JP6413745B2 - バックドア構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のバックドアのドアラッチを車体側のストライカに係合させるバックドア構造に関するものである。
従来、ハッチバックタイプの自動車のバックドアの車両走行中等における振動に起因するこもり音等の騒音を抑制するために、種々のバックドア構造が提案されている。
例えば特許文献1(図示せず)には、自動車のバックドアの閉じ状態で、バックドアの略垂直な上半側部分が車両前側に位置し、上半側部分に段差部を介して続く略垂直な下半側部分が車両後側に位置するバックドア構造において、バックドアの下部に設けるドアラッチと、車体の後部開口の下辺部に設けるストライカとを車幅(左右)方向にオフセットして配置することで、固有振動数を非対称として、特定周波数での共振を抑制し、低速走行時のこもり音を低減させたことが記載されている。
特許文献1には、バックドアの共振周波数に近い低回転のエンジン振動が車体後部に伝達された際に、バックドアが車両前後方向に振動して、車室内に周期的な容量変化をもたらすことにより、こもり音が発生することや、車体の後部開口に設けた防水用のウェザストリップ等の弾性変形により、バックドアが上部のヒンジを中心として振動したり、バックドア自体が撓み振動したりすることも記載されている。
特許文献1に記載されたバックドアのインナパネルには、上部の左右一対のヒンジに対する補強部材(リインフォースメント)や、下部のラッチに対する補強部材(リインフォースメント)等が設けられている。
また、特許文献2(図示せず)には、車両のバックドアからの騒音の発生を抑制するためのラッチ取付部構造として、バックドアの閉じ状態における下面部に断面略L字状の補強プレートを設け、ラッチのベースプレートをバックドアの下面部と補強プレートの下面部とにねじ締め固定し、補強プレートの後面部である上方延長部をドアインナパネルに接合し、ラッチの前下がりに傾斜して配置された鉤部材に対して、車体の後部開口の下辺部に逆凹字状のストライカを前上がりに傾斜して配置し、ラッチの鉤部材をストライカの後側の縦棒部に直交するように係合させることが記載されている。
補強プレートの上方延長部にドアインナパネルが接合されたことで、ドアインナパネルとドアアウタパネルと補強プレートの上方延長部とが互いに車両前後方向に支持しあって、ドアインナパネル及びドアアウタパネルの車両前後方向の変形に対する剛性が向上し、バックドアの前後方向の振動とそれによる騒音の発生が抑制される。
特許文献2に記載されたラッチの鉤部材は板状に形成され、ストライカの後側の縦棒部を係合させる溝部を有し、溝部とは左右方向反対側の支持軸で回動自在に支持されている。ストライカの下部はベースプレートに固定され、車体の後部開口の下辺部には補強部材が設けられ、ストライカのベースプレートは車体の後部開口の下辺部と補強部材とにねじ締め固定されている。
図7〜図9は、上記特許文献1,2以外の従来の車両のバックドア構造(詳細にはバックドアのラッチ取付構造)の一形態を示すものである。
図7は、自動車の車体41の後部開口46にバックドア42が閉じて配置された状態を示すものである。図8に示す如く、このバックドア42は左方側面視で略逆くの字状(右方側面視で略くの字状)に形成され、後下がりに傾斜した上半側部分42aと、上半側部分42aから下向きにほぼ垂直に形成された下半側部分42bとを備えている。上半側部分42aに窓ガラスを装着するための開口を有している。バックドア42はドアインナパネル43とドアアウタパネル44を備えている。
バックドア42の閉じ状態における上部の左右両側にドアヒンジ45が配設され、ドアヒンジ45を介して車体41の後部開口46の上縁部にバックドア42が連結され、ドアヒンジ45を中心とした半径Rの回動軌跡Bでバックドア42が上方向に開き、下方向に閉じる。
