JPS6332141A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPS6332141A
JPS6332141A JP61174722A JP17472286A JPS6332141A JP S6332141 A JPS6332141 A JP S6332141A JP 61174722 A JP61174722 A JP 61174722A JP 17472286 A JP17472286 A JP 17472286A JP S6332141 A JPS6332141 A JP S6332141A
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俊成 永井
Takatoshi Masui
孝年 増井
Toshiyasu Katsuno
歳康 勝野
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
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    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2429Methods of calibrating or learning
    • F02D41/2451Methods of calibrating or learning characterised by what is learned or calibrated
    • F02D41/2454Learning of the air-fuel ratio control

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は触媒コンバータの上流側および下流側に空燃比
センサ(本明細書では、酸素濃度センサ(0□センサ)
)を設け、上流側の02センサによる空燃比フィードバ
ック制御に加えて下流側の0□センサによる空燃比フィ
ードバック制御を行う内燃機関の空燃比制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
単なる空燃比フィードハック制御(シングル0□センサ
システム)では、酸素濃度を検出する0□センサをでき
るだけ燃焼室に近い排気系の箇所、すなわち触媒コンバ
ータより上流である排気マニホールドの集合部分に設け
ているが、0□センサの出力特性のばらつきのために空
燃比の制御精度の改善に支障が生じている。かかる02
センザの出力特性のばらつきおよび燃料噴射弁等の部品
のばらつき、経時あるいは経年的変化を補償するために
、触媒コンバータの下流に第2の0□センサを設け、上
流側o2センサによる空燃比フィードバック制御に加え
て下流側0□センサによる空燃比フィードバック制御を
行うダブル02センサシステムが既に提案されている(
参照:特開昭58−48756号公叩)。このダブル0
□センサシステムでは、触媒コンバータの下流側に設け
られた0□センサは、上流側02センサに比較して、低
い応答速度を有するものの、次の理由により出力特性の
ばらつきが小さいという利点を有している。
(1) M媒コンバータの下流では、排気温が低いので
熱的影響が少ない。
(2)触媒コンバータの下流では、種々の毒が触媒にト
ラップされているので下流側0□センサの被毒量は少な
い。
(3)触媒コンバータの下流では排気ガスは十分に混合
されており、しかも、排気ガス中の酸素濃度は平衡状態
に近い値になっている。
従って、上述あごとく、2つの0□センサの出力にもと
づく空燃比フィードバック制御(ダブル02センサシス
テム)により、上流側02センサの出力特性のばらつき
を下流側02センサにより吸収できる。実際に、第2図
に示すように、シングル02センサシステムでは、02
センサの出力特性が悪化した場合には、排気エミ・ソシ
ョン特性に直接影響するのに対し、ダブル0□センサシ
ステムでは、上流側02センサの出力特性が悪化しても
、排気エミッション特性は悪化しない。つまり、ダブル
02センサシステムにおいては、下流側0□センサが安
定な出力特性を維持している限り、良好な排気エミッシ
ョンが保証される。
上述のダブル02センサシステムにおいても、エアフロ
ーメータ(もしくは圧力センサ)、燃料噴射弁等の部品
の製造ばらつき、経時的もしくは経年的変化、空気密度
の変化(大気圧変化)等により、空燃比補正係数FAF
は大きくずれ、従って、その上限値もしくは下限値に近
い値となることがある。なお、上限値および下限値は何
らかの原因でたとえば上流側0□センサの故障により空
燃比補正係数FAFが過度に補正されて大きくなり過ぎ
たりあるいは小さくなり過ぎたりするのを防止するため
に設けである。たとえば、空燃比フィードバック制御中
にあって、急加速、急減速等のように空燃比変動が大き
い過渡状態に入ると、空燃比補正係数FAFはその上限
値あるいは下限値にはりついてしまい、空燃比補正係数
FAFの変動マージンが小さくなり、これ以上の補正が
不可能となる。従って、過渡時空燃比変化の補償が不可
