JP2008037164A - 車両の後部ドア構造 - Google Patents

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健一 棟長
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Abstract

【課題】ワイパユニットの組付けを容易にすることができる車両の後部ドア構造を提供する。
【解決手段】車内側に配置されるインナパネル6と、車外側に配置されるアウタパネル5とを有する車両Vの後部ドア構造であって、インナパネル6は、上部に設けられる窓枠部の下枠部を形成する横ビーム20を備え、横ビーム20には、ワイパユニット30を取付けるためのワイパブラケット40が固定されている。ワイパブラケット40は、横ビーム20の表面形状に沿って形成されるビーム取付け部42と、横ビーム20の表面形状に対して傾斜して形成されるワイパ取付け部41とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の後部ドア構造に関し、特に、リヤワイパユニットを後部ドアに取付けるための後部ドア構造に関する。
車両の後部ドアに、ワイパユニットが取付けられたものが種々提案されている。この種のワイパユニットは、後部ドアのインナパネルにワイパブラケットを介して取付けることが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−164826号公報(図1)
しかしながら、従来の車両の後部ドア構造では、ワイパユニットを、ワイパブラケットを用いてインナパネルに固定しているが、ワイパブラケットが固定されるインナパネルの形状によっては、ワイパブラケットの取付け作業のためのスペースが充分に確保することができないという問題があった。具体的には、インナパネルに別体の横ビームを結合して、この横ビームにリヤワイパユニットを取付ける場合、剛性を高めるために、横ビームの形状を後部ドアの開閉方向に沿って形成する場合がある。そのような場合、横ビームへのワイパユニットの取付け作業のスペースが充分に確保できないことがある。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、ワイパユニットの組付けを容易にすることができる車両の後部ドア構造を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車内側に配置されるインナパネルと、車外側に配置されるアウタパネルとを有する車両の後部ドア構造であって、前記インナパネルは、上部に設けられる窓枠部の下枠部を形成する横ビームを備え、前記横ビームには、ワイパユニットを取付けるためのワイパブラケットが固定され、前記ワイパブラケットは、前記横ビームに取付けられ、前記横ビームの表面形状に沿って形成されるビーム取付け部と、前記ワイパユニットに取付けられ、前記横ビームの表面形状に対して傾斜して形成されるワイパ取付け部と、を有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、横ビームに取付けられるビーム取付け部に対してワイパユニットが取付けられるワイパ取付け部が傾斜して形成されているので、横ビームの形状に関係なく、ワイパユニットの取付け面を確保することができ、ワイパユニットの取付け作業性を向上できる。
請求項2に係る発明は、前記横ビームの断面形状における上壁部および下壁部は後部ドアの開閉方向に沿って形成され、前記ワイパブラケットは前記下壁部に取付けられるとともに、前記ワイパ取付け部は略水平方向に形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、横ビームの上壁部へのワイパユニットの取付けは、上側から固定されるため安定するが、下壁部への取付けは、ワイパユニットに重力が作用するため上側よりも強固な固定が必要となる。そこで、ワイパ取付け部を略水平方向となるように形成することによって、ワイパユニットの取付け状態をさらに安定させることができる。
