JP2752391B2 - エンボス加工装置 - Google Patents

エンボス加工装置

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JP2752391B2
JP2752391B2 JP63274287A JP27428788A JP2752391B2 JP 2752391 B2 JP2752391 B2 JP 2752391B2 JP 63274287 A JP63274287 A JP 63274287A JP 27428788 A JP27428788 A JP 27428788A JP 2752391 B2 JP2752391 B2 JP 2752391B2
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文雄 高橋
三義 青柳
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬質基材、例えば金属薄板に連続的に木目調
模様、スタッコ模様等の島状の凹凸模様(以下、単に凹
凸模様という)を施すエンボス加工装置に関するもので
ある。さらに詳しくは、同一硬質基材に複数種の凹凸模
様を外見上ペコツキなく施すことのできるエンボス加工
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のエンボス加工装置は外周面に互いに噛み合う凹
凸模様を有する2本のロール、あるいは凹凸模様を有す
るロールとクッション性を有するロールを上下に配設
し、これらロール間に硬質基材(以下、単に基材とい
う)を通過させることによりエンボス加工を施すもので
あった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのようなエンボス加工装置においては
基材の全面に同一の模様を施すだけであった。換言すれ
ば、この基材をロールフォーミング、プレス等して、例
えば外装材、スパンドレル等に成形した際、同一の凹凸
模様の化粧面となり、単調な外観となる不利があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、外周面に凹
凸模様を有する雄型ロールと雌型ロールを、その幅方向
に対して複数の分割されたロールを並設して構成すると
共に、各隣合うロール外周面に形成するエンボス模様の
割合を、加工後に基材に形成される凸部と凹部の高低差
を一定として、その面積の比で2:8〜8:2の範囲内のもの
とすることにより、ペコツキ、歪を見掛け上防止し、意
匠性、生産性を向上したエンボス加工装置を提案するも
のである。
〔発明の構成〕
以下に図面を用いて本発明に係るエンボス加工装置に
ついて詳細に説明する。すなわち第1図は、上記エンボ
ス加工装置Aの代表的一実施例を示す概略斜視図であ
り、1は適当に補強されたフレームであり、フレーム1
には相近接するエンボスロール2が上下に軸架され、ま
たエンボスロール2は例えばモータ駆動による歯車機構
(図示せず)によって回転するものである。さらに説明
すると、エンボスロール2は、外周面に互いに噛み合う
凹凸模様を有する雄型ロール3と雌型ロール4とからな
り、中間に基材B、例えばカラー鋼板、アルミニウム
板、鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ鋼板、ステンレ
ス板、塩ビ鋼板等の金属薄板、あるいはプラスチック
板、もしくは紙、ラミネートシート、プラスチックシー
ト等のシート状物を通過させることによりエンボス加工
を行うものである。この雄型ロール3、および雌型ロー
ル4は第2図に示すように、それぞれ複数のロール3−
1、3−2・・・3−n、4−1、4−2・・・4−n
(図では3−1、3−2と4−1、4−2からなる)を
幅方向に並設した構成としたものであり、ロール3−
1、3−2は、基材Bに対して例えば第3図に示すよう
に、それぞれの幅の範囲に異なる柄のエンボス加工を施
すように、外周面に異なる凹凸模様を有するか、あるい
は図示しないが同じ凹凸模様を有するものである。とこ
ろで、エンボス加工は、凹凸の柄の高さ、凸部と凹部の
面積の比によって基材Bの幅方向、長手方向に対して伸
縮を伴うものであり、上記凸部と凹部の高低差を一定と
し、その面積比を伸縮度合とした場合、前記した雄、雌
型ロール3、4を構成するロール3−1、3−2、4−
