JPS6221173Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6221173Y2 JPS6221173Y2 JP13067981U JP13067981U JPS6221173Y2 JP S6221173 Y2 JPS6221173 Y2 JP S6221173Y2 JP 13067981 U JP13067981 U JP 13067981U JP 13067981 U JP13067981 U JP 13067981U JP S6221173 Y2 JPS6221173 Y2 JP S6221173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- pressure vessel
- lining material
- annular groove
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QCWXUUIWCKQGHC-UHFFFAOYSA-N Zirconium Chemical compound [Zr] QCWXUUIWCKQGHC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010955 niobium Substances 0.000 description 1
- GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N niobium atom Chemical compound [Nb] GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧力容器のフランジライニング構造に
関する。
関する。
一般に、圧力容器の材料としてはクラツド鋼板
が汎用されているが、容器本体に平蓋又は管板を
取付ける場合、第１図に示すように、容器本体１
のフランジ部２に環状の特殊ライニング材３をラ
イニングし、そのライニング材３と平蓋４等の間
にガスケツト５を挟んでボルト締めすることが行
なわれている。しかしながら、この構造では、ラ
イニング材がチタン、ジルコニウム、ニオブ、タ
ンタル等の特殊材料で作られているため、平蓋等
の材料と熱膨張係数が異なることによつて高温運
転時にガスケツト面の円周方向に伸びの差を生
じ、この伸びの差によりガスケツト当り面にズレ
を生じて内部流体の漏洩などのトラブルが発生す
るという問題があつた。
が汎用されているが、容器本体に平蓋又は管板を
取付ける場合、第１図に示すように、容器本体１
のフランジ部２に環状の特殊ライニング材３をラ
イニングし、そのライニング材３と平蓋４等の間
にガスケツト５を挟んでボルト締めすることが行
なわれている。しかしながら、この構造では、ラ
イニング材がチタン、ジルコニウム、ニオブ、タ
ンタル等の特殊材料で作られているため、平蓋等
の材料と熱膨張係数が異なることによつて高温運
転時にガスケツト面の円周方向に伸びの差を生
じ、この伸びの差によりガスケツト当り面にズレ
を生じて内部流体の漏洩などのトラブルが発生す
るという問題があつた。
本考案は、この問題を解決すべくなされたもの
で、ライニング材と平蓋等の材料との熱膨張係数
の差に起因する漏洩を防止することができる圧力
容器のフランジライニング構造を提供することを
目的とし、その要旨は、圧力容器本体のフランジ
部に環状溝を形成し、外側円周部にフランジ部を
有する環状ライニング材の前記フランジ部を前記
環状溝に嵌合させると共に、該ライニング材の内
側円周部を圧力容器本体に溶着して成る圧力容器
のフランジライニング構造、にある。
で、ライニング材と平蓋等の材料との熱膨張係数
の差に起因する漏洩を防止することができる圧力
容器のフランジライニング構造を提供することを
目的とし、その要旨は、圧力容器本体のフランジ
部に環状溝を形成し、外側円周部にフランジ部を
有する環状ライニング材の前記フランジ部を前記
環状溝に嵌合させると共に、該ライニング材の内
側円周部を圧力容器本体に溶着して成る圧力容器
のフランジライニング構造、にある。
以下、添付の図面を参照して本考案の一実施例
を説明する。
を説明する。
第２図において、圧力容器１はベースメタル６
ａ上にステンレス鋼その他のクラデイング６ｂを
クラツドして成るクラツド鋼６で形成され、フラ
ンジ部２はその接合面２ａ側に環状溝７が形成さ
れている。フランジライニング材１０はその外側
円周部にフランジ部１０ａを有しており、その内
側円周部で容器本体のクラデイング６ｂに溶接そ
の他の手段により溶着され、フランジ部１０ａは
環状溝７に嵌合されている。なお、図中、８は溶
接ビードで、第１図のものに対応する部分は同符
号を付してある。
ａ上にステンレス鋼その他のクラデイング６ｂを
クラツドして成るクラツド鋼６で形成され、フラ
ンジ部２はその接合面２ａ側に環状溝７が形成さ
れている。フランジライニング材１０はその外側
円周部にフランジ部１０ａを有しており、その内
側円周部で容器本体のクラデイング６ｂに溶接そ
の他の手段により溶着され、フランジ部１０ａは
環状溝７に嵌合されている。なお、図中、８は溶
接ビードで、第１図のものに対応する部分は同符
号を付してある。
本考案に従い上記の様なフランジライニング構
造にして圧力容器を構成すると、圧力容器が高温
で運転された場合、フランジライニング材１０は
圧力容器のフランジ部２の伸びに追従して伸びる
ため、ガスケツト面での伸びの差を生じることが
なく、従つて、シール効果が増大して漏洩を生じ
