JPS628458Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS628458Y2 JPS628458Y2 JP1981100541U JP10054181U JPS628458Y2 JP S628458 Y2 JPS628458 Y2 JP S628458Y2 JP 1981100541 U JP1981100541 U JP 1981100541U JP 10054181 U JP10054181 U JP 10054181U JP S628458 Y2 JPS628458 Y2 JP S628458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- opening
- trapezoidal
- pressure container
- lid member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 231100001261 hazardous Toxicity 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高圧容器のシール構造の改良に関す
る。一般の圧力容器においては、大径開口部にお
けるシール方式は、外力（例えばボルト締付力）
によりガスケツトを締付けて行うが、圧力が高く
なるにつれて、その構造には無理が生じてきて、
圧力を利用した、いわゆる、自緊構造が採用され
るのが普通である。しかし、同一圧力容器におい
て、その圧力が内圧であつたり、外圧であつた
り、また、それらが同時に作用したりする場合
は、その性能が半減してしまうものが多かつた。
る。一般の圧力容器においては、大径開口部にお
けるシール方式は、外力（例えばボルト締付力）
によりガスケツトを締付けて行うが、圧力が高く
なるにつれて、その構造には無理が生じてきて、
圧力を利用した、いわゆる、自緊構造が採用され
るのが普通である。しかし、同一圧力容器におい
て、その圧力が内圧であつたり、外圧であつた
り、また、それらが同時に作用したりする場合
は、その性能が半減してしまうものが多かつた。
その対応策として内圧用及び外圧用のシール部
を別々に設けたものもあるが、これは構造上、不
経済なものになつてしまうという難点があつた。
を別々に設けたものもあるが、これは構造上、不
経済なものになつてしまうという難点があつた。
本考案は、上記難点を解消し、内外圧を受ける
容器において、内圧のみが作用しても、外圧のみ
が作用しても、また、それらが同時に作用して
も、高いシール性能を有する経済的な高圧容器の
シール構造を提供することを目的として提案され
たもので、高圧容器１の開口部周縁の端面に、台
形突起１ａを突設するとともに、該高圧容器の開
口部を、ボルト３ａ、ナツト３ｂで高圧容器１の
開口部に締付け固定することにより閉鎖する蓋部
材の内側面に、上記台形突起１ａに対向して台形
突起２ａを突設し、かつ両側端面に、上記台形突
起１ａ，２ａの嵌合可能な載頭円錐状凹溝４ａ，
４ｂを具えた環状ガスケツト４を、それら台形突
起１ａ，２ａに載頭円錐状凹溝４ａ，４ｂに嵌合
せしめて高圧容器１と蓋部材２間に介装せしめて
なることを特徴とする高圧容器の開口部のシール
構造に係るものである。
容器において、内圧のみが作用しても、外圧のみ
が作用しても、また、それらが同時に作用して
も、高いシール性能を有する経済的な高圧容器の
シール構造を提供することを目的として提案され
たもので、高圧容器１の開口部周縁の端面に、台
形突起１ａを突設するとともに、該高圧容器の開
口部を、ボルト３ａ、ナツト３ｂで高圧容器１の
開口部に締付け固定することにより閉鎖する蓋部
材の内側面に、上記台形突起１ａに対向して台形
突起２ａを突設し、かつ両側端面に、上記台形突
起１ａ，２ａの嵌合可能な載頭円錐状凹溝４ａ，
４ｂを具えた環状ガスケツト４を、それら台形突
起１ａ，２ａに載頭円錐状凹溝４ａ，４ｂに嵌合
せしめて高圧容器１と蓋部材２間に介装せしめて
なることを特徴とする高圧容器の開口部のシール
構造に係るものである。
以下、第１図乃至第５図ａ，ｂに示す実施例に
より、本考案につき具体的に説明する。
より、本考案につき具体的に説明する。
第１図において、１は一端に大口径開口部を有
する高圧容器、２は該高圧容器１の大口径開口部
を閉鎖する蓋部材で、同蓋部材２は、高圧容器１
の開口部周縁に、周方向に沿つて等間隔毎に植込
まれた複数本のボルト３ａと、ナツト３ｂによつ
て強固に高圧容器１の開口部端に押付け固定され
て、その開口部を閉鎖するようになつている。４
は高圧容器１の開口部周縁端面にその全周に亘つ
て突設された横断面形状がほぼ台形の突起１ａ
と、同突起１ａに対向して蓋部材２の端面に突設
され、同じく台形の横断面形状の突起２ａとの間
に介装された金属製の環状ガスケツトで、同ガス
ケツト４の両側端面には、第４図ａまたは第４図
ｂに示すように、上記台形突起１ａ，２ａの嵌合
可能な載頭円錐状凹溝４ａ，４ｂが、その全周に
亘つて設けられており、その横断面形状はほぼ横
Ｈ字形に形成されている。
する高圧容器、２は該高圧容器１の大口径開口部
を閉鎖する蓋部材で、同蓋部材２は、高圧容器１
の開口部周縁に、周方向に沿つて等間隔毎に植込
まれた複数本のボルト３ａと、ナツト３ｂによつ
て強固に高圧容器１の開口部端に押付け固定され
て、その開口部を閉鎖するようになつている。４
は高圧容器１の開口部周縁端面にその全周に亘つ
