JP2010100163A - 後部ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパー装置の駆動ユニットを、スペース効率良く、しかも高い剛性をもってリヤガラスの側部下端領域に設置することのできる後部ドア構造を提供する。
【解決手段】枠部17の両側の側辺同士を連結する横ビーム23を設ける。枠部17の側辺と横ビーム23とに跨ってセンタースチフナ25を設ける。ワイパー装置の駆動ユニット30を枠部17の側辺と横ビーム23に挟まれた空間部に配置する。駆動ユニット30の一端部31aを、枠部17とセンタースチフナ25との連結部40Aに固定し、駆動ユニット30の他端部31bを、センタースチフナ25と横ビーム23との連結部40Bに固定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両の後部面の開口部に開閉可能に設けられる後部ドア構造に関するものである。
ハッチバックタイプ等の車両においては、車体後部に開口部が設けられ、その開口部に後部ドアが開閉可能に設けられている。後部ドアには、通常、枠部が設けられ、その枠部にリヤガラスが取り付けられている。また、枠部の下辺の略中央部には、リヤガラスの表面を払拭するためのワイパー装置が設置されている。
ワイパー装置は、ワイパーブレートがモータによる駆動によって左右に回動操作されるため、ワイパーブレートを操作する駆動ユニットには大きな反力が作用する。また、ワイパー装置は重量物となるため、後部ドアの開閉時にその慣性荷重が取付け部に作用する。このため、駆動ユニットを高い剛性をもって支持するための構造が案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の後部ドア構造は、枠部の両側の側辺同士を連結する閉断面構造の横ビームが設けられ、この横ビームの車幅方向の略中央部とドアパネルとに跨るようにワイパー装置の駆動ユニットが取り付けられている。
特開2007−237947号公報
上記従来の後部ドア構造は、スペース的に充分な余裕のある車幅方向の略中央部にワイパー装置を設置する場合に採用されるものであるが、後部視界の確保の観点からワイパー装置をリヤガラスの側部下端に配置する場合には、駆動ユニットの設置スペースの確保が難しくなる。
そこで、この発明は、ワイパー装置の駆動ユニットを、スペース効率良く、しかも高い剛性をもってリヤガラスの側部下端領域に設置することのできる後部ドア構造を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、車体後部に開閉可能に設けられる後部ドア構造であって、リヤガラス(例えば、後述の実施形態におけるリヤガラス5)の上縁部と側縁部を支持する枠部(例えば、後述の実施形態における枠部17)と、車幅方向に延出して前記枠部の両側の側辺同士を連結する横ビーム(例えば、後述の実施形態における横ビーム23)と、を備え、前記枠部の側辺と前記横ビームとに跨って補強部材(例えば、後述の実施形態におけるセンタースチフナ25)が設けられ、前記リヤガラスの表面を払拭するためのワイパー装置の駆動ユニット(例えば、後述の実施形態における駆動ユニット30)が前記枠部の側辺と前記横ビームに挟まれた空間部に配置され、前記駆動ユニットの長手方向の一端側が、前記枠部と前記補強部材との連結部(例えば、後述の実施形態における連結部40A)に固定されるとともに、前記駆動ユニットの長手方向の他端側が、前記補強部材と前記横ビームとの連結部(例えば、後述の実施形態における連結部40B)に固定されていることを特徴とする。
これにより、ワイパー装置の駆動ユニットは、枠部と補強部材、補強部材と横ビームの各連結部に跨って固定されるようになる。また、駆動ユニットは、枠部と横ビームに挟まれたコーナー領域に配置されることになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の後部ドア構造において、前記駆動ユニットの一端側と他端側の少なくとも一方は、前記補強部材に固定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の後部ドア構造において、前記駆動ユニットの一端側は、前記ドアパネルの車外側のパネル面に沿う方向と同パネル面に交差する方向のいずれか一方で固定されるとともに、前記駆動ユニットの他端側は、前記ドアパネルの車外側のパネル面に沿う方向と同パネル面に交差する方向のいずれか他方で固定されることを特徴とする。