能となることがある。また、空燃比フィードバック制御
時の空燃比補正係数と非空燃比フィードバック制御時(
オープンループ時)の空燃比補正係数(一定値)との差
が大きくなると、オープンループ時の空燃比ずれは大き
く、しかもオープンループから空燃比フィードバック制
御への切替時に制御空燃比が要求レベルに到達するのに
時間を要して補正不足を生じる。この結果、オーバリッ
チによる燃費の悪化、IIC,Coエミッションの悪化
等を招くと共に、オーバリーンによるドライバビリティ
の悪化、NO,Iエミッションの悪化等を招く。
このため、ダブルOxセンサシステムに学習制御を導入
し、これにより、空燃比補正係数FAFの平均値すなわ
ちスキップ直前の空燃比補正係数FAFの平均値FAF
Aν′が所定値たとえば1.0を中心に変化するように
することは本願出願人は既に提案している(参照:特願
昭60−16742号)。従って、空燃比補正係数FA
Fは常に所定値(1,0)に近い値にあるので変動マー
ジンは大きく、従って、空燃比フィードバンク制御中に
おける過渡時の空燃比変化を補償でき、しかも空燃比フ
ィードバック時とオープンループ時とにおける空燃比補
正係数の差が小さくなり、従って、オープンループ時の
空燃比のずれが小さくなると共に、オープンループがら
空燃比フィードバック制御への切替時において制御空燃
比はただちに要求レベルに近づくことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ダブル02センサシステムにおいては、
上流側、下流側OXセンサの両方による空燃比フィード
バック制御が行われると、空燃比フィードバック制御定
数たとえばスキップ制御定数R3R,RSLは下流側0
2センサによる空燃比フィードバック制御によって、通
常、非対称CR5R≠l1SL)にある。従って、この
間に、上述のごとく、スキップ直前の空燃比補正係数F
AFの平均値FAFAV ’が所定値たとえば1.0に
なるように学習補正量FGIIACを演算すると、上記
平均値FAPAV ’は空燃比補正係数FAFの平均値
を正確に表わしていないために、すなわち真の空燃比ず
れを表わしていないために、誤学習が行われ、この結果
、学習補正ff1FG+ncは本来の値からずれる。従
って、上流側、下流側0□センサの両方による空燃比フ
ィードバック制御からオープンループに切替わると、上
記学習補正量値FGHACのずれ分だけベース空燃比が
ずれ、燃費の悪化、ドライバビリティの悪化、HC、C
o 、 NOxエミツションの悪化等を招く。
他方、下流側0□センサによる空燃比フィードバック制
御が停止されてスキップ制御定数RSR。
RSLが対称(RSR= RSL)となっているが(た
とえばオンアイドル時)、上流側02センサによる空燃
   ゛比フィードバック制御が行われ、且つスキップ
直前の空燃比補正係数FAFの平均値FAFAV ’が
160になるように学習補正量F G 11 A Cを
演算すると、この場合、平均値FAFAV ’は空燃比
補正係数FAFの平均値をほぼ正確に表わしている。従
って、上流側、下流側02センサの両方による空燃比フ
ィードバック制御から上流側02センサのみによる空燃
比フィードバック制御へ、または逆の切替が行われた場
合、たとえばオフアイドル状態からオンアイドル状態へ
、または逆の切替が行われた場合、学習補正量FGII
ACのずれ分だけ空燃比フィードバック制御により補正
され、従って、このような過渡時にはベース空燃比がず
れ、やはり、燃費の悪化、ドライバビリティの悪化、I
Ic 、 Co 、 NOxエミッションの悪化等を招
くことになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の手段は第1図に示される。
第1図において、排気ガス中の特定成分濃度を検出する
第1、第2の空燃比センサが内燃機関の排気系に設けら
れた排気ガス浄化のための触媒コンバータの上流側、下
流側に、それぞれ、設けられている。制御定数演算手段
は下流側(第2の)空燃比センサの出力v2に応じて空
燃比フィードバック制御定数を演算する。空燃比補正量
演算手段は空燃比フィードバック制御定数と上流側(第
1の)空燃比センサの出力■、とに応じて空燃比補正量
FAFを演算する。積分量演算手段は空燃比補正量FA
Fの積分量FAI?AVを演算し、学習手段は空燃比補
正1FAFの積分量FAFAVが所定値たとえば1.0
に収束するように学習補正量FGHACを演算する。そ
して、空燃比調整手段は空燃比補正量FAFおよび学習
補正量F G II A Cに応じて機関の空燃比を調
整するものである。
〔作 用〕
上述の手段によれば、第3図に示すごと(、積分量FA
FAVは空燃比補正量FAFの面積sHと面積SPとが
等しくなるレヘルである。そして、学習補正量FGII
ACは積分量FAFAVが1.oとなるように演算され
、燃料量は、空燃比フィードバンク制御時であれば(下
流側02センサにょる空燃比フィードバック制御の停止
も含む)、 F A F + FGHAC(1) に比例し、これにより、機関の空燃比が調整される。他
方、燃料量は、オープンループ時であれば、1、0 +