て突設された横断面形状がほぼ台形の突起１ａ
と、同突起１ａに対向して蓋部材２の端面に突設
され、同じく台形の横断面形状の突起２ａとの間
に介装された金属製の環状ガスケツトで、同ガス
ケツト４の両側端面には、第４図ａまたは第４図
ｂに示すように、上記台形突起１ａ，２ａの嵌合
可能な載頭円錐状凹溝４ａ，４ｂが、その全周に
亘つて設けられており、その横断面形状はほぼ横
Ｈ字形に形成されている。
本考案は、かかる構成の環状ガスケツト４を、
高圧容器１の開口部周縁端面の台形突起１ａと、
蓋部材２の台形突起２ａとの間に介装し、植込み
ボルト３ａにナツト３ｂを締めつけて、台形突起
１ａ，２ａと、環状ガスケツト４の載頭円錐状凹
溝４ａ，４ｂとを嵌合密着せしめ、蓋部材２で高
圧容器１の開口部を閉鎖するようにした構成を特
徴とするものである。
高圧容器１の開口部周縁端面の台形突起１ａと、
蓋部材２の台形突起２ａとの間に介装し、植込み
ボルト３ａにナツト３ｂを締めつけて、台形突起
１ａ，２ａと、環状ガスケツト４の載頭円錐状凹
溝４ａ，４ｂとを嵌合密着せしめ、蓋部材２で高
圧容器１の開口部を閉鎖するようにした構成を特
徴とするものである。
本考案の高圧容器の開口部のシール構造の一実
施例は、上記のように構成されており、高圧容器
１の内圧P1が高圧の場合には、第３図ａに示すよ
うに、環状ガスケツト４の内側に該内圧P1を受
け、環状ガスケツト４が突起１ａ，２ａの内側に
密着して該内圧P1を効果的にシールする。また、
第３図ｂに示す如く高い外圧P2を受けた場合に
は、環状ガスケツト４の外側に外圧P2を受けて環
状ガスケツト４が突起１ａ，２ａの外側に密着し
て確実にシールする。
施例は、上記のように構成されており、高圧容器
１の内圧P1が高圧の場合には、第３図ａに示すよ
うに、環状ガスケツト４の内側に該内圧P1を受
け、環状ガスケツト４が突起１ａ，２ａの内側に
密着して該内圧P1を効果的にシールする。また、
第３図ｂに示す如く高い外圧P2を受けた場合に
は、環状ガスケツト４の外側に外圧P2を受けて環
状ガスケツト４が突起１ａ，２ａの外側に密着し
て確実にシールする。
なおまた、内外圧が同時に作用する場合には、
その内外圧のうちの圧力の高い方が支配的にな
り、内圧が高い場合は、第３図ａに示す状態とな
り、外圧が高い場合は、第３図ｂに示す状態とな
つて効果的にシールされる。なお、内外圧の圧力
差が小さい場合が、所謂自緊式シール構造の弱点
であるが、本考案の場合、ボルト３ａ、ナツト３
ｂによる締付外力が、突起１ａ，２ａと環状ガス
ケツト４の凹溝４ａ，４ｂとの接着面に予かじめ
圧力を加えて蓋部材２を締付け固定する構成とな
つているので、内外圧に小さな圧力差がある場合
でも、自緊効果によることなくそれら接着面で確
実にシールされる。
その内外圧のうちの圧力の高い方が支配的にな
り、内圧が高い場合は、第３図ａに示す状態とな
り、外圧が高い場合は、第３図ｂに示す状態とな
つて効果的にシールされる。なお、内外圧の圧力
差が小さい場合が、所謂自緊式シール構造の弱点
であるが、本考案の場合、ボルト３ａ、ナツト３
ｂによる締付外力が、突起１ａ，２ａと環状ガス
ケツト４の凹溝４ａ，４ｂとの接着面に予かじめ
圧力を加えて蓋部材２を締付け固定する構成とな
つているので、内外圧に小さな圧力差がある場合
でも、自緊効果によることなくそれら接着面で確
実にシールされる。
本考案のシール構造は、上記のような構成、作
用を具有するものであるから、本考案によれば、
内圧のみまたは外圧のみ、あるいはそれら内外圧
が同時に作用する高圧容器の開口部に、内圧用と
外圧用のシール部を別々に設ける必要なく、１個
所のシール部で、それらのすべての圧力に対して
高いシール性能を発揮する高圧容器の開口部のシ
ール構造を実現できるという実用的効果を挙げる
ことができる。
用を具有するものであるから、本考案によれば、
内圧のみまたは外圧のみ、あるいはそれら内外圧
が同時に作用する高圧容器の開口部に、内圧用と
外圧用のシール部を別々に設ける必要なく、１個
所のシール部で、それらのすべての圧力に対して
高いシール性能を発揮する高圧容器の開口部のシ
ール構造を実現できるという実用的効果を挙げる
ことができる。
また、第５図に示すように、環状ガスケツト４
と突起１ａ，２ａとの間に、アルミニユーム、
銅、非金属等の軟質ガスケツト５をはさみ込む
と、さらにシール性能が向上し、危険流体のよう
に極微量の漏洩も許さない場合に対応できる利点
がある。
と突起１ａ，２ａとの間に、アルミニユーム、
銅、非金属等の軟質ガスケツト５をはさみ込む
と、さらにシール性能が向上し、危険流体のよう
に極微量の漏洩も許さない場合に対応できる利点
がある。
第１図乃至第４図ａ，ｂは本考案の一実施例の
概略説明図で、第１図は全体の中央縦断面図、第
２図は第１図の部拡大図、第３図ａは内圧が高
圧の場合、また、第３図ｂは外圧が高圧の場合に
おけるシール状態説明図、第４図ａ，ｂは環状ガ
スケツトの横断面形状の例示図、第５図は、本考
案の他の実施例の第２図に相当する断面図であ
る。 １……高圧容器、１ａ……突起、２……蓋部
材、２ａ……突起、３ａ……植込みボルト、３ｂ
……ナツト、４……環状ガスケツト、４ａ，４ｂ
……凹溝、５……軟質ガスケツト。
概略説明図で、第１図は全体の中央縦断面図、第
２図は第１図の部拡大図、第３図ａは内圧が高
圧の場合、また、第３図ｂは外圧が高圧の場合に
おけるシール状態説明図、第４図ａ，ｂは環状ガ
スケツトの横断面形状の例示図、第５図は、本考
