JP4384337B2 - ワイパブレード連結用クリップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用ワイパに適用されワイパブレードをワイパアームに脱着可能に連結するためのワイパブレード連結用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のウインドシールドガラス等を払拭する車両用ワイパでは、ワイパアームにワイパブレードが回動可能に連結保持されている。ここで、一般的に、ワイパブレードには、ブレード連結用の連結クリップが支軸によって支持されており、この連結クリップにワイパアームのU字形先端部分を係止することで、ワイパアームにワイパブレードを連結し保持する構成となっている。
【0003】
しかしながら、このような従来の連結クリップを用いたワイパブレードをワイパアームに回動可能に連結保持する構造においては、この連結クリップやワイパアーム(アームピース)のU字形先端部分等の寸法公差によって、当該連結部に隙間やガタツキが生じることが多かった。特に、ワイパアーム&ブレードの払拭運動方向、すなわち連結クリップの幅方向の隙間やガタツキは除去し難くしかも有害である。
【0004】
そこで、連結クリップを用いたワイパブレードをワイパアームに回動可能に連結保持する構造において特に連結クリップの幅方向の隙間やガタツキに着目しこれを除去できるように構成したワイパブレード取付装置が提案されている(特公昭62−5817号公報)。
【0005】
前記公報に示されたワイパブレード取付装置では、連結クリップとワイパアームU字形先端部分の寸法公差によって生ずる隙間をカバーし得るように構成されるため、当該連結部分における連結クリップの幅方向の隙間やガタツキを低減することができる。
【0006】
しかしながら、前記公報に示されたワイパブレード取付装置では、連結クリップの側壁(案内側板)がその長手方向に波状になっており、ワイパアーム(アームピース)のU字形先端部分の寸法公差の違いにより弾力変形可能であるが、その弾力が、連結クリップの側壁外面とワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁内面とに共に作用しつつ接触する。そのため、アームピースのU字形先端部分の幅寸法が大きいと、連結クリップの側壁外面がワイパアーム連結用開口部における側壁内面に強く押し付けられた状態となる。
【0007】
したがって、このような状態では、連結クリップの側壁の接触による面圧が高くなり、ワイパアームとワイパブレードとの相対回転の抵抗となってスムースな回動(追従)が妨げられてしまうことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、アフターマーケットにおけるワイパブレード交換の際に、ワイパアーム(アームピース)の先端フック状部の幅寸法が異なる場合でもがたつき無く許容して装着状態とすることができると共に、ワイパアームとワイパブレードとの相対回転を妨げることなくスムースな追従を維持することができるワイパブレード連結用クリップを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のワイパブレード連結用クリップは、ワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁間に架け渡された回動軸に回動自在に支持され、高さ方向に対向する天井壁と底壁及び幅方向に対向する一対の側壁並びに前記一対の側壁からそれぞれ高さ方向に向けて延出する保持壁を有し、ワイパアームの先端フック状部が、前記天井壁及び底壁を挟持しかつ前記保持壁の対向間隙に保持された状態に脱着可能に連結されるワイパブレード連結用クリップにおいて、前記各保持壁の根本部分の外面に形成された薄肉部と、前記各保持壁の根本部分内面側に対応して少なくとも前記天井壁に形成された撓弱部と、を備え、前記撓弱部は、前記薄肉部による前記各保持壁の傾倒支点よりも前記保持壁の先端側の位置で前記保持壁又は前記薄肉部に接続されたことを特徴としている。
【0010】
請求項1記載のワイパブレード連結用クリップでは、このクリップにワイパアームの先端フック状部が連結されると、このフック状部はクリップの天井壁及び底壁を挟持しかつ保持壁の対向間隙に保持された状態となって配置されるが、当該フック状部が幅広の場合にはクリップの保持壁がフック状部の進入によって幅方向に広がろうとする。このとき、各保持壁の根本部分の外面には薄肉部が形成されているため、当該保持壁はその根本部分で幅方向外側へ倒れようとする。すると、各保持壁の根本部分内面側に対応して少なくとも天井壁に形成された撓弱部が引っ張られて伸びるので、薄肉部の肉厚を薄くし過ぎることなく保持壁の倒れを容易ならしめる。
【0011】
これによって、アフターマーケットなどで販売されるワイパブレードの連結用クリップとして、ワイパアームの先端フック状部の幅寸法が異なっても(所定範囲内で幅広であっても)容易に装着できる。
【0012】
また、ワイパアームの先端フック状部の高さ寸法(当該フック状部の折り返し部分の対向間隙の寸法)が異なっても(所定範囲内で狭くても)、撓弱部が撓むことにより天井壁及び底壁がフック状部にフィットする(フック状部が天井壁及び底壁を確実に挟持する)。
【0013】
請求項2に係る発明のワイパブレード連結用クリップは、請求項1記載のワイパブレード連結用クリップにおいて、前記一対の側壁には、前記保持壁よりも幅方向外側に突出し先端が前記ワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁との接触面とされた突出部が形成されると共に、前記突出部に対応する前記一対の側壁の対向間隙には、前記両側壁を連結するリブが形成されている、ことを特徴としている。