これにより、駆動ユニットの固定方向が一端側と他端側で異なるようになり、間欠的に向きを変えるワイパーブレードの作動反力を高い強度で受け止められるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の後部ドア構造において、前記駆動ユニットの一端側と他端側の少なくとも一方は別体のブラケット(例えば、後述の実施形態における第1のブラケット41および第2のブラケット44)を介して前記連結部に固定されていることを特徴とする。
これにより、ブラケットの形状やサイズを変更することにより、仕様の異なる複数の車両に駆動ユニットを容易に適応させることが可能になる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の後部ドア構造において、前記駆動ユニットの一端側と他端側の中間部(例えば、後述の実施形態における中間部31c)は、前記補強部材に固定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ワイパー装置の駆動ユニットが枠部と補強部材、補強部材と横ビームの各連結部に跨って固定されるため、枠部と横ビームに挟まれたコーナー領域に、駆動ユニットをコンパクトに、かつ高い剛性をもって設置することが可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、駆動ユニットの一端側と他端側の少なくとも一方が補強部材に固定されるため、駆動ユニットに対する保持強度をより高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、駆動ユニットの固定方向が一端側と他端側で異なるため、間欠的に向きが変わるワイパーブレードの作動反力を高い強度をもって確実に受け止めることができるともに、部材の寸法誤差による駆動ユニットの組付作業性の低下を低減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、駆動ユニットの一端側と他端側の少なくとも一方が別体のブラケットを介して連結部に固定されるため、後部ドアの本体側を大きく変更することなく仕様の異なる複数種の車両に柔軟な適応することができる。したがって、生産コストの削減を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、駆動ユニットの一端側と他端側の中間部が補強部材に固定されているため、駆動ユニットに対する保持強度をさらに高めることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、特別に断らない限り、「上」「下」と「前」「後」については車体に対しての上下と前後を意味するものとする。
図1は、車両の後部ドア3を分解して示したものである。
この後部ドア3は、ハッチバックタイプの車両の後部の開口に設けられ、上端部が図示しないヒンジを介して車体に跳ね上げ開閉可能に支持されている。後部ドア3は、閉状態において、車体のルーフから後方側に向かって下方傾斜する傾斜面aと、傾斜面aの後端部から下方に屈曲する垂立面bとを備え、傾斜面aにリヤガラス5(図6〜図8の断面参照)が配置されるとともに、垂立面bの上半部にエキストラウィンドウガラスが配置されている。
後部ドア3は、骨格部材であるドアフレーム10と、このドアフレーム10の車外側に取り付けられるドアパネルコンポーネント11(ドアパネル)と、このドアパネルコンポーネント11の車外側面に取り付けられるリヤスポイラー12と、を備え、ドアフレーム10とドアパネルコンポーネント11は夫々鋼板材によって形成され、リヤスポイラー12は樹脂材料によって形成されている。
ドアフレーム10は、前述した傾斜面aと垂立面bを成すように側面視が略くの字状に屈曲し、正面視は略矩形枠状に形成されている。ドアフレーム10の周域の枠部は、車外側に開口するように略ハット状断面に形成され、外周縁部と内周縁部にはフランジ部10a,10bが形成されている。なお、図中13は、ドアフレーム10の下縁部の中央に設けられたロック機構取付部である。また、略矩形枠状のドアフレーム10の内側領域は、前述した傾斜面aと垂立面bの間の屈曲部分に跨るように開口している。
