JPH0725135B2 - エンボス加工装置 - Google Patents

エンボス加工装置

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JPH0725135B2
JPH0725135B2 JP62197824A JP19782487A JPH0725135B2 JP H0725135 B2 JPH0725135 B2 JP H0725135B2 JP 62197824 A JP62197824 A JP 62197824A JP 19782487 A JP19782487 A JP 19782487A JP H0725135 B2 JPH0725135 B2 JP H0725135B2
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JP
Japan
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roll
makeup
embossing
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embossing device
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JP62197824A
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Inventor
三義 青柳
Original Assignee
株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属薄板、シート状物、紙等の基材に凹凸模
様を施すエンボス加工装置に係る。さらに詳しくは、1
組のエンボス加工装置で2種類の凹凸模様を施すことの
できるエンボス加工装置を提案するものである。
〔従来の技術〕
従来のエンボス加工装置は外周面に互いに噛み合う凹凸
模様を有する2本のロール、あるいは凹凸模様を有する
ロールとクッション性を有するロールRを第5図に示す
ように上下に配設し、これらロールR間に基材を通過さ
せることによりエンボス加工を施すものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのようなエンボス加工装置においては、
1対の上下のロールによって施されるエンボス模様は事
実上一種類であり、複数の種類のエンボス模様を施すに
は、1つの模様に対し1対のロールが必要であるため、
模様を変える毎にエンボス加工装置を交換する必要があ
る。換言すれば、この種エンボス加工装置は、挿入する
基材の表、裏面を反対にすることにより、2種類のエン
ボス模様を施すことができるが、エンボス加工後、基材
を所定形状に連続的に成形する場合は基材の表、裏面の
向きを一定にしなければならないため、1種類のエンボ
ス模様を施すことしかできないものであった、このた
め、基材のエンボス模様の種類に応じた数のエンボス加
工装置が必要となり、かつ、エンボス加工装置を交換す
る工程が必要となり、工数的にもコスト的にも不利であ
った。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、このような欠点を除去するため外周面に凹凸
模様を有する化粧ロールの前後の押圧ロールを設け、基
材の通過するルートを変えるだけで、2種類のエンボス
加工を施すことのできるエンボス加工装置を提案するも
のである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係るエンボス加工装置につ
いて詳細に説明する。第1図(a)、(b)は上記エン
ボス加工装置Aを説明する説明図である。図において、
1は基材で、例えばカラー鋼板、アルミニウム板、銅板
等の金属薄板、プラスチックシート、紙、ラミネートシ
ート等のシート状物であり、エンボス加工装置Aによ
り、エンボス加工を施されるものである。2は化粧ロー
ル、3、4は押圧ロールで、化粧ロール2を中心に、そ
の前後に押圧ロール3、4を配置する。この化粧ロール
2、押圧ロール3、4の外周には互いに噛み合う凹凸模
様が施されており、化粧ロール2と押圧ロール3間、あ
るいは化粧ロール2と押圧ロール4間を基材1が通過す
ることにより、基材1に凹凸模様を付加するものであ
る。さらに説明すると、化粧ロール2、押圧ロール3、
4は正、逆両回転が可能なロールであり、基材1の通し
方と、化粧ロール2、押圧ロール3、4の回転により、
異なる凹凸模様を基材1に施すことができる。すなわ
ち、第1図(a)に示すように、基材1を化粧ロール2
と押圧ロール3の中間を通過させた場合に第2図(a)
に示すような凸部1a、凹部1bからなる凹凸模様を形成し
たとすると、第1図(b)に示すように、化粧ロール2
の回転を(a)図とは反対にし、かつ、基材1を化粧ロ
ール2と押圧ロール4間を通過させると、第2図(b)
に示すように、第2図(a)と反対の凹凸模様を形成す
ることができる。また、基材1は第1図(a)、(b)
とも、同じ高さで供給でき、また同じ高さで送出するた
め、エンボス加工装置Aの前後にプレヒータB、レベラ
Cを配置しても、同一のものをそのまま使用することが
できる。なお、化粧ロール2の素材としては、金属ロー
ル、セラミックロール、金属ロールにセラミックを溶射
したロール、パイプ状ロール等である。また押圧ロール
3、4は化粧ロール2と同様の素材である。
以上説明したのは、本発明に係るエンボス加工装置Aの
一実施例にすぎず、第3図(a)〜(c)に示すように
形成することもでき、すなわち、(a)図は化粧ロール
2、押圧ロール3、4の上下にガイドローラ5を配置
し、基材1を化粧ロール2と押圧ロール3、4間へガイ
ドすると共に、テンションとしても機能させるようにし
たエンボス加工装置A、(b)図は基材1を化粧ロール
2と押圧ロール3間を通過後、化粧ロール2に巻回すよ
うにし、押圧ロール4と化粧ロール2間を通過させ、基
材1に2度同じエンボス加工を施すことにより、深みの
あるシャープな凹凸模様を施すようにしたエンボス加工
装置A、(c)図は化粧ロール2と押圧ロール3および
化粧ロール2と、押圧ロール4とにより基材1に2度エ
ンボス加工を施すと共に、化粧ロール2の下部、あるい
は上部に補助ローラ6を設けて、化粧ロール2と押圧ロ
ール3間と化粧ロール2と押圧ロール4間で施される凹
凸模様にズレを起こさせるようにしたエンボス加工装置
Aである。また第4図(a)、(b)は基材1へのエン
ボス加工を第1図(a)、(b)と異なる通過によって
行うための、化粧ロール2、押圧ロール3、4の回転を
示すものである。化粧ロール2あるいは押圧ロール3、
4のどちらか一方をゴムロールのようにクッション性の
あるロールとし、片押し式のエンボス加工装置とするこ
ともできる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明に係るエンボス加工装置によれ
ば、化粧ロール、押圧ロールの回転方向、基材の通路を
変えるだけで、2種類の凹凸模様を基材に施すことがで
きる特徴がある。また、基材のエンボス加工装置への供
給、送出は同じ高さであり、エンボス加工装置を連続ラ
インに組み込んだ際に、前後の設定を変えることなく2
種類の凹凸模様を施すことができる。しかも、2種類の
凹凸模様を施す際にエンボス加工装置を交換、移動させ
る必要がなく、工程が容易で低コストを図ることができ
る。等の効果、特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係るエンボス加工装置
を説明する説明図、第2図(a)、(b)は上記エンボ
ス加工装置によってエンボス加工された基材を示す説明
図、第3図(a)〜(c)、第4図(a)、(b)はそ
の他の実施例を示す説明図、第5図は従来例を示す説明
図である。 A……エンボス加工装置、2……化粧ロール、3、4…
…押圧ロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板、ラミネートシート、紙等のシー
    ト状物からなる基材に凹凸模様を施すエンボス加工装置
    において、外周面に凹凸模様を有する化粧ロールと、該
    化粧ロールに対して基材の進行方向の前後に化粧ロール
    の凹凸模様と噛み合う押圧ロールを前記基材の厚み程度
    の間隔をもってそれぞれ水平に設け、かつ、化粧ロー
    ル、押圧ロールの回転を正逆転可能としたことを特徴と
    するエンボス加工装置。
JP62197824A 1987-08-06 1987-08-06 エンボス加工装置 Expired - Fee Related JPH0725135B2 (ja)

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