【0014】
請求項2記載のワイパブレード連結用クリップでは、一対の側壁に形成された突出部の接触面が保持壁よりも幅方向外側に突出しているので、この突出部がワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁内面に接触することにより、保持壁外面とワイパアーム連結用開口部の側壁内面との間に所定の隙間が形成される。この隙間が、前記保持壁の倒れを許容できる量となる。
【0015】
さらに、突出部に対応する一対の側壁の対向間隙には両側壁を連結するリブが形成されているため、当該一対の側壁の撓みや倒れが防止され、当該一対の側壁(突出部の接触面)とワイパアーム連結用開口部の側壁内面との間のガタ付きが防止される。
【0016】
請求項3に係る発明のワイパブレード連結用クリップは、請求項2記載のワイパブレード連結用クリップにおいて、前記突出部は、前記回動軸に支持される支持孔の周囲にも形成されている、ことを特徴としている。
【0017】
請求項3記載のワイパブレード連結用クリップでは、一対の側壁に形成された突出部が、回動軸に支持される支持孔の周囲にも形成されているため、保持壁外面とワイパアーム連結用開口部の側壁内面との間に形成される所定の隙間を、支持孔の周囲においても確実に維持することができる。
【0018】
請求項4に係る発明のワイパブレード連結用クリップは、請求項2または請求項3記載のワイパブレード連結用クリップにおいて、前記ワイパアームの先端フック状部の幅寸法をW、自然状態での前記保持壁の内側対向間隙寸法をP、自然状態での前記保持壁外面と前記ワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁内面との間の寸法をAとするとき、P≦Wでかつ(W−P)<(A×2)の関係に設定した、ことを特徴としている。
【0019】
請求項4記載のワイパブレード連結用クリップでは、ワイパアームの先端フック状部の幅寸法Wが許容内での最大の幅寸法であっても、保持壁外面はワイパアーム連結用開口部における側壁内面に接触しない。このため、このクリップとワイパアーム連結用開口部における側壁との間の回動による抵抗は、ワイパアームの先端フック状部の幅寸法によって変化しない(影響を受けない)。したがって、クリップに対するワイパブレードの回動、すなわちワイパアームに対するワイパブレードの回動が妨げられることがなく、スムースな追従が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1には本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップ30(以下、クリップ30という)が適用された車両用ワイパ10の主要部の構成が斜視図にて示されている。
【0021】
車両用ワイパ10は、ワイパアーム12及びワイパブレード14を備えている(なお、図1においては、各部を部分的に示している)。ワイパアーム12は、図示しないピボットシャフトに固定されており、ピボットシャフトと共に回動する。また、ワイパアーム12の先端には、アームピース16が設けられている。このアームピース16の先端部は、U字形に折り曲げられてフック状部18が形成されており、このフック状部18が後述するワイパブレード14の連結支持部となっている。
【0022】
一方、ワイパブレード14の長手方向中央部には、対向する一対の側壁20間に、回動軸22が一体に設けられている(一対の側壁20間に架け渡されている)。また、この回動軸22の上方の上壁は形成されておらず、ワイパアーム連結用開口部24(以下、連結用開口部24という)となっている。回動軸22には、クリップ30が回動自在に支持されている。このクリップ30にワイパアーム12(アームピース16)のフック状部18が嵌合することで、ワイパブレード14がワイパアーム12(アームピース16)に回動自在でかつ脱着可能に連結される構成となっている。
【0023】
ここで、図2乃至図10には、クリップ30の構成が示されている。
【0024】
クリップ30は、高さ方向に対向する天井壁32と底壁34、及び、幅方向に対向する一対の側壁36、38、並びに、一対の側壁36、38からそれぞれ高さ方向(回動軸22に直交する方向)に向けて延出する保持壁40、42及び保持壁44、46を有しており、さらに、前方側(図2において左方側)端部には、前記ワイパブレード14(連結用開口部24)の回動軸22に対応して支持孔48が形成されている。この支持孔48は下方側が開放して形成されており、回動軸22が嵌合することにより弾性結合され、この回動軸22に回動自在に支持される構成である。さらに、前述したワイパアーム12(アームピース16)のフック状部18が、天井壁32及び底壁34を挟持し、かつ保持壁40、42の対向間隙及び保持壁44、46の対向間隙に保持された状態となり、フック状部18の係止穴19が底壁34を構成する係止片70の突起72が係止されることで、クリップ30にワイパアーム12(アームピース16)のフック状部18が脱着可能に連結される構成となっている。
【0025】