ドアパネルコンポーネント11は、前述した傾斜面a部分にほぼ相当の上半部を構成するドア上部パネル14と、前述した垂立面b部分にほぼ相当の下半部を構成するドア下部パネル15と、を備え、両者が相互に溶接固定されている。
ドア上部パネル14は、内側に略矩形状の窓開口16が形成され、その窓開口16を形成する上辺部と車幅方向両側の側辺部がリヤガラス5の上縁部と側縁部をそれぞれ支持する枠部を構成している。また、ドア上部パネル14の下縁の車幅方向に延出する領域は、図7,図8に示すように、中央部が下向きに突出する略ハット状断面の下部側ビーム片18とされている。
一方、ドア下部パネル15は、垂立面bを構成する略矩形状のパネル本体19の上端部に車体のルーフ側に向けて屈曲した上部側ビーム片20が形成されている。上部側ビーム片20は車幅方向に延出するとともに、図7,図8に示すように、中央部が上向きに突出する略ハット状の断面形状とされている。また、上部側ビーム片20の車幅方向の両端部には傾斜面aに沿って斜め上方に延出する延出片21が設けられている。パネル本体19の上部の上部側ビーム片20のほぼ直下位置には枠部22が設けられ、この枠部22にエキストラウィンドウガラスが取り付けられるようになっている。
図2は、ドア上部パネル14とドア下部パネル15の結合部を車外側から見た概略図である。
ドア下部パネル15は、上部側ビーム片20とその両側の延出片21が、ドア上部パネル14の下縁部に重合状態で溶接固定されている。具体的には、上部側ビーム片20は、下部側ビーム片18の前後のフランジ部18a,18b(図7,図8参照)に対してフランジ部20a,20bで溶接固定され、下部側ビーム片18とともに車幅方向に延出する閉断面構造の横ビーム23を構成するようになっている。また、上部側ビーム片20の車幅方向の両縁部は側端部に向かって下方に湾曲し、その端縁が下部側ビーム片18の上面に重合されている。両側の延出片21は、ドア上部パネル14の枠部の側辺部の下端上面に重合状態で溶接固定されている。ドア下部パネル15とドア上部パネル14とは、横ビーム23のビーム形成領域のうちの、車幅方向の両端部と中央部の複数個所において相互にスポット溶接されている。
また、下部側ビーム片18と上部側ビーム片20によって形成された横ビーム23の上面には、樹脂製のリヤスポイラー12が取り付けられている。
また、ドアフレーム10の両側部の屈曲領域の上面には、補強部材である略T字状のセンタースチフナ25が溶接固定され、このセンタースチフナ25を介してドアパネルコンポーネント11の横ビーム23部分が溶接固定されている。センタースチフナ25は、ドアフレーム10の屈曲領域の上面に重合状態で固定されるベース部26と、ベース部26の略中央から車幅方向の内側に延出する支持片27と、を備え、支持片27の上面に横ビーム23(下部側ビーム片18)の両側の側縁部が取り付けられている。支持片27は、前後方向の中央が下向きに突出する略ハット状断面に形成され、その上面に下部側ビーム片18の下面が重合状態で溶接固定されている。
ここで、ドア下部パネル15の上部側ビーム片20のうちの、センタースチフナ25の支持片27の先端部の近傍に対向する位置には、溶接作業孔28が形成されており、横ビーム23とセンタースチフナ25の溶接時には、図7に示すように、この溶接作業孔28を通して溶接ガン29の先端部が挿入されるようになっている。なお、溶接作業孔28は、溶接作業の後に図示しないグロメットによって閉塞される。
また、ドア上部パネル14とドア下部パネル15の外周縁部は、ドアフレーム10に対してヘミング加工と溶接によって固定されている(図6参照)。そして、このときドア上部パネル15の枠部はドアフレーム10の枠部の上部に重合状態で固定され、両者によって閉断面構造の後部ドア3の枠部17が構成されている。
とろこで、この実施形態の後部ドア3においては、リヤガラス5の外面を払拭するためのワイパー装置の駆動ユニット30が、図2に示すように、枠部17の一方の下隅部に配置されている。
