JP5629453B2 - 溶鋼の二次精錬装置 - Google Patents
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Description
このような二次精錬装置においては、特許文献1に記載されているように、生産性の向上と精錬効率の向上を図るため、複数の真空槽を交互に用いるものも既に公知となっており、1つの真空槽に対してメンテナンスを行う場合は他の真空槽を用いて精錬を行い、あるいは、1つの真空槽で精錬を行っている間は他の真空槽で次の精練の準備を行うなどして、連続的に精錬を行うことが可能であるため、生産性及び精錬の効率を高めることができるようになっている。
しかしながら、上記スイベルジョイントを用いた場合、該スイベルジョイントを回転駆動させて切換ダクトや中間ダクトの位置や方向を変更させる手段や位置制御手段、あるいは真空槽側ダクトの先端と中間ダクト先端のスイベルジョイントとを接離させる強力な駆動手段及びその制御手段等が必要であるため、装置全体が複雑になるという欠点があった。
そのため、シール部材が損傷・破損したスイベルジョイントを取り外して別途用意した予備のスイベルジョイントに交換する必要があり、その交換のために操業を長時間中止しなければならないことから、メンテナンスに時間がかかって生産効率が大きく損なわれるという問題があった。
また、この場合、上記連結ダクトの昇降手段は、上記台車上に設けられた架台と、一端側がダクト本体部に取付けられて、該ダクト本体部を架台に吊り下げるワイヤーと、該ワイヤーを長さ方向に移動させるアクチュエータとを備え、該アクチュエータの駆動によってワイヤーを長さ方向に移動させることによりダクト本体部が昇降される構成であるものとすることができる。
あるいは、上記連結ダクトの昇降手段は、上記ダクト本体部から外方に張り出した梁部材と、上記台車上に配設されて、ピストンロッドの上下動により該梁部材を昇降させるアクチュエータとを有しているものとしてもよい。
また、本発明においては、上記シール部材は、内部に圧縮流体を供給することにより上方に膨出自在である環形のチューブ状に形成されているものとすることができる。
この場合において、上記フランジ部は、該フランジ部を冷却する冷却手段が設けられているものとすることができる。
また、上記連結ダクトのフランジ部は、真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの各フランジ部の上面に異物除去用の圧縮流体を吹き付ける流体噴射手段を備えているものとすることが好ましい。
また、上記シール部材は、上記ダクト本体部の下方向きの端部と、真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの上方向きの先端部とのうち、少なくとも一方の開口周縁に取付けられているため、スイベルジョイントに比べてシール部材の交換を容易且つ短時間で行うことができ、これにより、そのメンテナンスのために長時間操業を停止する必要がなく、生産効率を大きく損なうことが防止される。
さらに、上記真空排気装置側ダクト5と第1真空槽側ダクト3又は第2真空槽側ダクト4とを相互に連結させる連結ダクト6と、上記各真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5と連結ダクト6との間に介在させたシール部材7Aとを有している。
また、第1及び第2真空槽側ダクト3,4の各先端部8,9における開口の周縁には、外方に直角に張り出したフランジ部10,11がそれぞれ設けられていて、上記連結ダクト6と連結される上向きの連結面が形成された態様となっている。
なお、第1及び第2真空槽側ダクト3,4は、いずれも、途中にガスクーラー等の各種設備が介在されていると共に、その設備設置部分から先端側の部分が上方向きに延設されたものとなっており、その上方向きに延設された部分の上端部分が上記先端部8,9を構成している。
一方、上記真空排気装置側ダクト5は、基端部が上記真空排気装置に連結され、先端部12に上方向きの開口が開設されたもので、該開口の周縁には、外方に直角に張り出したフランジ部13が設けられ、上記連結ダクト6と連結される上向きの連結面が形成された構成となっている。
なお、この実施の形態の真空排気装置側ダクト5は、図1及び図2に示すように、途中で上方に折れ曲がり、そこから先端部12までが上方向きに延設された態様となっている。さらに、先端部12の開口は、上記第1真空槽側ダクト3及び第2真空槽側ダクト4の各開口の内径とほぼ同じ大きさに形成され、フランジ部13の形状及び大きさもほぼ同じとなっている。
さらに、この真空排気装置側ダクト5の先端部12は、第1及び第2真空槽側ダクト3,4の各先端部8,9の間の空間の中央に配置されていて、第1真空槽側ダクト3との間の間隔と第2真空槽側ダクト4との間の間隔が等間隔となるように配設されている。
なお、この実施の形態においては、両端部16,16の各開口は、上記真空排気装置側ダクト5、第1及び第2真空槽側ダクト3,4の各開口の内径とほぼ同じ大きさに形成されていて、フランジ部18,18も、これらの真空排気装置側ダクト5、第1及び第2真空槽側ダクト3,4のフランジ部10,11,13とほぼ同じ形状となっている。
