JPS60244370A - 複合板製造装置 - Google Patents
複合板製造装置Info
- Publication number
- JPS60244370A JPS60244370A JP10005984A JP10005984A JPS60244370A JP S60244370 A JPS60244370 A JP S60244370A JP 10005984 A JP10005984 A JP 10005984A JP 10005984 A JP10005984 A JP 10005984A JP S60244370 A JPS60244370 A JP S60244370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- pattern
- embossing
- sheet
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は複合板、例えば2基材によって発泡性合成樹脂
をサンドインチし、かつ、その少なくとも一方の基材の
化粧面となる面に印刷、および凹凸模様、所謂、意匠性
、立体感を助長するための印刷、およびエンボス加工を
2段階以上の工程を経て施すと共に、その基材を樋状に
形成し、その樋状部に発泡性合成樹脂原料、所謂発泡性
反応混合物を吐出した後で、他の基材を積層して型に送
□給し、型通過中にこれら構成材を一体的に結合した
複合板を連続的に製造する複合板製造装置に関するもの
である。
をサンドインチし、かつ、その少なくとも一方の基材の
化粧面となる面に印刷、および凹凸模様、所謂、意匠性
、立体感を助長するための印刷、およびエンボス加工を
2段階以上の工程を経て施すと共に、その基材を樋状に
形成し、その樋状部に発泡性合成樹脂原料、所謂発泡性
反応混合物を吐出した後で、他の基材を積層して型に送
□給し、型通過中にこれら構成材を一体的に結合した
複合板を連続的に製造する複合板製造装置に関するもの
である。
(従来の技術)
金属薄板、紙、合成樹脂などの被加工材に対してエンボ
ス加工することはよく知られたことである。その−例と
しては、印刷、塗装等した被加工材に対してエンボス加
工を施す装置、例えば特開昭53〜90347号公報が
ある。そして、この種装置で加工した金属薄板の化粧面
は一回で深い凹凸模様をエンボス加工で行なうことと、
エンボス加工前に既に完成している化粧塗膜に対し無理
にエンボス加工を行なうため、その屈曲部の塗膜にクラ
ンク、剥落が生ずることが多々あった。また、従来のこ
の種装置では所要なエンボス加工を1回で完了する工程
のため、複数段差の化粧面、クランク。
ス加工することはよく知られたことである。その−例と
しては、印刷、塗装等した被加工材に対してエンボス加
工を施す装置、例えば特開昭53〜90347号公報が
ある。そして、この種装置で加工した金属薄板の化粧面
は一回で深い凹凸模様をエンボス加工で行なうことと、
エンボス加工前に既に完成している化粧塗膜に対し無理
にエンボス加工を行なうため、その屈曲部の塗膜にクラ
ンク、剥落が生ずることが多々あった。また、従来のこ
の種装置では所要なエンボス加工を1回で完了する工程
のため、複数段差の化粧面、クランク。
のない深いエンボスの化粧面を形成できず、単なる凹凸
面の外観となり、十分に立体感を醸し出すことができな
かった。さらに、面材間に発泡性合成樹脂原料を吐出し
、複合板を製造する装置としては特公昭58−2158
4号がある。
面の外観となり、十分に立体感を醸し出すことができな
かった。さらに、面材間に発泡性合成樹脂原料を吐出し
、複合板を製造する装置としては特公昭58−2158
4号がある。
(発明の目的)
本発明は前述したような問題点を解決し、被加工材に多
段エンボス加工と印刷、および立体感助長用の模様を凹
凸模様の屈曲部等に形成することにより、この屈曲部の
化粧塗膜に亀裂が入ったり、剥落したり、あるいはエン
ボス加工により模様が変形したりすることもなく、耐候
性、生産性、立体感に富む凹凸模様の化粧面を有する被
加工材を表面材とし、その裏面に芯材、裏面材を積層し
、かつ、芯材の自己接着性でこれら構成材を一体に結合
したサンドインチパネルを連続して製造しうる複合板製
造装置を提供することを目的とするものである。
段エンボス加工と印刷、および立体感助長用の模様を凹
凸模様の屈曲部等に形成することにより、この屈曲部の
