JP3886638B2 - シール装置 - Google Patents

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉容器胴に形成された原子炉容器胴フランジとその周囲に形成された原子炉キャビティ壁との間隙部をシールするシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子炉容器胴フランジと原子炉キャビティ壁との間隙部をシールする手段として、図5乃至図7に示すものが実公平2−49594号に開示されている。すなわち、図5中1は原子炉容器蓋2と共に原子炉容器を形成する原子炉容器胴であり、この原子炉容器胴1に形成された原子炉容器胴フランジ3の周囲には、コンクリートからなる原子炉キャビティ壁4が形成されている。
【0003】
原子炉キャビティ壁4は原子炉容器胴フランジ3との間に環状の間隙部5(図6及び図7参照)を有しており、この間隙部5の上方にはシールリング6が設けられている。また、原子炉キャビティ壁4は金属からなるサポートリング7を原子炉容器胴フランジ3の周囲に有している。このサポートリング7の上面には複数個の固定金具8が間隔を存して配設されており、これらの固定金具8はボルト9によってサポートリング7に固定されている。
【0004】
シールリング6はステンレス鋼板等で形成されており、このシールリング6は原子炉運転時には図6に示すシールリング支持金具10によって原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7とから離間した位置に支持され、燃料交換時には図7に示すシールリング押え金具11によって原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7の上面にそれぞれガスケット12を介在させて押え付けられるようになっている。
【0005】
シールリング支持金具10及びシールリング押え金具11はそれぞれ係合部としての溝部10a,11aを有しており、これらの溝部10a,11aは固定金具8に設けられた係止部としての凸部8aにそれぞれ着脱自在に係合するようになっている。
【0006】
したがって、原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5をシールリング6によってシールする場合には、クレーン等によりシールリング6をシールリング支持金具10の上方に吊り上げた後、シールリング支持金具10をサポートリング7の円周方向に動かして固定金具8からシールリング支持金具10を取り外す。
【0007】
次に、原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7に形成された環状溝にそれぞれガスケット12を嵌挿し、これらガスケット12の上にシールリング6を吊り降ろした後、シールリング押え金具11の溝部11aを固定金具8の凸部8aに係合させて固定金具8にシールリング押え金具11を取り付ける。そして、シールリング押え金具11によってシールリング6を原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7に押え付けることによって原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5がシールリング6によって水密にシールされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したシール装置では、原子炉運転時にはシールリング6がシールリング支持金具10によって原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7とから離間した位置に支持されるため、原子炉運転時に冷却空気を原子炉容器胴1の周りに流通させることができるという利点を有しているが、炉心内で発生した放射線が原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5を通過して原子炉容器胴1の上方に放出される。これを防止する対策として、例えば原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5を原子炉運転時にもシールリング6によって塞ぐなどの方法が考えられるが、このような方法によると、原子炉運転時に冷却空気を原子炉容器胴1の周りに流通させることが困難になるという問題があった。
【0009】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、原子炉容器胴フランジと原子炉キャビティ壁との間隙部を原子炉運転時にシールリング等で塞ぐことなく原子炉容器胴上方への放射線量を低減することができ、燃料交換時には原子炉容器胴フランジと原子炉キャビティ壁との間隙部をシールリングによって水密にシールすることのできるシール装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1の発明は、原子炉容器胴に形成された原子炉容器胴フランジと該フランジの周囲に形成された原子炉キャビティ壁との間隙部をシールリングによって水密にシールする装置であって、前記原子炉キャビティ壁に設けられたサポートリングと、このサポートリングに取り付けられた複数の固定金具と、これらの固定金具に着脱自在に係合し、前記シールリングを前記原子炉容器胴フランジと前記サポートリングとに押え付ける複数のシールリング押え金具と、前記固定金具に着脱自在に係合し、前記シールリングを前記原子炉容器胴フランジと前記サポートリングとから離間した位置に支持する複数のシールリング支持金具と、このシールリング支持金具に着脱可能に取り付けられ、前記原子炉容器胴フランジと間隔を保ちながら前記間隙部を覆う環状の放射線遮蔽体とを具備してなるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1において、1は原子炉容器蓋2と共に原子炉容器を形成する原子炉容器胴であり、この原子炉容器胴1に形成された原子炉容器胴フランジ3の周囲には、コンクリートからなる原子炉キャビティ壁4が形成されている。
【0012】
原子炉キャビティ壁4は原子炉容器胴フランジ3との間に環状の間隙部5を有しており、この間隙部5の上方にはシールリング6が設けられている。また、原子炉キャビティ壁4は金属からなるサポートリング7を原子炉容器胴フランジ3の周囲に有している。このサポートリング7の上面には複数個の固定金具8が間隔を存して配設されており、これらの固定金具8はボルト9によってサポートリング7に固定されている。