FGIIAC(2) に比例する。従って、学習補正量FGIIACは、下流
側02センサによる空燃比フィードバック制御の有無に
関係なく上流側02センサにょる空燃比フィードバック
制御時の学習補正量はオープンループ時の学習補正量と
実質的に同一であり、この結果、オープンループ時のベ
ース空燃比のずれはなく、また、上流側、下流側o2セ
ンサの両方にょる空燃比フィードバック制御から上流側
o2センサのみによる空燃比フィードバック制御へ、ま
たはその逆の切替が行われた場合にも、学習補正量は実
質的に変化がなく、過渡時のベース空燃比のずれはない
なお、第3図に示すように、従来のごとく、平均値FA
FAV ’をスキップ直前の空燃比補正係数FAFの平
均値(a+b)/2、(b+c)/2、・・・にて演算
すると、I?SR> R3L (非対称)であれば、本
願発明に係る積分量FAFAV との差△FAFAV八
FAFAV = FAI’AV −f’AFAV ’ 
               10があり、その分、
学習補正量は本願発明の場合に比較して△FGIIAC
だけ増加する。つまり、燃料量は、上流側、下流側02
センサの両方による空燃比フィードバック制御時であれ
ば、 FAF  +FGIIAC+ 八FGI(AC(3)に
比例する。他方、燃料量は、オープンループ時に、 1.0  +FGHAC+△FGHAC(4)に比例す
る。従って、燃料量は、オープンループ時には、(2)
弐と(4)式との比較から、△FGIIACの相当する
分だけ増加し、空燃比はリンチ側にずれる。また上流側
Otセンサのみにょる空燃比フィードバック制御時には
(対称RSR、R5L)、燃料量は、 F A F + FGIIAC(5) に比例する。従って、上流側、下流側0□センサの両方
による空燃比フィードバック制御時の学習補正量と上流
側02センサのみにょる空燃比フィードバック制御時の
学習補正量との間には、差ΔFGIIACが生じ、従っ
て、これらの間の過渡時には、第4図に示すごとく、空
燃比のずれを生ずる。
なお、第4図においては、オンアイドル時、オフアイド
ル時も共に上流側0□センサにょる空燃比フィードバッ
ク制御が行われ、また、オフアイドル時には対称RSI
? 、 l?sLにより上流側o2センサによる空燃比
フィードバック制御が行われているものとする。
〔実施例〕 以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第5図は本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置の一実
施例を示す全体概要図である。第3図において、機関本
体lの吸気通路2にはエアフローメータ3が設けられて
いる。エアフローメータ3は吸入空気量を直接計測する
ものであって、ポテンショメータを内蔵して吸入空気量
に比例したアナログ電圧の出力信号を発生する。この出
力信号は制御回路10のマルチプレクサ内蔵A/D変換
器101に供給されている。ディストリビュータ4には
、その軸がたとえばクランク角に換算して720°毎に
基準位置検出用パルス信号を発生するクランク角センサ
5およびクランク角に換算して30’毎に基準位置検出
用パルス信号を発生するクランク角センサ6が設けられ
ている。これらクランク角センサ5,6のパルス信号は
制御回路10の入出力インターフェイス102に供給さ
れ、このうち、クランク角センサ6の出力はCPU 1
03の割込み端子に供給される。
さらに、吸気通路2には各気筒毎に燃料供給系から加圧
燃料を吸気ボートへ供給するための燃料噴射弁7が設け
られている。
また、機関本体lのシリンダブロックのウォータジャケ
ット8には、冷却水の温度を検出するための水温センサ
9が設けられている。水温センサ9は冷却水の温度TH
Wに応じたアナログ電圧の電気信号を発生する。この出
力もA/D変換器101に供給されている。
排気マニホールド11より下流の排気系には、排気ガス
中の3つの有害成分ticSCo、 NOXを同時に浄
化する三元触媒を収容する触媒コンバータ12が設けら
れている。
排気マニホールド11には、すなわち触媒コンバータ1
2の上流側には第1の02センサ13が設けられ、触媒
コンバータ12の下流側の排気管14には第2の02セ
ンサ15が設けられている。
0□センサ13,15は排気ガス中の酸素成分濃度に応
じた電気信号を発注する。すなわち、02センサ13 
、15は空燃比が理論空燃比に対してリーン側かリッチ
側かに応じて、異なる出力電圧を制御回路10でA/D
変換器101に発生する。
また、16はスロットル弁、17はスロットル弁16が
全閉か否かを検出するアイドルスイッチであり、アイド
ルスイッチ17の出力は制御回路lOの入出力インター
フェイス102に供給されている。
制御回路10は、たとえばマイクロコンピュータとして
構成され、A/D変換器lO1、人出力インターフエイ
ス102 、CPt1103の外に、120M 104
、RAM 105 、バックアップRAM 106 、
クロック発生口IP1107等が設けられている。
また、制御回路10において、ダウンカウンタ108、