化粧塗膜に亀裂が入ったり、剥落したり、あるいはエン
ボス加工により模様が変形したりすることもなく、耐候
性、生産性、立体感に富む凹凸模様の化粧面を有する被
加工材を表面材とし、その裏面に芯材、裏面材を積層し
、かつ、芯材の自己接着性でこれら構成材を一体に結合
したサンドインチパネルを連続して製造しうる複合板製
造装置を提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
この目的を達成するため本発明に係る複合板製造装置は
金属薄板等のシート状物からなる被加工材を装着した送
出部と、この送出部から送給される被加工材を貯留し、
常時無理なく次工程に送出するループ部と、このループ
部から送出された被加工材の表面に1色、または多色か
らなる任意の模様を直接印刷する印刷部と、この印刷部
から送出された被加工材をガイドすると共に、上記模様
に同調して第1次の浅いエンボス加工を行なうと同時に
該エンボス加工により形成された未完成の凹凸模様の屈
曲部、頂面、底面、側壁の少なくとも全部、あるいは一
部分に陰影となる立体感助長用の模様を塗料、インク等
の1種で形成するバイロフトエンボス加工機と、このパ
イロットエンボス加工機から送出された被加工材にその
エンボス模様に合致してさらに深い凹凸模様をエンボス
加工するエンボス加工機と、エンボス加工時に生じた残
留歪を除去するレベラと、被加工材をテンション下で印
刷、エンボス、歪矯正を行なう引張り兼ガイド用ピンチ
ローラと、このローラから送出された被加工材、所謂表
面材を所定形状に成形する成形機と、成形された表面材
の裏面に芯材を原料状態で供給する発泡性合成樹脂原料
の吐出部と、吐出された原料上に積層する裏面材と、表
、裏面材間に芯材を挟持した状態で成形、キュアするキ
ュアオープンと、キュアオーブンから送出された連続帯
を定尺に切断するカンタとから構成したことを特徴とし
たものである。
金属薄板等のシート状物からなる被加工材を装着した送
出部と、この送出部から送給される被加工材を貯留し、
常時無理なく次工程に送出するループ部と、このループ
部から送出された被加工材の表面に1色、または多色か
らなる任意の模様を直接印刷する印刷部と、この印刷部
から送出された被加工材をガイドすると共に、上記模様
に同調して第1次の浅いエンボス加工を行なうと同時に
該エンボス加工により形成された未完成の凹凸模様の屈
曲部、頂面、底面、側壁の少なくとも全部、あるいは一
部分に陰影となる立体感助長用の模様を塗料、インク等
の1種で形成するバイロフトエンボス加工機と、このパ
イロットエンボス加工機から送出された被加工材にその
エンボス模様に合致してさらに深い凹凸模様をエンボス
加工するエンボス加工機と、エンボス加工時に生じた残
留歪を除去するレベラと、被加工材をテンション下で印
刷、エンボス、歪矯正を行なう引張り兼ガイド用ピンチ
ローラと、このローラから送出された被加工材、所謂表
面材を所定形状に成形する成形機と、成形された表面材
の裏面に芯材を原料状態で供給する発泡性合成樹脂原料
の吐出部と、吐出された原料上に積層する裏面材と、表
、裏面材間に芯材を挟持した状態で成形、キュアするキ
ュアオープンと、キュアオーブンから送出された連続帯
を定尺に切断するカンタとから構成したことを特徴とし
たものである。
(作用)
この構成によると、被加工材の化粧面に対して印刷部で
任意模様を印刷し、また印刷した被加工材はパイロット
エンボス加工機によってエンボス加工機に案内されると
共に、前記と同一の模様に合致して浅くエンボス加工さ
れ、かつ、その凹凸模様の頂面、底面、側壁、屈曲部の
少なくとも1個所に立体感助長用の模様を形成できるも
のである。次ぎに、このように形成された被加工材は上
記の浅い凹凸模様に合致して上記同一の模様をエンボス
加工機によって、さらに深くエンボス加工を行ない、被
加工材をレヘうによって凹凸模様を消去することなしに
残留歪をとって平坦にして次工程に送給するようにした
ものである。さらに、このように形成された被加工材は
所定形状に成形され、その上に芯材の原料を吐出し、か
つ、裏面材を積層して原料の反応発泡時にこれら構成材
を一体に結合し、複合板を形成し、これを定尺に切断し
て複合板を連続して製造できるようにしたものである。
任意模様を印刷し、また印刷した被加工材はパイロット
エンボス加工機によってエンボス加工機に案内されると
