JPS6330959Y2 - - Google Patents

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JPS6330959Y2
JPS6330959Y2 JP11590585U JP11590585U JPS6330959Y2 JP S6330959 Y2 JPS6330959 Y2 JP S6330959Y2 JP 11590585 U JP11590585 U JP 11590585U JP 11590585 U JP11590585 U JP 11590585U JP S6330959 Y2 JPS6330959 Y2 JP S6330959Y2
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JP
Japan
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packing
flange
tube
gas
seal
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JP11590585U
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JPS6225798U (ja
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は溶鋼処理用真空槽やスクラツプ予熱槽
等高温の輻射熱を受ける容器のガスシール部に関
する。
従来の技術 従来、例えば第6図に示すような溶鋼処理を行
う真空槽20は溶鋼15が入つた鍋17を入れ、
ガス排出口19より、真空ポンプ(図示せず)等
により吸入し、該真空槽20内を真空とする。
真空槽20の上部槽16と下部槽18との分割
面環状シール部は第7図に示すように、下部槽1
8フランジ8にパツキン溝5を形成し、該パツキ
ン溝5を形成し、該パツキン溝5内にチユーブ1
4とパツキンフランジ13とで形成した気体膨脹
型パツキン1を挿設し、チユーブ14気密室4内
に気体を封入し、該パツキン1を膨脹させ、パツ
キン1上下面をフランジ7下面とパツキン溝5シ
ール面に押付けシールしていた。
パツキン1の固定はパツキンフランジ13上面
の内周側及び外周側を複数のリテーナー2を介
し、ボルト6で押付けて行う。
パツキン1はシリコンゴムででき、下面はフラ
ツトな形状となつている。
なお、9は溶鋼15等の輻射熱からパツキン1
を保護するための熱遮蔽材、10はフランジ7、
8を冷却するためのウオータージヤケツトであ
る。
考案が解決しようとする問題点 第7図A−A断面図である第8図において、フ
ランジ8パツキン溝5シール面が熱変形により図
のように平担でなくなり、パツキン1下面に〓間
21ができ、該〓間21から外気が侵入し、完全
なシールができない。
11はボルト6押付位置であるが、〓間21は
その押付位置11間にでき、チユーブ14気密室
4の圧力を高めたり、ボルト6間隔をせばめた
り、パツキンフランジ13をパツキン溝5シール
面に強く押付けても該〓間21を完全になくすこ
とができなかつた。これはパツキンフランジ13
の鋼性が強過ぎ、熱変形したパツキン溝5シール
面になじまないためである。
以上のように真空槽20に外気が侵入し、溶鋼
15の精練品質を悪化させるととも、真空ポンプ
(図示せず)の容量を大きくする必要があつた。
本考案はこのような問題点を解決しようとする
もので、真空槽の外気の侵入を防ぎ、溶鋼の精錬
品質を向上せるものである。
問題点を解決するための手段 本考案は第1図にその1例を例示したごとく容
器の分割面の環状シール部において、該分割面に
パツキン溝5を形成し、該パツキン溝5内にチユ
ーブ14とパツキンフランジ13で形成したパツ
キン1を挿設し、該パツキンフランジ13の下面
に複数条の突起部3を設け、該突起部3をパツキ
ンフランジ13を介してリテーナー2で押圧可能
とし、かつ、パツキン1のチユーブ14気密室4
内に気体を封入し、チユーブ14上面を上部分割
面に押圧可能としたことを特徴とする容器のガス
シール部に関するものである。
作 用 パツキンフランジ13下面に複数条の突起部3
を設け、リテーナー2で押圧することにより、熱
変形した波状のパツキン溝5シール面に該突起部
3を完全に密着させ、第8図に示したごとき該シ
ール面とパツキン1下面にできる〓間21をなく
し、完全なガスシールが達成される。
実施例 図示の実施例に基づき、本考案を説明する。
第1図において、容器分割面のシール部下面の
フランジ8にパツキン溝5を形成し、該パツキン
溝5内にチユーブ14と環状に形成した2条の突
起部3を下面に有するパツキンフランジ13とで
構成されたパツキン1を挿設する。
そして、リテーナー2でパツキンフランジ13
を押圧する部分の直下に突起部3を設け、ボルト
6によりリテーナー2及びパツキンフランジ13
を介し、該突起部3を押圧し、パツキン1下面を
シールする。
パツキン1上面のシールはチユーブ14内の気