ることがなく、圧力容器の品質が向上し、漏洩に
よるトラブルをなくすことができるなど優れた効
果が得られる。
造にして圧力容器を構成すると、圧力容器が高温
で運転された場合、フランジライニング材１０は
圧力容器のフランジ部２の伸びに追従して伸びる
ため、ガスケツト面での伸びの差を生じることが
なく、従つて、シール効果が増大して漏洩を生じ
ることがなく、圧力容器の品質が向上し、漏洩に
よるトラブルをなくすことができるなど優れた効
果が得られる。
第１図は従来の圧力容器のフランジライニング
構造を示す断面図、第２図は本考案に係るフラン
ジライニング構造を示す分解断面図である。 １……容器本体、２……フランジ部、３……ラ
イニング材、４……平蓋又は平板、５……ガスケ
ツト、６……クラツド鋼、７……環状溝、１０…
…フランジライニング材、１０ａ……フランジ
部。
構造を示す断面図、第２図は本考案に係るフラン
ジライニング構造を示す分解断面図である。 １……容器本体、２……フランジ部、３……ラ
イニング材、４……平蓋又は平板、５……ガスケ
ツト、６……クラツド鋼、７……環状溝、１０…
…フランジライニング材、１０ａ……フランジ
部。
Claims (1)
- 圧力容器本体のフランジ部に環状溝を形成し、
外側円周部にフランジ部を有する環状ライニング
材の前記フランジ部を前記環状溝に嵌合させると
共に、該ライニング材の内側円周部を圧力容器本
体に溶着して成る圧力容器のフランジライニング
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13067981U JPS5835043U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 圧力容器のフランジライニング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13067981U JPS5835043U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 圧力容器のフランジライニング構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5835043U JPS5835043U (ja) | 1983-03-07 |
| JPS6221173Y2 true JPS6221173Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=29924293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13067981U Granted JPS5835043U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 圧力容器のフランジライニング構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835043U (ja) |
-
1981
- 1981-09-01 JP JP13067981U patent/JPS5835043U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5835043U (ja) | 1983-03-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR910003139B1 (ko) | 자유로운 이음매장치 | |
| EP0242868B1 (en) | Joint means having flanges | |
| KR0173531B1 (ko) | 금속제 다이어프램의 내주연부의 밀봉구조 | |
| JPH0226760B2 (ja) | ||
| JPS6221173Y2 (ja) | ||
| JPH0535239Y2 (ja) | ||
| JPS589867B2 (ja) | 圧力容器 | |
| US3349951A (en) | Connections for alloy lined vessels | |
| JPS6242208Y2 (ja) | ||
| KR100635089B1 (ko) | 플랜지 누수를 방지하기 위한 장치 및 방법 | |
| GB2098302A (en) | Improvements in lids for pressure vessels | |
| JPH0633304Y2 (ja) | 電気温水器の缶体 | |
| JPH0122999Y2 (ja) | ||
| US3029974A (en) | Vessel linings | |
| JPS628687Y2 (ja) | ||
| JPH0217274Y2 (ja) | ||
| JPS5826894Y2 (ja) | 金属製容器 | |
| JPS6341795A (ja) | 多管円筒式熱交換器 | |
| JPS6135786Y2 (ja) | ||
| JPS596288Y2 (ja) | 圧力容器のインタ−ナル取付構造 | |
| JPH07259551A (ja) | 管継手装置 | |
| US3332573A (en) | Welded hoop seal for reactor vessel flanges | |
| JPH0249504Y2 (ja) | ||
| JP2564175Y2 (ja) | 圧力容器 | |
| JPH0616303Y2 (ja) | スパイラル式熱交換器 |