共に、前記と同一の模様に合致して浅くエンボス加工さ
れ、かつ、その凹凸模様の頂面、底面、側壁、屈曲部の
少なくとも1個所に立体感助長用の模様を形成できるも
のである。次ぎに、このように形成された被加工材は上
記の浅い凹凸模様に合致して上記同一の模様をエンボス
加工機によって、さらに深くエンボス加工を行ない、被
加工材をレヘうによって凹凸模様を消去することなしに
残留歪をとって平坦にして次工程に送給するようにした
ものである。さらに、このように形成された被加工材は
所定形状に成形され、その上に芯材の原料を吐出し、か
つ、裏面材を積層して原料の反応発泡時にこれら構成材
を一体に結合し、複合板を形成し、これを定尺に切断し
て複合板を連続して製造できるようにしたものである。
(実施例)
次ぎに本発明に係る複合板製造装置の実施例につき図面
を用いて説明する。第1図において、土は送出部、工は
ループ部、■は印刷部、且はパイロットエンボス加工機
(以下、単に前エンボス加工機という)、刹はエンボス
加工機、釘はレベラ、31は引張り兼ガイド用ピンチロ
ーラ、32は成形機、33は吐出部、34はキュアオー
ブン、48はカッタである。さらに説明すると、送出部
上は金属薄板等のシート状物からなる被加工材2、例え
ば表面処理鋼板、プライマー鋼板、アルミニウム板、銅
板、紙、合成樹脂の1種をアンコイラ3に装着し、これ
をピンチローラ4を介して次工程に送給するた、めのも
のである。また、ループ都立は例えば第3図に示すよう
にローラ6を複数個、上下に移動できるように配列して
被加工材2を貯留し、被加工材2を常時、無理な(次工
程に送出するための逃 \げ部として機能するものであ
る。さらに、ピンチローラ7は被加工材2を印刷部主に
確実に送給するためのものであり、印刷部主は洗浄機9
と1段、あるいは複数段の印刷機10と必要に応じて設
ける焼き付はオーブン11とからなり、被加工材2の化
粧面に対し、例えば第4図に示すような模様Aを1色、
または多色で印刷するものである。その印刷はグラビア
印刷、オフセント印刷、スクリーン印刷、凸版印刷、平
板印刷のいずれかの方法によって印刷するものである。
を用いて説明する。第1図において、土は送出部、工は
ループ部、■は印刷部、且はパイロットエンボス加工機
(以下、単に前エンボス加工機という)、刹はエンボス
加工機、釘はレベラ、31は引張り兼ガイド用ピンチロ
ーラ、32は成形機、33は吐出部、34はキュアオー
ブン、48はカッタである。さらに説明すると、送出部
上は金属薄板等のシート状物からなる被加工材2、例え
ば表面処理鋼板、プライマー鋼板、アルミニウム板、銅
板、紙、合成樹脂の1種をアンコイラ3に装着し、これ
をピンチローラ4を介して次工程に送給するた、めのも
のである。また、ループ都立は例えば第3図に示すよう
にローラ6を複数個、上下に移動できるように配列して
被加工材2を貯留し、被加工材2を常時、無理な(次工
程に送出するための逃 \げ部として機能するものであ
る。さらに、ピンチローラ7は被加工材2を印刷部主に
確実に送給するためのものであり、印刷部主は洗浄機9
と1段、あるいは複数段の印刷機10と必要に応じて設
ける焼き付はオーブン11とからなり、被加工材2の化
粧面に対し、例えば第4図に示すような模様Aを1色、
または多色で印刷するものである。その印刷はグラビア
印刷、オフセント印刷、スクリーン印刷、凸版印刷、平
板印刷のいずれかの方法によって印刷するものである。
なお、印刷は化粧面の任意面に行なうものである。上記
印刷機10の1組の一例としては第5図に示、すような
グラビアオフセット印刷機からなり、圧胴12、オフセ
ットロール13、版IM14、ファンテンロール15、
シメシロー ′ル16、ドクター17とからなるもので
ある。また、前エンボス加工機旦は印刷部主で第4図に
示すような模様Aが印刷された被加工材2をガイドする
と共に、印刷模様Aと同一の模様を外周に刻設したエン
ボスロール19と弾性ロール20と版胴21と図示しな
いファンテンロール、ドクター等を介して被加工材2上
に印刷された印刷模様Aにエンボスロール19の凹凸模
様を同期させて、かつ、第7図。
印刷機10の1組の一例としては第5図に示、すような
グラビアオフセット印刷機からなり、圧胴12、オフセ
ットロール13、版IM14、ファンテンロール15、
シメシロー ′ル16、ドクター17とからなるもので