さらにここで、保持壁40、42及び保持壁44、46の根本部分の外面には、薄肉部50がそれぞれ形成されている。これにより、保持壁40、42及び保持壁44、46は、それぞれその根本部分で幅方向外側へ傾倒することが可能となっている。また、保持壁40、42及び保持壁44、46の根本部分内面側に対応して、天井壁32及び底壁34には、撓弱部52が形成されている。この撓弱部52は、前記薄肉部50よりも上側の位置で保持壁40、42、保持壁44、46に接続されて形成されており、より詳しくは、薄肉部50が形成されていることによる保持壁40、42及び保持壁44、46の傾倒の支点X(図10参照)よりも、これら保持壁40、42及び保持壁44、46の先端側に位置して形成されている。
【0026】
なおこの場合、撓弱部52と薄肉部50とが互いに高さ方向において同一位置にあっても、少なくとも前記保持壁40、42及び保持壁44、46の傾倒の支点よりも撓弱部52が高さ方向において上側(保持壁40、42及び保持壁44、46の先端側)に形成(接続)されていればよい。
【0027】
また、クリップ30には、一対の側壁36、38にそれぞれ突出部54が形成されている。突出部54は、それぞれ保持壁40、42、保持壁44、46よりも幅方向外側に突出しており、先端はワイパブレード14の連結用開口部24 における側壁20との接触面とされている。さらに、この突出部54は、前述した支持孔48の周囲にも連続して形成されている。
【0028】
また、突出部54に対応する一対の側壁36、38の対向間隙には、これら一対の側壁36、38を連結するリブ56が形成されている。
【0029】
さらにここで、図9に示す如く、前述したワイパアーム12(アームピース16)のフック状部18の幅寸法をW、自然状態での保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれ内側対向間隙寸法をP、自然状態での保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれ外面とワイパブレード14の連結用開口部24における側壁20内面との間の寸法をAとするとき、P≦Wでかつ(W−P)<(A×2)の関係が成立するように各部の寸法が設定されている。
【0030】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0031】
上記構成のクリップ30が適用された車両用ワイパ10では、クリップ30にワイパアーム12の先端フック状部18が連結されると、このフック状部18はクリップ30の天井壁32及び底壁34を挟持し、かつ保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれの対向間隙に保持された状態となって配置される。
【0032】
ここで、前述の如くクリップ30にワイパアーム12の先端フック状部18が連結されると、当該フック状部18が幅広の場合にはクリップ30の保持壁40、42及び保持壁44、46がフック状部18の進入によってそれぞれ幅方向に広がろうとする。このとき、各保持壁40、42及び保持壁44、46の根本部分の外面には薄肉部50が形成されているため、当該保持壁40、42及び保持壁44、46は、その根本部分で幅方向外側へ倒れようとする。すると、各保持壁40、42及び保持壁44、46の根本部分内面側に対応して天井壁32及び底壁34に形成された撓弱部52が引っ張られて伸びる。これにより、薄肉部50の肉厚を薄くし過ぎることなく保持壁40、42及び保持壁44、46の倒れを容易ならしめる。
【0033】
これによって、アフターマーケットなどで販売されるワイパブレード14の連結用クリップ30として、ワイパアーム12の先端フック状部18の幅寸法が異なっても(所定範囲内で幅広であっても)容易に装着することができる。
【0034】
また、ワイパアーム12の先端フック状部18の高さ寸法(図9に示す如く、当該フック状部18の折り返し部分の対向間隙の寸法S)が異なっても(所定範囲内で狭くても)、撓弱部52が撓むことにより天井壁32及び底壁34がフック状部18にフィットする(フック状部18が天井壁32及び底壁34を確実に挟持する)。
【0035】
また、本実施の形態に係るクリップ30では、一対の側壁36、38に形成された突出部54の先端接触面が、それぞれ保持壁40、42、保持壁44、46よりも幅方向外側に突出しているので、図9に示す如く、この突出部54がワイパブレード14の連結用開口部24における側壁20内面に接触することにより、連結用開口部24の側壁20内面とクリップ30との間のガタ付きを無くしつつ、保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれ外面と連結用開口部24の側壁20内面との間に所定の隙間Aが形成される。この隙間Aが、各保持壁40、42及び保持壁44、46の倒れを許容できる量となる。
【0036】
さらに、突出部54に対応する一対の側壁36、38の対向間隙には両側壁36、38を連結するリブ56が形成されているため、当該一対の側壁36、38の撓みや倒れが防止され、当該一対の側壁36、38(突出部54の接触面)と連結用開口部24の側壁20内面との間のガタ付きがより一層防止される。
【0037】
さらに、一対の側壁36、38に形成された突出部54は、回動軸22に支持される支持孔48の周囲にも連続して形成されているため、各保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれ外面と連結用開口部24の側壁20内面との間に形成される所定の隙間Aを、支持孔48の周囲においても確実に維持することができる。
【0038】
