって、クリップ142の頭部142aを表面部91(表面部本体92)の下面92eに干渉させることなく、表面部91(表面部本体92)の下面92eに前部本体131の上面131cが設けられる(接合される)。
クリップ142が接続部23(アウタパネル66)の係止孔68(図4も参照)に係止されることにより、ハウジング前部126が接続部23に取り付けられる。よって、接続部23に、クリップ142およびハウジング前部126を介して表面部本体92(すなわち、第1連結部33)が取り付けられる。
第1連結部33は、表面部91およびレンズ部96を備えている。この第1連結部33がハウジング125に設けられ、ハウジング125が後中央窓部29の上方に設けられている。よって、後中央窓部29の上方が第1連結部33で覆われる(図3も参照)。
この第1連結部33は樹脂製の部材であり、例えば車幅方向から入力した荷重F(図8参照)で撓みなどが生じることが考えられる。このため、第1連結部33の剛性を確保することが好ましい。そこで、第1連結部33を接続部23に取り付けて第1連結部33の剛性を接続部23で確保するようにした。
これにより、第1連結部33に入力した荷重で第1連結部33に撓みなどが生じることを防止できる。
図12、図17に示すように、前部本体131の左端131aに左支持部132が設けられている。左支持部132は、前部本体131の左端131aから下方に延びる延出部133と、延出部133の下端133aから車幅方向外側に延びる取付部134とを備えている。
取付部134は、上下方向へ向けて貫通された取付孔135を有する。取付部134は、左カバー頂部74の内端部74aがフランジ部102に重ね合わされた状態において、突部145の底部145aより下方に配置される。
突部145が支持プレート144から下方に突出され、支持プレート144が第1カバー部31(左カバー頂部74)の下面74bに設けられている(接合されている)。
よって、突部141は、左カバー頂部74の内端部74aより下向きに突出されている。
図18、図19に示すように、突部145の底部145aに収納口147が形成され、収納口147にナット部材148が車幅方向(矢印A方向)に移動自在に支持されている。
図12に戻って、ナット部材148は、収納口147に車幅方向(矢印A方向)に移動自在に配置される小径部149と、小径部149の上端に設けられた上鍔部151と、小径部149の下端に設けられた下鍔部152とを有する。
上鍔部151および下鍔部152で突部145(底部145a)を挟持することにより、収納口147にナット部材148が車幅方向(矢印A方向)に移動自在に支持される。
このナット部材148にねじ孔153が上下方向に貫通されている。
下鍔部152の下面152aに取付部134の上面134aが接触された状態において、ナット部材148のねじ孔153に対して取付部134の取付孔135が同軸上に配置される。取付部134の取付孔135に取付ねじ154が貫通され、貫通された取付ねじ154がナット部材148のねじ孔153にねじ結合される。
これにより、左支持部132が取付ねじ154、ナット部材148および支持プレート144を介して左カバー頂部74の内端部74aに連結される。左支持部132はハウジング125に備えられている。よって、ハウジング125が第1カバー部31に連結される。
図13に示すように、右支持部137は、左支持部132と略左右対称の部位であり、各構成部位に左支持部132と同じ符号を付して説明を省略する。
すなわち、ハウジング125(右支持部137)が第2カバー部32に連結される。
よって、ハウジング125の左支持部132が第1カバー部に連結され、ハウジング125の右支持部137が第2カバー部に連結される。すなわち、第1カバー部31および第2カバー部32にハウジング125が直接連結される。
これにより、第1カバー部31および第2カバー部32にハウジング125を連結する部材を不要にでき、部品点数を削減できる。
さらに、ハウジング125は、光源129(図10参照)を支持する樹脂製の部材であり、比較的剛性が高く形成されている。比較的剛性の高いハウジング125を第1カバー部31および第2カバー部32に連結することにより、ロールバーガーニッシュ30(図8も参照)の剛性をハウジング125で高めることができる。
また、ハウジング125の左支持部132が第1カバー部31に連結され、ハウジング125の右支持部137が第2カバー部32に連結された状態において、ハウジング125に第1連結部33が重ね合わされている。
さらに、第1連結部33の左側のフランジ部102に第1カバー部31(左カバー頂部74)の内端部74aが上方から重ね合わされる。加えて、第1連結部33の右側のフランジ部102に第2カバー部32(右カバー頂部84)の内端部84aが上方から重ね合わされる。
この状態において、第1カバー部31でロールバー20の第1部分21が覆われ、第2カバー部32でロールバー20の第2部分22が覆われる。さらに、第1連結部33で後中央窓部29(図3参照)の上方が覆われる。