ある。また、前エンボス加工機旦は印刷部主で第4図に
示すような模様Aが印刷された被加工材2をガイドする
と共に、印刷模様Aと同一の模様を外周に刻設したエン
ボスロール19と弾性ロール20と版胴21と図示しな
いファンテンロール、ドクター等を介して被加工材2上
に印刷された印刷模様Aにエンボスロール19の凹凸模
様を同期させて、かつ、第7図。
(81に示すように最終エンボス加工深さより浅くエン
ボス加工をすると共に、被加工材2上の凹凸模様B′、
C′の頂面、底面、屈曲部の少なくとも一部、例えば第
7・図(b)では屈曲部に陰影を助長する立体。
ボス加工をすると共に、被加工材2上の凹凸模様B′、
C′の頂面、底面、屈曲部の少なくとも一部、例えば第
7・図(b)では屈曲部に陰影を助長する立体。
感助長用の模様りを塗料、インク等で形成するものであ
る。ヒータ22は上記塗料、インク等を乾燥、焼き付け
るために必要に応じて配列するものである。また、前記
エンボス加工搬用は第8図に示すように上下の雄、雌型
のエンボスロール24.25に対し、印刷模様Aと同一
の模様を刻設し、被加工材2.上の未完成の凹凸模様B
′、C′を第9図に示すようにさらに深くエンボス加工
するものである。
る。ヒータ22は上記塗料、インク等を乾燥、焼き付け
るために必要に応じて配列するものである。また、前記
エンボス加工搬用は第8図に示すように上下の雄、雌型
のエンボスロール24.25に対し、印刷模様Aと同一
の模様を刻設し、被加工材2.上の未完成の凹凸模様B
′、C′を第9図に示すようにさらに深くエンボス加工
するものである。
なお、印刷機10と前エンボス加工機」とエンボス加工
搬用は同一直径のロールで、しかも同期して一回転し、
印刷模様にズレが生じないように図示しないマーキング
装置、チェーン、同軸シャフト、ベルト、電子制御装置
などでコントロールしたものである。レベラHはエンボ
ス加工された被加工材2に存在する残留歪を矯正するも
のである。その構成は第10図に示すように上ローラ群
28a、28b 、28c 、 、、、、28n 、下
ローラ群29a、29b 。
搬用は同一直径のロールで、しかも同期して一回転し、
印刷模様にズレが生じないように図示しないマーキング
装置、チェーン、同軸シャフト、ベルト、電子制御装置
などでコントロールしたものである。レベラHはエンボ
ス加工された被加工材2に存在する残留歪を矯正するも
のである。その構成は第10図に示すように上ローラ群
28a、28b 、28c 、 、、、、28n 、下
ローラ群29a、29b 。
、 、 、 、 29nのようにジグザグ状に配列し、
かつ、そのギャップ30をコントロールできるようにし
たものである。31は引張り兼ガイド用ピンチローラで
必要に応じて設けるものであり、主にエンボス加工戦列
の回転より速くし、被加工材2を引張った状態(テンシ
ョン下)で前エンボス加工機J、エンボス加工搬用の工
程を通過させるようにしたものである。成形機32は複
数段のロールを介して第11図(a)〜(r)のように
成形するものであり、吐出部33は第12図に示すよう
に発泡性合成樹脂原料(以下、単に原料という)33a
を被加工材2を成形した表面材2の裏面に吐出するもの
である。また、キュアオーブン」は裏面材35を装着し
、原料33a上に案内する供給部36とこれをガイドす
るローラ37と上下のベルト、またはローラコンヘア(
図示せず)38.39と加温装置40.41、ローラ4
2とカバー43と上記ベルトを装着する原動輪44、従
動輪45と型46とからなるものである。なお、第12
図において1点鎖線で示す部分は検出器、プレヒータ等
であり、必要に応じて設けるものである。また、キュア
オーブン…は表面材2と裏面材35間に原料33aを介
在させて型46内で反応、発泡させて一体に接着し、複
合帯47を製造するものである。また、カッタ48は連
続した複合板帯を定尺に切断するためのものである。
かつ、そのギャップ30をコントロールできるようにし
たものである。31は引張り兼ガイド用ピンチローラで
必要に応じて設けるものであり、主にエンボス加工戦列
の回転より速くし、被加工材2を引張った状態(テンシ
ョン下)で前エンボス加工機J、エンボス加工搬用の工
程を通過させるようにしたものである。成形機32は複
数段のロールを介して第11図(a)〜(r)のように
成形するものであり、吐出部33は第12図に示すよう
