JPS63319149A - 複合板製造装置 - Google Patents

複合板製造装置

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JPS63319149A
JPS63319149A JP62156321A JP15632187A JPS63319149A JP S63319149 A JPS63319149 A JP S63319149A JP 62156321 A JP62156321 A JP 62156321A JP 15632187 A JP15632187 A JP 15632187A JP S63319149 A JPS63319149 A JP S63319149A
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文男 高橋
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実 斎藤
Mitsuyoshi Aoyanagi
三義 青柳
Hideki Takiguchi
滝口 英喜
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合板、所謂2基材間に自己接着性を有する発
泡性反応混合物を介在させると共に、表面材の化粧リブ
の位置を種々変化でき、表面材の長手力向木ロ端部を箱
折り形状とした複合板を連続的に、かつ量産できる複合
板製造装置に関する。
〔従来の技術〕
−gに、金属フープ材を表面材とし、これを任意断面の
この樋状体に合成樹脂発泡体の原料を吐出し、その上に
裏面材を積層してダブルコンベアに送給し、その後、上
記原料を表、裏面材間で反応、発泡させて表、裏面材間
に合成樹脂発泡体を介在させた複合板帯を製造し、次に
定尺に切断する装置が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種装置ではダブル幅の表面材の各化
粧面に化粧リブを化粧面の任意位置に成形することが難
しく、かつ、一種類の製品しか連続して生産することが
できない不利があった。また、木口端の箱折り部形成は
切り欠き部を入れて定尺に切断後、木口端を箱折りし、
この箱折り部を当接すると共に、シール材で当接部を被
覆した後に未発泡の合成樹脂原料を吐出し、その上に裏
面材を積層してキュアオーブンする装置のため、箱折り
部当接部分から発泡途中の原料が発泡圧等によって漏洩
し、表面材の化粧面、箱折り部表面を汚染する欠点があ
った。さらに、従前のように表面材にエンボス加工を施
した際にはその歪を確実に、かつラインスピードで矯正
することができなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、表面材を連続
帯のままで各工程を経て走行カッタまで送給し、任意長
さに切断し、その中央部をスリット及び成形後に芯材で
あるフオームを各木目端で取り去り、次に箱折り部を形
成する工程としたため、化粧面、箱折り部表面を芯材原
料で汚染せずに、かつ高速で製造でき、また表面材の化
粧面の任意位置に任意幅、深さの化粧リブを形成できる
ため、意匠性に冨む複合板をラインで連続して製造でき
、しかも、エンボス加工時の歪を容易に矯正して変形、
曲がりのない複合板を製造しうる複合板製造装置を提案
するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る複合板製造装置の一
実施例について詳細に説明する。第1図、第2図は上記
装置の概略構成図とその構成をブロック化した説明図で
あり、上は架台、1は表面材送給部、工はエンボス加工
部、■は反転部、毅は第1成形部、幻は吐出部、銭は裏
面材供給部、共は発泡部兼キュアオーブン(以下、単に
キュアオーブンという)、釘は走行カッタ、並は第2成
形部、旦は箱折り部である。さらに詳説すると、架台上
は装置を2階建てとし、製造装置をコンパクト化すると
共に、後記するエンボスロール10通過後のダブル幅の
表面材Aの化粧面を上面とし、エンボス加工時のクラン
ク等の発見を即時に行い、かつ芯材となる発泡性反応混
合物Pを充填する面を表に反転するのに役立つものであ