図8,図9に示す如く、バックドア42の閉じ状態における下半側部分42bのドアインナパネル43の略垂直な面にドアラッチ47のベース部48がねじ締めで固定され、ベース部48からドアラッチ47のロック部49が前下がりに傾斜して突出配置されている。ベース部48内には、バックドア42の開閉機構として例えばバックドアハンドルの施錠機構等が収納されている。
ドアラッチ47のロック部49は、左右と上側との三方を囲まれた枠状の周壁50と、周壁50内に配置された板状の不図示の鉤部材とを備えている。車体41の後部開口46の下辺部に不図示の略逆凹字状のストライカが前上がり(回動軌跡Bの半径R方向)に傾斜して突出配置され、ストライカの棒状部(当接部)が周壁50内に進入してストライカに係合当接することで、バックドア42が閉じ状態に維持される。
図8の如く、バックドア42の閉じ状態におけるドアラッチ47のロック部49とドアヒンジ45の回転中心とを結ぶ仮想直線Lは、ドアラッチ47のロック部49に直交して位置する。ドアヒンジ45を中心とした半径Rのドアラッチ47の回動軌跡Bに直交して不図示のストライカの棒状部(当接部)が配置される。
特開2011−131784号公報 特開2009−23480号公報
しかしながら、上記図7〜図9に示した従来のバックドア構造にあっては、ドアラッチ47のロック部49が固定側のベース部48に対して前下がりに傾斜して配置されているために、ドアラッチ47に車両前後方向の力が作用した際に、ドアラッチ全体に図8の矢印C方向の回転モーメントが発生し、ドアラッチ47に矢印C方向の首振り変形が起こり、ドアラッチ47の固定側のベース部48を介してバックドア42のバックドアパネルを図8の矢印Dの如く車両前後方向に振動させる現象が発生し、車両走行中のこもり音等の室内の低周波騒音の原因になるという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、例えば、バックドア側のドアラッチと車体側のストライカとの取付方向に起因するバックドアの振動とそれに伴うこもり音の発生を抑制することのできるバックドア構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るバックドア構造は、車体の後部開口にバックドアが設置され、該後部開口の上部に該バックドアのバックドアパネルがドアヒンジで開閉可能に支持され、該バックドアパネルが閉じ状態で後下がりに傾斜した上半側部分と下方に延びる下半側部分と中間側の屈曲部とを有し、該バックドアパネルの閉じ状態における下端部にドアラッチが取り付けられ、該ドアヒンジと該ドアラッチとが車体前後方向に離間して配置されたバックドア構造において、前記ドアラッチのロック部が前向きに配置され、車体側のストライカの当接部が前記ドアラッチのロック部のロック方向と直交するように配置され、該ロック部が該当接部に係合した状態で前記ロック方向で該当接部に当接するとともに、前記バックドアパネルが閉じ状態で水平ないし略水平な下面部と、該下面部に続き上記下半側部分に沿って上方に延びる前側の縦面部とを有し、該下面部に前記ドアラッチが固定され、前記ドアラッチが、前記下面部に固定されるベース部と、前記ロック部とで構成され、該ベース部と該ロック部とが車体前後方向に直線的に配置されたことを特徴とする。
請求項に係るバックドア構造は、請求項記載のバックドア構造において、前記バックドアパネルの内側に断面略L字状のリインフォースが配置され、該リインフォースが前記下面部と前記縦面部とに固定され、該下面部において前記ドアラッチが該リインフォースに共止めされたことを特徴とする。
請求項に係るバックドア構造は、請求項1または2に記載のバックドア構造において、前記ドアヒンジの回転軸と前記ストライカの当接部を結ぶ仮想直線と、車体前後方向の仮想直線とのなす角度が45°以下に規定されたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車両走行時等におけるバックドアへの入力を車体前後方向に限定したことで、車体前後方向へのドアラッチとストライカとの遊びを削減すると共に、ドアラッチに発生する回転方向のモーメントを相殺し、余計な力がバックドアに入力されるのを防ぐことができ、バックドアの変形を低減することができる。これにより、車両走行時等における車室内のこもり音を軽減することができる。
