JPS6344088B2 - - Google Patents
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- JPS6344088B2 JPS6344088B2 JP54152356A JP15235679A JPS6344088B2 JP S6344088 B2 JPS6344088 B2 JP S6344088B2 JP 54152356 A JP54152356 A JP 54152356A JP 15235679 A JP15235679 A JP 15235679A JP S6344088 B2 JPS6344088 B2 JP S6344088B2
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- JP
- Japan
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- frame
- vertical wall
- cover
- opening
- roof
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Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 8
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0212—Roof or head liners
- B60R13/0231—Roof or head liners specially adapted for roofs with openings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、屋根開口部を有する自動車の車輌用
屋根に関する。
屋根に関する。
（従来の技術）
第５図に示すように自動車の屋根開口部５０は
フレーム５１で囲繞され、該フレーム５１は屋根
開口部５０の少なくとも前端と側端域が断面Ｕ字
状の雨路５２で区成され、屋根開口部５０の両側
端に沿つて案内レール５３が設けられ、屋根開口
部５０は該レール５３上の摺動体５４を用いて摺
動せしめられる摺動屋根５５で開閉自在とされ、
そしていずれの案内レール５３も屋根開口部縁部
の雨路５２を区成する断面倒立Ｕ字状の垂直壁５
６及びその壁の頂部に締結自在とされるカバー５
７とによつて形成される。
フレーム５１で囲繞され、該フレーム５１は屋根
開口部５０の少なくとも前端と側端域が断面Ｕ字
状の雨路５２で区成され、屋根開口部５０の両側
端に沿つて案内レール５３が設けられ、屋根開口
部５０は該レール５３上の摺動体５４を用いて摺
動せしめられる摺動屋根５５で開閉自在とされ、
そしていずれの案内レール５３も屋根開口部縁部
の雨路５２を区成する断面倒立Ｕ字状の垂直壁５
６及びその壁の頂部に締結自在とされるカバー５
７とによつて形成される。
重量を抑えるために、フレーム５１はできるだ
け軽く製造される。それは薄鋼板を使用するか又
は軽金属があればそれを使用して生産される。
け軽く製造される。それは薄鋼板を使用するか又
は軽金属があればそれを使用して生産される。
この薄肉のフレーム５１に前記カバー５７が締
結螺子５８によつてねじ止めされている。
結螺子５８によつてねじ止めされている。
また、最近の傾向は自動車の車輌用屋根の内装
に固体状天井裏地５９を使用することとなつてき
た。そしてこれは通常、車輌屋根の内部に具備さ
れた相応の取付装置６０で固着され、樹脂材で成
る。摺動屋根の装置によつて開閉自在とされる開
口部を持つ車輌用屋根に対するこの型の固体状天
井裏地の使用は、屋根開口部端に沿う裏地の適用
に関し、幾つかの困難な状態を生じている。
に固体状天井裏地５９を使用することとなつてき
た。そしてこれは通常、車輌屋根の内部に具備さ
れた相応の取付装置６０で固着され、樹脂材で成
る。摺動屋根の装置によつて開閉自在とされる開
口部を持つ車輌用屋根に対するこの型の固体状天
井裏地の使用は、屋根開口部端に沿う裏地の適用
に関し、幾つかの困難な状態を生じている。
西独国実用新案7709851でなされた提案では、
第４図に示すように、天井裏地４０の端部は、フ
レーム４１端に重合させるため、上方へ折曲さ
れ、この折曲部の端部は釣部４２に形成されてフ
レーム４１端に係合している。
第４図に示すように、天井裏地４０の端部は、フ
レーム４１端に重合させるため、上方へ折曲さ
れ、この折曲部の端部は釣部４２に形成されてフ
