JPH038215Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038215Y2 JPH038215Y2 JP1985015417U JP1541785U JPH038215Y2 JP H038215 Y2 JPH038215 Y2 JP H038215Y2 JP 1985015417 U JP1985015417 U JP 1985015417U JP 1541785 U JP1541785 U JP 1541785U JP H038215 Y2 JPH038215 Y2 JP H038215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circumferential surface
- skirt
- opening
- packing
- bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は密栓式エアーポツトの中栓シール構
造に関し、特に中栓と肩体開口部間に介在される
パツキンに関するものである。
造に関し、特に中栓と肩体開口部間に介在される
パツキンに関するものである。
一般に、エアーポツトにおいては、中びん内部
がエアーポンプを経て大気に通じているため、エ
アーポツトを携行するなどして湯に振動を与えた
場合にも内部圧力が上昇する心配がない。そのた
め、従来のエアーポツトにおける中栓と肩体開口
部間に介在されるパツキンは、中栓ツバ部と肩体
開口部間で上下方向に押圧力を加え、これによつ
てシールを図る構造がとられていた。
がエアーポンプを経て大気に通じているため、エ
アーポツトを携行するなどして湯に振動を与えた
場合にも内部圧力が上昇する心配がない。そのた
め、従来のエアーポツトにおける中栓と肩体開口
部間に介在されるパツキンは、中栓ツバ部と肩体
開口部間で上下方向に押圧力を加え、これによつ
てシールを図る構造がとられていた。
一方、エアーポツトの転倒時やエアーポツトを
横向きに携帯する場合に、エアーポンプ内への水
の流入や給水パイプからの水の漏出を避けるため
に、中栓を密栓形式にすることが行なわれるが、
このような形式にすると携行するなどして湯が振
動し蒸発が盛んになつて内部圧力が上昇した場合
に、中栓が浮上がり、シールが不完全になる問題
がある。
横向きに携帯する場合に、エアーポンプ内への水
の流入や給水パイプからの水の漏出を避けるため
に、中栓を密栓形式にすることが行なわれるが、
このような形式にすると携行するなどして湯が振
動し蒸発が盛んになつて内部圧力が上昇した場合
に、中栓が浮上がり、シールが不完全になる問題
がある。
そこで、この考案は密栓形式のエアーポツトに
おける上記の問題を解決し、内部圧力の上昇があ
つてもシールが完全に機能するようにすることを
目的とする。
おける上記の問題を解決し、内部圧力の上昇があ
つてもシールが完全に機能するようにすることを
目的とする。
上記の問題点を解決するためにこの考案は、肩
体開口部に筒部を形成し、中栓に装着されるパツ
キンにその基部から外方下向きに突き出したスカ
ート部を形成し、そのスカート部外周面を上記筒
部内周面に圧接せしめ、スカート部内周面と基部
との間にすき間を形成した構成としたものであ
る。
体開口部に筒部を形成し、中栓に装着されるパツ
キンにその基部から外方下向きに突き出したスカ
ート部を形成し、そのスカート部外周面を上記筒
部内周面に圧接せしめ、スカート部内周面と基部
との間にすき間を形成した構成としたものであ
る。
上記のごときパツキンを装着した中栓を肩体開
口部から中びん口部に挿入すると、パツキンのス
カート部が肩体開口部の筒部内周面に圧接し、縮
径方向に押込まれ、その反撥力によつてシール作
用を行なう。また内部圧力が上昇すると、スカー
ト部の内面にこれを筒部内周面に押圧する力が作
用する。
口部から中びん口部に挿入すると、パツキンのス
カート部が肩体開口部の筒部内周面に圧接し、縮
径方向に押込まれ、その反撥力によつてシール作
用を行なう。また内部圧力が上昇すると、スカー
ト部の内面にこれを筒部内周面に押圧する力が作
用する。
図は密栓式エアーポツトの一例であり、ステン
レス製二重壁中びん１の上部に肩体２をねじ結合
によつて連結し、肩体２の内部に形成した隔壁３
の中央部に下方へ突き出した段付き筒部４を形成
し、その筒部４を中びん１の口部５内周に挿入す
る。筒部４は中程の段部上方が大径に形成され、
下方が小径に形成されている。その小径部内面に
係合した断面Ｌ形の取付リング６により、小径部
外方にパツキン７を取付け、これを口部５の内面
に圧接することにより、肩体２と中びん１間のシ
ールを図る。
レス製二重壁中びん１の上部に肩体２をねじ結合
によつて連結し、肩体２の内部に形成した隔壁３
の中央部に下方へ突き出した段付き筒部４を形成
し、その筒部４を中びん１の口部５内周に挿入す
る。筒部４は中程の段部上方が大径に形成され、
下方が小径に形成されている。その小径部内面に
係合した断面Ｌ形の取付リング６により、小径部
外方にパツキン７を取付け、これを口部５の内面
に圧接することにより、肩体２と中びん１間のシ
ールを図る。
中栓８は外周面に、筒部４の大径部とほぼ同径
のツバ部９を有し、そのツバ部９の下部に形成し
た凹所１０に断面コの字形のパツキン１１を嵌着
している。このパツキン１１は、凹所１０に嵌着
される部分およびツバ部９の下面に沿う逆Ｌ形の
基部１２と、その基部１２から外方下向きに突き
出したスカート部１３を有するものであり、スカ
ート部１３の内周面と基部１２との間にすき間ａ
が存在する。このスカート部１３の外周面は、筒
部４の大径部内周面に圧接され、中栓８と肩体２
間のシールを図る。
のツバ部９を有し、そのツバ部９の下部に形成し
た凹所１０に断面コの字形のパツキン１１を嵌着
している。このパツキン１１は、凹所１０に嵌着
される部分およびツバ部９の下面に沿う逆Ｌ形の
基部１２と、その基部１２から外方下向きに突き
出したスカート部１３を有するものであり、スカ
ート部１３の内周面と基部１２との間にすき間ａ
が存在する。このスカート部１３の外周面は、筒
部４の大径部内周面に圧接され、中栓８と肩体２
間のシールを図る。
上記スカート部１３は、第２図に示すように、
通常状態においては若干外方へ張出すように形成
され、筒部４の内周面に圧接されると、同図の一
点鎖線で示すようにすき間ａが小さくなる方向に