案の他の実施例の第２図に相当する断面図であ
る。 １……高圧容器、１ａ……突起、２……蓋部
材、２ａ……突起、３ａ……植込みボルト、３ｂ
……ナツト、４……環状ガスケツト、４ａ，４ｂ
……凹溝、５……軟質ガスケツト。
Claims (1)
- 高圧容器１の開口部周縁の端面に、台形突起１
ａを突設するとともに、該高圧容器の開口部を、
ボルト３ａ、ナツト３ｂで高圧容器１の開口部に
締付け固定することにより閉鎖する蓋部材の内側
面に、上記台形突起１ａに対向して台形突起２ａ
を突設し、かつ両側端面に、上記台形突起１ａ，
２ａの嵌合可能な載頭円錐状凹溝４ａ，４ｂを具
えた環状ガスケツト４を、それら台形突起１ａ，
２ａに載頭円錐状凹溝４ａ，４ｂに嵌合せしめて
高圧容器１と蓋部材２間に介装せしめてなること
を特徴とする高圧容器の開口部のシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054181U JPS587962U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 高圧容器の開口部のシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054181U JPS587962U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 高圧容器の開口部のシ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS587962U JPS587962U (ja) | 1983-01-19 |
| JPS628458Y2 true JPS628458Y2 (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=29895223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10054181U Granted JPS587962U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 高圧容器の開口部のシ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587962U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0328318Y2 (ja) * | 1986-06-25 | 1991-06-18 | ||
| KR101222653B1 (ko) | 2012-09-04 | 2013-01-17 | 주식회사 썬닉스 | 가스 차폐용 장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015102U (ja) * | 1973-06-02 | 1975-02-18 |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10054181U patent/JPS587962U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015102U (ja) * | 1973-06-02 | 1975-02-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS587962U (ja) | 1983-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| IE44304B1 (en) | Threaded closures | |
| JPS5848761B2 (ja) | 圧力容器 | |
| GB2264108A (en) | A container and a closure therefor | |
| JPS628458Y2 (ja) | ||
| JPH0338010B2 (ja) | ||
| JPH0424857Y2 (ja) | ||
| US3191789A (en) | Bottle sealing device | |
| JPH041100Y2 (ja) | ||
| JPS5827186Y2 (ja) | 内面被覆鋼管と管継手との接続部 | |
| US3428209A (en) | Gasketed closure | |
| JP2590835Y2 (ja) | 管継手 | |
| JPS6159416B2 (ja) | ||
| JPS6014909Y2 (ja) | メタルガスケツトのシ−ル構造 | |
| JPH0430128Y2 (ja) | ||
| JPH0532221Y2 (ja) | ||
| JPH0219434Y2 (ja) | ||
| JPH0227716Y2 (ja) | ||
| JPS5833088Y2 (ja) | シ−ルゴムを介在する密閉容器の密閉構造 | |
| US4124140A (en) | Gasketed flange sealer | |
| JPH0752357Y2 (ja) | エンジンヘッドカバーのプラグチューブガスケット | |
| JPS6128137Y2 (ja) | ||
| JPH0348052Y2 (ja) | ||
| JPH0435662Y2 (ja) | ||
| JPH039550Y2 (ja) | ||
| KR200162215Y1 (ko) | 밀폐형 용접 보울트 |