レーム４１端に係合している。
（発明が解決しようとする課題）
前記第５図に示す従来のものは、薄肉のフレー
ム５１にねじ孔６１を設け、カバー５７をねじ止
めするものであつたから、断面倒立Ｕ字状の垂直
壁５６の頂部に設けられたねじ孔６１が、金属の
破断によつて大きくなることから、雨路５２を区
成する垂直壁５６へのカバー５７取付けに関して
問題を生じるのであり、この問題は時として初期
の組立時に発生する。しかも、部品が幾度も着脱
されればより頻発し、後に高価な処理が必要とな
る。またフレーム５１を軽金属で成形した場合、
ねじ孔６１の強度が不足するため、軽金属薄板を
フレームとして使用することができなかつた。
ム５１にねじ孔６１を設け、カバー５７をねじ止
めするものであつたから、断面倒立Ｕ字状の垂直
壁５６の頂部に設けられたねじ孔６１が、金属の
破断によつて大きくなることから、雨路５２を区
成する垂直壁５６へのカバー５７取付けに関して
問題を生じるのであり、この問題は時として初期
の組立時に発生する。しかも、部品が幾度も着脱
されればより頻発し、後に高価な処理が必要とな
る。またフレーム５１を軽金属で成形した場合、
ねじ孔６１の強度が不足するため、軽金属薄板を
フレームとして使用することができなかつた。
また、前記第４図に示す従来のものは、その天
井裏地４０をフレーム４１下面に取付けるのに、
フレームの端部と裏地の端部を重合させて釣部４
２で係合していたので、裏地４０の確実な固着の
ために厳しい公差が要求された。しかしその公差
が認容されても、金属屋根フレーム４１と樹脂製
裏地４０の熱膨張率の差異によつて、確実な取付
けは常に保証し得なかつた。
井裏地４０をフレーム４１下面に取付けるのに、
フレームの端部と裏地の端部を重合させて釣部４
２で係合していたので、裏地４０の確実な固着の
ために厳しい公差が要求された。しかしその公差
が認容されても、金属屋根フレーム４１と樹脂製
裏地４０の熱膨張率の差異によつて、確実な取付
けは常に保証し得なかつた。
天井裏地とフレームとを確実に固定するために
は、両者をねじ止めすれば良いが、例えば、第５
図の仮想線で示すように、雨路５２の底部にねじ
６２で止めると、水漏が生じる。しかし、雨路５
２以外の他の場所でねじ止めできるような適当な
スペースがないため、天井裏地をフレームに確実
に固定することが困難であつた。
は、両者をねじ止めすれば良いが、例えば、第５
図の仮想線で示すように、雨路５２の底部にねじ
６２で止めると、水漏が生じる。しかし、雨路５
２以外の他の場所でねじ止めできるような適当な
スペースがないため、天井裏地をフレームに確実
に固定することが困難であつた。
そこで、本発明は、前記２つの問題点（フレー
ムへのカバーの取付けの困難性とフレームへの天
井裏地の取付けの困難性）を同時に解消した車輌
用屋根を提供することを目的とする。
ムへのカバーの取付けの困難性とフレームへの天
井裏地の取付けの困難性）を同時に解消した車輌
用屋根を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段）
本発明は、前記目的を達成するため、次の手段
を講じた。
を講じた。
即ち、本発明の特徴とする処は、車輌の屋根に
開口部が設けられ、該開口部はフレームで囲繞さ
れ、該フレームは開口部の前部及び左右両側部縁
に沿つて下方に向つて延びる外部垂直壁と、該外
部垂直壁の下端から開口部内方へ向つて延びる基
部と、該基部の内端から倒立Ｕ字状に立上がる内
部垂直壁とを有し、前記内部及び外部垂直壁間に
Ｕ字状の雨路が形成され、前記内部垂直壁の頂部
にカバーが張り出し状に締結され、該カバーとフ
レームとにより案内レールが形成され、前記開口
部は、前記案内レールに摺動自在に嵌合する摺動
体により摺動自在とされる摺動屋根装置により開
閉自在とされ、かつ、前記フレームの下面に天井
裏地が取付けられた車輌用屋根において、 前記フレームの倒立Ｕ字状の内部垂直壁の下方
開放空間内に保持用細長片が設けられ、前記カバ
ーは、その上方より該カバー及び内部垂直壁の頂
部を貫通して前記保持用細長片に螺着されるねじ
締結手段により内部垂直壁の頂部に締結され、 前記天井裏地は、下方から前記保持用細長片に
係止される係止手段によつてフレーム下面に取付
けられている点にある。
開口部が設けられ、該開口部はフレームで囲繞さ
れ、該フレームは開口部の前部及び左右両側部縁
に沿つて下方に向つて延びる外部垂直壁と、該外
部垂直壁の下端から開口部内方へ向つて延びる基
部と、該基部の内端から倒立Ｕ字状に立上がる内