また、バックドアパネルの下面部に続く前側の縦面部とドアラッチとを直交ないしほぼ直交する方向に配置したことで、車両走行時等において、バックドアに対して車体前後方向に直線的に向かう力のみを入力させることができ、また、ドアラッチをバックドアパネルの下面部に固定したことで、ドアラッチとバックドアパネルとの取付剛性を高めることができる。これらによって、バックドアの変形を低減して、車室内のこもり音を一層軽減することができる。
また、車両走行時等において、ドアラッチのロック部と、バックドアパネルに固定されるベース部との間に発生する回転モーメントを低減することができ、バックドアへの余計な入力を抑制することができる。これにより、バックドアの変形や振動を一層低減して、車室内のこもり音を一層軽減することができる。
請求項記載の発明によれば、ドアラッチを固定するバックドアパネルの下面部と、下
面部に続く縦面部との剛性をリインフォースで高めたことで、車両走行時等において、ド
アラッチに回転方向の力が作用することを抑制し、それにより、バックドアに回転方向の
力が発生することを抑制すると共に、車体へのドアラッチを介したバックドアの固定剛性
を高めることができる。これにより、バックドアの振動を一層低減して、車室内のこもり
音を一層軽減することができる。
請求項記載の発明によれば、車両走行時等におけるドアラッチからの入力をドアヒンジの方向に伝えやすくなり、バックドアの変形を一層低減して、車室内のこもり音を一層軽減することができる。
本発明のバックドア構造の一実施形態を示す斜視図である。 同じくバックドア構造を示す側面図である。 バックドアのドアラッチと車体側のストライカとの係合構造の一形態を示す側面図である。 ドアラッチの固定位置及びストライカの位置の一形態を説明的に示す側面図である。 ドアラッチの固定位置の他の形態を説明的に示す側面図である。 バックドアのドアラッチ取付位置を示す斜視図である。 従来の車両の後部形状の一形態を示す側面図である。 従来のバックドア構造の一形態を示す側面図である。 従来のバックドアのドアラッチを示す斜視図である。
図1〜図6は、本発明のバックドア構造の一実施形態を示すものである。
図1に示すバックドア1は、車体(車両ボディ)の車室の左側から右側後方に向けて斜めに見たものであり、バックドア1を組み付ける車体は図7の従来例におけると同じものである。図1〜図4において、バックドア1は金属製のバックドアパネルのみを図示し、バックドアパネル以外の例えば合成樹脂製のドアトリム等は図示を省略している。
図1に示す如く、自動車のバックドア1は、左方側面視で略逆くの字状(右方側面視で略くの字状)に屈曲形成されたものであり、バックドア閉じ状態で後下がりに傾斜した上半側部分1aと、上半側部分1aから下向きにほぼ垂直に続いた下半側部分1bと、上半側部分1aと下半側部分1bとの間の中間側の屈曲部1cとを備えている。上半側部分1a及び下半側部分1bは必ずしもドア高さの1/2の高さを有するものとは限らない。
バックドア1は、車両内側の金属製のドアインナパネル2と車両外側の金属製のドアアウタパネル3とを備えている。ドアインナパネル2とドアアウタパネル3とはそれぞれの周縁部等で相互に接合されて、バックドアパネル4を構成している。
そして、バックドア1の閉じ状態におけるバックドアパネル4の下半側部分1bの水平ないし略水平な下面部(下端部)5にドアラッチ6が配設されている。ドアラッチ6はバックドアパネル4の下面部5において車幅(左右)方向中央に配置されている。ドアラッチ6の上方においてドアインナパネル2の下半側部分1bに縦方向の左右一対の補強用のビード(突条)7が、ドアラッチ6の左右方向幅と同程度ないしそれ以下の間隔で膨出形成されている。一対のビード7の左右両側(外側)に軽量化用及びドアラッチ取付作業用の開口8が形成され、開口8内にドアアウタパネル3が露出している。