密室4に気体を封入し、該チユーブ14を膨脹さ
せ、上部フランジ7下面に押付けシールする。
気体封入口は第4図に示すように、パツキン1
下面からパイプ12を該パツキン1に嵌挿し、パ
ツキン1円周上に3ケ所ないし4ケ所設けられ
る。
なお、リテーナー2はパツキン1の内周側及び
外周側に、ほぼ、全周にわたつてパツキンフラン
ジ13を押圧可能に設ける。
第1図の9は溶鋼等の輻射熱からパツキン1を
保護するための熱遮蔽材、10はフランジ7,8
を冷却するためのウオータージヤケツトである。
第2図は第1図のa部詳細図で、突起部3は2
点鎖線で示す逆三角形断面形状とし、押圧した時
に実線のようにつぶされ易い形状にしている。
第3図は第1図のA−A断面図で、パツキン溝
5シール面が熱変形し、波状になつても突起部3
が変形し易いので、波状の該シール面に完全に密
着し、〓間ができない状態を示している。11は
ボルト6の押付位置を示す。
第5図はパツキン1に3条の突起部3を設けた
他の一実施例で、チユーブ14が膨脹した時に中
央の突起部3で反力を受けるようにしたもので、
パツキン1が巾広の場合に使用すると好ましい。
考案の効果 本考案はパツキン1下面のリテーナー2押圧部
直下に変形し易い突起部3を設け、リテーナー2
及びパツキンフランジ13を介し、ボルト6で該
突起部3を強く押しつぶし、パツキン溝5シール
面へ完全に密着させるので、〓間ができず、完全
なガスシールができる。そのため、例えば本考案
を適用した溶鋼処理用真空槽の場合などは外気の
侵入がなく、溶鋼の精錬品質が向上するとともに
真空ポンプの容量も軽減できる。
以上のように本考案の容器のガスシール部の効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案容器のガスシール部縦断面図、
第2図は第1図のa部詳細図、第3図は第1図の
A−A断面図、第4図はパツキンの気体封入口縦
断面図、第5図は本考案の他の実施例の縦断面
図、第6図は従来技術のガスシール部を備えた溶
鋼処理真空槽の縦断面図、第7図は第6図のb部
詳細図、第8図は第7図のA−A断面図である。 1……パツキン、2……リテーナー、3……突
起部、4……気密室、5……パツキン溝、6……
ボルト、7……フランジ、8……フランジ、9…
…熱遮蔽材、10……ウオータージヤケツト、1
1……ボルト押圧位置、12……パイプ、13…
…パツキンフランジ、14……チユーブ、15…
…溶鋼、16……上部槽、17……鍋、18……
下部槽、19……排出口、20……真空槽、21
……〓間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器の分割面の環状シール部において、該分割
    面にパツキン溝5を形成し、該パツキン溝5内に
    チユーブ14とパツキンフランジ13で形成した
    パツキン1を挿設し、該パツキンフランジ13の
    下面に複数条の突起部3を設け、該突起部3をパ
    ツキンフランジ13を介してリテーナー2で押圧
    可能とし、かつ、パツキン1のチユーブ14気密
    室4内に気体を封入し、チユーブ14上面を上部
    分割面に押圧可能としたことを特徴とする容器の
    ガスシール部。
JP11590585U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPS6330959Y2 (ja)

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JP11590585U JPS6330959Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JP11590585U JPS6330959Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JPS6225798U JPS6225798U (ja) 1987-02-17
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JP11590585U Expired JPS6330959Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JPH0740771Y2 (ja) * 1989-04-10 1995-09-20 六菱ゴム株式会社 調整型シール機構
JP4762172B2 (ja) * 2007-01-23 2011-08-31 Jx日鉱日石金属株式会社 自溶炉の炉体水冷構造
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JP5629453B2 (ja) * 2009-05-11 2014-11-19 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 溶鋼の二次精錬装置

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