フリップフロップlO9、および駆動回路110は燃料
噴射弁7を制御するためのものである。
すなわち、後衛のルーチンにおいて、燃料噴射量TAU
が演算されると、燃料噴射ITAUがダウンカウンタ1
0Bにプリセットされると共にフリップフロップ109
もセットされる。この結果、駆動回路110が燃料噴射
弁7の付勢を開始する。他方、ダウンカウンタ10Bが
クロック信号(図示せず)を計数して最後にそのキャリ
アウド端子が″1″レベルとなったときに、フリップフ
ロップ109がセットされて駆動回路110は燃料噴射
弁7の付勢を停止する。つまり、上述の燃料噴射量TA
Uだけ燃料噴射弁7は付勢され、従って、燃料噴射量T
AUに応じた量の燃料が機関本体1の燃焼室に送り込ま
れることになる。
なお、CPU 103の割込み発生は、A/D変換器1
01のA/D変換終了時、入出力インターフェイス10
2がクランク角センサ6のパルス信号を受信した時、ク
ロック発生回路107からの割込信号を受信した時、等
である。
エアフローメータ3の吸入空気量データQおよび冷却水
温データTHWは所定時間毎に実行されるA/D変換ル
ーチンによって取込まれてRAM 105の所定領域に
格納される。つまり、RAM 105におけるデータQ
およびTHWは所定時間毎に更新されている。また、回
転速度データNeはクランク角センサ6の30°CA毎
の割込みによって演算されてRAM 105の所定−領
域に格納される。
第6図は上流側02センサ13の出力にもとづいて空燃
比補正系数FAFを演算する第1の空燃比フィードバッ
ク制御ルーチンであって、所定時間たとえば4IIIs
毎に実行される。
ステップ601では、上流側02センナ13による空燃
比の閉ループ(フィードバック)条件が成立しているか
否かを判別する。たとえば、冷却水温が所定値以下の時
、機関始動中、始動後増量中、暖機増量中、パワー増量
中、上流側02センサ13の出力信号が一度も反転して
いない時、燃料力、ト中等はいずれも閉ループ条件が不
成立であり、その他の場合が閉ループ条件成立である。
閉ループ条件が不成立のときには、ステップ627に進
んで空燃比補正系数FAFを1.0とする。他方、閉ル
ープ条件成立の場合はステップ602に進む。
ステップ602では、上流側0□センサ13の出力■1
をA/D変換して取組み、ステップ603にて■、が比
較電圧Vlllたとえば0./15V以下か否かを判別
する、つまり、空燃比がリッチかリーンがを判別する、
つまり、空燃比がリッチかリーン(■1≦■□)であれ
ば、ステップ604にて第1のデイレイカウンタCDL
YIが正か否かを判別し、CDLYI>Oテあればステ
ップ605 ニアCDLY1をOとし、ステップ606
に進む。ステ・7ブ607.608では、第1のデイレ
イカウンタCDL’l’lを最小値TDLIでガードし
、この場合、第1のデイレイカウンタCDLYIが最小
値TDLIに到達したときにはステップ609にて第1
の空燃比フラグFlを′0° (リーン)とする。なお
、最小値TDLIは上流側0□センサ13の出力におい
てリッチからリーンへの変化があってもリッチ状態であ
るとの判断を保持するためのリーン遅延時間であって、
負の値で定義される。他方、リッチ(V+ >V+++
)であれば、ステップ610にて第1のデイレイカウン
タCDLYIが負か否かを判別し、CDLYI < O
であればステップ611にてCDLYIを0とし、ステ
ップ612に進む。
ステップ613,614では、第1のデイレイカウンタ
CDLYIを最大値TDRIでガードし、この場合、第
1のデイレイカウンタCDLYIが最大値T[]R1に
到達したときにはステップ615にて第1の空燃比フラ
グF1を“1” (リッチ)とする。なお、最大値TD
l?■は上流側0□センサ13の出力においてり一ンか
らリッチへの変化があってもリーン状態であるとの判断
を保持するためのりソチ遅延時間であって、正の値で定
義される。
ステップ616では、第1の空燃比フラグF1の符号が
反転したか否かを判別する、すなわち遅延処理後の空燃
比が反転したか否かを判別する。空燃比が反転していれ
ば、ステップ617にて、第1の空燃1ヒフラグF1の
値により、リッチからり−ンへの反転か、リーンからリ
ッチへの反転かを判別する。リッチからリーンへの反転
であれば、ステップ618にてFAF←FAF +R5
Rとスキップ的に増大させ、逆に、リーンからリッチへ
の反転であれば、ステップ619にてFAF −FAF
−RSLとスキップ的に減少させろ。つまり、スキップ
処理を行う。
ステップ612にて第1の空燃比フラグF1の符号が反
転していなければ、ステップ620,621,622に
て積分処理を行う。つまり、ステップ620にて、Fl
−“0”か否かを判別し、Fl−“0”(リーン)であ
ればステップ621にてFAF −FAF+KIとし、
他方、Fl−“1” (リッチ)であればステップ62
2にてFAF −FAF +にIとする。ここで、積分
定数Klはスキップ定数R5R,RSLに比して十分小
さく設定してあり、つまり、Kl < R3)?(RS
L)である。従って、ステップ621はリーン状態(F