部垂直壁とを有し、前記内部及び外部垂直壁間に
Ｕ字状の雨路が形成され、前記内部垂直壁の頂部
にカバーが張り出し状に締結され、該カバーとフ
レームとにより案内レールが形成され、前記開口
部は、前記案内レールに摺動自在に嵌合する摺動
体により摺動自在とされる摺動屋根装置により開
閉自在とされ、かつ、前記フレームの下面に天井
裏地が取付けられた車輌用屋根において、 前記フレームの倒立Ｕ字状の内部垂直壁の下方
開放空間内に保持用細長片が設けられ、前記カバ
ーは、その上方より該カバー及び内部垂直壁の頂
部を貫通して前記保持用細長片に螺着されるねじ
締結手段により内部垂直壁の頂部に締結され、 前記天井裏地は、下方から前記保持用細長片に
係止される係止手段によつてフレーム下面に取付
けられている点にある。
（作用）
本発明によれば、フレームの倒立Ｕ字状の内部
垂直壁の頂部に取付けられるカバーは、倒立Ｕ字
状の内部垂直壁の中空部に具備された保持用細長
片にねじ止めされるため、フレームの肉厚が薄く
とも、確実な固定ができる。また、カバーの取付
け取外しを行なつても、フレームの孔が損傷され
ることがない。
垂直壁の頂部に取付けられるカバーは、倒立Ｕ字
状の内部垂直壁の中空部に具備された保持用細長
片にねじ止めされるため、フレームの肉厚が薄く
とも、確実な固定ができる。また、カバーの取付
け取外しを行なつても、フレームの孔が損傷され
ることがない。
また、天井裏地は、前記保持用細長片に係止さ
れるため、フレームに取付孔を設ける必要がな
く、かつ、従来のようにフレームと裏地の端部同
士を重合させるもののように組立精度が要求され
ない。
れるため、フレームに取付孔を設ける必要がな
く、かつ、従来のようにフレームと裏地の端部同
士を重合させるもののように組立精度が要求され
ない。
（実施例）
以下、本発明の実施例を図面に基き説明する。
図で、１は自動車の車輌用屋根を示し、長方形
の屋根開口部２を有している。そして該開口部２
はフレーム３で囲繞され、該フレーム３は屋根開
口部２の少なくとも前端と側端とが断面Ｕ字状の
雨路４で区成されている。この雨路４を具備する
ために、フレーム３は屋根開口部２の縁部に沿つ
て、外部垂直壁５、基部６そして内部の垂直壁７
を有している。
の屋根開口部２を有している。そして該開口部２
はフレーム３で囲繞され、該フレーム３は屋根開
口部２の少なくとも前端と側端とが断面Ｕ字状の
雨路４で区成されている。この雨路４を具備する
ために、フレーム３は屋根開口部２の縁部に沿つ
て、外部垂直壁５、基部６そして内部の垂直壁７
を有している。
内部垂直壁７は断面倒立Ｕ字状をなし、上方に
カバー８を取着し、実施例では該カバー８は垂直
壁７の上方で内外両側方に突設され、垂直壁のそ
の内側方では、圧縮力下で曲げずにケーブル１１
を案内する溝１０を、断面Ｕ字状を有する金属板
製ガイド９と共に区成し、そして外側方では摺動
体１４のための案内レール１３を、雨路４の基部
６又は金属板製ガイド９の夫々のフランジ１２と
共に区成する。
カバー８を取着し、実施例では該カバー８は垂直
壁７の上方で内外両側方に突設され、垂直壁のそ
の内側方では、圧縮力下で曲げずにケーブル１１
を案内する溝１０を、断面Ｕ字状を有する金属板
製ガイド９と共に区成し、そして外側方では摺動
体１４のための案内レール１３を、雨路４の基部
６又は金属板製ガイド９の夫々のフランジ１２と
共に区成する。
摺動体１４は、支持体１５によつて摺動屋根１
６に連結され、摺動屋根１６は屋根開口部２を覆
うべくケーブル１１の装置によつて摺動自在とさ
れる。この場合、摺動体１４は案内レール１３に
沿つて摺動自在とされ、該案内レール１３は屋根
開口部２縁部で雨路４を区成する断面倒立Ｕ字状
の垂直壁７と、垂直壁７の頂部に締結されるカバ
ー８とで形成されている。
６に連結され、摺動屋根１６は屋根開口部２を覆
うべくケーブル１１の装置によつて摺動自在とさ
れる。この場合、摺動体１４は案内レール１３に
沿つて摺動自在とされ、該案内レール１３は屋根
開口部２縁部で雨路４を区成する断面倒立Ｕ字状
の垂直壁７と、垂直壁７の頂部に締結されるカバ
ー８とで形成されている。
カバー８をフレーム３に固着するため、保持用
細長片１８が倒立Ｕ字状垂直壁７間に挿入され、
そしてその細長片１８はねじ締結手段である支承
螺子２０に対する孔１９を有し、該孔１９はカバ
ー８と保持用細長片１８を締結するために使用さ
れる。保持用細長片１８は支承螺子２０でフレー
ム３に締結される。即ち、カバー８の上方より、
カバー８及び内部垂直壁７の頂部を貫通して孔１
