JPH0113548Y2 - - Google Patents

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JPH0113548Y2
JPH0113548Y2 JP19127584U JP19127584U JPH0113548Y2 JP H0113548 Y2 JPH0113548 Y2 JP H0113548Y2 JP 19127584 U JP19127584 U JP 19127584U JP 19127584 U JP19127584 U JP 19127584U JP H0113548 Y2 JPH0113548 Y2 JP H0113548Y2
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opening
closing door
groove
pressure vessel
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧力容器の開閉扉の密封装置に係り、
特にオートクレーブの開閉扉に用いられるパツキ
ンの脱落防止を図つた密封装置に関する。
〔従来の技術〕
オートクレーブの開閉扉に用いられるパツキン
は消耗が激しいため2ケ月程度の短期間で取替え
る必要がある。そのためパツキンは交換を容易に
するため接着や他の手段で固着せず単に嵌込んで
置くだけにしてある。
この種従来の竪型のオートクレーブの密封装置
を第2図及び第3図に基づいて説明すると、竪型
のオートクレーブ1は第2図に示す如く、有底円
筒状の圧力容器本体2と開閉扉3とからなり、開
閉扉3の開閉は扉開閉シリンダ4により行なうよ
うにしている。
圧力容器本体2の開閉扉3との当接面には環状
の溝2aが形成され、該溝2aにはリング状のパ
ツキン5が挿嵌されている。該溝2a背部には流
体通路6が接続され、該流体通路6は中途で2つ
に分岐して一方は外部シール用バルブ7を介して
加圧ポンプ(図示せず)に接続され、他方は自圧
シールバルブ8を介して圧力容器本体2に連接さ
れている。開閉扉3のロツクは開閉扉3の外縁3
aに沿つて取付けられている一部に間隙を設けた
ロツクリング9を容器本体2のフランジ2bの溝
2cに油圧装置(図示せず)等で押し拡げて嵌合
させて行なうようにしている。
そして、開閉扉3を閉鎖したときの密封状態の
保持は、未だ容器の内圧が小さいときに外部シー
ル用バルブ7を開き外部の圧力を導入してパツキ
ン5を開閉扉3の外縁3aに押圧し、容器内圧が
一定の圧力、例えば0.7〜0.8Kg/cm2になつたとき
自圧シール用バルブ8を開放するとともに、外部
シール用バルブ7を閉鎖して、容器内圧にてパツ
キン5を開閉扉3の外縁3aに押圧させて行なう
ようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような本体2側にパツキン溝
2aを形成した竪型のオートクレーブ1の場合、
開閉扉3を開放して内容物の出し入れをクレーン
で行なう際、パツキン5面に種々のものが当たり
傷める機会が多い。
そのため開閉扉3側にパツキン5を取付けたい
要望が強い。しかしながら、開閉扉3側にパツキ
ン25を取付けた場合には開放時に脱落する危険
が大きい。
本考案はかかる実情に鑑み、開閉扉側にパツキ
ンを取付けた場合にも、開放時に該パツキンが脱
落することのない開閉扉の密封装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するため、圧力容器
本体の開閉扉との当接面又は開閉扉の圧力容器本
体との当接面のいずれか一方にリング状のパツキ
ンを挿嵌する溝を形成するとともに、開閉扉の閉
鎖時に溝背部に接続した流体通路を介して該溝へ
圧力流体を導入し、パツキンを相手側へ密着する
ようにした圧力容器の開閉扉の密封装置におい
て、前記溝背部の流体通路と連通して真空ポンプ
を設けるとともに、開閉扉の開放時該溝背部へ加
圧流体の導入を閉鎖して真空ポンプ側と連通せし
める切換バルブを設けたことを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
したがつて、開閉扉の開放時切換バルブを開い
て真空ポンプに連通させることにより、パツキン
を開閉扉側に吸引させてその脱落を防止できる。
〔実施例〕
以下本考案を竪型オートクレーブに応用した一
実施例を第1図に基づいて説明する。
開閉扉13外縁13aの圧力容器本体12との
当接面には環状のパツキン用溝13bが形成さ
れ、該溝13bにはリング状のパツキン15が挿
嵌されている。該溝13bの背部には開閉扉13
の上部に配設した環状管22に連通する適数本の
通路23を接続し、環状管22に流体通路16が
接続され、該流体通路16は中途で3つに分岐さ
