JPS6118196Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6118196Y2 JPS6118196Y2 JP1978048344U JP4834478U JPS6118196Y2 JP S6118196 Y2 JPS6118196 Y2 JP S6118196Y2 JP 1978048344 U JP1978048344 U JP 1978048344U JP 4834478 U JP4834478 U JP 4834478U JP S6118196 Y2 JPS6118196 Y2 JP S6118196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder liner
- cylinder
- cylinder block
- liner
- seals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシリンダライナ２のシール装置に関す
るものである。
るものである。
従来シリンダライナはその上部においてシリン
ダブロツクに支持され、また下部において帯状シ
ールで支持されていた。このようにシリンダライ
ナは上下、二点Ａ，Ｂで支持された形となり、振
動で第１図に示すようなライナピツチングが発生
していた。
ダブロツクに支持され、また下部において帯状シ
ールで支持されていた。このようにシリンダライ
ナは上下、二点Ａ，Ｂで支持された形となり、振
動で第１図に示すようなライナピツチングが発生
していた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その日的とするところはシリンダライナを
上、下部において、シリンダブロツクに対して三
点で支持することによりシリンダライナの振動を
抑制すると共にシリンダライナの下部の支持を二
つの帯状シールにより行ないシール性の向上を図
ることにある。
て、その日的とするところはシリンダライナを
上、下部において、シリンダブロツクに対して三
点で支持することによりシリンダライナの振動を
抑制すると共にシリンダライナの下部の支持を二
つの帯状シールにより行ないシール性の向上を図
ることにある。
以下、本考案を第２図および第３図を参照して
説明する。
説明する。
図面中１はシリンダブロツクであり、２はシリ
ンダライナである。
ンダライナである。
このシリンダライナ２はシリンダブロツク１の
装着部に装着されていて、シリンダライナ２はそ
の上部においてシリンダブロツク１に支持されて
いる。この支持点をＡとする。
装着部に装着されていて、シリンダライナ２はそ
の上部においてシリンダブロツク１に支持されて
いる。この支持点をＡとする。
また、シリンダライナ２の下部外周面には上、
下に二つの環状のシール溝３，４が形成してこれ
らシール溝３，４に帯状シール５，６が嵌着して
あり、帯状シール５，６はシリンダブロツク１に
圧接して支持点Ｂ，Ｃを形成している。
下に二つの環状のシール溝３，４が形成してこれ
らシール溝３，４に帯状シール５，６が嵌着して
あり、帯状シール５，６はシリンダブロツク１に
圧接して支持点Ｂ，Ｃを形成している。
また図面中７はＯリングである。
二つの帯状シール５，６があることで組込時の
ことを考慮し、シリンダライナ２、シリンダブロ
ツク１にテーパ８，９がつけてあり、また帯状シ
ール５，６にくさび効果をもたせるためシール溝
３，４の底面はテーパ８，９とは逆方向に傾けて
ある。
ことを考慮し、シリンダライナ２、シリンダブロ
ツク１にテーパ８，９がつけてあり、また帯状シ
ール５，６にくさび効果をもたせるためシール溝
３，４の底面はテーパ８，９とは逆方向に傾けて
ある。
本考案は以上詳述したように、シリンダブロツ
ク１の装着部にシリンダライナ２を装着し、この
シリンダライナ２の上部を支持点Ａになし、シリ
ンダライナ２の下部外周面に上下に環状のシール
溝３，４を形成し、シール溝３，４に帯状シール
５，６を嵌着し、上下の帯状シール５，６をシリ
ンダブロツク１に圧接して支持点Ｂ，Ｃを形成
し、シリンダライナ２の下部外周面を下方に行く
に従つて小径となるテーパ８を形成すると共にシ
リンダブロツク１の前記テーパ８に対向する部分
をこのテーパ８と同じ傾きのテーパ９に形成し、
前記シール溝３，４の底面を前記テーパ８，９と
逆方向に傾けたことを特徴とするシリンダライナ
のシール装置である。
ク１の装着部にシリンダライナ２を装着し、この
シリンダライナ２の上部を支持点Ａになし、シリ
ンダライナ２の下部外周面に上下に環状のシール
溝３，４を形成し、シール溝３，４に帯状シール
５，６を嵌着し、上下の帯状シール５，６をシリ
ンダブロツク１に圧接して支持点Ｂ，Ｃを形成
し、シリンダライナ２の下部外周面を下方に行く
に従つて小径となるテーパ８を形成すると共にシ
リンダブロツク１の前記テーパ８に対向する部分
をこのテーパ８と同じ傾きのテーパ９に形成し、
前記シール溝３，４の底面を前記テーパ８，９と
逆方向に傾けたことを特徴とするシリンダライナ
のシール装置である。
したがつて、シリンダライナ２はシリンダブロ
ツク１に対して３つの支持点Ａ，Ｂ，Ｃで支持さ
れるのでシリンダライナ２の振動が抑制される。
特に、支持点Ｂ，Ｃに帯状シール５，６を使用し