上記一対のレール19,19は、上記真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクトの5先端部8,9,12の高さとほぼ同じ高さにこれらの先端部8,9,12を挟むように設けられた水平且つ相互に平行な一対の架構梁21,21上に固定されている。
一方、上記台車20は、上記ダクト本体部14及び昇降手段17を一体的且つ水平に移動させる略矩形状の台車本体20aと、該台車本体20aに取付けられて上記一対のレール上19,19を転がる複数の車輪20bとを有している。なお、上記台車本体20aは、上記ダクト本体部14の両端部16,16が位置する部分が中空となっており、該ダクト本体部14の真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5との連結を阻害しないように構成されている。
また、上記各流体圧シリンダ24,24は、上記台車本体20a上におけるレール19,19に沿う側端部にそれぞれ配設されたもので、シリンダチューブ内のピストンの駆動により上下方向に移動するピストンロッド24aを備えている。そして、各流体圧シリンダ24,24のピストンロッド24a,24aの先端部には、上記ワイヤー23,23におけるダクト本体部14との取付側とは反対の端側がそれぞれ固定されていて、ピストンロッド24a,24aが上下方向に移動することによりワイヤー23,23を長さ方向に移動させるようになっている。
そして、上記2つの流体圧シリンダ24,24の両ピストンロッド24a,24aを同時に下降させることにより、これらのワイヤー23,23がダクト本体部14を引っ張り上げ、水平状態を保ったまま上昇させる。逆に、両ピストンロッド24a,24aを同時に上昇させることにより、これらのワイヤー23,23が逆方向に移動し、ダクト本体部14を水平状態を維持させながら下降させる。
具体的に、これらの蓋部材27,27は、上記第1真空槽側ダクト3と第2真空槽側ダクト4の先端部8,9の開口を覆うことができる大きさに形成された円板状のもので、上記ダクト本体部14から該ダクト本体部14の軸線方向(レール19,19と平行な方向)に突出する一対の梁部材28,28からワイヤー等の線材29によってそれぞれ吊り下げられている。
なお、上記蓋部材27は、下面が上記ダクト本体部14の両端部16,16の連結面と同じ高さとなるように設定されていて、上記昇降部材17によるダクト本体部14の昇降に伴って、閉塞対象となる第1真空槽側ダクト3又は第2真空槽側ダクト4の先端部8,9の各連結面に離接するようになっている。
上述のように真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の側にシール部材7Aを取付けたのは、これらの真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の各先端部8,9,12の連結面がすべて上方向きであるためで、これにより、シール部材7Aの状況を目視で簡単に確認することが可能となるだけでなく、交換作業も非常に容易となる。
そして、図5に示すように、連結ダクト6を、水平移動手段15により、ダクト本体部14が第2真空槽側ダクト4及び真空排気装置側ダクト5と連結される位置(図5の場合、ダクト本体部14の左側の端部16が真空排気装置側ダクト5に、右側の端部16が第2真空槽側ダクト4にそれぞれ連結される位置)に水平移動させる。その後、昇降手段17によってダクト本体部14を降下させて、該ダクト本体部14の両端部16,16と第2真空槽側ダクト4及び真空排気装置側ダクト5の先端部9,12とを連結させることにより、これら第2真空槽側ダクト4と真空排気装置側ダクト5とを連結ダクト6を介して連通させ、再び操業を開始する。なお、その際、第1真空槽側ダクト3の先端部8の開口は蓋部材27によって閉塞される。
なお、図7及び図8においては、上記昇降手段以外の部分は、基本的に上述の実施の形態と同じ構成、同じ作用効果であるため、同様の符号を付して説明は省略する。
上記複数の梁部材31は、いずれも基端側がダクト本体部14に取付けられて、すべて同じ高さで且つ水平に延設されている。図7及び図8に示すものの場合、4本の梁部材31を用いており、ダクト本体部14の軸線を中心として、両面側(図7の場合の左右両側、図8の場合の正面側および背面側)に2本ずつ、相互に対称となる位置に配置している。また、上記各梁部材31は、ダクト本体部14の軸線に沿う方向に延びる一対のフレームを備えた支持台33上に取付けられており、各梁部材30はこの支持台33を介して流体圧シリンダ32の鉛直方向の駆動力が伝達されるようになっている。
また、上記2本の真空排気装置側ダクト41,42は、真空排気装置37に連結された単一のダクト43を2本に分岐させることにより形成されていて、各真空排気装置側ダクト41,42の基端側には、各真空排気装置側ダクト41,42内における真空排気装置37側の空間と外気とを遮断する第1及び第2遮断弁44,45がそれぞれ設けられている。