よって、図3に示すように、樹脂製のロールバーガーニッシュ30でロールバー20(第1部分21、第2部分22)および後中央窓部29を連続させた状態に覆うことができる。これにより、ロールバー20および後中央窓部29のデザイン上(意匠上)の一体感が増して車両の外観性(見栄え)が向上する(図1も参照)。
ここで、図18に示すように、左カバー頂部74の内端部74a(第1カバー部31)にナット部材148が車幅方向に移動自在に支持されている。
さらに、図13に示すように、右カバー頂部84の内端部84a(第2カバー部32)にナット部材(図示せず)が車幅方向(矢印A)に移動自在に支持されている。
すなわち、第1カバー部31に対して第1連結部33が車幅方向へ向けて相対移動可能に連結される。さらに、第2カバー部32に対して第1連結部33が車幅方向へ向けて相対移動可能に連結される。
よって、第1カバー部31および第1連結部33間で温度変化によるロールバーガーニッシュ30の伸縮量を吸収し、かつ、第2カバー部32および第1連結部33間で温度変化によるロールバーガーニッシュ30の伸縮量を吸収できる。
ロールバーガーニッシュ30の伸縮量を吸収することにより、ロールバーガーニッシュ30の車幅方向に対する全体の位置ずれを小さく抑えることができる。これにより、ロールバー20(第1部分21、第2部分22)および後中央窓部29(図3参照)に樹脂製のロールバーガーニッシュ30を安定的に保持できる。
さらに、ロールバーガーニッシュ30の伸縮量を、第1カバー部31および第1連結部33間で吸収し、かつ、第2カバー部32および第1連結部33間で吸収することにより、第1部分21、第2部分22および後中央窓部29(図3参照)に対する第1カバー部31、第2カバー部32および第1連結部33のそれぞれの位置ずれを小さく抑えることができる。
これにより、第1部分21および第1カバー部31間の一体感、さらに、第2部分22および第2カバー部32間の一体感、加えて、後中央窓部29および第1連結部33間の一体感を高めることができる。
図6、図10に戻って、ハウジング前部126(前部本体131)の後端131dに段差部131eが設けられている。前部本体131の後端131dに段差部131eを介してハウジング後部127が設けられている。
よって、ハウジング後部127の上面127bが前部本体131の後端131dに対して高さ寸法H2だけ下方に位置する。これにより、ハウジング後部127の上面127bに取り付けられた(接合された)レンズ上部97の上面97eが前部本体131(後端131d)の上面131cより下方に配置される。
ここで、ハウジング前部126(前部本体131)は車体後方に向けて下り勾配に形成されている。よって、レンズ上部97の上面97eが前部本体131(後端131d)の上面131cより下方に配置されることにより、レンズ上部97の上面97eのうち前端部97fに表面部91(表面部本体92)の後端92cが重ね合わされる。
すなわち、レンズ上部97の上面97eのうち前端部97fが表面部91(表面部本体92)の後端92cで覆われる。これにより、第1連結部33(すなわち、ロールバーガーニッシュ30)の外観性(見栄え)を一層高めることができる。
ところで、ハウジング125のハウジング後部127にレンズ部96が取り付けられ、ハウジング125(前部本体131)の上面131cに表面部91が取り付けられる。レンズ部96および表面部91で第1連結部33が構成される。
よって、レンズ部96および表面部91を同一部材(すなわち、ハウジング125)に取り付けることができる。これにより、レンズ部96および表面部91の「ばらつき」による「ずれ」を抑えることができる。
ハウジング後部127の後端部127aにハウジング後壁128が設けられている。ハウジング後壁128に複数の光源129が支持されている。
複数の光源129は、第1連結部33(表面部本体92)の後端92cに沿って設けられ、車体後方に向けて点灯可能に配置されている。
このように、ストップランプ35が第1連結部33に設けられている。第1連結部33は後中央窓部29(図3参照)の上方を覆う部材である。
さらに、図1に示すように、後中央窓部29は第1部分21および第2部分22間に設けられることにより車幅方向中央に配置されている。
これにより、ストップランプ35(すなわち、光源129)が車幅方向中央の上方に配置され、車体後方からのストップランプ35の視認性を高めることができる。
ところで、図8に示すストップランプ35は視認性の高い部材であり、ストップランプ35の位置ずれは車両の外観性(見栄え)に大きな影響を与える。そこで、第1連結部33にストップランプ35を設けるようにした。
よって、第1カバー部31や第2カバー部32の影響によるストップランプ35の位置ずれを抑えることができる。これにより、ストップランプ35を車幅方向中央の上方の取付位置に配置できるので、車両の見栄えを確保できる。
加えて、ストップランプ35は比較的剛性の高い部材である。比較的剛性の高いストップランプ35を第1連結部33に設けることにより、第1連結部33の剛性をストップランプ35で高めることができる。
これにより、ロールバーガーニッシュ30の剛性を第1連結部33で高めることができる。