に発泡性合成樹脂原料(以下、単に原料という)33a
を被加工材2を成形した表面材2の裏面に吐出するもの
である。また、キュアオーブン」は裏面材35を装着し
、原料33a上に案内する供給部36とこれをガイドす
るローラ37と上下のベルト、またはローラコンヘア(
図示せず)38.39と加温装置40.41、ローラ4
2とカバー43と上記ベルトを装着する原動輪44、従
動輪45と型46とからなるものである。なお、第12
図において1点鎖線で示す部分は検出器、プレヒータ等
であり、必要に応じて設けるものである。また、キュア
オーブン…は表面材2と裏面材35間に原料33aを介
在させて型46内で反応、発泡させて一体に接着し、複
合帯47を製造するものである。また、カッタ48は連
続した複合板帯を定尺に切断するためのものである。
次ぎに本発明に係る複合板製造装置の動作について簡単
に説明′すると、まず送給部上に装着されたプライマー
鋼板からなる被加工材2はピンチローラ4を介してルー
プ部上に送給される。なお、この際、被加工材2はピン
チローラ4によって引張られた場合でもアンコイラ3に
ブレーキ装置(図示せず)が装着されているため、被加
工材2はある許容された張力下でループ部上へ送給され
るものである。そして、ループ部上から被加工材2は印
刷部エヘガイド兼用ピンチローラ7を介して送給される
。印刷部主では被加工材2の表面に第4図に示すような
模様をインクで印刷し、その上にクリアとして透明樹脂
(アクリル樹脂)を塗布し、このクリアが乾燥した後に
前エンボスロール■に送給し、被加工材2に対して第4
図に示す模様と合致する凹凸模様B′、C′を第7図(
al、(blに示すように形成すると同時に、その屈曲
部に立体感助長用の模様りを付着せしめる。なお、この
際の凹凸模様B′、C′は最終凹凸模様B、Cの約8割
位の大きさ、深さ、所謂ΔW= 0.8W、h= 0.
8W位である。また、ΔW、Wは凸模様Cの頂面の幅、
h、Hはエンボス深さである。− 次ぎに、被加工材2は前エンボス加工機側に送給され、
被加工材2上の印刷模様Aと合致させて第9図に示すよ
うな深さのエンボス加工が施される。なお、この際の被
加工材2に対するエンボス加工はテンションが付加され
た状態でのエンボス加工となる。そして、エンボス加工
掘起から送出された被加工材2はレベラ釘によってエン
ボス加工時における残留歪が引張り用ピンチローラ31
によって引張られた状態で矯正され、成形機32に送給
され、第11図Talに示すように成形され、表面材2
に製造される。次ぎにこの表面2の裏面にはポリイソシ
アヌレートフオーム原料33aをミキシング直後に吐出
部33から吐出し、その上にクラフト紙、アルミニウム
箔等のシート状物からなる裏面材35を積層し、キュア
オーブン…に送給し、ここで原料33aを反応、発泡さ
せると共に、表、裏面材2.35を一体に接着、成形し
、その出口から複合材として送出する。これをカッタ4
8で所定形状に切断して第13図に示すような複合板弧
を得るものである。なお、引張り兼ガイド用ローラ7と
ピンチローラ31間の被加工材2に対する力関係をエン
ボスロール益の回転を基準とした際に、引張り兼ガイド
用ローラフの回転が遅く、ピンチローラ31の回転が速
い速度関係に設定して、被加工材2が引張られた状態で
エンボス加工と凹凸模様B、Cを消去することなしに平
坦化すると共に残留歪の除去を行なうようにしたもので
ある。その結果、被加工材2が上記領域内で山伏になっ
たり、捩じれて移動したり、前エンボス加工機側、エン
、ボス加工搬用の入口でバタついたりしなくなり、エン
ボス加工時にズしたりして模様が不鮮明となったり、2
重に噛み込むことがなくなる。また、レベラ27では一
方向ヘテンションが付加された状態となるため、容易に
平坦化できると共に、残留歪も無理なく逃すことができ
る。勿論、上記領域内におけるテンションはエンボス模
様に変化を与えない力の範囲内である。なお、前エンボ
ス加工機においてはロールを鋼材のみで形成することも
可能であり、かつ、ロールは上下左右にフレームを摺動
することにより対応しうる構成とすることもできる。
に説明′すると、まず送給部上に装着されたプライマー
鋼板からなる被加工材2はピンチローラ4を介してルー
プ部上に送給される。なお、この際、被加工材2はピン
チローラ4によって引張られた場合でもアンコイラ3に
ブレーキ装置(図示せず)が装着されているため、被加