l−“O”)で燃料噴射量を徐々に増大させ、ステップ
622はリッチ状g(Fl−“1”)で燃料噴射量を徐
々に減少させる。
ステップ618,619,621,622にて演算され
た空燃比補正係数FAFはステップ623.624にて
最小値たとえば0.8にてガードされ、また、ステップ
625.626にて最大値たとえば1.2にてガードさ
れる。これにより、何らかの原因で空燃比補正係数FA
Fが大きくなり過ぎ、もしくは小さくなり過ぎた場合に
、その値で機関の空虚比を制?ff1l Lでオーバリ
ッチ、オーバリーンになるのを防く。
上述のごとく演算されたFAFをRAM 105に格納
して、ステップ628にてこのルーチンは終了する。 
第7図は第6図のフローチャートによる動作を補足説明
するタイミング図である。上流側02センサ13の出力
により第7図(A)に示すごとくりソチ、リーン判別の
空燃比信号A/Fが得られると、第1のデイレイカウン
タCDLYIは、第7図(B)に示すごとく、リッチ状
態でカウントアツプされ、リーン状態でカウントダウン
される。この結果、第7図(C)に示すごとく、遅延処
理された空燃比信号A/F’(フラグF1に相当)が形
成される。たとえば、時刻t1にて空燃比信号A/Fが
リーンからリッチに変化しても、遅延処理された空燃比
信号A/F 1 ’はリッチ遅延時間TDRIだけリー
ンに保持された後に時刻t2にてリッチに変化する。時
刻t、にて空燃比信号A/Fがリッチからリーンに変化
しても、遅延処理された空燃比信号A/F’はり−ン遅
延時間(−TOLL)相当だけリッチに保持された後に
時刻t4にてリーンに変化する。しかし、空燃比信号A
/Fが時刻15,1..1.のごとくりソチ遅延時間1
’ D R1より短い期間で反転すると、第1のデイレ
イカウンタCDLYIが最大値TO旧に到達するのに時
間を要し、この結果、時刻t、にて遅延処理後の空燃比
信号A/F’が反転される。つまり、遅延処理後の空燃
比信号A/F’は遅延処理前の空燃比信号A/Fに比べ
て安定となる。このように遅延処理後の安定した空燃比
信号A/F ’にもとづいて第7図(D)に示す空燃比
補正係数FAFが得られる。
次に、下流側02センサ15による第2の空燃比フィー
ドバック制御について説明する。第2の空燃比フィード
バック制御としては、第1の空燃比フィードバック制御
定数としてのスキップ量R5R、RSL 、積分定数K
IR、KIL遅延時間TDRI。
TDLI、もしくは上流側0□センサ13の出力■。
の比較電圧VRIを可変にするシステムと、第2の空燃
比補正係数FAF 2を導入するシステムとがある。
たとえば、リッチステップ量R3Rを大きくすると、制
御空燃比をリッチ側に移行でき、また、リーンテキップ
LtR3Lを小さくしても制御空燃比をリッチ側に移行
でき、他方、リーンスキップ量R3Lを大きくすると、
制御空燃比をリーン側に移行でき、また、リッチスキッ
プ1R3Rを小さくしても制御空燃比をリーン側に移行
できる。
従って、下流側02センサ15の出力に応じてリッチス
キップ量R3Rおよびリーンスキップ量R3Lを補正す
ることにより空燃比が制御できる。
また、リッチ積分定数にIIRを大きくすると、制御空
燃比をリッチ側に移行でき、また、リーン積分定数KI
Lを小さくしても制御空燃比をリッチ側に移行でき、他
方、リーン積分定数KTLを大きくすると、制御空燃比
をリーン側に移行でき、また、リッチ積分定数KIRを
小さくしても制御空燃比をリーン側に移行できる。従っ
て、下流側02センサ15の出力に応してリッチ積分定
数KIRおよびリーン積分定数KILを補正することに
より空燃比が制御できる。リッチ遅延時間TDRI >
リーン遅延時間(−TOLL)と設定すれば、制?:J
D空燃比はリッチ側に移行でき、逆に、リーン遅延時間
(−TDLI)  >リッチ遅延時間(TDl?1)と
設定すれば、制御空燃比はリーン側に移行できる。
つまり、下流側0□センサ15の出力に応じて遅延時間
TDRI 、 TDLIを補正することにより空燃比が
制御できる。さらにまた、比較電圧Vll+を大きくす
ると制御空燃比をリッチ側に移行でき、また、比較電圧
■□を小さくすると制御空燃比をリーン側に移行できる
。従って、下流側0□センサ15の出力に応じて比較電
圧v、llを補正することにより空燃比が制御できる。
第8図を参照して空燃比フィードバック制御定数として
のスキップ量を可変にしたダブル0□センサシステムに
ついて説明する。
第8図は下流側0□センサ15の出力にもとづいてスキ
ップ量RSR、RSLを演算する第2の空燃比フィード
バック制御ルーチンであって、所定時間たとえば1s毎
に実行される。ステップ801では、下流側0□センサ
15による閉ループ条件か否かを判別する。たとえば、
冷却水温が所定値以下の時、下流側02センサ15の出
力信号が一度も反転しない時、下流側0□センサ15が
故障している時、過渡運転時、オンアイドル時(LL=
“1”)等はいずれも閉ループ条件が不成立であり、そ
の他の場合が閉ループ条件成立である。閉ループ条件で
なければステップ829,830に進みスキップ量祁R
,R5Lを一定値R5R,、R5L、)とする。たとえ
