JPH0730520Y2 - 密栓容器 - Google Patents

密栓容器

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JPH0730520Y2
JPH0730520Y2 JP2926289U JP2926289U JPH0730520Y2 JP H0730520 Y2 JPH0730520 Y2 JP H0730520Y2 JP 2926289 U JP2926289 U JP 2926289U JP 2926289 U JP2926289 U JP 2926289U JP H0730520 Y2 JPH0730520 Y2 JP H0730520Y2
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JP
Japan
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cap
mouth
holder
container
sealed container
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JP2926289U
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JPH02120353U (ja
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寛昌 岩下
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、液状の糊等の液体を収納してキャップにより
密封するようにした密栓容器に関するものである。
[従来の技術] この種の密栓容器としては、特に糊容器の場合は第5図
に示すように、容器本体a内に液状の糊等を収納し、口
部bにはスポンジ等の滲出部材cを多孔部材dで保持し
たホルダーeが嵌着され、流通段階では液漏れ防止のた
めにパッキンfが前記ホルダーeと口部bとの間に挿入
され、更にその外側にキャップgが嵌着された構造にな
っている。
使用段階では、前記液漏れ防止用のパッキンfを外して
前記ホルダーeを嵌着し直し、前記滲出部材cから液状
の糊等を滲み出させて塗布し、塗布後に前記キャップg
で再封するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] 前記密栓容器は、流通段階においては第5図にすように
キャップgの内面側に形成されたコンタクトリングhが
前記ホルダーeに密接し、これにより流通及び保管時の
密栓状態が保持されているが、前記のように使用段階時
に前記パッキンfを取り除いてしまうと、そのパッキン
の厚さ分だけ前記ホルダーeの位置が下がり、このため
再封時にキャップgを嵌めると前記コンタクトリングh
がホルダーeに密接せず、僅かな隙間が生じて液漏れの
原因になることがあった。
一方、糊容器以外の密栓容器であって、キャップを嵌め
てその内側に形成されたコンタクトリングを口部の先端
部に密接させる場合においても、そのコンタクトリング
が口部の先端部に密接しないで、倒れたりすると液漏れ
が生じるようなことがあった。初めは口部の先端にシー
ル板や中栓等が取り付けられているが、そのシール板や
中栓等を除去した後に、前記キャップで再封するような
場合には前記のような事態が多く見られる。
本考案は、このような従来の欠点を除去するためになさ
れ、キャップのコンタクトリングを容器口部の先端部に
密接させるタイプの密栓容器において、再封時にも完全
な密栓状態が得られるようにした密栓容器を提供するこ
とを技術的課題としたものである。
[課題を解決するための手段] この技術的課題を解決するための手段として、本考案
は、液体を収納した容器本体の口部にキャップを嵌着
し、そのキャップの内側に形成したコンタクトリングを
前記口部の先端部に密接させた密栓容器において、前記
口部のキャップ嵌着部の上方に凹部を形成し、この凹部
の下端から前記キャップ嵌着部の上端にかけて下降する
傾斜部を形成したことを要旨とするものである。
[作用] 前記凹部及び傾斜部によってある程度の弾性を付与する
ことが出来るので、キャップのコンタクトリングと容器
口部の先端部との間に多少の間隔の変化が生じたとして
も、その変化を吸収することが出来、常時コンタクトリ
ングを容器口部の先端部に密接させて確実な密栓状態が
得られる。
[実施例] 以下、図示の実施例により本考案を更に詳しく説明す
る。
第1図は本考案を糊容器に適用した例であり、1は液体
糊等を収納する合成樹脂製の容器本体であって、その口
部1aに左ネジのホルダー嵌着部1bと右ネジのキャップ嵌
着部1cが形成され、このキャップ嵌着部の上方には凹部
1dが形成され、この凹部の下端からキャップ嵌着部の上
端にかけて下降する傾斜部1eが形成されている。2はス
ポンジ等からなる滲出部材であり、合成樹脂製の多孔部
材3を介してホルダー4に装着され、このホルダーは前
記容器本体1のホルダー嵌着部1bに螺着してある。5は
液漏れ防止用のパッキンであり、前記ホルダー4を取り
付ける際にこのホルダーと前記口部との間に挿入して挟
着されるようにしてある。
第2図に示すように、流通段階においては、キャップ6
を前記キャップ嵌着部1cに螺着するとき、キャップ6の
内側に設けられたコンタクトリング6aが、前記ホルダー
4を押圧して前記凹部1d及び傾斜部1eを押圧下降させ、
口部の高さ寸法を少なくとも前記パッキン5の厚さ分だ
け締めるようにしてある。この場合、前記キャップ6の
コンタクトリング6aはホルダー4に密着しているので、
流通又は保管時での液漏れを確実に防止することが出来
る。
一方使用段階においては、第3図に示すように前記パッ
キン5を除去して前記ホルダー4を嵌め直し、糊等の塗
布後の再封時にはキャップ6を嵌着するが、この時前記
凹部1d及び傾斜部1eの弾性復元力によって、除去された
パッキン5の厚さ分だけ償われるので、パッキン5が存
在しなくてもキャップ6のコンタクトリング6aはホルダ
ー4に密着し、液漏れを未然に防止することが出来る。
尚、容器本体1内の液状の糊(図示せず)は、従来と同
様にキャップ6を外し前記滲出部材2から滲み出させて
塗布することが出来る。
第4図は、本考案を通常の密栓容器に適用した例を示す
もので、容器本体11の口部11aにはキャップ嵌着部11cが
形成され、このキャップ嵌着部の上方には凹部11dが形
成され、この凹部の下端からキャップ嵌着部の上端にか
けて下降する傾斜部11eが形成されている。従って、こ
の容器本体11の口部は、前記凹部11dと傾斜部11eとによ
りある程度の弾性が付与されることになり、キャップ16
を螺着した場合に、その内面側に形成されたコンタクト
リング16aが常に口部11aの内縁に密着することとなり、
確実な密栓状態が得られる。
流通段階において、前記口部11aにシール板や中栓(図
示せず)等の部材が取り付けられ、使用段階においてそ
の部材を除去し前記キャップ16で再封するタイプの密栓
容器の場合にも、本考案を適用することが十分可能であ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、液体を収納した
密栓容器において、キャップ嵌着部の上方に凹部を形成
し、その凹部の下端からキャップ嵌着部の上端にかけて
下降する傾斜部を形成したので、容器口部にある程度の
弾性を付与することが出来、再封時にはその弾性復元力
によってキャップのコンタクトリングが常時口部の先端
に密接することになり、液漏れを未然に防止する効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すもので、キャップを嵌め
ない状態での要部の破断面図、第2図は流通段階におけ
る要部の破断面図、第3図は使用段階における再封時で
の要部の破断面図、第4図は本考案の他の実施例を示す
要部の破断面図、第5図は第1図の実施例に対応する従
来例を示す流通段階での要部の破断面図である。 1、11……容器本体 1a、11a……口部 1b……ホルダー嵌着部 1c、11c……キャップ嵌着部 1d、11d……凹部 1e、11e……傾斜部 2……滲出部材 3……多孔部材 4……ホルダー 5……パッキン 6、16……キャップ 6a、16a……コンタクトリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収納した容器本体の口部にキャップ
    を嵌着し、そのキャップの内側に形成したコンタクトリ
    ングを前記口部の先端部に密接させた密栓容器におい
    て、前記口部のキャップ嵌着部の上方に凹部を形成し、
    この凹部の下端から前記キャップ嵌着部の上端にかけて
    下降する傾斜部を形成したことを特徴とする密栓容器。
JP2926289U 1989-03-15 1989-03-15 密栓容器 Expired - Fee Related JPH0730520Y2 (ja)

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JPH02120353U JPH02120353U (ja) 1990-09-28
JPH0730520Y2 true JPH0730520Y2 (ja) 1995-07-12

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JP2005059908A (ja) * 2003-08-15 2005-03-10 Toyo Seikan Kaisha Ltd 易飲用性容器

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JPH02120353U (ja) 1990-09-28

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