る。表面材送゛給部(以下、単に送給部という)iは少
なくともアンコイラ3からなり、これに必要に応じてピ
ンチローラ4、簡易カッタ5を付加した構成である。
送給部↓は主にアンコイラ3にコイル状に巻回された平
板状の金属薄板からなる表面材(化粧塗膜、化粧フィル
ム等の化粧被膜を有する例えば表面処理鋼板、アルミニ
ウム板、ステンレス鋼板など)Aを装着すると共に、第
1ループ部7に常時、無理なく表面材Aの化粧面を上面
として送給するためのものである。なお、図示するよう
に、表面材Aを連続して供給する構成とする際は、送給
部1に直列的に別個のアンコイラ3、ヒンチローラ4、
簡易カッタ5を配設し、かつ簡易カッタ5と第1ループ
部7間で、表面材Aの最後と、表面材A′の最前部を瞬
時に連結する接続機6を設けることもできる。このよう
に構成した際の供給部1は、コイルごとにラインを停止
する必要がなくなり、表面材を連続して供給できる。な
お、ピンチローラ4.4′は表面材A、Aを所定速度で
エンボス加工部工に送給するためのものであり、簡易カ
ッタ5.5′は必要時に表面材Aを切断するものである
。また、第1ループ部7は、表面材Aを次工程に移送す
る際に、表面材Aに無理な力が付加されないようにコン
トロールすると共に、次工程へ表面材Aを前工程との速
度差、方向の片寄り、衝撃を吸収して次工程に送給する
のに役立つものである。エンボス加工部主は第1ブレヒ
ータ9と、少なくとも1個以上のエンボスロール10、
矯正部旦とから構成したものであり、第1プレヒータ9
は、エンボスロール10の直前で表面材Aを30“0〜
90℃位に加温して、エンボス加工により表面材上の化
粧面の塗膜、フィルム等にクランク、穴あき、割れが生
ずるのを防止するためのものである。エンボスロール1
0は第3図(a)に示すように、雄雌の凹凸部からなる
模様を外周面に形成した上、下ロール10a、10bを
噛み合わせて表面材Aに任意の模様を施すものであり、
上、下ロール10a、10bのギャップは凹凸部の高さ
、表面材Aの板厚によって定まるものである。また、エ
ンボスロール10の下ロール10bは、第3図(b)に
示すように上下移動可能であり、油圧、あるいはエアシ
リンダ等により、上方に押圧している時には、表面材A
にエンボス加工を施し、下方に下げている時は、表面材
A、Aの接続部AIによるエンボスロール10の損傷防
止、あるいはエンボス加工を施さない場合である。10
cはガイド板であり、表面材A挿入の際の支持面となる
。テンショナー12は、第4図に示すように、エンボス
加工された表面材Aに対し、水平に配列したゴムロール
12aとピンチローラ13の下ローラ13b間で金属ロ
ールからなる押圧ロール12bによって押圧すると共に
、上、下ローラ13a、13bからなるピンチローラ1
3によって引っ張り、エンボス加工時に生じた表面材A
の中央部、または左右側縁の歪を除去することにより、
表面材Aのペコッキ、長手方向で一方向への曲がり(キ
ャンバ−)を矯正するものである。また12cはガイド
板であり、押圧ロール12bと間隙を有して配設すると
共に、押圧ロール12bと同調して上下に移動し、作業
開始時には上方に位置し、表面材への先端をテンショナ
ー12に挿入する際のガイドとなり、表面材Aの挿入を
容易にするためのものである。なお、第1プレヒータ9
は必要に応じて設ける。旦はレベラで表面材Aのエンボ
ス加工による歪を最終的に矯正する装置であり、表面材
Aの長手方向の側縁の一端部(軸心を変位させ)、また
は両端部を矯正するものである。すなわち、レベラ旦は
第5図(a)に抽出して示すように、上ローラ群14a
は上ローラ1.4a、、14a2.14a3、・・・1
4all(図では14a3まで示す)、下ローラ群14
bは14bI、 14bz、14b3、・・・14b、
、(図では14b4まで示す)の順にジグザグ状に配列
し、かつ、上ローラ群14aと下ローラ群14b間のギ
ャップGを調整しうるように構成したものである。なお
、上、下ローラ群14a、  14bの各ローラは円柱
状、円筒状、あるいは第5図(b)に示すような形状の
ローラ群を任意に、かつ正逆に組み合わせて歪を矯正す
るものである。加熱機14cは表面材Aを表面、あるい