ば、 RSR,=5% R3L、=5% である。つまり、対称スキップ制御が行われる。
この場合、他の空燃比フィードバック制御定数にIR,
KIL、TDR,TDLも対称であれば、空燃比補正係
数FAFは第6図のルーチンにより対称に制御されるこ
とになる。
閉ループであれば、ステップ802に進み、下流側0□
センサ15の出力■2をA/D変換して取込み、ステッ
プ803にてV2が比較電圧VM□たとえば0.55V
以下か否かを判別する、つまり、空燃比がリッチかリー
ンかを判別する。なお、−比較電圧Vllは触媒コンバ
ータ14の上流、下流で生ガスの影響による出力特性が
異なることおよび劣化速度が異なること等を考慮して上
゛流側0□センサ13の出力の比較電圧VRIより高く
設定される。
なお、ステップ803〜815は第6図のステップ60
3〜615に相当する。従って、ステップ803での比
較結果は遅延時間TDI?2 、 TDL2だけ遅延処
理されて第2の空燃比フラグF2が設定されることにな
る。ステップ816にて第2の空燃比フラグF2が“0
”か否かが判別され、この結果、F2=“0” (リー
ン)であればステップ817〜822に進み、他方、F
2=“1” (リッチ)であればステップ823〜82
8に進む。
ステップ“817では、R3R←R5R十△RS (一
定(直たとえば0.08%)とし、つまり、リッチスキ
ップ量R3Rを増大させて空燃比をリッチ側に移行させ
る。ステップ818,819では、RSRを最大値MA
Xたとえば6.2%にてガードする。さらに、ステップ
820にてR5L −R3L−△RSとし、つまり、リ
ッチスキップ量R3Lを減少させて空燃比をリッチ側に
移行させる。ステップ821,822では、R3Lを最
小値MINたとえば2.5%にてガードする。
他方リッチ(V、>v、□)のときには、ステップ82
3にてRSR−RSR−△R5とし、つまり、リッチス
キップMR8Rを減少させて空燃比をリーン側に移行さ
せる。ステップ824 、825では、RSRを最小値
MINにてガードする。さらに、ステップ826にてl
?sL −1?SL+△l?s (一定値)とし、つま
り、リーンスキップIR3Lを増加させて空燃比をリー
ン側に移行させる。ステップ827.828では、R3
Lを最大値MAXにてガードする。
上述のごとく演算されたR3I? 、 I?SLはRA
?’l 105に格納された後に、ステップ831にて
このルーチンは終了する。
なお、空燃比フィードバック中に演算されたFAF、 
RSR,R3Lは一旦他の値FAF’ 、  R3I?
’ 、  R5Iシ′に変換してバックアップI?AM
 106に格納することもでき、これにより、再始動時
等における運転性向上にも役立つものである。第8図に
おける最小値M I Nは過渡追従性がそこなわれない
レベルの値であり、また、最大値MINは空燃比変動に
よるドラビリティの悪化が発生しないレベルの値である
このように、第8図のルーチンによれば、下流側02セ
ンサ15の出力がリーンであれば、リッチスキップ量R
3Rが徐々に増大され、且つり一ンスキップ量R3Lが
徐々に減少され、これにより、空燃比はリッチ側へ移行
される。また、下流側0□センサ15の出力がリッチで
あれば、リッチスキップ量R3Rが徐々に減少され、且
つり−ンスキソプjiR3Lが徐々に増大され、これに
より、空燃比はリーン側へ移行される。
次に、第9図、第10図、第11図を参照して学習制御
を説明する。
第9図は空燃比補正係数FAFの積分演算を行うルーチ
ンであって、比較的短かい時間たとえば4ms毎に実行
される。なお、S、、SSM。
SP、SPPはイニシャルルーチンでクリアされている
ものとする。ステップ901では、空燃比補正係数FA
Fと所定値1.0(オープルループ時のFAF値)との
差△FAFを演算し、ステップ902にて△FAF>0
か否かを判別する。この結果、△FAF>Oであれば、
ステップ903〜907に進み、他方、△FAF≦0で
あればステップ908〜912に進む。
ステップ903では、フラグFPが01か否かを判別す
る。なお、フラグF、(−“l”)は状態△FAF>O
を示す。従って、第10図の時刻t2直前では、F、=
″0″であればステップ904にてフラグFpを“1”
とし、次いで、ステップ905にて、負の積分量SNの
なまし値SSNを更新する。すなわち、 ただし、SNは第10図の時間t、〜t2の負の積分量
である。次に、ステップ906にて負の積分量S9をク
リアし、ステップ907にて正の積分量S、の積算を開
始する。そして、ステップ913にこのルーチンは終了
する。
また、第10図の時間t2〜t、では、ΔFAF>0で
あるので、第9図のステップ903でのフローはステッ
プ907に直接進み、正の積分量SPの積算を持続する
第10図の時刻t、に到達すると、ステップ902のフ
ローはステップ908〜912に進む。この結果、ステ
ップ908.909にてフラグF、を“0”とし、次い
で、ステップ910にて、正の積分子fi s pのな
まし値SSpを更新する。すなわち、 ただし、S、は第10図の時間t2〜t、の正の積分量
