JPS5833088Y2 - シ−ルゴムを介在する密閉容器の密閉構造 - Google Patents
シ−ルゴムを介在する密閉容器の密閉構造Info
- Publication number
- JPS5833088Y2 JPS5833088Y2 JP1078479U JP1078479U JPS5833088Y2 JP S5833088 Y2 JPS5833088 Y2 JP S5833088Y2 JP 1078479 U JP1078479 U JP 1078479U JP 1078479 U JP1078479 U JP 1078479U JP S5833088 Y2 JPS5833088 Y2 JP S5833088Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- seal rubber
- slide ring
- sealed structure
- airtight container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシールゴムを介在させてキャップを締め付ける
密閉容器の改良に関する。
密閉容器の改良に関する。
従来、シールゴムを介在させて容器にキャップ(蓋)を
締め付ける場合、例えば第1図に示す自動車の制動装置
のマスターシリンダのタンク本体(容器本体)1にキャ
ップ2をネジ込む場合には、シールゴム3が捩れないよ
うにキャップ2とシールゴム3との間にスライドリング
4を介在させキャップ2とスライドリング4との間に滑
りを起こさせるように威されている。
締め付ける場合、例えば第1図に示す自動車の制動装置
のマスターシリンダのタンク本体(容器本体)1にキャ
ップ2をネジ込む場合には、シールゴム3が捩れないよ
うにキャップ2とシールゴム3との間にスライドリング
4を介在させキャップ2とスライドリング4との間に滑
りを起こさせるように威されている。
しかしながら、スライドリング4によってシールゴム3
の剪断変形抵抗が遮断され締め易くなるので実際のキャ
ップ2の締め付は具合が掴めずに不明確となり、キャッ
プ2を締め過ぎてシールゴム3を破損させたりあるいは
キャップ2の締め込み不足でシール不良を起こす虞があ
る。
の剪断変形抵抗が遮断され締め易くなるので実際のキャ
ップ2の締め付は具合が掴めずに不明確となり、キャッ
プ2を締め過ぎてシールゴム3を破損させたりあるいは
キャップ2の締め込み不足でシール不良を起こす虞があ
る。
本考案は、キャップの締め代をあらかじめ明確に設定で
きるように密閉容器の密閉構造を改良することを目的と
し、その構成は、シールゴムとこのシールゴムの表面を
被うスライドリングとを介在させて容器本体にキャップ
を締め付けるものにおいて、前記スライドリングの外周
縁に適度にキャップを締め付けた時に容器本体の開口端
面に当接する軸方向のフランジを形威したことを特徴と
する。
きるように密閉容器の密閉構造を改良することを目的と
し、その構成は、シールゴムとこのシールゴムの表面を
被うスライドリングとを介在させて容器本体にキャップ
を締め付けるものにおいて、前記スライドリングの外周
縁に適度にキャップを締め付けた時に容器本体の開口端
面に当接する軸方向のフランジを形威したことを特徴と
する。
以下本考案の構成を図面に示す一具体例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
タンク本体(容器本体)1とこのタンク本体1にねじ込
まれるキャップ2との間には気密性を保持するためのシ
ールゴム3とこのシールゴム3の変形を防ぐスライドリ
ング4とが介在されている。
まれるキャップ2との間には気密性を保持するためのシ
ールゴム3とこのシールゴム3の変形を防ぐスライドリ
ング4とが介在されている。
前記スライドリング4は、タンク本体1の開口端面1a
に載置される摩擦係数の高いシールゴム3と締付時に回
転するキャップ2との直接の接触を避け、キャップ2を
回わり易くする。
に載置される摩擦係数の高いシールゴム3と締付時に回
転するキャップ2との直接の接触を避け、キャップ2を
回わり易くする。
このスライドリング4はプラスチックあるいは金属で成
形されており、その外周縁にキャップ2の締付力を規制
する軸方向のフランジ4aが一体形成されている。
形されており、その外周縁にキャップ2の締付力を規制
する軸方向のフランジ4aが一体形成されている。
また、内周縁側にも丈の低い軸方向のフランジ4bを形
威し横断面p形にすればシールゴム3の保持力を向上さ
せることができる。
威し横断面p形にすればシールゴム3の保持力を向上さ
せることができる。
スライドリング4の外周縁のフランジ4aの高さは、タ
ンク本体の開口端面に載置されたシールゴム3に冠着し
た状態でかつキャップ2を締め付けない状態において第
2図ないし第3図に示すようにδの隙間を、あける高さ
である。
ンク本体の開口端面に載置されたシールゴム3に冠着し
