JPS6034444B2 - 自動車用マットの製造装置および該製造装置を用いる自動車用マットの製造方法 - Google Patents

自動車用マットの製造装置および該製造装置を用いる自動車用マットの製造方法

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JPS6034444B2
JPS6034444B2 JP54157817A JP15781779A JPS6034444B2 JP S6034444 B2 JPS6034444 B2 JP S6034444B2 JP 54157817 A JP54157817 A JP 54157817A JP 15781779 A JP15781779 A JP 15781779A JP S6034444 B2 JPS6034444 B2 JP S6034444B2
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JP
Japan
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roll
mat
embossing roll
embossing
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JP54157817A
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JPS5680439A (en
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孝治 鈴木
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用マットの製造装置に関するものである
自動車用マットには1表面のみに凹凸が形成されるマッ
ト(例えばトランクマット、この場合表面に形成される
凹凸は模様として機能する)、2表面裏面に凹凸が形成
されるマット(例えば車内用マット、この場合表面に形
成される凹凸は模様として、裏面に形成される凹凸は滑
り止めとして機能する)の二種がある。
先づ表面に凹凸を形成したマットを製造する従来方法を
第1図にもとづいて説明する。
上記方法は次の工程からなる。
1 雛型紙4上にペーストレジン(例えばポリ塩化ビニ
ルと可塑性等を混練したペースト)をドクターナイフ1
′Aによってコーティングする工程2 雛型紙4上にコ
ーティングまたはペーストレジンを第1加熱炉IAで加
熱してゲル化せしめ表皮層5Aを形成する工程3 表皮
層Aの上から発泡剤入りペーストレジンをリバースコー
ター1′Bによってコーティングする工程4 表皮層5
A上にコーティングされた発泡剤入りペーストレジンを
第2加熱炉IBで加熱してゲル化かつ発泡せしる工程5
0−ル2を介して前段冷却ロール2Aで若干冷却(予
冷)を行なってからロール3で雛型基材4としジン層5
(表皮層5Aと発泡層5Bとを合わせてレジン層5とす
る)とを剥離し、離型紙4はロール6に巻取る工程6
レジン層5の表皮層5A面をヒータ7で加熱軟化せしめ
る工程7 レジン層5をェンボスロール8に通して加熱
軟化した表皮層5A面に凹凸模様を形成する工程8 レ
ジン層5を後段冷却ロール9に通して冷却(完冷)する
工程かくして第3図に示すようなマット15を得る。
次いで表裏面に凹凸を形成したマットを製造する方法を
第2図にもとずし、て説明する。
工程1、2、3、4、5までは前記方法と同じであるか
ら第1図を参照されたい。
工程5のあとは次の工程による。6 レジン層6を反転
させてロール6′にいったん巻取る工程、この際、レジ
ン層5は反転によって発泡層5Bが内側になる。
7′ ロール6′をロール3を介して巻戻しレジン層5
の発泡層5B面ヒーター7で加熱軟化せしめる工程8
レジン層5をェンボスロール8に通して加熱軟化した発
泡層5B面に凹凸を形成する工程9 レジン層5を冷却
ロール9に通して冷却する工程かくして第4図に示すよ
うな裏面のみに凹凸を形成したレジン層5を得る。
10 該レジン層5を所定の寸法に切断し、レジン層5
の表皮層5A面を加熱軟化させて第5図に示すように真
空成形型10上に設置して真空成形を行ない、第6図に
示すようなマット25を得る。
以上のべた第2図に示す方法ではマット表面のみに凹凸
を形成する装置をそのまま用いるためしジン層5をいっ
たんロール6′に巻取り、再びロール6′を巻戻さねば
ならないから二度手間になる。
しかし第7図に示すようにヒーター7′を発泡層58側
に設置して第1図に示す方法と同様にレジン層5を流せ
