JPS596288Y2 - 圧力容器のインタ−ナル取付構造 - Google Patents

圧力容器のインタ−ナル取付構造

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Publication number
JPS596288Y2
JPS596288Y2 JP112679U JP112679U JPS596288Y2 JP S596288 Y2 JPS596288 Y2 JP S596288Y2 JP 112679 U JP112679 U JP 112679U JP 112679 U JP112679 U JP 112679U JP S596288 Y2 JPS596288 Y2 JP S596288Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal
pressure vessel
mounting structure
insulating material
heat insulating
Prior art date
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Expired
Application number
JP112679U
Other languages
English (en)
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JPS55102453U (ja
Inventor
洋志 伊賀
隆康 田原
Original Assignee
株式会社日本製鋼所
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Publication date
Application filed by 株式会社日本製鋼所 filed Critical 株式会社日本製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内部断熱を必要とする圧力容器のインターナ
ル取付構造に関するものである。
圧力容器にインターナルを取付ける構造としては、従来
から第1図に示すような構造が知られている。
すなわち、容器壁1にサポート部材2を溶接によって取
り付け、これにインターナルサポート部材3をボルト4
及びナット5によって取り付け、さらにこのインターナ
ルサポート部材3にボルト6及びナット7によってイン
ターナル8を取り付けていた。
この構造の容器に内部断熱材9を施した場合、第1図に
示すように、サポート部材2の先端部は露出し、この部
分から容器内部の熱が容器壁に伝導され、溶接部の熱応
力、ホットスポットの問題を生じ、この部分の欠陥発生
の一原因となっていた。
本考案は、以上のような従来の構造における欠点を解消
した、断熱を必要とする容器のインターナル取付構造を
得ることをその目的とするものである。
以下、本考案をその実施例を示す添付図面の第2及び3
図に基づいて説明する。
容器壁10の内面側に取り付けたサポートリング11の
表面を含めて容器内壁を断熱材12によって覆い、サポ
ートリング11の上部の断熱材上面13及び下面14を
平滑に仕上げる。
上面13上には、環状のガスケット15を介して、断面
形状がほぼL字状で平担部上面に凸部16を有する環状
のフレーム17を配置する。
下面側のほぼ円周上に等分した位置に数個のクランプ1
8を有すると共にフレーム17の凸部16に対応した形
状の四部19を有するインターナル20をフレーム17
上に配置する。
なお、クランプ18はインターナル20に緩く支持され
ているので、インターナルそう人時にはサポートリング
11と干渉しない位置に回転させておき、そう人後に図
のようにセットすることかで゛きる。
その際に、凸部16と凹部19との間にはグランドパッ
キン21を介装させ、また下面14とクランプ18との
間にはパッキン22を配置する。
次いで、クランプ18に固着したナット23とインター
ナル20を貫通させたボルト24とによってインターナ
ル20とクランプ18とを締め付け、これを上面13及
び下面14に確実に固定する。
次いで、フレーム17と断熱材12とのすきまにアスベ
ストロープ25をそう人する。
このアスベストロープ25は断熱材12とフレーム17
とのすきまに滞留する流体を少くするためのものである
以上説明したような構或を有する本考案による圧力容器
のインターナル取付構造によると、サポートリング11
の先端部も断熱材12によって覆われている。
従って、この部分から熱が容易に容器壁に伝導されると
いうことはなく、容器壁は内部熱から十分にしゃ断され
る。
これによって、従来の圧力容器においてインターナル取
付部の欠陥発生原因となっていた熱応力を減小させるこ
とができ、圧力容器の安全性を大幅に向上させることが
できる。
また、流体のシールは、フレーム17の凸部16とイン
ターナル20の凹部19との間に配置したグランドパッ
キン21と、フレーム17の下面と断熱材上面13との
間に配置したガスケット15とによって完全に行なわれ
る。
更に、インターナル20は容器内部の熱によって膨張す
るが、この半径方向の伸びは凸部16及び凹部19によ
って係合するフレーム17に伝えられ、フレーム17が
ガスケット15の表面を移動することによって、がっ、
クランプ18がパッキン22の表面を移動することによ
って、この伸びは吸収されるので新たな問題は生じない
この他に、断熱材12の上面13及び下面14の平担度
が良好でない場合でも、適切な厚さのグランドパッキン
21を使用しボルト24の締付力を調節することによっ
て、インターナル20を平担に保つことができると共に
流体のシールも完全に行うことができるという利点もあ
る。
しかも、本考案によるインターナルの取付構造は、従来
の構造と比較して構成部材の数は増加するが、各部材は
簡単な形状をしており製造は容易であり、従って、安価
に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインターナル取付構造を示す断面図、第
2図は本考案によるインターナル取付構造を示す断面図
、第3図はインターナルとフレームとの保合部を示す拡
大断面図である。 10・・・容器壁、11・・・サポートリング、12・
・・断熱材、13・・・上面、14・・・下面、15・
・・ガスケット、16・・・凸部、17・・・フレーム
、18・・・クランプ、19・・・凹部、20・・・イ
ンターナル、21・・・グランドパッキン、22・・・
パッキン、23・・・ナット、24・・・ボルト、25
・・・アスベストロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状の圧力容器の容器壁10の内周に固着された環状
    のサポートリング11の表面を含めて容器内壁を断熱材
    12によって覆い、サポートリング11上部の断熱材上
    面13にガスケット15を介してフレーム17を配置し
    、このフレーム17とインターナル20とをそれぞれの
    上面及び下面に設けた凸部16及び凹部19によって係
    合させると共に凸部16及び凹部19間にグランドパッ
    キン21を配置し、インターナル20の下面にはサポー
    トリング11下部の断熱材下面14と係合するように数
    個のクランプ18を設け、このクランプ18とインター
    ナル20とを締め付けることができるようにボルト24
    及びナット23を設けたことを特徴とする圧力容器のイ
    ンターナル取付構造。
JP112679U 1979-01-12 1979-01-12 圧力容器のインタ−ナル取付構造 Expired JPS596288Y2 (ja)

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JP112679U JPS596288Y2 (ja) 1979-01-12 1979-01-12 圧力容器のインタ−ナル取付構造

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JP112679U JPS596288Y2 (ja) 1979-01-12 1979-01-12 圧力容器のインタ−ナル取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55102453U JPS55102453U (ja) 1980-07-17
JPS596288Y2 true JPS596288Y2 (ja) 1984-02-27

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ID=28803002

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JP112679U Expired JPS596288Y2 (ja) 1979-01-12 1979-01-12 圧力容器のインタ−ナル取付構造

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