は表、裏面から遠赤外線ヒータ、ニクロム線、熱風で2
0〜80℃位まで加温し、歪を取りやすく助長するもの
である。
勿論、矯正部旦はスピード差を各部分で設けることもあ
る。反転部長は反転ローラ群16、落下防止装置17、
第2ループ部18とからなり、反転ローラ群16は矯正
部旦から送給された表面材Aを反転すると共に、2階か
ら1階に移送するためのガイドとなるものであり、落下
防止装置17は生産終了時に表面材Aの最後部をローラ
群17a、17bで押さえて表面材Aの落下を防止する
ものである。勿論、装置において表面材Aが通常に移動
しているときは、ローラ群17a、17bと表面材Aと
がある間隙を有して支持されている。第2ループ部18
は第1ループ部7と同様の機能を有するものである。な
お、センサ7a、18aは各ループ部における表面材へ
の弛み具合を感知し、各工程前後の各ピンチローラ、モ
ータ等を制御するのに役立つものである。
また、各ループ部に必要に応じて形成したロール群7b
、18b、18b′は点線で示すように生産開始時に表
面材A挿入の際の落下防止のために設けるものであり、
生産時は実線で示すように、生産に支障のないように納
める。19はピンチローラ、並は第1成形部で、−次成
形機21、二次成形機22とからなるものである。さら
に詳細に説明すると、第1成形部別は1台、あるいは2
台、もしくは一台のベースに各工程を具備したロールを
配した構成のいずれか1つからなるものである。すなわ
ち、−次成形機21は表面材Aの化粧面の長手方向と平
行に、かつ幅方向の任意位置に、任意幅、深さ、断面の
凹状の化粧リブaを1本、もしくは複数本形成する成形
機であり、例えば第6図に示すように成形機内の複数個
の上、下成形ロール21a、 21b(図では1段のみ
を抽出して示す)の位置をシリンダ、またはネジを回転
させて移動してセットし、表面材Aの化粧面に対し化粧
リブaの位置を変位させた複合板Sとする機能を有する
ものである。
さらに詳説すると、上、下成形ロール21a、  21
bは、架台21c上のレール2J、d上を、モータ等2
1eにより左右に移動可能なものであり、図示しないが
、架台21c上にセットしたリミットスイッチ、センサ
、あるいはガイド板によりワンタッチで任意位置を設定
できるものである。また、−次成形機21による表面材
Aに対する化粧リブaの位置の成形例としては、例えば
その−例を示すと第7図(al〜(11に示すようなも
のである。また、化粧リブaの形状としては第8図(a
)〜(il!+に示す断面が可能である。さらに、二次
成形機22は、表面材Aの化粧リブaの成形が終了した
表面材Aの両端の雄雌嵌合構造を形成するものであり、
差し込み式、落し込み式、引っ掛は式のいずれかの一つ
の方式に成形する。その−例としては、第9図(a)〜
(1)に示すように、第7図(al〜(1)の表面材A
に差し込み式の雄雌嵌合構造を形成した表面材A、ある
いは第10図(a)〜(d)に示す形状とした落とし込
み式の表面材Aである。第2プレヒータ9aはガス、電
気、遠赤外線の1種からなり、表面材Aを30〜120
℃位まで加温するものである。吐出部益は吐出機24、
搬送機25とからなり、表面材A、裏面材Bのいずれか
一方、もしくはその両部材間に未発泡の発泡性反応混合
物(以下、単に混合物という)Pを充填する部分であり
、吐出機24は自己接着性を有する混合物Pを、例えば
成形体への裏面(片面)に、回転羽根を備えた吐出方式
、スプレーガン方式(エア、エアレス)、または注入方
式等のいずれかにより供給するためのものである。また
、搬送機25は表面材Aを搬送するものであり、複数個
のローラ、キャタピラ、あるいはベルト等の1種から構
成したものである。なお、混合物Pとしては熱硬化性、
例えばポリウレタン樹脂、ポリイソシアヌレートフオー
ム用樹脂、フェノール樹脂などの発泡性合成樹脂を用い
るものであり、第11図(al〜(C1に示すように、
後記する裏面材B上に吐出したり、表面材Aの裏面の凹
部等に吐出するものである。23aはガイドローラであ
り、後記する裏面材Bを表面材A上に案内すると共に、
混合物Pをサンドイッチするためのものである。裏面材