ワイパー装置の駆動ユニット30は、図2,図3に示すように、平面視が略Y字状のベースブラケット31にブレード駆動用のモータ32や電気系統のカプラ33、図示しない基板等が装着され、ベースブラケット31のY字形状の基部に相当する一端部31aが枠部17(ドアフレーム10)の側辺とセンタースチフナ25との連結部40Aに固定されるとともに、ベースブラケット31のY字形状の二股部の一辺に相当する他端部31bが横ビーム23とセンタースチフナ25との連結部40Bに固定されている。また、ベースブラケット31のY字形状の二股部の他辺に相等する中間部31cは、横ビーム23の付根部位置において、ドアフレーム10とセンタースチフナ25との連結部40Cに固定されている。なお、ワイパー装置の駆動ユニット30の重心位置は、ベースブラケット31の固定部となる一端部31a,他端部31b,中間部31cを結んだ三角形の中に入るように設定されている。
詳細に説明すると、ベースブラケット31の一端部31aには、ドアフレーム10の枠部17の側辺側に略直角に屈曲した固定片34aが設けられ、その固定片34aにゴムマウント35を介してボルト36を係止するためのスリット37(図6参照)が形成されている。この一端部31aの固定片34aは枠部17の車内側の側面に対向し、この部分に係止されるボルト35の締結方向はほぼ車幅方向に沿う方向とされている。
ベースブラケット31の他端部31bと中間部31cには、横ビーム23の下面に対向する固定片34b,34cが設けられている。各固定片34b,34cには、ゴムマウント35を介してボルト36を係止するためのスリット37(図7,図8参照)が形成されている。他端部31bと中間部31cの固定片34b,34cに係止されるボルト35の締結方向はほぼ上下方向に沿う方向とされている。一端部31a側のボルト36と、他端部31bおよび中間部31cのボルト36とは、締結方向が相互に略直交し、これらのボルト36をガイドするスリット37の形成方向も相互に略直交している。
一方、ベースブラケット31の一端部31aの固定片34aが取り付けられるドアフレーム10上の部位(枠部17の側辺側の内側面)には、補強部材を兼ねる第1の補助ブラケット41(別体のブラケット)が溶接固定されている。この第1の補助ブラケット41は、図4に示すように、枠部17の側面に溶接固定される一対の固定壁41a,41bの間に車幅方向内側に向かって膨出した屈曲壁41cが設けられ、その屈曲壁41cにボルト挿通孔42(図6参照)とウェルドナット43が設けられている。固定壁41a,41bはドアフレーム10とセンタースチフナ25の連結部40Aの近傍に溶接され、特に、一方の固定壁41bは、ドアフレーム10とセンタースチフナ25との結合部40Aに重ねられて溶接されている。ウェルドナット43には、ボルト挿通孔42を介してベースブラケット31の一端部31aに係止されたボルト36が締結される。
また、ベースブラケット31の他端部31bの固定片34bが取り付けられるセンタースチフナ25の支持片27の下面には、補強部材を兼ねる第2の補助ブラケット44(別体のブラケット)が溶接固定されている。第2の補助ブラケット44は、図5に示すように、センタースチフナ25の支持片27の下面に溶接固定される固定壁44aに延出壁44bが延設され、その延出壁44bにボルト挿通孔45(図7参照)とウェルドナット46が設けられている。固定壁44aはセンタースチフナ25と下部側ビーム片18との結合部40Bに重ねられて溶接されている。ウェルドナット46には、ボルト挿通孔45を介してベースブラケット31の他端部31bに係止されたボルト36が締結される。
また、横ビーム23の付根部側のセンタースチフナ25とドアフレーム10の重合部には、図8に示すように、ボルト挿通孔47,48がそれぞれ形成され、センタースチフナ25の上面側にはウェルドナット49が設けられている。ウェルドナット46には、ボルト挿通孔48,47を介してベースブラケット31の中間部31cに係止されたボルト36が締結される。
以上のようにこの実施形態の車両1の後部ドア3は、ワイパー装置の駆動ユニット30が枠部17の一方の下隅部に配置され、一端部31aが枠部17とセンタースチフナ25の連結部40Aに固定されるとともに、他端部31bがセンタースチフナ25と横ビーム23の連結部40Bに固定されているため、枠部17とセンタースチフナ25に挟まれたコーナー領域に、駆動ユニット30をコンパクトに、かつ高い剛性をもって設置することができる。
特に、この実施形態においては、駆動ユニット30の中間部31cもセンタースチフナ25とドアフレーム10の連結部40Cに固定されているため、駆動ユニット30に対する保持剛性をより高めることができる。