請求項3に係る発明は、前記ワイパブラケットは、前記ビーム取付け部が、前記ワイパ取付け部の両側部に一対で設けられ、前記ワイパ取付け部と前記ビーム取付け部とは壁部を介して連続して形成されるとともに、前記ワイパ取付け部の一側部は、他側部と比較して、前記ビーム取付け部に近接して形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、ワイパブラケットを横ビームに取付けた状態で、ワイパブラケットと横ビームとで袋形状になるように形成することによって、ワイパユニットから受ける荷重に対する剛性を高めることが可能になり、ワイパユニットの取付け状態をより安定させることができる。
請求項4に係る発明は、前記ワイパ取付け部は、前記一側部から前記他側部になるにつれて幅広となる形状に形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、ビーム取付け部に近接する一側部側の幅を比較的狭くすることにより、一側部側での剛性をより高め、他側部側の幅を比較的広くすることにより、一対のビーム取付け部のスパンを大きく確保してワイパユニットの取付け状態を安定させることができる。
本発明によれば、横ビームの形状に関係なく、ワイパユニットの取付け作業性を向上させることができる車両の後部ドア構造を提供できる。
次に、本発明の第1実施形態に係る車両の後部ドア構造について、図1ないし図8を参照しながら詳細に説明する。図1は本実施形態に係る後部ドア構造を適用した車両の部分斜視図、図2はインナパネルを車外側から見た様子を示す斜視図、図3はインナパネルと結合されたアウタパネルを車外側から見た様子を示す斜視図、図4は図3のA矢視図、図5はワイパブラケットの取付け状態を示す拡大斜視図、図6は図4のB−B断面図、図7はワイパユニットをピボット軸側から見たときの平面図、図8はワイパブラケットを示し、(a)は斜視図、(b)は別の斜視図、(c)は平面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る車両Vの後部ドア構造は、車両Vの後部に設けられた開口部3を開閉するための後部ドア2に適用されている。ちなみに、後部ドア2は、その上側の側縁部と、開口部3の上側の側縁部とが一対のヒンジ4,4で回動自在に連結されることで、後部ドア2の上端を支点として開閉する、はね上げ式の構造を有している。また、後部ドア2の下部の車幅方向中央部には、図示しないロック装置が設けられており、このロック装置によって後部ドア2が車体V1側にロックされるようになっている。
後部ドア2は、車外側に配置されるアウタパネル5と、このアウタパネル5に対して車内側に配置されるインナパネル(インナフレームともいう)6とを備えている。なお、アウタパネル5には、リアウインドウ8aが設けられるとともに、図1および図3に示すように、上端部に車幅方向に沿って延びるリアスポイラ8bが設けられ、下部にガーニッシュ部材8cが設けられている。
図2に示すように、前記インナパネル6は、枠部9と、この枠部9と一体成形された一対の補強部10a,10bと、別体の横ビーム20と、を備えている。
前記枠部9は、金属プレートがプレス成形されて得られものであって、後部ドア2(図1参照)の外形に沿うように形成され、その外側の輪郭が略矩形になるように形成されている。
前記補強部10a,10bは、所定の幅で細長く、枠部9の下部9cの車幅方向の中央部から、枠部9の両側部9a,9b側に向かって略V字に延びている。これにより、インナパネル6には、上側に位置する枠部9と補強部10a,10bとで囲まれる略ホームベース形の開口部12と、下側に位置する枠部9と補強部10aとで囲まれる略三角形状の開口部13と、下側に位置する枠部9と補強部10bとで囲まれる略三角形状の開口部14と、がそれぞれ形成されている。
図2に示すように、前記インナパネル6には、開口部12の縁部に、枠部9に対してアウタパネル5(図1および図3参照)側に向かう方向、つまり車外側に向かう方向に起立する切起こし部16が形成されている。
前記補強部10aには、開口部13の縁部に、アウタパネル5側に向かう方向に切起こし部18aが形成され、開口部12の縁部に、切起こし部18aと同じ方向に突出するように切起こし部19aが形成されている。また、補強部10bについても、補強部10aと同様に、開口部14の縁部に切起こし部18bが形成され、開口部12の縁部に切起こし部19bが形成されている。これらの切起こし部18a,18b,19a,19bの各先端は、アウタパネル5(図1参照)に接合されるようになっている。