９に支承螺子２０を螺合することにより、フレー
ム３は、カバー８と保持用細長片１８に挟持さ
れ、カバー８、フレーム３及び細長片１８は一体
的に固定される。尚、組立容易とするために、
（組立に際して、細長片１８が移動しないように
するため）、保持用細長片１８をフレーム３に仮
止めするための独立した仮止め装置が単純な樹脂
製膨張リベツト２１（第２図）の装置として具備
されている。
細長片１８が倒立Ｕ字状垂直壁７間に挿入され、
そしてその細長片１８はねじ締結手段である支承
螺子２０に対する孔１９を有し、該孔１９はカバ
ー８と保持用細長片１８を締結するために使用さ
れる。保持用細長片１８は支承螺子２０でフレー
ム３に締結される。即ち、カバー８の上方より、
カバー８及び内部垂直壁７の頂部を貫通して孔１
９に支承螺子２０を螺合することにより、フレー
ム３は、カバー８と保持用細長片１８に挟持さ
れ、カバー８、フレーム３及び細長片１８は一体
的に固定される。尚、組立容易とするために、
（組立に際して、細長片１８が移動しないように
するため）、保持用細長片１８をフレーム３に仮
止めするための独立した仮止め装置が単純な樹脂
製膨張リベツト２１（第２図）の装置として具備
されている。
屋根１とフレーム３は固体状天井又は天井裏地
２２の装置によつて車輌内部側を覆われている。
屋根開口部２の領域でフレーム３に裏地２２を固
着させるために、開孔部２３は保持用細長片１８
に具備され、それは裏地２２を固着させるための
係止手段である固着子２４を支承する。これら固
着子２４は在来のクリツプやクランプであること
が可能であり、例えば自動車の車輌のドアーにド
アー裏地を固着するために使用される型のもので
ある。
２２の装置によつて車輌内部側を覆われている。
屋根開口部２の領域でフレーム３に裏地２２を固
着させるために、開孔部２３は保持用細長片１８
に具備され、それは裏地２２を固着させるための
係止手段である固着子２４を支承する。これら固
着子２４は在来のクリツプやクランプであること
が可能であり、例えば自動車の車輌のドアーにド
アー裏地を固着するために使用される型のもので
ある。
先に示した如く、螺子孔１９がフレーム３の垂
直壁７に設けられず、保持用細長片１８に設けら
れたため、螺子孔１９の長さを長くすることがで
き、従来のようにフレーム３にねじ孔を設けるも
のに比べて締結螺子２０を支承する螺子孔の破断
や膨張が回避される。従つて、本発明はフレーム
３の厚みを薄くすることができる。また今迄不可
能であつたフレーム３の材料に対する軽金属の使
用を可能にする。
直壁７に設けられず、保持用細長片１８に設けら
れたため、螺子孔１９の長さを長くすることがで
き、従来のようにフレーム３にねじ孔を設けるも
のに比べて締結螺子２０を支承する螺子孔の破断
や膨張が回避される。従つて、本発明はフレーム
３の厚みを薄くすることができる。また今迄不可
能であつたフレーム３の材料に対する軽金属の使
用を可能にする。
第３図は第１図における−線に沿つた屋根
開口部２の前端断面を示している。屋根開口部２
の前端域では雨路４は外部と内部の垂直壁５′，
７′で形成されている。
開口部２の前端断面を示している。屋根開口部２
の前端域では雨路４は外部と内部の垂直壁５′，
７′で形成されている。
内部の垂直壁７′は前述したように、断面倒立
Ｕ字状をなしその頂面でカバー８′を取着し、該
垂直壁７′の下部と共に摺動屋根１６の移送用に
使用されるケーブル１１のガイドを形成する。同
じくこの領域では、垂直壁７′間の中空部１７′は
保持用細長片１８′を取着し、それは図示しない
が、カバー８′を締結螺子で支承するための孔１
９と天井裏地を固着子２４で支承するための開孔
部２３′の双方が具備されている。
Ｕ字状をなしその頂面でカバー８′を取着し、該
垂直壁７′の下部と共に摺動屋根１６の移送用に
使用されるケーブル１１のガイドを形成する。同
じくこの領域では、垂直壁７′間の中空部１７′は
保持用細長片１８′を取着し、それは図示しない
が、カバー８′を締結螺子で支承するための孔１
９と天井裏地を固着子２４で支承するための開孔
部２３′の双方が具備されている。
（発明の効果）
本発明によれば、フレームの倒立Ｕ字状の内部
垂直壁の中空部に設けられた保持用細長片により
該垂直壁の頂部に取付けられるカバーをねじ止め
するものであるから、カバーと細長片によつてフ
レームを挟持することになり、フレームが薄肉で
あつても確実強固にカバーを取付けることがで
き、かつ、ねじ孔の損傷を心配する必要がない。
