JPS6135786Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135786Y2 JPS6135786Y2 JP18352081U JP18352081U JPS6135786Y2 JP S6135786 Y2 JPS6135786 Y2 JP S6135786Y2 JP 18352081 U JP18352081 U JP 18352081U JP 18352081 U JP18352081 U JP 18352081U JP S6135786 Y2 JPS6135786 Y2 JP S6135786Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil supply
- support member
- supply pipe
- shaft hole
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両用その他の油圧作動式変速機に
用いられる油圧クラツチへの作動油供給装置に関
する。
用いられる油圧クラツチへの作動油供給装置に関
する。
従来この種装置として、例えば第1図に示す如
く、ケースaに支持される回転軸bに、該回転軸
b上の油圧クラツチcの油圧作動室dに連る軸孔
eを形成し、該軸孔e内に該回転軸bの一端の開
口fから給油パイプgを挿入して、該給油パイプ
gをその尾端部外周の支持部材hを介して該回転
軸bの一端に対向する該ケースa内面の凹部iに
嵌合支承させ、該凹部iに連る該ケースaに固定
の流路jから該給油パイプgと該軸孔eとを介し
て該油圧作動室dに作動油を供給するようにした
ものは知られるが(特開昭54−103958号)、この
場合支持部材hは鋳造品として、その内外両周面
にシールリングkの収納溝を形成し、シールリン
グkにより凹部i内の圧油のシールを行うを一般
としたもので、支持部材hの加工や組付けに手数
がかかる不都合を伴う。
く、ケースaに支持される回転軸bに、該回転軸
b上の油圧クラツチcの油圧作動室dに連る軸孔
eを形成し、該軸孔e内に該回転軸bの一端の開
口fから給油パイプgを挿入して、該給油パイプ
gをその尾端部外周の支持部材hを介して該回転
軸bの一端に対向する該ケースa内面の凹部iに
嵌合支承させ、該凹部iに連る該ケースaに固定
の流路jから該給油パイプgと該軸孔eとを介し
て該油圧作動室dに作動油を供給するようにした
ものは知られるが(特開昭54−103958号)、この
場合支持部材hは鋳造品として、その内外両周面
にシールリングkの収納溝を形成し、シールリン
グkにより凹部i内の圧油のシールを行うを一般
としたもので、支持部材hの加工や組付けに手数
がかかる不都合を伴う。
本考案は、かかる不都合を解消した装置を提供
することをその目的とするもので、ケース1に支
持される回転軸2に、該回転軸2上の油圧クラツ
チ3の油圧作動室3aに連る軸孔4を形成し、該
軸孔4内に該回転軸2の一端の開口5から給油パ
イプ6を挿入して、該給油パイプ6をその尾端部
外周の支持部材7を介して該回転軸2の一端に対
向する該ケース1内面の凹部8に嵌合支承させ、
該凹部8に連る該ケース1に固定の流路9から該
給油パイプ6と該軸孔4とを介して該油圧作動室
3aに作動油を供給するようにしたものにおい
て、該支持部材7を薄板製の環状板で構成し、該
環状板の内外周縁間に全周に亘る環状のリブ7a
を凹設すると共に、該環状板の内周縁と外周縁と
の何れか少なくとも一方に該リブ7aに凹入方向
に折返した斜状の突縁7bを延出して成る。
することをその目的とするもので、ケース1に支
持される回転軸2に、該回転軸2上の油圧クラツ
チ3の油圧作動室3aに連る軸孔4を形成し、該
軸孔4内に該回転軸2の一端の開口5から給油パ
イプ6を挿入して、該給油パイプ6をその尾端部
外周の支持部材7を介して該回転軸2の一端に対
向する該ケース1内面の凹部8に嵌合支承させ、
該凹部8に連る該ケース1に固定の流路9から該
給油パイプ6と該軸孔4とを介して該油圧作動室
3aに作動油を供給するようにしたものにおい
て、該支持部材7を薄板製の環状板で構成し、該
環状板の内外周縁間に全周に亘る環状のリブ7a
を凹設すると共に、該環状板の内周縁と外周縁と
の何れか少なくとも一方に該リブ7aに凹入方向
に折返した斜状の突縁7bを延出して成る。
第2図の示すものでは支持部材7の外周縁に前
記した突縁7bを延出し、該支持部材7を該突縁
7bにおいて凹部8内に圧入嵌合させるようにし
た。
記した突縁7bを延出し、該支持部材7を該突縁
7bにおいて凹部8内に圧入嵌合させるようにし
た。
これによれば、該突縁7bはそれ自体の弾力で
凹部8内壁に密着され、該凹部8内の圧油のシー
ル効果が得られる。
凹部8内壁に密着され、該凹部8内の圧油のシー
ル効果が得られる。
尚、第2図示のもので支持部材7の内周のシー
ル効果は、リブ7aと給油パイプ6との間に介挿
するシールリング10で得るものとしたが、第3
図示の如く支持部材7の内周縁にも突縁7bを延
出するようにすれば、シールリング10を省略し
て該突縁7bによるシール効果を得られ、部品点
数の一層の削減が図られる。
ル効果は、リブ7aと給油パイプ6との間に介挿
するシールリング10で得るものとしたが、第3
図示の如く支持部材7の内周縁にも突縁7bを延
出するようにすれば、シールリング10を省略し
て該突縁7bによるシール効果を得られ、部品点
数の一層の削減が図られる。
尚、給油パイプ6は、加工上生ずる回転軸2と