工材2はある許容された張力下でループ部上へ送給され
るものである。そして、ループ部上から被加工材2は印
刷部エヘガイド兼用ピンチローラ7を介して送給される
。印刷部主では被加工材2の表面に第4図に示すような
模様をインクで印刷し、その上にクリアとして透明樹脂
(アクリル樹脂)を塗布し、このクリアが乾燥した後に
前エンボスロール■に送給し、被加工材2に対して第4
図に示す模様と合致する凹凸模様B′、C′を第7図(
al、(blに示すように形成すると同時に、その屈曲
部に立体感助長用の模様りを付着せしめる。なお、この
際の凹凸模様B′、C′は最終凹凸模様B、Cの約8割
位の大きさ、深さ、所謂ΔW= 0.8W、h= 0.
8W位である。また、ΔW、Wは凸模様Cの頂面の幅、
h、Hはエンボス深さである。− 次ぎに、被加工材2は前エンボス加工機側に送給され、
被加工材2上の印刷模様Aと合致させて第9図に示すよ
うな深さのエンボス加工が施される。なお、この際の被
加工材2に対するエンボス加工はテンションが付加され
た状態でのエンボス加工となる。そして、エンボス加工
掘起から送出された被加工材2はレベラ釘によってエン
ボス加工時における残留歪が引張り用ピンチローラ31
によって引張られた状態で矯正され、成形機32に送給
され、第11図Talに示すように成形され、表面材2
に製造される。次ぎにこの表面2の裏面にはポリイソシ
アヌレートフオーム原料33aをミキシング直後に吐出
部33から吐出し、その上にクラフト紙、アルミニウム
箔等のシート状物からなる裏面材35を積層し、キュア
オーブン…に送給し、ここで原料33aを反応、発泡さ
せると共に、表、裏面材2.35を一体に接着、成形し
、その出口から複合材として送出する。これをカッタ4
8で所定形状に切断して第13図に示すような複合板弧
を得るものである。なお、引張り兼ガイド用ローラ7と
ピンチローラ31間の被加工材2に対する力関係をエン
ボスロール益の回転を基準とした際に、引張り兼ガイド
用ローラフの回転が遅く、ピンチローラ31の回転が速
い速度関係に設定して、被加工材2が引張られた状態で
エンボス加工と凹凸模様B、Cを消去することなしに平
坦化すると共に残留歪の除去を行なうようにしたもので
ある。その結果、被加工材2が上記領域内で山伏になっ
たり、捩じれて移動したり、前エンボス加工機側、エン
、ボス加工搬用の入口でバタついたりしなくなり、エン
ボス加工時にズしたりして模様が不鮮明となったり、2
重に噛み込むことがなくなる。また、レベラ27では一
方向ヘテンションが付加された状態となるため、容易に
平坦化できると共に、残留歪も無理なく逃すことができ
る。勿論、上記領域内におけるテンションはエンボス模
様に変化を与えない力の範囲内である。なお、前エンボ
ス加工機においてはロールを鋼材のみで形成することも
可能であり、かつ、ロールは上下左右にフレームを摺動
することにより対応しうる構成とすることもできる。
次ぎに上記装置を用いてエンボス加工したテストピース
■と従来から使用されている装置によってエンボス加工
したテストピース■とを比較する。
■と従来から使用されている装置によってエンボス加工
したテストピース■とを比較する。
なお、検査法としては(1)被加工材2の1メ一トル当
たりに存在する見掛上のペコッキの数、(2)ペコッキ
の分布状態、(3)ペコッキの高低差(設計上の凹凸状
部の底面、頂面と現実の底面、頂面との差)、(4)全
体の外観についての観察を示す。
たりに存在する見掛上のペコッキの数、(2)ペコッキ
の分布状態、(3)ペコッキの高低差(設計上の凹凸状
部の底面、頂面と現実の底面、頂面との差)、(4)全
体の外観についての観察を示す。
(4)の外観について、
さらに、耐候性においては従来の被加工材は1500時
間の塩水噴霧試験で塗膜にクランク、ブリスターが生じ
ていたが、本発明に係る複合板製造装置で加工した際は
、これらが全(見られなかった。また、表面材の形成か
ら複合板までを一部ラインで形成したため複合板が連続
して生産された。
間の塩水噴霧試験で塗膜にクランク、ブリスターが生じ
ていたが、本発明に係る複合板製造装置で加工した際は
、これらが全(見られなかった。また、表面材の形成か
ら複合板までを一部ラインで形成したため複合板が連続
して生産された。
(発明の効果)
本発明に係る複合板製造装置によれば、■印刷模様とエ