である。次に、ステップ911にて正の積分量SPをク
リアし、ステップ912にて負の積分量S、lの積算を
開始する。そして、ステップ913にこのルーチンは終
了する。
なお、ステップ905.910におけるなまし演算の比
31:lは他の値でもよく、また、平均値でもよい。
第11図は学習補正量FGH^Cを演算する学習ルーチ
ンであって、比較的長い時間たとえば512aS毎(あ
るいは10スキツプ毎でもよい)に実行される。ステッ
プ1101では、学習条件が満たされているか否かを判
別する。学習条件は、たとえば、上流側02センサ13
による空燃比フィードバック制御(ステップ601)の
もとで、さらに、i)冷却水温T HWが70℃<TH
W<90℃であること、 ii)吸入空気量変化△Qが一定値より小さい安定な状
態が一定期間持続したこと、 等である。学習条件が満たされたときにはステップ11
02に進み、学習制御を行う。すなわち、ステップ11
02では、正の積分Nspのなまし値SS。
と負の積分量SNのなまし値SS8とを比較し、この結
果、SSP >SSsであればステップ1103にて学
習値FGIIACを、 FCIIAC−FGHAC+ΔFGIIACにより増大
させ、ステップ1104 、1105にて最大値たとえ
ば1.05にてガードする。他方、SSP 533Mで
あればステップ1106にて学習値FGIIACを、F
GIIAC−FCIIAC−△FGIIACにより減少
させ、ステップ1107 、1108にて最小値たとえ
ば0.90にてガードする。そして、ステップ1109
にてこのルーチンは終了する。
第12図は噴射量演算ルーチンであって、所定クランク
角毎たとえば360 ’ CA毎に実行される。
ステップ1201ではRAM 105より吸入空気量デ
ータQおよび回転速度データNeを読出して基本噴射量
RAUPを演算する。たとえばTAUP= K Q /
 N e(Kは定数)とする、ステップ1202にてR
AM 105より冷却水温データTHWを読出してRO
M 104に格納された1次元マツプにより暖機増量値
FWLを補間計算する。ステップ1203では、最終噴
射量TAUを、 TAU  +TAUP  ・ (FAF +FGHAC
)  ・ (FWL +  α)   + βにより演
算する。なお、α、βは他の運転状態パラメータによっ
て定まる補正量である。次いで、ステップ1204にて
、噴射IITAUをダウンカウンタ10Bにセットする
と共にフリップフロップ109をセントして燃料噴射を
開始させる。そして、ステップ1205にてこのルーチ
ンは終了する。
なお、第11図のステップ1102では、正の積分量S
Pのなまし値SSPおよび負の積分量SNのなまし値S
S、lの代りに、直前の正の積分量S。
および負の積分!S、を用いてもよい。
また、第1の空燃比フィードハック制?111は4ff
ls毎に、また、第2の空燃比フィートバンク制御はl
S毎に行われるのは、空燃比フィートバック制御は応答
性の良い上流側02センサによる制御を主にして行い、
応答性の悪い下流側0□センサによる制御を従にして行
うためである。
また、上流側02センサによる空燃比フィードバック制
御における他の制御定数、たとえば遅延時間、積分定数
、等を下流側0□センザの出力により補正するダブル0
□センサシステムにも、また、第2の空燃比補正係数を
導入するダブル02センサシステムにも本発明を適用し
得る。また、スキップ量、遅延時間、積分定数のうちの
2つを同時に制御することにより制御性を向上できる。
さらに、スキップ量R5I? 、 R5Lのうちの一方
を固定し、地方のみを可変とすることも、遅延時間TD
RI 、 TDLIのうちの一方を固定し地方のみを可
変とすることも、あるいはリーン積分定数KIR、リー
ン積分定数KILの一方を固定し他方を可変゛とするこ
とも多能である。いずれの場合にあっても、空燃比補正
係数F A Fが非対称に制?lIIされる場合には本
発明は有効である。
また、吸入空気量センサとして、エアフローメータの代
りに、カルマン渦センサ、ヒートワイヤセンサ等を用い
ることもできる。
さらに、上述の実施例では、吸入空気量および機関の回
転速度に応じて燃料噴射量を演算しているが、吸入空気
圧および機関の回転速度、もしくはスロットル弁開度お
よび機関の回転速度に応じて燃料噴射量を演算してもよ
い。
さらに、上述の実施例では、燃料噴射弁により吸気系へ
の燃料噴射量を制御する内燃機関を示したが、キャブレ
タ式内燃機関にも本発明を通用し得る。たとえば、エレ
クトリック・エフ・コントロールバルブ(EACV)に
より機関の吸入空気量を調整して空燃比を制御するもの
、エレクトリック・ブリード・エア・コントロールバル
ブによりキャブレタのエアブリード量を調整してメイン
系通路およびスロー系1111路への大気の導入により
空燃比を制御するもの、機関の排気系へ送り込まれる2
次空気量を調整するもの、等に本発明を適用し得る。こ
の場合には、ステップ1201における基本噴射量TA
UP相当の基本燃料噴射量がキャブレタ自身によって決
定され、すなわち、吸入空気量に応じた吸気管負圧と機
関の回転速度に応じて決定され、ステップ1203にて