の間の多少の偏心によつても支障を生じないよう
傾動自在に支持することが望まれるが、本考案の
支持部材7はリブ7aと突縁7bとによる断面波
形の構造を有するため、径方向と軸方向の弾性が
発揮されて給油パイプ6の傾動が許容される。
の間の多少の偏心によつても支障を生じないよう
傾動自在に支持することが望まれるが、本考案の
支持部材7はリブ7aと突縁7bとによる断面波
形の構造を有するため、径方向と軸方向の弾性が
発揮されて給油パイプ6の傾動が許容される。
図面で11は支持部材7を凹部8に抜止めする
抜止めリング、12は支持部材7を給油パイプ6
に対し軸方向に不動に挾圧固定する保持リングを
示す。
抜止めリング、12は支持部材7を給油パイプ6
に対し軸方向に不動に挾圧固定する保持リングを
示す。
この様に本考案によるときは、薄板製の環状板
から成る支持部材7に環状のリブ7aを凹設する
と共に、該支持部材7の内外何れか少なくとも一
方の周縁に該リブ7aの凹入方向に折返した斜状
の突縁7bを延出するもので、該突縁7bはそれ
自体の弾力によるシール効果を発揮して、該突縁
7bの延出部におけるシールリングは不要とな
り、その分組付時の手数が省かれ、又該支持部材
7は断面波形の構造となつて径方向と軸方向の弾
性を発揮し、給油パイプ6の傾動が許容され、給
油パイプ6を傾動自在とするための別個の弾性体
を必要とせず、而も該支持部材7は薄板のプレス
成形により簡単に加工出来て、経済的にも有利で
ある効果を有する。
から成る支持部材7に環状のリブ7aを凹設する
と共に、該支持部材7の内外何れか少なくとも一
方の周縁に該リブ7aの凹入方向に折返した斜状
の突縁7bを延出するもので、該突縁7bはそれ
自体の弾力によるシール効果を発揮して、該突縁
7bの延出部におけるシールリングは不要とな
り、その分組付時の手数が省かれ、又該支持部材
7は断面波形の構造となつて径方向と軸方向の弾
性を発揮し、給油パイプ6の傾動が許容され、給
油パイプ6を傾動自在とするための別個の弾性体
を必要とせず、而も該支持部材7は薄板のプレス
成形により簡単に加工出来て、経済的にも有利で
ある効果を有する。
第1図は従来例の截断側面図、第2図は本考案
装置の1例の截断側面図、第3図はその変形例の
截断側面図である。 1……ケース、2……回転軸、3……油圧クラ
ツチ、3a……油圧作動室、4……軸孔、5……
開口、6……給油パイプ、7……支持部材、7a
……リブ、7b……突縁、8……凹部、9……流
路。
装置の1例の截断側面図、第3図はその変形例の
截断側面図である。 1……ケース、2……回転軸、3……油圧クラ
ツチ、3a……油圧作動室、4……軸孔、5……
開口、6……給油パイプ、7……支持部材、7a
……リブ、7b……突縁、8……凹部、9……流
路。
Claims (1)
- ケース1に支持される回転軸2に、該回転軸2
上の油圧クラツチ3の油圧作動室3aに連る軸孔
4を形成し、該軸孔4内に該回転軸2の一端の開
口5から給油パイプ6を挿入して、該給油パイプ
6をその尾端部外周の支持部材7を介して該回転
軸2の一端に対向する該ケース1内面の凹部8に
嵌合支承させ、該凹部8に連る該ケース1に固定
の流路9から該給油パイプ6と該軸孔4とを介し
て該油圧作動室3aに作動油を供給するようにし
たものにおいて、該支持部材7を薄板製の環状板
で構成し、該環状板の内外両周縁間に全周に亘る
環状のリブ7aを凹設すると共に、該環状板の内
周縁と外周縁との何れか少なくとも一方に該リブ
7aの凹入方向に折返した斜状の突縁7bを延出
して成る油圧クラツチへの作動油供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18352081U JPS5888023U (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 油圧クラツチへの作動油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18352081U JPS5888023U (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 油圧クラツチへの作動油供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888023U JPS5888023U (ja) | 1983-06-15 |
JPS6135786Y2 true JPS6135786Y2 (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=29982853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18352081U Granted JPS5888023U (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 油圧クラツチへの作動油供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5888023U (ja) |
-
1981
- 1981-12-11 JP JP18352081U patent/JPS5888023U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5888023U (ja) | 1983-06-15 |
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