れ、一つは外部シール用バルブ17を介して加圧
ポンプ(図示せず)に接続され、他の一つは自圧
シール用バルブ18を介して圧力容器本体12に
連接され、さらに他の一つは切換バルブ20を介
して真空ポンプ21に接続されている。
そして、開閉扉13のロツクは第2図及び第3
図に示した従来例と同様に、開閉扉13の外縁1
3aに沿つて取付けられたロツクリング19を圧
力容器本体12のフランジ12bのロツク用溝1
2cに嵌合させることによつて行なつている。
また、開閉扉13を閉鎖したときの密封状態の
保持は、未だ容器の内圧が小さいときに外部シー
ル用バルブ17を開き、加圧ポンプ(図示せず)
等によつて圧力流体を導入してパツキン15を圧
力容器本体12の開閉扉13との当接面に押圧
し、容器内圧が一定の圧力になつたとき自圧シー
ル用バルブ18を開放するとともに、外部シール
用バルブ17を閉鎖して、容器内圧にてパツキン
15を圧力容器本体12の開閉扉13との当接面
に押圧するようにして行なつている。
そして、開閉扉13を開放するときには、自圧
シール用バルブ18を閉鎖するとともに、切換バ
ルブ20を開放して流体通路16、環状管22、
通路23内を真空状態にして、ロツクリング19
の嵌合をはずすようにして行う。したがつて、開
閉扉13を開放してもパツキン15は開閉扉13
の外縁13aに形成した環状のパツキン用溝13
bに吸引されて脱落することはない。
尚、本実施例は竪型のオートクレーブに適用し
た場合について説明したが、横型のオートクレー
ブにも応用できることは勿論であり、この場合に
は圧力容器側にパツキンを吸引する場合にも応用
できるものである。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、圧力容器本体の開閉扉
との当接面又は開閉扉の圧力容器本体との当接面
のいずれか一方にリング状のパツキンを挿嵌する
溝を形成するとともに、開閉扉の閉鎖時に溝背部
に接続した流体通路を介して該溝へ圧力流体を導
入し、パツキンを相手側へ密着するようにした圧
力容器の開閉扉の密封装置において、前記溝背部
の流体通路と連通して真空ポンプを設けるととも
に、開閉扉の開放時該溝背部へ圧力流体の導入を
閉鎖して真空ポンプ側と連通せしめる切換バルブ
を設けたから、従来の加圧ラインを利用しつつ真
空ポンプでパツキンを吸引することができ、開閉
扉の開放時にパツキンが脱落することはない。し
たがつて、本考案によれば、特に竪型の圧力容器
の開閉扉側にパツキンを挿嵌することが可能とな
り、その結果圧力容器本体側にパツキンを取付け
ていたときのように、製品の出し入れに際しパツ
キンを傷つけたりすることがなく、パツキンの寿
命の延長が図れるとともに、維持管理を容易とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す開閉扉の密封
装置の説明図、第2図は従来の竪型のオートクレ
ーブの正面図、第3図は同オートクレーブの開閉
扉の密封装置の説明図である。 12……圧力容器本体、12b……フランジ、
12c……ロツク用溝、13……開閉扉、13a
……外縁、13b……パツキン用溝、15……パ
ツキン、16……流体通路、17……外部シール
用バルブ、18……自圧シール用バルブ、19…
…ロツクリング、20……切換バルブ、21……
真空ポンプ、22……環状管、23……通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力容器本体の開閉扉との当接面又は開閉扉の
    圧力容器本体との当接面のいずれか一方にリング
    状のパツキンを挿嵌する溝を形成するとともに、
    開閉扉の閉鎖時に溝背部に接続した流体通路を介
    して該溝へ圧力流体を導入し、パツキンを相手側
    へ密着するようにした圧力容器の開閉扉の密封装
    置において、前記溝背部の流体通路と連通して真
    空ポンプを設けるとともに、開閉扉の開放時該溝
    背部へ圧力流体の導入を閉鎖して真空ポンプ側と
    連通せしめる切換バルブを設けたことを特徴とす
    る圧力容器の開閉扉の密封装置。
JP19127584U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0113548Y2 (ja)

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JP19127584U JPH0113548Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JPS61106332U JPS61106332U (ja) 1986-07-05
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