供給部匹は、アンコイラに巻回された裏面材Bを連続的
に供給するものであり、裏面材Bとしては例えば、コイ
ル、アスベスト紙、クラフト紙、アルミニウム箔、プラ
スチックシート、アスファルトフェルト等の1種、また
は2種以上をラミネートしたもので、混合物P上に積層
等するものである。27は押圧ローラであり、複数のロ
ーうで前記混合物Pを裏面材Bを介して押圧し、混合物
Pの分散ムラを平均化すると共に、混合物Pの自己接着
性を有効に機能させるためのものである。キュアオーブ
ン益は表面材Aと裏面材B間に混合物Pを介在した状態
で搬送すると共に、混合物Pを良好な環境下で反応発泡
せしめ、かつ、所定の板厚の複合板Sに形成するもので
ある。さらに具体的に説明すると、キュアオーブン刹は
ローラ、キャタピラ、ルトのいずれか1種、またはその
組み合わせからなり、図示するようにキャタピラ、ベル
トでは原動軸29.30、従動輪31.32、上型部材
33、下型部材34、加熱源35、カバー36とから構
成したものである。また、カバ′−36はキュアオーブ
ン皿内を保温すると共に、混合物Pが反応時に放出する
トリクロロモノフルオロメタン、あるいは加熱源35か
ら放出される炭酸ガス、−酸化炭素等を安全、衛生上、
作業環境に放出しないため、およびより有効な保温効果
を得るためである。なお、キュアオーブン邪の人、出口
部28a、  28bだけはキュアオーブン器内の気体
の漏洩を最大限阻止する構造に構成したものである。走
行カッタUは、キュアオーブン益より連続的に送給され
るダブル幅の複合板Sを所定長さに切断すると共に、−
次成形機21により成形した表面材Aの化粧リブに対応
した交換可能な上刃、下刃により切断し、後記する箱折
り部旦に搬送部38、スリット部39、第2成形部剋を
介して送給する。勿論、その切断形状は、第11図に示
すように、箱折り部旦で複合板Sの長手方向の両端に箱
折り片A2を形成できる分だけ表面材Aを残しておくも
のである。なお、第12図において二点鎖線で示す位置
で、混合物Pと裏面材Bを走行カッタ釘で切断と同時に
切り取ったり、切り込みを入れておくことも可能である
。また、走行カッタ釘の切断刃としては、前記の他に、
複数の刃を備え、−次成形機21による化粧リブaの形
状に対応した刃により切断するロータリ一式の切断刃と
することもできる。さらに、走行カッタ釘は複数台を直
列に設け、化粧リブaの位置によりその一つを駆動させ
るように配設することもできる。搬送部38は定尺に切
断された複合板Sをキュアオーブン堕の速度より早送り
するものであり、スリット部39は複合板Sの中央部を
第13図に示すように中央部よりスリットして2部材と
するものである。また、第2成形部剋はスリットされた
複合板Sのスリット面を最終的に成形するものである。
箱折り部用は走行カッタHによって定尺に切断された複
合板Sの長手方向の両端を、表面材Aに形成した箱折り
片A2を裏面側へ約90°屈曲して、複合板Sの端部の
変形防止、美観性の向上、複合板Sを横張りする際の目
地部へのコーキング材植設の施工性アンプ等のために設
けるものであり、第14図(a)〜(C)に示すように
、例えば3工程で成形するものである。第1工程は第1
4図(a)に示すように、箱折り片A2部分の裏面材B
、混合物Pからなる発泡体の切除、第2工程は(b)図
に示すように、箱折り片A2の屈曲部分に痕を付け、次
工程での箱折りを容易にすると共に、屈曲部の線を明確
にする工程、第3工程は(C)図に示すように、箱折り
片A2を約90°で屈曲する工程である。このようにし
て形成された複合板Sは、第14図(d)に示すような
断面形状であり、図示しない次工程の梱包部へ搬送され
、梱包後に、出荷されるものである。なお、各工程は図
示しない制御盤により各工程間を連絡しコントロールす
るものであり、架台上の2階に計器、テレビカメラなど
で各々のファクターをアナログ、デジタル、描写等する
ものである。
次に本発明に係る複合板製造装置の動作について説明す
る。すなわち、アンコイラ3にコイル状に巻回した0、
270厚のカラー鋼板を、化粧面側を上面として装着し
、ピンチローラ4を介して第1ループ部7に送給する。
次に表面材Aは第1ループ部7を経て第1プレヒータ9