この後部ドア3の場合、駆動ユニット30の各端部31a,31bと中間部31cが高剛性、高強度のセンタースチフナ25に固定されているため、駆動ユニット30に対する保持強度を高めるうえで有利となっている。
また、この後部ドア3においては、駆動ユニット30の一端部31a側の締結方向と他端部31b側の締結方向が略直交する方向に設定されているため、間欠的に向きが変わるワイパーブレードの作動反力を締結方向の異なる複数のボルト36によって高い強度で確実に支持することができる。また、一端部31a側と他端部31b側の締結方向が略直交する方向に設定されていることから、構成部材に若干の寸法誤差があっても、その誤差分をボルト36のスリット37内でのスライド調整と締結量の調整によって吸収することができる。したがって、駆動ユニット30の組付作業性の低下を低減することができる。
さらに、この実施形態においては、ドアフレーム10の枠部17の側面と、センタースチフナ25の支持片27の下面にそれぞれ別体の第1の補助ブラケット41と第2の補助ブラケット44が取り付けられ、駆動ユニット30の一端部31aと他端部31bがそれぞれ各ブラケット41,44を介して連結部40A,40Bに固定されるようになっているため、後部ドア3のドアフレーム10やドアパネルコンポーネント11に大きな変更を加えることなく、各ブラケット41,44の変更のみによって仕様の異なる複数種の車両に柔軟に適応することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明の一実施形態の後部ドアの分解斜視図。 この発明の一実施形態の駆動ユニットの取付部を示す後部ドアの平面図。 この発明の一実施形態の駆動ユニットの斜視図。 この発明の一実施形態の第1の補助ブラケットの斜視図。 この発明の一実施形態の第2の補助ブラケットの斜視図。 この発明の一実施形態を示す図2のA−A断面に対応する断面図。 この発明の一実施形態を示す図2のB−B断面に対応する断面図。 この発明の一実施形態を示す図2のC−C断面に対応する断面図。
符号の説明
3…後部ドア
5…リヤガラス
17…枠部
23…横ビーム
25…センタースチフナ(補強部材)
30…駆動ユニット
31a…一端部
31b…他端部
31c…中間部
40A,40B,40C…連結部
41…第1の補助ブラケット(別体のブラケット)
44…第2の補助ブラケット(別体のブラケット)

Claims (5)

  1. 車体後部に開閉可能に設けられる後部ドア構造であって、
    リヤガラスの上縁部と側縁部を支持する枠部と、車幅方向に延出して前記枠部の両側の側辺同士を連結する横ビームと、を備え、
    前記枠部の側辺と前記横ビームとに跨って補強部材が設けられ、
    前記リヤガラスの表面を払拭するためのワイパー装置の駆動ユニットが前記枠部の側辺と前記横ビームに挟まれた空間部に配置され、
    前記駆動ユニットの長手方向の一端側が、前記枠部と前記補強部材との連結部に固定されるとともに、前記駆動ユニットの長手方向の他端側が、前記補強部材と前記横ビームとの連結部に固定されていることを特徴とする後部ドア構造。
  2. 前記駆動ユニットの一端側と他端側の少なくとも一方は、前記補強部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の後部ドア構造。
  3. 前記駆動ユニットの一端側は、前記ドアパネルの車外側のパネル面に沿う方向と同パネル面に交差する方向のいずれか一方で固定されるとともに、前記駆動ユニットの他端側は、前記ドアパネルの車外側のパネル面に沿う方向と同パネル面に交差する方向のいずれか他方で固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の後部ドア構造。
  4. 前記駆動ユニットの一端側と他端側の少なくとも一方は別体のブラケットを介して前記連結部に固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の後部ドア構造。
  5. 前記駆動ユニットの一端側と他端側の中間部は、前記補強部材に固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の後部ドア構造。
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