JPH07115082B2 - 金属薄板材成形ロ−ル装置 - Google Patents

金属薄板材成形ロ−ル装置

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JPH07115082B2
JPH07115082B2 JP61162546A JP16254686A JPH07115082B2 JP H07115082 B2 JPH07115082 B2 JP H07115082B2 JP 61162546 A JP61162546 A JP 61162546A JP 16254686 A JP16254686 A JP 16254686A JP H07115082 B2 JPH07115082 B2 JP H07115082B2
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forming
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thin plate
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文男 高橋
三義 青柳
実 斎藤
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属薄板材を2系列にスリットし、そのスリッ
トされた各金属薄板材を連続して各々の断面凹状に成形
すると共に、その化粧面部分の任意位置に凹凸模様を施
すのに有用な金属薄板材成形ロール装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般に、表面処理鋼板、アルミニウム板等の金属薄板材
を用いた建材においては、その化粧面に凹凸模様を施す
ことにより、平滑で、冷たい金属の悪いイメージを改善
しようとする試みが多々行われている。その製造装置と
しては、金属フープ材全体に対して、エンボス加工を施
し、その後で所定形状に成形する装置、あるいは必要部
分にエンボス加工した後に、単に所定形状に成形する装
置などのいずれかの装置によって製造されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者における装置ではコイル径が大幅に
増加し、巻回数が少なくなり、しかも凹凸模様同士が接
触して傷がつきやすく、その上、巻癖なども付加され、
さらに成形時には巻戻し時に張力が付加されるため、成
形後にねじれ、反り、ペコツキなどの生ずる欠点があっ
た。また、後者の場合は、金属フープ材全幅の中央部の
ある範囲についてのみエンボス加工を施し、その状態で
成形機に供給するため、化粧面の境界と凹凸模様とが
「ズレ」る不利があった。それはエンボス加工された金
属フープ材の両側端縁が残留応力により波打ち状態とな
り、これをガイドにして成形機に送給しても凹凸模様の
端縁と化粧面の所定範囲の端縁とが一致しないからであ
る。また、従来は金属フープ材を所定断面に成形するに
は914mm、1000mm等のコイルをスリットラインで所定の
展開寸法に裁断し、これをエンボスライン、成形ライン
に送給していたため、アンコイラーリコイラ、移動等、
製品となるまで相当の無駄があり非能率的であるばかり
でなく、同時に2枚、あるいは異なる模様、形状の製品
を製造する装置が存在しなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、この種成形ロ
ール装置にスリットロール、成形ロール群、エンボスロ
ールの順に配列し、金属薄板材をスリットすると共に、
2系列で成形し、かつ各金属薄板の化粧面の全面もしく
は一部に凹凸模様を形成して、歪のない美しい外観で、
しかも任意断面で任意模様の金属薄板材を市販コイル幅
から一挙に上記のような形状等を具備したロール成形品
を製造しうる金属薄板材成形ロール装置を提案するもの
である。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る金属薄板材成形ロー
ル装置(以下、単にロール装置という)の一実施例につ
いて詳細に説明する。第1図は上記装置の概略を示す斜
視図、第2図はその工程を区分して示す説明図である。
図において、はガイド部、はスリットロール、
成形ロール群、はエンボスロール、9はフレーム、10
はスタンドであり、同一フレーム上にこれら全部を装着
するものである。なお、各工程のロールはユニット式に
交換する構成とすることもできるものである。さらに説
明すると、ガイド部はロール装置の入口で、ロール群
のパスラインと同一高さに、水平に、かつ、平坦面とし
た載置板2と載置板2の前端に金属薄板材Aの幅W0に対
応したピッチで前方に対してハ字状に固定した弾性ガイ
ド板3(以下、単にガイド板という)とロール群の入口
直前に上記と同様のピッチで配列、支承したガイドロー
ラ4とからなり、主に金属薄板材Aをロール群に正確に
案内するのに役立つものである。また、ガイド板3とガ
イドローラ4の間隔Pは50〜500mm位である。また、ス
リットロールはロール群の第1段目に配置し、第3図
に示すように金属薄板材Aの中央部を分割する上下刃5
a、5bから形成したものである。勿論、W0/3〜W015等、
任意幅で分割し、一枚は金属薄板用の素材、残りは付属
品用のように裁断することもできる。さらに成形ロール
は所定寸法にスリットされた金属薄板材Aを例えば
第4図(a)〜(o)に示すように複数段の2系列の成
形ロール群で成形する成形ロールは7、7′、7a、7
a′、7b、7b′、7n、7n′のように構成するものであ
る。エンボスロールは雄、雌の上下ロール8a,8bを実
質上の最終段に設置し、成形された金属薄板材Aの化粧
面A″の必要個所に例えば第5図に示すように凸リブ
を形成するものである。
次に本発明に係るロール装置の動作について説明する。
いま、フレーム9上の各ロールはモータ(図示せず)で
チェーン(図示せず)を介して駆動され、かつ、パスラ
インは同一周速度となるように直径、回転数が選択され
ていると仮定する。また、エンボスロールは第5図に
示す深さ0.5mmのリブ状模様である。なお、金属薄板材
Aとしては0.27mm厚のカラー鋼板で全幅がW0=500mmを
準備した。また、ロールとしてはパスラインに当たる全
てに0.5mm厚さで密度1.0g/cm3としたナイロン樹脂をコ
ーテングした。そこで、ガイド部の載置板2上にフラ
ットな断面で、長さ3636mmのカラー鋼板が送給され、載
置板2上ではガイド板3とガイドローラ4間を水平に直
進し、スリットロールに送給される。スリットロール
では第3図に示すように2分割し、成形ロール群
送給し、第4図(a)に示す断面に金属薄板材Aを2系
列でそれぞれ成形し、成形途中体A′とする。次にこの
成形途中体A′の化粧面A″に最終段で第5図に示すよ
うな凸リブを形成し、成形品として次工程に送出する
ものである。また図示しないが、全面エンボスされた金
属薄板材を用いることもできる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係るロール装置によれば、コイ
ル状、広幅状の金属薄板材を一台の成形機によってスリ
ットし、2系列の断面形状に成形し、最終段で化粧面の
任意個所に凹凸模様を施した金属薄板成形品を製造でき
る特徴がある。また、スリット、成形、エンボスを一台
で、かつ複数系列で実施できるため、同時に異形品を安
価に製造できる特徴がある。さらに、スリットロール、
成形ロール群、エンボスロールをユニット式とするとさ
らに多種の成形品を容易に製造できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明に係る金属薄板材成形ロール装
置の一実施例を示す斜視図と工程図、第3図はスリット
ロールを示す説明図、第4図(a)〜(o)は金属薄板
材の成形例を示す説明図、第5図は凹凸模様の一例を示
す斜視図である。 ……ガイド部、……スリットロール、……成形ロ
ール群、……エンボスロール、A……金属薄板材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板材を断面凹状に成形するロール装
    置において、該装置の入口に水平で平坦な載置板上前方
    に弾性ガイド板を前記薄板材の搬送方向に対してハ字状
    に対設すると共に、後方にガイドローラを対設したガイ
    ド部を設け、該ガイド部の次に金属薄板材を2分割する
    スリットロール、スリットされた各金属薄板材を任意形
    状に成形する2系列のロール群、次に成形された金属薄
    板材の化粧面の一部、もしくは全部に各々エンボス模様
    を施すエンボスロールの順に配列したことを特徴とする
    金属薄板材成形ロール装置。
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JP2002321094A (ja) * 2000-04-03 2002-11-05 Takao Nishifuji 凹凸付与装置および生産物
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