で約30〜60℃に加温し、化粧塗膜を所定の硬度まで
柔らかくし、エンボスロール10によって第15図に示
すような凹状部α、凸状部βとからなるエンボス模様を
連続して形成する。その後、表面材Aはテンショナー1
2、レベラ旦、ピンチローラ13からなる矯正部旦を経
て、エンボス加工の際に生ずる長手方向の側縁の伸び、
これに対して化粧面の中央部があまり伸びないことによ
る歪等を除去し、反転部用に送給する。表面材Aは第2
ループ部18を経てピンチローラ19を介して第6図に
示すような一次成形機21に送給し、第7図(e)に示
すように化粧リブaを表面材Aの各化粧面1に形成する
。化粧リブaが形成された表面材Aは二次成形機22に
送給し、表面材Aの雌端部(両側縁)を第9図(e)に
示すように成形し、表面材への離型連結部の成形を完了
する。
成形され断面凹状となった表面材Aは、次に第2プレヒ
ータ9aによって30〜110℃位に加温し、その直後
、第11図(a)に示すように裏面材供給部並より連続
して供給されるアルミ・クラフト紙よりなる裏面材Bの
裏面上に、未発泡のポリイソシアヌレートフオームから
なる混合物Pを吐出し、ガイドローラ23aで表面材A
の凹部上に積層し、キュアオーブン筺に送給する。キュ
アオーブ72Bは加熱源35によりあらかじめ90℃の
雰囲気に加温されており、表面材A、裏面材B、混合物
Pを一体に接着させると共に硬化させ、その出口部28
bよりダブル幅で、連続帯の複合板Sとして送出する。
次に連続的に送出される複合板Sを303(hmで、第
13図に示すように複合板Sの長手方向の両端に箱折り
片A2を形成するように切断する。この場合、第12図
、第13図で2点鎖線で示すように、裏面材B、混合物
Pに切断すると同時に切り込みを入れておく。切断され
た複合板Sは、搬送部38によって走行カッタ丑に送給
される複合板Sの移動速度より速いスピードで次工程に
送出するものである。
この搬送部38で搬送された複合板Sはスリット部39
によって第13図に示すような複合板Sの中央部をスリ
ットし、第12図に示すような複合板82部材とする。
次に、スリットされた面を第2成形部剋により任意形状
に成形し、雄型連結部の成形は完了する。その移籍折り
部用に送給し、第14図(a)〜(C)に示すように裏
面材B、混合物Pの切除工程、折り曲げ痕付は工程、屈
曲工程を経て、複合板Sの長手方向の両端面を箱折り片
A2でカバーし、複合板Sの完成となる。その後は図示
しない梱包部に送給するものである。
〔その他の実施例〕
以上説明したのは本発明に係る複合板製造装置の一実施
例にすぎず、第1図に一点鎖線で示す位置にエンボスロ
ール10を設け、複数台のエンボスロール10で種々の
エンボス模様を施し、複数種のエンボス模様に対応した
装置とすることもできる。
また、キュアオーブン耶と走行カッタ釘間に点線で示す
ようにコーキング材吐出機42を設置し、例えば第16
図(a)において斜線で示すようにコーキング材Cを植
設することもできる。なお、コーキング材Cとしてはホ
ントメルト系接着剤(2〜5倍に発泡したものも含む)
、ゴム系、合成樹脂系のバッキング材を接着剤で貼着し
たもの、あるいは膨潤性のある吸水樹脂からなるもので
ある。さらに、第11図(alに一点鎖線で示すように
裏面材Bの下面にアルミ板よりなる加熱装置23bを設
け、裏面材Bを加温したり、キュアオーブン社内の温風
により裏面材Bを加温することもできる。また、カバー
36の後に一点鎖線で示すようにキュアゾーンのみの保
温部を形成することもできる。さらに、第16図(bl
に示すように化粧リブaを複数個設けることもできる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明に係る複合板製造装置によれば
、■エンボス加工時はコイルに対し一定の張力が負荷さ
れた状態となるため、凹凸模様がエンボス加工中にずれ
たりすることがなく、美しい凹凸模様が形成できる。■
エンボス加工時の残留歪が矯正部を通過させることによ
って種々の歪に対応して容易に除去できるので、ペコッ
キ、捩じれ、キャンバ−がない。■混合物を表、裏面材
でサンドイッチし、一応の複合板とした後に切断し、そ