縮径され、その反撥力によつてシール効果を発揮
する。
通常状態においては若干外方へ張出すように形成
され、筒部４の内周面に圧接されると、同図の一
点鎖線で示すようにすき間ａが小さくなる方向に
縮径され、その反撥力によつてシール効果を発揮
する。
その他、図中１４は揚水パイプ、１５は伸縮自
在の給水パイプ、１６はエアーポンプであつて、
使用状態から給水パイプ１５をその軸心のまわり
に90度回転すると、給水パイプ１５へ通じる給水
通路１７、およびエアーポンプ１６へ通じるエア
ー通路１８が閉塞される。
在の給水パイプ、１６はエアーポンプであつて、
使用状態から給水パイプ１５をその軸心のまわり
に90度回転すると、給水パイプ１５へ通じる給水
通路１７、およびエアーポンプ１６へ通じるエア
ー通路１８が閉塞される。
このような閉塞状態において、中びん１の内部
圧力が上昇すると、その圧力は中栓８底面および
前記のパツキン１１に作用するがバツキン１１に
作用する圧力はすき間ａ側からスカート部１３を
筒部４の周面に押圧するように作用するので、中
栓８が若干浮上したとしても、パツキン１１のシ
ール効果はそのまま保持される。
圧力が上昇すると、その圧力は中栓８底面および
前記のパツキン１１に作用するがバツキン１１に
作用する圧力はすき間ａ側からスカート部１３を
筒部４の周面に押圧するように作用するので、中
栓８が若干浮上したとしても、パツキン１１のシ
ール効果はそのまま保持される。
なお、給水パイプ１５を元に戻すと、給水通路
１７およびエアー通路１８が形成され、通常どお
りエアーポンプ１６の加圧によつて湯が吐出され
る。
１７およびエアー通路１８が形成され、通常どお
りエアーポンプ１６の加圧によつて湯が吐出され
る。
以上のように、この考案は肩体開口部に筒部を
形成し、中栓に装着されるパツキンにスカート部
を形成したことにより、中びんの内部圧力の上昇
によつて中栓が若干浮上がることがあつても、ス
カート部外周面の圧接面積が十分確保された状態
で筒部内周面に押圧されるため、筒部から外れる
ことがなく、確実なシールを図ることができる効
果がある。
形成し、中栓に装着されるパツキンにスカート部
を形成したことにより、中びんの内部圧力の上昇
によつて中栓が若干浮上がることがあつても、ス
カート部外周面の圧接面積が十分確保された状態
で筒部内周面に押圧されるため、筒部から外れる
ことがなく、確実なシールを図ることができる効
果がある。
第１図は実施例の一部省略断面図、第２図はパ
ツキンの一部拡大断面図である。 １……中びん、２……肩体、３……隔壁、４…
…筒部、５……口部、８……中栓、９……ツバ
部、１０……凹部、１１……パツキン、１２……
基部、１３……スカート部。
ツキンの一部拡大断面図である。 １……中びん、２……肩体、３……隔壁、４…
…筒部、５……口部、８……中栓、９……ツバ
部、１０……凹部、１１……パツキン、１２……
基部、１３……スカート部。
Claims (1)
- エアーポツトの肩体に中びん口部に対向した開
口部を設け、中栓外周に装着したパツキンを上記
開口部に圧接し、かつ閉栓状態において中びん内
部を密封するようにした密栓式エアーポツトの中
栓シール構造において、上記開口部に筒部を形成
し、上記パツキンにその基部から外方下向きに突
き出したスカート部を形成し、そのスカート部外
周面を上記筒部内周面のほぼ全面に圧接せしめ、
かつスカート部内周面と基部との間にすき間を形
成したことを特徴とする密栓式エアーポツトの中
栓シール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985015417U JPH038215Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985015417U JPH038215Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61130130U JPS61130130U (ja) | 1986-08-14 |
| JPH038215Y2 true JPH038215Y2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=30501243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985015417U Expired JPH038215Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH038215Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5929500B2 (ja) * | 2012-05-21 | 2016-06-08 | タイガー魔法瓶株式会社 | 飲料用容器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5745566A (en) * | 1980-09-03 | 1982-03-15 | Toshiba Corp | Exposure device in electrophotographic device |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5839650Y2 (ja) * | 1979-02-07 | 1983-09-06 | タイガー魔法瓶株式会社 | ポンプ注液式液体容器 |
| JPS5755787Y2 (ja) * | 1979-02-17 | 1982-12-02 |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1985015417U patent/JPH038215Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5745566A (en) * | 1980-09-03 | 1982-03-15 | Toshiba Corp | Exposure device in electrophotographic device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61130130U (ja) | 1986-08-14 |
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