た状態でかつキャップ2を締め付けない状態において第
2図ないし第3図に示すようにδの隙間を、あける高さ
である。
つまり、δはシールゴム3の適切な締め代すなわち潰し
代である。
代である。
したがって、このスライドリング4のフランジ4aがタ
ンク本体1に当接するまでキャップ2を締め付ければ、
シールゴム3を締め過ぎもせずまた締め込み不足となる
こともない。
ンク本体1に当接するまでキャップ2を締め付ければ、
シールゴム3を締め過ぎもせずまた締め込み不足となる
こともない。
斯様に本考案によれば、スライドリング4の外周縁にタ
ンク開口端面1aとの間にシールゴム3の適切な締め代
に該当する隙間をあけるような軸方向のフランジ4aを
設けたので、キャップ2を前記フランジ4aがタンク本
体1に当接するまで締め付ければシールゴム3は適切に
締め付けられることになる。
ンク開口端面1aとの間にシールゴム3の適切な締め代
に該当する隙間をあけるような軸方向のフランジ4aを
設けたので、キャップ2を前記フランジ4aがタンク本
体1に当接するまで締め付ければシールゴム3は適切に
締め付けられることになる。
依って、締め込み不足に因るシール不足や、締め過ぎに
因るシールゴム3の破損などを防ぐことができる。
因るシールゴム3の破損などを防ぐことができる。
この密閉容器の密閉構造は、例えば自動車の制御装置の
ブレーキフルードを収容するオイルリザーバタンクなど
に応用される。
ブレーキフルードを収容するオイルリザーバタンクなど
に応用される。
第1図はシールゴムを介在する密閉容器の従来の密閉構
造を示す中央縦断面図である。 第2図および第3図は本考案に係る密閉容器の密閉構造
を示す図で、第2図は中央縦断面図、第3図は第2図に
矢視Aで示される要部を拡大した断面図である。 図面中、1はタンク本体(容器本体)、1aは開口端面
、2はキャップ、3はシールゴム、4はスライドリング
、・4aはフランジ、δは隙間である。
造を示す中央縦断面図である。 第2図および第3図は本考案に係る密閉容器の密閉構造
を示す図で、第2図は中央縦断面図、第3図は第2図に
矢視Aで示される要部を拡大した断面図である。 図面中、1はタンク本体(容器本体)、1aは開口端面
、2はキャップ、3はシールゴム、4はスライドリング
、・4aはフランジ、δは隙間である。
Claims (1)
- シールゴムとこのシールゴムの表面を被うスライドリン
グとを介在させて容器本体にキャップを締め付けるもの
において、前記スライドリングの外周縁に適度にキャッ
プを締め付けた時に容器本体の開口端面に当接する軸方
向のフランジを形威したことを特徴とする密閉容器の密
閉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1078479U JPS5833088Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | シ−ルゴムを介在する密閉容器の密閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1078479U JPS5833088Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | シ−ルゴムを介在する密閉容器の密閉構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55115567U JPS55115567U (ja) | 1980-08-14 |
JPS5833088Y2 true JPS5833088Y2 (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=28824004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1078479U Expired JPS5833088Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | シ−ルゴムを介在する密閉容器の密閉構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833088Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942752U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | 株式会社ナブコ | マスタシリンダ用リザ−バ |
-
1979
- 1979-02-01 JP JP1078479U patent/JPS5833088Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55115567U (ja) | 1980-08-14 |
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