ンボス模様を合致させて加工したため、立体感が助長さ
れる。■加温された直後にエンボス加工を2段階以上で
加工するため深いエンボス加工を行なっても塗膜にクラ
ンクが入ったり、剥落することがない。■複数段の成形
ロールを使用することにより急角度の凹凸模様を形成で
きる。
ンボス模様を合致させて加工したため、立体感が助長さ
れる。■加温された直後にエンボス加工を2段階以上で
加工するため深いエンボス加工を行なっても塗膜にクラ
ンクが入ったり、剥落することがない。■複数段の成形
ロールを使用することにより急角度の凹凸模様を形成で
きる。
■残留歪が少なく、かつ、レベラで容易に矯正できる。
■エンボス加工時に凹凸模様の任意個所に立体感助長用
の模様を印刷、塗膜で形成できるため、3乗的な相乗効
果により立体感が大幅に強化される。■ラインを直線状
に配列し、被加工材に対し無理な力が付加されない機構
としたため、スムーズに、かつ、高速でエンボス加工で
きる。■型内を密封状態にしたため、保温性が改善され
、有害ガス、燃焼ガスの作業環境への漏洩が少なくなり
、作業員の安全、衛生面を大きく改善した特徴がある。
の模様を印刷、塗膜で形成できるため、3乗的な相乗効
果により立体感が大幅に強化される。■ラインを直線状
に配列し、被加工材に対し無理な力が付加されない機構
としたため、スムーズに、かつ、高速でエンボス加工で
きる。■型内を密封状態にしたため、保温性が改善され
、有害ガス、燃焼ガスの作業環境への漏洩が少なくなり
、作業員の安全、衛生面を大きく改善した特徴がある。
■樋状に成形した基材を用いるため側面の型材が不要と
なる。■印刷、エンボス加工、および裏面への芯材とな
る原料の供給、基材の積層を連続的に行なうことができ
るため、安価に、かつ均質に、そして大量に製造できる
。等の特徴を有するものである。
なる。■印刷、エンボス加工、および裏面への芯材とな
る原料の供給、基材の積層を連続的に行なうことができ
るため、安価に、かつ均質に、そして大量に製造できる
。等の特徴を有するものである。
第1図は本発明に係る複合板製造板装置の一例を示す構
成略図、第2図、第3図、第5図、第6図、第8図、第
10図は上記装置の各部の具体例を示す説明図、第4図
は印刷模様の一例を示す平面図、第7図(a)、(b)
はバイロフトエンボス加工機によって形成された凹凸模
様の一部を示す拡大端面図、第9図は完成した凹凸模様
の一部を拡大して示す説明図、第10図はレベラの一例
を示す説明図、第11図(a)〜(r)は被加工材の成
形例を示す説明図、第12図はキュアオーブンの前後の
装置を示す説明図、第13図は本発明に係る装置によっ
て製造される複合板の一例を示す斜視図である。 上・・・送出部、工・・・ループ部、ユI・・印刷部、
」・・・パイロットエンボス加工機、■・・・エンボス
加工機、E・・・レベラ、32・・・成形機、旦・・・
キュアオーブン、4B・・・カッタ、A・・・印刷模様
、B′、C′、BSC・・・凹凸模様、D・・・立体感
助長用の模様。 カ 6 凪 め /θ 図 L−一譬−−伽−――−轡曇昏一□員−一−−一曇−−
ψ瀞轡−−−−―−ノ倉5 /ノ ムさ
成略図、第2図、第3図、第5図、第6図、第8図、第
10図は上記装置の各部の具体例を示す説明図、第4図
は印刷模様の一例を示す平面図、第7図(a)、(b)
はバイロフトエンボス加工機によって形成された凹凸模
様の一部を示す拡大端面図、第9図は完成した凹凸模様
の一部を拡大して示す説明図、第10図はレベラの一例
を示す説明図、第11図(a)〜(r)は被加工材の成
形例を示す説明図、第12図はキュアオーブンの前後の
装置を示す説明図、第13図は本発明に係る装置によっ
て製造される複合板の一例を示す斜視図である。 上・・・送出部、工・・・ループ部、ユI・・印刷部、
」・・・パイロットエンボス加工機、■・・・エンボス
加工機、E・・・レベラ、32・・・成形機、旦・・・
キュアオーブン、4B・・・カッタ、A・・・印刷模様
、B′、C′、BSC・・・凹凸模様、D・・・立体感
助長用の模様。 カ 6 凪 め /θ 図 L−一譬−−伽−――−轡曇昏一□員−一−−一曇−−
ψ瀞轡−−−−―−ノ倉5 /ノ ムさ
Claims (1)
- (1)金属薄板等のシート状物からなる被加工材を装着
した送出部と、該送出部から送給される被加工材を貯留
し、常時無理なく次工程に送出するループ部と、該ルー