ドアインナパネル2の上端部9の車両内側の面(前面)の左右両側にドアヒンジ10が取り付けられている。上端部9の車両外側の面(後面)には、不図示のドアヒンジリインフォースやドアヒンジガセットが配設・接合されている。また、ドアインナパネル2の下半側部分1bの車両外側の面には、下面部5から下面部5に続く前側の縦面部19にかけて断面略L字状のドアラッチリインフォース(補強部材)12(図4)が配設されている。
図2に示す如く、ドアラッチ6はバックドア1の閉じ状態における水平ないし略水平な下面部5に固定されて車両前後方向に沿って車両前方を向いて水平に突出している。ドアラッチ6は、バックドアパネル4の下面部5にねじ締め固定された水平なベース部13と、ベース部13から車両前方に向けて突出した水平なロック部14とで扁平状(上下方向に扁平な例えば平面視略矩形状)に構成されている。ロック部14とベース部13は車両前後方向に直線状に配置されている(図8の従来例のドアラッチ47におけるロック部49とベース部48との間の折れ形状は存在しない)。
図2の例で、ドアラッチ6のベース部13をバックドアパネル4の下面部5にねじ締め固定するためのボルト15は、前後左右に各一対、計四つ配置されている。前側の左右一対のボルト15のみでドアラッチ6をバックドアパネル4の下面部5に固定することも可能である。ボルト15は下方からベース部13の不図示の孔部に挿入されて、バックドアパネル4の下面部5の内側の不図示のナットに螺合される。ベース部13は上下方向の厚みよりも左右方向の幅及び前後方向の長さが大きく規定され、ロック部14は上下方向の厚みよりも少なくとも前後方向の長さが大きく規定されている。ベース部13の内側には不図示のドア開閉機構が収納されている。
ロック部6は、例えば、外側の枠状の周壁16と、周壁16の左右方向中央に設けられた縦方向の不図示のスリットと、周壁16の内側に配置された水平な板状の不図示の鉤部材と、鉤部材を車体側のストライカ17(図3)とのロック(係止)方向に付勢する不図示のばね部材とを有している。鉤部材(図示せず)は、例えば、ストライカ17(図3)の後側の垂直な棒状部(当接部)17aに摺接するガイド用の傾斜部と、ストライカ17の後側の棒状部17aに係合する溝部とを有している(鉤部材については例えば前記特許文献2参照)。
例えば、ドアラッチ6の鉤部材の溝部の後端面(被当接部)がストライカ17の後側の垂直な棒状部17aの後端面に当接して、車両走行時等のバックドア1の車両前方への変位が抑制され、溝部の前端面がストライカ17の後側の棒状部17aの前端面に当接して、車両走行時等のバックドア1の車両後方への変位が抑制される。このように、ドアラッチ6の鉤部材とストライカ17の後側の棒状部17aとの車両前後方向の遊びが削減されることで、バックドア1の車両前後方向の振動が抑制され、これにより、車室内のこもり音等の発生が抑制される。
図2のバックドア1の閉じ状態で、バックドア1の上部のドアヒンジ10の回転中心(水平な回転軸)10aと、バックドア1の下部のドアラッチ6と車体側のストライカ17(図3)との当接点Aとを結ぶ仮想直線L1は、ドアラッチ6のロック部14の突出方向(車両前方)に向かう水平な仮想直線L2に対して45°以下の角度θで交差している。
この構造により、例えば車両走行中等におけるドアラッチ6からの入力がドアヒンジ10の方向に伝わり易くなり、バックドア1の変形(例えばバックドア1の上半側部分1aと下半側部分1bとの間の鈍角的な屈曲部(交差部)1cを中心としてバックドア1を側面視くの字状に折り曲げようとする変形)が抑制される。バックドア1の変形とは、バックドアパネル4の変形の他に不図示のバックドアトリム等の変形も含まれる。
図3は、車両前方に向けて水平に突出したドアラッチ6のロック部14に係合・当接した車体側のストライカ17の一形態例を示すものである。このストライカ17は、一本の金属製の棒材を直角に折り曲げて略逆L字状に形成され、垂直な後側の棒状部(軸部)17aと水平な上側の棒状部(軸部)17bとを備えている。