ているので３点支持が効果的に行える。すなわち
帯状シール５，６は一般に細長く短形であり、ま
たテーパ８，９とシール溝３，４の底面の傾きに
より帯状シール５，６にくさび効果をもたせてあ
るために帯状シール５，６のほぼ全シール面をシ
リンダブロツク１に強く圧接できるしまた上下の
帯状シール５，６への荷重の分散が行えて他の支
持部分の振動を吸収できる。また、帯状シール
５，６が上下にあるので二段がまえで冷却水の混
入を防ぐことができてシール性が向上でき、耐久
性の向上も期待できる。
ツク１に対して３つの支持点Ａ，Ｂ，Ｃで支持さ
れるのでシリンダライナ２の振動が抑制される。
特に、支持点Ｂ，Ｃに帯状シール５，６を使用し
ているので３点支持が効果的に行える。すなわち
帯状シール５，６は一般に細長く短形であり、ま
たテーパ８，９とシール溝３，４の底面の傾きに
より帯状シール５，６にくさび効果をもたせてあ
るために帯状シール５，６のほぼ全シール面をシ
リンダブロツク１に強く圧接できるしまた上下の
帯状シール５，６への荷重の分散が行えて他の支
持部分の振動を吸収できる。また、帯状シール
５，６が上下にあるので二段がまえで冷却水の混
入を防ぐことができてシール性が向上でき、耐久
性の向上も期待できる。
第１図は従来のシリンダライナのシリンダブロ
ツクに対する支持点の説明図、第２図は本考案一
実施例の一部省略した縦断面図、第３図は本考案
によるシール装置を用いることによるシリンダラ
イナのシリンダブロツクに対する支持点の説明図
である。 １はシリンダブロツク、２はシリンダライナ、
５，６は帯状シール。
ツクに対する支持点の説明図、第２図は本考案一
実施例の一部省略した縦断面図、第３図は本考案
によるシール装置を用いることによるシリンダラ
イナのシリンダブロツクに対する支持点の説明図
である。 １はシリンダブロツク、２はシリンダライナ、
５，６は帯状シール。
Claims (1)
- シリンダブロツク１の装着部にシリンダライナ
２を装着し、このシリンダライナ２の上部を支持
点Ａになし、シリンダライナ２の下部球外周面に
上下に環状のシール溝３，４を形成し、シール溝
３，４に帯状シール５，６を嵌着し、上下の帯状
シール５，６をシリンダブロツク１に圧接して支
持点Ｂ，Ｃを形成し、シリンダライナ２の下部外
周面を下方に行くに従つて小径となるテーパ８を
形成すると共にシリンダブロツク１の前記テーパ
８に対向する部分をこのテーパ８と同じ傾きのテ
ーパ９に形成し、前記シール溝３，４の底面を前
記テーパ８，９と逆方向に傾けたことを特徴とす
るシリンダライナのシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978048344U JPS6118196Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978048344U JPS6118196Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54150707U JPS54150707U (ja) | 1979-10-19 |
| JPS6118196Y2 true JPS6118196Y2 (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=28931885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978048344U Expired JPS6118196Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118196Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7368953B2 (ja) * | 2019-04-23 | 2023-10-25 | 三菱重工エンジン＆ターボチャージャ株式会社 | シリンダライナの密封構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS539764U (ja) * | 1976-07-09 | 1978-01-27 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421605Y2 (ja) * | 1974-05-28 | 1979-07-31 | ||
| JPS551702Y2 (ja) * | 1975-10-24 | 1980-01-18 | ||
| JPS533309U (ja) * | 1976-06-28 | 1978-01-13 |
-
1978
- 1978-04-14 JP JP1978048344U patent/JPS6118196Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS539764U (ja) * | 1976-07-09 | 1978-01-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54150707U (ja) | 1979-10-19 |
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