【0013】
シールリング6はステンレス鋼板等で形成されており、このシールリング6は原子炉運転時には図1に示すシールリング支持金具10によって原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7とから離間した位置に支持され、燃料交換時には図3に示すシールリング押え金具11によって原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7の上面にそれぞれガスケット12を介在させて押え付けられるようになっている。
【0014】
シールリング支持金具10及びシールリング押え金具11はそれぞれ係合部としての溝部10a,11aを有しており、これらの溝部10a,11aは固定金具8に設けられた係止部としての凸部8aにそれぞれ着脱自在に係合するようになっている。
【0015】
シールリング6の上方には、図1及び図2に示すように、環状の放射線遮蔽体13が間隙部5を上方から覆うように設けられている。この放射線遮蔽体13はコンクリート、シリコン、金属、ボロンカーバイト等で形成されており、サポートリング7上に配設された複数個の遮蔽体支持金具14によって下方から支持されている。また、放射線遮蔽体13は、図4に示すように、サポートリング7の周方向に沿って複数に分割されている。
【0016】
遮蔽体支持金具14は係合部としての溝部14aをそれぞれ有しており、これらの溝部14aはシールリング支持金具10に設けられた係止部としての凸部10bにそれぞれ着脱自在に係合するようになっている。
【0017】
このような構成において、原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5をシールリング6によってシールする場合には、遮蔽体支持金具14上から放射線遮蔽体13を撤去した後、遮蔽体支持金具14をサポートリング7の円周方向に動かしてシールリング支持金具10から遮蔽体支持金具14を取り外す。
【0018】
次に、クレーン等によりシールリング6を上方に吊り上げた後、シールリング支持金具10をサポートリング7の円周方向に動かして固定金具8からシールリング支持金具10を取り外す。次に、原子炉容器胴フランジ3とサポートリング7に形成された環状溝にそれぞれガスケット12を嵌挿し、これらガスケット12の上にシールリング6を吊り降ろした後、シールリング押え金具11の溝部11aを固定金具8の凸部8aに係合させて固定金具8にシールリング押え金具11を取り付ける。そして、シールリング押え金具11によってシールリング6を原子炉容器胴フランジ3及びサポートリング7に押え付けることによって原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5が水密にシールされる。
【0019】
上述した本発明の一実施形態では、シールリング支持金具10の凸部10aに遮蔽体支持金具14の溝部14aを係合させた後、遮蔽体支持金具14の上に放射線遮蔽体13を配置すると、原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5が放射線遮蔽体13によって覆われる。したがって、原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5を原子炉運転時にシールリング6等で塞ぐことなく原子炉容器胴上方への放射線量を低減することができ、また燃料交換時には原子炉容器胴フランジ3と原子炉キャビティ壁4との間隙部5をシールリング6によって水密にシールすることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、原子炉容器胴フランジと原子炉キャビティ壁との間隙部を原子炉運転時にシールリング等で塞ぐことなく原子炉容器胴上方への放射線量を低減することができ、燃料交換時には原子炉容器胴フランジと原子炉キャビティ壁との間隙部をシールリングによって水密にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図であって、シールリングをシールリング支持金具によって原子炉容器胴フランジとサポートリングとから離間した位置に支持した状態を示す図である。
【図2】図1の線A−Aに沿う矢視平面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す図であって、シールリングをシールリング押え金具によって原子炉容器胴フランジとサポートリングとに押え付けた状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す図であって、原子炉運転時におけるシール装置の平面図である。
【図5】従来のシール装置を説明するための図であって、原子炉容器胴フランジ周辺の構造を示す図である。
【図6】従来のシール装置を説明するための図であって、シールリングをシールリング支持金具によって原子炉容器胴フランジとサポートリングとから離間した位置に支持した状態を示す図である。
【図7】従来のシール装置を説明するための図であって、シールリングをシールリング押え金具によって原子炉容器胴フランジとサポートリングとに押え付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 原子炉容器胴 2 原子炉容器蓋
3 原子炉容器胴フランジ 4 原子炉キャビティ壁
5 間隙部 6 シールリング
7 サポートリング 8 固定金具
10 シールリング支持金具 11 シールリング押え金具
13 放射線遮蔽体 14 遮蔽体支持金具

Claims (1)

  1. 原子炉容器胴に形成された原子炉容器胴フランジと該フランジの周囲に形成された原子炉キャビティ壁との間隙部をシールリングによって水密にシールする装置であって、
    前記原子炉キャビティ壁に設けられたサポートリングと、
    このサポートリングに取り付けられた複数の固定金具と、
    これらの固定金具に着脱自在に係合し、前記シールリングを前記原子炉容器胴フランジと前記サポートリングとに押え付ける複数のシールリング押え金具と、
    前記固定金具に着脱自在に係合し、前記シールリングを前記原子炉容器胴フランジと前記サポートリングとから離間した位置に支持する複数のシールリング支持金具と、
    このシールリング支持金具に着脱可能に取り付けられ、前記原子炉容器胴フランジと間隔を保ちながら前記間隙部を覆う環状の放射線遮蔽体とを具備してなるシール装置。
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