しかも、この保持用細長片に天井裏地を係止させ
ているので、天井裏地をフレームの下方から容易
に取付けることができ、従来のように組立精度が
要求されることがない。
垂直壁の中空部に設けられた保持用細長片により
該垂直壁の頂部に取付けられるカバーをねじ止め
するものであるから、カバーと細長片によつてフ
レームを挟持することになり、フレームが薄肉で
あつても確実強固にカバーを取付けることがで
き、かつ、ねじ孔の損傷を心配する必要がない。
しかも、この保持用細長片に天井裏地を係止させ
ているので、天井裏地をフレームの下方から容易
に取付けることができ、従来のように組立精度が
要求されることがない。
第１図は車輌用屋根の長手方向に直角方向の車
輌用屋根の部分断面図であり、その断面は屋根開
口部の一側端についてのものであり、第２図は第
１図の−線断面図、第３図は第１図の−
線断面図、第４図及び第５図は従来例を示す断面
図である。 ３……フレーム、７，７′……垂直壁、８，
８′……カバー、１７，１７′……中空部、１８，
１８′……保持用細長片、１９……孔、２０……
螺子（ねじ締結手段）、２２……裏地、２３，２
３′……開孔部、２４……固着子（係止手段）。
輌用屋根の部分断面図であり、その断面は屋根開
口部の一側端についてのものであり、第２図は第
１図の−線断面図、第３図は第１図の−
線断面図、第４図及び第５図は従来例を示す断面
図である。 ３……フレーム、７，７′……垂直壁、８，
８′……カバー、１７，１７′……中空部、１８，
１８′……保持用細長片、１９……孔、２０……
螺子（ねじ締結手段）、２２……裏地、２３，２
３′……開孔部、２４……固着子（係止手段）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 車輌の屋根に開口部が設けられ、該開口部は
フレームで囲繞され、該フレームは開口部の前部
及び左右両側部縁に沿つて下方に向つて延びる外
部垂直壁と、該外部垂直壁の下端から開口部内方
へ向つて延びる基部と、該基部の内端から倒立Ｕ
字状に立上がる内部垂直壁とを有し、前記内部及
び外部垂直壁間にＵ字状の雨路が形成され、前記
内部垂直壁の頂部にカバーが張り出し状に締結さ
れ、該カバーとフレームとにより案内レールが形
成され、前記開口部は、前記案内レールに摺動自
在に嵌合する摺動体により摺動自在とされる摺動
屋根装置により開閉自在とされ、かつ、前記フレ
ームの下面に天井裏地が取付けられた車輌用屋根
において、 前記フレームの倒立Ｕ字状の内部垂直壁の下方
開放空間内に保持用細長片が設けられ、前記カバ
ーは、その上方より該カバー及び内部垂直壁の頂
部を貫通して前記保持用細長片に螺着されるねじ
締結手段により内部垂直壁の頂部に締結され、 前記天井裏地は、下方から前記保持用細長片に
係止される係止手段によつてフレーム下面に取付
けられていることを特徴とする車輌用屋根。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19782851939 DE2851939A1 (de) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | Fahrzeugdach |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55106820A JPS55106820A (en) | 1980-08-16 |
| JPS6344088B2 true JPS6344088B2 (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=6056028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15235679A Granted JPS55106820A (en) | 1978-12-01 | 1979-11-24 | Roof for car |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4337974A (ja) |
| JP (1) | JPS55106820A (ja) |
| DE (1) | DE2851939A1 (ja) |
| FR (1) | FR2442733A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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