ばロ−ル6′に巻取る必要はないが第2加熱炉IBで加
熱されたレジン層5は前段冷却ロール2Aによる予冷の
みでは内部まで冷却されず、この状態でェンボスロール
8によって押圧すると発泡層5Bの気泡の多くが潰滅し
てしまうからクッション性が低下した商品価値の低いマ
ットしか得られない。
本発明の目的はマット表面に凹凸に形成する場合でも、
マット裏面に凹凸を形成する場合でも同一の装置が使用
出来、また特に表裏に凹凸を形成したマットを製造する
際にレジン層5の巻取り、巻戻し等の手間がかからない
ようにすることにある。
本発明を以下に詳細に説明する。
第8図、第9図に示すように従来法に用いられる装置は
次のような改良を行なう。
ロール3の後段にロール3Aを設け、ェンボスロール8
′を正回転、逆回転何れも可能とし、後段冷却ロール9
の前段にロール9Aを設け、後段冷却ロール9の後段に
ロール9B,9C,9D,9Eを設け、ヒーター17は
ロール3A側方とロール9B側方とに切換え可能に設置
される。
ヱンボスロール8′を正逆回転可能にするには例えば第
10図に示すように一方のェンボスロール8′の周り‘
こ駆動軸8′A、補助スプロケット8′B,8′Cを配
し、正回転(実線矢印)の場合はチェーン8′Dを実線
に示すようにェンボスロール8′と駆動軸8′Aとの間
に直嬢懸架し、逆回転(点線矢印)の場合はチェーン8
′Dの外側をェンボスロール8′に噛合わしつつ駆動軸
8′Aと補助スプロケツト8′B,8′Cとの間にチェ
ーン8Dを懸架する。先づ表面のみ凹凸を形成するマッ
トの場合はヒーター17はロール3A側方に設置して工
程1、2、3、4、5は前述の従釆法と全く同様に行な
う。
次いで工程6からは第8図に示すように行なつ。6″
レジン層5をロール3Aに通し、ロール3Aの後段で表
皮層5A面をヒーター17で加熱軟化せしめる。
7″ 工程7と同様にレジン層5を正回転するェンボス
ロール8′に通して加熱軟化した表皮層5A面に凹凸模
様を形成する工程8″ 工程8と同様にレジン層5を後
段冷却ロール9に通して完冷する工程かくして第3図に
示すマット15と同様なマットを得る。
次いで表裏に凹凸を形成するマットの場合はヒーター1
7はロール9B側方に設置して工程1、2、3、4、5
は前述の従来法と全く同様に行なう。
次いで工程6からは第9図に示すように行なつ。6′′
′ レジン層5をロール9Aを介して冷却ロール9によ
って冷却する工程7… 冷却ロール9によって冷却せら
れたレジン層5をロール9B,9C,90,9Eの順に
通しロール9Bの位置で発泡層5B面をヒーター17で
加熱軟化せしめる。
8川 レジン層5を逆回転するェンボスロール8′に通
して加熱軟化した発泡層5B面に凹凸を形成する工程9
川 レジン層5をロール3Aに介して取出し、所定の寸
法に切断し、レジン層5の表皮層5A面を加熱軟化させ
て第5図に示すと同様に真空形型10上に設置して真空
成形を行ない、第6図に示すマット25と同様なマット
を得る。
本発明は上記の構成を有するから次に記す効果を有する
。1 ヒーター17の設置位置を変換するだけで同一の
装置をフット表面に凹凸を形成する場合も、マット裏面
に凹凸を形成する場合も両方に用いることが出釆る。
2 ェンボスロール8′を正回転、逆回転共に可能にし
たからしジン層5を反転させた場合でも装置の構造を複
雑化せずにェンボスロール8′の前段で後段冷却ロール
9を通すことが出釆、レジン層5の内部まで冷却できる
したがってヒーター17による加熱では発泡層5Bの表
面のみが加熱軟化しェンボスロール8′を通した場合に
発泡層5Bの気泡の潰滅がない。3 以上によってレジ
ン層5裏面に凹凸を形成せしめるためにレジン層5の巻
取り、巻戻しの必要が全くない。
図面の簡単な説明第1図は従来の製造装置でマット表面
のェンボスを行なう系統図、第2図は同装置でマット裏
面のェンボスを行なう系統図、第3図は表面にェンボス
したマットの側断面図、第4図は裏面にェンボスしたマ
ットの側断面図、第5図は表面に真空成形によって凹凸
を設ける状態を示す側断面図、第6図は表裏面に凹凸が
設けられたマットの側断面図、第7図は直薮にマット裏
面にェンポスを行なう系統図、第8図以降は本発明の一
実施例を示すものであり、第8図はマット表面にヱンボ
スを行なう系統図、第9図はマット裏面にェンボスを行
なう系統図、第10図はェンボスロール駆動機構の側面
図である。
図中、IA,IB・・・…加熱炉、3・・…・ロール、
4……離型紙、5・…”レジン層、5A・・…・表皮層
、58・・・…発泡層、2A・…・・前段冷却ロール、