またさらに、本実施の形態に係るクリップ30及びこのクリップ30が適用されたワイパ装置10では、前述した如く、フック状部18の幅寸法をW、自然状態での保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれ内側対向間隙寸法をP、自然状態での保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれ外面とワイパブレード14の連結用開口部24における側壁20内面との間の寸法をAとするとき、P≦Wでかつ(W−P)<(A×2)の関係が成立するように各部の寸法が設定されているため、図10に示す如くワイパアーム12のフック状部18の幅寸法Wが許容内での最大の幅寸法であっても、保持壁40、42及び保持壁44、46のそれぞれ外面は、連結用開口部24における側壁20内面に接触しない。このため、このクリップ30と連結用開口部24における側壁20との間の回動による抵抗は、ワイパアーム12のフック状部18の幅寸法Wによって変化しない(影響を受けない)。したがって、クリップ30に対するワイパブレード14の回動、すなわちワイパアーム12に対するワイパブレード14の回動が妨げられることがなく、スムースな追従が得られる。
【0039】
なお、前述した実施の形態においては、天井壁32及び底壁34に共に撓弱部52を設けた構成としたが、すなわち底壁34にも撓弱部52を設けることが好ましいが、底壁34には係止片70を形成するために保持壁44、46との間にスリット74が形成されるので、剛性を考慮して保持壁44、46が傾倒可能ならば底壁34側の撓弱部52を省略して構成してもよい。
【0040】
以上説明した如く、本実施の形態に係るクリップ30では、アフターマーケットにおけるワイパブレード14の交換の際に、ワイパアーム12(アームピース16)のフック状部18の幅寸法が異なる場合でも許容して装着状態とすることができると共に、ワイパアーム12とワイパブレード14との相対回転を妨げることなくスムースな追従を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップが適用された車両用ワイパの主要部の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す右側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す左側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す上面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す底面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す図4の7−7線に沿った断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す図4の8−8線に沿った断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示す図2の9−9線に沿った断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るワイパブレード連結用クリップの構成を示し、ワイパアームのフック状部の幅寸法が許容内での最大の幅寸法であり保持壁が傾倒した状態における図9に対応する断面図である。
【符号の説明】
10 車両用ワイパ
12 ワイパアーム
14 ワイパブレード
18 フック状部
22 回動軸
24 連結用開口部
30 クリップ
32 天井壁
34 底壁
36、38 側壁
40、42 保持壁
44、46 保持壁
48 支持孔
50 薄肉部
52 撓弱部
54 突出部
56 リブ
Claims (4)
- ワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁間に架け渡された回動軸に回動自在に支持され、高さ方向に対向する天井壁と底壁及び幅方向に対向する一対の側壁並びに前記一対の側壁からそれぞれ高さ方向に向けて延出する保持壁を有し、ワイパアームの先端フック状部が、前記天井壁及び底壁を挟持しかつ前記保持壁の対向間隙に保持された状態に脱着可能に連結されるワイパブレード連結用クリップにおいて、
前記各保持壁の根本部分の外面に形成された薄肉部と、
前記各保持壁の根本部分内面側に対応して少なくとも前記天井壁に形成された撓弱部と、
を備え、
前記撓弱部は、前記薄肉部による前記各保持壁の傾倒支点よりも前記保持壁の先端側の位置で前記保持壁又は前記薄肉部に接続された、
ことを特徴とするワイパブレード連結用クリップ。 - 前記一対の側壁には、前記保持壁よりも幅方向外側に突出し先端が前記ワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁との接触面とされた突出部が形成されると共に、
前記突出部に対応する前記一対の側壁の対向間隙には、前記両側壁を連結するリブが形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のワイパブレード連結用クリップ。 - 前記突出部は、前記回動軸に支持される支持孔の周囲にも形成されている、
ことを特徴とする請求項2記載のワイパブレード連結用クリップ。 - 前記ワイパアームの先端フック状部の幅寸法をW、自然状態での前記保持壁の内側対向間隙寸法をP、自然状態での前記保持壁外面と前記ワイパブレードのワイパアーム連結用開口部における側壁内面との間の寸法をAとするとき、P≦Wでかつ(W−P)<(A×2)の関係に設定した、
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載のワイパブレード連結用クリップ。
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