JPS6133325Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6133325Y2
JPS6133325Y2 JP1979157153U JP15715379U JPS6133325Y2 JP S6133325 Y2 JPS6133325 Y2 JP S6133325Y2 JP 1979157153 U JP1979157153 U JP 1979157153U JP 15715379 U JP15715379 U JP 15715379U JP S6133325 Y2 JPS6133325 Y2 JP S6133325Y2
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JP
Japan
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opening
welded
container
inner cover
closing
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JP1979157153U
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JPS5675356U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は原子力、化学プラントおよび火力プラ
ント等の高圧、高温を保持する機器、配管等、高
気密性を要する容器の開閉部シール構造に関す
る。
〔従来の技術〕
例えば、高速増殖炉の蒸気発生器など高気密性
を要する容器は内部を高圧、高温に保持するた
め、その開閉部のシールにあつてはパツキン形式
の単なるシール部材ではシール効果が低い。この
ため、高気密性を要する容器の開閉部のシールに
は、開閉部に薄肉の金属製内蓋を溶接して完全に
シールする所謂シール溶接によるシール構造が従
来から一般に用いられて来ている。
このシール構造は第1図に示す如く、容器の開
閉部であるフランジaの端縁部に平板状の内蓋b
を溶接し、この内蓋b上に内蓋bが内圧で開放す
ることを防止するために閉方向に押圧する外蓋
(盲フランジ)dを取付けて、完全シールを達成
するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記シール構造にあつては、内蓋b
の開閉回数が多くなると、フランジaの溶接部e
がガウジングによつて変形したり、或いは溶接熱
によつて材質的に変化したりし、強度低下を惹起
するという問題がある。また、肉厚なフランジa
と薄肉な内蓋bとを溶接することから熱容量の違
いにより膨脹差によりフランジaの溶接部eに割
れが生じ易いという問題がある。
本考案は上記問題点を解消すべく創案されたも
ので、その目的とするところは、完全シールを達
成できることは勿論、仮に開閉蓋の開閉回数が多
くなつたとしても、容器開閉部に溶接による強度
低下を引き起すことなく、長寿命化を図ることが
できる高気密性を要する容器の開閉部シール構造
を提供することにある。
〔問題点を解消するための手段〕
本考案は高気密性を有する容器の開閉部シール
構造において、上記容器の開口部周縁部に環状の
取付座を溶接し、該取付座上に開口部を閉塞する
内蓋を着脱可能に溶接し、該内蓋上に内蓋の開放
を規制すると共に内蓋を閉方向に押圧する外蓋を
設けたものである。
〔実施例〕
以下に本考案の好適一実施例を第2図以降の図
面に従つて詳述する。
第2図において、1は高気密性を要する容器と
しての高速増殖炉の蒸気発生器で、この蒸気発生
器1の上端部にはISI検査(共用期間中検査)用
の開口部2を有している。
この開口部2の周縁部には第3図に示す如くフ
ランジ3が形成され、このフランジ3には外蓋5
を締付け固定するための植込みボルト4が設けら
れている。
一方、上記フランジ3の開口部3端縁部には薄
肉平板状で環状の金属製取付座6が溶接されてお
り、この取付座6上には上記開口部2を被つて密
封する薄肉平板状の金属製内蓋7が溶接されてい
る。そして、上記内蓋7上には内蓋7の開放を防
止すべく閉方向に押圧する上記外蓋5が上記植込
みボルト4を介して締付け固定されている。
しかして、ISI検査のため開口部2を開けるに
はフランジ3から外蓋5を取外した後、内蓋7を
取外せば良く、この内蓋7を取外すには上記環状
の取付座6表面に形成された溶接部pを剥せば良
い。
従つて、内蓋7がフランジ3の端面に直接溶接
されないため、フランジ3が変形したり、材質的
変化を起したりすることが全くない。また、内蓋
7の溶接は環状の取付座6との薄肉板同志の溶接
になるため、施工性が頗る良い。更に、仮に溶接
およびガウジングの繰返しにより取付座6が形状
的乃至材質的におかしくなつたとしても、新たな
ものと交換することができ、もつて、外蓋5を10
回開閉するとして、取付座6は1回程度となり、
溶接及びガウジング回数が少ないのでフランジ3
を痛めることがない。
尚、実施例にあつては第3図に示す如く外蓋5
の内面には環状溝が形成され、内蓋7にはその溝
に係合する環状波部(凹部)が形成され、この波
部によつて内蓋7の熱変形を吸収するようになつ
ている。また、上記実施例では、環状の取付座6
を面一になつているフランジ3の開口部2端縁部
に溶接するようにしたが、第4図に示す如くフラ
ンジ3の開口部2端縁部が段違い状に形成された
部分8に取付座6を溶接するようにして、フラン
ジ3と外蓋5との間隙をなくすようにしても良
い。
〔考案の効果〕
以上要するに本考案によれば、開閉部が所謂シ
ール溶接されるため、完全シールが達成できるこ
とは勿論、仮に内蓋の開閉回数が多くなつたとし
て、内蓋は環状の取付座を介して容器の開口部端
円部に溶接されているため、内蓋の溶接や取外し
による影響を直接容器の開口部端縁部に与えるこ
とがなく、従つて、容器の開口部端縁部は強度低
下を惹起せず、長寿命化が図れるという顕著な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシール構造を示す断面図、第2
図は本考案の好適一実施例を示す高気密製を要す
る容器の断面図、第3図はその拡大断面図、第4
図は本考案の変形例を示す要部断面図である。 図中、1は高気密性を要する容器としての高速
増殖炉の蒸気発生器、2は開口部、5は外蓋、6
は取付座、7は内蓋である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高気密性を有する容器の開閉部シール構造にお
    いて、上記容器の開口部周縁部に環状の取付座を
    溶接し、該取付座上に上記開口部を閉塞する内蓋
    を着脱可能に溶接し、該内蓋上に内蓋の開放を規
    制すると共に内蓋を閉方向に押圧する外蓋を設け
    たことを特徴とする高気密性を要する容器の開閉
    部シール構造。
JP1979157153U 1979-11-13 1979-11-13 Expired JPS6133325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979157153U JPS6133325Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979157153U JPS6133325Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5675356U JPS5675356U (ja) 1981-06-19
JPS6133325Y2 true JPS6133325Y2 (ja) 1986-09-29

Family

ID=29668483

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JP1979157153U Expired JPS6133325Y2 (ja) 1979-11-13 1979-11-13

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JPS5675356U (ja) 1981-06-19

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