図2に示すように、前記横ビーム20は、インナパネル6の上半分側において構成される窓枠部6Aの下枠部を形成するものである。また、横ビーム20は、枠部9の側部9a,9bと、補強部10a,10bとの連結部Sa,Sb同士の間にわたって延在するように取付けられ、車外側(後側)に向かう方向に凸となるように湾曲して形成されている。また、横ビーム20は、車幅方向の中央部から両側部にかけて徐々に幅広となるように形成され、その両端部21a,21bが車内側(前側)に折り曲げられて、端部21a,21bが切起こし部16と接合されるようになっている。
また、横ビーム20は、図6に示すように、縦断面視したときの断面形状が、後部ドア2の略開閉方向に沿って形成される上壁部22および下壁部23を有している。また、上壁部22と下壁部23とは、後部ドア2の開閉方向に略直交して形成される面部24と連続して形成され、上壁部22と下壁部23と面部24とで、車外側(後側)が開放した凹部25となっている。なお、この凹部25は、横ビーム20の車幅方向の一端から他端に延びて形成されている(図2参照)。
なお、本実施形態では、インナパネル6には、図2に示すように、さらに連結部Sa,Sbにコーナースティフナ26a,26bが設けられている。コーナースティフナ26a,26bは、いわゆる補強部材であり、開口部12側の縁部27a,27bが車外側に折り曲げられて、この縁部27a,27bが、切起こし部16に結合された横ビーム20の端部21a,21bに接合されるようになっている。また、縁部27a,27b以外の部分は、枠部9や補強部10a,10bと接合されている。
図2に示すように、横ビーム20には、ワイパユニット30が一対のワイパブラケット40,40を介して取付けられるようになっている。
前記ワイパユニット30は、図7に示すように、ベース部材31に、ワイパモータ32、減速歯車群(図示せず)などが内蔵されている減速部33、動力伝達歯車群(図示せず)などが内蔵されている動力伝達部34を備え、ワイパモータ32、減速部33、動力伝達部34が車幅方向に並列に配置されるように構成されている。なお、減速部33および動力伝達部34は、合成樹脂材料などを用いた成形などにより一体に形成されるギアボックスである。また、動力伝達部34は、斜め上後方に延びるワイパピボット35を備え、このワイパピボット35の先端に、ワイパブレード11bが装着されたワイパアーム11a(図1参照)が取付けられて構成されている。ちなみに、動力伝達部34は、ワイパモータ32と減速部33の一方向の回転運動を、ワイパピボット35の正逆回転運動に変換するための方向変換機構を備えている。
前記ベース部材31は、適宜の厚さを有する金属プレートを用いたプレス成形によって、車幅方向に長く異形形状に形成されている。また、ベース部材31は、車幅方向の両端の下縁部に、ワイパピボット35と同じ方向に延びるブラケット31a,31bが形成され、車幅方向の左端の上縁部に、同方向に延びるブラケット31cが形成されている(図6参照)。また、ブラケット31a,31b,31cの先端部には、それぞれU字状(図示せず)の切欠部31a1,31b1,31c1が形成されている。また、ブラケット31a,31bの先端部は、横ビーム20の面に沿うように屈曲して形成されている。
図8(a)および図8(b)に示すように、前記ワイパブラケット40は、金属プレートをプレス成形して形成され、ワイパユニット30が取付けられるワイパ取付け部41と、横ビーム20(図6参照)に取付けられるビーム取付け部42とを有している。
前記ワイパ取付け部41は、図8(c)に示すように、一側部41bの幅寸法W1が、他側部41cの幅寸法W2よりも短い略台形板状に形成され、その中央に貫通孔41aが形成されている。よって、ワイパ取付け部41は、一側部41bから他側部41cになるにつれて幅広な形状となるように形成されている。ちなみに、本実施形態では、一側部41bが車内側(前側)に位置する側であり、他側部41cが車外側(後側)に位置する側である。
前記ビーム取付け部42は、ワイパ取付け部41の両側部に一対に設けられている。また、ビーム取付け部42は、略四角形状に形成され、一側部41bから他側部41cに向けてワイパ取付け部41から離れるように傾斜して形成されるとともに(図8(a)参照)、ワイパ取付け部41を挟んで互いに離間する方向に延びて形成さている。また、ビーム取付け部42は、略三角形状の壁部43,43を介してワイパ取付け部41と連続な面となるように形成されている。