バックドア1は閉じ状態で車体18の後部開口18dに位置している。車体18の後部フロア18aは水平な面部で構成され、後部フロア18aの後側且つ下側に垂直な面部(段差面)18cを介して水平な面部18bが形成され、後側且つ下側の面部18bにストライカ17の後側の垂直な棒状部17aが直交して固定され、垂直な面部18cにストライカ17の上側の水平な棒状部17bが直交して固定されている。
ドアラッチ6とストライカ17との係合・当接状態で、ドアラッチ6のロック部14の突出方向すなわち車両前後方向に沿う水平なラッチ中心軸線L3と、ストライカ17の後側の垂直な棒状部17aの中心軸線L4とが直交して位置している。ドアラッチ6のロック部14内の不図示の水平な板状の鉤部材がストライカ17の後側の垂直な棒状部17aに係合して、バックドア1が閉止状態に維持(バックドア1の開きが阻止)されている。
ストライカ17の形状は図3の例に限定されるものではなく、例えば前記特許文献2に記載されたような側面視逆凹字状のもの(前側の不図示の垂直な棒状部と上側の水平な棒状部17bと後側の垂直な棒状部17aとで構成され、後側の垂直な棒状部17aにドアラッチ6の鉤部材が係合・当接するもの)であってもよい。
図4は、バックドア1へのドアラッチ6の取付固定位置の一形態例を示すものである。ドアラッチの固定位置を符号P1で示している。ドアインナパネル2とドアアウタパネル3との間において、バックドア1の閉じ状態における下部に金属製の略L字状のリインフォース(補強部材)12が配設されている。
このリインフォース12は、前記特許文献2の補強プレートに比べて構造が簡単で小型なものである。閉じ状態のバックドア1(バックドアパネル4)の車両前後方向の振動に対して剛性の高い下面部5にドアラッチ6(図3)のベース部14を固定するので、リインフォース12は小型で簡素化されている。バックドア1の重量が軽量である場合等においては、リインフォース12を省略することも可能である。
ドアインナパネル2の下部は、下側且つ後側の水平ないし略水平な下面部5と、上側且つ前側の垂直な縦面部19と、下面部5と縦面部19とを連結した前上がりの傾斜面部20とを有している。下面部5は傾斜面部20を介して前側の縦面部19に一体に続いている。傾斜面部20と下面部5及び縦面部19はそれぞれ上下の稜線21a,21bで鈍角的に交差している。
リインフォース12は、ドアインナパネル2の下部形状に合わせて、水平ないし略水平な短い下板部12aと、垂直な長い縦板部12bと、下板部12aと縦板部12bとを連結した前上がりの傾斜板部12cとを有している。下板部12aは傾斜板部12cを介して縦板部12bに一体に続いている。ドアインナパネル2の下面部5とリインフォース12の下板部12aとが溶接等で接合固定され、ドアインナパネル2の縦面部19とリインフォース12の縦板部12bとが溶接等で接合固定されている。
ドアインナパネル2の下面部5からリインフォース12の下板部12aにかけて、ドアラッチ6のベース部14(図3)が取付固定される。バックドアパネル4へのドアラッチ6の取付固定点を符号P1で示している。取付固定点P1はドアインナパネル2の下側の稜線21bの近傍に位置している。図4の例では左右一対の取付固定点P1でドアラッチ6がバックドアパネル4に取付固定される。ドアラッチ6の各取付固定点P1は例えばボルト15(図3)とナットによる締付固定の位置である。
例えば、ドアインナパネル2の下面部5にボルト挿通用の孔部22(図6)が設けられ、孔部22に対応してリインフォース12の下板部12aの上面に不図示のナットが溶接等で固定され、ドアラッチ6のベース部13がボルト挿通用の不図示の孔部を有し、ボルト15が下方からドアラッチ6のベース部13とドアインナパネル2の下面部5との各孔部を貫通してリインフォース12の上面のナットに螺合される。それにより、ドアラッチ6とドアインナパネル2の下面部5とリインフォース12の下板部12aとが共締め(共止め)される。