の後に箱折りするため、複合板の化粧面を汚染すること
がない。■化粧リブ形成用の一次成形機と、雄、雌嵌合
部を成形する二次成形機に各機能を分離した成形部とし
たため、化粧リブの位置を種々変化させることができる
ようになり、一つのラインで複数の化粧面を有する複合
板を容易に、かつ大量に生産できる。■矯正部にヒータ
を内蔵させることより容易に歪を矯正できる。等の特徴
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複合板製造装置の一実施例を示す
構成略図、第2図は本発明に係る装置の工程を示す説明
図、第3図(a)、(b)はエンボスロールの状態を示
す説明図、第4図はテンショナーを示す説明図、第5図
(al、(b)はレベラーを示す斜視図、第6図は一次
成形機の1系列の一例を示す説明図、第7図(a)〜(
1)は−次成形機により成形され2ま た表面材の一例を示す説明図、第8図(a)〜telは
化粧リブの断面形状の例を示す説明図、第9図(al〜
(11、第10図(al〜(d)は二次成形機により形
成された表面材の一例を示す説明図、第11図(a)〜
(C1は吐出部の一例を示す説明図、第12図、第13
図は走行カッタで切断された複合板の端部の一例を示す
一部切り欠き斜視図、第14図(al〜(d)は箱折り
部の箱折り工程を示す説明図と箱折りされた複合板を示
す斜視図、第15図はエンボス模様の一例を示す斜視図
、第16図(a)、(b)は複合板にコーキング材を植
設する場合の植設位置、およびその他の実施例を説明す
る説明図である。 上・・・架台、I・・・表面材送給部、■・・・エンボ
ス加工部、%し・・第1成形部、21・・・−次成形機
、22・・・二次成形機、%し・・吐出部、%し・・発
泡部兼キュアオーブン、37−・・走行カッタ、39・
・・スリット部、41・・−箱折り部。 第2図 第3図 (へ) 第S図 (Ql /仕 第S図 (+)) 憑 第10図 (Q)         ヅハ (5)              ≦・八、。)75
・  八 八 (d)             、5′ へ第1/図 第11図 第12図 舘  +A   mr+ 第15図 に7   ”’T  12!J (α)  こ5 負 (む      ダS ハ   F    ハ2 第16図 (α) +b) 5LllV/−1人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面材となるダブル幅の金属薄板を送給するため
    のアンコイラとピンチローラとからなる表面材送給部と
    、該送給部から供給される表面材に任意のエンボス模様
    を施すエンボス加工部と、該エンボス加工によって生じ
    た表面材の歪を矯正する矯正部と、該矯正された表面材
    を反転すると共に次工程に移送する反転部と、上記2部
    材となる表面材の各化粧面の任意位置に任意幅、深さの
    化粧リブを少なくとも1本成形しうる一次成形機と表面
    材の幅方向の両端を成形する二次成形機とからなる第1
    成形部と、前記表面材送給部とエンボス加工部間および
    反転部と第1成形部間に形成したループ部と、裏面材を
    送給する供給部と、前記表面材、裏面材のいずれか一方
    、もしくは両面材間に未発泡の発泡性反応混合物を吐出
    する吐出部と、一定形状に規制した状態で加温し、上記
    発泡性反応混合物を硬化させると共に、前記三部材を接
    着一体化する発泡部兼キュアオーブンと、該キュアオー
    ブンより送給されるサンドイッチ構造で連続帯の複合板
    を任意長さに切断する走行カッタと、該走行カッタと、
    該カッタによって切断されたダブル幅の中央部をスリッ
    トするスリット部と、該スリット部によりスリットされ
    た端縁を成形する第2成形部と、定尺に切断された複合
    板の長手方向の両端の木口端の合成樹脂発泡体を除去す
    ると共に、表面材の木口端部を内方に屈曲する箱折り部
    とから構成したことを特徴とする複合板製造装置。
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