前記ワイパブラケット40は、ワイパ取付け部41の一側部41bの側において、壁部43,43の傾斜した上縁部に、ビーム取付け部42よりも幅狭で、平面視して略弓形形状のフランジ部44が形成されている。このフランジ部44は、ビーム取付け部42と同じ角度の傾斜面を有し、ビーム取付け部42と連続な平面となるように形成されている。
このように構成された本実施形態の車両Vの後部ドア構造では、図4および図5に示すように、一対のワイパブラケット40,40が、車幅方向に所定の間隔をおいて横ビーム20に固定され、図2に示すように、ワイパユニット30の下側のブラケット31a,31bがワイパブラケット40,40に固定され、上側のブラケット31cが横ビーム20に固定されるようになっている。なお、ワイパブラケット40は、図6に示すように、ビーム取付け部42が横ビーム20の下壁部23に溶接などで固定されるが、このとき、ワイパブラケット40のフランジ部44は、横ビーム20の面部24よりも車内側(前側)に突出した状態で取付けられる。
そして、横ビーム20の下壁部23に固定されたワイパブラケット40に、固定部材50を介してワイパユニット30のブラケット31a,31b(図7参照)が取付けられる。この固定部材50は、ボルト51、ナット52およびマウント部材53から構成されている。なお、マウント部材53は、ゴムなどの弾性材で円筒状に形成され、周面に周方向に沿って溝部53aが形成されている。取付手順としては、まず、マウント部材53を、ブラケット31aの切欠部31a1(図7参照)に溝部53aを挿入して取付けた後に、ボルト51をマウント部材53と貫通孔41aに挿通して、ナット52に螺合させることで、ワイパユニット30のブラケット31aを、ワイパブラケット40に固定する。なお、前記と同様にして固定部材50を用いてワイパユニット30のブラケット31bをもう一方のワイパブラケット40に固定する。また、ワイパユニット30の上側に位置するブラケット31cは、同様な固定部材50を用いて、横ビーム20の上壁部22に形成された取付穴20sに固定する。
次に、本実施形態に係る車両Vの後部ドア構造の作用効果について説明する。
本実施形態に係る後部ドア構造では、図8に示すような形状のワイパブラケット40を用いて、横ビーム20に取付けられるビーム取付け部42の面に対して、ワイパユニット30が取付けられるワイパ取付け部41の面を傾斜させて形成しているので、横ビーム20の形状に関係なく、例えば、本実施形態のように下壁部23が後部ドア2の開閉方向に沿って設けられている場合であっても、ワイパユニット30の取付け面を確保することができ、ワイパユニット30の取付け作業性を向上させることができる。したがって、図6に示すように、横ビーム20の下壁部23とアウタパネル5との距離Lが短く、取付け面を確保することが難しい場合であっても、ワイパ取付け部41をアウタパネル5から外れた方向に向けることができるので、ワイパユニット30の取付け作業性を向上できる。よって、図6に示すように、電動工具60を用いて固定部材50を締め付ける場合であっても、電動工具60を配置するための作業スペースを充分に確保することができる。
さらに、本実施形態の後部ドア構造では、図6に示すように、ワイパブラケット40のワイパ取付け部41を略水平方向にすることができるので、固定部材50の締め付け方向を上下方向に向けて固定することが可能になり、ワイパユニット30の取付け状態をさらに安定させることができる。
さらに、本実施形態の後部ドア構造では、図6に示すように、ワイパ取付け部41の一側部41bが、他側部41cに比べて、ビーム取付け部42に近接するように形成され、ワイパブラケット40を横ビーム20に取付けたときに、ワイパブラケット40と横ビーム20とで袋形状になるように形成されるので、ワイパユニット30から受ける荷重に対する剛性を高めることができ、ワイパユニット30の取付け状態をより安定させることが可能になる。
さらに、本実施形態の後部ドア構造では、図8に示すように、ビーム取付け部42に近接するワイパ取付け部41の一側部側の幅(W1)を比較的狭く形成することにより、一側部側での剛性をより高めることができるとともに、他側部側の幅(W2)を比較的広く形成することにより、一対のビーム取付け部42,42のスパンを大きく確保してワイパユニット30の取付け状態を安定させることができる。