なお、これ以外の各真空排気装置側ダクトの構成、及び真空槽側ダクトの構成は、基本的に上記実施の形態とほぼ同じ構成であり、同様の作用効果を有していることから、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
さらに、上記実施の形態では、真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の各フランジ部10,11,13の連結面上に、Oリング状のシール部材7Aを1つ取付けたものとしているが、図10に示すよう、大小異なる径のOリング状のシール部材7B,7Cを用い、小径のシール部材7Cをダクトの開口周縁を取囲む位置に、大径のシール部材7Bを小径のシール部材7Cの外側の位置にそれぞれ配置するようにしてもよい。これにより、開口周縁の小径のシール部材7Cが損傷したとしても大径のシール部材7Bが機能するため、より確実に気密性が確保される。
具体的に、図11のシール部材7Dは、耐熱性に優れたゴムで形成されたもので、真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の各フランジ部10,11,13の連結面上に各ダクトの開口を囲むように設けられた凹状の設置溝46内に収容されている。そして、その設置溝46の溝底側に設けられた供給管47を通じて内部に圧縮流体(例えば圧縮エア)が供給されることにより上方(高さ方向)に膨張して断面略矩形枠状となり、上部側が設置溝46の上面開口から膨出する。これにより、このシール部材7Dが、真空槽側ダクト3,4又は真空排気装置側ダクト5の各フランジ部10,11,13上に載置されたダクト本体部14のフランジ部18の連結面に対して、弾性的に圧接して密着する構成となっている。
このような構成とすることにより、連結ダクト6のダクト本体部14や、真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の各据付精度、あるいは熱の影響によって各フランジ部10,11,13,18が変形した場合等、各フランジ部の連結面の高さに誤差が生じた場合であっても、シール部材7Dを膨張させることによって連結面の高さの誤差が解消されるため、ダクト本体部14の連結面と真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の連結面との間を安定的且つ確実にシールすることができる。
これにより、各フランジ部10,11,13,18の連結面の高さの誤差を柔軟且つ適切に解消することができる上、シール性の一層の向上を図ることができ、しかも、いずれかのシール部材7B〜7Cが損傷したとしても、他のシール部材が確実に機能するため、より安定的に且つ確実に気密性を確保することができる。さらには、仮にチューブ状のシール部材7Dが損傷して膨張用の圧縮流体が漏れたとしても、ダクト本体部14の連結面と真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の各連結面とが連結している際には、その膨張用の圧縮流体が大小のOリング状のシール部材7B,7Cによってダクト内外に漏出することが防がれる。
具体的に、図13に示す流体噴射手段48は、ダクト本体部14のフランジ部18の上面側に圧縮流体を流通させる圧縮流体用流路48aに設けると共に、フランジ部18に該フランジ部18の下面から下方に向けて圧縮流体を噴射する噴射ノズル48bを設けたものとなっている。なお、図13においては、図12に示すものと同じ構成のチューブ状のシール部材7D(設置溝46、供給管47も同じ構成)、及び大小径のO状のシール部材7B,7Cを採用している。
上記流体噴射手段48を設けたことにより、溶鋼の二次精錬操業中に真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の各フランジ部10,11,13の連結面、特にシール部材7B〜7Dに付着、堆積した粉塵を圧縮エア等の圧縮流体によって吹き飛ばすことができるため、ダクト本体部14のフランジ部18の連結面と真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5の各フランジ部10,11,13の連結面の安定的な連結、及びシール部材による確実な気密性を維持することができる。
上記冷却手段49としては、冷却水を通水した水冷パイプや容器等を用いることができ、図13に示すものの場合、この冷却手段49は、ダクト本体部14は、フランジ部18の上面のダクト側に、真空槽側ダクト3,4及び真空排気装置側ダクト5は、各フランジ部10,11,13,18の下面のダクト側に設けられて、ダクトからの熱が各フランジ部の外方側に伝熱されるのを抑えられるような配置としている。
2 :第2真空槽
3 :第1真空槽側ダクト
4 :第2真空槽側ダクト
5 :真空排気装置側ダクト
6 :連結ダクト
7A〜7D :シール部材
8 :第1真空槽側ダクトの先端部
9 :第2真空槽側ダクトの先端部
10:第1真空槽側ダクトのフランジ部
11:第2真空槽側ダクトのフランジ部
12:真空排気装置側ダクトの先端部
13:真空排気装置側ダクトのフランジ部
14:ダクト本体部
15:水平移動手段
16:ダクト本体部の端部
17:昇降手段
18:ダクト本体部のフランジ部