なお、ドアインナパネル2の下面部5ではなく、ドアアウタパネル3の下面部(5)を前方に張り出して形成し、ドアアウタパネル3の下面部(5)にドアラッチ6のベース部13を同様に固定(リインフォース12と共止め)することも可能である。要は、ドアインナパネル2とドアアウタパネル3とで成るバックドアパネル4の下面部5にドアラッチ6のベース部13を固定すればよい。
図4で、符号Aは、車体18側のストライカ17(図3)の後側の垂直な棒状部(当接部)17aにおけるドアラッチ6のロック部14との当接点の位置を示している。当接点Aは、ドアラッチ6の取付固定点P1よりも寸法Hだけ少し上方に位置し、且つ寸法Hよりも十分に大きな水平距離をもって取付固定点P1よりも前方に位置している。
図2のドアラッチ6のロック部14の突出方向(矢印L2の方向)がバックドア1の閉じ状態における下半側部分1bの前側の縦面部19(図4)に対して直交ないしほぼ直交する方向に配置されたことで、例えば、車両走行中等においてバックドア1に対して車両前方向に直線的に引っ張るないし押すような入力のみが作用する。この際、バックドア1は不図示の合成ゴム製のウェザストリップの弾性力で車両後方に押し返される。
このように、バックドア1への入力が車両前後方向に限定されたことで、ドアラッチ6とストライカ12との係合状態での前後方向の遊びが削減されると共に、ドアラッチ6に発生する回転方向のモーメントが相殺され、ドアラッチ6に従来のような回転方向C(図8)のモーメントが作用することがなくなり、余計な力がバックドア1に入力されることが抑制される。これにより、バックドア1の変形が抑制される。
また、図4に示すように、ドアラッチ6の取付固定点P1をバックドアパネル4の下面部5に設定して、ドアラッチ6をバックドアパネル4の下面部5に取り付けることで、ドアラッチ6の取付固定部の剛性が高まり、バックドア1の変形が一層抑制される。
それに加えて、図2で前述したドアラッチ6とストライカ17(図3)との当接点Aと、ドアヒンジ10の回転軸中心10aとを結んだ仮想直線L1と、車両前後方向に沿う水平な仮想直線L2とのなす角度θが、ドアラッチ6のロック部14の突出方向(図3のドアラッチ6の軸線L3方向)に対して45°以下に規定されたことで、ドアラッチ6からの入力がドアヒンジ10の方向に伝わり易くなって、バックドア1の変形が一層抑制(低減)される。
図5は、バックドア1へのドアラッチ6の取付固定位置の他の形態例を示すものである。図4のバックドア構造と同様に、ドアインナパネル2とドアアウタパネル3との間において、バックドア1の閉じ状態の下部に金属製の略L字状のリインフォース(補強部材)12が配設されている。
図2〜図4の例ではドアラッチ6のベース部13を水平方向に配置して、ベース部13をバックドアパネル4の下面部5に取付固定したが、図5の例では、それに加えて、図2のドアラッチ6のベース部13の前側に、上向き垂直に突出したブラケット状の不図示の板壁を設け、板壁をドアインナパネル2の断面略L字状の下部の縦面部19と、縦面部19の車両後側の面に沿うリインフォース12の縦板部12bとに、ねじ締め等で固定(共締めないし共止め)するようにしている。
すなわち、ドアラッチ6のベース部13はドアインナパネル2の下面部5と前側の縦面部19とに取付固定される。ドアラッチ6の縦面部19には上下二箇所、又は上下左右各二箇所(計四箇所)でドアラッチ6のベース部13が固定される。図5において、ドアラッチ6の取付固定点を符号P1,P2で示している。
図5の例によれば、ドアラッチ6の取付固定点P1,P2が、ドアインナパネル2の水平ないし略水平な下面部5と垂直な縦面部19とに設けられたことで、バックドア1の開閉時の荷重やバックドア1の振動時の荷重がドアラッチ6及びドアインナパネル2で効率良く受け止められると共に、バックドア1の開閉時の荷重に対するドアラッチ6の取付強度が高まる。