なお、本発明に係るロールバー付き車体構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例で示したロールバー付き車体構造、第1、第2のシート、ロールバー、第1、第2の部分、接続部、後中央窓部、ロールバーガーニッシュ、第1、第2のカバー部、第1、第2の連結部、ストップランプ、フード、ラッチ部材、表面部、左右の重ね部、レンズ部、レンズ上部、左右のレンズ端部、延出壁、フランジ部、ハウジング、ハウジング前部、ハウジング後部および光源などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、シートの車体後方にロールバーを設け、ロールバーを樹脂製のロールバーガーニッシュで覆うロールバー付き車体構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…ロールバー付き車体構造、12…車室、13…第1シート、14…第2シート、17…後部動力室(後部室)、20…ロールバー、21…第1部分、22…第2部分、23…接続部、29…後中央窓部(後窓部)、29c…後中央窓枠の下縁(後窓部の下縁)、30…ロールバーガーニッシュ、31…第1カバー部、32…第2カバー部、33…第1連結部(連結部)、34…第2連結部(下連結部)、35…ストップランプ、38…フード、43…ラッチ部材、91…表面部、93…左重ね部(車幅方向側端部)、94…右重ね部(車幅方向側端部)、96…レンズ部、97…レンズ上部、97c…左レンズ端部(車幅方向側端部)、97d…右レンズ端部(車幅方向側端部)、97e…左右のレンズ端部の上面(レンズ部の上面)、97f…レンズ部の前端部(少なくとも一部)、101…延出壁、102…フランジ部、102a…フランジ部の上面、125…ハウジング、126…ハウジング前部(ハウジングの前部)、127…ハウジング後部(ハウジングの後部)、129…光源、131…前部本体、131c…前部本体の上面(ハウジングの上面)。

Claims (8)

  1. 車室内に車幅方向に並べて配置される第1シートおよび第2シートと、
    前記第1シートの車体後方に位置する第1部分、および前記第2シートの車体後方に位置する第2部分を備えたロールバーと、
    前記第1部分および前記第2部分間に配置される後窓部と、
    前記ロールバーおよび前記後窓部を覆う樹脂製のロールバーガーニッシュと、を含み、
    前記ロールバーガーニッシュは、
    前記第1部分を覆う第1カバー部と、
    前記第2部分を覆う第2カバー部と、
    前記第1カバー部および前記第2カバー部に架け渡され、前記後窓部の上方を覆う連結部と、を備え、
    前記連結部は、前記第1カバー部および前記第2カバー部にそれぞれ車幅方向へ向けて相対移動可能に連結されることを特徴とするロールバー付き車体構造。
  2. 前記連結部にストップランプが設けられることを特徴とする請求項1記載のロールバー付き車体構造。
  3. 前記ストップランプは、光源を支持するハウジングを備え、
    前記ハウジングが前記第1カバー部および前記第2カバー部に連結されることを特徴とする請求項2記載のロールバー付き車体構造。
  4. 前記連結部は、
    前記ハウジングの後部に取り付けられ、前記光源を覆うレンズ部と、
    前記レンズ部の上面の少なくとも一部を覆い、かつ、前記ハウジングの上面に取り付けられる表面部と、を備え、
    前記表面部の車幅方向側端部および前記レンズ部の車幅方向側端部が、前記第1カバー部、第2カバー部の少なくとも一方の下方に位置することを特徴とする請求項3記載のロールバー付き車体構造。
  5. 前記表面部の車幅方向側端部は、
    下方に延びる延出壁と、
    前記延出壁から車幅方向外側に張り出され、前記第1カバー部、前記第2カバー部の少なくとも一方の下方に位置するフランジ部と、を備え、
    前記フランジ部の上面と前記レンズ部の上面とを面一にすることを特徴とする請求項4記載のロールバー付き車体構造。
  6. 前記ロールバーは、
    前記第1部分および前記第2部分を接続する接続部を備え、
    前記接続部に前記連結部が取り付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のロールバー付き車体構造。
  7. 前記ロールバーガーニッシュは、
    前記後窓部の下縁を覆う下連結部を備え、
    前記下連結部は、
    前記第1カバー部および前記第2カバー部に連結されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のロールバー付き車体構造。
  8. 前記ロールバーの車体後方に設けられた後部室を覆うフードと、
    前記後部室において前記後窓部の下縁の近傍に設けられ、前記フードを保持するラッチ部材と、を備え、
    前記ラッチ部材が前記下連結部で覆われることを特徴とする請求項7記載のロールバー付き車体構造。
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