プ部から送出された被加工材の表面に1色、または多色
からなる任意の模様を直接印刷する印刷部と、該印刷部
から送出された被加工材をガイドすると共に、上記模様
に同期して第1次の浅いエンボス加工を行なうと同時に
該エンボス加工により形成された未完成の凹凸模様の屈
曲部、頂面、底面、側壁の少なくとも一部分に陰影とな
る立体感助長用の模様を塗料、インク等の1種で形成す
るパイロットエンボス加工機と、該パイロットエンボス
加工機から送出された被加工材にそのエンボス模様に合
致してさらに深い凹凸模様をエンボス加工するエンボス
加工機と、該加工機の後に配列したレベラと、該レベラ
の出口に配した引張り兼ガイド用ピンチローラと、該ロ
ーラから送給された被加工材を任意形状に成形する成形
機と、該成形された被加工材の裏面に原料状態で吐出す
る発泡性合成樹脂原料の吐出部と、被加工材に吐出され
た原料上に積層するシート状物供給機、およびシート状
物と被加工材で上記原料をサンドインチした状態でキュ
アするキュアオーブンと、該キュアオーブンから送出さ
れるサンドイッチ構造帯を定尺に切断するカッタとから
構成したことを特徴とする複合板製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10005984A JPS60244370A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 複合板製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10005984A JPS60244370A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 複合板製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60244370A true JPS60244370A (ja) | 1985-12-04 |
JPH0378152B2 JPH0378152B2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=14263901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10005984A Granted JPS60244370A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 複合板製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60244370A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0427561A2 (en) * | 1989-11-10 | 1991-05-15 | Somar Corporation | Method of fabricating bent metal body with resin coating |
KR100853218B1 (ko) | 2007-08-20 | 2008-08-20 | 주식회사 나래나노텍 | 연료전지의 전극을 형성하기 위한 슬릿 다이 장치 및 이를구비한 테이블 코팅장치 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP10005984A patent/JPS60244370A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0427561A2 (en) * | 1989-11-10 | 1991-05-15 | Somar Corporation | Method of fabricating bent metal body with resin coating |
KR100853218B1 (ko) | 2007-08-20 | 2008-08-20 | 주식회사 나래나노텍 | 연료전지의 전극을 형성하기 위한 슬릿 다이 장치 및 이를구비한 테이블 코팅장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378152B2 (ja) | 1991-12-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |