JPS6240747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240747Y2 JPS6240747Y2 JP19997783U JP19997783U JPS6240747Y2 JP S6240747 Y2 JPS6240747 Y2 JP S6240747Y2 JP 19997783 U JP19997783 U JP 19997783U JP 19997783 U JP19997783 U JP 19997783U JP S6240747 Y2 JPS6240747 Y2 JP S6240747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- maintenance
- cutting oil
- cover
- protection cover
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 46
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 claims description 41
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 7
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 241001274961 Rubus repens Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の属する技術分野
本考案は工作機械用切削油保護カバーと、それ
に嵌着される内部点検の為の保守用蓋に関する。
に嵌着される内部点検の為の保守用蓋に関する。
(ロ) 従来技術
工作機械用切削油保護カバー内には、各種の附
属品が装着されて、これら機器の調整及び点検の
ために保守用蓋が設けられている。ところが大量
の切削油を使用するため、機械の運転中に保護カ
バーに保守用蓋を油洩れを防止のためボルト締せ
ざるを得ず、その合せ面に微少隙間が生じその箇
所より切削油が洩れるので、パツキンを挾みボル
トで強固に締結しても、温度上昇による熱歪によ
り、かえつて切削油洩れが解消せず、又機器の調
整及び点検がボルト締めであるため運転中行えな
い欠点があつた。
属品が装着されて、これら機器の調整及び点検の
ために保守用蓋が設けられている。ところが大量
の切削油を使用するため、機械の運転中に保護カ
バーに保守用蓋を油洩れを防止のためボルト締せ
ざるを得ず、その合せ面に微少隙間が生じその箇
所より切削油が洩れるので、パツキンを挾みボル
トで強固に締結しても、温度上昇による熱歪によ
り、かえつて切削油洩れが解消せず、又機器の調
整及び点検がボルト締めであるため運転中行えな
い欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は、保守用蓋を切削油保護カバーにボル
ト締めすることなく、ワンタツチで着脱可能と
し、且つ切削油洩れを生じない保守用蓋を提供す
ることを目的とする。
ト締めすることなく、ワンタツチで着脱可能と
し、且つ切削油洩れを生じない保守用蓋を提供す
ることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
切削油保護カバーには保守用蓋を装着させるた
めの窓が設けてある。その窓の上部両側部には外
面より凹ませてコの字状の縁4を保護カバーの内
側に環装させ、窓の上部には、複数のL形の引掛
け具20をコの字状の縁4の下辺に後側と特定の
間隔を保たせ溶接する。
めの窓が設けてある。その窓の上部両側部には外
面より凹ませてコの字状の縁4を保護カバーの内
側に環装させ、窓の上部には、複数のL形の引掛
け具20をコの字状の縁4の下辺に後側と特定の
間隔を保たせ溶接する。
また窓の下部は切削油等が工作機械内側に向つ
て流れ易い様に、内側に傾斜した辺6を形成して
いる。
て流れ易い様に、内側に傾斜した辺6を形成して
いる。
保守用蓋は第11図のように前記切削油保護カ
バーの窓の上部の引掛け具に懸吊し、かつ窓のコ
の字状の縁5の底辺に密着させるよう保守用蓋の
縁5をコの字状に環装している。
バーの窓の上部の引掛け具に懸吊し、かつ窓のコ
の字状の縁5の底辺に密着させるよう保守用蓋の
縁5をコの字状に環装している。
またその側部は第10図に示すように切削油保
護カバーと保守用蓋の重合した態様を切断して示
したもので、保守用蓋の側部は切削油保護カバー
のコの字状縁の底辺に、保守用蓋の縁5をコの字
状として密着するように環装させている。
護カバーと保守用蓋の重合した態様を切断して示
したもので、保守用蓋の側部は切削油保護カバー
のコの字状縁の底辺に、保守用蓋の縁5をコの字
状として密着するように環装させている。
保守用蓋の下部は第12図に示すように、切削
油保護カバー窓の下側の傾斜面に緩嵌される様、
同じ角度の傾斜面の縁7を環装させている。
油保護カバー窓の下側の傾斜面に緩嵌される様、
同じ角度の傾斜面の縁7を環装させている。
(ホ) 作用
本考案の切削油洩れ防止の作用について説明す
ると、切削油保護カバー1と、保守用蓋2が嵌装
された、その側部、上部および下部の重合した態
様を示したもので、第10図は側部を、第11図
は上部を、第12図は下部を示したもので、いず
れも切削油保護カバー1と保守用蓋2のコの字状
の縁で重合し、懸架される蓋2の自重により密着
し、大気に対し気密に保たれている。
ると、切削油保護カバー1と、保守用蓋2が嵌装
された、その側部、上部および下部の重合した態
様を示したもので、第10図は側部を、第11図
は上部を、第12図は下部を示したもので、いず
れも切削油保護カバー1と保守用蓋2のコの字状
の縁で重合し、懸架される蓋2の自重により密着
し、大気に対し気密に保たれている。
若し仮りに蓋2の重合部分に多少のずれ等が発
生しても、隙間が拡大部より縮少部を経て大気に
通ずる結果となるため、圧力勾配が漸減するため
露化状の切削油は切削油カバーに露滴化して縁を
伝い切削油内部に適下するため切削油保護カバー
1の外側への油洩れは全く無くなつた。
生しても、隙間が拡大部より縮少部を経て大気に
通ずる結果となるため、圧力勾配が漸減するため
露化状の切削油は切削油カバーに露滴化して縁を
伝い切削油内部に適下するため切削油保護カバー
1の外側への油洩れは全く無くなつた。
(ヘ) 実施例
第1図は切削油保護カバー1に保守用蓋2,3
を着脱する状態を示す。
を着脱する状態を示す。
第2図A,B図は切削油保護カバーの正面図及
び右側面図を示し、正面図中央には正面保守用蓋
2、又右側面図中央には、仝様に右側面保守用蓋
3が取り付けられるよう上部および側部に“コ”
の字状の縁が環装せられ、下部は傾斜部となつて
いる。その正面保守用蓋を取り付けるため切削油
保護カバーの中央部の凹部の断面を第3図にA−
A断面として示してあり、又正面保守用蓋2の切
削油保護カバーに対する位置決め及び固定の為の
引掛け具20が第4図にB−B断面として図示し
てある。
び右側面図を示し、正面図中央には正面保守用蓋
2、又右側面図中央には、仝様に右側面保守用蓋
3が取り付けられるよう上部および側部に“コ”
の字状の縁が環装せられ、下部は傾斜部となつて
いる。その正面保守用蓋を取り付けるため切削油
保護カバーの中央部の凹部の断面を第3図にA−
A断面として示してあり、又正面保守用蓋2の切
削油保護カバーに対する位置決め及び固定の為の
引掛け具20が第4図にB−B断面として図示し
てある。
仝様に右側面保守用蓋を取り付けるための切削
油保護カバー1の凹部の状態は第5図にD−D断
面として図示し、第6図には位置決め及び固定の
為の引掛け具20がE−E断面として図示してあ
る。
油保護カバー1の凹部の状態は第5図にD−D断
面として図示し、第6図には位置決め及び固定の
為の引掛け具20がE−E断面として図示してあ
る。
尚第7A,B図は正面保守用蓋2、第8A,B
図は右側面保守用蓋3を図示し、いずれも切削油
保護カバー1のコの字形の縁に密着して切削油洩
れを防ぐため外周に縁が環装され、これが、切削
油保護カバーに密着し油洩れを防いでいる。又各
保守用カバー2,3中央部には、着脱を容易にす
る為の把手10又は凹みを取付けている。
図は右側面保守用蓋3を図示し、いずれも切削油
保護カバー1のコの字形の縁に密着して切削油洩
れを防ぐため外周に縁が環装され、これが、切削
油保護カバーに密着し油洩れを防いでいる。又各
保守用カバー2,3中央部には、着脱を容易にす
る為の把手10又は凹みを取付けている。
以上の説明により、各保守用蓋2,3はその縁
を切削油保護カバー1の引掛け具20にワンタツ
チで引掛けることが出来る。
を切削油保護カバー1の引掛け具20にワンタツ
チで引掛けることが出来る。
ところで、切削油洩れ(以下油洩れという。)
の防止状況について説明する。
の防止状況について説明する。
先づ第9図は切削油保護カバー1に正面保守用
蓋2を取付ける状態を示す。第10図は保守用蓋
2が切削油保護カバー1に対する上からみた左右
の水平面内での組合せ状態を示したものである。
蓋2を取付ける状態を示す。第10図は保守用蓋
2が切削油保護カバー1に対する上からみた左右
の水平面内での組合せ状態を示したものである。
(ト) 考案の効果
工作機械において切削油を大量に使用する為に
保守用蓋からの油洩れが防止出来なかつた。そこ
で保守用蓋にパツキンを挾んでボルトで締結する
方法がとられていたが、保守点検の用をなさず、
又締結歪等によるパツキン部よりの油洩れ等があ
つたが、本考案による保守用蓋でワンタツチで着
脱が可能になり、且つ油洩れが無くなり機能を大
いに向上させた。
保守用蓋からの油洩れが防止出来なかつた。そこ
で保守用蓋にパツキンを挾んでボルトで締結する
方法がとられていたが、保守点検の用をなさず、
又締結歪等によるパツキン部よりの油洩れ等があ
つたが、本考案による保守用蓋でワンタツチで着
脱が可能になり、且つ油洩れが無くなり機能を大
いに向上させた。
第1図は本考案の切削油保護カバー及保守用蓋
の取付状態を示す。第2図は切削油保護カバー、
第3図より第6図までは切削油保護カバーの保守
用蓋の取付部分の断面を示す。第3図、第4図、
第5図および第6図はそれぞれA−A断面、B−
B断面、D−D断面およびE−E断面を示す。第
7A図および第7B図は正面保守用蓋の正面図お
よびそのF−F断面図、第8A図および第8B図
は右側面保守用蓋の正面図およびそのG−G断面
図、第9図は正面保守用蓋の取付状態図、第10
図より第12図迄は正面保守用蓋の着座状態の説
明図。 図中、20:引掛け具(L形)、1:切削油保
護カバー、2:正面保守用蓋、3:右側面保守用
蓋、4:切削油保護カバー窓側コの字状縁、5:
保守用蓋のコの字状縁、6:切削油保護カバー窓
側(下部)コの字状縁、7:保守用蓋下側の傾斜
した縁、10:把手。
の取付状態を示す。第2図は切削油保護カバー、
第3図より第6図までは切削油保護カバーの保守
用蓋の取付部分の断面を示す。第3図、第4図、
第5図および第6図はそれぞれA−A断面、B−
B断面、D−D断面およびE−E断面を示す。第
7A図および第7B図は正面保守用蓋の正面図お
よびそのF−F断面図、第8A図および第8B図
は右側面保守用蓋の正面図およびそのG−G断面
図、第9図は正面保守用蓋の取付状態図、第10
図より第12図迄は正面保守用蓋の着座状態の説
明図。 図中、20:引掛け具(L形)、1:切削油保
護カバー、2:正面保守用蓋、3:右側面保守用
蓋、4:切削油保護カバー窓側コの字状縁、5:
保守用蓋のコの字状縁、6:切削油保護カバー窓
側(下部)コの字状縁、7:保守用蓋下側の傾斜
した縁、10:把手。
Claims (1)
- 工作機械の切削油保護カバーと、これに嵌着さ
れる保守用蓋に関し、前記切削油保護カバーには
前記保守用蓋が外嵌可能な窓を設け、その窓の上
部および両側部は内側にコの字状の縁を環装さ
せ、窓の下部には、工作機械側に下方に向け傾斜
面よりなる縁を環装させ、前記窓の上部のコの字
状の下辺には複数のL形の引掛け具の底辺をコの
字状の縁と特定の間隔を保たせて溶着させてな
り、前記保守用蓋は、上側および両側の外縁部を
コの字状に折返して環装させた縁と前記保守用蓋
の下部は前記切削油保護カバーの窓の下側の縁に
緩嵌されるように設けられた傾斜面を有する縁を
環装させてなり、前記切削油保護カバーの引掛け
具に保守用蓋の上部の外縁部を嵌装自在に引掛け
懸架することにより切削油保護カバーと保守用蓋
の外縁が重合することを特徴とする工作機械用の
保守用蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19997783U JPS60109848U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 工作機械の保守用蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19997783U JPS60109848U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 工作機械の保守用蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60109848U JPS60109848U (ja) | 1985-07-25 |
JPS6240747Y2 true JPS6240747Y2 (ja) | 1987-10-19 |
Family
ID=30760403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19997783U Granted JPS60109848U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 工作機械の保守用蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60109848U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090047880A1 (en) * | 2004-10-29 | 2009-02-19 | Jtekt Corporation | Grinding machine |
JP5467879B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2014-04-09 | 株式会社ディスコ | 外装カバーの装着構造 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP19997783U patent/JPS60109848U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60109848U (ja) | 1985-07-25 |
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