20:台車
27:蓋部材
48:流体噴射手段
49:冷却手段
Claims (9)
- 複数の真空槽と、各真空槽に配設され、基端側が該真空槽に連結された真空槽側ダクトと、上記真空槽内の溶鋼の脱ガス処理を行う真空排気装置と、各真空槽側ダクトの間の空間に配設され、基端側が該真空排気装置に取付けられた真空排気装置側ダクトと、選択された1つの真空排気装置側ダクト及び該真空排気装置側ダクトに隣接する1つの真空槽側ダクトを相互に連結させる連結ダクトと、上記真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトと連結ダクトとの間に介在させたシール部材とを有し、
上記真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトは、各先端部に上方向きの開口が開設されていると共に、これらの各先端部はいずれも同じ高さ且つ等間隔となるようにそれぞれ配設され、
上記連結ダクトは、一端部が真空排気装置側ダクトの先端部に、他端部が該真空排気装置側ダクトに隣接する真空槽側ダクトの先端部にそれぞれ気密に連結される、下方向きの開口が形成された逆U字形のダクト本体部と、該ダクト本体部を、選択された真空排気装置側ダクト及び真空槽側ダクトとの連結位置に水平に移動させる水平移動手段と、上記ダクト本体部を鉛直に昇降させて、該ダクト本体部の両端部と上記真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの各先端部とを離接させる昇降手段とを備え、
上記シール部材は、上記ダクト本体部の端部と、上記真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの先端部とのうち、少なくとも一方に開口を取り囲むように取付けられ、
上記真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの各先端部は直列に配設されていて、上記連結ダクトの水平移動手段は、上記ダクト本体部をこれら真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの各先端部の配設方向に沿って直線的に移動させ、
上記連結ダクトは、連結対象となっていない真空槽側ダクトの先端部の開口を閉塞する蓋部材を有し、
上記蓋部材は、上記真空槽側ダクト及び上記真空排気装置側ダクトの各先端部と同じ高さとなるように、上記ダクト本体部から該ダクト本体部の軸方向に突出する一対の梁部材に取り付けられていることを特徴とする溶鋼の二次精錬装置。 - 上記連結ダクトの水平移動手段は、真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの各先端部の配設方向に延びるレールと、該レール上を移動する台車とを備え、該台車上に上記ダクト本体部及び昇降手段が配設されていることを特徴とする請求項1の溶鋼の二次精錬装置。
- 上記レールは、上記真空槽側ダクト及び上記真空排気装置側ダクトの先端部の高さとほぼ同じ高さにこれらの先端部を挟むように設けられていることを特徴とする請求項2の溶鋼の二次精錬装置。
- 上記連結ダクトの昇降手段は、上記台車上に設けられた架台と、一端側がダクト本体部に取付けられて、該ダクト本体部を架台に吊り下げるワイヤーと、該ワイヤーを長さ方向に移動させるアクチュエータとを備え、該アクチュエータの駆動によってワイヤーを長さ方向に移動させることによりダクト本体部が昇降される構成であることを特徴とする請求項2に記載の溶鋼の二次精錬装置。
- 上記連結ダクトの昇降手段は、上記ダクト本体部から外方に張り出した梁部材と、上記台車上に配設されて、ピストンロッドの上下動により該梁部材を昇降させるアクチュエータとを有していることを特徴とする請求項2に記載の溶鋼の二次精錬装置。
- 上記シール部材は、内部に圧縮流体を供給することにより上方に膨出自在である環形のチューブ状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の溶鋼の二次精錬装置。
- 上記真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの各先端部、並びに連結ダクトのダクト本体部の両端部には、外方に張り出したフランジ部がそれぞれ形成されていて、上記シール部材は、該フランジ部における開口周縁に配設されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の溶鋼の二次精錬装置。
- 上記フランジ部は、該フランジ部を冷却する冷却手段が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の溶鋼の二次精錬装置。
- 上記連結ダクトのフランジ部は、真空槽側ダクト及び真空排気装置側ダクトの各フランジ部の上面に異物除去用の圧縮流体を吹き付ける流体噴射手段を備えていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の溶鋼の二次精錬装置。
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