8・・・・・・ェンボスロール、9・・・・・・後段冷
却ロール、17……ヒーター。
才1図 才2図 才5図 才4図 才5図 才6図 才7図 才8図 才9図 才10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱炉と、該加熱炉の後段に配置される前段冷却ロ
    ールと、該冷却ロールの後段に配置される離型基材と剥
    離機構と、該剥離機構の後段に配置される正逆回転可能
    なエンボスロールと、該エンボスロールの後段に配置さ
    れる後段冷却ロールと、該エンボスロールの前段および
    後段にわたつて位置移動可能に配置されるヒーターとか
    らなる自動車用マツトの製造装置。 2 加熱炉と、該加熱炉の後段に配置される前段冷却ロ
    ールと、該冷却ロールの後段に配置される離型基材の剥
    離機構と、該剥離機構の後段に配置される正逆回転可能
    なエンボスロールと、該エンボスロールの後段に配置さ
    れる後段冷却ロールと、該エンボスロールの前段および
    後段にわたつて位置移動可能に配置されるヒーターとか
    らなる自動車用マツトの製造装置において、ヒーターを
    該エンボスロールの前段に配置しかつ該エンボスロール
    を正回転せしめ、加熱炉から出た離型基材上の表皮層と
    発泡層とからなるレジン層をまず前段冷却ロールを通し
    て余冷し、次いで離型基材の剥離機構によつてレジン層
    から離型基材を剥離した後表皮層側をヒーターで加熱軟
    化せしめてから該正回転するエンボスロールに通して表
    面エンボスを行い、しかるのち後段冷却ロールを通して
    完冷することを特徴とする自動車用マツトの製造方法。 3 加熱炉と、該加熱炉の後段に配置される前段冷却ロ
    ールと、該冷却ロールの後段に配置される離型基材の剥
    離機構と、該剥離機構の後段に配置される正逆回転可能
    なエンボスロールと、該エンボスロールの後段に配置さ
    れる後段冷却ロールと、該エンボスロールの前段および
    後段にわたつて位置移動可能に配置されるヒーターとか
    らなる自動車用マツトの製造方法において、ヒーターを
    該エンボスロールの後段に配置しかつ該エンボスロール
    を逆回転せしめ、加熱炉から出た離型基材上の表皮層と
    発泡層とからなるレジン層をまず前段冷却ロールを通し
    て余冷し、次いで離型基材の剥離機構によつてレジン層
    から離型基材を剥離した後該レジン層を後段冷却ロール
    を通して完冷してから発泡層側をヒーターで加熱軟化し
    、次いで該逆回転するエンボスロールに通して裏面エン
    ボスを行うことを特徴とする自動車用マツトの製造方法
    。4 該自動車用マツトの表面を更に加熱した後真空成
    形を行つてマツト表面にも凹凸を設けることを特徴とす
    る「特許請求の範囲3」に記載の自動車用マツトの製造
    方法。
JP54157817A 1979-12-04 1979-12-04 自動車用マットの製造装置および該製造装置を用いる自動車用マットの製造方法 Expired JPS6034444B2 (ja)

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JPS5680439A JPS5680439A (en) 1981-07-01
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JPH0725135B2 (ja) * 1987-08-06 1995-03-22 株式会社アイジー技術研究所 エンボス加工装置
JPS6442218A (en) * 1987-08-07 1989-02-14 Ig Tech Res Inc Emboss working apparatus
JPH0635269B2 (ja) * 1988-07-21 1994-05-11 杉原縫製工業株式会社 自動車用多層マットの製造方法およびこの方法に使用する遮音マット材料
DE102012019372A1 (de) * 2011-10-26 2013-05-02 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren zum Prägen von Produkten mit einer Rotationsprägeeinrichtung

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