最終燃料噴射ITAUに相当する供給空気量が演算され
る。
さらに、上述の実施例では、空燃比センサとして02セ
ンサを用いたが、COセンサ、リーンミクスチャセンサ
等を用いることもできる。
さらに、上述の実施例はマイクロコンピュータすなわち
ディジタル回路によって構成されているが、アナログ回
路により構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、積分■FAFAv
に応じて学習制御を行っているので、たとえ空燃比補正
係数FAFが非対称に変化しても、正確な学習補正量F
GHACを得ることができ、従って、オープンループ時
、過渡時等における燃費の悪化、ドライバビリティの悪
化、エミッションの悪化等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための全体ブロック図
、 第2図はシングル02センサシステムおよびダブル0□
センサンステムを説明する排気エミッション特性図、 第3図、第4図は本発明の詳細な説明するタイミング図
、 第5図は本発明に係る内燃機関の空燃比側’+111装
匝の一実施例を示す全体概略図、 第6図、第8図、第9図、第11図、第12図は第5図
の制御回路の動作を説明するためのフローチャート、 第7図は第6図のフローチャートを補足説明するための
タイミング図、 第10図は第9図のフローチャートを補足説明するため
のタイミング図である。 ■・・・機関本体、    3・・・エアフローメータ
、4・・・ディストリビュータ、 5.6・・・クランク角センサ、 10・・・制御回路、   12・・・触媒コンバータ
、13・・・上流側(第1の)0□センサ、15・・・
下流側(第2の)02センサ、17・・・アイドルスイ
ッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化のため
    の触媒コンバータの上流側、下流側に、それぞれ設けら
    れ、排気ガス中の特定成分濃度を検出する第1、第2の
    空燃比センサと、 前記第2の空燃比センサの出力に応じて空燃比フィード
    バック制御定数を演算する制御定数演算手段と、 前記第1の空燃比センサの出力および前記空燃比フィー
    ドバック制御定数に応じて空燃比補正量を演算する空燃
    比補正量演算手段と、 該空燃比補正量の積分量を演算する積分量演算手段と、 前記空燃比補正量の積分量が所定値に収束するように学
    習補正量を演算する学習手段と、 前記空燃比補正量におよび前記学習補正量に応じて前記
    機関の空燃比を調整する空燃比調整手段と、 を具備する内燃機関の空燃比制御装置。 2、前記積分量演算手段が、 前記空燃比補正量が前記所定値より大きいか否かを判別
    する判別手段と、 該空燃比補正量が前記所定値より大きい連続な期間中、
    該空燃比補正量が該所定値より大きい分量を積分する正
    の積分量演算手段と、 該空燃比補正量が前記所定値より小さい連続な期間中、
    該空燃比補正量が該所定値より小さい分量を積分する負
    の積分量演算手段と、 を具備し、 前記学習手段が、 前記正の積分量演算手段により演算された正の積分量と
    前記負の積分量演算手段により演算された負の積分量と
    の差が0となるように前記学習補正量を演算する、 特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関の空燃比制御装
    置。 3、さらに、前記積分量演算手段が、 前記正の積分量演算手段により演算された正の積分量の
    なまし値もしくは平均値を演算する第1の演算手段と、 前記負の積分量演算手段により演算された負の積分量の
    なまし値もしくは平均値を演算する第2の演算手段と、 を具備し、 前記学習手段が、 前記正の積分量のなまし値もしくは平均値と前記負の積
    分量のなまし値もしくは平均値との差が0となるように
    前記学習補正量を演算する、特許請求の範囲第2項に記
    載の内燃機関の空燃比制御装置。 4、前記空燃比フィードバック制御定数がスキップ制御
    定数である特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関の空
    燃比制御装置。 5、前記空燃比フィードバック制御定数が積分制御定数
    である特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関の空燃比
    制御装置。 6、前記空燃比フィードバック制御定数が遅延時間であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関の空燃比制御
    装置。 7、前記空燃比フィードバック制御定数が前記第1の空
    燃比センサ出力の比較電圧である特許請求の範囲第1項
    に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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