また、本実施形態の後部ドア構造では、ワイパブラケット40にフランジ部44を設けたので、ワイパブラケット40の剛性がさらに高められ、ワイパユニット30の取付け状態をさらに安定させることができる。この点について、本実施形態のワイパブラケット40と図9に示すワイパブラケット100とを比較して説明する。図9(a)に示すワイパブラケット100は、ワイパ取付け部101の両側部にビーム取付け部102,102が設けられ、ワイパ取付け部101とビーム取付け部102,102とが壁部103,103を介して連続して形成されている。また、ワイパ取付け部101とビーム取付け部102,102とは、一側部と他側部の双方において距離が一定となるように平行に形成されている。
このような構造において、ワイパブラケット100のビーム取付け部102,102を、図9(b)に示すように横ビーム200に固定して、ワイパブラケット100のワイパ取付け部101にワイパユニット(図示せず)を取付けると、ワイパユニットから受ける荷重によってワイパ取付け部101が下方に引っ張られてワイパブラケット100が倒れ変形し易くなる(2点鎖線参照)。これに対して、本実施形態のワイパブラケット40では、前記したように、ワイパ取付け部41の一側部41bが他側部41cに比べてビーム取付け部42に近接するように形成され、さらに、一対のビーム取付け部42,42に連続するようにフランジ部44が形成されているので、ワイパブラケット40の剛性をさらに一層高めることができるようになる。よって、ワイパユニット30の取付け状態をより安定させることができるようになる。
本実施形態に係る後部ドア構造を適用した車両の部分斜視図である。 インナパネルを車外側から見た様子を示す斜視図である。 インナパネルが結合されたアウタパネルを車外側から見た様子を示す斜視図である。 図3のA矢視図である。 ワイパブラケットの取付け状態を示す拡大斜視図である。 図4のB−B断面図である。 ワイパユニットをピボット軸側から見たときの平面図である。 ワイパブラケットを示し、(a)は斜視図、(b)は別の斜視図、(c)は平面図である。 ワイパブラケットの比較例を示し、(a)は斜視図、(b)は横ビームに取付けたときの問題点を示す図である。
符号の説明
2 後部ドア
5 アウタパネル
6 インナパネル
6A 窓枠部
20 横ビーム
22 上壁部
23 下壁部
30 ワイパユニット
40 ワイパブラケット
41 ワイパ取付け部
41b 一側部
41c 他側部
42 ビーム取付け部
43 壁部
V 車両

Claims (4)

  1. 車内側に配置されるインナパネルと、車外側に配置されるアウタパネルとを有する車両の後部ドア構造であって、
    前記インナパネルは、上部に設けられる窓枠部の下枠部を形成する横ビームを備え、
    前記横ビームには、ワイパユニットを取付けるためのワイパブラケットが固定され、
    前記ワイパブラケットは、
    前記横ビームに取付けられ、前記横ビームの表面形状に沿って形成されるビーム取付け部と、
    前記ワイパユニットに取付けられ、前記横ビームの表面形状に対して傾斜して形成されるワイパ取付け部と、
    を有することを特徴とする車両の後部ドア構造。
  2. 前記横ビームの断面形状における上壁部および下壁部は後部ドアの開閉方向に沿って形成され、
    前記ワイパブラケットは前記下壁部に取付けられるとともに、前記ワイパ取付け部は略水平方向に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後部ドア構造。
  3. 前記ワイパブラケットは、前記ビーム取付け部が、前記ワイパ取付け部の両側部に一対で設けられ、前記ワイパ取付け部と前記ビーム取付け部とは壁部を介して連続して形成されるとともに、前記ワイパ取付け部の一側部は、他側部と比較して、前記ビーム取付け部に近接して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の後部ドア構造。
  4. 前記ワイパ取付け部は、前記一側部から前記他側部になるにつれて幅広となる形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両の後部ドア構造。
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