1、4−2では伸縮度合がロール3−1:ロール3−2=
2:8〜8:2の範囲となる凹凸模様の組み合わせとする。こ
れは、エンボス加工を行った後の基材Bにペコツキ、捩
じれ、歪を見掛け上現れないようにするためである。な
お、ロール3−1、3−2、4−1、4−2の幅は任意
に設定することができるが、例えば第4図(a)〜
(o)に示すように基材Bを成形する場合、特に
(b)、(e)〜(g)、(m)〜(o)図に示すよう
に、化粧面B1が複数の面に分かれている場合は、それぞ
れの面幅に合わせた幅とすることにより、より意匠性を
高めることができるものとなる。5、6はテンションロ
ールで、必要に応じて設けるものであり、基材Bがエン
ボスロール2間を通過する際に、基材Bに張力を付加す
るものであり、例えば外表面が合成ゴム等の基材Bに対
してすべりのないもので被覆された上、下のロールで構
成されたものである。なお、出口側のテンションロール
6は、エンボスロール2の回転速度より速い回転の駆動
をかけ、基材Bの歪除去として機能させることもでき
る。
以上説明したのは本発明に係るエンボス加工装置の一
実施例にすぎず、第5図(a)〜(d)に示すように構
成することもできる。すなわち第5図(a)〜(d)は
雄型ロール3、雌型ロール4の変形例(図では代表的に
雄型ロール3のみを示す)であり、(a)図は各ロール
3−1、3−2・・・、3−n間の境界を糸面取り状と
したエンボスロール2、(b)図は各ロール3−1、3
−2・・・3−nをクラウン状としたエンボスロール
2、(c)、(d)図は(a)図における面取りを微小
半円状、微小台形溝状に形成したエンボスロール2であ
る。また図示しないが、各ロール3−1、3−2・・・
3−nは軸7に対してキー等によって固定されているこ
とが好ましいが、個別的にフリー状態とすることもでき
る。勿論、エンボス加工装置Aの工程として基材Bの加
熱装置を配設したり、後工程としてレベラーを設置し、
より歪を除去することも可能である。さらに、エンボス
ロール2を複数段とし、基材Bに対して複数回、エンボ
ス加工を施すこともできる。この場合、エンボスロール
2はそれぞれ複数個のロール3−1・・・3−n、4−
1・・・4−nから構成したものを用いるか、あるいは
1本の雄、雌型ロール3、4を組み合わせることも可能
である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係るエンボス加工装置によれ
ば、エンボスロールの雄、雌型ロールを幅方向に対し
て複数の分割されたロールで構成したため、各種島状の
模様を組み合わせたエンボス加工を行うことができ、か
つ見掛け上ペコツキ、捩じれ、歪等の現れないエンボス
加工を行うことができる。ロールの組み合わせにより
基材に施される凹凸模様のバリエーションが広がる。
基材を成形した後の化粧面に合わせて雄、雌型ロールを
構成することができるため、幅方向に対して部分的に凹
凸模様を付加することも容易となり、意匠性を大幅に向
上することができる。等の効果、特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエンボス加工装置の代表的一実施
例を示す概略斜視図、第2図はエンボスロールを説明す
る説明図、第3図は上記エンボス加工装置によって加工
された基材の一例を示す正面図、第4図(a)〜(o)
は基材の成形例を示す説明図、第5図(a)〜(d)は
エンボスロールのその他の実施例を示す説明図である。 A……エンボス加工装置、B……基材、2……エンボス
ロール、3……雄型ロール、4……雌型ロール。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に互いに噛み合う島状の凹凸模様を
    有する雄型ロールと雌型ロールを上下に配設し、該雄、
    雌型ロール間に硬質基材を挿入することによってエンボ
    ス加工を施すエンボス加工装置において、前記雄、雌型
    ロールを幅方向に対して複数個に分割してあると共に、
    該複数個に分割した全ての隣合う雄、雌型ロール外面周
    に形成するエンボス模様の割合を、硬質基材の幅方向に
    わたって、加工後の凸部と凹部の高低差を一定とし、該
    凸部と凹部の面積の比で2:8〜8:2の範囲内であることを
    特徴とするエンボス加工装置。
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