図6は、図4及び図5の例に対応して、ドアラッチ6を取付固定するためのドアインナパネル2の下部の一形態例を示すものである。図4の例では、図6のドアインナパネル2の水平な下面部5に左右一対のボルト挿通用の孔部22が設けられる。図5の例では、図6のドアインナパネル2の水平な下面部5における左右一対のボルト挿通用の孔部22に加えて、ドアインナパネル2の前側の垂直な縦面部19に四つのボルト挿通用の孔部23が設けられる。
図6の例では、ドアインナパネル2の縦面部19の孔部23を左側に一つ、右側に上下二つ、中間に一つそれぞれ設けている。左右の孔部23は、縦面部19の前側に膨出された補強用のビード(突条)7に貫通して設けられている。ドアインナパネル2の縦面部19の後面及び下面部5の上面に沿って略L字状のリインフォース12(図4,図5)が配置され、ドアインナパネル2とリインフォース12とにボルト挿通用の各孔部22,23が貫通して設けられている。
上記図1〜図6に示した実施形態によれば、バックドア1のドアインナパネル2の水平ないし略水平な下面部5にドアラッチ6が取り付けられ、ドアラッチ6のロック部14が車両前方に向けて突出して配置されたことで、車室内騒音で問題となるバックドア1の車両前後方向の振動が抑制されて、バックドア1の前後振動に起因する車室内騒音(こもり音)が軽減される。測定の結果、車室内騒音は最大で5dB(デシベル)程度低減されている。
また、図5に示した実施形態によれば、ドアラッチ6の取付固定点P1,P2が、ドアインナパネル2の水平ないし略水平な下面部5と、ドアインナパネル2の垂直ないし略垂直な縦面部19とに設けられたことで、バックドア1の振動の抑制効果に加えて、バックドア1の開閉荷重に対するドアラッチ6の取付強度が高められる。
なお、上記図1〜図6の実施形態においては、バックドアとして、閉じ状態で傾斜状の上半側部分(前側部分)1aと垂直ないし略垂直な下半側部分(後側部分)1bとで側面視略逆くの字状に屈曲したバックドア1を用いた例で説明したが、例えば、前記特許文献1に記載されたような垂直ないし略垂直なバックドアの下端部に、図2の水平なドアラッチ6を配設し、車体18に図3の垂直な後側の棒状部(軸部)17aを有するストライカ17を配設することも可能である。
この場合においても、車両走行中のバックドアの前後方向の振動が抑制されて、車室内のこもり音が軽減される。但し、図2の例のようにドアラッチ6とストライカ17との当接点Aと、ドアヒンジ10の回転中心10aとを結ぶ仮想直線L1は仮想水平線L2に対して45°以下にはならない(例えば90°近くになる)ので、車両走行中等のドアラッチ6からの入力をドアヒンジ10の方向に伝え難く、バックドアの曲がり変形の軽減効果は少ない。
また、バックドアとして側面視略逆くの字状に屈曲したものではなく、閉じ状態で上端部から下端部にかけて後下がりに傾斜したバックドア(図示せず)を用いることも可能である。この場合は、例えば図2の水平なドアラッチ6と図3の垂直な後側の棒状部(軸部)17aを有するストライカ17とで車両前後方向のバックドアの振動を抑制することができ、車室内のこもり音を軽減することができる。ドアヒンジ10の回転中心10aと当接点Aを結ぶ仮想直線L1を仮想水平線L2に対して45°以下にすることも可能であるので、バックドアの曲がり変形軽減の効果も発揮される。
また、上記実施形態においては、図2に示すようにドアラッチ6をバックドア1の閉じ状態における下面部5に配設・固定したが、例えば図3の車体後部のフロア18aの形状やストライカ17の取付位置等によっては、バックドア1の下面部5よりも少し上側の縦面部19にドアラッチ(6)の縦長のベース部(13)を固定したり、あるいはバックドア1の下端側の縦面部19に不図示の凹部を設けて、凹部内にドアラッチ6の水平なべース部13を固定したりして、ベース部13からロック部14を車両前方に向けて水平に直線的に配置することも可能である。ロック部14が凹部内に位置し、ストライカ17が凹部内に進入するものでもよい。
また、上記実施形態においては、図2のようにドアラッチ6を上下方向に扁平状に形成・配置したが、例えば、ドアラッチ(6)を左右(車両幅)方向に扁平状に形成・配置し、ロック部(14)内の不図示の板状の鉤部材を縦長に配置し、ストライカ(17)を図3のように縦方向ではなく横方向(水平方向)に配置して、ドアラッチ(6)の鉤部材をストライカ(17)の水平な後側の棒状部(17a)に係合・当接させることも可能である。
また、上記実施形態においては、図2,図3の如くバックドア1のドアラッチ6を車両前方に向けて水平に配置し、車体側のストライカ17の後側の棒状部17aを垂直に配置したが、例えば、ドアラッチ6を車両前方に向けて水平に対して±5°程度の範囲で傾斜させて配置したり、あるいは、車体側のストライカ17の後側の棒状部17aを垂直(鉛直)に対して±5°程度の範囲で傾斜させて配置しても、本発明のバックドア構造の効果は発揮され得る。
なお、前記特許文献2には、ドアラッチのロック部とストライカの後側の棒状部(当接部)とが直交して配置されたことが記載されているが、特許文献2のロック部とストライカは車両前後方向に対して例えば略45°程度傾斜して配置されているので、ドアラッチが回転方向のモーメントを受けやすい。これに対して、本発明におけるドアラッチ6のロック部14は車両(車体)前後方向に沿って配置され、同じくストライカ17の棒状部(当接部)17aは車両前後方向とは直交する方向に沿って配置されている(棒状部17aの軸線L4(図3)が車両前後方向とは直交する上下方向に沿って位置している)ので、ドアラッチ6が回転方向のモーメントを受け難く、これにより、バックドア1の変形が低減される。
その他、従来公知の知見に従い、本発明のバックドア構造を適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明のバックドア構造の構成を具備する限り、勿論本発明の範疇に含まれるものである。
本発明のバックドア構造は、バックドア側のドアラッチと車体側のストライカとの取付方向に起因するバックドアの振動とそれに伴うこもり音の発生を抑制するために利用することができる。
1 バックドア
1a 上半側部分
1b 下半側部分
1c 屈曲部
4 バックドアパネル
5 下面部
6 ドアラッチ
10 ドアヒンジ
10a 回転軸
12 リインフォース
13 ベース部
14 ロック部
17 ストライカ
17a 棒状部(当接部)
18 車体
18d 後部開口
19 縦面部
L1,L2 仮想直線
θ 角度

Claims (3)

  1. 車体の後部開口にバックドアが設置され、該後部開口の上部に該バックドアのバックドアパネルがドアヒンジで開閉可能に支持され、該バックドアパネルが閉じ状態で後下がりに傾斜した上半側部分と下方に延びる下半側部分と中間側の屈曲部とを有し、該バックドアパネルの閉じ状態における下端部にドアラッチが取り付けられ、該ドアヒンジと該ドアラッチとが車体前後方向に離間して配置されたバックドア構造において、
    前記ドアラッチのロック部が前向きに配置され、車体側のストライカの当接部が前記ドアラッチのロック部のロック方向と直交するように配置され、該ロック部が該当接部に係合した状態で前記ロック方向で該当接部に当接するとともに、
    前記バックドアパネルが閉じ状態で水平ないし略水平な下面部と、該下面部に続き上記下半側部分に沿って上方に延びる前側の縦面部とを有し、該下面部に前記ドアラッチが固定され、
    前記ドアラッチが、前記下面部に固定されるベース部と、前記ロック部とで構成され、該ベース部と該ロック部とが車体前後方向に直線的に配置されたことを特徴とするバックドア構造。
  2. 前記バックドアパネルの内側に断面略L字状のリインフォースが配置され、該リインフォースが前記下面部と前記縦面部とに固定され、該下面部において前記ドアラッチが該リインフォースに共止めされたことを特徴とする請求項記載のバックドア構造。
  3. 前記ドアヒンジの回転軸と前記ストライカの当接部を結ぶ仮想直線と、車体前後方向の仮想直線とのなす角度が45°以下に規定されたことを特徴とする請求項1または2に記載のバックドア構造。
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